JP2013194024A - (メタ)アクリルアミド化合物前駆体 - Google Patents

(メタ)アクリルアミド化合物前駆体 Download PDF

Info

Publication number
JP2013194024A
JP2013194024A JP2012065147A JP2012065147A JP2013194024A JP 2013194024 A JP2013194024 A JP 2013194024A JP 2012065147 A JP2012065147 A JP 2012065147A JP 2012065147 A JP2012065147 A JP 2012065147A JP 2013194024 A JP2013194024 A JP 2013194024A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
meth
general formula
acrylamide
integer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012065147A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5591858B2 (ja
Inventor
Akihito AMAO
聡仁 天生
Hirotaka Kitagawa
浩隆 北川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2012065147A priority Critical patent/JP5591858B2/ja
Priority to CN201310064447.0A priority patent/CN103319364B/zh
Publication of JP2013194024A publication Critical patent/JP2013194024A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5591858B2 publication Critical patent/JP5591858B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

【課題】(メタ)アクリルアミドの前駆体となる化合物を提供する。
【解決手段】下記一般式(1)で表される化合物。
Figure 2013194024

(一般式(1)中、Rは水素原子又はメチル基を表す。Xはハロゲン原子を表す。mは1〜8の整数を表す。nは1〜8の整数を表す。kは0〜5の整数を表す。複数のR、X、mは、互いに同じであっても異なっていてもよい。)
【選択図】なし

