JP4327539B2 - 開閉体の閉鎖駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車のスライドドア、スイングドア、バックドア、またはトランクリッド等の開閉体を半ドア位置から全閉位置へ移動させるようにした開閉体の閉鎖駆動装置に関する。
スライドドア(開閉体)の閉鎖駆動装置(クロージャ装置)においては、車体側に固着されたストライカから離脱するオープン位置と、ストライカと辛うじて係合するハーフラッチ位置と、ストライカと完全に係合するフルラッチ位置とに移動可能なラッチと、ラッチのハーフラッチ位置及びフルラッチ位置でラッチに係合して、ラッチの開き方向への回動を阻止するポールと、ポールがラッチに係合した係合位置を検出可能なポールスイッチと、ラッチのラッチ領域(ハーフラッチ位置の僅か手前位置とフルラッチ位置との間の範囲)を検出可能なラッチ領域検出スイッチと、ラッチのフルラッチ位置を検出可能なフルラッチ領域検出スイッチと、ラッチをハーフラッチ位置からフルラッチ位置へ移動させうるクロージャモータとを有し、スライドドアの閉じ移動により、ラッチがストライカと係合してハーフラッチ位置に回動して、ポールが係合位置に移動したことをポールスイッチが検出すると、クロージャモータを閉じ方向へ回転させて、ラッチをハーフラッチ位置からフルラッチ位置に移動させることにより、スライドドアを半ドア位置から全閉位置に移動させるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−291737号公報
しかしながら従来の技術においては、スライドドアが閉じられる際、自動車が傾斜地に停車して車体がスライドドアの閉じ方向へ傾いている場合や、あるいは操作者がスライドドアを勢い良く閉じた場合、スライドドアの閉じ速度が想定以上に速いことに起因して、制御装置の処理速度によってはポールスイッチの検出信号を、スタート信号として認識することができない事態が発生することがある。このようになると、クロージャモータを正常に駆動させることができず、ラッチをフルラッチ位置に移動させることができない問題が生じるおそれがある。そのため、このような問題が生じないようにするためには、処理能力の高い制御装置、高精度の検出スイッチを用いる必要がある。
本発明は、従来の技術が有する上述のような問題点に鑑みてなされたもので、ラッチを確実にフルラッチ位置に移動させることを可能にし、かつコスト性に優れた開閉体の閉鎖駆動装置を提供することを目的としている。
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1) ストライカから離脱し、開閉体の開放位置に相当するオープン位置と、前記ストライカと辛うじて係合し、前記開閉体の半ドア位置に相当するハーフラッチ位置と、前記ストライカと完全に係合し、前記開閉体の全閉位置に相当するフルラッチ位置とに移動可能なラッチと、該ラッチのハーフラッチ位置及びフルラッチ位置で前記ラッチに係合して、前記ラッチの開き方向への回動を阻止するポールと、該ポールが前記ラッチに係合した係合位置に移動したことを検出可能なポールスイッチと、前記ラッチのハーフラッチ位置の直前位置とフルラッチ位置との間のラッチ領域を検出可能なラッチ領域検出スイッチと、前記ラッチのフルラッチ位置の直前位置とフルラッチ位置との間のフルラッチ領域を検出可能なフルラッチ領域検出スイッチと、前記ラッチをハーフラッチ位置またはその近傍からフルラッチ位置へ移動させうる閉じ方向へ駆動可能なクロージャモータとを有する開閉体の閉鎖駆動装置において、前記ラッチ領域検出スイッチが前記ラッチのラッチ領域を検出したことに応じて、予め定めた時間(Ta)を計時する第1タイマーと、前記時間(Ta)経過後、予め定めた時間(Tb)を計時可能な第2タイマーとを含み、前記ラッチ領域検出スイッチが前記ラッチのラッチ領域を検出してから前記時間(Ta)以内に、前記ポールスイッチが前記ポールの係合位置を検出しない場合、前記時間(Ta)経過した時点で、前記クロージャモータを閉じ方向へ駆動制御するとともに前記時間(Tb)を計時し、前記時間(Tb)以内に、前記ポールスイッチが前記ポールの係合位置を検出したときには、前記クロージャモータを、前記フルラッチ領域検出スイッチが前記ラッチのフルラッチ領域を検出し、かつ前記ポールスイッチが前記ポールの係合位置を再び検出するまで閉じ方向へ駆動制御しうるようにした制御手段を設ける。
(2) ストライカから離脱し、開閉体の開放位置に相当するオープン位置と、前記ストライカと辛うじて係合し、前記開閉体の半ドア位置に相当するハーフラッチ位置と、前記ストライカと完全に係合し、前記開閉体の全閉位置に相当するフルラッチ位置とに移動可能なラッチと、該ラッチのハーフラッチ位置及びフルラッチ位置で前記ラッチに係合して、前記ラッチの開き方向への回動を阻止するポールと、該ポールが前記ラッチに係合した係合位置に移動したことを検出可能なポールスイッチと、前記ラッチのハーフラッチ位置の直前位置とフルラッチ位置との間のラッチ領域を検出可能なラッチ領域検出スイッチと、前記ラッチのフルラッチ位置の直前位置とフルラッチ位置との間のフルラッチ領域を検出可能なフルラッチ領域検出スイッチと、前記ラッチをハーフラッチ位置またはその近傍からフルラッチ位置へ移動させうる閉じ方向へ駆動可能なクロージャモータとを有する開閉体の閉鎖駆動装置において、前記ラッチ領域検出スイッチが前記ラッチのラッチ領域を検出したことに応じて、予め定めた時間(Ta)を計時する第1タイマーと、前記時間(Ta)経過後、予め定めた時間(Tb)を計時可能な第2タイマーとを含み、前記ラッチ領域検出スイッチが前記ラッチのラッチ領域を検出してから前記時間(Ta)以内に、前記ポールが係合位置に移動したものの前記ポールスイッチの前記ポールが係合位置に移動したことの検出信号を認識できない場合、前記時間(Ta)経過した時点で、前記クロージャモータを閉じ方向へ駆動制御するとともに前記時間(Tb)を計時し、前記時間(Tb)以内に、前記フルラッチ領域検出スイッチが前記ラッチのフルラッチ領域を検出したときには、前記クロージャモータを前記ポールスイッチが前記ポールの係合位置を検出するまで閉じ方向へ駆動制御しうるようにした制御手段を設ける。
