JP2013193602A - 車両用ワイパ装置、及びワイパアーム付勢部材 - Google Patents

車両用ワイパ装置、及びワイパアーム付勢部材 Download PDF

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Abstract

【課題】ワイパアームの形状の自由度を向上させることができるとともに、車両への搭載性及び組み付け性が良好なワイパアーム付勢部材を提供すること。
【解決手段】ワイパアーム付勢部材Fは、駆動装置にて往復回動される駆動軸部21に固定される揺動支持部材31と、揺動支持部材31に駆動軸部21の回動軸A2と直交する傾動軸B1中心で傾動可能に支持されワイパアーム4aを固定するためのワイパ固定軸38が設けられた傾動部材32と、揺動支持部材31に支持され傾動部材32に付勢力を付与する圧縮コイルばね33とを有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両用ワイパ装置、及びワイパアーム付勢部材に関するものである。
従来、車両用ワイパ装置としては、車体にピボット軸を回動可能に支持するピボットホルダが固定され、ピボットホルダの下端から突出するピボット軸の基端部に揺動レバーの基端部が固定され、ピボットホルダの上端から突出するピボット軸の先端部にワイパアームが連結されるものがある。揺動レバーは、その先端部がワイパモータにより作動するリンク機構のリンクに連結されて所定角度で揺動し、それと共にピボット軸が回動してワイパアームの払拭動作が行われる。
このような車両用ワイパ装置において、特許文献1では、ワイパアームの先端側が払拭面に対して接離可能となるようにワイパアームの基端部がピボット軸の先端部に回動可能に連結され、ワイパアームと揺動レバーとに直接又は間接的に(伝達部材を介して)付勢部材が係止されたものが開示されている。
この車両用ワイパ装置では、ワイパアームと揺動レバーとの間に介在される付勢部材の付勢力によって、ワイパアームを払拭面側に付勢することができるので、ワイパアームの一部を断面コ字状として付勢部材を収容する必要が無く、ワイパアームの形状の自由度を向上させることができる。
特開2008−273239号公報
しかしながら、上記した車両用ワイパ装置では、ピボットホルダの下側の揺動レバーとピボットホルダの上側のワイパアームとの間に付勢部材や伝達部材を介在させる必要があった。そして、付勢部材や伝達部材はピボット軸と一体的に回動するものであることから、ピボットホルダの周りに大きなスペースが必要となり、車両への搭載性に問題があった。又、付勢部材や伝達部材は、ピボットホルダの下側と上側でそれぞれ係止する必要があるため、組み付け性にも問題があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、ワイパアームの形状の自由度を向上させることができるとともに、車両への搭載性及び組み付け性が良好な車両用ワイパ装置、及びワイパアーム付勢部材を提供することにある。
請求項1に記載の発明では、ワイパアームを主として払拭面側に付勢するための付勢部材が設けられた車両用ワイパ装置であって、駆動装置にて往復回動される駆動軸部に固定される揺動支持部材と、前記揺動支持部材に前記駆動軸部の回動軸と交差またはねじれの位置関係にある傾動軸中心で傾動可能に支持され、ワイパアームを固定するためのワイパ固定部が設けられた傾動部材と、前記揺動支持部材に支持され前記傾動部材に付勢力を付与する前記付勢部材とを有したワイパアーム付勢部材を備えたことを要旨とする。