Description

本発明は、(メタ)アクリルアミド化合物の前駆体となる化合物に関する。
重合性化合物の1種である(メタ)アクリルアミド化合物は、反応性に富み、各種の合成樹脂の原料や架橋剤として、コーティング材、塗料、印刷インク、接着剤、レジスト材等の工業的用途に幅広く利用されている。例えば、特許文献1には、ラジカル重合性化合物として(メタ)アクリルアミド化合物を配合したインク組成物が報告されている。
一般に、(メタ)アクリルアミド化合物は、(メタ)アクリル酸エステルとアミン化合物を反応させることで製造されるが、この方法では、得られたアミド化された化合物の(メタ)アクリル基にさらにアルキルアミン化合物が反応したり、これがさらにアミド化されたりして収率が低下する。
これに対して、例えば、アルキル酸アルキルとアルキルアミン化合物を反応させて、アミノアミド(アミドアダクト)に変換した後に、これを熱分解する方法やモノアルキルアミンの反応濃度を調整する方法が知られている(例えば、特許文献2、3参照)。
しかしながら、1分子中に複数の(メタ)アクリルアミド基を有する場合、副生成物の抑制の問題をさらに改善する必要があった。
このため、各種の合成樹脂の原料や架橋剤、特にインク組成物に有用な複数の(メタ)アクリルアミド基を有する化合物を収率よく製造するための前駆体(合成中間体)の開発が望まれていた。
特開2005−307198号公報 特開平4−208258号公報 米国特許第2,683,741号明細書
本発明は、(メタ)アクリルアミド化合物を合成するための前駆体として有用な化合物を提供することを課題とする。
本発明者らは、上記課題に鑑み鋭意検討を行った。その結果、(メタ)アクリルアミド化合物の合成前駆体となりうる化合物を見出し、さらに、当該前駆体を経た(メタ)アクリルアミド化合物の合成反応は従来法に比べ高収率を達成しうることを見出した。本発明はこの知見に基づき完成されたものである。
すなわち、上記課題は下記の手段により解決された。
<1> 下記一般式(1)で表される化合物。
Figure 2013194024
(一般式(1)中、Rは水素原子又はメチル基を表す。Xはハロゲン原子を表す。mは1〜8の整数を表す。nは1〜8の整数を表す。kは0〜5の整数を表す。複数のR、X、mは、互いに同じであっても異なっていてもよい。)
<2> 前記化合物が、下記一般式(A)で表される(メタ)アクリルアミド化合物の合成中間体である前記<1>項記載の化合物。
Figure 2013194024
(一般式(A)中、Rは水素原子又はメチル基を表す。mは1〜8の整数を表す。nは1〜8の整数を表す。kは0〜5の整数を表す。複数のR、mは、互いに同じであっても異なっていてもよい。)
本発明において「(メタ)アクリルアミド」は、アクリルアミド及び/又はメタクリルアミドを意味する。また、本発明において「〜」を用いて表される数値範囲は、「〜」の前後に記載される数値を下限値および上限値として含む範囲を意味する。
本発明によれば、(メタ)アクリルアミド化合物を合成するための前駆体として有用な化合物を提供することができる。
実施例1で合成された例示化合物(1)のH−NMRスペクトルを示す図である。 実施例1で合成された例示化合物(1)の13C−NMRスペクトルを示す図である。 実施例1で合成された例示化合物(1)のIRスペクトルを示す図である。 実施例1で合成された例示化合物(1)のMSスペクトルを示す図である。 実施例2で合成された例示化合物(2)のH−NMRスペクトルを示す図である。 実施例2で合成された例示化合物(2)の13C−NMRスペクトルを示す図である。 実施例2で合成された例示化合物(2)のIRスペクトルを示す図である。 実施例2で合成された例示化合物(2)のMSスペクトルを示す図である。
[前駆体化合物]
本発明の化合物は、下記一般式(1)で表され、(メタ)アクリルアミド化合物等の重合性化合物を合成するための前駆体(合成中間体)として用いることができる。
Figure 2013194024
一般式(1)において、Rは水素原子又はメチル基を表す。Rは、好ましくは水素原子である。複数のRは、互いに同一であっても異なっていてもよく、同一であることが好ましい。
一般式(1)において、Xはハロゲン原子を表す。Xは、好ましくはヨウ素原子、臭素原子又は塩素原子であり、特に好ましくは塩素原子である。複数のXは、互いに同一であっても異なっていてもよく、同一であることが好ましい。
一般式(1)において、mは1〜8の整数を表す。mは、好ましくは1〜5の整数であり、より好ましくは2〜4の整数である。複数のmは、互いに同一であっても異なっていてもよく、同一であることが好ましい。また、C2mで表される炭素鎖は直鎖であっても分岐鎖であってもよく、直鎖が好ましい。
一般式(1)において、nは1〜8の整数を表す。nは、好ましくは1〜5の整数であり、より好ましくは2〜4の整数である。また、C2nで表される炭素鎖は直鎖であっても分岐鎖であってもよく、直鎖が好ましい。
一般式(1)において、kは0〜5の整数を表す。kは、好ましくは0〜3の整数であり、より好ましくは0〜2の整数であり、特に好ましくは0又は1である。
一般式(1)で表される化合物は、下記一般式(2)又は(3)で表される化合物が特に好ましい。
Figure 2013194024
一般式(2)及び(3)中、R及びXはそれぞれ上述の一般式(1)のR及びXと同義であり、好ましい範囲も同様である。複数のR、Xは、互いに同一であっても異なっていてもよい。
以下に、本発明の一般式(1)で表される化合物の具体例を示すが、本発明はこれらに限定されない。
Figure 2013194024
[前駆体化合物の合成方法]
前記一般式(1)で表される化合物は、例えば、アミン化合物を出発原料とした下記の一般的な合成方法が挙げられる。
・合成方法1
アミン化合物と酸ハライド化合物とを、塩基存在下で反応させる方法。
・合成方法2
アミン化合物、カルボン酸化合物及び縮合剤を、塩基存在下で反応させる方法。
・合成方法3
アミン化合物とエステル化合物とを加熱し、エステル・アミド交換反応により合成する方法。
これらの反応は新実験化学講座14 有機化合物の合成と反応(V)11.6 アミノ基の保護 P.2555〜P.2569に記載されている方法で行なうことができる。
