JP2001003621A - ドアクローザ装置の駆動制御装置 - Google Patents

ドアクローザ装置の駆動制御装置

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JP2001003621A
JP2001003621A JP17438399A JP17438399A JP2001003621A JP 2001003621 A JP2001003621 A JP 2001003621A JP 17438399 A JP17438399 A JP 17438399A JP 17438399 A JP17438399 A JP 17438399A JP 2001003621 A JP2001003621 A JP 2001003621A
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closer
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drive mechanism
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JP17438399A
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Kouji Aoki
甲次 青木
Koichi Hirota
功一 廣田
Toshitsugu Oda
敏嗣 小田
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クローザ機構の復帰動作時における作動不良
を防止すること。 【解決手段】 制御手段5を、クローザ機構3の復帰動
作時において駆動機構4の駆動を高速でオン・オフを繰
り返すようにPWM制御するPWM制御回路54及びク
ローザ機構3の復帰動作時の経過時間を計時するタイマ
回路58を有し、タイマ回路58が計時する経過時間が
あらかじめ設定された駆動時間を経過してもクローザ機
構3が原位置に至らない場合において駆動機構4の駆動
をPWM制御回路54によりPWM制御するよう構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドアクローザ装置
の駆動制御装置に関するものであり、特に、車両ドアを
半閉状態から完全閉状態とするためにクローザ機構を原
位置から完全閉位置へとクローズ動作させた後にクロー
ザ機構を原位置へと復帰動作させるように駆動機構を駆
動制御する制御手段を有するドアクローザ装置の駆動制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のドアクローザ装置の駆動
制御装置としては、特開平9−291737号公報に関
するものである。これは、ドアを半閉状態から完全閉状
態とするクローザ機構と、クローザ機構を作動させる駆
動機構と、駆動機構をクローザ機構が原位置から完全閉
位置へとクローズ動作して車両ドアを半閉状態から完全
閉状態とした後に完全閉位置から原位置へと復帰動作す
るように駆動制御する制御手段とを有するものである。
この従来装置における駆動機構は、制御手段からの信号
に基づいてクローザ機構がクローズ動作及び復帰動作す
るように電源電圧で駆動されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
装置では、クローザ機構のクローズ動作及び復帰動作に
かかわらず、駆動機構は、略同じ駆動速度で駆動されて
いるが、クローザ機構の復帰動作は、車両ドアが完全閉
状態となった後に行われるので、この時の駆動機構の駆
動音は、使用者にとって不必要な不快音に感じられる恐
れがある。叉、駆動機構の駆動音は、クローザ機構及び
駆動機構を構成するレバー類の摺動抵抗や復帰バネの負
荷の変化等によってその音色を変えやすく、特に、クロ
ーザ機構の復帰動作時における駆動機構の駆動音の音色
の変化は、使用者にとってより不快音を感じさせること
になる恐れがある。
【0004】これを防止するために、クローザ機構の復
帰動作時における駆動機構の駆動速度を遅くする等して
駆動機構の駆動音を小さくすればよいが、この場合、電
源電圧の変動やクローザ機構に生じる作動負荷等で作動
不良を招く恐れがある。
【0005】故に、本発明は、クローザ機構の復帰動作
時における作動不良を防止することを、その技術的課題
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた第1の技術的手段は、制
御手段を、クローザ機構の復帰動作時において駆動機構
の駆動を高速でオン・オフを繰り返すようにPWM制御