同構成によれば、傾動部材が揺動支持部材に支持されるとともに、付勢部材が前記揺動支持部材に支持され前記傾動部材に付勢力を付与する構成であるため、ワイパアームを付勢するための部材がワイパアーム付勢部材として集約される。これにより、ワイパアームの一部を断面コ字状として付勢部材を収容する必要が無く、ワイパアームの形状の自由度を向上させることができる。又、ワイパアーム付勢部材を単純に駆動軸部とワイパアームとの間に介在させるだけでワイパアームを付勢することができるため、例えば、駆動軸部を支持するピボットホルダの周りに大きなスペースを必要とせず、車両への搭載性が良好となる。又、例えば、付勢部材等が予め組み付けられたワイパアーム付勢部材を駆動軸部に固定し、そのワイパアーム付勢部材のワイパ固定部にワイパアームを固定することで組み付けが完了するため、付勢部材等をピボットホルダの下側と上側でそれぞれ係止する必要があるもの(従来)に比べて、組み付け性も良好となる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の車両用ワイパ装置において、前記ワイパアーム付勢部材は、前記揺動支持部材に対する前記傾動部材の傾動角度に応じて前記付勢部材の付勢方向が前記ワイパアームを払拭面側に付勢する状態と前記ワイパアームを起立側に付勢する状態とのいずれかに切り替わるように構成されたことを要旨とする。
同構成によれば、傾動部材の傾動角度に応じて付勢部材がワイパアームを払拭面側に付勢する状態とワイパアームを起立側に付勢する状態とのいずれかに切り替わるため、ワイパアーム付勢部材(付勢部材)に所謂ロックバックの機能をも有して集約することができる。よって、付勢力を利用した簡単な構成にてロックバック機能を有するワイパアーム付勢部材を構成したので、部品点数の低減や小型化等を図ることができる。
請求項3に記載の発明では、請求項2に記載の車両用ワイパ装置において、前記揺動支持部材には、前記付勢部材が前記ワイパアームを起立側に付勢する状態で予め設定した傾動角度で前記傾動部材と当接してそれ以上の傾動を規制する規制部が形成されたことを要旨とする。
同構成によれば、付勢部材がワイパアームを起立側に付勢する状態で予め設定した傾動角度で揺動支持部材の規制部が傾動部材と当接してそれ以上の傾動が規制されるため、ワイパアーム付勢部材(揺動支持部材)に所謂ロックバック時の支持機能(ワイパアームの起立姿勢を保持する機能)も集約することができる。よって、ロックバック時に支持する(付勢部材の付勢力を受け止める)部材を別途設ける場合に比べて、部品点数の低減や小型化等を図ることができる。
請求項4に記載の発明では、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両用ワイパ装置において、前記ワイパ固定部は、その中心軸が前記駆動軸部の回動軸と平行な状態であるとき前記ワイパアームの先端寄りに位置して設けられたワイパ固定軸であることを要旨とする。
同構成によれば、ワイパ固定部は、その中心軸が前記駆動軸部の回動軸と平行な状態であるときワイパアームの先端寄りに位置して設けられたワイパ固定軸であるため、ワイパアームの後端部が回動軸よりも大きく後方に突出することを抑えることができ、ワイパアームを起立させた際に必要となる後方のスペースを小さくすることができる。これにより、例えば、車両の内外を隔てるルーバーの孔(ワイパ固定軸を挿通させるルーバーの孔)を小さくすることができる。
請求項5に記載の発明では、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車両用ワイパ装置において、前記ワイパアームは、その長手方向が前記駆動軸部の回動軸方向視で前記ワイパアーム付勢部材の長手方向と同一方向に前記ワイパ固定部に固定されることを要旨とする。
同構成によれば、ワイパアームの長手方向が駆動軸部の回動軸方向視でワイパアーム付勢部材の長手方向と同一方向になるようにワイパアームがワイパ固定部に固定されているので、ワイパアーム付勢部材の付勢力をワイパアームへの付勢力として効果的に作用させることができる。
