JP2013198185A - スイッチング素子の駆動回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】スイッチング素子S*#の過電流検出機能に異常が生じたことを検出することのできるスイッチング素子の駆動回路を提供する。
【解決手段】ドライブIC20の端子T6は、抵抗体42及びダイオード44を介してスイッチング素子S*#のコレクタに接続されている。また、抵抗体42及びコンデンサ46の接続点は、コンデンサ46を介してスイッチング素子S*#のエミッタに接続されている。こうした構成において、端子T6の電圧Vdesatに基づき、抵抗体42もしくはコンデンサ46にショート異常、又はダイオード44にリーク異常等が生じているか否かを判断する異常判断処理を行う。
【選択図】 図2

Description

本発明は、スイッチング素子の入出力端子間の電位差が規定値未満となることで、該入出力端子間に流れる過電流を検出するための電荷を放電する放電手段を備えるスイッチング素子の駆動回路に関する。
この種の駆動回路としては、下記特許文献1に見られるものが知られている。この駆動回路について説明すると、半導体スイッチング素子(IGBT)のコレクタ及びエミッタ間は、ダイオードと、一対の抵抗体の直列接続体とを介して接続されている。詳しくは、ダイオードのアノードは、抵抗体の直列接続体の一端に接続され、カソードは、コレクタに接続されている。また、抵抗体の直列接続体とダイオードのアノードとの接続点は、抵抗体を介してスイッチング素子のゲートに接続されている。さらに、スイッチング素子のゲートには、ゲートに電荷を充電するための電源が接続されている。
こうした構成において、直列接続された抵抗体の接続点の電位に基づき、スイッチング素子に過電流が流れていることを検出できる。この検出原理について説明すると、スイッチング素子がオン操作されると、電源によってゲートに電荷が充電されることでゲート電圧が上昇し、その後、スイッチング素子がオフ状態からオン状態に切り替えられる。
ここで、スイッチング素子のコレクタ・エミッタ間に過電流が流れない場合、コレクタ・エミッタ間電圧がダイオードのアノード側の電位未満となることから、ダイオードを介してゲートからコレクタへと電荷が放電され、抵抗体の直列接続体とダイオードとの接続点の電位が低くなる。このため、直列接続された抵抗体の接続点の電位は、エミッタ電位付近の電位まで低下する。これに対し、過電流が流れる場合には、スイッチング素子がオン状態に切り替えられたにもかかわらず、コレクタ・エミッタ間電圧が高い電圧に維持されることから、ダイオードを介してゲートからコレクタへと電荷(過電流を検出するための電荷)が放電されない。このため、直列接続された抵抗体の接続点の電位は、これら抵抗体及びゲートに接続された抵抗体によってゲート電圧を分圧した値とされ、エミッタ電位付近の電位よりも高くなる。
このように、過電流が流れているか否かによって変化する上記抵抗体の接続点の電位に基づき、スイッチング素子のコレクタ・エミッタ間に過電流が流れていることを検出できる。
特許第3548497号公報
ところで、上記ダイオード等、過電流を検出する機能に異常が生じると、過電流を検出することができず、その後のフェールセーフを適切に行うことができなくなることも考えられる。フェールセーフを適切に行うことができないと、スイッチング素子の信頼性が大きく低下するおそれがある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、過電流を検出する機能に異常が生じたことを検出することのできるスイッチング素子の駆動回路を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段、及びその作用効果について記載する。
請求項1記載の発明は、スイッチング素子(S*#;*=c,u,v,w、#=p,n)の入出力端子間の電位差が規定値未満となることで、該入出力端子間に流れる過電流を検出するための電荷を放電する放電手段を備え、前記放電手段は、前記スイッチング素子の入力端子に接続された整流素子(44)を備え、前記整流素子は、前記入力端子から該整流素子の両端のうち該入力端子と逆側へと向かう電流の流通を阻止し、前記スイッチング素子がオフ状態からオン状態に切り替えられたにもかかわらず、前記整流素子を介して前記入力端子側に前記電荷が放電されないことに基づき、前記過電流が流れていると判断する過電流判断手段と、前記整流素子の両端のうち前記入力端子と逆側の電位に基づき、前記放電手段に異常が生じているか否かを判断する異常判断手段とを備えることを特徴とする。
