JPH0842219A - ドアの自動開閉操作装置 - Google Patents

ドアの自動開閉操作装置

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JPH0842219A
JPH0842219A JP17832194A JP17832194A JPH0842219A JP H0842219 A JPH0842219 A JP H0842219A JP 17832194 A JP17832194 A JP 17832194A JP 17832194 A JP17832194 A JP 17832194A JP H0842219 A JPH0842219 A JP H0842219A
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door
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closing
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Junichi Shimada
淳一 嶋田
Ryoji Shimura
良治 志村
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Ohi Seisakusho Co Ltd
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Ohi Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドアの緊急停止時に、操作スイッチの閉扉操
作を拒否することによって、挟み込みの再発防止を図
る。 【構成】 操作スイッチ25の閉扉操作によりドア移動装
置Aの閉扉駆動中に、ドア停止検知手段30a,32がドア停
止を検知することにより、操作スイッチ25の閉扉操作を
不能にする拒否信号SG3が制御回路30から出力され、操
作スイッチ25の閉扉操作は拒否される。その後、操作ス
イッチ25の開扉操作により制御回路30からの拒否信号SG
3の出力は終了して、操作スイッチ25の閉扉操作により
ドア移動装置Aを閉扉駆動させてドア2を閉じることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両等のドアを、駆動
源を備えたドア移動装置により開閉し得るようにしたド
アの自動開閉操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のドアの自動開閉操作装置は、運転
席近傍に設けられた操作スイッチの開閉操作により、車
体とドアとの間に設けられたドア移動装置のモータ等の
駆動源を正転又は逆転させて、ドアを開扉又は閉扉方向
に強制的に移動させ得るようになっている。また、ドア
がドア移動装置により閉扉中にドアと車体との間に挟み
込みが発生する等して緊急停止を要する場合には、ドア
に設けられたドアハンドルを操作することにより、ドア
移動装置を強制的に停止させ得るように制御される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来のドアの自動開閉操作装置にあっては、ドア
ハンドルの操作によりドア移動装置を強制的に停止させ
た後、操作スイッチを誤って閉扉操作してしまうと、即
座にドアが閉扉してしまい、再び、停止前と同じ挟み込
みを発生する問題点を有する。
【0004】本発明は、従来の技術が有する上記のよう
な問題点に鑑み、ドアの緊急停止時には、操作スイッチ
の閉扉操作を拒否することによって、挟み込みの再発防
止を図ったドアの自動開閉操作装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は次のようにして解決される。 (1) 車体に開閉可能に設けられたドアを、駆動源によ
り開閉させるドア移動装置と、車体の適所に設けられ、
ドア移動装置を開閉操作する操作スイッチと、異常状態