請求項6に記載の発明では、駆動装置にて往復回動される駆動軸部に固定される揺動支持部材と、前記揺動支持部材に前記駆動軸部の回動軸と交差またはねじれの位置関係にある傾動軸中心で傾動可能に支持され、ワイパアームを固定するためのワイパ固定部が設けられた傾動部材と、前記揺動支持部材に支持され前記傾動部材に付勢力を付与する付勢部材とを備えたワイパアーム付勢部材を要旨とする。
同構成によれば、傾動部材が揺動支持部材に支持されるとともに、付勢部材が前記揺動支持部材に支持され前記傾動部材に付勢力を付与する構成であるため、ワイパアームを付勢するための部材がワイパアーム付勢部材として集約される。これにより、ワイパアームの一部を断面コ字状として付勢部材を収容する必要が無く、ワイパアームの形状の自由度を向上させることができる。又、ワイパアーム付勢部材を単純に駆動軸部とワイパアームとの間に介在させるだけでワイパアームを付勢することができるため、例えば、駆動軸部を支持するピボットホルダの周りに大きなスペースを必要とせず、車両への搭載性が良好となる。又、例えば、付勢部材等が予め組み付けられたワイパアーム付勢部材を駆動軸部に固定し、そのワイパアーム付勢部材のワイパ固定部にワイパアームを固定することで組み付けが完了するため、付勢部材等をピボットホルダの下側と上側でそれぞれ係止する必要があるもの(従来)に比べて、組み付け性も良好となる。
本発明によれば、ワイパアームの形状の自由度を向上させることができるとともに、車両への搭載性及び組み付け性が良好な車両用ワイパ装置、及びワイパアーム付勢部材を提供することができる。
一実施形態における駆動装置とワイパアーム付勢部材の斜視図。 一実施形態における車両用ワイパ装置の配設状態を示す模式図。 一実施形態におけるリンク機構及びワイパアーム付勢部材の平面図。 (a)(b)一実施形態におけるワイパアーム付勢部材の一部断面図。 一実施形態におけるワイパアーム付勢部材の分解斜視図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図5に従って説明する。
図1に示すように、車両用ワイパ装置は、駆動源としてのモータ1とリンク機構2とからなる駆動装置Kとワイパアーム付勢部材Fとを備えている。そして、本実施形態の車両用ワイパ装置は、図2に示すように、駆動装置K及びワイパアーム付勢部材Fが、払拭面としてのフロントウィンド3の下方における車両幅方向両端部側にそれぞれ設けられるとともに、それらに連結されたワイパ4(その先端側)が停止位置(最下端位置)において払拭方向(払拭面に平行な方向)に互いに重なって配置されている。即ち、本実施形態の車両用ワイパ装置は、運転席側(図2中、左側)のワイパ4と助手席側(図2中、右側)のワイパ4とが車両幅方向の中心に対して略対称に配置され、運転席側(図2中、左側)のワイパ4の払拭範囲F1と助手席側(図2中、右側)のワイパ4の払拭範囲F2とが中央部分で重なるように設けられている。
図1及び図3に示すように、モータ1は、モータ本体11と減速部12とを備える。モータ本体11は、図3に示すように、略有底筒状のヨーク11aと、ヨーク11a内面に固定された永久磁石(図示略)と、ヨーク11a内に回転可能に支持された回転軸11bと、回転軸11bに固定された電機子コア11cと、電機子コア11cに巻装された巻線(図示略)と、整流子11d等を有し、回転軸11bを回転駆動する。減速部12は、前記ヨーク11aの開口に固定されたギヤハウジング12aと、ギヤハウジング12a内において前記回転軸11bと一体回転するウォーム12bと、ウォーム12bに噛合されるウォームホイール12cと、ギヤハウジング12aの外部に突出してウォームホイール12cと一体回転する出力軸13とを備える。尚、ウォーム12b及びウォームホイール12cはウォームギヤを構成し、回転軸11bの回転を減速して出力軸13を回転させる。又、この例のモータ1は、ウォームホイール12cの回動角度を検出可能な図示しないセンサ(例えば、MRセンサ等の磁気抵抗素子)を備え、そのセンサからの検出信号によってウォームホイール12c及び出力軸13を180°より大きく360°未満の予め設定された回動角度範囲(この例では220°)で往復回動させることが可能となっている。
