JPH0420073B2 - - Google Patents

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JPH0420073B2
JPH0420073B2 JP59154105A JP15410584A JPH0420073B2 JP H0420073 B2 JPH0420073 B2 JP H0420073B2 JP 59154105 A JP59154105 A JP 59154105A JP 15410584 A JP15410584 A JP 15410584A JP H0420073 B2 JPH0420073 B2 JP H0420073B2
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JP
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door
sliding door
switch
motor
closing
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JP59154105A
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JPS6136480A (ja
Inventor
Jun Yamagishi
Hiromitsu Nishikawa
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Ohi Seisakusho Co Ltd
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Ohi Seisakusho Co Ltd
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Priority to GB08518430A priority patent/GB2164090B/en
Priority to US06/759,088 priority patent/US4640050A/en
Priority to DE19853526761 priority patent/DE3526761A1/de
Publication of JPS6136480A publication Critical patent/JPS6136480A/ja
Publication of JPH0420073B2 publication Critical patent/JPH0420073B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車等のスライドドアを自動的に
開閉させる装置、特に、スライドドアの移動を電
気的に制御する制御装置に関する。
(従来の技術) 車両用スライドドアの自動開閉装置としては、
たとえば、本願出願人が既に出願している特願昭
58−200023号(特開昭60−92925号)あるいは実
願昭58−81173号(実開昭59−186379号)の明細
書中に記載されているようなものがある。
本発明は、これらの明細書に開示されている車
両のスライドドアの自動開閉装置を更に改良した
ものである。
(発明が解決しようとする問題点) 従来のワイヤ駆動式の車両用スライドドアの自
動開閉装置においては、あまり強力なモータ等の
駆動手段により、スライドドアを開閉させると、
万一スライドドアと車体との間に、人体や荷物等
が挾み込まれた場合、それらを負傷させたり破損
したりするおそれがある。
逆に低出力の駆動手段によると、スライドドア
が全閉位置の直前まで閉まりかけたとき、スライ
ドドアに、ウエザーストリツプによる反力や、ド
アロツクにストライカがかみ合うときの反力等が
作用し、完全に閉まりきらない等のおそれがあ
る。
そのため、本出願人は、実願昭58−81173号の
明細書に記載のような摩擦式の電磁クラツチにお
いて、伝達トルクを強弱2段階に切換可能のもの
を開発した。
ところが摩擦式クラツチを用いた場合、駆動用
のモータとクラツチとを同時に作動させることが
でき、その制御回路を単純にすることができる利
点がある反面、扉全閉時強力な力を伝達するため
に電磁クラツチに大きな吸引力を必要とし、クラ
ツチが大型化する問題があり、また長期に亘つて
使用すると摩擦係数が低下し、閉扉力が落るとい
う問題があつた。
(問題点を解決するための手段) 本発明においては、車両の適所に設けられた正
逆回転可能なモータに、電磁かみ合いクラツチを