を検知して、ドア移動装置の閉扉駆動を強制的に停止さ
せるドア停止検知手段とを備えたドアの自動開閉操作装
置において、ドア停止検知手段が作動することにより、
操作スイッチの閉扉操作を不能にする拒否信号を出力す
るとともに、操作スイッチの開扉操作により拒否信号の
出力を終了して操作スイッチの閉扉操作を可能にする制
御回路を設ける。
【0006】(2) ドア停止検知手段を、ドアの閉扉時
の過負荷を検知する過負荷検知回路とする。
【0007】(3) ドア停止検知手段を、ドアハンドル
の操作を検知するハンドルスイッチとする。
【0008】
【作用】操作スイッチの閉扉操作によりドア移動装置が
閉扉作動している途中で、ドア停止検知手段が作動する
と、操作スイッチの閉扉操作を不能にする拒否信号が制
御回路から出力され、操作スイッチの閉扉操作は拒否さ
れる。その後、操作スイッチの開扉操作により制御回路
からの拒否信号の出力は終了して、操作スイッチの閉扉
操作によりドア移動装置を閉扉駆動させてドアを閉じる
ことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1において、(1)は、自動車の車体、(2)
は、車体(1)の側面に開閉可能に装着されたスライドド
ア(以下、単にドアという)で、車内側の側面に固着され
たスライドローラが、車体の側面に配設されたガイドレ
ールに摺動自在に支持され、図1に2Bで示す全閉位置
から、車体(1)の側面より若干外方に移動しながら車体
(1)の側面と平行に後方に開く2Aで示す全開位置との
間を開閉する。
【0010】車体(1)の出入口部のステップ下面には、
車体(1)とドア(2)とを連結して、モータ駆動によりド
ア(2)を全閉位置から全開位置まで強制的に開閉させる
ドア移動装置(A)が設けられている。
【0011】ドア移動装置(A)は、駆動源である正逆転
可能なドア移動モータ(3)を備えたドア駆動部(4)と、
ドア駆動部(4)に設けられた出力プーリとステップ裏面
前方に枢着されたフロントプーリ(5)間に掛け廻されて
適所がドア(2)に連結され、ドア移動モータ(3)の回転
によりドア(2)の移動方向に沿って往復回走することに
より、ドア(2)を開閉させる可撓性のベルト(6)とを備
えている。ドア駆動部(4)には、ドア移動モータ(3)の
回転を出力プーリに伝達したり、遮断したりする電磁式
のクラッチ(3a)が内蔵され、クラッチ(3a)が遮断状態
にあるときには、手動でドア(2)を自由に開閉すること
ができる。また、クラッチ(3a)が接続された状態で
は、ドア移動モータ(3)が駆動しない限り、ドア(2)の
開閉は阻止される。
【0012】ドア(2)の後端側には、ドア(2)が全閉位
置に達したとき、車体側に固着されたストライカ(図示
略)に係合して、ドア(2)を閉止位置に保持するドアロ
ック(7)が配設されている。ドアロック(7)は、図9に
示されるように、ボディ(7a)に枢着され、ストライカ
と離脱したオープン位置と、ストライカと辛うじて係合
する半ドア状態であるハーフラッチ位置と、ストライカ
と完全に係合するフルラッチ位置とに回動可能なラッチ
(8)と、ラッチ(8)とストライカとの係合を解除制御す
るオープンレバー(12)と、ボディ(7a)に軸(7b)により
枢着され、ドア(2)の車内外に設けられたドアハンドル
(10)にケーブル(11)を介して連結されるリリースレバー
(9)と、ボディ(7a)に軸(24)により枢着され、ラッチ
(7)をフルラッチ位置に向けて押動可能なクローズレバ
ー(25)と、ラッチ(8)がハーフラッチ位置に達したとき
のオープンレバー(12)の作動を検知して、ハーフラッチ
状態か否かを検知するドアスイッチ(13)とを備えてい
る。リリースレバー(9)は、ドアハンドル(10)の操作に
よりケーブル(11)を介して解除作動することにより、オ
ープンレバー(12)を解除方向に押動して、ラッチ(8)と
ストライカとの係合を解いてドア(2)の開扉を可能にす
る。
【0013】ドア(2)内には、ドアロック(7)に連結さ