放電手段に異常が生じると、整流素子の両端のうちスイッチング素子の入力端子と逆側の電位が放電手段に異常が生じない場合の上記逆側の電位から変化することとなる。この点に着目すると、上記逆側の電位は、放電手段に異常が生じているか否かを判断するためのパラメータとなる。ここで、上記発明では、上記異常判断手段を備えることで、過電流を検出する機能としての放電手段に異常が生じたことを検出することができる。
一実施形態にかかるシステム構成図。 一実施形態にかかるドライブユニットの構成図。 一実施形態にかかる過電流保護処理の手順を示す流れ図。 一実施形態にかかる過電流保護処理の概要を示すタイムチャート。 一実施形態にかかる異常判断処理の手順を示す流れ図。
以下、本発明にかかるスイッチング素子の駆動回路を車載主機として回転機を備える車両に適用した一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1に、本実施形態にかかるシステムの全体構成を示す。
図示されるように、車載主機としてのモータジェネレータ10は、3相回転機であり、図示しない駆動輪に機械的に連結されている。モータジェネレータ10は、インバータIV及びコンバータCVを介して高電圧バッテリ12に接続されている。ここで、コンバータCVは、コンデンサCと、コンデンサCに並列接続された一対のスイッチング素子Scp,Scnと、一対のスイッチング素子Scp,Scnの接続点と高電圧バッテリ12の正極とを接続するリアクトルLとを備えている。詳しくは、コンバータCVは、スイッチング素子Scp,Scnのオンオフ操作によって、高電圧バッテリ12の電圧(例えば「288V」)を所定の電圧(例えば「666V」)を上限として昇圧する機能を有する。
一方、インバータIVは、スイッチング素子Sup,Sunの直列接続体、スイッチング素子Svp,Svnの直列接続体、及びスイッチング素子Swp,Swnの直列接続体を備えている。これら各直列接続体の接続点は、モータジェネレータ10のU,V,W相にそれぞれ接続されている。
なお、本実施形態では、スイッチング素子S*#(*=c,u,v,w;#=p,n)として、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)が用いられている。また、これらスイッチング素子S*#にはそれぞれ、フリーホイールダイオードD*#が逆並列に接続されている。
制御装置14は、低電圧バッテリ16を電源としてかつ、モータジェネレータ10の制御量(例えばトルク)を所望に制御すべく、インバータIVやコンバータCVを操作する。詳しくは、制御装置14は、インターフェース18及びドライブユニットDUを介してスイッチング素子S*#を操作すべく、操作信号g*#を出力する。なお、インターフェース18は、高電圧バッテリ12を備える高電圧システムと低電圧バッテリ16を備える低電圧システムとの間を絶縁しつつ、これらの間の信号の授受を行うための機器である。本実施形態では、インターフェース18として、フォトカプラが用いられている。
ちなみに、高電位側のスイッチング素子S*pに対する操作信号g*pと、対応する低電位側のスイッチング素子S*nに対する操作信号g*nとは、互いに相補的な信号となっている。換言すれば、高電位側のスイッチング素子S*pと、対応する低電位側のスイッチング素子S*nとは、交互にオン状態とされる。
次に、図2を用いて、上記ドライブユニットDUの構成を示す。
図示されるように、ドライブユニットDUは、1チップ化された半導体集積回路であるドライブIC20を備えている。
ドライブIC20の端子T1には、ドライブIC20に対して外付けされてかつ、端子電圧をVom(例えば15V)とする定電圧電源22が接続されている。また、端子T1は、PチャネルMOSFET(充電用スイッチング素子24)を介してドライブIC20の端子T2に接続されている。端子T2は、充電用抵抗体26を介してスイッチング素子S*#の開閉制御端子(ゲート)に接続されている。
スイッチング素子S*#のゲートは、放電用抵抗体28を介してドライブIC20の端子T3に接続されており、端子T3は、NチャネルMOSFET(放電用スイッチング素子30)を介してドライブIC20の端子T4に接続されている。そして、端子T4は、スイッチング素子S*#の出力端子(エミッタ)に接続されている。なお、本実施形態では、エミッタ電位を「0」とする。
スイッチング素子S*#のゲートは、さらに、ソフト遮断用抵抗体32、ドライブIC20の端子T5及びNチャネルMOSFET(ソフト遮断用スイッチング素子34)を介して端子T4に接続されている。
上記端子T1は、定電流電源36、抵抗体38及びNチャネルMOSFET(リセット用スイッチング素子40)を介して端子T4に接続されている。