連結し、該モータ及び電磁かみ合いクラツチを作
動させることにより、スライドドアを全閉位置と
全開位置との間を移動させるようにした車両用ス
ライドドアの自動開閉装置における制御装置であ
つて、前記電磁かみ合いクラツチの連結作動より
も遅れて前記モータが作動するようにした遅延回
路を扉の開閉を制御する電気回路中に設けてい
る。
また、本発明においては、以上の構成要素の他
に、さらに、スライドドアが全開位置から全閉位
置までの適宜の中間位置に達したとき作動するス
イツチと、該スイツチの作動によりモータへの通
電を短時間停止する回路とを、扉の開閉を制御す
る電気回路中に設けることにより、安全性の向上
を計つている。
(作用) 本発明の装置においては、開扉スイツチを作動
させると、電磁かみ合いクラツチに通電され、次
に若干遅れてモータに通電され、モータの回転力
がスライドドアに伝達され、スライドドアは全閉
位置から全開位置に向けて開かれる。
スライドドアが全開位置にある状態から、閉扉
スイツチを作動させると、上述の場合と同様に、
クラツチ、モータの順で作動させられ、開扉時同
様に、モータの回転力がスライドドアに伝達さ
れ、スライドドアは全閉位置まで閉じられる。
閉扉時一時停止スイツチを設けた場合には、閉
扉スイツチの作動により、スライドドアが全開位
置から全閉位置に向けて移動させられている途中
において、閉扉時一時停止スイツチが作動し、モ
ータへの通電が停止され、スライドドアは一定短
時間だけその中間位置で停止させられ、安全確認
のための時間的余裕が与えられる。
閉扉時一時停止スイツチの作動後、一定短時間
が経過すると、スライドドアは、前述の作用と同
様に、全閉位置まで移動させられる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を、添付図面に基づい
て説明する。
1は自動車の車体、2はスライドドアである。
車体1の側面下部には、前端が車体1の内方に
向けて若干湾曲する前後方向をなすチヤンネル状
のロアレール3が固着され、このロアレール3内
には、スライドドア2の内面下部に取付けられた
ロアローラ装置4が摺動可能に嵌合している。
車体1の側面後部における中位部には、前後方
向をなすチヤンネル状のウエストレール5が固着
され、このウエストレール5内には、スライドド
ア2の後端中位部に取付けられたウエストローラ
装置6が摺動可能に嵌合している。
また、図示を省略してあるが、車体1の側面上
部には、ロアレール3と上下に対をなすようにア
ツパーレールが固着され、このアツパーレールに
は、スライドドア2の内面上部に取付けられたア
ツパーローラ装置(図示略)が摺動可能に嵌合し
ている。
しかして、スライドドア2は、ロアローラ装置
4、ウエストローラ装置6及びアツパーローラ装
置が、それぞれロアレール3、ウエストレール5
及びアツパーレールに沿つて摺動することによ
り、第1図に想像線で示す全閉位置Xから、若干
車体1の外側方に出て、そのまま後方に平行移動
した、第1図に想像線で示す全開位置Yまで開い
たり、その逆方向に閉じたりし得るようになつて
いる。
この実施例の車両用スライドドアの自動開閉装
置は、ドア移動装置Aと、操作装置Bと、ドアロ
ツク解除装置Cと、制御装置Dとの4つの主要部
からなつており、以下その各部について詳細に説
明する。
ドア移動装置 A このドア移動装置Aは、スライドドア2を、全
閉位置Xから全開位置Yへ、またはその逆方向
へ、直接移動させるためのもので、車体1のフロ
アの下面に取付けられた正逆回転可能なモータ7
及び電磁かみ合い式クラツチ内蔵の減速装置8を
備えている。
第1図乃至第3図に示すように、減速装置8
は、ケース9内に軸承された上下方向を向く回転
軸10にキー11結合されたウオームホイール1
2と、このウオームホイール12と噛合するとと
もに、モータ7の回転軸7aに連結されたウオー
ム13とを備えている。
ウオームホイール12における上端より下端近
傍にかけて形成された環状の空隙部12aには、
ケース9に固定された1次コイル14と2次コイ
ル15とが、挿入されている。
ケース9の下面より垂下する回転軸10の下半
部には、巻取りドラム16が相対回転自在に外嵌
されており、この巻取りドラム16の上端には、
スプライン結合により、回転軸10の軸線方向に
相対移動可能であるが、巻取りドラム16と相対
回転不能なように、アーマチユア17が取付けら
れている。
このアーマチユア17の上面とウオームホイー
ル12の下面との対向面には、回転軸10と同心
円周上に、互いに噛合可能な歯17a,12bが