するPWM制御回路及び前記クローザ機構の復帰動作時
の経過時間を計時するタイマ回路を有し、該タイマ回路
が計時する経過時間があらかじめ設定された駆動時間を
経過しても前記クローザ機構が原位置に至らない場合に
おいて前記駆動機構の駆動を前記PWM制御回路により
PWM制御するよう構成した、ことである。
【0007】この第1の技術的手段によれば、クローザ
機構に作動負荷が生じても、駆動機構の駆動がPWM制
御回路によりPWM制御され、これにより、駆動機構の
駆動速度を速くし得る。よって、クローザ機構の復帰動
作時における作動不良が防止され得る。
【0008】より好ましくは、前記制御手段を、前記駆
動機構に供給される電源電圧を測定する電源監視回路を
有し、前記駆動機構の駆動を前記電源監視回路により測
定された電源電圧の値に基づいて前記PWM制御回路に
よりPWM制御するよう構成する、と良い。
【0009】より好ましくは、前記PWM制御回路は、
あらかじめ設定された複数の駆動時間に応じて前記駆動
機構の駆動を段階的にPWM制御する、と良い。
【0010】上記技術的課題を解決するために本発明に
おいて講じた第2の技術的手段は、制御手段を、前記ク
ローザ機構の復帰動作時において前記駆動機構の駆動を
高速でオン・オフを繰り返すようにPWM制御するPW
M制御回路及び前記駆動機構に供給される電源電圧を測
定する電源監視回路を有し、前記駆動機構の駆動を前記
電源監視回路により測定された電源電圧の値に基づいて
前記PWM制御回路によりPWM制御するよう構成し
た、ことである。
【0011】この第2の技術的手段によれば、電源電圧
が変動しても、駆動機構の駆動がPWM制御回路により
PWM制御され、これにより、駆動機構の駆動速度を電
源電圧に応じて速くし得る。よって、クローザ機構の復
帰動作時における作動不良が防止され得る。
【0012】
【発明の実施の形態】図1及び図2に示されるように、
ドアクローザ装置1は、車両ドアを半閉状態(いわゆる
半ドアの状態)及び完全閉状態(いわゆるドア閉の状
態)で保持するポール及びラッチを有するラッチ機構を
備えたドアロック装置2に組付けられたものであって、
クローザ機構3、駆動機構4及び駆動制御装置5(図3
示)より構成されている。クローザ機構3は、アクティ
ブレバー及びパッシブレバー等からなる周知の構成のも
のであって、パッシブレバーによりドアロック装置2の
ラッチ機構のラッチに連係されている。叉、駆動機構4
は、駆動源となるモータ41、減速ギヤ構造及び出力レ
バー等からなる周知の構成のものであって、出力レバー
によりクローザ機構3のアクティブレバーに連係されて
いる。駆動制御装置5はCPU51を備えたものであっ
て、車載バッテリ等の電源6と駆動機構4のモータ41
との間に接続されており、各種信号に基づいて駆動機構
4のモータ41の駆動を制御する。このような構成にお
いて、駆動制御装置5により駆動制御された駆動機構4
のモータ41の駆動により、クローザ機構3のアクティ
ブレバー及びパッシブレバーを原位置から完全閉位置へ
と動作させ(クローズ動作)、ドアロック装置2のラッ
チ機構のラッチをハーフラッチ位置からフルラッチ位置
へと動作させる。これにより、半閉状態にある車両ドア
を完全閉状態とする。叉、このクローズ動作後におい
て、駆動制御装置5により駆動制御された駆動機構4の
モータ41の前述とは逆の駆動により、クローザ機構3
のアクティブレバー及びパッシブレバーを完全閉位置か
ら原位置へと動作させる(復帰動作)。
【0013】次に本発明に係る駆動制御装置5について
説明する。
【0014】図3に示されるように、駆動制御装置5の
CPU51には、電源6が接続されており、正転回路5
2及び逆転回路53を介してモータ41が接続されてい
る。叉、逆転回路53とモータ41との間にはCPU5
1に接続されたPWM(パルス幅変調)制御回路54が
接続されている。PWM制御回路54は、モータ51を
パルス波形で駆動してモータ51を高速でオンオフを繰
り返すように駆動するための回路で、CPU51からの
信号に基づいてパルス幅を変化させてモータ41の回転
速度を制御している。CPU51には、入力回路55を
介してフルラッチスイッチ(以下、フルラッチSWと称
する)7、ハーフラッチスイッチ(以下、ハーフラッチ
SWと称する)8、ポールスイッチ(以下、ポールSW
と称する)9及びモータ原位置スイッチ(以下、原位置
SWと称する)11が接続されている。
【0015】フルラッチSW7は、ドアロック装置2の
ラッチ機構にラッチと関連づけられて配設されており、
ラッチが回転動作してフルラッチ位置となるとオフから
オンとなるリミットタイプのものである。ハーフラッチ
