JP2007169976A - ドア開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動開閉から手動開閉に移行する場合の操作者の意志を確実に伝える。
【解決手段】自動開閉動作中において(ステップS1)、操作者がドアハンドルを操作しつつ(ステップS2)、駆動部の動力による移動速度を超える外力でスライドドアを移動方向に移動させた場合に(ステップS3,S4)、駆動部10の動力をスライドドアから断って手動開閉に移行する(ステップS5)。このため、操作者の手動開閉の意志としてドアハンドルの操作に加えて、駆動部の動力による移動速度を超える外力でスライドドアを移動方向に移動させた場合を含むため、自動開閉から手動開閉に移行する場合の操作者の意志を確実に伝えることができる。
【選択図】 図7

Description

本発明は、自動で車輌用ドアの開閉を行う自動開閉機構を有するドア開閉装置に関するものである。
従来、車輌用ドアを駆動手段によって自動開閉させる開閉制御部として、駆動手段の出力をドア開閉機構に結合するクラッチと、操作者によるドアの手動開閉の意志を検出する圧力センサと、ドアの開閉位置を検出するエンコーダとを備えて、圧力センサによって操作者の手動開閉の意志が検出された場合に、クラッチをオフさせて駆動手段の出力とドア開閉機構との結合を離して手動開閉を可能とする一方、圧力センサによって操作者の手動開閉の意志が検出されない場合に、クラッチをオンさせて駆動手段の出力とドア開閉機構とを結合して自動開閉を行うものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−227252号公報
従来では、圧力センサのみによって操作者の手動開閉の意志を検出している。このため、手動開閉にする意志がないにもかかわらず圧力センサの検出があった場合でも手動開閉に移行してしまうという問題がある。
本発明は、上記実情に鑑みて、自動開閉から手動開閉に移行する場合の操作者の意志を確実に伝えることができるドア開閉装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係るドア開閉装置は、ドアを開閉移動させる駆動部と、前記駆動部による動力を前記ドアに対して伝達または切断する連結部と、前記ドアの移動方向を検出する移動方向検出部と、前記ドアの開閉に係る操作部への操作を検出する操作検出部と、前記ドアが駆動部の動力による移動速度を超える外力を受けたことを検出する外力検出部と、前記連結部を伝達状態にして駆動部の動力によってドアを開閉移動させているときに操作検出部によって操作部への操作を検出し、かつ、移動方向検出部で検出したドアの移動方向に沿う外力を外力検出手段によって検出した場合に連結部を切断状態にしてドアに対する駆動部の動力を断つ制御部とを備えたことを特徴とする。
本発明の請求項2に係るドア開閉装置は、上記請求項1において、前記操作部はドアを開放可能状態または閉塞可能状態にするドアハンドルであることを特徴とする。
本発明の請求項3に係るドア開閉装置は、上記請求項1または2において、前記駆動部はドアに固定したワイヤの牽引によってドアを開閉移動させるものであって前記ワイヤに張力を付与するテンション機構を有し、前記外力検出部はテンション機構においてドアがワイヤの牽引速度を所定範囲以上に逸脱した旨を検出することを特徴とする。
本発明の請求項4に係るドア開閉装置は、上記請求項1〜3のいずれか一つにおいて、ドアが全閉状態に至る手前の所定の移動領域、およびドアが全開状態に至る手前の所定の移動領域において、前記制御部は前記連結部を伝達状態にして駆動部の動力によってドアを開閉移動させているときに操作検出部によって操作部への操作を検出し、かつ、移動方向検出部で検出したドアの移動方向に沿う外力を外力検出手段によって検出した場合であっても連結部の伝達状態を維持して駆動部の動力を伝達することを特徴とする。
本発明に係るドア開閉装置は、連結部を伝達状態にして駆動部の動力によってドアを開閉移動させているときに操作検出部によって操作部への操作を検出し、かつ、移動方向検出部で検出したドアの移動方向に沿う外力を外力検出手段によって検出した場合に連結部を切断状態にしてドアに対する駆動部の動力を断つ。すなわち、ドアの自動開閉動作中に、操作者が操作部を操作しつつ、駆動部の動力による移動速度を超える外力でドアを移動方向に移動させた場合に、駆動部の動力をドアから断って手動開閉に移行する。この結果、操作者の手動開閉の意志として、操作部の操作に駆動部の動力による移動速度を超える外力でドアを移動方向に移動させたことを含むため、自動開閉から手動開閉に移行する場合の操作者の意志を確実に伝えることができる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るドア開閉装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態にかかるドア開閉装置の制御対象となるスライドドアを適用した車輌を示した図である。図2は図1に示したスライドドアを上方から見た概念図であって、スライドドアの閉塞状態を示した図、図3は図1に示したスライドドアを上方から見た概念図であって、スライドドアの開放状態を示した図である。