それぞれ設けられている。
18は、アーマチユア17をウオームホイール
12から引き離すためのレリーズプランジヤ、1
9は、アーマチユア17を巻取りドラム16側に
引張つておくための引張りばね、20は、巻取り
ドラム16を覆うカバーである。
かくして、ロータとなるウオームホイール12
と、励磁コイルとなる1次コイル14及び2次コ
イル15と、アーマチユア17とにより、電磁か
み合い式のクラツチ21が形成され、1次コイル
14のみに通電されたときは、比較的弱い力で、
アーマチユア17の歯17aとウオームホイール
12の歯12bとが互いにかみ合わされて、モー
タ7の回転力を巻取りドラム16に伝達し、1次
コイル14と2次コイル15との両方に通電され
たときには、さらに強い力で両歯17a,12b
をかみ合わせ、巻取りドラム16への力の伝達力
を増大し得るようになつている。
巻取りドラム16には、2本のワイヤ22,2
3が止着され、両ワイヤ22,23は、巻取りド
ラム16の外周を互いに逆向きに巻回した後、前
後方向に引き出されている。
第4図及び第5図に示すように、巻取りドラム
16より前方に引き出されたワイヤ22は、車体
1のフロアの下面に、上下方向の軸24をもつて
枢着されたガイドプーリ25に掛け回された後、
後方に向かい、その端末は、スライドドア2に固
着されたブラケツト26における車体1の中心方
向を向く先端部後縁に止着されている。
また、巻取りドラム16より後方に引き出され
たワイヤ23は、可撓性のアウターチユーブ27
内を通つた後、ロアレール3の後端部に固着され
た前後方向を向く硬質の案内管28より前方に引
き出され、ロアレール3とほぼ平行をなした後、
ブラケツト26の先端部でワイヤ22と交差し、
その端末は、ブラケツト26の先端部前縁に係止
されている。
このワイヤ23の端末とブラケツト26との間
には、ワイヤ23の緩みを取るための引張りばね
29が張設されている。
30は、ロアーレール3における直線部3aと
前部の湾曲部3bとの間の屈曲部3cにおいて、
両ワイヤ22,23を常にロアーレール3とほぼ
平行となるように滑らかに案内するガイド片で、
中央部が、車体1のフロアの下面より垂下するブ
ラケツト31に止着されされるとともに、曲率の
大きな円弧状の弾性撓曲可能な両側端部をワイヤ
22,23に側方より圧接させることにより、ロ
アーレール3の湾曲によるワイヤ回送路長の長さ
の変化に伴うワイヤ22,23のたるみを取るこ
とができるようになつている。
なお、ブラケツト26は、ロアローラ装置4の
一部をなすもので、そのブラケツト26に、下向
きコ字状断面のロアレール3に係合する水平ロー
ラ32と、ロアレール3のさらに下方に支持され
た底板33上に転動する垂直ローラ34とが軸支
されて、ロアローラ装置4が形成されている。
かくして、2本のワイヤ22,23は、ガイド
プーリ25、アウターチユーブ27、案内管2
8、及びガイド片30等により案内されて、実質
的に1本のループ状の無端ワイヤをなし、巻取り
ドラム16が、予め定められた一方向に回転する
ことにより、スライドドア2を全閉位置Xから全
開位置Yまで開いたり、又は巻取りドラム16が
逆方向に回転することにより、スライドドア2を
全開位置Yから全閉位置Xまで閉じたりすること
ができる。
なお、以下の説明においては、仮に、スライド
ドア2を開く際のモータ7及び巻取りドラム16
の回転方向及びワイヤ22,23の回走方向を正
転といい、それらの逆方向を逆転ということとす
る。
操作装置 B 操作装置Bは、車体1の運転席近傍に設けられ
た主操作装置B1と、車体1におけるスライドド
ア2の内側近傍に設けられた副操作装置B2とか
らなつている。
主操作装置B1は、特願昭58−200023号の明細
書に開示されている操作装置とほぼ同様の構成を
なしており、車体1に固着された基板35に、軸
36をもつて操作ハンドル37を枢着することに
より、この操作ハンドル37が、第1図に示すよ
うに、ほぼ水平をなす中立位置から、先端が若干
上方を向く開扉操作位置と、先端が若干下方を向
く閉扉操作位置とに移動可能とし、かつこの操作
ハンドル37を常時中立位置に復帰するように適
宜のばね(図示略)をもつて付勢し、操作ハンド
ル37を、開扉操作位置に移動させることによ
り、ドア移動装置Aにおけるモータ7を正転させ
るための開扉スイツチ38を作動させ、また操作
ハンドル37を閉扉操作位置に移動させることに
より、モータ7を逆転させるための閉扉スイツチ
39を作動させるようになつている。
この主操作装置B1のより詳細な内容について