れ、ドア(2)が半ドア位置まで閉じたとき、ラッチ(8)
をハーフラッチ位置からフルラッチ位置に向けて強制的
に回動させて、ドア(2)を強制的に閉じるようにしたク
ロージャ装置(B)が設けられている。クロージャ装置
(B)は、図6〜図8に示すように、ドア(2)の下方に固
定されるベースプレート(14)と、ベースプレート(14)に
固定され、正逆転可能なクロージャモータ(15)と、クロ
ージャモータ(15)の正逆転により減速機構を介して正逆
転可能なピニオン(16)と、ベースプレート(14)に軸(17)
により枢着されるとともに、ピニオン(16)に噛合して図
6に示す中立位置と、図7に示すクロージャ位置と、図
8に示すオープン位置とに回動可能なセクターギヤ(18)
と、セクターギヤ(18)に固着されたカム板(18a)のカム
面(18d)に当接することにより、セクターギヤ(18)の中
立位置を検知する中立スイッチ(19)と、クロージャ位置
とオープン位置とを検知する反転スイッチ(20)とを備え
ている。
【0014】セクターギヤ(18)と一体的に回動するカム
板(18a)に折曲形成された折曲片(18b)(18c)は、ケーブ
ル(21)(22)を介してドアロック(7)のリリースレバー
(9)及クローズレバー(24)に連結されている。セクター
ギヤ(18)が中立位置からクロージャ位置に回動すること
により、ケーブル(22)のみを牽引してドアロック(7)の
クローズレバー(24)を図9に示す矢示方向に回動させ
て、ラッチ(8)をハーフラッチ位置からフルラッチ位置
まで強制的に回動させる。また、セクターギヤ(18)が中
立位置からオープン位置に回動することにより、ケーブ
ル(21)のみを牽引して、リリースレバー(9)を介してオ
ープンレバー(12)を解除方向に回動させてラッチ(8)と
ストライカとの拘束を解いてドア(2)の開扉を可能にす
る。
【0015】図4は本発明における一実施例の制御回路
図、図5はブロック図で、図中(25)は、車体(1)の運転
席近傍に設けられ、ドア移動装置(A)を開扉駆動及び閉
扉駆動操作するためのオープン及びクローズ接点を有し
て、非操作時には中立位置に復帰するタイプの操作スイ
ッチ、(26)は、ドア(2)の前端面に対向する車体(1)の
センターピラーに設けられた車体側コネクタ、(28)は、
車体側に設けられた電源としてのバッテリー、(29)は、
ドア(2)の全開位置を検知するチェックスイッチ、(30)
は、ドア移動装置(A)を各状況に応じて制御するドア移
動制御回路、(R4)(R5)(R6)(R7)(R8)は、ドア移動モータ
(3)の駆動用のリレーである。(27)は、車体側コネクタ
(26)に対向するドア(2)側に設けられたドア側コネクタ
で、ドア(2)がハーフラッチ位置の手前にある時点か
ら、車体側コネクタ(26)に接触して、車体(1)からドア
(2)への給電を可能にする。(31)は、ドア(2)側に設け
られ、クロージャ装置(B)を各状況に応じて制御するク
ロージャ制御回路、(32)は、ドアハンドル(10)の操作を
検知するハンドルスイッチ、(R1)(R2)は、クロージャモ
ータ(15)の駆動用のリレーである。
【0016】クロージャ制御回路(31)は、ドアスイッチ
(13)がラッチ(8)のハーフラッチ位置を検知することに
より、クロージャ装置(B)のセクターギヤ(18)を中立位
置からクローズ位置に回動させるべくクロージャモータ
(15)を逆転制御するとともに、反転スイッチ(20)が、セ
クターギヤ(18)のクローズ位置及びオープン位置の移動
を検知することにより、セクターギヤ(18)を中立位置に
反転させるべくクロージャモータ(15)を反転制御する。
また、クロージャモータ(15)の駆動によりセクターギヤ
(18)がクロージャ方向に向かって駆動している最中に、
ハンドルスイッチ(32)がドアハンドル(10)の操作を検知
するか、または、ドア(2)と車体と間に挟み込みが発生
してドア閉扉に抵抗が生じたことを検知する過負荷検知
回路(ドア停止検知手段)(30a)が起動することにより、
