JP2013193711A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電動モータの出力が伝えられる入力軸に連結されたピニオン軸が鉛直方向に対して交差配置される電動パワーステアリング装置において、ラック軸のラックとピニオン軸のピニオンの歯打ち音の発生を防ぐこと。
【解決手段】電動パワーステアリング装置であって、ギヤハウジング10Bにおけるピニオン軸のピニオンとラック軸24のラックとの噛合い部からラック軸24の軸方向に離隔した位置にラックガイド40を設けてなり、ラックガイド40がラック軸24を押圧するとともに、ラック軸24を摺動自在に支持してなり、ラックガイド40によるラック軸24の押圧方向がピニオン軸の軸方向に沿う成分を含む方向に設定されてなるもの。
【選択図】図4

Description

本発明は電動パワーステアリング装置に関する。
電動パワーステアリング装置として、電動モータの出力を入力軸に伝える歯車伝達装置と、入力軸に連結されるピニオン軸と、ピニオン軸のピニオンと噛合うラックを備えるラック軸と、ラック軸に連係する被操舵部に電動モータの出力トルクをアシスト力として付与するものがある。即ち、電動モータの出力トルクがラック軸に連結されるタイロッド、ナックルアームを介して被操舵部であるタイヤの操舵アシスト力として伝えられる。
このとき、従来のダブルピニオン型の電動パワーステアリング装置では、特許文献1に記載の如く、ステアリングホイールに連結されるハンドル側ピニオン軸を有し、ハンドル側ピニオン軸のピニオンをラック軸のハンドル側ラックに噛合いさせるとともに、電動モータの出力が伝えられる入力軸に連結されるアシスト側ピニオン軸を有し、アシスト側ピニオン軸のピニオンをラック軸のアシスト側ラックに噛合いさせている。そして、ステアリングホイールに加えた操舵トルクに従ってラック軸を移動させるとともに、電動モータの出力トルクをラック軸の移動に対するアシスト力として付与することとしている。このダブルピニオン型の電動パワーステアリング装置は、車両に対する電動モータの配置等のレイアウト性の有利がある。
このような電動パワーステアリング装置、特にダブルピニオン型の電動パワーステアリング装置では、車両に搭載された状態で、電動モータの出力が伝えられる入力軸に連結されたピニオン軸が鉛直方向に対して交差配置されることがある。即ち、ピニオン軸が車両の前後方向に沿う概ね水平方向に横置きされることもある。
特許第3883635号
しかしながら、電動パワーステアリング装置が車両に搭載された状態で、電動モータの出力が伝えられる入力軸に連結されたピニオン軸が鉛直方向に対して交差配置されているときには、被操舵部たるタイヤからナックルアーム、タイロッドを介してラック軸に伝わる振動が、該ラック軸を車両の前後方向に振動させる。これにより、ラック軸のラックが、車両の前後方向に沿う概ね水平方向に配置されているピニオン軸のピニオンの歯すじ方向に振動するものになり、ラックとピニオンの歯打ち音を発生するおそれがある。
尚、ラック軸のラックとピニオン軸のピニオンの少なくとも一方の歯すじがそれらの中心軸に斜交するはすばであったり、ラック軸のラックとピニオン軸のピニオンの歯すじがそれらの中心軸に平行するすぐばであっても、ピニオン軸が車両の前後方向に沿う水平方向に対して斜交配置されている場合に、上述のラックとピニオンの歯打ち音の発生は顕著になる。
本発明の課題は、電動モータの出力が伝えられる入力軸に連結されたピニオン軸が鉛直方向に対して交差配置される電動パワーステアリング装置において、ラック軸のラックとピニオン軸のピニオンの歯打ち音の発生を防ぐことにある。
請求項1に係る発明は、電動モータの出力を入力軸に伝える歯車伝達装置と、入力軸に連結されるピニオン軸と、ピニオン軸のピニオンと噛合うラックを備えるラック軸と、ラック軸に連係する被操舵部に電動モータの出力トルクをアシスト力として付与する電動パワーステアリング装置であり、車両に搭載された状態で、ピニオン軸が鉛直方向に対して交差配置されてなる電動パワーステアリング装置であって、ギヤハウジングにおけるピニオン軸のピニオンとラック軸のラックとの噛合い部からラック軸の軸方向に離隔した位置にラックガイドを設けてなり、ラックガイドがラック軸を押圧するとともに、ラック軸を摺動自在に支持してなり、ラックガイドによるラック軸の押圧方向がピニオン軸の軸方向に沿う成分を含む方向に設定されてなるようにしたものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において更に、前記ラックガイドによるラック軸の押圧方向がピニオン軸の軸方向に沿う方向に設定されてなるようにしたものである。