スライドドア(ドア)1は、車輌の側面に形成された開口部2を開閉するもので、図1に示すように、アッパーレール3、ロワーレール4およびセンターレール5によりスライド可能に支持してある。アッパーレール3は、車輌に形成した開口部2の上縁に取り付けてあり、ロワーレール4は開口部2の下縁に取り付けてある。また、センターレール5は、車輌の後部であるクォータパネルの側面に取り付けてある。
図2および図3に示すようにスライドドア1には、アッパーブラケット1A、ロワーブラケット1Bおよびセンターブラケット1Cが取り付けてある。アッパーブラケット1Aは、スライドドア1の前方上縁部の車輌室内側に取り付けてあり、アッパーレール3にスライド可能に係合している。ロワーブラケット1Bは、スライドドア1の前方下縁部の車輌室内側に取り付けてあり、ロワーレール4にスライド可能に係合している。また、センターブラケット1Cは、スライドドア1の後方略中央部の車輌室内側に取り付けてあり、センターレール5にスライド可能に係合している。このため、スライドドア1は車輌前後方向にスライド可能であり、開口部2を開閉可能である。
図1に示すように、スライドドア1の後縁部中央にはラッチ装置6が取り付けてあり、開口部2の後縁にはストライカ7が取り付けてある。このため、スライドドア1を閉塞(全閉)すると、ラッチ装置6とストライカ7とが噛合し、スライドドア1の閉塞状態を維持する。また、スライドドア1の前方下方には全開ラッチ装置8が取り付けてあり、開口部2の後縁下方には全開ストライカ9が取り付けてある。このため、スライドドア1を全開すると、全開ラッチ装置8と全開ストライカ9とが噛合し、スライドドア1の全開状態を維持する。なお、スライドドア1の前縁部中央にラッチ装置6を取り付ける一方、開口部2の前縁にストライカ7を取り付けてもよい。
ラッチ装置6および全開ラッチ装置8は、スライドドア1に設けられた操作部としてのドアハンドル(アウトサイドハンドルOH、インサイドハンドルIH)に対してリモコン50を介して連繋している。アウトサイドハンドルOHはスライドドア1の車輌室外側に設けてあり、インサイドハンドルIHはスライドドア1の車輌室内側に設けてある。そして、アウトサイドハンドルOHあるいはインサイドハンドルIHを手動操作することにより、リモコン50を作動して、閉塞状態(全閉状態)にあるスライドドア1を開放可能状態に移行させる一方、開放状態(全開状態)にあるスライドドア1を閉塞可能状態に移行させる。したがって、スライドドア1が閉塞状態にある場合に、アウトサイドハンドルOHあるいはインサイドハンドルIHを手動操作すると、リモコン50がラッチ装置6とストライカ7との噛合状態を解除する。一方、スライドドア1が開放状態にある場合に、アウトサイドハンドルOHあるいはインサイドハンドルIHを手動操作すると、リモコン50が全開ラッチ装置8と全開ストライカ9との噛合状態を解除する。このように、ドアハンドル(アウトサイドハンドルOH、インサイドハンドルIH)は、スライドドア1を開放可能状態または閉塞可能状態にするものである。
また、リモコン50は、リリースアクチュエータ51を備えている。リリースアクチュエータ51は、リモコン50を作動して、閉塞状態(全閉状態)にあるスライドドア1を開放可能状態に移行させる一方、開放状態(全開状態)にあるスライドドア1を閉塞可能状態に移行させるものである。したがって、スライドドア1が閉塞状態にある場合に、リリースアクチュエータ51を作動すると、リモコン50がラッチ装置6とストライカ7との噛合状態を解除する。一方、スライドドア1が開放状態にある場合に、リリースアクチュエータ51を作動すると、リモコン50が全開ラッチ装置8と全開ストライカ9との噛合状態を解除する。
なお、図には明示しないがラッチ装置6には、スライドドア1の閉塞時においてラッチのハーフラッチ状態を検出した場合にストライカ7に対して噛合するようにラッチをフルラッチ状態に引き込むクローザ機構を有している。