(3) ストライカから離脱し、開閉体の開放位置に相当するオープン位置と、前記ストライカと辛うじて係合し、前記開閉体の半ドア位置に相当するハーフラッチ位置と、前記ストライカと完全に係合し、前記開閉体の全閉位置に相当するフルラッチ位置とに移動可能なラッチと、該ラッチのハーフラッチ位置及びフルラッチ位置で前記ラッチに係合して、前記ラッチの開き方向への回動を阻止するポールと、該ポールが前記ラッチに係合した係合位置に移動したことを検出可能なポールスイッチと、前記ラッチのハーフラッチ位置の直前位置とフルラッチ位置との間のラッチ領域を検出可能なラッチ領域検出スイッチと、前記ラッチのフルラッチ位置の直前位置とフルラッチ位置との間のフルラッチ領域を検出可能なフルラッチ領域検出スイッチと、前記ラッチをハーフラッチ位置またはその近傍からフルラッチ位置へ移動させうる閉じ方向へ駆動可能なクロージャモータとを有する開閉体の閉鎖駆動装置において、前記ラッチ領域検出スイッチが前記ラッチのラッチ領域を検出したことに応じて、予め定めた時間(Ta)を計時する第1タイマーと、前記時間(Ta)経過後、予め定めた時間(Tb)を計時する第2タイマーとを含み、前記ラッチ領域検出スイッチが前記ラッチのラッチ領域を検出してから前記時間(Ta)以内に、前記ポールが係合位置に移動したものの前記ポールスイッチの前記ポールが係合位置に移動したことの検出信号を認識できない場合、前記時間(Ta)経過した時点で、前記クロージャモータを閉じ方向へ駆動制御するとともに前記時間(Tb)を計時し、前記時間(Tb)以内に、前記ポールスイッチが前記ポールの係合位置を検出できないときには、前記クロージャモータを反転制御当該反転制御中に前記ポールスイッチが前記ポールの係合位置を検出したときには、前記クロージャモータを前記ポールスイッチが前記ポールの係合位置を再び検出するまで再び閉じ方向へ駆動制御しうるようにした制御手段を設ける。
(4) ストライカから離脱し、開閉体の開放位置に相当するオープン位置と、前記ストライカと辛うじて係合し、前記開閉体の半ドア位置に相当するハーフラッチ位置と、前記ストライカと完全に係合し、前記開閉体の全閉位置に相当するフルラッチ位置とに移動可能なラッチと、該ラッチのハーフラッチ位置及びフルラッチ位置で前記ラッチに係合して、前記ラッチの開き方向への回動を阻止するポールと、該ポールが前記ラッチに係合した係合位置に移動したことを検出可能なポールスイッチと、前記ラッチのハーフラッチ位置の直前位置とフルラッチ位置との間のラッチ領域を検出可能なラッチ領域検出スイッチと、前記ラッチのフルラッチ位置の直前位置とフルラッチ位置との間のフルラッチ領域を検出可能なフルラッチ領域検出スイッチと、前記ラッチをハーフラッチ位置またはその近傍からフルラッチ位置へ移動させうる閉じ方向へ駆動可能なクロージャモータと、前記開閉体を開放位置から半ドア位置へ、またはその逆へ移動させうる開閉モータとを有する開閉体の閉鎖駆動装置において、前記ラッチ領域検出スイッチが前記ラッチのラッチ領域を検出したことに応じて、予め定めた時間(Ta)を計時する第1タイマーと、前記時間(Ta)経過後、予め定めた時間(Tb)を計時する第2タイマーとを含み、前記ラッチ領域検出スイッチが前記ラッチのラッチ領域を検出してから前記時間(Ta)以内に、前記ポールが係合位置に移動したものの前記ポールスイッチの前記ポールが係合位置に移動したことの検出信号を認識できない場合、前記時間(Ta)経過した時点で、前記クロージャモータを閉じ方向へ駆動制御するとともに前記時間(Tb)を計時し、前記時間(Tb)以内に、前記ポールスイッチが前記ポールの係合位置を検出できないときには、前記クロージャモータを反転制御するとともに、前記開閉モータを開き方向へ駆動制御し、当該開き方向への駆動制御中に前記ポールスイッチが前記ポールの係合位置を検出したときには、前記開閉モータの開き方向の駆動制御を停止するとともに、前記クロージャモータを前記ポールスイッチが前記ポールの係合位置を再び検出するまで再び閉じ方向へ駆動制御しうるようにした制御手段を設ける。
(5) 上記(1)〜(4)項のいずれかにおいて、制御手段は、ポールスイッチがポールの係合位置を検出し、ラッチ領域検出スイッチがラッチのラッチ領域を検出し、さらにはフルラッチ領域検出スイッチが前記ラッチのフルラッチ領域を検出した場合、クロージャモータを停止制御する。
本発明によれば、次のような効果が奏せられる。
(1) 請求項1記載の発明によると、開閉体を閉じたとき、ラッチがハーフラッチ位置の手前の位置に停止した場合においても、ラッチのハーフラッチ位置を確認した後、ラッチをフルラッチ位置まで確実に移動させることができる。また、処理能力の高い制御装置、高精度の検出スイッチを用いる必要がないので、コストの低減を図ることができる。
(2) 請求項2記載の発明によると、開閉体の急閉等に起因して、ポールスイッチがポールの係合位置を検出できない場合であっても、ラッチがハーフラッチ領域にあることを確認して、ラッチをフルラッチ位置まで確実に移動させることができる。また、処理能力の高い制御装置、高精度の検出スイッチを用いる必要がないので、コストの低減を図ることができる。
(3) 請求項3記載の発明によると、開閉体の急閉等に起因して、ポールスイッチがポールの係合位置を検出できず、かつ時間(Tb)以内にラッチをフルラッチ位置に移動させることができない場合であっても、クロージャモータを一旦反転させ、この反転制御中にラッチのハーフラッチ領域を確認した後、クロージャモータを再び閉じ方向へ駆動制御することにより、ラッチをフルラッチ位置まで確実に移動させることができる。また、処理能力の高い制御装置、高精度の検出スイッチを用いる必要がないので、コストの低減を図ることができる。
(4) 請求項4記載の発明によると、開閉体の急閉等に起因して、ポールスイッチがポールの係合位置を検出できず、かつ時間(Tb)以内にラッチをフルラッチ位置に移動させることができない場合であっても、クロージャモータを一旦反転させた後、開閉モータを開き方向へ駆動制御することにより、ラッチを積極的にハーフラッチ位置に移動させて、ラッチのハーフラッチ位置を確認した後、クロージャモータを再び閉じ方向へ駆動制御することにより、ラッチをフルラッチ位置まで確実に移動させることができる。また、処理能力の高い制御装置、高精度の検出スイッチを用いる必要がないので、コストの低減を図ることができる。