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係る発明において更に、前記ピニオン軸のピニオンとラック軸のラックの少なくとも一方がはすば歯車であるようにしたものである。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれかに係る発明において更に、前記ギヤハウジングにおけるピニオン軸のピニオンとラック軸のラックとの噛合い部の背面側に主ラックガイドを設けてなり、主ラックガイドがラック軸のラックをピニオン軸のピニオンに押圧するとともに、ラック軸を摺動自在に支持してなるようにしたものである。
請求項5に係る発明は、請求項1〜4のいずれかに係る発明において更に、前記電動パワーステアリング装置が、ステアリングホイールに連結されるハンドル側ピニオン軸を有し、ハンドル側ピニオン軸のピニオンをラック軸のハンドル側ラックに噛合いさせ、ステアリングホイールに加えた操舵トルクに従ってラック軸を移動させるとともに、電動モータの出力が伝えられる入力軸に連結されるアシスト側ピニオン軸を有し、アシスト側ピニオン軸のピニオンをラック軸のアシスト側ラックに噛合いさせ、電動モータの出力トルクをラック軸の移動に対するアシスト力として付与するようにしたものである。
請求項6に係る発明は、請求項1〜4のいずれかに係る発明において更に、前記電動パワーステアリング装置が、ステアリングホイールに連結されるピニオン軸を有し、ピニオン軸のピニオンをラック軸のラックに噛合いさせ、ステアリングホイールに加えた操舵トルクに従ってラック軸を移動させるとともに、電動モータの出力トルクをラック軸の移動に対するアシスト力として付与するようにしたものである。
(請求項1)
(a)電動モータの出力が伝えられる入力軸に連結されたピニオン軸が鉛直方向に対して交差配置される電動パワーステアリング装置において、ギヤハウジングにおけるピニオン軸のピニオンとラック軸のラックとの噛合い部からラック軸の軸方向に離隔した位置にラックガイドを設けてなり、ラックガイドによるラック軸の押圧方向がピニオン軸の軸方向に沿う成分を含む方向に設定される。従って、被操舵部たるタイヤからナックルアーム、タイロッドを介して伝わる振動がラック軸を車両の前後方向に振動させようとし、ひいてはラック軸のラックを鉛直方向に対して交差する概ね水平前後方向に配置されているピニオン軸のピニオンの歯すじ方向に振動させようとしても、ラックガイドが当該ラック軸を常にピニオン軸の軸方向に沿う成分を含む方向、換言すれば車両の前後方向成分を含む方向に押圧していて、ラック軸のその振動を抑制する。ラックとピニオンの歯打ち音の発生を防止するものになる。
(請求項2)
(b)前記ラックガイドによるラック軸の押圧方向がピニオン軸の軸方向に沿う方向に設定される。これにより、ラックガイドがラック軸をピニオン軸の軸方向に沿う方向に押圧し、ラック軸のピニオン軸の軸方向に沿う方向の振動を確実に抑制し、ラックとピニオンの歯打ち音の発生を確実に防止することができる。
(請求項3)
(c)ラック軸のラックとピニオン軸のピニオンの少なくとも一方の歯すじがそれらの中心軸に斜交するはすばであったり、ラック軸のラックとピニオン軸のピニオンの歯すじがそれらの中心軸に平行するすぐばであっても、ピニオン軸が車両の前後方向に沿う水平方向に対して斜交配置されている場合に、上述のピニオン軸のピニオンがラック軸のラックに押付けられる効果は大きく、ラックとピニオンの歯打ち音の発生を防止する効果も大きい。
(請求項4)
(d)前記ギヤハウジングにおけるピニオン軸のピニオンとラック軸のラックとの噛合い部の背面側に主ラックガイドを設けてなり、主ラックガイドがラック軸のラックをピニオン軸のピニオンに押圧するとともに、ラック軸を摺動自在に支持する。主ラックガイドの存在により、ピニオン軸のピニオンとラック軸のラックが接離することによるラックとピニオンの歯打ち音の発生を防止できる。
(請求項5)
(e)電動パワーステアリング装置が、ダブルピニオン型をなし、ステアリングホイールに連結されるハンドル側ピニオン軸を有し、ハンドル側ピニオン軸のピニオンをラック軸のハンドル側ラックに噛合いさせ、ステアリングホイールに加えた操舵トルクに従ってラック軸を移動させるとともに、電動モータの出力が伝えられる入力軸に連結されるアシスト側ピニオン軸を有し、アシスト側ピニオン軸のピニオンをラック軸のアシスト側ラックに噛合いさせ、電動モータの出力トルクをラック軸の移動に対するアシスト力として付与する。