定電流電源36と抵抗体38との接続点は、ドライブIC20の端子T6に接続されている。端子T6は、ドライブIC20に対して外付けされた抵抗体42及びダイオード44(高圧ダイオード)を介してスイッチング素子S*#の入力端子(コレクタ)に接続されている。詳しくは、ダイオード44のアノードは、抵抗体42の一端に接続され、カソードは、コレクタに接続されている。また、端子T6と抵抗体42との接続点は、ドライブIC20に対して外付けされたコンデンサ46を介してエミッタに接続されている。なお、ダイオード44は、コレクタ・エミッタ間を流れる電流(コレクタ電流)がドライブIC20側へと流れ込むことによってドライブIC20の信頼性が低下するのを回避するための整流素子である。また、抵抗体42は、コレクタ側から端子T6側へとノイズが伝達されてドライブIC20の信頼性が低下するのを回避するための素子である。具体的には例えば、抵抗体42は、コンデンサ46とともにローパスフィルタの役割を果たすことでノイズの伝達を遮断する。
端子T6は、第1のコンパレータCMP1の非反転入力端子に接続されている。第1のコンパレータCMP1の反転入力端子には、端子電圧を第1の基準電圧Vref1とする電源48が接続されている。第1のコンパレータCMP1の出力信号は、第1の判断信号Sig1としてドライブIC20が備える駆動制御部50に入力される。
また、端子T6は、第2のコンパレータCMP2及び第3のコンパレータCMP3のそれぞれの非反転入力端子に接続されている。第2のコンパレータCMP2の反転入力端子には、端子電圧を第2の基準電圧Vref2とする電源52が接続され、第3のコンパレータCMP3の反転入力端子には、端子電圧を第3の基準電圧Vref3とする電源54が接続されている。第2のコンパレータCMP2の出力信号は、第2の判断信号Sig2として駆動制御部50に入力され、第3のコンパレータCMP3の出力信号は、第3の判断信号Sig3として駆動制御部50に入力される。
次に、駆動制御部50によって実行されるゲートの充放電処理について説明する。
ゲートの充電処理は、ドライブIC20の端子T7を介して入力される操作信号g*#がオン操作指令とされることで、充電用スイッチング素子24をオン状態とさせてかつ、放電用スイッチング素子30をオフ状態とさせる処理である。これにより、定電圧電源22によってゲートに電荷が充電され、スイッチング素子S*#がオフ状態からオン状態に切り替えられる。一方、ゲートの放電処理は、操作信号g*#がオフ操作指令とされることで、充電用スイッチング素子24をオフ状態に切り替えてかつ、放電用スイッチング素子30をオン状態に切り替える処理である。これにより、ゲートから電荷が放電され、スイッチング素子S*#がオン状態からオフ状態に切り替えられる。
続いて、駆動制御部50によって実行される本実施形態にかかる過電流保護処理について説明する。
この処理は、コレクタ・エミッタ間の非飽和電圧に基づきコレクタ電流が閾値電流以上になると判断された場合、スイッチング素子S*#を強制的にオフ状態とすべくソフト遮断用スイッチング素子34をオン状態に切り替える処理である。ここで、非飽和電圧とは、コレクタ・エミッタ間電圧の上昇に伴ってコレクタ電流が増大する非飽和領域におけるコレクタ・エミッタ間電圧のことであり、閾値電流とは、スイッチング素子S*#の信頼性を維持可能なコレクタ電流の上限値のことである。
図3に、本実施形態にかかる過電流保護処理の手順を示す。なお、本実施形態にかかる駆動制御部50は、ハードウェアであるため、図3に示す処理は、実際にはロジック回路によって実行される。
この一連の処理では、まずステップS10において操作信号g*#がオン操作指令であるか否かを判断する。
ステップS10において否定判断された場合には、ステップS12に進み、リセット用スイッチング素子40をオン状態とさせる。なお、リセット用スイッチング素子40をオン状態とさせるのは、後述する手法によってスイッチング素子S*#に過電流が流れていると判断された後、コンバータCVやインバータIVが再度使用される場合、コンデンサ46の両端の電位差が大きいことに起因して再度過電流が流れる旨誤判断されるのを回避するためである。
一方、上記ステップS10において肯定判断された場合には、ステップS14に進み、リセット用スイッチング素子40をオフ状態とさせる。
続くステップS16では、第1の判断信号Sig1の論理が「H」であるか否かを判断する。この処理は、スイッチング素子S*#のコレクタ・エミッタ間に過電流が流れているか否かを判断するための処理である。以下、過電流の検出原理について説明する。
操作信号g*#がオフ操作指令からオン操作指令に切り替えられることで、充電処理によってゲートへの電荷の充電が開始される。これにより、ゲート電圧の上昇が開始される。また、オン操作指令に切り替えられることで、定電流電源36から出力される定電流によってコンデンサ46が充電されるため、コンデンサ46の両端の電位差(端子T6の電圧Vdesat)が上昇し始める。