SW8は、ドアロック装置2のラッチ機構にラッチと関
連づけられて配設されており、ドアロック装置2のラッ
チ機構のラッチが回転動作してハーフラッチ位置となる
とオンからオフとなるリミットタイプのものである。ポ
ールSW9は、ドアロック装置2のラッチ機構のポール
と関連づけられて配設されており、ドアロック装置2の
ラッチ機構のポールのラッチの爪部と係合すべく回転動
作に応じてオンオフするリミットタイプのものである。
原位置SW11は、駆動機構4の減速ギヤ構造に関連づ
けられて配設されており、クローザ機構3が原位置とな
ると、オフからオンとなるリミットタイプのものであ
る。更に、CPU51には、タイマ回路56及び電源監
視回路57が接続されている。
【0016】次に上記した駆動制御装置5の基本的な処
理について図4、図5及び図7を参照して説明する。
【0017】先ず、CPU51では、ステップS1から
S10において、車両ドアの閉操作に伴い車両ドアが半
閉状態又は完全閉状態になったかをフルラッチSW7、
ハーフラッチSW8及びポールSW9からの信号に基づ
いて判断する。
【0018】車両ドアの閉操作によりフルラッチSW7
がオンしてポールSW9がオンからオフへと切り換わる
と(ステップS4、S5)、CPU51では、車両ドア
が完全閉状態であると判断して、ステップS5で処理を
終了する。
【0019】車両ドアの閉操作によりハーフラッチSW
8がオフしてポールSW9がオンからオフへと切り換わ
ると(ステップS9、S10)、CPU51では、車両
ドアが半閉状態であると判断して、ステップS10から
ステップS11へと進み、ステップS11、S12にお
いて、タイマ回路56により計時される所定時間経過後
に正転回路52に駆動信号を発して駆動機構4のモータ
41を電源6の電源電圧に応じた最大の回転速度で正転
方向に駆動する。これにより、クローザ機構3が前述し
たクローズ動作を成す。尚、タイマ回路56による所定
時間計時(クローズ動作待機)中に車両ドアのハンドル
等が操作されて車両ドアが開状態となった場合、ハーフ
ラッチSW8が再びオンとなるので(ステップS8)、
CPU51では、タイマ回路56による所定時間計時を
中止し、ステップS8からステップS1に戻る。叉、タ
イマ回路56による所定時間計時中に車両ドアが完全閉
状態となった場合、フルラッチSW7がオンし、ポール
SW9がオンからオフへと切り換わるので(ステップS
9、S10)、CPU51では、タイマ回路56による
所定時間計時を中止し、ステップS10で処理を終了す
る。
【0020】クローズ動作時、フルラッチSW7がオン
してポールSW9がオンからオフへと切り換わると(ス
テップS16、S17)、CPU51では、車両ドアが
完全閉状態であると判断して、ステップS18におい
て、正転回路52に停止信号を発して駆動機構4のモー
タ41の正転方向の駆動を停止する。この後、CPU5
1では、ステップS18からステップS19に進み、ス
テップS19において、後述詳しく説明するように、逆
転回路52に駆動信号を発して駆動機構4のモータ41
を電源電圧に応じた所定の回転速度で逆転方向に駆動す
る。これにより、クローザ機構3が前述した復帰動作を
成す。そして、ステップS19で処理を終了する。尚、
クローズ動作中に車両ドアのハンドル等が操作されて車
両ドアが開状態となった場合、ハーフラッチSW8が再
びオンとなるので(ステップS14)、CPU51で
は、ステップS15において、正転回路52に停止信号
を発して駆動機構4のモータ41の正転方向の駆動を停
止し、ステップS20において、タイマ回路56により
計時される所定時間経過後に逆転回路52に駆動信号を
発して駆動機構4のモータ41を逆転方向に最大速度で
駆動する。これにより、クローザ機構3が前述した復帰
動作を成す。そして、ステップS20で処理を終了す
る。
【0021】次に本発明の主要部である復帰動作におけ
る上記した駆動制御装置5の処理について図6及び図7
を参照して説明する。
【0022】先ず、CPU51では、ステップS205
において、原位置SW11の状態からクローザ機構3が
原位置にあるか否かが判断され、ステップS206にお
いて、フルラッチSW7の状態から車両ドアが完全閉状
態であるか否かが判断される。
【0023】クローザ機構3が原位置になく且つ車両ド
アが完全閉状態であると判断されると、CPU51で
は、ステップS206からステップS207に進み、ス
テップS207、S211において、タイマ回路56に
より計時される経過時間があらかじめ設定された所定の
待機時間を経過後に逆転回路52に駆動信号を発する。
尚、タイマ回路56による経過時間の計時は、クローザ
機構3が原位置にない状態でフルラッチSW7がオンと