は、上掲特願昭58−200023号の明細書を参照され
たい。
第1図及び第6図に示すように、副操作装置B
2は、車体1の上述のような位置に固着されたボ
ツクス40と、そのボツクス40に設けられたド
ア側閉扉スイツチ41と、同じく閉扉時緊急逆移
動スイツチ42とからなつている。
閉扉時緊急逆移動スイツチ42は、スライドド
ア2が全閉位置に向かつて移動している途中にお
いて、危険を感じたとき、このスイツチを押すこ
とにより、その途中の位置からスライドドア2を
全開位置まで開かせるようにしたものである。
上述の各スイツチの作用については、制御装置
Dとともに後述する。
ドアロツク解除装置 C ドアロツク解除装置Cは、スライドドア2が全
閉位置Xにある状態で、操作ハンドル37を中立
位置から開扉操作位置まで移動する際の、開扉操
作位置に達する以前に、スライドドア2に設けら
れた公知のドアロツク43と、車体1側に設けら
れたストライカ(図示略)との係合を解除するよ
うに、操作ハンドル37とドアロツク43とを連
係するためのもので、ロアレール3の前端近傍に
おける車体1のフロア下面に、上下方向の軸44
をもつて中間部を枢着された押動レバー45と、
スライドドア2が全閉位置Xまで閉つたとき、押
動レバー45の先端部上面に突設されたピン46
に先端部が当接可能な位置となるように、スライ
ドドア2側におけるブラケツト26の下面に、上
下方向の軸47をもつて中間部を枢着された従動
レバー48とを備えている。
押動レバー45の基端部と、操作ハンドル37
とは、操作ハンドル37が中立位置から開扉操作
位置に達する以前に、押動レバー45が所要角度
回転させられるように、可撓性のアウターチユー
ブ49内を挿通するワイヤ50により、互いに連
結されている。
アウターチユーブ49の両端部は、押動レバー
45及び操作ハンドル37に近接した車体1の適
所にそれぞれ止着され、ワイヤ50を案内してい
る。
従動レバー48は、アウターチユーブ51内を
挿通するワイヤ52と、スライドドア2内に水平
な軸53をもつて枢着された中間レバー54と、
ロツド55とを順次介して、ドアロツク43にお
ける解除レバー43aに連係され、従動レバー4
8が、押動レバー45のピン46により、所要角
度回動させられることにより、解除レバー43a
がドアロツク43とストライカとの係合を解除す
るまで移動させられるようになつている。
なお、ワイヤ52と中間レバー54とは、適宜
の遊びをもつて互いに連結されており、中間レバ
ー54が、ロツド56を介して連結された手動操
作用の中央操作機構57の作動により回動させら
れたとき、ワイヤ52を介して、従動レバー48
が従動させられないようにしてある。
中央操作機構57は、本発明には直接関係しな
いので、その詳細な説明は省略する。
かくして、ドアロツク解除装置Cにより、操作
ハンドル37を、中立位置から開扉操作位置まで
移動させる途中において、すなわち、開扉スイツ
チ38を作動させる以前に、ドアロツク43を解
除することができる。
制御装置 D 制御装置Dは、スライドドア2の開閉移動を電
気的に制御するための装置で、その電気回路の一
例を第7図に示す。
この回路図は、TTL又はCMOSのロジツク素
子を用いたロジツク回路図である。
この中で、主要な素子及び回路について説明す
ると、58はヒユーズ、59はメインスイツチ、
60は全開ストツプスイツチで、これは、機械的
には、第4図に明示するように、ロアレール3の
後端部に設けられ、スライドドア2が全開位置Y
に達したときに、スライドドア2のブラケツト2
6に当接して作動させられるようにしたリミツト
スイツチにより構成されている。
38は、操作ハンドル37を開扉操作位置とし
たときに作動させられる上述の開扉スイツチ38
を電気的に示したものである。
61は、運転席近傍、又は整備作業者が調整し
得る制御ボツクス(図示略)内等に設けられ、こ
のスイツチをオン(ON)とすることにより、開
扉スイツチ38を、瞬間的に閉じるだけで、スラ
イドドア2が全開位置Yまで連続的に開き、この
スイツチをオフ(OFF)とすることにより、開
扉スイツチ38が閉じているときだけ、モータ7
が正転してスライドドア2が開き、スライドドア
2の開扉移動途中に、操作ハンドル37を中立位
置に戻して、開扉スイツチ38が開くと、即座に
モータ37が停止して、スライドドア2がその場
で停止するように、開扉スイツチ38の作動態様
を切換えるための開扉モード切換スイツチであ
る。
この開扉モード切換スイツチ61をオン
(ON)にしたとき、開扉スイツチ38を、スラ