このようなダブルピニオン型の電動パワーステアリング装置では、ピニオン軸が車両の前後方向に沿う概ね水平方向に横置きされ、被操舵部たるタイヤからラック軸に伝わる車両の前後方向の振動を、ラック軸の鉛直方向の下側又は上側に配置されている主ラックガイドで受け難く、ラック軸のラックがピニオン軸のピニオンの歯すじ方向に振動するおそれがある。従って、上述(a)のラックガイドによりラック軸を常にピニオン軸の軸方向に沿う成分を含む方向に押圧し、ラックとピニオンの歯打ち音の発生を防止する効果は、ダブルピニオン型の電動パワーステアリング装置で顕著になる。
(請求項6)
(f)電動パワーステアリング装置が、シングルピニオン型をなすとき、ステアリングホイールに連結されるピニオン軸を有し、ピニオン軸のピニオンをラック軸のラックに噛合いさせ、ステアリングホイールに加えた操舵トルクに従ってラック軸を移動させるとともに、電動モータの出力トルクをラック軸の移動に対するアシスト力として付与する。
このようなシングルピニオン型の電動パワーステアリング装置でも、ピニオン軸が鉛直方向に対して交差配置されるとき、被操舵部たるタイヤからラック軸に伝わる車両の前後方向の振動を、ラック軸の鉛直方向の下側又は上側に配置されているラックガイドで受け難く、ラック軸のラックがピニオン軸のピニオンの歯すじ方向に振動するおそれがある。従って、シングルピニオン型の電動パワーステアリング装置でも、上述(a)のラックガイドによりラック軸を常にピニオン軸の軸方向に沿う成分を含む方向に押圧し、ラックとピニオンの歯打ち音の発生を防止することができる。
図1は実施例1のダブルピニオン型の電動パワーステアリング装置を示す平面図である。 図2は図1のII−II線に沿う断面図である。 図3は図1のIII−III線に沿う断面図である。 図4は図1のIV−IV線に沿う断面図である。 図5はラックガイドの変形例を示す断面図である。 図6は実施例2のシングルピニオン型の電動パワーステアリング装置を示す平面図である。 図7は図6のVII−VII線に沿う断面図である。 図8は図6のVIII−VIII線に沿う断面図である。
(実施例1)(図1〜図5)
図1〜図3に示したダブルピニオン型の電動パワーステアリング装置1は、不図示のブラケットにより車体フレーム等に固定されるギヤハウジング10を有する。ギヤハウジング10は、ハンドル側ギヤハウジング10Aとアシスト側ギヤハウジング10Bとからなる。ハンドル側ギヤハウジング10Aは第1〜第3のハウジング11A〜13Aの組立体である。アシスト側ギヤハウジング10Bは第1、第2のハウジング11B、12Bとキャップ13Bの組立体である。ギヤハウジング10は、ハンドル側ギヤハウジング10Aの第1ハウジング11Aとアシスト側ギヤハウジング10Bの第1ハウジング11Bを後述するラック軸24まわりで連結して構成される。
電動パワーステアリング装置1は、図2に示す如く、不図示のステアリングホイールに連結されるステアリング軸21にトーションバー22を介して連結されるハンドル側ピニオン軸23を同軸上に有する。また、電動パワーステアリング装置1は、ハンドル側ピニオン軸23のピニオン23Aをラック軸24のハンドル側ラック24Aに噛合いさせる。これにより、ステアリングホイールに加えた操舵トルクに従ってラック軸24をギヤハウジング10に対し左右直線動可能に移動させる。尚、ステアリング軸21はハンドル側ギヤハウジング10Aの第3ハウジング13Aに設けた軸受21Jにより枢支され、ハンドル側ピニオン軸23はハンドル側ギヤハウジング10Aの第1ハウジング11A、第2ハウジング12Aに設けた軸受23J、23Kにより枢支される。
電動パワーステアリング装置1は、ハンドル側ギヤハウジング10Aの第1ハウジング11A内でラック軸24を挟んでハンドル側ピニオン軸23と相対する部分に設けたシリンダ部14Aにラックガイド25を挿填し、シリンダ部14Aに螺着されるキャップ25Aにより背面支持されるばね25Bによりラックガイド25をラック軸24の側に弾発する。ラックガイド25はラック軸24のハンドル側ラック24Aをハンドル側ピニオン軸23のピニオン23Aに押付けるとともに、ラック軸24を摺動自在に支持する。尚、ラック軸24はハンドル側ギヤハウジング10Aの第1ハウジング11Aとアシスト側ギヤハウジング10Bの第1ハウジング11Bに設けた不図示の軸受に摺動自在に支持される。ラック軸24の両端部には左右のタイロッド28A、28Bが連結され、タイロッド28A、28Bはナックルアームを介して被操舵部であるタイヤに連結されている。