なると計時を始める。タイマ回路56による経過時間が
待機時間を経過するまで(復帰動作待機中)は、ステッ
プS208において、電源監視回路57により電源6の
電源電圧を読み込み、ステップS209において、読み
込んだ電源電圧に応じた初期パルス幅をCPU51内の
メモリに記憶されているマップに基づいてセットする。
この後、ステップS210にてタイマ回路56をカウン
ドアップしてステップS205に戻る。この初期パルス
幅が復帰動作時におけるモータ41の回転速度となり、
この回転速度は、クローズ動作時におけるモータ41の
回転速度よりも遅い速度である。
【0024】ステップS211において、逆転回路52
に駆動信号が発せられると、PWM制御回路54により
モータ41にステップS209でセットされた初期パル
ス幅のパルス波形の信号でモータ41を逆回転方向に駆
動する。
【0025】この後、CPU51では、ステップS21
1からステップS212へ進み、ステップS213、S
214を経て、ステップS210において、タイマ回路
56をカウントアップした後にステップS205に戻
り、ステップS205にてクローザ機構3が原位置にあ
ると判断されるまで、ステップS211、S212、S
213、S214、S210を繰り返し、モータ41を
逆回転方向に駆動し続けることになる。
【0026】ステップS212、S213、S214に
おいて、タイマ回路56が計時する経過時間があらかじ
め設定された駆動時間を経過しているか否かが判断され
る。ステップS212では、タイマ回路56による経過
時間があらかじめ設定された所定の第3の駆動時間Cを
経過したか否かが判断される。ステップS212におい
て、第3の駆動時間Cを経過したと判断されると、ステ
ップS215において、CPU51では、PWM制御回
路54にパルス幅を最大とする信号を発して駆動機構4
のモータ41の回転速度を速くする。この後は、ステッ
プS205に戻る。第3の駆動時間Cを経過していなけ
れば、ステップS213に進む。ステップS213で
は、タイマ回路56による経過時間があらかじめ設定さ
れた所定の第2の駆動時間Bを経過したか否かが判断さ
れる。ステップS213において、第2の駆動時間Bを
経過したと判断されると、ステップS216において、
CPU51では、PWM制御回路54にパルス幅を大き
くする信号を発して駆動機構4のモータ41の回転速度
を速くする。この後は、ステップS210にてタイマ回
路56をカウントアップしてステップS205に戻る。
第2の駆動時間Bを経過していなければ、ステップS2
14に進む。ステップS214では、タイマ回路56に
よる経過時間があらかじめ設定された所定の第1の駆動
時間Aを経過したか否かが判断される。ステップS21
4において、第1の駆動時間Aを経過したと判断される
と、ステップS217において、CPU51では、PW
M制御回路54にパルス幅を大きくする信号を発して駆
動機構4のモータ41の回転速度を速くする。この後
は、ステップS210にてタイマ回路56をカウントア
ップしてステップS205に戻る。第1の駆動時間Aを
経過していなければ、ステップS214に進む。
【0027】第1、第2、第3の駆動時間A、B、C
は、図8に示されるように、タイマ回路56の計時開始
から第1の駆動時間A、第2の駆動時間、第3の駆動時
間の順で経過し、パルス幅は、第1の駆動時間A、第2
の駆動時間、第3の駆動時間の順の経過する毎に大きく
なるつまりモータ41の回転速度が速くなる。
【0028】クローザ機構3が原位置にないが車両ドア
が完全閉状態でないと判断されると、CPU51では、
ステップS206からステップS218、S215にお
いて、逆転回路53に駆動信号を発して駆動機構4のモ
ータ41を最大の回転速度で逆転方向に駆動し、クロー
ザ機構3をただちに原位置へと復帰させる。
【0029】ステップS205において、原位置SW1
1の状態からクローザ機構3が原位置にあると判断され
ると、CPU51では、ステップ220において、逆転
回路53に停止信号を発してモータ41の逆転方向の駆
動を停止し、スッテプ221において、タイマ回路56
をクリアして処理を終了する。
【0030】上記したように、クローザ機構3が復帰動
作する際、駆動機構4のモータ41は、クローザ機構3
がクローズ動作する際の駆動機構4のモータ41よりも
遅い回転速度で駆動される。よって、クローザ機構3の
復帰動作時における駆動機構4の駆動音をクローズ動作
時の駆動音に比して小さな駆動音になる。又、クローザ
機構3の復帰動作が所定の駆動時間内に行われない場合
には、駆動機構4のモータ41の回転速度を段階的に速
くされる。よって、製造上のバラツキ等でクローザ機構