その後、ゲート電圧がスイッチング素子S*#をオン状態とするための閾値電圧に到達する以前においては、コレクタ・エミッタ間電圧Vceが高い電圧に維持される。このため、ダイオード44のアノード側の電位がコレクタ電位よりも低い状態となり、端子T6側からダイオード44を介してコレクタへと流れようとする電流の流通がダイオード44によって阻止される。これにより、端子T6の電圧Vdesatが上昇し続けることとなる。その後、ゲート電圧が上記閾値電圧を超えることで、スイッチング素子S*#がオフ状態からオン状態に切り替えられる。
ここで、スイッチング素子S*#に過電流が流れない場合、スイッチング素子S*#がオン状態に切り替えられることでスイッチング素子S*#のオン抵抗が非常に小さくなり、エミッタ・コレクタ間電圧Vceが非常に小さな電圧(例えば1V)まで低下する。このため、コレクタ電位がエミッタ電位に向かって低下し、コレクタ電位(コレクタ・エミッタ間電圧Vce)がダイオード44のアノード側の電位未満となる。
ここで、本実施形態において、上記第1の基準電圧Vref1は、スイッチング素子S*#がオン状態とされてかつ過電流が流れていない場合のコレクタ・エミッタ間電圧(例えば1V。以下、オン電圧Vcesat)と、ダイオード44の順方向電圧Vfと、抵抗体42の抵抗値R及び定電流電源36の定電流値Itの乗算値との加算値(以下、規定電圧)よりも高くてかつ、コレクタ電流が閾値電流となる場合のコレクタ・エミッタ間電圧(以下、最大電圧Vmax)よりも低い値に設定されている。このため、コンデンサ46に蓄えられた電荷(過電流を検出するための電荷)がダイオード44を介してコレクタ側へと放電され、端子T6の電圧Vdesatが上記規定電圧まで低下する。これにより、操作信号g*#がオン操作指令とされる期間において端子T6の電圧Vdesatが電源48の第1の基準電圧Vref1に到達することはなく、第1の判断信号Sig1の論理が「L」に維持される。
これに対し、スイッチング素子S*#に過電流が流れる場合には、ゲート電圧が上記閾値電圧を超えることによってスイッチング素子S*#がオン状態に切り替えられたにもかかわらず、コレクタ電流が大きいためにコレクタ・エミッタ間電圧が高い電圧とされる。このため、ダイオード44のアノード側の電位がコレクタ電位よりも低くなり、端子T6からダイオード44を介してコレクタへと向かう方向の電流の流通が阻止される。これにより、スイッチング素子S*#がオン状態に切り替えられた場合であっても、定電流電源36からコンデンサ46へと定電流が供給し続けられ、端子T6の電圧Vdesatが上記第1の基準電圧Vref1を超えることとなる。そして、これにより、第1の判断信号Sig1の論理が「H」に反転されることとなる。このようにして、過電流が検出される。
なお、ダイオード44の順方向電圧Vfは、具体的には例えば、ダイオード44に定電流電源36からの定電流が流れる場合のダイオード44の順方向電圧Vfである。また、上記最大電圧Vmaxは、スイッチング素子S*#の温度が高いほど高くなる傾向にある。このため、例えば、スイッチング素子S*#の温度がスイッチング素子S*#の使用され得る温度範囲の下限値となる場合における最大電圧Vmaxを用いて第1の基準電圧Vref1を設定してもよい。
さらに、定電流電源36の定電流値It及びコンデンサ46の静電容量Cは、例えば、定電流値Itや静電容量Cが過度に大きくならないとの観点、及び操作信号g*#がオン操作指令に切り替えられてからスイッチング素子S*#がオン状態に切り替えられるまでの期間に端子T6の電圧Vdesatが第1の基準電圧Vref1を超えないとの観点から定められる。
ステップS16において肯定判断された場合には、ステップS18に進み、ソフト遮断用スイッチング素子34をオン状態に切り替えてかつ、充電用スイッチング素子24及び放電用スイッチング素子30をオフ状態とさせる処理を行う。これにより、ゲートからソフト遮断用抵抗体32を介して電荷が放電され、スイッチング素子S*#が強制的にオフ状態に切り替えられる。ここで、ソフト遮断用抵抗体32は、電荷の放電経路の抵抗値を高抵抗とするためのものである。より具体的には、ソフト遮断用抵抗体32の抵抗値は、放電用抵抗体28の抵抗値よりも高く設定されている。これは、コレクタ電流が過大である状況下にあっては、スイッチング素子S*#をオン状態からオフ状態へと切り替える速度、換言すればコレクタ・エミッタ間の遮断速度を高くすると、サージ電圧が過大となるおそれがあることに鑑みたものである。
続くステップS20では、フェール信号FLを出力する処理を行う。なお、このフェール信号FLは、ドライブIC20の端子T8及びインターフェース18を介して低電圧システム(制御装置14)に伝達される。そして、このフェール信号FLによって、制御装置14においてインバータIVやコンバータCVがシャットダウンされる処理が行われる。