電動パワーステアリング装置1は、ハンドル側ギヤハウジング10Aの第2ハウジング12Aと第3ハウジング13Aの内部に操舵トルク検出装置29を設けている。操舵トルク検出装置29は、運転者がステアリングホイールに加えた操舵トルクがステアリング軸21に作用し、トーションバー22の弾性ねじり変形により、ステアリング軸21とハンドル側ピニオン軸23の間に生ずる回転方向の変位に基づき、上記操舵トルクを検出できる。
電動パワーステアリング装置1は、図3に示す如く、アシスト側ギヤハウジング10Bの第2ハウジング12Bに電動モータ30のモータケース31が取付けられるとともに、電動モータ30の出力が歯車伝達装置32(後述するウォームギヤ33とウォームホイール34)を介して伝えられる入力軸35がアシスト側ギヤハウジング10Bの第2ハウジング12Bに設けた軸受35Jにより枢支されている。
本実施例において、歯車伝達装置32は電動モータ30の出力軸に連結されるウォームギヤ33(不図示)と、このウォームギヤ33に噛合って入力軸35に固定されるウォームホイール34からなり、入力軸35は軸受35Jによりアシスト側ギヤハウジング10Bの第2ハウジング12Bに枢支される。
電動パワーステアリング装置1は、入力軸35に一体に連結されるアシスト側ピニオン軸37を有し、アシスト側ピニオン軸37のピニオン37Aをラック軸24のアシスト側ラック24Bに噛合いさせる。これにより、操舵トルク検出装置29の検出結果に応じて駆動される電動モータ30の出力トルクが歯車伝達装置32(ウォームギヤ33とウォームホイール34)、入力軸35、アシスト側ピニオン軸37を介してラック軸24に伝えられ、電動モータ30の出力トルクを前述のステアリングホイールによるラック軸24の移動に対するアシスト力として付与する。
電動パワーステアリング装置1は、アシスト側ギヤハウジング10Bの第1ハウジング11B内でラック軸24を挟んでアシスト側ピニオン軸37と相対する部分に設けたシリンダ部14Bにラックガイド38を挿填し、シリンダ部14Bに螺着されるキャップ38Aにより背面支持されるばね38Bによりラックガイド38をラック軸24の側に弾発する。ラックガイド38はラック軸24のアシスト側ラック24Bをアシスト側ピニオン軸37のピニオン37Aに押付けるとともに、ラック軸24を摺動自在に支持する。
しかるに、電動パワーステアリング装置1にあっては、車両に搭載された状態で、電動モータ30の出力が伝えられる入力軸35に連結されたアシスト側ピニオン軸37が鉛直方向に対して交差配置される。本実施例では、アシスト側ピニオン軸37が車両の前後方向に沿う概ね水平方向に横置きされる。アシスト側ピニオン軸37は一端部をアシスト側ギヤハウジング10Bの第1ハウジング11Bに設けた軸受37Jに枢支される。
そして、アシスト側ギヤハウジング10Bの第1ハウジング11Bにおける、アシスト側ピニオン軸37のピニオン37Aとラック軸24のアシスト側ラック24Bとの噛合い部からラック軸24の軸方向に距離Lだけ離隔した位置に、ラックガイド40を設けた。尚、ラックガイド40は、ハンドル側ギヤハウジング10Aの第1ハウジング11Aにおける、アシスト側ピニオン軸37のピニオン37Aとラック軸24のアシスト側ラック24Bとの噛合い部からラック軸24の軸方向に一定距離だけ離隔した位置に設けられても良い。
ラックガイド40は、図4に示す如く、第1ハウジング11Bに螺着されるキャップ41により背面支持される弾発材42により弾発的に加圧される。本実施例では、弾発材42をコイルばね42Aとしている。ラックガイド40と弾発材42が第1ハウジング11Bの内外に貫通させたガイド孔43に装填され、キャップ41がガイド孔43の開口側から螺着される。ラックガイド40は、ラック軸24を押圧するとともに、ラック軸24を摺動自在に支持する。
ラックガイド40は、ラック軸24を押圧する方向がアシスト側ピニオン軸37の軸方向に沿う成分を含む方向、本実施例ではアシスト側ピニオン軸37の軸方向に沿う方向(車両の前後方向に沿う概ね水平方向)に設定される。
ここで、電動パワーステアリング装置1にあっては、アシスト側ピニオン軸37のピニオン37Aとラック軸24のアシスト側ラック24Bの双方又は少なくとも一方を、それらの歯すじがそれらの中心軸に斜交するはすば歯車としている。
尚、電動パワーステアリング装置1において、前述したラックガイド25とラックガイド38は、それぞれギヤハウジング10A、10Bにおけるピニオン軸23、37のピニオン23A、37Aとラック軸24のラック24A、24Bとの噛合い部の背面側に設けられ、主ラックガイドを構成する。これらの主ラックガイド25、38は、ラック軸24のラック24A、24Bをピニオン軸23、37のピニオン23A、37Aに押圧するとともに、ラック軸24を摺動自在に支持する。