(5) 請求項5記載の発明によると、ラッチがフルラッチ位置に達することにより、クロージャモータを確実に停止させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図1〜図12を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態が適用される自動車(1)を示す。自動車(1)は、乗員が乗降するための開閉体をなすスライドドア(以下、ドアと記す)(2)を有し、このドア(2)の外側面には、ドア(2)を開閉するときに操作されるドアハンドル(3)が設けられている。ドア(2)は、車体におけるドア開口の上下に設けられた前後方向のスライドレール(図示略)及び車体後部側面に設けられた前後方向のスライドレール(5)に案内されて前後方向へ開閉可能に支持されるとともに、車体に設けられた開閉駆動装置(4)をもって、全開位置(開放位置)と半ドア位置との間の領域をスライド移動させられ、またドア(2)に設けられたクロージャ駆動装置(6)をもって、ドア(2)に設けられたドアラッチ装置(7)を駆動させることによって、ドア(2)を半ドア位置から全閉位置まで移動させられるようになっている。開閉駆動装置(4)の正逆回転可能な開閉モータ(4a)及びクロージャ駆動装置(6)のクロージャモータ(17)は、車体に搭載された制御手段(8)によって制御される。なお、開閉駆動装置(4)及びクロージャ駆動装置(6)は、周知の構成が適用されるため、それらの詳細な説明は省略する。
図2は、制御手段(8)の接続例を示す。制御手段(8)は、開閉駆動装置(4)の制御を行なう開閉制御回路部(9)と、クロージャ駆動装置(6)の制御を行なうクロージャ制御回路部(10)と、クロージャ制御回路部(10)の制御に係る基本タイミング等を生成する第1タイマー(11a)及び第2タイマー(11b)とを含んで構成される。開閉制御回路部(9)は、PWM制御により開閉モータ(4a)を制御する。
制御手段(8)には、車体に搭載されているバッテリ等の電源(12)が接続され、動作に必要な電力が供給されている。開閉制御回路部(9)には、ドア(2)を開閉するときに操作される操作スイッチ(13)が接続され、この操作スイッチ(13)は、ドアハンドル(3)やリモートコントロールスイッチ(図示略)等の操作に連動してONとOFFの状態を作り出す。
ドア(2)の内部には、車体側に設けられたストライカ(14)と係合することにより、ドア(2)を全閉位置または半ドア位置に保持可能な前述のドアラッチ装置(7)と、ドア(2)を半ドア位置から全閉位置へ強制的に移動させるための前述のクロージャ駆動装置(6)とが設けられている。
図3〜図7は、ドアラッチ装置(7)における各状態を示す説明図である。
ドアラッチ装置(7)は、ラッチ(15)とポール(16)とを有して構成される。ラッチ(15)は、ドアラッチ装置(7)におけるボディ(図示略)に軸(22)により枢着され、ハーフラッチ係合部(15a)及びフルラッチ係合部(15b)を有するとともに、ストライカ(14)から離脱し、ドア(2)の開放位置に相当する図3に示すオープン位置と、ストライカ(14)と辛うじて係合し、ドア(2)の半ドア位置に相当する図4に示すハーフラッチ位置と、ストライカ(14)と完全に係合し、ドア(2)の全閉位置に相当する図7に示すフルラッチ位置とに移動可能である。
ポール(16)は、ボディに枢軸(23)により枢着され、ラッチ(15)がハーフラッチ位置にあるときラッチ(15)のハーフラッチ係合部(15a)に係合し、またラッチ(15)がフルラッチ位置にあるときラッチ(15)のフルラッチ係合部(15b)に係合して、ラッチ(15)の開き方向(図3〜図7において時計方向)への回動を阻止し、また、ドアハンドル(3)の操作に連動して、ハーフラッチ係合部(15a)及びフルラッチ係合部(15b)から離脱して、ラッチ(15)の開き方向への回動を自由にする。
なお、以下の説明において、ポール(16)がラッチ(15)のハーフラッチ係合部(15a)またはフルラッチ係合部(15b)に係合している状態(図4または図7)を、ポール(16)の係合位置と定義し、ポール(16)が各係合部(15a)(15b)の外周に乗り上げて状態(図3、5及び図6)を、ポール(16)の離脱位置と定義する。また、ラッチ(15)のハーフラッチ位置とフルラッチ位置との間を、ラッチ(15)のハーフラッチ領域と定義し、ラッチ(15)のフルラッチ位置の直前位置(図6)とフルラッチ位置との間を、ラッチ(15)のフルラッチ領域と定義し、ラッチ(15)のハーフラッチ位置の手前の位置(オープン位置とフルラッチ位置との間)とフルラッチ位置との間を、ラッチ領域と定義する。
クロージャ駆動装置(6)は、正逆回転可能なクロージャモータ(17)を有するとともに、ギヤ、リンク等(図示略)を介してラッチ(15)に連結され、クロージャモータ(17)の閉じ方向(クローズ方向)の回転をもって、ラッチ(15)をハーフラッチ位置またはその近傍からフルラッチ位置に移動させて、ドア(2)を半ドア位置から全閉位置に強制的に移動させるようになっている。なお、本実施形態においては、クロージャ駆動装置(6)とドアラッチ装置(7)とは、一体的に形成されている。
(18)は、ポール(16)が係合位置に移行したことを検出可能なポールスイッチである。ポールスイッチ(18)は、クロージャ制御回路部(10)へ接続されるとともに、ポール(16)が離脱位置から係合位置へ移動することにより、ポール(16)と一体的に回動可能な検知レバー(16a)の回動位置、すなわちポール(16)の係合位置を検出してON状態からOFF状態へ切り替わる。
(19)は、ラッチ(15)のフルラッチ領域を検出可能なフルラッチ領域検出スイッチである。フルラッチ領域検出スイッチ(19)は、クロージャ制御回路部(10)へ接続されるとともに、ラッチ(15)がハーフラッチ領域からフルラッチ領域へ移行することにより、ラッチ(15)と一体的に回動可能なカムレバー(21)を介して、ラッチ(15)のフルラッチ領域を検出してON状態からOFF状態に切り替わる。