イドドア2が全開位置Yに達するまでの間自己保
持するために、開扉時自己保持回路62が設けら
れている。
39は、操作ハンドル37を閉扉操作位置とし
たときに作動させられる上述の閉扉スイツチ39
を電気的に示したもので、この閉扉スイツチ39
を閉じている間だけ、モータ7が逆転し、スライ
ドドア2の閉扉移動途中で、この閉扉スイツチ3
9を開くと、モータ37が停止して、スライドド
ア2はその場所で停止するようになつている。
41は、上述の副操作装置B2におけるドア側
閉扉スイツチで、このドア側閉扉スイツチ41
は、瞬間的に閉じるだけで、スライドドア2が全
閉位置Xに達するまで、閉扉時自己保持回路63
により自己保持されるようになつている。
したがつて、車内の荷物を取り出して自動車か
ら離れる場合等に、このドア側閉扉スイツチ41
を降車しながら又は車外から瞬間的に押すことに
より、荷物を手に持つたままスライドドア2を閉
じることができる。
なお、このドア側閉扉スイツチ41の作動によ
り、スライドドア2を閉じる場合、閉扉スイツチ
39の作動による場合と同様に、後述するよう
に、スライドドア2は途中で一定時間停止し、そ
の後引き続いて全閉位置Yまで閉じる。
64は全閉ストツプスイツチで、これは、機械
的には、第4図に明示するように、ロアレール3
の前端部に設けられ、スライドドア2が全閉位置
Xに達したときに、スライドドア2のブラケツト
26に当接して作動させられるようにしたリミツ
トスイツチにより構成されている。
65は閉扉時一時停止スイツチで、これは機械
的には、第1図及び第4図に明示するように、ロ
アレール3の中間位置に設けられたリミツトスイ
ツチにより構成され、スライドドア2の全開位置
Yから全閉位置Xまでの移動途中において、ロア
レール3の中間位置に上下方向の軸66をもつて
枢着された作動片67に、ブラケツト26が当接
したときに、この作動片67により作動させら
れ、逆に、スライドドア2が全閉位置Xから全開
位置Yに向けて移動する際には、ブラケツト26
に作動片67が当接しても作動させられない一方
向作動スイツチ機構となつている。
この閉扉時一時停止スイツチ65が閉じると、
タイマー回路68により設定された一定短時間、
例えば1秒程度、モータ7のみが一時的に停止す
るようになつている。なお、この場合、クラツチ
21は接続状態にあり、減速装置8側とスライド
ドア2とは接続状態が維持され、たとえば登り坂
などでこの一時停止機構が作動しても、スライド
ドア2は妄りに後戻りするようなことはない。
69はトルクアツプスイツチで、これは、第4
図に明示するように、ロアレール3の前部に設け
られ、スライドドア2が、全開位置Y側から全閉
位置Xに達する直前において、スライドドア2の
ブラケツト26に当接して回動させられる作動片
70により作動させられ、クラツチ21における
1次コイル14の他に2次コイル15にも通電さ
せ、クラツチ21のトルクを増大させるためのも
のである。
42は、副操作装置B2に設けられた上述の閉
扉時緊急逆移動スイツチで、スライドドア2が閉
止方向に移動中に、乗降者が挾まれそうになつた
ような場合等に、このスイツチを押すことによ
り、それまで逆転していたモータ7の回転方向を
即座に正転方向に反転し、スライドドア2を閉扉
途中から全開位置Yまで逆戻りさせることができ
るようになつている。
R1は、モータ7を正転させるためのリレー、
r1はその接点、R2は、モータ7を逆転させる
ためのリレー、r2はその接点、R3は、クラツ
チ21における1次コイル14に通電させるため
のリレー、r3はその接点、及びR4は、クラツ
チ21における2次コイル15に通電させるため
のリレー、r4はその接点である。
71は、リレーR1への通電をリレーR3への
通電のタイミングより若干遅延させ、モータ7の
正転作動よりクラツチ21の作動を先行させるた
めの開扉時用の遅延回路、72は、リレーR2へ
の通電をリレーR3への通電のタイミングより若
干遅延させ、モータ7の逆転作動よりクラツチ2
1の作動を先行させるための閉扉時用の遅延回路
である。
次に、この実施例の装置の全体の作用及び取扱
いについて説明する。
スライドドア2が全閉位置Xに位置し、かつ操
作ハンドル37が中立位置となつているとき、全
開ストツプスイツチ60とトルクアツプスイツチ
69とのみが閉じ、開扉スイツチ38、閉扉スイ
ツチ39、ドア側閉扉スイツチ41、全閉ストツ
プスイツチ64、閉扉時一時停止スイツチ65及
び閉扉時緊急逆移動スイツチ42はいずれも開い
ている。
開扉モード切換スイツチ61は、オン(ON)、