従って、本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)電動モータ30の出力が伝えられる入力軸35に連結されたピニオン軸37が鉛直方向に対して交差配置される電動パワーステアリング装置1において、ギヤハウジング10Bにおけるピニオン軸37のピニオン37Aとラック軸24のラック24Bとの噛合い部からラック軸24の軸方向に離隔した位置にラックガイド40を設けてなり、ラックガイド40によるラック軸24の押圧方向がピニオン軸37の軸方向に沿う成分を含む方向に設定される。従って、被操舵部たるタイヤからナックルアーム、タイロッド28A、28Bを介して伝わる振動がラック軸24を車両の前後方向に振動させようとし、ひいてはラック軸24のラック24Bを鉛直方向に対して交差する概ね水平前後方向に配置されているピニオン軸37のピニオン37Aの歯すじ方向に振動させようとしても、ラックガイド40が当該ラック軸24を常にピニオン軸37の軸方向に沿う成分を含む方向、換言すれば車両の前後方向成分を含む方向に押圧していて、ラック軸24のその振動を抑制する。ラック24Bとピニオン37Aの歯打ち音の発生を防止するものになる。
(b)前記ラックガイド40によるラック軸24の押圧方向がピニオン軸37の軸方向に沿う方向に設定される。これにより、ラックガイド40がラック軸24をピニオン軸37の軸方向に沿う方向に押圧し、ラック軸24のピニオン軸37の軸方向に沿う方向の振動を確実に抑制し、ラック24Bとピニオン37Aの歯打ち音の発生を確実に防止することができる。
(c)ラック軸24のラック24Bとピニオン軸37のピニオン37Aの少なくとも一方の歯すじがそれらの中心軸に斜交するはすばであったり、ラック軸24のラック24Bとピニオン軸37のピニオン37Aの歯すじがそれらの中心軸に平行するすぐばであっても、ピニオン軸37が車両の前後方向に沿う水平方向に対して斜交配置されている場合に、上述のピニオン軸37のピニオン37Aがラック軸24のラック24Bに押付けられる効果は大きく、ラック24Bとピニオン37Aの歯打ち音の発生を防止する効果も大きい。
(d)前記ギヤハウジング10Bにおけるピニオン軸37のピニオン37Aとラック軸24のラック24Bとの噛合い部の背面側に主ラックガイド38を設けてなり、主ラックガイド38がラック軸24のラック24Bをピニオン軸37のピニオン37Aに押圧するとともに、ラック軸24を摺動自在に支持する。主ラックガイド38の存在により、ピニオン軸37のピニオン37Aとラック軸24のラック24Bが接離することによるラック24Bとピニオン37Aの歯打ち音の発生を防止できる。
(e)電動パワーステアリング装置1が、ダブルピニオン型をなし、ステアリングホイールに連結されるハンドル側ピニオン軸23を有し、ハンドル側ピニオン軸23のピニオン23Aをラック軸24のハンドル側ラック24Aに噛合いさせ、ステアリングホイールに加えた操舵トルクに従ってラック軸24を移動させるとともに、電動モータ30の出力が伝えられる入力軸35に連結されるアシスト側ピニオン軸37を有し、アシスト側ピニオン軸37のピニオン37Aをラック軸24のアシスト側ラック24Bに噛合いさせ、電動モータ30の出力トルクをラック軸24の移動に対するアシスト力として付与する。
このようなダブルピニオン型の電動パワーステアリング装置1では、ピニオン軸37が車両の前後方向に沿う概ね水平方向に横置きされ、被操舵部たるタイヤからラック軸24に伝わる車両の前後方向の振動を、ラック軸24の鉛直方向の下側又は上側に配置されている主ラックガイド38で受け難く、ラック軸24のラック24Bがピニオン軸37のピニオン37Aの歯すじ方向に振動するおそれがある。従って、上述(a)のラックガイド40によりラック軸24を常にピニオン軸37の軸方向に沿う成分を含む方向に押圧し、ラック24Bとピニオン37Aの歯打ち音の発生を防止する効果は、ダブルピニオン型の電動パワーステアリング装置1で顕著になる。
図5は、実施例1のラックガイド40において、弾発材42をゴム42Bにより構成したものである。この弾発材42は、樹脂、繊維、皿ばね等からなるものであっても良い。
(実施例2)(図6〜図8)
図6〜図8に示したシングルピニオン型の電動パワーステアリング装置2は、不図示のブラケットにより車体フレーム等に固定されるギヤハウジング110を有する。ギヤハウジング110は第1〜第4のハウジング111〜114の組立体である。