クロージャモータ(15)を反転制御して、セクターギヤ(1
8)を中立位置に復帰させる。
【0017】ドア移動制御回路(30)は、操作スイッチ(2
5)の開閉操作により、ドア移動装置(A)のドア移動モー
タ(3)を正逆転制御して、ベルト(6)がドア(2)の開閉
方向に沿って回走することにより、ドア(2)の開閉を可
能にするとともに、各状態において、操作スイッチ(25)
の開扉操作を拒否するオープン拒否信号(SG2)と、操作
スイッチ(25)の閉扉操作を拒否するクローズ拒否信号(S
G3)と、終了保持信号(TS4)と、終了作動遅延信号(TS3)
と、タイマ(TS7)とを出力制御する。
【0018】オープン拒否信号(SG2)は、チェックスイ
ッチ(29)がドア(2)の全開位置を検知することにより操
作スイッチ(25)の開扉操作を無効にして、操作スイッチ
(25)の閉扉操作により終了する。
【0019】クローズ拒否信号(SG3)は、ドア(2)が閉
扉位置に達して、車体側コネクタ(26)とドア側コネクタ
(27)が接触してドア(2)内に電源が供給されているとき
に、ドアスイッチ(13)がドア(2)の閉扉位置を検知し、
かつ、中立スイッチ(19)がセクターギヤ(18)の中立位置
を検知したときに起動して、操作スイッチ(25)の開扉操
作により終了する。また、ドア移動装置(A)の閉扉駆動
中に、ハンドルスイッチ(ドア停止検知手段)(32)がドア
ハンドル(10)の操作を検知するか、過負荷検知回路(ド
ア停止検知手段)(30a)が挟み込みを検知して電流等の過
負荷を検知したときに起動して、操作スイッチ(25)の閉
扉操作を拒否し、その後、操作スイッチ(25)を開扉操作
することにより信号発生は終了する。
【0020】終了保持信号(TS4)は、ドア(2)の閉扉位
置においてクロージャモータ(15)の停止後に所定時間起
動する。終了作動遅延信号(TS3)は、ドア移動モータ
(3)の停止後に発生して、クラッチ(3a)を所定時間接
続状態に保持する。タイマ(TS7)は、クロージャ装置
(B)のセクターギヤ(18)が中立位置からオープン方向に
駆動させるべくクロージャモータ(15)の逆転起動と同時
に所定時間起動して、起動中に、ドアスイッチ(13)が反
転したならばクラッチ(3a)を励磁し、反転しないなら
ばセクターギヤ(18)を中立位置に戻す。
【0021】次に、図2及び図3に示すフローチャート
を参照して本発明の一実施例の各操作について説明す
る。図2は閉扉操作の流れを示す。ドア(2)が全開位置
にある状態において、ステップ(S1)で操作スイッチ(25)
を閉扉操作して、(S2)でオープン拒否信号(SG2)が起動
していれば、ドア移動装置(A)のクラッチ(3a)が接続
されるとともに、ドア移動モータ(3)が逆転制御され
て、ドア移動装置(A)の閉扉駆動によりドア(2)が閉扉
する。そのとき、ドア(2)が全開位置から閉扉して、ス
テップ(S3)でチェックスイッチ(29)がドア(2)の全開位
置の検知を終了して検知状態を反転したならば、オープ
ン拒否信号(SG2)の出力は終了する。
【0022】次いで、ステップ(S4)で、ドア移動装置
(A)によりドア(2)が閉扉している最中に、車体とドア
(2)との間に挟み込みが発生して、過負荷検知回路(30
a)が過負荷を検知をするか、または、ハンドルスイッチ
(32)がドアハンドル(10)の操作を検知したならば、ステ
ップ(S5)に進んで即座にクローズ拒否信号(SG3)を起動
して、操作スイッチ(25)の閉扉操作を拒否してドア移動
モータ(3)が停止するとともに、クラッチ(3a)が遮断
されてドア(2)は即座にその位置に緊急停止する。ステ
ップ(S6)で、操作スイッチ(25)を一旦開扉操作して挟み
込みを除去したならば、クローズ拒否信号(SG3)は終了
する。次いで、再度、ステップ(S7)で操作スイッチ(25)
を閉扉操作することにより、クラッチ(3a)が接続され
るとともに、ドア移動モータ(3)が起動して、ドア(2)
を閉扉させることができる。
【0023】その後、挟み込みが除去されて、ドア(2)