つぎに、図4および図5に基づいて、スライドドア1を開閉移動させる駆動部について説明する。なお、図4は車輌室内側から見たドア開閉装置の正面図、図5は図4におけるIII−III断面図である。
駆動部10は、図4に示すようにドア開閉装置の装置基部を構成するベース11に、駆動モータ12と、クラッチ13と、回転センサ(移動方向検出部)14とを設けてなる。
駆動モータ12は、スライドドア1の駆動源をなすものであって、正逆転可能である。駆動モータ12の出力軸には、ウォームギア(図示せず)が設けてある。この駆動モータ12は、出力軸およびウォームギアを内装するモータベース15を有している。モータベース15は、ベース11に固定してある。
クラッチ13は、図5に示すように電磁クラッチとして構成してある。クラッチ13は、主にクラッチケース16に内装してある。クラッチケース16は、モータベース15との間にベース11を挟む形態でベース11に固定してある。
このクラッチ13は、回転軸13Aと、ウォームホイール13Bと、アーマチュア13Cと、ロータ13Dと、コイル部13Eとからなる。回転軸13Aは、駆動モータ12の出力軸に対して直交する形態で一端側がモータベース15に対して回転可能に支承してあり、他端側がクラッチケース16に対して回転可能に支承してある。また、回転軸13Aには、ドラム13Fが一体に成形してある。ドラム13Fは、ワイヤ21,22を巻装するためのものであって、回転軸13Aを中心として筒状に形成してある。このドラム13Fの外周面には、螺旋状に溝13Faが形成してある。溝13Faには、一対のワイヤ21,22が巻回してあり、一方のワイヤ21(22)を巻き取ると他方のワイヤ22(21)を巻き出すことになる。ウォームホイール13Bは、インプット13Baを介してロータ13Dに一体に設けてあり、駆動モータ12のウォームギアと噛合してある。ロータ13Dは、回転軸13Aの周りに設けてあって、当該回転軸13Aに対して回転可能に設けてある。アーマチュア13Cは、磁性体によって円盤状に形成してあり、回転軸13Aに対して相対的に回転可能に挿通してある。アーマチュア13Cは、回転軸13Aの軸線方向に移動し、かつ、ドラム13Fと一体に回転する態様でドラム13Fに係合して設けてある。コイル部13Eは、回転軸13Aの周りに配置してあり、アーマチュア13Cとの間にロータ13Dを挟む態様で設けてある。
上記クラッチ13は、コイル部13Eが励磁されると、当該コイル部13E側にアーマチュア13Cが吸引されてロータ13Dと摩擦係合する。このため、ロータ13Dは、アーマチュア13Cを介してドラム13Fに接続する。これにより、ウォームギアおよびウォームホイール13Bを介して駆動モータ12の動力がロータ13Dおよびドラム13Fを介して回転軸13Aに伝達されて当該回転軸13Aおよびドラム13Fが回転することになる(クラッチ13:伝達状態)。この結果、ドラム13Fに巻装されたワイヤ21,22が図4に示す矢印方向に移動し、このワイヤ21,22の移動に伴ってスライドドア1を開方向あるいは閉方向に移動させる。一方、コイル部13Eの励磁が開放されると、アーマチュア13Cとロータ13Dとが離間する。これにより、駆動モータ12と回転軸13Aとの相対的な動力の伝達が解かれることになる(クラッチ13:切断状態)。
回転センサ14は、図5に示すようにモータベース15に取り付けた合成樹脂製のセンサケース17に内装してある。センサケース17は、上側ケース17Aと、下側ケース17Bとに分割形成してあり、その間の収容空間に、回転センサ14を構成するセンサギア14Aと、マグネット盤14Bと、センサ部14Cとを内装してある。
センサギア14Aは、モータベース15の外部に延出した回転軸13Aの一端部に固定してある。
マグネット盤14Bは、センサケース17に対して回転可能に支承された支持軸14Baを有している。支持軸14Baは、上側ケース17Aに上端部を支持され、下側ケース17Bに下端部を支持されている。また、マグネット盤14Bは、支持軸14Baの周りに設けた噛合歯14Bbを有している。この噛合歯14Bbは、センサギア14Aと噛合する。また、マグネット盤14Bは、支持軸14Baの径外方向に延在して円盤状に形成してある磁気部材としての永久磁石14Bcを有している。永久磁石14Bcは、支持軸14Baの径外方向に延在する円盤状の少なくとも外周部分をなす形態で円環状に設けてある。また、永久磁石14Bcは、その周方向に沿って異種の磁極である正極(N極)と負極(S極)とを交互にして盤面(アキシャル)に着磁してある。