オフ(OFF)いずれかに選択的に切換え可能で
あるが、ここでは(OFF)となつていることと
する。
このとき、いずれのリレーR1,R2,R3,
R4にも通電されず、したがつて、モータ7及び
クラツチ21にも通電されていない。
この状態では、手動操作により、スライドドア
2を、自動開閉装置を設けない自動車の場合とほ
ぼ同様に開閉することができる。
ただ、この装置の場合、スライドドア2の開閉
動作に連動して、ワイヤ22,23が正逆回走
し、かつ巻取りドラム16が正逆回転するが、他
の装置はクラツチ21により連係が断たれている
ので、スライドドア2は円滑に開閉できる。
この状態から、メインスイツチ59を入れて、
操作ハンドル37を開扉操作位置まで回動させる
と、まずドアロツク解除装置Cにより、ドアロツ
ク43とストライカとの係合が解除された後、開
扉スイツチ38が閉じる。
すると、リレーR3に通電され、接点r3が閉
じ、クラツチ21の一次コイル14に通電された
後、わずかの遅延時間後に、リレーR1に通電さ
れ、接点r1が閉じ、モータ7が正転させられ、
スライドドア2は全閉位置Xから全開位置Yまで
移動する。
スライドドア2が全閉位置Xからわずかに全開
位置Y寄りに移動したとき、全閉ストツプスイツ
チ64が閉じ、そこからさらに前閉位置Y寄りに
若干移動したとき、トルクアツプスイツチ69が
開くが、これらの作動は、いずれもスライドドア
2の動作には影響しない。
スライドドア2の全閉位置Xから全開位置Yま
での中間位置において、ブラケツト26に作動片
67が当接し、作動片67が第4図における反時
計方向に回動させられるが、これによつて閉扉時
一時停止スイツチ65が作動させられることはな
い。
スライドドア2の全閉位置Xから全開位置Yま
での移動途中において、操作ハンドル37を中立
位置に戻し、開扉スイツチ38を開くと、開扉モ
ード切換スイツチ61がオフ(OFF)となつて
いるので、リレーR1,R3への通電が即座に停
止し、スライドドア2は移動途中において、その
場で停止する。
その後、再度操作ハンドル37を開扉操作位置
とし、開扉スイツチ38を再度閉じると、スライ
ドドア2は、停止前の状態と同一の状態で、全開
位置Yに向けて移動する。
開扉モード切換スイツチ61をオン(ON)と
しておいた場合には、開扉スイツチ38を開いて
も、開扉時自己保持回路62により自己保持され
て、スライドドア2は開扉動作を継続する。
スライドドア2が全開位置Yに達すると、全開
ストツプスイツチ60が開き、リレーR1,R3
への通電が停止され、モータ7は停止し、かつク
ラツチ21は離れ、スライドドア2はその位置で
停止する。
なお、この実施例においては、全開ストツプス
イツチ61の作動はパルス信号として送られ、リ
レーR1,R3への通電、不通電の状態を切換え
るように作用し、例えばスライドドア2が全開位
置Yに達してストツパ(図示略)等に当接し、そ
の反動でスライドドア2が若干後戻りして、全開
ストツプスイツチ60が再度閉じても、再度リレ
ーR1,R3に通電していわゆるチヤタリング現
像等を生じることはないようになつている。
スライドドア2が全開位置Yに達した後、操作
ハンドル37を中立位置に戻すと、制御回路Dは
休止状態となり、この状態では前述の場合と同様
に、手動操作により、スライドドア2を自由に閉
じたり、再度開いたりすることができる。
スライドドア2が全開位置Yにある状態で、操
作ハンドル37を閉扉操作位置まで回動させ、閉
扉スイツチ39を閉じると、リレーR3に通電さ
れ、クラツチ21の1次コイル14に通電された
後、リレーR2に通電され、モータ7が逆転させ
られて、スライドドア2は全閉位置Xに向けて移
動しはじめる。
スライドドア2が全開位置Yから離れると、全
開ストツプスイツチ60が閉じるが、スライドド
ア2の移動には影響しない。
スライドドア2が全開位置Yから全閉位置Xま
での中間位置に達すると、ブラケツト26に当接
した作動片67により、閉扉時一時停止スイツチ
65が閉じられ、タイマー回路68により設定さ
れた一定短時間だけリレーR2への通電が停止さ
せられ、スライドドア2はその間だけ途中で停止
する。
この間に、スライドドア2の前方に乗降者の人
体や荷物等がある場合には、それらを除いたり、
又は閉扉時緊急逆移動スイツチ42を押したりす
ることができる。
上述の一定時間が経過すると、リレーR2に再
度通電され、スライドドア2は再度全閉位置Xに
向けて移動させられる。
なお、スライドドア2の全閉位置X方向への移
動途中において、操作ハンドル37を中立位置ま