リンク機構2は、前記出力軸13に連結され、前記ワイパアーム付勢部材Fが一体回転可能に連結される駆動軸部21を出力軸13の回動角度範囲(この例では220°)よりも小さい回動角度範囲であって本実施形態では90°で往復回動させるように設定されている。
詳しくは、リンク機構2は、図1に示すように、クランク22と、レバー23と、ロッド24とを有する。クランク22は、その基端部が出力軸13に固定される。レバー23は、その先端部に前記駆動軸部21が一体的に設けられるとともに該駆動軸部21が前記出力軸13の軸A1中心と離間した回動軸A2中心に回動可能に支持される。ロッド24は、その基端部が前記クランク22の先端部の第1軸A3中心に回転可能に連結されるとともに、その先端部が前記レバー23の基端部の第2軸A4中心に回転可能に連結される。又、レバー23(駆動軸部21)は、前記ギヤハウジング12aに固定されるとともに車両に対して固定されることになる取付ブラケット25に設けられたピボットホルダ25a(図1参照)に回動可能に支持されている。又、本実施形態においてピボットホルダ25aの上端より上方に(レバー23の平坦上面より上方に)突出する駆動軸部21は、2面幅形状とされるとともに、その平坦面の中央に貫通孔21aが形成されている。
ワイパアーム付勢部材Fは、図1、図3〜図5に示すように、前記駆動軸部21に固定される揺動支持部材31と、揺動支持部材31に前記駆動軸部21の回動軸A2と直交する傾動軸B1中心で傾動可能に支持される傾動部材32と、揺動支持部材31に支持され傾動部材32に付勢力を付与する付勢部材としての圧縮コイルばね33とを有する。
詳しくは、揺動支持部材31は、図4に示すように、前記駆動軸部21が内嵌される上下貫通孔31aが形成された基部31bを有する。上下貫通孔31aは、前記駆動軸部21を内嵌可能な形状、即ち上下方向から見てその空間が2面幅形状となるように形成されている。又、基部31bは、その外周が上下方向から見て略4角形に形成されている。この基部31bにおいて、前記駆動軸部21の貫通孔21a(図1参照)と対応した位置(一対の側壁の中央)には第1貫通孔31cが形成されている。そして、揺動支持部材31は、上下貫通孔31aに駆動軸部21が内嵌され、前記第1貫通孔31c及び前記貫通孔21aに固定ピン(図示略)が嵌挿されることで駆動軸部21に固定される。又、揺動支持部材31は、前記基部31bの略4角形の外周において前記第1貫通孔31cが形成された外側面が上方に延長されるように延びる一対の板状上延部31d(図5参照)を有する。この板状上延部31dにおいて、前記第1貫通孔31cの上方には、第2貫通孔31eが形成されている。
又、揺動支持部材31は、前記板状上延部31dから側方(上下貫通孔31aを中心として径方向外方)であって、詳しくは側方の斜め下方に延びる板状側延部31fを有する。板状側延部31fは、各板状上延部31dから延びることで互いに平行な対をなしている。又、揺動支持部材31は、前記板状側延部31fの先端同士を繋ぐ板状支持壁31gを有する。この板状支持壁31gの幅方向(図4中、紙面直交方向)中央における下側には板厚方向に貫通するとともに下方に開放するスリット31hが形成されている。又、板状支持壁31gの内側面(板状側延部31fに囲われる側の面)における前記スリット31hの両側には、上方に向かうほど大きく突出する一対の傾斜突部31iが形成されている。この一対の傾斜突部31iは、内側(突出方向)から見て、1つの円形がスリット31hにて分断された形状(図5参照)に形成されている。