3の作動負荷が大きい場合でも作動不良を生じさせるこ
となく確実に復帰動作する。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、タイマ回路が計時する
経過時間があらかじめ設定された駆動時間を経過しても
クローザ機構が原位置に至らない場合において駆動機構
の駆動を前記PWM制御回路によりPWM制御するよ
う、或いは、駆動機構の駆動を前記電源監視回路により
測定された電源電圧の値に基づいて前記PWM制御回路
によりPWM制御するよう構成したので、クローザ機構
の復帰動作時における駆動機構の駆動音をクローズ動作
時の駆動音に比して小さな駆動音になるようにして且つ
クローザ機構の復帰動作時における作動不良が防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るドアクローザ装置を搭載した車両
の斜視図である。
【図2】本発明に係るドアクローザ装置の斜視図であ
る。
【図3】本発明に係るドアクローザ装置の駆動制御装置
を示す回路図である。
【図4】本発明に係るドアクローザ装置の駆動制御装置
の制御手段の作動を示すフローチャート図である。
【図5】本発明に係るドアクローザ装置の駆動制御装置
の制御手段の作動を示すフローチャート図である。
【図6】本発明に係るドアクローザ装置の駆動制御装置
の制御手段の作動を示すフローチャート図である。
【図7】本発明に係るドアクローザ装置の駆動制御装置
の制御手段の作動を示すタイミングチャート図である。
【図8】本発明に係るドアクローザ装置の駆動制御装置
の駆動時間を示す説明図である。
【符号の説明】
3 クローザ機構 4 駆動機構 5 駆動制御装置(制御手段) 54 PWM制御回路 56 タイマ回路 57 電源監視回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両ドアを半閉状態から完全閉状態とす
    るクローザ機構と、該クローザ機構を作動させる駆動機
    構と、該駆動機構を前記クローザ機構が原位置から完全
    閉位置へとクローズ動作して前記車両ドアを半閉状態か
    ら完全閉状態とした後に前記完全閉位置から前記原位置
    へと復帰動作するように駆動制御する制御手段とを有す
    るドアクローザ装置において、前記制御手段を、前記ク
    ローザ機構の復帰動作時において前記駆動機構の駆動を
    高速でオン・オフを繰り返すようにPWM制御するPW
    M制御回路及び前記クローザ機構の復帰動作時の経過時
    間を計時するタイマ回路を有し、該タイマ回路が計時す
    る経過時間があらかじめ設定された駆動時間を経過して
    も前記クローザ機構が前記原位置に至らない場合におい
    て前記駆動機構の駆動を前記PWM制御回路によりPW
    M制御するよう構成した、ドアクローザ装置の駆動制御
    装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段を、前記駆動機構に供給さ
    れる電源電圧を測定する電源監視回路を有し、前記駆動
    機構の駆動を前記電源監視回路により測定された電源電
    圧の値に基づいて前記PWM制御回路によりPWM制御
    するよう構成した、請求項1記載のドアクローザ装置の
    駆動制御装置。
  3. 【請求項3】 前記PWM制御回路は、あらかじめ設定
    された複数の駆動時間に応じて前記駆動機構の駆動を段
    階的にPWM制御する、請求項1記載のドアクローザ装
    置の駆動制御装置。
  4. 【請求項4】 車両ドアを半閉状態から完全閉状態とす
    るクローザ機構と、該クローザ機構を作動させる駆動機
    構と、該駆動機構を前記クローザ機構が原位置から完全
    閉位置へとクローズ動作して前記車両ドアを半閉状態か
    ら完全閉状態とした後に前記完全閉位置から前記原位置
    へと復帰動作するように駆動制御する制御手段とを有す
    るドアクローザ装置において、前記制御手段を、前記ク
    ローザ機構の復帰動作時において前記駆動機構の駆動を
    高速でオン・オフを繰り返すようにPWM制御するPW
    M制御回路及び前記駆動機構に供給される電源電圧を測
    定する電源監視回路を有し、前記駆動機構の駆動を前記
    電源監視回路により測定された電源電圧の値に基づいて
    前記PWM制御回路によりPWM制御するよう構成し
    た、ドアクローザ装置の駆動制御装置。
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