センサ部14Cは、上側ケース17Aに固定されたセンサ基板14Caを有している。センサ基板14Caの下面には、磁気検出素子としての磁気抵抗素子14Cbが設けてある。磁気抵抗素子14Cbは、マグネット盤14Bにおける永久磁石14Bcの盤面(上面)に沿い、かつ、永久磁石14Bcの外周縁(エッジ)に対向して配置してある。すなわち、磁気抵抗素子14Cbは、マグネット盤14Bの永久磁石14Bcの外周縁から生じる平行な磁束を検出する態様で永久磁石14Bcが生じる磁界内に固定配置してある。
なお、本実施の形態における磁気抵抗素子14Cbは、磁気部材である永久磁石14Bcが生じる磁束に応じた抵抗値によって磁束の方向を検出するものであって、特定の磁界方向で抵抗値が変わる異方性磁気抵抗素子(AMR:Anisotropic Magneto−Resistive)を採用している。
上記回転センサ14は、回転軸13Aの回転にしたがってセンサギア14Aが回転する。すると、センサギア14Aの回転に伴ってマグネット盤14Bが回転し、この回転をセンサ部14Cの磁気抵抗素子14Cbによって検出する。すなわち、磁気抵抗素子14Cbは、マグネット盤14Bの回転に伴って回転移動する永久磁石14Bcが生じる磁束の方向に応じて異なる抵抗値を出力する。これにより、回転センサ14では、スライドドア1の開閉位置、開閉速度、開閉方向を検出することができる。なお、本ドア開閉装置を用いず手動でスライドドア1の開閉を行う場合でも、スライドドア1の移動に際してワイヤ21,22が移動することでドラム13Fを介して回転軸13Aが回転し、マグネット盤14Bが回転する。これにより、回転センサ14は、手動によるスライドドア1の開閉時でもスライドドア1の開閉位置、開閉速度、開閉方向を検出することができる。
このように手動によるスライドドア1の開閉でスライドドア1の開閉位置、開閉速度、開閉方向を検出することにより、例えば手動で開放したスライドドア1をドア開閉装置で閉塞するときにスライドドア1の状態が認識できる。その他、手動によってスライドドア1を途中開放位置にした状態からドア開閉装置で追従して開閉するときにもスライドドア1の状態が認識できる。さらに、スライドドア1の開閉位置、開閉速度、開閉方向の検出は、挟み込み時の反転、デューティー制御(PWM制御)にも用いることができる。
また、図4に示すようにベース11には、テンション機構が設けてある。テンション機構は、ワイヤ21,22に弛みが生じないように調整するものである。具体的には、ベース11に、一対のテンションプーリ23が配設してある。テンションプーリ23は、それぞれプーリ軸24に対して回転自在となるように取り付けてある。各プーリ軸24は、ベース11に形成した長孔11Aを摺動自在である。すなわち、各テンションプーリ23は、各プーリ軸24を介して長孔11Aに沿って移動可能に設けてある。さらに、各プーリ軸24には、テンションプーリ23が相互に近接するように、相互に引張コイルバネ25が張架してある。この引張コイルバネ25によってワイヤ21,22に弛みが生じないように張力が生じる。
上述した一対のワイヤ21,22は、それぞれテンションプーリ23を経由してベース11の外部に挿通してある。一方のワイヤ21は、図2および図3に示すようにベース11からセンターレール5の前端部近傍に延在した閉塞側アウタチューブ26を挿通した後、センターレール5の前端部近傍に配設したターンプーリ27を経由して、センターレール5を挿通し、センターブラケット1Cに連結してある。他方のワイヤ22は、ベース11からセンターレール5の後端部近傍に延在した開放側アウタチューブ28を挿通した後、センターレール5の後端部近傍に配設したターンプーリ29を経由して、センターレール5を挿通し、センターブラケット1Cに連結してある。したがって、駆動部10によってドラム13Fを回転させて、一方のワイヤ21(22)を巻き取るとともに他方のワイヤ22(21)を巻き出すと、スライドドア1が開閉される。つまり、ドラム13Fによってワイヤ22を巻き取るとともにワイヤ21を巻き出すと、スライドドア1は、図2に示す閉塞状態から図3に示す開放状態に移行し、ドラム13Fによってワイヤ21を巻き取るとともにワイヤ22を巻き出すと、スライドドア1は、図3に示す開放状態から図2に示す閉塞状態に移行する。
また、図4に示すようにベース11には、各テンションプーリ23の移動の外側となるそれぞれ位置に外力検出スイッチ(外力検出部)30が設けてある。各外力検出スイッチ30は、外側に移動したテンションプーリ23が当接してオンとなる。なお、テンションプーリ23が外側に移動する場合とは、駆動部10によってスライドドア1を開閉移動させているときに、当該スライドドア1が外力を受け、この外力によってスライドドア1が駆動部10の動力による移動速度を超えたときである。そして、本実施の形態では、テンション機構において、スライドドア1が駆動部10の動力による移動速度を超える所定範囲を設定しておき、スライドドア1の移動速度が駆動部10の動力による移動速度(すなわち、ワイヤ21,22の牽引速度)を所定範囲以上に逸脱した場合にオンするように外力検出スイッチ30を配置してある。なお、外力検出スイッチ30は、外側に移動したテンションプーリ23が当接する位置に配置する他、外側に移動したプーリ軸24が当接する位置に配置してもよい。