なお、ステップS16において否定判断された場合や、ステップS12、S20の処理が完了した場合には、この一連の処理を一旦終了する。
図4に、上記過電流保護処理の一例を示す。詳しくは、図4(a)は、操作信号g*#の推移を示し、図4(b)は、リセット用スイッチング素子40の操作状態の推移を示し、図4(c)は、ゲート電圧Vgeの推移を示し、図4(d)は、端子T6の電圧Vdesatの推移を示し、図4(e)は、ソフト遮断用スイッチング素子34の操作状態の推移を示し、図4(f)は、フェール信号FLの推移を示す。
図示される例では、時刻t1において操作信号g*#がオン操作指令に切り替えられることで、リセット用スイッチング素子40がオフ状態に切り替えられてかつ、ゲート電圧Vge及び端子T6の電圧Vdesatが上昇を開始する。その後、時刻t2において、ゲート電圧Vgeが閾値電圧を超えることでスイッチング素子S*#がオン状態に切り替えられ、コンデンサ46に蓄えられた電荷がスイッチング素子S*#のコレクタへと放電される。これにより、端子T6の電圧Vdesatが上記規定電圧まで低下する。なお、その後、時刻t3において操作信号g*#がオフ操作指令に切り替えられることで、リセット用スイッチング素子40がオン状態に切り替えられてかつ、ゲート電圧Vgeが低下してスイッチング素子S*#がオフ状態に切り替えられる。
その後、時刻t4において、操作信号g*#が再びオン操作指令に切り替えられることで、ゲート電圧Vge及び端子T6の電圧Vdesatが上昇を開始する。ここで、スイッチング素子S*#のコレクタ電流が閾値電流を超えるため、時刻t5において端子T6の電圧Vdesatが第1の基準電圧Vref1を超えることとなる。これにより、ソフト遮断用スイッチング素子34がオン状態に切り替えられてソフト遮断機能が動作する。
なお、その後、時刻t6において、フェール信号FLが出力されるとともに、その後インバータIV及びコンバータCVが再度使用される場合に備えてコンデンサ46の電荷を放電すべく、リセット用スイッチング素子40をオン状態に切り替える処理が行われる。
ところで、上述した過電流検出機能としての放電手段(ダイオード44、コンデンサ46及び抵抗体42の外付け部品等)に異常が生じると、スイッチング素子S*#のコレクタ・エミッタ間に流れる過電流を検出することができなくなるおそれがある。この場合、シャットダウン処理等、その後のフェールセーフを適切に行うことができず、スイッチング素子S*#の信頼性が大きく低下するおそれがある。
こうした問題に対処すべく、本実施形態では、過電流検出機能に異常が生じているか否かを駆動制御部50によって判断する異常判断処理を行う。
図5に、本実施形態にかかる異常判断処理の手順を示す。なお、図5に示す処理は、実際にはロジック回路によって実行される。
この一連の処理では、まずステップS22において、操作信号g*#がオン操作指令であるか否かを判断する。
ステップS22において肯定判断された場合には、ステップS24に進み、第2の判断信号Sig2の論理が「L」であるか否かを判断する。この処理は、コンデンサ46に絶縁不良異常(ショート異常もしくはリーク異常)、又は抵抗体42にショート異常が生じているか否かを判断するための処理である。ここで、コンデンサ46のショート異常とは、コンデンサ46の対となる電極間が短絡される異常のことであり、コンデンサ46のリーク異常とは、コンデンサ46の対となる電極間が短絡されないまでも、上記電極間の絶縁不良によってコンデンサ46にリーク電流が流れる異常のことである。以下、本ステップにおける異常判断手法について説明する。
本実施形態では、電源54の第2の基準電圧Vref2が、オン電圧Vcesatと、ダイオード44の順方向電圧Vfと、抵抗体42の抵抗値R及び定電流電源36の定電流値Itの乗算値との加算値である上記規定電圧よりも低い電圧に設定されている。また、第2の基準電圧Vref2が、規定電圧よりもやや低い電圧を上回る電圧に設定されており、具体的には、規定電圧から所定値Δ(>0)減算した値よりも高い電圧に設定されている。
上記設定によれば、過電流検出機能に異常が生じていない場合、オン操作指令がなされる状況下において端子T6の電圧Vdesatが上記規定電圧となり、第2の判断信号Sig2の論理が「H」とされる。
これに対し、コンデンサ46にショート異常が生じた場合には、端子T6とエミッタとが短絡され、端子T6の電圧Vdesatが「0」とされる。一方、コンデンサ46にリーク異常が生じた場合には、コンデンサ46の両端の電位差が過電流検出機能に異常が生じていないときのコンデンサ46の両端の電位差よりも低くなる。このため、スイッチング素子S*#がオン状態とされる場合の端子T6の電圧Vdesatが、規定電圧から所定値Δ減算した値を下回ることとなる。これにより、第2の判断信号Sig2の論理が「L」に反転される。