の閉扉に何等異常がなければ、ステップ(S8)に進んで、
中立スイッチ(19)がクロージャ装置(B)のセクターギヤ
(18)の中立位置を検知し、かつ、ドア(2)が半ドア位置
に移動してドアスイッチ(13)がラッチ(8)のハーフラッ
チ位置を検知したならば、ドア移動モータ(3)が停止す
るとともに、クラッチ(3a)の終了作動遅延信号(TS3)が
起動して、クロージャモータ(15)を逆転制御して、クロ
ージャ装置(B)のセクターギヤ(18)を図6に示す中立位
置から図7に示すクローズ位置に回動させることによ
り、ケーブル(22)を介してドアロック(7)のクローズレ
バー(25)を回動させて、ラッチ(8)をハーフラッチ位置
からフルラッチ位置に強制移動させる。クロージャモー
タ(15)が逆転起動することにより、終了作動遅延信号(T
S3)は終了するとともに、クラッチ(3a)が遮断される。
【0024】次いで、ステップ(S9)で反転スイッチ(20)
がセクターギヤ(18)のクロージャ位置を検知したなら
ば、クロージャモータ(15)が反転して、セクターギヤ(1
8)を中立位置に向けて復帰回動させる。そして、中立ス
イッチ(19)がセクターギヤ(18)の中立位置復帰を検知し
たならば、クロージャモータ(15)が停止するとともに、
終了保持信号(TS4)が起動し、所定時間経過すると終了
保持信号(TS4)が停止する。
【0025】その後、ステップ(S10)で、操作スイッチ
(25)が閉扉操作状態から中立位置に復帰したならば、ス
テップ(S11)でクローズ拒否信号(SG3)が起動して、その
後の、操作スイッチ(25)の閉扉操作は拒否され、ドア移
動モータ(3)は閉扉方向である逆転起動することはな
い。
【0026】図3は、開扉操作の流れを示す。操作スイ
ッチ(25)が開扉操作されて、チェックスイッチ(29)がド
ア(2)の全開状態を検知していなければ、ステップ(12)
でクローズ拒否信号(SG2)が出力されて、ステップ(S13)
でドアスイッチ(13)がドア(2)の閉を検知して、ステッ
プ(S14)で中立スイッチ(19)がセクターギヤ(18)の中立
位置を検知していれば、操作スイッチ(25)の開扉操作に
よりクローズ拒否信号(SG3)の起動が終了する。
【0027】次いで、クロージャ装置(B)のクロージャ
モータ(15)が正転起動して、セクターギヤ(18)が中立位
置から図8に示すオープン位置に向かって移動して、リ
リースレバー(9)を介してオープンレバー(12)を解除方
向に移動させ、ラッチ(8)をストライカから離脱させ
て、ドア(2)の開扉方向への移動を可能にする。
【0028】クロージャモータ(15)の正転起動と同時
に、ドアスイッチ(13)の状態を見るタイマ(TS7)が設定
時間起動し、タイマ(TS7)の設定時間内に、中立スイッ
チ(19)が反転し、かつ、ドアスイッチ(13)の検知状態が
反転したならば、ステップ(S15)でクラッチ(3a)を接続
するとともにタイマ(TS7)がキャンセルされる。
【0029】そのとき、例えば、車両が開扉方向に傾い
た状態で駐車しているならば、ドアロック(7)とストラ
イカとの係合が解除されてドア(2)の開扉が自由になっ
た途端、開扉方向に即座に動き出して、クロージャ装置
(B)が中立位置に復帰する前に、車体側コネクタ(26)と
ドア側コネクタ(27)とが離脱してドア(2)への電源供給
が停止されてしまう事態が発生する恐れがあるが、その
ときに、クラッチ(3a)を接続することにより、ドア
(2)とドア駆動部(4)とが接続されてドア(2)が妄りに
開扉方向への動きを拘束することができるので、ドア
(2)を車体側コネクタ(26)とドア側コネクタ(27)とが接
続した状態に保持して、クロージャ装置(B)を確実に中
立位置に復帰させることができる。
【0030】セクターギヤ(18)がオープン位置に移動し
て、ステップ(S16)で反転スイッチ(20)がセクターギヤ
(18)のオープン位置への移動を検知したならば、クロー
ジャモータ(15)を逆転させてセクターギヤ(18)を中立位