上記の合成方法に用いられるアミン化合物としては、以下の化合物が挙げられる。
Figure 2013194024
これらは、市販品を使用してもよく、また、アミン化合物の合成前駆体となりうる化合物を用い、一般的に知られている反応(例えば、アミンの置換反応;ニトロ、アジド、ニトリル等の還元反応;アミド、イミン、イソシアネート等の加水分解反応)により合成することができる。例えば、アルキルアミン(エチレンジアミン、プロピレンジアミン等)にNアルキル化する合成方法、アルキルアミン(エチレンジアミン、プロピレンジアミン等)へアクリロニトリルをマイケル付加、それに続く還元反応により合成する方法がある。
具体的には、代表例を以後に示す。
[前駆体化合物を用いた(メタ)アクリルアミド化合物の合成方法]
本発明の一般式(1)で表される化合物は、下記一般式(A)で表される(メタ)アクリルアミド化合物を合成するための前駆体として用いることができる。
Figure 2013194024
一般式(A)中、Rは水素原子又はメチル基を表す。mは1〜8の整数を表す。nは1〜8の整数を表す。kは0〜5の整数を表す。複数のR、mは、互いに同じであっても異なっていてもよい。
本発明の一般式(1)で表される化合物(以下、「本発明の前駆体化合物」ともいう)を用いた(メタ)アクリルアミド化合物の合成は、例えば、本発明の前駆体化合物に対して塩基(有機塩基及び/又は無機塩基)を作用させ、当該前駆体のXと、Rの結合する炭素原子に結合している水素原子との脱離反応によって末端に炭素−炭素二重結合を形成させることで、(メタ)アクリルアミド化合物を得ることができる。
以下の合成スキーム1に、アミン化合物から本発明の前駆体化合物〔下記スキームの一般式(2)で表される化合物〕を合成し、さらに当該前駆体から(メタ)アクリルアミド化合物1を合成する方法の具体例を示す。なお、下記の合成スキームのR及びXは、先に説明した一般式(2)におけるR及びXと同義である。
Figure 2013194024
上記合成スキームでは、まず、ジエチレントリアミン(A)を3−クロロプロピオン酸クロリド又は3−クロロ−2−メチルプロピオン酸クロリドと反応させてアミド化し、本発明の前駆体化合物である例示化合物1を得る。アミド化剤は、酸クロリドに換えてジ3−クロロプロピオン酸無水物又はジ3−クロロ−2−メチルプロピオン酸無水物を用いてもよい。なお、アミド化工程で、3−クロロプロピオン酸クロリドと3−クロロ−2−メチルプロピオン酸クロリドの両方を用いることで、最終生成物として同一分子内に3−クロロプロピオン酸アミド基とジ3−クロロ−2−メチルプロピオン酸アミド基とを有する一般式(2)で表される化合物を得ることができる。次に、一般式(2)で表される化合物に塩基を作用させることで(メタ)アクリルアミド化合物1へと誘導することが出来る。
上記のスキーム1において(A)から一般式(2)で表される化合物の工程は、0〜30℃、30分〜6時間、一般式(2)で表される化合物から(メタ)アクリルアミド化合物1の工程は0℃〜60℃、1時間〜12時間で行なうのがそれぞれ好ましい。
本発明の前駆体化合物及び最終生成物である(メタ)アクリルアミド化合物は、反応生成液から常法により分離、回収できる。例えば、有機溶媒を用いた抽出操作、貧溶媒を用いた晶析、シリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィーなどによって回収できる。
一般式(3)で表される化合物及び当該化合物から誘導される(メタ)アクリルアミド化合物についても、上記スキーム1において出発原料(A)をジエチレントリアミンからトリエチレンテトラミンに変更する以外は、一般式(2)で表される化合物の場合と同様にして合成することができる。
本発明の前駆体化合物は、(メタ)アクリルアミド化合物へと容易に誘導することが可能である。上記合成スキームのように、(メタ)アクリルアミド化合物の合成反応において、合成中間体として本発明の前駆体化合物を経ることにより、最終生成物である(メタ)アクリルアミド化合物が高い収率で得られるようになる。一般的な合成方法である、(メタ)アクリル酸クロリド又は(メタ)アクリル酸無水物とアミン体とを塩基性条件下反応させて(メタ)アクリルアミド化合物を合成する場合と比べて、本発明の前駆体化合物を中間体として経る合成反応は、高収率が期待される。
本発明の前駆体化合物を用いて得られる(メタ)アクリルアミド化合物は、光や熱により重合して硬化性を示す。そのため、ラジカル重合性化合物等として各種の用途に用いることができる。
特に、本発明の一般式(1)で表される化合物を使用して得られた前記一般式(A)で表される化合物は、感光性樹脂組成物やインクジェットインクの架橋剤もしくは硬化剤として有用であり、例えば、特開2011−214001号公報、特開2011−248354号公報、特開2012−32556号公報に記載の実施例において使用すると、これらの公報に記載の効果を効果的に奏する。
以下、本発明を実施例に基づきさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。なお、特に断りのない限り、「部」及び「%」は質量基準である。
実施例1
上記一般式(2)において、R=H、X=Cl(塩素原子)である化合物(以下、例示化合物(1)という)を以下のようにして合成した。
Figure 2013194024
例示化合物(1)の合成
攪拌機を備えた2L容の三口フラスコにジエチレントリアミン(東京化成工業株式会社製)10.3g、トリエチルアミン35.35g(3.5当量)、アセトニトリル1Lを加えて、氷浴下、3−クロロプロピオン酸クロリド41.57g(3.3当量)を2時間かけて滴下し、その後、室温で1時間攪拌した。原料の消失をH−NMRにて確認した後、反応混合物を減圧下溶媒留去し、セライトろ過を行い、再び減圧下溶媒留去した。最後に、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/メタノール=6:1)にて精製することで、常温で白色の固体(収率63%)を得た。
得られた白色の固体を、下記の測定条件にて、H−NMR、13C−NMR、IR、MSにより同定した。同定データを図1〜4に示す。