(20)は、ラッチ(15)のラッチ領域を検出可能なラッチ領域検出スイッチである。ラッチ領域検出スイッチ(20)は、クロージャ制御回路部(10)へ接続されるとともに、ラッチ(15)がオープン位置からラッチ領域へ移行することにより、カムレバー(21)を介して、ラッチ(15)のラッチ領域を検出してON状態からOFF状態に切り替わる。
次に、図3〜図7に示す状態について、詳細に説明する。
図3は、ラッチ(15)がオープン位置にあり、かつポール(16)がラッチ(15)の外周縁に乗り上げた離脱位置にあるドア(2)の開放位置に相当するオープン状態を示す。このオープン状態のときは、ポールスイッチ(18)、フルラッチ領域検出スイッチ(19)及びラッチ領域検出スイッチ(20)は全てON状態である。
図4は、ラッチ(15)がハーフラッチ位置にあり、かつポール(16)がハーフラッチ係合部(15a)に係合した係合位置にあるドア(2)の半ドア位置に相当するハーフラッチ状態を示す。このハーフラッチ状態のときは、ポールスイッチ(18)は、検知レバー(16a)を介してポール(16)の係合位置を検出してON状態からOFF状態に切り替わり、また、ラッチ領域検出スイッチ(20)は、カムレバー(21)を介してラッチ(15)のハーフラッチ位置を検出してON状態からOFF状態に切り替わる。フルラッチ領域検出スイッチ(19)は、ON状態に維持されている。
図5は、ラッチ(15)がハーフラッチ領域にあり、かつポール(16)がフルラッチ係合部(15b)に乗り上げた離脱位置にあるときの過渡状態を示す。この過渡状態のときは、ポールスイッチ(18)は、OFF状態からON状態に切り替わり、フルラッチ領域検出スイッチ(19)は、ON状態に維持され、ラッチ領域検出スイッチ(20)は、OFF状態に維持されている。
図6は、ラッチ(15)が図5より僅かに反時計方向へ回動したフルラッチ位置の直前位置にあり、かつポール(16)がフルラッチ係合部(15b)に乗り上げた離脱位置にあるドア(2)が半ドア位置から全閉位置に至る途中に相当する過渡状態を示す。この過渡状態のときは、ポールスイッチ(18)はON状態に維持され、フルラッチ領域検出スイッチ(19)は、ラッチ(15)のフルラッチ領域を検出してON状態からOFF状態に切り替わり、ラッチ領域検出スイッチ(20)は、OFF状態に維持されている。
図7は、ラッチ(15)がフルラッチ位置にあり、かつポール(16)がフルラッチ係合部(15b)に係合した係合位置にあるドア(2)の全閉位置に相当するフルラッチ状態を示す。このフルラッチ状態のときは、ポールスイッチ(18)が再びON状態からOFF状態に切り替わり、フルラッチ領域検出スイッチ(19)及びラッチ領域検出スイッチ(20)は、OFF状態に維持されている。
次に、本実施の形態の制御について、図8〜図12に示すタイムチャートに基づいて説明する。なお、図8〜図12に示す制御は、操作スイッチ(13)の操作信号、各検出スイッチ(18)(19)(20)の検出信号、その他の入力信号に基づいて、制御手段(8)の開閉制御回路部(9)、クロージャ制御回路部(10)がその制御を行なう。
図8は、例えば、自動車(1)が上り坂に駐車している等して、ドア(2)が設定速度より遅い閉扉速度で閉じられた場合についてのタイムチャートを示す。
まず、操作スイッチ(13)が操作されて、開閉駆動装置(4)の開閉モータ(4a)が閉じ方向へ回転すると、ドア(2)は開放位置から閉じ方向へ移動する。これに伴って、ラッチ(15)は、ストライカ(14)と係合してオープン位置からハーフラッチ位置へ向けて回動する。これにより、ラッチ領域検出スイッチ(20)は、ラッチ(15)のラッチ領域を検出してON状態からOFF状態に切り替わるとともに、ラッチ領域検出スイッチ(20)のOFF状態への切り替わりに応じて、第1タイマー(11a)は時間(Ta)を計時する。また、これと同時に、開閉制御回路部(9)は、PWM制御のデューティ比を下げる制御を行なう。
この場合においては、ドア(2)の閉じ速度が遅いことに起因して、ドア(2)とドア開口との間に設けられたシール反力等により、時間(Ta)以内でラッチ(15)がハーフラッチ位置に移動することができない。なぜなら、ラッチ(15)はハーフラッチ位置の手前の位置で停止し、かつポール(16)はハーフラッチ係合部(16a)に乗り上げた離脱位置にあるため、ポールスイッチ(18)は時間(Ta)以内でON状態からOFF状態に切り替わることができない。この場合には、時間(Ta)経過後、クロージャモータ(17)を閉じ方向(クローズ方向)へ回転させるとともに、第2タイマー(11b)が時間(Tb)を計時する。また、これと同時に、開閉モータ(4a)は回転を停止する。
クロージャモータ(17)の閉じ方向(クローズ方向)への回転により、ラッチ(15)はハーフラッチ位置の手前の位置からフルラッチ位置へ向けて回動する。時間(Tb)以内で、図4に示すように、ラッチ(15)がハーフラッチ位置へ達すると、これと同時に、ポール(16)はハーフラッチ係合部(15a)に係合する。ポールスイッチ(18)は、ポール(16)の係合位置を検出して、ON状態からOFF状態に切り替わる。第タイマー(11b)はリセットされる。
時間(Tb)以内におけるクロージャモータ(17)の駆動中に、ポールスイッチ(18)がOFF状態を検出したことに基づいて、ラッチ(15)がハーフラッチ位置にあることが確認される。この確認がされた場合には、クロージャモータ(17)は、ラッチ(15)がフルラッチ位置に達するまで閉じ方向への回転を継続する。
ラッチ(15)の回動に応じて、フルラッチ領域検出スイッチ(19)が、ラッチ(15)のフルラッチ領域を検出してON状態からOFF状態に切り替わった後、ポール(16)がフルラッチ係合部(15b)に係合して、ポールスイッチ(18)がポール(16)の係合位置を検出してON状態からOFF状態に切り替わることにより、ラッチ(15)のフルラッチ位置が検出される。この検出に基づいて、クロージャモータ(17)は停止した後、反転制御して、クロージャ駆動装置(6)をニュートラル状態に復帰させる。