電動パワーステアリング装置2は、図7に示す如く、不図示のステアリングホイールに連結されるステアリング軸121にトーションバー122を介して連結される後述の入力軸135を有するとともに、この入力軸135に一体に連結されるピニオン軸123を同軸上に有する。また、電動パワーステアリング装置2は、ピニオン軸123のピニオン123Aをラック軸124のラック124Aに噛合いさせる。これにより、ステアリングホイールに加えた操舵トルクに従ってラック軸124をギヤハウジング110に対し左右直線動可能に移動させる。尚、ステアリング軸121はギヤハウジング110の第4ハウジング114に設けた軸受121Jにより枢支され、ピニオン軸123はギヤハウジング110の第1ハウジング111に設けた軸受123Jにより枢支される。
電動パワーステアリング装置2は、ギヤハウジング110の第1ハウジング111内でラック軸124を挟んでピニオン軸123と相対する部分に設けたシリンダ部115にラックガイド125を挿填し、シリンダ部115に螺着されるキャップ125Aにより背面支持されるばね125Bによりラックガイド125をラック軸124の側に弾発する。ラックガイド125はラック軸124のラック124Aをピニオン軸123のピニオン123Aに押付けるとともに、ラック軸124を摺動自在に支持する。尚、ラック軸124はギヤハウジング110の第1ハウジング111に設けた不図示の軸受に摺動自在に支持される。ラック軸124の両端部には左右のタイロッド128A、128Bが連結され、タイロッド128A、128Bはナックルアームを介して被操舵部であるタイヤに連結されている。
電動パワーステアリング装置2は、ギヤハウジング110の第3ハウジング113の内部に操舵トルク検出装置129を設けている。操舵トルク検出装置129は、運転者がステアリングホイールに加えた操舵トルクがステアリング軸121に作用し、トーションバー122の弾性ねじり変形により、ステアリング軸121と入力軸135(入力軸135にはピニオン軸123が一体に連結されている)の間に生ずる回転方向の変位に基づき、上記操舵トルクを検出できる。
電動パワーステアリング装置2は、ギヤハウジング110の第2ハウジング112に電動モータ130のモータケース131が取付けられるとともに、電動モータ130の出力が歯車伝達装置132(後述するウォームギヤ133とウォームホイール134)を介して伝えられる入力軸135がギヤハウジング110の第2ハウジング112に設けた軸受135Jにより枢支されている。
本実施例において、歯車伝達装置132は電動モータ130の出力軸に連結されるウォームギヤ133(不図示)と、このウォームギヤ133に噛合って入力軸135に固定されるウォームホイール134とからなる。
電動パワーステアリング装置2は、操舵トルク検出装置129の検出結果に応じて駆動される電動モータ130の出力トルクが歯車伝達装置132(ウォームギヤ133とウォームホイール134)、入力軸135、ピニオン軸123を介してラック軸124に伝えられ、電動モータ130の出力トルクを前述のステアリングホイールによるラック軸124の移動に対するアシスト力として付与する。
しかるに、電動パワーステアリング装置2にあっては、車両に搭載された状態で、電動モータ130の出力が伝えられる入力軸135に連結されたピニオン軸123が鉛直方向に対して交差配置される。本実施例では、ピニオン軸123が車両の前後方向に沿う水平方向に対して斜交配置されている。
そして、ギヤハウジング110の第1ハウジング111におけるピニオン軸123のピニオン123Aとラック軸124のラック124Aとの噛合い部からラック軸124の軸方向に距離Lだけ離隔した位置に、ラックガイド140を設けた。
ラックガイド140は、図8に示す如く、第1ハウジング111に螺着されるキャップ141により背面支持される弾発材142により弾発的に加圧される。本実施例では、弾発材142をコイルばね142Aとしたが、弾発材142はゴム、樹脂、繊維、皿ばね等からなるものであっても良い。ラックガイド140と弾発材142が第1ハウジング111の内外に貫通させたガイド孔143に装填され、キャップ141がガイド孔143の開口側から螺着される。ラックガイド140は、ラック軸124を押圧するとともに、ラック軸124を摺動自在に支持する。
ラックガイド140は、ラック軸124を押圧する方向がピニオン軸123の軸方向に沿う成分を含む方向、本実施例ではピニオン軸123の軸方向に沿う方向(車両の前後方向に沿う水平方向に対して斜交する方向)に設定される。
ここで、電動パワーステアリング装置2にあっては、ピニオン軸123のピニオン123Aとラック軸124のラック124Aの双方又は少なくとも一方を、それらの歯すじがそれらの中心軸に斜交するはすば歯車としている。