H−NMR 溶媒:重クロロホルム、内部標準:TMS
13C−NMR 溶媒:重クロロホルム、内部標準:TMS
IR:臭化カリウム(KBr)錠剤法によりスペクトルを測定し、吸光度に変換した。
MS 溶媒:MeOH/HO=9/1、10mM CHCOONH

上記同定の結果、例示化合物(1)の構造を有することが確認された。
実施例2
上記一般式(3)において、R=H、X=Cl(塩素原子)である化合物(以下、例示化合物(2)という)を以下のようにして合成した。
Figure 2013194024
例示化合物(2)の合成
攪拌機を備えた2L容の三口フラスコにトリエチレンテトラミン(Aldrich社製)14.6g、トリエチルアミン48.48g(4.8当量)、アセトニトリル1Lを加えて、氷浴下、3−クロロプロピオン酸クロリド55.42g(4.4当量)を2時間かけて滴下し、その後、室温で1時間攪拌した。原料の消失をH−NMRにて確認した後、反応混合物を減圧下溶媒留去し、セライトろ過を行い、再び減圧下溶媒留去した。最後に、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/メタノール=5:1)にて精製することで、常温で白色の固体(収率55%)を得た。
得られた白色の固体を、下記の測定条件にて、H−NMR、13C−NMR、IR、MSにより同定した。同定データを図5〜8に示す。

H−NMR 溶媒:重クロロホルム、内部標準:TMS
13C−NMR 溶媒:重クロロホルム、内部標準:TMS
IR:臭化カリウム(KBr)錠剤法によりスペクトルを測定し、吸光度に変換した。
MS 溶媒:MeOH/HO=9/1、10mM CHCOONH

上記同定の結果、例示化合物(2)の構造を有することが確認された。
参考例:例示化合物(1)又は例示化合物(2)からアクリルアミド化合物の誘導と、アクリルアミド化合物の硬化性評価
1.例示化合物(1)又は例示化合物(2)からアクリルアミド化合物の合成
Russian Journal of General Chemistry,2005,vol. 75,No. 6,p. 915〜922、米国特許第4,914,225号明細書に記載の方法もしくはこれに準じた方法で、実施例1で得られた例示化合物(1)又は実施例2で得られた例示化合物(2)に対して塩基を作用させ、アクリルアミド化合物(A1)及びアクリルアミド化合物(A2)を得た。
Figure 2013194024
2.アクリルアミド化合物(A1)及び(A2)の硬化性の評価
得られたアクリルアミド化合物(A1)及び(A2)の熱硬化性を、下記の手順で評価した。
[硬化性の評価]
アクリルアミド化合物(A1)又は(A2)、ラジカル重合開始剤及び有機溶剤からなるサンプル溶液を調製して銅版上に塗布した後、これを加熱して、ラジカル重合の進行及び加熱前後の触感を評価した。なお、ラジカル重合の進行は、FT−IR(VARIAN 3100 FT−IR(商品名)、バリアン社製)を用いて、加熱によるアクリル基由来の806cm−1ピークの減少により確認した。詳細を以下に示す。
アクリルアミド化合物(A1) 250mg、ラジカル重合開始剤としてAIBN(アゾビスイソブチロニトリル)25mgを、メタノール 1mlに溶かし、評価用サンプル液1Aを調製した。この評価用サンプル液1Aを10μl量り取り、銅板上に塗布した。
サンプル液を塗布した銅板をFT−IRで測定し、アクリル基由来の806cm−1ピークを確認した。その後、当該銅板を窒素雰囲気下、オーブンで100℃、1時間加熱した。加熱後の銅板を再びFT−IRで測定したところ、アクリル基由来の806cm−1ピークが減少していた。この結果から、アクリルアミド化合物(A1)のラジカル重合が進行していることが確認された。
さらに、加熱前後の触感を評価したところ、加熱後のサンプル板では触れても粘性が無く、指の腹で擦っても擦る前と比べ変化しなかった。このことから、加熱により銅版上に塗布されたサンプル液が硬化したことが確認された。
続いて、アクリルアミド化合物(A2)について、アクリルアミド化合物(A1)と同様に硬化性の評価を行った。その結果、アクリルアミド化合物(A2)も、アクリルアミド化合物(A1)と同程度の硬化性を有することが確認された。