前記傾動部材32は、略全体が一対の前記板状上延部31d間(一部は一対の板状側延部31f間)に配置される略立方体形状に形成され、前記第2貫通孔31eと対応した位置に軸挿通孔32aが形成されている。そして、傾動部材32は、前記第2貫通孔31eに軸ピン35が嵌挿されるとともに、該軸ピン35が軸挿通孔32aに第1及び第2ブッシュ36,37を介して挿入されることで、前記駆動軸部21の回動軸A2と直交する傾動軸B1中心で傾動可能に支持されている。
又、傾動部材32の上面には、ワイパ4のワイパアーム4aを固定するためのワイパ固定部としてのワイパ固定軸38が固定されている。図4(a)に示すように、ワイパ固定軸38は、その中心軸A5が駆動軸部21の回動軸A2と平行な状態にあるときに見た場合、ワイパアーム4aの先端寄り(図4(a)中、右側)に設けられている。そして、ワイパアーム4aは、その長手方向X1(図1参照)が駆動軸部21の回動軸A2方向視(図3参照)でワイパアーム付勢部材Fの長手方向(板状側延部31fが延びる方向)X2(図1参照)と同一方向になるようにワイパ固定軸38に固定されることになる。
又、傾動部材32の前記板状支持壁31g側の下端部には、前記軸挿通孔32aと平行な補助支持部材連結孔32bが形成されている。又、傾動部材32の前記板状支持壁31g側の下端部(即ち前記補助支持部材連結孔32bと対応した位置)における幅方向(図4中、紙面直交方向)中央には、側方及び下方に開放するスリット32cが形成されている。そして、傾動部材32のスリット32cには、略棒状の補助支持部材41の基端部が収容されるとともに回動可能に支持されている。即ち、補助支持部材41は、その基端部がスリット32c内に配置され、前記補助支持部材連結孔32bに軸ピン42が嵌挿されるとともに、該軸ピン42が補助支持部材41の基端部に形成された貫通孔41a(図5参照)に挿入されることで、前記傾動軸B1と平行な軸B2中心で回動可能に支持されている。
補助支持部材41は、その先端側が前記板状支持壁31gのスリット31hを貫通するようにその長さが設定されている、又、補助支持部材41の基端側には、その長尺直交方向に突出する一対の受け部41bが形成されている。そして、前記板状支持壁31gと前記補助支持部材41の受け部41bとの間には、圧縮コイルばね33が圧縮された状態で前記補助支持部材41に外嵌(遊嵌)されつつ配置される。尚、本実施形態では、受け部41bと圧縮コイルばね33との間に環状ワッシャ43が介在され、圧縮コイルばね33に受け部41bから局部的な力(付勢力の反力)が掛からないようにされている。又、本実施形態では、まず補助支持部材41の先端側がスリット31h内に配置されていない状態で圧縮コイルばね33を補助支持部材41に外嵌し、圧縮コイルばね33を圧縮しつつ補助支持部材41を回動させてその先端側をスリット31h内に挿入し、圧縮コイルばね33が前記傾斜突部31iを乗り越えて嵌るようにして組み付けを行っている。又、圧縮コイルばね33は、上記のように組み付けられた状態で、一対の板状側延部31f間に配置され、側方から見て板状側延部31fに略覆われることになる。
これにより、圧縮コイルばね33は、揺動支持部材31の板状支持壁31gに支持され、補助支持部材41を介して傾動部材32に付勢力を付与する。この圧縮コイルばね33の付勢方向は、揺動支持部材31に対する傾動部材32の傾動角度に応じてワイパアーム4aを払拭面(前記フロントウィンド3)側に付勢する状態(図4(a)参照)とワイパアーム4aを起立側に付勢する状態(図4(b)参照)とのいずれかに切り替わる。詳しくは、図4(a)に示すように、圧縮コイルばね33の支持中心Zから補助支持部材41の軸B2方向に向かう付勢力Faが、圧縮コイルばね33の支持中心Zと傾動部材32の傾動軸B1とを通る直線Lよりも下方に向かう状態では、ワイパアーム4aを払拭面側に付勢する方向(図4(a)中、時計回り方向)に傾動部材32を付勢する。又、図4(b)に示すように、圧縮コイルばね33の支持中心Zから補助支持部材41の軸B2方向に向かう付勢力Fbが、圧縮コイルばね33の支持中心Zと傾動部材32の傾動軸B1とを通る直線Lよりも上方に向かう状態では、ワイパアーム4aを起立側に付勢する方向(図4(b)中、反時計回り方向)に傾動部材32を付勢する。