他方、抵抗体42にショート異常が生じた場合には、スイッチング素子S*#がオン状態とされたときの端子T6の電圧Vdesatが、オン電圧Vcesat及びダイオード44の順方向電圧Vfの加算値まで低下する。このため、第2の判断信号Sig2の論理が「L」に反転される。このようにして、コンデンサ46又は抵抗体42の異常を検出する。
ステップS24において肯定判断された場合には、ステップS26に進み、コンデンサ46にリーク異常もしくはショート異常、又は抵抗体42にショート異常が生じている旨判断してかつ、フェール信号FLを出力する処理を行う。ここで、フェール信号FLを出力する処理は、制御装置14に対して上記異常が生じた旨を通知するための処理である。ちなみに、制御装置14にフェール信号FLが伝達された場合、制御装置14において、例えば、上記シャットダウン処理を行ったり、上記異常が生じた旨をユーザに報知する報知処理を行ったりすればよい。
一方、上記ステップS22において否定判断された場合には、操作信号g*#がオフ操作指令であると判断し、ステップS28に進む。ステップS28では、第3の判断信号Sig3の論理が「H」であるか否かを判断する。この処理は、ダイオード44にリーク異常が生じているか否かを判断するための処理である。以下、本ステップにおける異常判断手法について説明する。
本実施形態では、電源54の第3の基準電圧Vref3が、定電流電源36の定電流値Itと、リセット用スイッチング素子40のオン抵抗Ron及び抵抗体38の抵抗値Rgの加算値との乗算値よりも高い電圧に設定されている。また、第3の基準電圧Vref3が、上記乗算値よりもやや高い電圧を下回る電圧に設定されており、具体的には、上記乗算値に所定値Δ(>0)加算した値よりも低い電圧に設定されている。
上記設定によれば、過電流検出機能に異常が生じていない場合、オフ操作指令がなされる状況下においてリセット用スイッチング素子40を流れる電流は、定電流電源36から出力される定電流となる。このため、端子T6の電圧Vdesatは、リセット用スイッチング素子40のオン抵抗Ron及び抵抗体38の抵抗値Rgの加算値と、定電流電源36の定電流値Itとの乗算値となり、第3の判断信号Sig3の論理が「L」とされる。
これに対し、ダイオード44にリーク異常が生じる場合には、オフ操作指令とされる状況下においてコレクタ側からダイオード44及び抵抗体42を介してリセット用スイッチング素子40をリーク電流Ileakが流れることとなる。このため、端子T6の電圧Vdesatは、上記オン抵抗Ron及び抵抗体38の抵抗値Rgの加算値と、定電流電源36の定電流値It及び上記リーク電流Ileakの加算値との乗算値となり、第3の判断信号Sig3の論理が「H」に反転される。このようにして、ダイオード44のリーク異常を検出することができる。
ちなみに、抵抗体38は、ダイオード44のリーク異常の検出精度を高めるために設けられる。つまり、上述したように定電流電源36の定電流値Itは小さい値に設定される傾向にあり、また、リセット用スイッチング素子40のオン抵抗Ronは非常に小さい。このため、リセット用スイッチング素子40のソース・ドレイン間電圧は非常に小さい。ここで、抵抗体38をリセット用スイッチング素子40に直列接続することで、エミッタ電位に対する端子T6の電位が高くなる。これにより、第3のコンパレータCMP3において第3の基準電圧Vref3と、端子T6の電圧Vdesatとの大小比較の精度を高めることができ、ひいてはダイオード44のリーク異常の検出精度を高めることができる。
ステップS28において肯定判断された場合には、ステップS30に進み、ダイオード44にリーク異常が生じている旨判断してかつ、フェール信号FLを出力する処理を行う。
なお、上記ステップS24、S28において否定判断された場合や、ステップS26,S30の処理が完了した場合には、この一連の処理を一旦終了する。
ちなみに、過電流検出機能の異常としては、抵抗体42、ダイオード44、コンデンサ46、又は端子T6とコレクタとを接続する電気経路のオープン異常もある。これらオープン異常は、先の図3のステップS16の処理で検出することができる。
詳しくは、抵抗体42、ダイオード44又は上記電気経路にオープン異常が生じた場合、スイッチング素子S*#がオン状態に切り替えられたときであっても、コンデンサ46の電荷がコレクタ側へと放電されない。このため、端子T6電圧Vdesatが第1の基準電圧Vref1を超えることとなり、第1の判断信号Sig1の論理が「H」に反転される。一方、コンデンサ46にオープン異常が生じた場合、オン操作指令がなされる状況下において端子T6の電圧Vdesatが定電圧電源22の端子電圧Vomに維持されることから、第1の判断信号Sig1の論理が「H」に反転される。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の効果が得られるようになる。