で戻し、閉扉スイツチ39を開くと、リレーR
2,R3への通電は停止され、スライドドア2は
その場で停止し、再度閉扉スイツチ39を閉じる
と、リレーR2,R3に通電され、スライドドア
2は全閉位置Xに向けて移動を継続する。
また、スライドドア2の全閉位置X方向への移
動途中において、閉扉時緊急逆移動スイツチ42
を閉じると、リレーR2への通電が停止され、逆
にリレーR1に通電されて、モータ7は正転し、
スライドドア2は、閉扉時緊急逆移動スイツチ4
2を押した時点から、全開位置Yに向けて移動さ
せられる。
スライドドア2が全閉位置Xに向けて移動して
いる際に、全閉位置Xの直前の位置に達すると、
ブラケツト26が作動片70に当接し、この作動
片70によりトルクアツプスイツチ69が閉じら
れる。
すると、それまで通電されていたリレーR2,
R3の他に、さらにリレーR4にも通電され、ク
ラツチ21の1次コイル14と2次コイル15の
両方に通電されて、強力なかみ合い力でモータ7
の回転力を巻取りドラム16に伝達することがで
き、スライドドア2を、ドアロツク43とストラ
イカとのかみ合い時の反力や、ウエザーストリツ
プによる反力等に抗して、全閉位置Xまで強力に
移動させることができる。
スライドドア2が全閉位置Xにすると、ブラケ
ツト26が全閉ストツプスイツチ64に当接し
て、これを開き、リレーR2,R3,R4への通
電が停止され、モータ7は停止し、かつクラツチ
21は離れ、スライドドア2はその位置で停止す
る。
この全閉ストツプスイツチ64の作動は、全開
ストツプスイツチ60の作動の場合と同様に、パ
ルス信号として送られ、スライドドア2の若干の
後戻りによるチヤタリング現象を生じることはな
い。
スライドドア2が全閉位置Xに達した後、操作
ハンドル37を中立位置に戻すと、制御回路Dは
休止状態となり、この状態では前述の場合と同様
に、手動操作により、スライドドア2を自由に開
いたり、再度閉じたりすることができる。
なお、以上のスライドドア2の閉扉作動は、閉
扉スイツチ39を閉じた場合のものであるが、ド
ア側閉扉スイツチ41を閉じた場合には、スライ
ドドア2の閉扉移動途中において、このドア側閉
扉スイツチ41から手を離しても、閉扉時自己保
持回路63により自己保持されるので、スライド
ドア2が移動途中で停止することなく(閉扉時一
時停止スイツチ65の作動による一時停止の場
合、及び閉扉時緊急逆移動スイツチ42を作動さ
せた場合を除く)、連続的に全閉位置Xに向けて
移動し続ける。
(発明の効果) 以上から明らかなように、本発明においては、
電磁クラツチをかみ合い式のものとし、かつクラ
ツチの連結作動よりも遅れてモータが作動するよ
うにした遅延回路を設けてあるので、わずかな吸
引力でクラツチを確実にかみ合わせて、大きな力
を伝達することができ、クラツチ全体、特にその
電磁コイルやかみ合い部分等を小型化することが
できるとともに、モータの回転時にクラツチをか
み合わせたときのような、クラツチのかみ合い部
分の破損等のおそれがなく、長期に亘つて、安定
して使用することができ、頗る便利である。
また、本発明においては、さらに閉扉時一時停
止スイツチと、その一時停止のための電気回路と
を設けることにより、閉扉時に、スライドドアに
挾まれそうになつた人体や荷物を危険な位置から
除いたり、又は安全装置を作動させる等のための
時間的な余裕を与えることができ、安全性をより
向上し得る利点がある。
(変形例) 上述の実施例において、第1図に示すように、
車体1のピラーの後面におけるスライドドア2の
前端面と対向する部分に、上下方向のバー73が
後方に向けて出没し得るようにしたり、又は帯状
の感圧スイツチ等からなる安全スイツチ74を設
け、この安全スイツチ74が作動することによ
り、モータ7及びクラツチ21の作動を停止させ
たり、又は閉扉作動中のスライドドア2を途中か
ら全開位置Yに向けて逆移動させるようにしても
よい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の装置を備える自動車の要部
の概略斜視図、第2図は、第1図の−線に沿
う縦断面図、第3図は、第2図の−線に沿う
横断平面図、第4図は、ロアレールと平行な水平
面で切断したワイヤ回走部分の横断平面図、第5
図は、第4図の−線矢視図、第6図は、副操
作装置の斜視図、第7図は、制御装置の電気回路
の一例を示すロジツク回路図である。 A…ドア移動装置、B…操作装置、B1…主操
作装置、B2…副操作装置、C…ドアロツク解除
装置、D…制御装置、X…全閉位置、Y…全開位