又、ここで、図4(b)に示すように、揺動支持部材31には、圧縮コイルばね33がワイパアーム4aを起立側に付勢する状態で予め設定した傾動角度で傾動部材32と当接してそれ以上の傾動を規制する規制部31jが形成されている。本実施形態の規制部31jは、前記基部31bにおいて上下貫通孔31a及び板状上延部31dを除く上面に形成されている。又、本実施形態の規制部31jは、前記ワイパ固定軸38の中心軸A5が駆動軸部21の回動軸A2と平行な状態(図4(a)参照)から約30°傾動した角度で傾動部材32の下面と当接するように傾斜角度が設定されている。
次に上記のように構成された車両用ワイパ装置の作用について説明する。
例えば、モータ1が駆動されると、出力軸13が220°の回動角度範囲で往復回動され、その出力軸13と共にクランク22が往復回動される。すると、クランク22からロッド24を介してレバー23に動力が伝達され、レバー23の駆動軸部21と共にワイパアーム付勢部材F及びワイパ4(ワイパアーム4a)が90°の回動角度範囲で一体的に往復回動され、払拭動作が行われる。
又、このとき、図4(a)に示すように、圧縮コイルばね33の支持中心Zから補助支持部材41の軸B2方向に向かう付勢力Faが、圧縮コイルばね33の支持中心Zと傾動部材32の傾動軸B1とを結ぶ直線Lよりも下方に向かう状態(即ち軸B2が直線Lよりも下方側にある状態)では、ワイパアーム4aを払拭面側に付勢する方向(図4(a)中、時計回り方向)に傾動部材32が付勢される。よって、上記のようにワイパ4(ワイパアーム4a)が90°の回動角度範囲で往復回動されるときワイパ4が払拭面形状に倣って上下動しても、軸B2が直線Lよりも下方側にある状態が維持されるように設定されており、ワイパ4は払拭面に適切に押圧されて良好に払拭する。
そして、例えば、モータ1の停止状態において作業者等がワイパ4(ワイパアーム4a)を持ち上げると、図4(b)に示すように、軸B2が直線Lよりも上方側にある状態に切り替り、ワイパアーム4aを起立側に付勢する方向(図4(b)中、反時計回り方向)に傾動部材32が圧縮コイルばね33によって付勢され、前記予め設定した傾動角度で規制部31jに傾動部材32が当接してその状態(起立状態)が保持される。
次に、上記実施の形態の特徴的な効果を以下に記載する。
(1)傾動部材32が揺動支持部材31に支持されるとともに、圧縮コイルばね33が揺動支持部材31に支持され傾動部材32に付勢力を付与する構成であるため、ワイパアーム4a(ワイパ4)を付勢するための部材がワイパアーム付勢部材Fとして集約される。これにより、ワイパアーム4aの一部を断面コ字状として付勢部材(圧縮コイルばね)を収容する必要が無く、ワイパアーム4aの形状の自由度を向上させることができる。又、ワイパアーム付勢部材Fを単純に駆動軸部21とワイパアーム4aとの間に介在させるだけでワイパアーム4aを付勢することができるため、例えば、駆動軸部21を支持するピボットホルダ25aの周りに大きなスペースを必要とせず、車両への搭載性が良好となる。又、例えば、圧縮コイルばね33等が予め組み付けられたワイパアーム付勢部材Fを駆動軸部21に固定し、そのワイパアーム付勢部材Fのワイパ固定軸38にワイパアーム4aを固定することで組み付けが完了するため、付勢部材等をピボットホルダの下側と上側でそれぞれ係止する必要があるもの(従来)に比べて、組み付け性も良好となる。