(1)オン操作指令がなされる期間において第2の判断信号Sig2の論理が「L」になると判断された場合、コンデンサ46にリーク異常もしくはショート異常、又は抵抗体42にショート異常が生じている旨判断した。一方、オフ操作指令がなされる期間において第3の判断信号Sig3の論理が「H」になると判断された場合、ダイオード44にリーク異常が生じている旨判断した。これにより、過電流検出機能に異常が生じたことを適切に検出することができる。
(2)端子T6とリセット用スイッチング素子40とを抵抗体38を介して接続した。これにより、ダイオード44のリーク異常の検出精度を高めることができる。
(3)コンデンサ46及び抵抗体42の接続点に定電流電源36によって電圧を印加した。このため、過電流検出機能の異常検出を行う場合にダイオード44や、抵抗体38,42、リセット用スイッチング素子40に流れる電流を容易に把握できることから、第2の基準電圧Vref2及び第3の基準電圧Vref3を定めやすくなる。
(4)過電流検出機能に異常が生じている旨判断された場合、フェール信号FLを出力した。これにより、その後のフェールセーフを適切に行うことができる。
(その他の実施形態)
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・抵抗体42を除去してもよい。この場合、第2の基準電圧Vref2を、オン電圧Vcesat及びダイオード44の順方向電圧Vfの加算値よりも低くてかつ、エミッタ電位よりも高い電圧に設定すればよい。
また、抵抗体38を除去してもよい。この場合、第3の基準電圧Vref3を、リセット用スイッチング素子40のオン抵抗Ron及び定電流電源36の定電流値Itの乗算値よりも高い電圧に設定すればよい。
・抵抗体38を、端子T4とリセット用スイッチング素子40のソースとを接続する電気経路に備えてもよい。
・定電流電源36を除去してもよい。この場合、コンデンサ46及び抵抗体42の接続点と端子T6との間に抵抗体(遅延用抵抗体)を備え、端子T6ではなく、遅延用抵抗体及びコンデンサ46の接続点を第1のコンパレータCMP1の非反転入力端子に接続すればよい。ここで、遅延用抵抗体は、操作信号g*#がオン操作指令に切り替えられてからスイッチング素子S*#がオン状態に切り替えられるまでの期間に、遅延用抵抗体及びコンデンサ46の接続点の電位が第1の基準電圧Vref1を超えないようにすることを目的として備えられる。この目的は、具体的には、遅延用抵抗体の抵抗値及びコンデンサ46の静電容量Cの調節によってRC回路の時定数を調節することで実現できる。
・過電流検出機能の異常検出に用いる電位としては、端子T6の電圧Vdesatに限らない。例えば、抵抗体42及びダイオード44の接続点の電位であってもよい。この場合、上記規定電圧は、オン電圧Vcesat及びダイオード44の順方向電圧Vfの加算値となる。なお、この場合、抵抗体42のショート異常を検出することはできない。
・上記第2の基準電圧Vref2を、0よりもやや高い電圧に設定してもよい。具体的には、第2の基準電圧Vref2を、オン電圧Vcesat及びダイオード44の順方向電圧Vfの加算値よりも低くてかつ0よりも高い電圧に設定してもよい。この場合、先の図3のステップS24で肯定判断された場合、コンデンサ46にショート異常が生じている旨判断されることとなる。
・オン電圧Vcesat、定電流電源36の定電流値It、ダイオード44の順方向電圧Vf、抵抗体42の抵抗値R、抵抗体38の抵抗値Rg、及びリセット用スイッチング素子40のオン抵抗Ronのうち少なくとも1つを個体差情報と定義する。そして、インバータIV及びコンバータCVに実装されるスイッチング素子S*#、定電流電源36、抵抗体38,42、ダイオード44、更にはコンデンサ46等に対応する個体差情報を予め把握できるなら、インバータIVに実際に実装される素子等に対応する個体差情報を用いて上記第1の基準電圧Vref1や、第2の基準電圧Vref2、第3の基準電圧Vref3を設定してもよい。これにより、量産されたスイッチング素子S*#等の個体差情報が上記基準電圧の設定に及ぼす影響を抑制することができ、過電流検出機能の異常検出精度をより高めることができる。