つぎに、図6に基づいて、ドア開閉装置の制御系を説明する。図6は本発明の実施の形態にかかるドア開閉装置の制御系を示すブロック図である。
図6に示すようにドア開閉制御部40には、運転席に配設した運転席スイッチ41、ワイヤレスリモコンキー42およびドアハンドル(アウトサイドハンドルOH、インサイドハンドルIH)と連繋するハンドルスイッチ43が接続してある。ドア開閉制御部40は、これらの何れからもドア操作信号を取得する。なお、図6では、リモコン50にハンドルスイッチ43を設けているが、このハンドルスイッチ43は、ドアハンドル(アウトサイドハンドルOH、インサイドハンドルIH)の操作を出力するためのものであるため、ドアハンドルに設けてあってもよい。さらに、ハンドルスイッチ43は、アウトサイドハンドルOHやインサイドハンドルIHがスライドドア1の開閉方向に合わせた操作方向を有する構成の場合には、当該操作方向に対応してそれぞれ設けてあればよく、一方アウトサイドハンドルOHやインサイドハンドルIHがスライドドア1の開閉方向に合わせた操作方向を有さない構成の場合には、単に操作に対応して設けてあればよい。
さらに、ドア開閉制御部40には、回転センサ14および外力検出スイッチ30が接続してある。ドア開閉制御部40は、回転センサ14から出力された回転信号(パルス信号)によって、スライドドア1の開閉位置、開閉速度、開閉方向などのドア情報信号を取得し、また外力検出スイッチ30から出力された外力検出信号を取得する。
また、ドア開閉制御部40には、リリースアクチュエータ51、駆動モータ12およびクラッチ13が接続してあり、上記ドア操作信号、ドア情報信号、外力検出信号などに応じてリモコン50、駆動部10を制御する。
すなわち、通常の開閉(自動開閉)動作において、スライドドア1が閉塞(全閉)状態にある場合に、ドア操作信号が入力されると、ドア開閉制御部40は、リリースアクチュエータ51がリモコン50を作動して、ラッチ装置6とストライカ7との噛合状態を解除する。ラッチ装置6とストライカ7との噛合状態が解除されると、スライドドア1は、閉塞状態から開放可能状態に移行する。その後、ドア開閉制御部40は、駆動部10のクラッチ13を伝達状態にして駆動モータ12を駆動する。これにより、スライドドア1が開放移動する。ここで、ドア開閉制御部40は、回転センサ14から取得したドア情報信号に適合した速度で駆動モータ12を駆動制御する。そして、スライドドア1が開放(全開)状態に移行すると、ドア開閉制御部40は、駆動部10の駆動モータ12を停止してクラッチ13を切断状態にする。このとき、全開ラッチ装置8と全開ストライカ9とが噛合するので、スライドドア1は、開放状態が維持される。
一方、通常の開閉(自動開閉)動作において、スライドドア1が開放(全開)状態にある場合に、ドア操作信号が入力されると、ドア開閉制御部40は、リリースアクチュエータ51がリモコン50を作動して、全開ラッチ装置8と全開ストライカ9との噛合状態を解除する。全開ラッチ装置8と全開ストライカ9との噛合状態が解除されると、スライドドア1は、開放状態から閉塞可能状態に移行する。その後、ドア開閉制御部40は、駆動部10のクラッチ13を伝達状態にして駆動モータ12を駆動する。これにより、スライドドア1が閉塞移動する。ここで、ドア開閉制御部40は、回転センサ14から取得したドア情報信号に適合した速度で駆動モータ12を駆動制御する。そして、スライドドア1が閉塞(全閉)状態に移行する際、ラッチ装置6のラッチがハーフラッチ状態になると、ドア開閉制御部40は、駆動部10の駆動モータ12を停止し、ウェザーストリップ(図示せず)でスライドドア1が開方向に戻されないようにクラッチ13を伝達状態のままにする。ここで、ドア開閉制御部40は、ラッチ装置6に設けたクローザ機構(図示せず)を駆動してラッチをフルラッチ状態に引き込む。さらに、ドア開閉制御部40は、ラッチがハーフラッチ状態からフルラッチ状態になる途中でクラッチ13を切断状態にする。これにより、ラッチ装置6とストライカ7とが噛合するので、スライドドア1は、閉塞状態が維持される。
ところで、本実施の形態におけるドア開閉装置では、上記自動開閉の動作中に手動開閉に移行することが可能である。図7は手動開閉に移行する場合のドア開閉制御部の制御を示すフローチャートである。