図8における制御は、換言すると、時間(Ta)の経過後、クロージャモータ(17)を閉じ方向へ駆動制御するとともに、時間(Tb)以内に、ポールスイッチ(18)がポール(16)の係合位置を検出した場合、クロージャモータ(17)をポールスイッチ(18)がポール(16)の係合位置を再び検出するまで閉じ方向へ駆動制御する(請求項1に対応)。
上述のように制御することにより、ドア(2)を閉じたとき、ラッチ(15)がハーフラッチ位置の手前の位置に停止した場合においても、ラッチ(15)のハーフラッチ位置を確認した後、ラッチ(15)をフルラッチ位置まで確実に移動させることができる。
図9は、ドア(2)がほぼ設定速度で閉じられた場合についてのタイムチャートを示す。
まず、操作スイッチ(13)が操作されて、開閉駆動装置(4)の開閉モータ(4a)が閉じ方向へ回転する。これにより、ドア(2)は開放位置から閉じ方向へ移動し、ラッチ(15)は、ストライカ(14)と係合してオープン位置からハーフラッチ位置へ移動する。ラッチ領域検出スイッチ(20)は、ラッチ(15)のラッチ領域を検出してON状態からOFF状態に切り替わり、この切り替わりに応じて、第1タイマー(11a)は時間(Ta)を計時する。これと同時に、開閉制御回路部(9)は、PWM制御のデューティ比を下げる制御を行なう。
時間(Ta)以内でラッチ(15)がハーフラッチ位置に移動して、ポール(16)がハーフラッチ係合部(15a)に係合すると、ポールスイッチ(18)は、ポール(16)の係合位置を検出してON状態からOFF状態に切り替わる。これと同時に、クロージャモータ(17)は、ラッチ(15)がフルラッチ位置に達するまで閉じ方向へ回転を継続するとともに、開閉モータ(4a)の回転は停止する。
ラッチ(15)がフルラッチ領域に移行すると、フルラッチ領域検出スイッチ(19)は、ラッチ(15)のフルラッチ領域を検出してON状態からOFF状態に切り替わる。続いて、ラッチ(15)がフルラッチ位置に達して、ポール(16)がフルラッチ係合部(15b)に係合すると、ポールスイッチ(18)はポール(16)の係合位置を検出してON状態からOFF状態に切り替わる。これにより、ラッチ(15)のフルラッチ位置が検出されて、クロージャモータ(17)は停止した後、反転制御して、クロージャ駆動装置(6)をニュートラル状態に復帰させる。
図9においては、時間(Ta)以内にポールスイッチ(18)がポール(16)の係合位置を検出したことに基づいて、ラッチ(15)のハーフラッチ位置を確認した後、クロージャモータ(17)をラッチ(15)がフルラッチ位置に移動するまで駆動制御する。これにより、ラッチ(15)を確実にフルラッチ位置に移動させることができる。
図10は、例えば、自動車(1)が下り坂に駐車して、ドア(2)が設定速度より速い速度で閉じられて、ポールスイッチ(17)がポール(16)の係合位置を検出できない場合についてのタイムチャートを示す。
まず、操作スイッチ(13)が操作されて、開閉駆動装置(4)の開閉モータ(4a)が閉じ方向へ回転すると、ドア(2)は開放位置から閉じ方向へ移動する。これに伴って、ラッチ(15)は、ストライカ(14)と係合してオープン位置からハーフラッチ位置へ向けて回動する。これにより、ラッチ領域検出スイッチ(20)は、ラッチ(15)のラッチ領域を検出してON状態からOFF状態に切り替わり、これに応じて、第1タイマー(11a)は時間(Ta)を計時する。また、これと同時に、開閉制御回路部(9)は、PWM制御のデューティ比を下げる制御を行なう。
この場合においては、ドア(2)の閉じ速度が非常に速いことに起因して、ラッチ(15)の角速度も非常に速くなるため、ラッチ(15)は、ハーフラッチ位置から一気に図5に示す過渡状態に移行する。このため、ポール(16)は、ハーフラッチ係合部(15a)に一瞬だけ係合して、即座にフルラッチ係合部(15b)に乗り上げてしまう。この結果、ポールスイッチ(18)のON状態からOFF状態への切り替わり信号の時間が一瞬であるため、クロージャ制御回路部(10)は、ポールスイッチ(18)のOFF信号をスタート信号して認識することができない。
この場合には、時間(Ta)経過後、クロージャモータ(17)を閉じ方向へ回転させるとともに、第2タイマー(11b)における時間(Tb)の計時をスタートさせる。また、これと同時に、開閉モータ(4a)の回転を停止させる。
クロージャモータ(17)の回転によりラッチ(15)がフルラッチ位置へ向けて回動して、時間(Tb)以内で、フルラッチ領域検出スイッチ(19)が、ラッチ(15)のフルラッチ領域を検出してON状態からOFF状態に切り替わると、クロージャモータ(17)は、ラッチ(15)がフルラッチ位置に達するまで回転を継続する。
ラッチ(15)がフルラッチ位置に達して、ポール(16)がフルラッチ係合部(15b)に係合すると、ポールスイッチ(18)はポール(16)の係合位置を検出してON状態からOFF状態に切り替わる。これにより、ラッチ(15)のフルラッチ位置が検出されて、クロージャモータ(17)は停止した後、反転して、クロージャ駆動装置(6)をニュートラル状態に復帰させる。
図10における制御は、換言すると、時間(Ta)の経過後、クロージャモータ(17)を閉じ方向へ駆動制御するとともに、時間(Tb)以内に、フルラッチ領域検出スイッチ(19)がラッチ(15)のフルラッチ領域を検出した場合、クロージャモータ(17)をポールスイッチ(18)がポール(16)の係合位置を検出するまで閉じ方向へ駆動制御する(請求項2に対応)。
図10に示す制御においては、ドア(2)を閉じたとき、ドア(2)の急閉等に起因して、ポールスイッチ(18)がポール(16)の係合位置を検出できない場合においても、ラッチ(15)のハーフラッチ領域を確認して、ラッチ(15)をフルラッチ位置まで確実に移動させることができる。
次に、図11について説明する。図11は、例えば、ドア(2)が設定速度より速い速度で閉じられて、ポールスイッチ(18)がポール(16)の係合位置を検出できない場合で、かつシール反力、または他の原因等により、所定時間(時間(Tb))以内に、ラッチ(15)をフルラッチ位置に移動させることができない場合についてのタイムチャートを示す。