・過電流を検出するためのドライブユニットDU*#の回路構成としては、上記実施形態に例示したものに限らず、例えば、上記特許文献1の図7に示された回路構成を採用してもよい。この回路構成において、異常判断処理として、例えば、ダイオードのアノード側とエミッタとを接続する一対の抵抗体の接続点の電位(整流素子の両端のうち入力端子と逆側の電位に相当)に基づき、放電手段としての上記抵抗体に異常が生じているか否かを判断する処理を行うことができる。具体的には例えば、スイッチング素子(IGBT)のオン操作(ゲート電荷の充電)が開始されてからスイッチング素子がオン状態に切り替えられるまでの期間において、上記接続点の電位が0(エミッタ電位)であると判断された場合、一対の抵抗体のうちエミッタに接続される方にショート異常が生じている旨判断すればよい。
・整流素子としては、順方向電流を流してかつ逆方向電流を阻止する機能を有するなら、ダイオードに限らず、他の半導体素子であってもよい。
・スイッチング素子S*#としては、IGBTに限らず、例えばMOSFETであってもよい。
・本願発明の適用対象としては、車両に搭載される電力変換回路(コンバータCV、インバータIV)に限らない。また、本願発明の適用対象としては、電力変換回路に限らない。
44…ダイオード、S*#(*=c,u,v,w、#=p,n)…スイッチング素子。

Claims (7)

  1. スイッチング素子(S*#;*=c,u,v,w、#=p,n)の入出力端子間の電位差が規定値未満となることで、該入出力端子間に流れる過電流を検出するための電荷を放電する放電手段を備え、
    前記放電手段は、
    前記スイッチング素子の入力端子に接続された整流素子(44)を備え、
    前記整流素子は、前記入力端子から該整流素子の両端のうち該入力端子と逆側へと向かう電流の流通を阻止し、
    前記スイッチング素子がオフ状態からオン状態に切り替えられたにもかかわらず、前記整流素子を介して前記入力端子側に前記電荷が放電されないことに基づき、前記過電流が流れていると判断する過電流判断手段と、
    前記整流素子の両端のうち前記入力端子と逆側の電位(Vdesat)に基づき、前記放電手段に異常が生じているか否かを判断する異常判断手段とを備えることを特徴とするスイッチング素子の駆動回路。
  2. 前記放電手段は、
    前記整流素子の両端のうち前記入力端子と逆側と前記スイッチング素子の出力端子とを接続するコンデンサ(46)を更に備え、
    前記整流素子及び前記コンデンサの接続点に電圧を印加する電源(36)を更に備え、
    前記異常判断手段は、前記スイッチング素子がオン操作される期間において前記接続点の電位(Vdesat)が所定の閾値(Vref2)未満となることに基づき、前記コンデンサの対となる電極間の絶縁不良異常が生じている旨判断することを特徴とする請求項1記載のスイッチング素子の駆動回路。
  3. 前記所定の閾値は、前記スイッチング素子がオン状態とされてかつ前記入出力端子間に前記過電流が流れていない場合の該入出力端子間の電位差(Vcesat)と、前記電荷が前記整流素子を介して前記入力端子側に放電される場合の該整流素子における電圧降下量(Vf)との加算値に基づき設定されていることを特徴とする請求項2記載のスイッチング素子の駆動回路。
  4. 前記放電手段は、
    前記整流素子の両端のうち前記入力端子側と逆側と前記スイッチング素子の出力端子とを接続するコンデンサ(46)を更に備え、
    前記整流素子及び前記コンデンサの接続点と前記出力端子とを接続する電気経路には、該電気経路を開閉すべくオンオフ操作される開閉素子(40)が備えられ、
    前記整流素子及び前記コンデンサの接続点に電圧を印加する電源(36)と、
    前記スイッチング素子がオフ操作される期間において前記開閉素子をオン操作する操作手段とを更に備え、
    前記異常判断手段は、前記スイッチング素子がオフ操作される期間において前記接続点の電位(Vdesat)が所定値(Vref3)を上回ることに基づき、前記整流素子にリーク異常が生じている旨判断し、
    前記所定値は、前記電源から前記開閉素子へと流れる電流と、前記開閉素子のオン抵抗(Ron)との乗算値に基づき設定されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のスイッチング素子の駆動回路。
  5. 前記電気経路には、抵抗体(38)が備えられていることを特徴とする請求項4記載のスイッチング素子の駆動回路。
  6. 前記電源は、定電流電源であることを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載のスイッチング素子の駆動回路。
  7. 前記異常判断手段によって前記異常が生じている旨判断された場合、その旨を外部に通知する通知手段を更に備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のスイッチング素子の駆動回路。
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