置に復帰回動させ、中立スイッチ(19)がセクターギヤ(1
8)の中立位置への復帰を検知したならば、クロージャモ
ータ(15)の回転を停止させる。
【0031】次いで、直ちに、ドア移動モータ(4)を正
転駆動させて、ドア移動装置(A)によりドア(2)を開扉
方向に移動させる。ステップ(17)でチェックスイッチ(2
9)がドア(2)の全開位置を検知したならば、終了作動遅
延信号(TS3)が起動する。次いで、終了作動遅延信号(TS
3)が終了すると同時にクラッチ(3a)が切れ、操作スイ
ッチ(25)の開扉操作を停止して中立位置に復帰すると、
オープン拒否信号(SG2)が起動して、その後の、操作ス
イッチ(25)の開扉操作は拒否される。
【0032】上述の実施例では、ドア(2)をスライド式
のドアとしたが、スイング式のドアにも本発明を適用で
きることはもちろんである。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明は、ドア停止検知
手段が作動することにより、操作スイッチの閉扉操作を
不能にする拒否信号を出力するとともに、操作スイッチ
の開扉操作により拒否信号の出力を終了して、操作スイ
ッチの閉扉操作を可能にする制御回路を設けたことによ
り、ドア閉扉中の緊急停止時には、操作スイッチを一旦
開扉操作しない限り、閉扉操作しても、ドア移動装置を
閉扉駆動させることができないので、挟み込みの再発を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した自動ドア開閉装置を備えた自
動車の要部の概略斜視図である。
【図2】ドアの全開位置から全閉位置までの操作の流れ
を示すフローチャートである。
【図3】ドアの全閉位置から全開位置までの操作の流れ
を示すフローチャートである。
【図4】本発明における一実施例の制御回路図である。
【図5】要部のブロック図である。
【図6】セクターギヤが中立位置にあるときのクロージ
ャ装置の正面図である。
【図7】セクターギヤがクローズ位置にあるときのクロ
ージャ装置の正面図である。
【図8】セクターギヤがオープン位置にあるときのクロ
ージャ装置の正面図である。
【図9】ドアロックの斜視図である。
【符号の説明】
(A)ドア移動装置 (B)クロージャー装置 (3)ドア移動モータ (7)ドアロック (8)ラッチ (10)ドアハンドル (13)ドアスイッチ (15)クロージャモータ (19)中立スイッチ (25)操作スイッチ (29)チェックスイッチ (30)ドア移動制御回路 (30a)過負荷検知回路(ドア停止検知手段) (31)クロージャ制御回路 (32)ハンドルスイッチ(ドア停止検知手段) (TS4)中立スイッチの終了保持信号 (SG3)クローズ拒否信号 (SG2)オープン拒否信号 (TS7)タイマ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に開閉可能に設けられたドアを、駆
    動源により開閉させるドア移動装置と、車体の適所に設
    けられ、ドア移動装置を開閉操作する操作スイッチと、
    異常状態を検知して、ドア移動装置の閉扉駆動を強制的
    に停止させるドア停止検知手段とを備えたドアの自動開
    閉操作装置において、ドア停止検知手段が作動すること
    により、操作スイッチの閉扉操作を不能にする拒否信号
    を出力するとともに、操作スイッチの開扉操作により拒
    否信号の出力を終了して操作スイッチの閉扉操作を可能
    にする制御回路を設けたことを特徴とするドアの自動開
    閉操作装置。
  2. 【請求項2】 ドア停止検知手段が、ドアの閉扉時の過
    負荷を検知する過負荷検知回路である請求項1記載のド
    アの自動開閉操作装置。
  3. 【請求項3】 ドア停止検知手段が、ドアハンドルの操
    作を検知するハンドルスイッチである請求項1記載のド
    アの自動開閉操作装置。
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