尚、電動パワーステアリング装置2において、前述したラックガイド125は、ギヤハウジング110におけるピニオン軸123のピニオン123Aとラック軸124のラック124Aとの噛合い部の背面側に設けられ、主ラックガイドを構成する。この主ラックガイド125は、ラック軸124のラック124Aをピニオン軸123のピニオン123Aに押圧するとともに、ラック軸124を摺動自在に支持する。
従って、本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)電動モータ130の出力が伝えられる入力軸135に連結されたピニオン軸123が鉛直方向に対して交差配置される電動パワーステアリング装置2において、ギヤハウジング110におけるピニオン軸123のピニオン123Aとラック軸124のラック124Aとの噛合い部からラック軸124の軸方向に離隔した位置にラックガイド140を設けてなり、ラックガイド140によるラック軸124の押圧方向がピニオン軸123の軸方向に沿う成分を含む方向に設定される。従って、被操舵部たるタイヤからナックルアーム、タイロッド128A、128Bを介して伝わる振動がラック軸124を車両の前後方向に振動させようとし、ひいてはラック軸124のラック124Aを鉛直方向に対して交差配置されているピニオン軸123のピニオン123Aの歯すじ方向に振動させようとしても、ラックガイド140が当該ラック軸124を常にピニオン軸123の軸方向に沿う成分を含む方向、換言すれば車両の前後方向成分を含む方向に押圧していて、ラック軸124のその振動を抑制する。ラック124Aとピニオン123Aの歯打ち音の発生を防止するものになる。
(b)前記ラックガイド140によるラック軸124の押圧方向がピニオン軸123の軸方向に沿う方向に設定される。これにより、ラックガイド140がラック軸124をピニオン軸123の軸方向に沿う方向に押圧し、ラック軸124のピニオン軸123の軸方向に沿う方向の振動を確実に抑制し、ラック124Aとピニオン123Aの歯打ち音の発生を確実に防止することができる。
(c)ラック軸124のラック124Aとピニオン軸123のピニオン123Aの少なくとも一方の歯すじがそれらの中心軸に斜交するはすばであったり、ラック軸124のラック124Aとピニオン軸123のピニオン123Aの歯すじがそれらの中心軸に平行するすぐばであっても、ピニオン軸123が車両の前後方向に沿う水平方向に対して斜交配置されている場合に、上述のピニオン軸123のピニオン123Aがラック軸124のラック124Aに押付けられる効果は大きく、ラック124Aとピニオン123Aの歯打ち音の発生を防止する効果も大きい。
(d)前記ギヤハウジング110におけるピニオン軸123のピニオン123Aとラック軸124のラック124Aとの噛合い部の背面側に主ラックガイド125を設けてなり、主ラックガイド125がラック軸124のラック124Aをピニオン軸123のピニオン123Aに押圧するとともに、ラック軸124を摺動自在に支持する。主ラックガイド125の存在により、ピニオン軸123のピニオン123Aとラック軸124のラック124Aが接離することによるラック124Aとピニオン123Aの歯打ち音の発生を防止できる。
(e)電動パワーステアリング装置2が、シングルピニオン型をなすとき、ステアリングホイールに連結されるピニオン軸123を有し、ピニオン軸123のピニオン123Aをラック軸124のラック124Aに噛合いさせ、ステアリングホイールに加えた操舵トルクに従ってラック軸124を移動させるとともに、電動モータ130の出力トルクをラック軸124の移動に対するアシスト力として付与する。
このようなシングルピニオン型の電動パワーステアリング装置2でも、ピニオン軸123が鉛直方向に対して交差配置されるとき、被操舵部たるタイヤからラック軸124に伝わる車両の前後方向の振動を、ラック軸124の鉛直方向の下側又は上側に配置されている主ラックガイド125で受け難く、ラック軸124のラック124Aがピニオン軸123のピニオン123Aの歯すじ方向に振動するおそれがある。従って、シングルピニオン型の電動パワーステアリング装置2でも、上述(a)のラックガイド140によりラック軸124を常にピニオン軸123の軸方向に沿う成分を含む方向に押圧し、ラック124Aとピニオン123Aの歯打ち音の発生を防止することができる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