操作スイッチ(13)が操作されて、開閉駆動装置(4)の開閉モータ(4a)が閉じ方向へ回転すると、ドア(2)は開放位置から閉じ方向へ移動する。これに伴って、ラッチ(15)は、ストライカ(14)と係合してオープン位置からハーフラッチ位置に向けて回動する。これにより、ラッチ領域検出スイッチ(20)は、ラッチ(15)のラッチ領域を検出してON状態からOFF状態に切り替わるとともに、ラッチ領域検出スイッチ(20)のOFF状態に応じて、第1タイマー(11a)は時間(Ta)の計時をスタートする。また、これと同時に、開閉制御回路部(9)は、PWM制御のデューティ比を下げる制御を行なう。
この場合においても、ドア(2)の閉じ速度が非常に速いことに起因して、ラッチ(15)の角速度も非常に速くなるため、図10において説明したことと同様の状態が発生して、クロージャ制御回路部(10)は、ポールスイッチ(18)のOFF信号をスタート信号して認識することができない。
この場合には、図10に示した制御と同様に、時間(Ta)経過後、クロージャモータ(17)を閉じ方向へ回転させるとともに、第2タイマー(11b)における時間(Tb)の計時をスタートさせる。また、これと同時に、開閉モータ(4a)の回転を停止させる。
クロージャモータ(17)の回転に伴って、ラッチ(15)は、ハーフラッチ領域からフルラッチ位置に向けて回動するが、シール反力、またはその他の原因により、時間(Tb)以内にフルラッチ領域まで移動することができない。この場合には、時間(Tb)経過後、クロージャモータ(17)を停止制御し、引き続いて、クロージャモータ(17)を反転制御する。
クロージャモータ(17)の反転中、クロージャ駆動装置(6)からラッチ(15)に伝達されていた力が除去されることに起因して、ドア(2)がシール反力によりハーフラッチ領域内において開き方向へ変位し、これにより、ラッチ(15)がハーフラッチ位置に変位することがある。この場合には、クロージャモータ(17)の反転中、ポールスイッチ(18)がポール(16)の係合位置を検出してON状態からOFF状態に切り替わったこととなるから、クロージャ駆動装置(6)がニュートラル状態に復帰した後、再びクロージャモータ(17)を閉じ方向へ回転させて、ラッチ(15)がフルラッチ位置に達するまで、その回転を継続させる。
クロージャモータ(17)の回転に伴うラッチ(15)の回動により、フルラッチ領域検出スイッチ(19)が、ラッチ(15)のフルラッチ領域を検出してON状態からOFF状態に切り替わった後、ポールスイッチ(18)がポール(16)の係合位置を検出してON状態からOFF状態に切り替わることにより、ラッチ(15)のフルラッチ位置が検出される。この検出に基づいて、クロージャモータ(17)は停止した後、反転制御し、クロージャ駆動装置(6)をニュートラル状態に復帰させる。
図11における制御は、換言すると、時間(Ta)の経過後、クロージャモータ(17)を閉じ方向へ駆動制御するとともに、時間(Ta)または時間(Tb)以内に、ポールスイッチ(18)がポール(16)の係合位置を検出できない場合、クロージャモータ(17)を反転制御するとともに、反転制御中にポールスイッチ(18)がポール(16)の係合位置を検出した場合、クロージャモータ(17)をポールスイッチ(18)がポール(16)の係合位置を検出するまで再びドア閉じ方向へ駆動制御するものである(請求項3に対応)。
図11に示す制御においては、ドア(2)を閉じたとき、ドア(2)の急閉等に起因して、ポールスイッチ(18)がポール(16)の係合位置を検出できず、かつ時間(Tb)以内にラッチをフルラッチ位置に移動させることができない場合であっても、クロージャモータ(17)を一旦反転させ、この反転制御中にラッチ(15)のハーフラッチ領域を確認した後、クロージャモータ(17)を再び閉じ方向へ駆動制御することにより、ラッチ(15)をフルラッチ位置まで確実に移動させることができる。
次に、図12について説明する。図12は、例えば、ドア(2)が設定速度より速い速度で閉じられて、ポールスイッチ(18)がポール(16)の係合位置を検出できない場合で、かつシール反力、または他の原因により、所定時間(時間(Tb))以内に、ラッチ(15)をフルラッチ位置に移行させることができない場合についてのタイムチャートを示す。
操作スイッチ(13)が操作されて、開閉駆動装置(4)の開閉モータ(4a)が閉じ方向へ回転すると、ドア(2)は開放位置から閉じ方向へ移動する。これに伴って、ラッチ(15)は、ストライカ(14)と係合してオープン位置からハーフラッチ位置に向けて回動する。これにより、ラッチ領域検出スイッチ(20)は、ラッチ(15)のラッチ領域を検出してON状態からOFF状態に切り替わるとともに、ラッチ領域検出スイッチ(20)のOFF状態に応じて、第1タイマー(11a)は時間(Ta)の計時をスタートする。また、これと同時に、開閉制御回路部(9)は、PWM制御のデューティ比を下げる制御を行なう。
この場合においても、ドア(2)の閉速度が非常に速いことに起因して、ラッチ(15)の角速度も非常に速くなるため、図10において説明したことと同様の状態が発生して、クロージャ制御回路部(10)は、ポールスイッチ(18)のOFF信号をスタート信号して認識することができない。
この場合には、図10に示した制御と同様に、時間(Ta)経過後、クロージャモータ(17)を閉じ方向へ回転させるとともに、第2タイマー(11b)における時間(Tb)の計時をスタートさせる。また、これと同時に、開閉モータ(4a)の回転を停止させる。
クロージャモータ(17)の回転に伴って、ラッチ(15)は、ハーフラッチ領域からフルラッチ位置に向けて回動するが、シール反力、またはその他の原因により、時間(Tb)以内にフルラッチ領域まで回動することができない。この場合には、時間(Tb)経過後、クロージャモータ(17)を停止制御し、引き続いて、クロージャモータ(17)を反転制御する。