Claims (2)

  1. 下記一般式(1)で表される化合物。
    Figure 2013194024
    (一般式(1)中、Rは水素原子又はメチル基を表す。Xはハロゲン原子を表す。mは1〜8の整数を表す。nは1〜8の整数を表す。kは0〜5の整数を表す。複数のR1、X、mは、互いに同じであっても異なっていてもよい。)
  2. 前記化合物が、下記一般式(A)で表される(メタ)アクリルアミド化合物の合成中間体である請求項1記載の化合物。
    Figure 2013194024
    (一般式(A)中、Rは水素原子又はメチル基を表す。mは1〜8の整数を表す。nは1〜8の整数を表す。kは0〜5の整数を表す。複数のR、mは、互いに同じであっても異なっていてもよい。)
JP2012065147A 2012-03-22 2012-03-22 (メタ)アクリルアミド化合物前駆体 Active JP5591858B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012065147A JP5591858B2 (ja) 2012-03-22 2012-03-22 (メタ)アクリルアミド化合物前駆体
CN201310064447.0A CN103319364B (zh) 2012-03-22 2013-02-28 (甲基)丙烯酰胺化合物的前体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012065147A JP5591858B2 (ja) 2012-03-22 2012-03-22 (メタ)アクリルアミド化合物前駆体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013194024A true JP2013194024A (ja) 2013-09-30
JP5591858B2 JP5591858B2 (ja) 2014-09-17

Family

ID=49188459

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012065147A Active JP5591858B2 (ja) 2012-03-22 2012-03-22 (メタ)アクリルアミド化合物前駆体

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5591858B2 (ja)
CN (1) CN103319364B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017014161A1 (ja) * 2015-07-17 2017-01-26 富士フイルム株式会社 硬化性組成物
WO2018061585A1 (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 富士フイルム株式会社 硬化性組成物及び膜
WO2018142846A1 (ja) * 2017-01-31 2018-08-09 富士フイルム株式会社 重合性組成物、及び、重合性組成物の製造方法

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017135085A1 (ja) 2016-02-05 2017-08-10 富士フイルム株式会社 水分散物及びその製造方法、並びに画像形成方法
JPWO2017135084A1 (ja) 2016-02-05 2018-08-09 富士フイルム株式会社 水分散物及びその製造方法、並びに画像形成方法
EP3412730A4 (en) 2016-02-05 2019-02-20 FUJIFILM Corporation AQUEOUS DISPERSION, MANUFACTURING METHOD AND PICTURE PRODUCTION METHOD
EP3608375B1 (en) 2017-04-03 2024-03-13 FUJIFILM Corporation Ink composition, production method therefor, and image formation method
JP6900466B2 (ja) 2017-04-03 2021-07-07 富士フイルム株式会社 インク組成物及びその製造方法、並びに画像形成方法
JP7048616B2 (ja) 2017-07-26 2022-04-05 富士フイルム株式会社 インク組成物及びその製造方法、並びに画像形成方法
JP6820429B2 (ja) 2017-08-29 2021-01-27 富士フイルム株式会社 インク組成物及びその製造方法、並びに画像形成方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3641116A (en) * 1967-09-27 1972-02-08 Ciba Ltd Hardeners for water-soluble polymers
JPS6345245A (ja) * 1986-04-25 1988-02-26 Nippon Paint Co Ltd N−(置換オキサリル)アクリルアミドおよびその製法
JPH04145055A (ja) * 1990-10-04 1992-05-19 Ajinomoto Co Inc アクリルアミド誘導体
JP2011195822A (ja) * 2010-02-25 2011-10-06 Fujifilm Corp インク組成物および画像形成方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1289571C (en) * 1986-04-25 1991-09-24 Satoshi Urano Acrylamide derivatives and their polymers