本発明は、電動モータの出力を入力軸に伝える歯車伝達装置と、入力軸に連結されるピニオン軸と、ピニオン軸のピニオンと噛合うラックを備えるラック軸と、ラック軸に連係する被操舵部に電動モータの出力トルクをアシスト力として付与する電動パワーステアリング装置であり、車両に搭載された状態で、ピニオン軸が鉛直方向に対して交差配置されてなる電動パワーステアリング装置であって、ギヤハウジングにおけるピニオン軸のピニオンとラック軸のラックとの噛合い部からラック軸の軸方向に離隔した位置にラックガイドを設けてなり、ラックガイドがラック軸を押圧するとともに、ラック軸を摺動自在に支持してなり、ラックガイドによるラック軸の押圧方向がピニオン軸の軸方向に沿う成分を含む方向に設定されてなるものにした。これにより、電動モータの出力が伝えられる入力軸に連結されたピニオン軸が鉛直方向に対して交差配置される電動パワーステアリング装置において、ラック軸のラックとピニオン軸のピニオンの歯打ち音の発生を防ぐことができる。
1、2 電動パワーステアリング装置
10 ギヤハウジング
21 ステアリング軸
22 トーションバー
23 ハンドル側ピニオン軸
23A ピニオン
24 ラック軸
24A ハンドル側ラック
24B アシスト側ラック
25 主ラックガイド
29 操舵トルク検出装置
30 電動モータ
32 歯車伝達装置
33 ウォームギヤ
34 ウォームホイール
35 入力軸
37 アシスト側ピニオン軸
37A ピニオン
40 ラックガイド
42 弾発材
110 ギヤハウジング
121 ステアリング軸
122 トーションバー
123 ピニオン軸
123A ピニオン
124 ラック軸
124A ラック
125 主ラックガイド
129 操舵トルク検出装置
130 電動モータ
132 歯車伝達装置
133 ウォームギヤ
134 ウォームホイール
135 入力軸
140 ラックガイド
142 弾発材

Claims (6)

  1. 電動モータの出力を入力軸に伝える歯車伝達装置と、入力軸に連結されるピニオン軸と、ピニオン軸のピニオンと噛合うラックを備えるラック軸と、ラック軸に連係する被操舵部に電動モータの出力トルクをアシスト力として付与する電動パワーステアリング装置であり、
    車両に搭載された状態で、ピニオン軸が鉛直方向に対して交差配置されてなる電動パワーステアリング装置であって、
    ギヤハウジングにおけるピニオン軸のピニオンとラック軸のラックとの噛合い部からラック軸の軸方向に離隔した位置にラックガイドを設けてなり、
    ラックガイドがラック軸を押圧するとともに、ラック軸を摺動自在に支持してなり、
    ラックガイドによるラック軸の押圧方向がピニオン軸の軸方向に沿う成分を含む方向に設定されてなる電動パワーステアリング装置。
  2. 前記ラックガイドによるラック軸の押圧方向がピニオン軸の軸方向に沿う方向に設定されてなる請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
  3. 前記ピニオン軸のピニオンとラック軸のラックの少なくとも一方がはすば歯車である請求項1又は2に記載の電動パワーステアリング装置。
  4. 前記ギヤハウジングにおけるピニオン軸のピニオンとラック軸のラックとの噛合い部の背面側に主ラックガイドを設けてなり、
    主ラックガイドがラック軸のラックをピニオン軸のピニオンに押圧するとともに、ラック軸を摺動自在に支持してなる請求項1〜3のいずれかに記載の電動パワーステアリング装置。
  5. 前記電動パワーステアリング装置が、
    ステアリングホイールに連結されるハンドル側ピニオン軸を有し、ハンドル側ピニオン軸のピニオンをラック軸のハンドル側ラックに噛合いさせ、ステアリングホイールに加えた操舵トルクに従ってラック軸を移動させるとともに、
    電動モータの出力が伝えられる入力軸に連結されるアシスト側ピニオン軸を有し、アシスト側ピニオン軸のピニオンをラック軸のアシスト側ラックに噛合いさせ、電動モータの出力トルクをラック軸の移動に対するアシスト力として付与する請求項1〜4のいずれかに記載の電動パワーステアリング装置。
  6. 前記電動パワーステアリング装置が、
    ステアリングホイールに連結されるピニオン軸を有し、ピニオン軸のピニオンをラック軸のラックに噛合いさせ、ステアリングホイールに加えた操舵トルクに従ってラック軸を移動させるとともに、電動モータの出力トルクをラック軸の移動に対するアシスト力として付与する請求項1〜4のいずれかに記載の電動パワーステアリング装置。
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