図7に示すように、自動開閉動作中において(ステップS1)、ドアハンドル(アウトサイドハンドルOH、インサイドハンドルIH)が操作者によって操作されて、ハンドルスイッチ43からのドア操作信号を入力し(ステップS2:Yes)、外力検出スイッチ30からの外力検出信号を入力して(ステップS3:Yes)、外力を受けた方向が回転センサ14のドア情報信号から得たスライドドア1の移動方向に沿う方向であった場合(ステップS4:Yes)、ドア開閉制御部40は、クラッチ13を切断状態にして、駆動モータ12を停止する(ステップS5)。この結果、スライドドア1に対する駆動部10の動力が断たれ、スライドドア1が手動開閉に移行する。すなわち、操作者がドアハンドルを操作して、駆動部10の動力による移動速度を超える外力でスライドドア1を移動方向に移動させることで、ドア開閉制御部40は、駆動部10の動力をスライドドア1から断って手動開閉に移行する。
なお、手動開閉に移行した後、操作者がドアハンドルの操作を止めてハンドルスイッチ43からのドア操作信号を入力しなくなった場合には、ドア開閉制御部40は、クラッチ13を切断状態のままで、駆動モータ12を停止したままとして手動開閉を維持する。あるいは、手動開閉に移行した後、操作者がドアハンドルの操作を止めてハンドルスイッチ43からのドア操作信号を入力しなくなった場合に、ドア開閉制御部40は、クラッチ13を伝達状態にし、駆動モータ12を駆動して直前と同じ移動方向でスライドドア1を自動開閉に移行してもよい。
一方、自動開閉動作中において(ステップS1)、ドアハンドル(アウトサイドハンドルOH、インサイドハンドルIH)が操作者によって操作されず、ハンドルスイッチ43からのドア操作信号を入力しない場合には(ステップS2:No)、ドア開閉制御部40は、クラッチ13の伝達状態を維持したまま駆動モータ12を駆動し続けて自動開閉を継続する。
さらに、自動開閉動作中において(ステップS1)、ドアハンドル(アウトサイドハンドルOH、インサイドハンドルIH)が操作者によって操作されて、ハンドルスイッチ43からのドア操作信号を入力しても(ステップS2:Yes)、外力検出スイッチ30からの外力検出信号を入力しない場合には(ステップS3:No)、ドア開閉制御部40は、クラッチ13の伝達状態を維持したまま駆動モータ12を駆動し続けて自動開閉を継続する。
なお、ステップS4において、外力を受けた方向が回転センサ14のドア情報信号から得たスライドドア1の移動方向に沿う方向でない場合には(ステップS4:No)、ドア開閉制御部40は、駆動モータ12を停止または反転させる(ステップS6)。すなわち、挟み込みなどを回避するために操作者がドアハンドルを操作して、スライドドア1を移動方向とは逆方向に移動させた場合に相当する。
ところで、自動開閉作動中において、坂道などの傾斜地で車輌が傾いていた場合、操作者がドアハンドルを操作しなくても、駆動部10の動力による移動速度を超える外力でスライドドア1が移動方向に先行して移動することがある。そして、その後駆動モータ12の駆動力がスライドドア1に伝達されることでスライドドア1の移動の挙動が不安定になる(ハンチング挙動)。この場合には、駆動モータ12の駆動制御を行ってスライドドア1の挙動を安定させることになる。ここで、本実施の形態におけるドア開閉装置では、テンション機構において、ハンチング挙動が生じる場合にスライドドア1が駆動部10の動力による移動速度を超える所定範囲を設定しておき、スライドドア1の移動速度が駆動部10の動力による移動速度を所定範囲以上に逸脱した場合にオンするように外力検出スイッチ30を配置してある。このため、自動開閉から手動開閉に移行する制御と、ハンチング挙動を抑える制御とを切り分けることが可能である。
このように、上述したドア開閉装置では、自動開閉動作中において、操作者がドアハンドルを操作しつつ、駆動部10の動力による移動速度を超える外力でスライドドア1を移動方向に移動させた場合に、駆動部10の動力をスライドドア1から断って手動開閉に移行する。このため、操作者の手動開閉の意志としてのドアハンドルの操作(ハンドルスイッチ43からの入力)に加えて、駆動部10の動力による移動速度を超える外力でスライドドア1を移動方向に移動させた場合を含むため、自動開閉から手動開閉に移行する場合の操作者の意志を確実に伝えることが可能になる。そして、操作者に手動開閉にする意志がないにもかかわらずドアハンドルの操作があった場合には、手動開閉に移行しないので誤作動となる事態を防ぐことが可能である。また、操作者がドアハンドルを操作せずに、駆動部10の動力による移動速度を超える外力でスライドドア1が移動方向に移動した場合にも、手動開閉に移行しないので誤作動となる事態を防ぐことが可能である。