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3641116A (en) * 1967-09-27 1972-02-08 Ciba Ltd Hardeners for water-soluble polymers
JPS6345245A (ja) * 1986-04-25 1988-02-26 Nippon Paint Co Ltd N−(置換オキサリル)アクリルアミドおよびその製法
JPH04145055A (ja) * 1990-10-04 1992-05-19 Ajinomoto Co Inc アクリルアミド誘導体
JP2011195822A (ja) * 2010-02-25 2011-10-06 Fujifilm Corp インク組成物および画像形成方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017014161A1 (ja) * 2015-07-17 2017-01-26 富士フイルム株式会社 硬化性組成物
US20180105629A1 (en) * 2015-07-17 2018-04-19 Fujifilm Corporation Curable composition
JPWO2017014161A1 (ja) * 2015-07-17 2018-05-24 富士フイルム株式会社 硬化性組成物
EP3327050A4 (en) * 2015-07-17 2018-06-13 Fujifilm Corporation Curable composition
US10703844B2 (en) 2015-07-17 2020-07-07 Fujifilm Corporation Curable composition
WO2018061585A1 (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 富士フイルム株式会社 硬化性組成物及び膜
JPWO2018061585A1 (ja) * 2016-09-30 2019-06-24 富士フイルム株式会社 硬化性組成物及び膜
US10836917B2 (en) 2016-09-30 2020-11-17 Fujifilm Corporation Curable composition and film
WO2018142846A1 (ja) * 2017-01-31 2018-08-09 富士フイルム株式会社 重合性組成物、及び、重合性組成物の製造方法
JPWO2018142846A1 (ja) * 2017-01-31 2019-11-07 富士フイルム株式会社 重合性組成物、及び、重合性組成物の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN103319364A (zh) 2013-09-25
JP5591858B2 (ja) 2014-09-17
CN103319364B (zh) 2016-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5591858B2 (ja) (メタ)アクリルアミド化合物前駆体
JP5486536B2 (ja) 重合性化合物
RU2538209C1 (ru) Соединение, представляющее собой простой полиэфир, отверждающее средство, использующее соединение, представляющее собой простой полиэфир, и способ получения соединения, представляющего собой простой полиэфир
JP5591857B2 (ja) (メタ)アクリルアミド化合物前駆体
JP4377594B2 (ja) β−アルコキシプロピオンアミド類の製造方法
TW202016067A (zh) 製備c-h酸性(甲基)丙烯酸酯的方法
JP4803371B2 (ja) (ポリ)アミド酸トリオルガノシリルエステル及び(ポリ)イミドの製造方法
JP5591856B2 (ja) (メタ)アクリルアミド化合物前駆体
JP5946758B2 (ja) アルコキシシリル基含有アゾ化合物及びその製造方法
CN107417644B (zh) 丙烯酰胺类化合物的制备方法
JP5591855B2 (ja) 重合性化合物前駆体
JP3325172B2 (ja) 有機フッ素化合物
RU2732296C2 (ru) Способ получения третичных аминов, содержащих этенилбензильные заместители
JP2817360B2 (ja) シラン化合物
JPS5940158B2 (ja) オルガノシランノセイゾウホウホウ
WO2018181001A1 (ja) アミノメチル基を有するフェニルイミダゾリン化合物若しくはその塩、又は、アミノメチル基を有するフェニルテトラヒドロピリミジン化合物若しくはその塩、及び、それらの化合物又はそれらの塩の製造方法
JP2751568B2 (ja) シラン化合物
JP2009249347A (ja) 含フッ素アシル化アミン及びその製造方法
JPS62179514A (ja) ポリ(ジメチルアルキルシリル(メタ)アクリレ−ト)
JP3545034B2 (ja) α−ヒドロキシイソ酪酸エステル類の製造方法
JPH08231481A (ja) (メタ)アクリル酸−t−ブチルエステル−基含有ポリアミン、その製法及びそれからなるエポキシド樹脂中の硬化剤成分
JP2016210723A (ja) 2−ヒドロキシアルキル(メタ)アクリルアミドの製造方法
JP5209201B2 (ja) 分子内に不飽和基を有する高純度有機酸クロライドの製造方法
CN113956159A (zh) 一种二氟三元环化合物的制备方法
JP2012219090A (ja) イソシアヌレート化合物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130812

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140408

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140609

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140715

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140730

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5591858

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250