クロージャモータ(17)の反転中に、ポールスイッチ(18)がポール(16)の係合位置を検出できない場合には、クロージャ駆動装置(6)がニュートラル状態に復帰した後、開閉モータ(4a)をPWM制御のデューティ比を下げて開き方向へ回転させ、ドア(2)を開き方向へ僅かに変位させる。これにより、ラッチ(15)は図5に示す過渡領域から強制的に、図4に示すハーフラッチ位置へ変位して、ポール(16)は係合位置に移動する。
ポールスイッチ(18)が、ポール(16)の係合位置を検出してON状態からOFF状態に切り替わったことに基づいて、開閉モータ(4a)を停止させるとともに、クロージャモータ(17)を再びドア閉じ方向へ回転させ、ラッチ(15)がフルラッチ位置に達するまで回転を継続させる。
フルラッチ領域検出スイッチ(19)が、ラッチ(15)のフルラッチ領域を検出してON状態からOFF状態に切り替わった後、ポール(16)がフルラッチ係合部(15b)に係合して、ポールスイッチ(18)がポール(16)の係合位置を検出してON状態からOFF状態に切り替わることにより、ラッチ(15)のフルラッチ位置が検出される。これにより、クロージャモータ(17)は停止した後、反転して、クロージャ駆動装置(6)をニュートラル状態に復帰させる。
12における制御は、換言すると、時間(Ta)の経過後、クロージャモータ(17)を閉じ方向へ駆動制御するとともに、時間(Ta)または時間(Tb)以内に、ポールスイッチ(18)がポール(16)の係合位置を検出できない場合、クロージャモータ(17)を反転制御するとともに、開閉モータ(4a)を開き方向へ駆動制御し、この駆動制御中にポールスイッチ(18)がポール(16)の係合位置を検出した場合、クロージャモータ(17)をポールスイッチ(18)がポールの係合位置を検出するまでドア閉じ方向へ駆動制御する(請求項4に対応)。
図12に示す制御においては、ドア(2)を閉じたとき、ドア(2)の急閉等に起因して、ポールスイッチ(18)がポール(16)の係合位置を検出できない場合においても、クロージャモータ(17)を一旦反転させた後、開閉モータ(4a)を開き方向へ駆動制御することにより、ラッチ(15)を積極的にハーフラッチ位置に移動させて、ラッチ(15)のハーフラッチ位置を確認した後、クロージャモータ(17)を再び閉じ方向へ駆動制御することにより、ラッチ(15)をフルラッチ位置まで確実に移動させることができる。
本発明の実施の形態に係る自動車の外観図を示す。 本発明の実施の形態に係る制御手段のブロック図を示す。 本発明の実施の形態に係るドアラッチ装置がオープン状態にあるときの作動説明図を示す。 本発明の実施の形態に係るドアラッチ装置がハーフラッチ状態にあるときの作動説明図を示す。 本発明の実施の形態に係るドアラッチ装置が過渡状態にあるときの作動説明図を示す。 本発明の実施の形態に係るドアラッチ装置が過渡状態にあるときの作動説明図を示す。 本発明の実施の形態に係るドアラッチ装置がフルラッチ状態にあるときの作動説明図を示す。 本発明の実施の形態に係る制御のタイムチャートを示す。 本発明の実施の形態に係る制御のタイムチャートを示す。 本発明の実施の形態に係る制御のタイムチャートを示す。 本発明の実施の形態に係る制御のタイムチャートを示す。 本発明の実施の形態に係る制御のタイムチャートを示す。
符号の説明
(1)自動車
(2)スライドドア(開閉体)
(3)ドアハンドル
(4)開閉駆動装置
(4a)開閉モータ
(5)スライドレール
(6)クロージャ駆動装置
(7)ドアラッチ装置
(8)制御手段
(9)開閉制御回路部
(10)クロージャ制御回路部
(11a)第1タイマー
(11b)第2タイマー
(12)電源
(13)操作スイッチ
(14)ストライカ
(15)ラッチ
(15a)ハーフラッチ係合部
(15b)フルラッチ係合部
(16)ポール
(16a)検知レバー
(17)クロージャモータ
(18)ポールスイッチ
(19)フルラッチ領域検出スイッチ
(20)ラッチ領域検出スイッチ
(21)カムレバー
(22)(23)軸

Claims (5)

  1. ストライカから離脱し、開閉体の開放位置に相当するオープン位置と、前記ストライカと辛うじて係合し、前記開閉体の半ドア位置に相当するハーフラッチ位置と、前記ストライカと完全に係合し、前記開閉体の全閉位置に相当するフルラッチ位置とに移動可能なラッチと、該ラッチのハーフラッチ位置及びフルラッチ位置で前記ラッチに係合して、前記ラッチの開き方向への回動を阻止するポールと、該ポールが前記ラッチに係合した係合位置に移動したことを検出可能なポールスイッチと、前記ラッチのハーフラッチ位置の直前位置とフルラッチ位置との間のラッチ領域を検出可能なラッチ領域検出スイッチと、前記ラッチのフルラッチ位置の直前位置とフルラッチ位置との間のフルラッチ領域を検出可能なフルラッチ領域検出スイッチと、前記ラッチをハーフラッチ位置またはその近傍からフルラッチ位置へ移動させうる閉じ方向へ駆動可能なクロージャモータとを有する開閉体の閉鎖駆動装置において、
    前記ラッチ領域検出スイッチが前記ラッチのラッチ領域を検出したことに応じて、予め定めた時間(Ta)を計時する第1タイマーと、前記時間(Ta)経過後、予め定めた時間(Tb)を計時可能な第2タイマーとを含み、前記ラッチ領域検出スイッチが前記ラッチのラッチ領域を検出してから前記時間(Ta)以内に、前記ポールスイッチが前記ポールの係合位置を検出しない場合、前記時間(Ta)経過した時点で、前記クロージャモータを閉じ方向へ駆動制御するとともに前記時間(Tb)を計時し、前記時間(Tb)以内に、前記ポールスイッチが前記ポールの係合位置を検出したときには、前記クロージャモータを、前記フルラッチ領域検出スイッチが前記ラッチのフルラッチ領域を検出し、かつ前記ポールスイッチが前記ポールの係合位置を再び検出するまで閉じ方向へ駆動制御しうるようにした制御手段を設けたことを特徴とする開閉体の閉鎖駆動装置。