さらに、上述したドア開閉装置では、自動開閉動作中において、操作者がドアハンドルを操作して、スライドドア1を移動方向とは逆方向に移動させた場合には、スライドドア1の自動開閉を停止、または反転移動させる。このように、自動開閉から手動開閉に移行する機能を付加した上で、ドアハンドルの操作に起因した他の機能を付加することが可能である。また、上述したドア開閉装置では、ドアハンドルの操作またはドアへの外力の付加のいずれか一方だけのときに自動開閉を継続している。これに限らず、ドアハンドルの操作またはドアへの外力の付加のいずれか一方だけのときに、例えばドアの自動開閉を停止または反転移動させてもよい。
また、上述したドア開閉装置では、スライドドア1を開閉移動する旨の操作者の操作を検出する操作検出部として、ドアハンドルに設けたハンドルスイッチ43を用いている。ドアハンドルは、一般的に用いられているものであり、スライドドア1を開閉する際に操作者が操作しやすい部位である。このため、自動開閉から手動開閉に移行する場合の操作者の意志を適宜検出することが可能である。
また、上述したドア開閉装置では、駆動部10の動力による移動速度を超える外力を検出する外力検出部として、テンション機構に設けた外力検出スイッチ30を用いている。テンション機構は、一般的に用いられているものであり、スライドドア1への外力付加を得やすい部位である。このため、外力の検出を適宜検出することが可能である。
図8は手動開閉に移行する場合のドア開閉制御部の他の制御を示すフローチャートである。この図8では、図7におけるフローチャートにステップS7をさらに加えたものである。したがって、ステップS7に係る制御について説明し他は省略する。
図8に示すように、自動開閉動作中において(ステップS1)、ドアハンドル(アウトサイドハンドルOH、インサイドハンドルIH)が操作者によって操作されて、ハンドルスイッチ43からのドア操作信号を入力し(ステップS2:Yes)、外力検出スイッチ30からの外力検出信号を入力して(ステップS3:Yes)、外力を受けた方向が回転センサ14のドア情報信号から得たスライドドア1の移動方向に沿う方向であり、(ステップS4:Yes)、さらにスライドドア1が全開または全閉の手前の所定の移動領域にない場合(ステップS7:Yes)、ドア開閉制御部40は、クラッチ13を切断状態にして、駆動モータ12を停止する(ステップS5)。この結果、スライドドア1に対する駆動部10の動力が断たれ、スライドドア1が手動開閉に移行する。すなわち、操作者がドアハンドルを操作して、駆動部10の動力による移動速度を超える外力でスライドドア1を移動方向に移動させ、さらにスライドドア1が全開または全閉の手前の所定の移動領域になければ、ドア開閉制御部40は、駆動部10の動力をスライドドア1から断って手動開閉に移行する。
一方、ステップS7において、スライドドア1が全開または全閉の手前の所定の移動領域にある場合(ステップS7:No)、ドア開閉制御部40は、クラッチ13の伝達状態を維持したまま駆動モータ12を駆動し続けて自動開閉を継続する。
ここで、スライドドア1が全開または全閉の手前の所定の移動領域とは、例えばスライドドア1を自動開閉する場合に、全開または全閉に先駆けて減速を行う領域、あるいはスライドドア1が全開または全閉となる近傍(全開または全閉の100mm〜200mm程度手前)の移動領域である。このような、スライドドア1が全開または全閉の手前の所定の移動領域は、特にスライドドア1の閉塞動作では、挟み込みが生じやすい。すなわち、挟み込みが生じやすい領域において、自動開閉から手動開閉に移行すると、挟み込みの危険を回避し難いおそれがある。したがって、スライドドア1が全開または全閉の手前の所定の移動領域である場合に、自動開閉から手動開閉に移行しないことで、挟み込みの危険を回避して安全なスライドドア1の開閉を行うことが可能になる。
なお、上述した実施の形態では、スライドドア1を開放可能状態または閉塞可能状態にするドアハンドル(操作部)に、スライドドア1を開閉移動する旨の操作者の操作を検出する操作検出部としてのハンドルスイッチ43を設け、ドアハンドルの操作と、スライドドア1の移動速度とによって自動開閉から手動開閉に移行させている。これに限らず、スライドドア1の移動方向の前端縁および後端縁を操作部として、ここに操作検出部としてのスイッチ(図示せず)を設け、スライドドア1の前端縁または後端縁を操作者が押した際のスイッチの信号入力を、スライドドア1を開閉移動する旨の操作者の操作として検出し、加えてスライドドア1の移動速度によって自動開閉から手動開閉に移行させてもよい。