置、1…車体、2…スライドドア、3…ロアレー
ル、4…ロアローラ装置、7…モータ、8…減速
装置、14…1次コイル、15…2次コイル、1
6…巻取りドラム、21…クラツチ、22,23
…ワイヤ、26…ブラケツト、37…操作ハンド
ル、38…開扉スイツチ、39…閉扉スイツチ、
41…ドア側閉扉スイツチ、42…閉扉時緊急逆
移動スイツチ、43…ドアロツク、45…押動レ
バー、48…従動レバー、50,52…ワイヤ、
59…メインスイツチ、60…全開ストツプスイ
ツチ、61…開閉モード切換スイツチ、64…全
扉ストツプスイツチ、65…閉扉時一時停止スイ
ツチ、69…トルクアツプスイツチ、71,72
…遅延回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車両の適所に設けられた正逆回転可能なモー
    タに、電磁かみ合いクラツチを連結し、該モータ
    及び電磁かみ合いクラツチを作動させることによ
    り、スライドドアを、全閉位置と全開位置との間
    を移動させるようにした車両用スライドドアの自
    動開閉装置における制御装置であつて、 前記電磁かみ合いクラツチの連結作動よりも遅
    れて前記モータが作動するようにした遅延回路を
    扉の開閉を制御する電気回路中に設けたことを特
    徴とする車両用スライドドアの自動開閉装置にお
    ける制御装置。 2 車両の適所に設けられた正逆回転可能なモー
    タに、電磁かみ合いクラツチを連結し、該モータ
    及び電磁かみ合いクラツチを作動させることによ
    り、スライドドアを全閉位置と全開位置との間を
    移動させるようにした車両用スライドドアの自動
    開閉装置における制御装置であつて、 前記電磁かみ合いクラツチの連結作動よりも遅
    れて前記モータが作動するようにした遅延回路
    と、前記スライドドアが全開位置から全閉位置ま
    での適宜の中間位置に達したとき作動する一時停
    止用のスイツチと、該スイツチの作動により前記
    モータへの通電を短時間停止する回路とを、扉の
    開閉を制御する電気回路中に設けたことを特徴と
    する車両用スライドドアの自動開閉装置における
    制御装置。
JP15410584A 1984-07-26 1984-07-26 車両用スライドドアの自動開閉装置における制御装置 Granted JPS6136480A (ja)

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GB08518430A GB2164090B (en) 1984-07-26 1985-07-22 Automatic sliding door system for vehicles
US06/759,088 US4640050A (en) 1984-07-26 1985-07-25 Automatic sliding door system for vehicles
DE19853526761 DE3526761A1 (de) 1984-07-26 1985-07-26 Automatisches schiebetuersystem fuer fahrzeuge

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JPS6136480A JPS6136480A (ja) 1986-02-21
JPH0420073B2 true JPH0420073B2 (ja) 1992-03-31

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0613357Y2 (ja) * 1986-03-26 1994-04-06 株式会社大井製作所 自動車用スライドドアの開閉装置
JPS62155186U (ja) * 1986-03-26 1987-10-02
JPS62155187U (ja) * 1986-03-26 1987-10-02
JPS62187183U (ja) * 1986-05-21 1987-11-28
JPS63127584U (ja) * 1987-02-12 1988-08-22
JPH029291U (ja) * 1988-07-01 1990-01-22
JPH0749746B2 (ja) * 1990-06-29 1995-05-31 株式会社大井製作所 スライドドアの自動開閉装置

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