  2. ストライカから離脱し、開閉体の開放位置に相当するオープン位置と、前記ストライカと辛うじて係合し、前記開閉体の半ドア位置に相当するハーフラッチ位置と、前記ストライカと完全に係合し、前記開閉体の全閉位置に相当するフルラッチ位置とに移動可能なラッチと、該ラッチのハーフラッチ位置及びフルラッチ位置で前記ラッチに係合して、前記ラッチの開き方向への回動を阻止するポールと、該ポールが前記ラッチに係合した係合位置に移動したことを検出可能なポールスイッチと、前記ラッチのハーフラッチ位置の直前位置とフルラッチ位置との間のラッチ領域を検出可能なラッチ領域検出スイッチと、前記ラッチのフルラッチ位置の直前位置とフルラッチ位置との間のフルラッチ領域を検出可能なフルラッチ領域検出スイッチと、前記ラッチをハーフラッチ位置またはその近傍からフルラッチ位置へ移動させうる閉じ方向へ駆動可能なクロージャモータとを有する開閉体の閉鎖駆動装置において、
    前記ラッチ領域検出スイッチが前記ラッチのラッチ領域を検出したことに応じて、予め定めた時間(Ta)を計時する第1タイマーと、前記時間(Ta)経過後、予め定めた時間(Tb)を計時可能な第2タイマーとを含み、前記ラッチ領域検出スイッチが前記ラッチのラッチ領域を検出してから前記時間(Ta)以内に、前記ポールが係合位置に移動したものの前記ポールスイッチの前記ポールが係合位置に移動したことの検出信号を認識できない場合、前記時間(Ta)経過した時点で、前記クロージャモータを閉じ方向へ駆動制御するとともに前記時間(Tb)を計時し、前記時間(Tb)以内に、前記フルラッチ領域検出スイッチが前記ラッチのフルラッチ領域を検出したときには、前記クロージャモータを前記ポールスイッチが前記ポールの係合位置を検出するまで閉じ方向へ駆動制御しうるようにした制御手段を設けたことを特徴とする開閉体の閉鎖駆動装置。
  3. ストライカから離脱し、開閉体の開放位置に相当するオープン位置と、前記ストライカと辛うじて係合し、前記開閉体の半ドア位置に相当するハーフラッチ位置と、前記ストライカと完全に係合し、前記開閉体の全閉位置に相当するフルラッチ位置とに移動可能なラッチと、該ラッチのハーフラッチ位置及びフルラッチ位置で前記ラッチに係合して、前記ラッチの開き方向への回動を阻止するポールと、該ポールが前記ラッチに係合した係合位置に移動したことを検出可能なポールスイッチと、前記ラッチのハーフラッチ位置の直前位置とフルラッチ位置との間のラッチ領域を検出可能なラッチ領域検出スイッチと、前記ラッチのフルラッチ位置の直前位置とフルラッチ位置との間のフルラッチ領域を検出可能なフルラッチ領域検出スイッチと、前記ラッチをハーフラッチ位置またはその近傍からフルラッチ位置へ移動させうる閉じ方向へ駆動可能なクロージャモータとを有する開閉体の閉鎖駆動装置において、
    前記ラッチ領域検出スイッチが前記ラッチのラッチ領域を検出したことに応じて、予め定めた時間(Ta)を計時する第1タイマーと、前記時間(Ta)経過後、予め定めた時間(Tb)を計時する第2タイマーとを含み、前記ラッチ領域検出スイッチが前記ラッチのラッチ領域を検出してから前記時間(Ta)以内に、前記ポールが係合位置に移動したものの前記ポールスイッチの前記ポールが係合位置に移動したことの検出信号を認識できない場合、前記時間(Ta)経過した時点で、前記クロージャモータを閉じ方向へ駆動制御するとともに前記時間(Tb)を計時し、前記時間(Tb)以内に、前記ポールスイッチが前記ポールの係合位置を検出できないときには、前記クロージャモータを反転制御当該反転制御中に前記ポールスイッチが前記ポールの係合位置を検出したときには、前記クロージャモータを前記ポールスイッチが前記ポールの係合位置を再び検出するまで再び閉じ方向へ駆動制御しうるようにした制御手段を設けたことを特徴とする開閉体の閉鎖駆動装置。
  4. ストライカから離脱し、開閉体の開放位置に相当するオープン位置と、前記ストライカと辛うじて係合し、前記開閉体の半ドア位置に相当するハーフラッチ位置と、前記ストライカと完全に係合し、前記開閉体の全閉位置に相当するフルラッチ位置とに移動可能なラッチと、該ラッチのハーフラッチ位置及びフルラッチ位置で前記ラッチに係合して、前記ラッチの開き方向への回動を阻止するポールと、該ポールが前記ラッチに係合した係合位置に移動したことを検出可能なポールスイッチと、前記ラッチのハーフラッチ位置の直前位置とフルラッチ位置との間のラッチ領域を検出可能なラッチ領域検出スイッチと、前記ラッチのフルラッチ位置の直前位置とフルラッチ位置との間のフルラッチ領域を検出可能なフルラッチ領域検出スイッチと、前記ラッチをハーフラッチ位置またはその近傍からフルラッチ位置へ移動させうる閉じ方向へ駆動可能なクロージャモータと、前記開閉体を開放位置から半ドア位置へ、またはその逆へ移動させうる開閉モータとを有する開閉体の閉鎖駆動装置において、
    前記ラッチ領域検出スイッチが前記ラッチのラッチ領域を検出したことに応じて、予め定めた時間(Ta)を計時する第1タイマーと、前記時間(Ta)経過後、予め定めた時間(Tb)を計時する第2タイマーとを含み、前記ラッチ領域検出スイッチが前記ラッチのラッチ領域を検出してから前記時間(Ta)以内に、前記ポールが係合位置に移動したものの前記ポールスイッチの前記ポールが係合位置に移動したことの検出信号を認識できない場合、前記時間(Ta)経過した時点で、前記クロージャモータを閉じ方向へ駆動制御するとともに前記時間(Tb)を計時し、前記時間(Tb)以内に、前記ポールスイッチが前記ポールの係合位置を検出できないときには、前記クロージャモータを反転制御するとともに、前記開閉モータを開き方向へ駆動制御し、当該開き方向への駆動制御中に前記ポールスイッチが前記ポールの係合位置を検出したときには、前記開閉モータの開き方向の駆動制御を停止するとともに、前記クロージャモータを前記ポールスイッチが前記ポールの係合位置を再び検出するまで再び閉じ方向へ駆動制御しうるようにした制御手段を設けたことを特徴とする開閉体の閉鎖駆動装置。
  5. 制御手段は、ポールスイッチがポールの係合位置を検出し、ラッチ領域検出スイッチがラッチのラッチ領域を検出し、さらにはフルラッチ領域検出スイッチが前記ラッチのフルラッチ領域を検出した場合、クロージャモータを停止制御しうるようにしたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の開閉体の閉鎖駆動装置。
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