(2)傾動部材32の傾動角度に応じて圧縮コイルばね33の付勢方向がワイパアーム4aを払拭面側に付勢する状態とワイパアーム4aを起立側に付勢する状態とのいずれかに切り替わるため、ワイパアーム付勢部材F(圧縮コイルばね33)に所謂ロックバックの機能をも有して集約することができる。よって、付勢力を利用した簡単な構成にてロックバック機能を有するワイパアーム付勢部材Fを構成したので、部品点数の低減や小型化等を図ることができる。
(3)圧縮コイルばね33がワイパアーム4aを起立側に付勢する状態で予め設定した傾動角度で揺動支持部材31の規制部31jが傾動部材32と当接してそれ以上の傾動が規制されるため、ワイパアーム付勢部材F(揺動支持部材31)に所謂ロックバック時の支持機能(ワイパアーム4aの起立姿勢を保持する機能)も集約することができる。よって、ロックバック時に支持する(付勢部材の付勢力を受け止める)部材を別途設ける場合に比べて、部品点数の低減や小型化等を図ることができる。
(4)ワイパ固定軸38は、その中心軸A5が駆動軸部21の回動軸A2と平行な状態であるとき(回動軸A2よりも)ワイパアーム4aの先端寄り(図4(a)中、右側)に位置して設けられる。よって、ワイパアーム4aの後端部が回動軸よりも大きく後方に突出することを抑えることができ、ワイパアーム4aを起立させた際に必要となる後方のスペースを小さくすることができる。これにより、例えば、図4(b)に示すように、車両の内外を隔てるルーバー51の孔51a(ワイパ固定軸38を挿通させるルーバー51の孔51a)を小さくすることができる。
(5)ワイパアーム4aは、その長手方向X1が駆動軸部21の回動軸A2方向視でワイパアーム付勢部材Fの長手方向X2と同一方向にワイパ固定軸38に固定されるので、言い換えると、ワイパアーム4aの長手方向X1が駆動軸部21の回動軸A2方向視でワイパアーム付勢部材Fの長手方向X2と同一方向になるようにワイパアーム4aがワイパ固定軸38に固定されているので、ワイパアーム付勢部材Fの付勢力をワイパアーム4aへの付勢力として効果的に作用させることができる。
上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、傾動部材32の傾動角度に応じて圧縮コイルばね33の付勢方向がワイパアーム4aを払拭面側に付勢する状態とワイパアーム4aを起立側に付勢する状態とのいずれかに切り替わる構成としたが、これに限定されず、例えば、圧縮コイルばね(付勢部材)は単にワイパアーム4aを払拭面側にのみ付勢する構成としてもよい。
・上記実施形態では、揺動支持部材31には、予め設定した傾動角度で傾動部材32と当接してそれ以上の傾動を規制する規制部31jが形成されるとしたが、これに限定されず、例えば、規制部31jが形成されていない揺動支持部材としてもよい。又、勿論、規制部31jが規制する前記傾動角度は変更してもよい。
・上記実施形態では、ワイパ固定軸38は、その中心軸A5が駆動軸部21の回動軸A2と平行な状態にあるときに見た場合、(回動軸A2よりも)ワイパアーム4aの先端寄り(図4(a)中、右側)に位置して設けられるとしたが、これに限定されず、例えば、前記中心軸A5が前記回動軸A2と一致するように設けてもよい。又、ワイパ固定軸38は、ワイパアーム4aの基端部を固定することができれば、円柱状の軸でなくてもよく、例えば固定片とする等、他のワイパ固定部に変更してもよい。又、ワイパ固定部は、傾動部材32に一体成形してもよい。
・上記実施形態では、揺動支持部材31に駆動軸部21の回動軸A2と傾動部材32の傾動軸B1とは直交(交差)するものであるとしたが、回動軸A2と傾動軸B1とが交差したものではなく垂直な(互いに90°を成した)ねじれの位置関係にあるものとしてもよい。また、回動軸A2と傾動軸B1とが垂直(互いに90°)を成したものではなく傾斜した位置関係であってもよい。