また、上述した実施の形態では、テンション機構に外力検出スイッチ30を設け、駆動部10の動力による移動速度を超える外力を検出する外力検出部を構成している。これに限らず、外力検出部として、回転センサ14で検出したスライドドア1の開閉速度の変化によって、駆動部10の動力による移動速度を超える外力を検出するようにしてもよい。その他、外力検出部は、スライドドア1が駆動部10の動力による移動速度を超える外力を受けたことを検出するものであればよい。
また、上述した実施の形態では、スライドドア1を開閉するドア開閉装置を制御対象としているが、その他のドアを開閉するドア開閉装置を制御対象とすることも可能である。
本発明の実施の形態にかかるドア開閉装置の制御対象となるスライドドアを適用した車輌を示した図である。 図1に示したスライドドアの閉塞状態を示した概念図である。 図1に示したスライドドアの開放状態を示した概念図である。 車輌室内側から見たドア開閉装置の正面図である。 図4におけるIII−III断面図である。 本発明の実施の形態にかかるドア開閉装置の制御系を示すブロック図である。 手動開閉に移行する場合のドア開閉制御部の制御を示すフローチャートである。 手動開閉に移行する場合のドア開閉制御部の他の制御を示すフローチャートである。
符号の説明
1 スライドドア
1A アッパーブラケット
1B ロワーブラケット
1C センターブラケット
2 開口部
3 アッパーレール
4 ロワーレール
5 センターレール
6 ラッチ装置
7 ストライカ
8 全開ラッチ装置
9 全開ストライカ
10 駆動部
11 ベース
11A 長孔
12 駆動モータ
13 クラッチ
13A 回転軸
13B ウォームホイール
13Ba インプット
13C アーマチュア
13D ロータ
13E コイル部
13F ドラム
13Fa 溝
14 回転センサ
14A センサギア
14B マグネット盤
14Ba 支持軸
14Bb 噛合歯
14Bc 永久磁石
14C センサ部
14Ca センサ基板
14Cb 磁気抵抗素子
15 モータベース
16 クラッチケース
17 センサケース
17A 上側ケース
17B 下側ケース
21,22 ワイヤ
23 テンションプーリ
24 プーリ軸
25 引張コイルバネ
26 閉塞側アウタチューブ
27 ターンプーリ
28 開放側アウタチューブ
29 ターンプーリ
30 外力検出スイッチ
40 ドア開閉制御部
41 運転席スイッチ
42 ワイヤレスリモコンキー
43 ハンドルスイッチ
50 リモコン
51 リリースアクチュエータ
IH インサイドハンドル
OH アウトサイドハンドル

Claims (4)

  1. ドアを開閉移動させる駆動部と、
    前記駆動部による動力を前記ドアに対して伝達または切断する連結部と、
    前記ドアの移動方向を検出する移動方向検出部と、
    前記ドアの開閉に係る操作部への操作を検出する操作検出部と、
    前記ドアが駆動部の動力による移動速度を超える外力を受けたことを検出する外力検出部と、
    前記連結部を伝達状態にして駆動部の動力によってドアを開閉移動させているときに操作検出部によって操作部への操作を検出し、かつ、移動方向検出部で検出したドアの移動方向に沿う外力を外力検出手段によって検出した場合に連結部を切断状態にしてドアに対する駆動部の動力を断つ制御部と
    を備えたことを特徴とするドア開閉装置。
  2. 前記操作部はドアを開放可能状態または閉塞可能状態にするドアハンドルであることを特徴とする請求項1に記載のドア開閉装置。
  3. 前記駆動部はドアに固定したワイヤの牽引によってドアを開閉移動させるものであって前記ワイヤに張力を付与するテンション機構を有し、
    前記外力検出部はテンション機構においてドアがワイヤの牽引速度を所定範囲以上に逸脱した旨を検出することを特徴とする請求項1または2に記載のドア開閉装置。
  4. ドアが全閉状態に至る手前の所定の移動領域、およびドアが全開状態に至る手前の所定の移動領域において、
    前記制御部は前記連結部を伝達状態にして駆動部の動力によってドアを開閉移動させているときに操作検出部によって操作部への操作を検出し、かつ、移動方向検出部で検出したドアの移動方向に沿う外力を外力検出手段によって検出した場合であっても連結部の伝達状態を維持して駆動部の動力を伝達することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のドア開閉装置。
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