JP6067251B2 - ステアリング装置 - Google Patents
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Description
本発明は、ラック軸を支持する支持部材の摩耗を抑制することができるステアリング装置を提供することを目的とする。
〔パワーステアリング装置の全体構成〕
図1は、本実施形態が適用される電動パワーステアリング装置1の全体構成図である。図2は、本実施形態が適用される電動パワーステアリング装置1の伝達機構部Aを説明する構成図であり、図1に示すII−II断面である。図3は、本実施形態が適用される電動パワーステアリング装置1のアシスト部Bを説明する構成図であり、図1に示すIII−III断面である。図4は、後述する第2ハウジング18の内部を図1に示す矢印IV側から見た図である。
ハンドル側ギヤハウジング10Aは、入力軸21と、出力軸であるハンドル側ピニオン軸23(図2参照)とを回転可能に支持している。入力軸21は、ステアリングホイール(不図示)に連結されたアッパーシャフト(不図示)と連結している。
図2に示すように、伝達機構部Aのハンドル側ギヤハウジング10Aは、第1ハウジング11、第2ハウジング12および第3ハウジング13に分割され、これらが組み付けられてハウジングを形成している。これら第1ハウジング11、第2ハウジング12および第3ハウジング13は、それぞれ固定ボルト(不図示)によって固定されている。
さらに、ハンドル側ピニオン軸23はピニオン23Pを有しており、このピニオン23Pをラック軸24のハンドル側ラック24Aに噛み合わせている。これにより、ラック軸24は、ステアリングホイールに加えた操舵トルクに従って直線運動が可能となり、図1に示すギヤハウジング10の左右方向に移動する。
入力軸21はハンドル側ギヤハウジング10Aの第3ハウジング13に設けられた軸受21Jにより支持され、ハンドル側ピニオン軸23はハンドル側ギヤハウジング10Aの第1ハウジング11に設けられた軸受23Jおよび第2ハウジング12に設けられた軸受23Kにより支持される。
操舵補助部の一例としてのアシスト部Bは、図3に示すように、アシスト側ギヤハウジング10Bと、アシスト側ピニオン軸33と、アシスト側ピニオン軸33に接続するウォームホイール34と、アシスト側ピニオン軸33とラック軸24との接続を案内するラックガイド38とを有している。さらに、アシスト部Bは、図4に示すように、ウォームホイール34を回転駆動する駆動部30を備えている。
また、カバー部材19は、第2ハウジング18の嵌合い部18Jとは反対側の端部に形成される開口部を覆うように設けられる。カバー部材19は、図3に示すように、固定ボルト20によって第2ハウジング18に固定される。
アシスト側ピニオン軸33は、図3に示すように、ピニオン33Pを有している。そして、アシスト側ピニオン軸33のピニオン33Pがラック軸24のアシスト側ラック24Bに接続する。なお、本実施形態のアシスト部Bでは、アシスト側ピニオン軸33のピニオン33Pとラック軸24のアシスト側ラック24Bの双方又は少なくとも一方を、それらの歯すじがそれらの中心軸に斜交する斜歯歯車としている。なお、本実施形態のアシスト側ピニオン軸33は金属製である。
また、アシスト側ピニオン軸33には、ウォームホイール34が設けられる。そして、アシスト側ピニオン軸33は、ウォームホイール34を介して駆動部30から回転駆動力を受けて回転する。
第2軸受33Kの内輪は、アシスト側ピニオン軸33のハブ33Hとロックナット36とに挟まれるようにして、アシスト側ピニオン軸33の外周に取り付けられる。また、第2軸受33Kの外輪は、第2ハウジング18に形成される保持部18HとサークリップCとの間に挟まれるようにして第2ハウジング18に固定される。これによって、アシスト側ピニオン軸33は、第2ハウジング18側に向けた方向の移動が制限される。
一方、第1軸受33Jの外輪は第1ハウジング17に圧入され、アシスト側ピニオン軸33の一端部は第1軸受33Jの内輪に隙間嵌めされている。
以上のようにして、アシスト側ピニオン軸33は、アシスト側ギヤハウジング10Bにおいて、回転可能に支持されるとともに、軸方向には移動しないように取り付けられる。
そして、ラックガイド38は、ラック軸24のアシスト側ラック24Bをアシスト側ピニオン軸33のピニオン33Pに押付けるとともに、ラック軸24を摺動自在に支持する。
図5(a)は、図1におけるVa-Va部の断面図である。図5(b)は、図5(a)におけるVb部の拡大図である。
ラック軸24は、棒状の軸部210の表面に複数の歯221が形成されたラック220が設けられた部材である。ラック220は、複数の歯221の内の一部の歯221を有して構成されるハンドル側ラック24A(図2参照)と、他の一部の歯221を有して構成されるアシスト側ラック24B(図3参照)とを備えている。そして、ハンドル側ラック24Aの歯221がハンドル側ピニオン軸23のピニオン23P(図2参照)と噛み合い、アシスト側ラック24Bの歯221がアシスト側ピニオン軸33のピニオン33P(図3参照)と噛み合っている。
図6に示すように、ラック軸24が、ラック220の複数の歯221の先端を通る面と略平行な方向に荷重を受けると、ラック220の歯221の歯すじの方向における端部が支持部材26の内周面に接触し易くなる。しかしながら、この部位には、軸部210の部位から歯221の先端にかけて曲線状に形成された曲線部222が設けられており、角部が存在しないので支持部材26の内周面を傷つけ難い。
なお、上述した実施形態においては、支持部材26として円筒状の部材を例示したが、支持部材26が、断面がC字状の部材であったとしても、ラック軸24のラック220の歯221の歯すじの方向における両端部には角部が存在しないので、ラック軸24はこの支持部材26の内周面を傷つけ難い。それゆえ、支持部材26の摩耗を抑制することができる。
Claims (1)
- 先端部にピニオンが形成されたピニオン軸と、
棒状の軸部の表面に前記ピニオン軸の前記ピニオンと噛み合う複数の歯であるラックが設けられたラック軸と、
前記ラック軸の前記ラックの周囲を覆う覆い部材と、
前記覆い部材内において前記ラック軸の軸方向に複数配置されて当該ラック軸を支持する支持部材と、
を備え、
前記ラック軸の前記歯の歯すじが直線状であり、前記歯における前記歯すじ方向の両端部は、前記ラック軸の軸方向から見た場合に前記歯の歯すじの直線状の部位から前記ラック軸の輪郭にかけて角部が存在しないように曲線状に形成されている
ことを特徴とするステアリング装置。
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