・上記実施形態では、ワイパアーム付勢部材Fは、補助支持部材41を有した構成としたが、付勢部材(圧縮コイルばね33)を同様に作用させることができれば、例えば、補助支持部材41を他の構成としてもよいし、削除してもよい。又、付勢部材(圧縮コイルばね33)を揺動支持部材31に支持させる構成(板状支持壁31gや傾斜突部31i等)においても、同様に支持させることができれば他の構成に変更してもよい。
・上記実施形態では、駆動装置Kは、フロントウィンド3の下方における車両幅方向両端部側にそれぞれ設けられるとともに、ワイパ4が停止位置において払拭方向に互いに重なって配置されるものであるとしたが、これに限定されず、例えば、停止位置においても2つのワイパ4が払拭方向に互いに重ならない車両用ワイパ装置としてもよい。
・上記実施形態では、駆動装置Kは、モータ1とリンク機構2とからなるとしたが、これに限定されず、リンク機構2を備えずモータ1が直接駆動軸部を駆動する、即ち出力軸13が駆動軸部となる駆動装置に変更してもよい。
3…フロントウィンド(払拭面)、4a…ワイパアーム、21…駆動軸部、31…揺動支持部材、31j…規制部、32…傾動部材、33…圧縮コイルばね(付勢部材)、38…ワイパ固定軸(ワイパ固定部)、F…ワイパアーム付勢部材、K…駆動装置、A2…駆動軸部の回動軸、A5…ワイパ固定軸(ワイパ固定部)の中心軸、B1…傾動部材の傾動軸、Fa,Fb…付勢力、X1,X2…長手方向。

Claims (6)

  1. ワイパアームを主として払拭面側に付勢するための付勢部材が設けられた車両用ワイパ装置であって、
    駆動装置にて往復回動される駆動軸部に固定される揺動支持部材と、
    前記揺動支持部材に前記駆動軸部の回動軸と交差またはねじれの位置関係にある傾動軸中心で傾動可能に支持され、ワイパアームを固定するためのワイパ固定部が設けられた傾動部材と、
    前記揺動支持部材に支持され前記傾動部材に付勢力を付与する前記付勢部材と
    を有したワイパアーム付勢部材を備えたことを特徴とする車両用ワイパ装置。
  2. 請求項1に記載の車両用ワイパ装置において、
    前記ワイパアーム付勢部材は、前記揺動支持部材に対する前記傾動部材の傾動角度に応じて前記付勢部材の付勢方向が前記ワイパアームを払拭面側に付勢する状態と前記ワイパアームを起立側に付勢する状態とのいずれかに切り替わるように構成されたことを特徴とする車両用ワイパ装置。
  3. 請求項2に記載の車両用ワイパ装置において、
    前記揺動支持部材には、前記付勢部材が前記ワイパアームを起立側に付勢する状態で予め設定した傾動角度で前記傾動部材と当接してそれ以上の傾動を規制する規制部が形成されたことを特徴とする車両用ワイパ装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両用ワイパ装置において、
    前記ワイパ固定部は、その中心軸が前記駆動軸部の回動軸と平行な状態であるとき前記ワイパアームの先端寄りに位置して設けられたワイパ固定軸であることを特徴とする車両用ワイパ装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車両用ワイパ装置において、
    前記ワイパアームは、その長手方向が前記駆動軸部の回動軸方向視で前記ワイパアーム付勢部材の長手方向と同一方向に前記ワイパ固定部に固定されることを特徴とする車両用ワイパ装置。
  6. 駆動装置にて往復回動される駆動軸部に固定される揺動支持部材と、
    前記揺動支持部材に前記駆動軸部の回動軸と交差またはねじれの位置関係にある傾動軸中心で傾動可能に支持され、ワイパアームを固定するためのワイパ固定部が設けられた傾動部材と、
    前記揺動支持部材に支持され前記傾動部材に付勢力を付与する付勢部材と
    を備えたことを特徴とするワイパアーム付勢部材。
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