JP6365266B2 - ワイパアーム付勢部材及び車両用ワイパ装置 - Google Patents
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同構成によれば、ワイパアーム付勢部材と駆動装置とを備えた車両用ワイパ装置において、上記効果を得ることができる。
図1に示すように、車両用ワイパ装置は、駆動源としてのモータ1とリンク機構2とからなる駆動装置Kとワイパアーム付勢部材Fとを備えている。そして、本実施形態の車両用ワイパ装置は、駆動装置K及びワイパアーム付勢部材Fが、払拭面としてのフロントウィンド3の下方における車両幅方向両端部側にそれぞれ設けられるとともに、それらに連結されたワイパ4(その先端側)が停止位置(最下端位置)において払拭方向に重なるように配置されている。即ち、本実施形態の車両用ワイパ装置は、運転席側(図1中、左側)のワイパ4と助手席側(図1中、右側)のワイパ4とが車両幅方向の中心に対して略対称に配置され、運転席側(図1中、左側)のワイパ4の払拭範囲F1と助手席側(図1中、右側)のワイパ4の払拭範囲F2とが中央部分で重なるように設けられている。なお、ワイパ4は、ワイパアーム付勢部材Fに基端側が連結されるワイパアーム31と、該ワイパアーム31の先端部に連結されてフロントウィンド3を払拭するワイパブレードを有している。
線ばね41は、その変位部41dが傾動部材24(係合凹部24g)と非係合の状態(保持していない状態)で揺動部材22における連結部22bの中間部に押圧接触するように設定され組み付けられている。
上記ワイパアーム付勢部材Fは、例えば、駆動装置Kと組み付けられ、ワイパ4が組み付けられていない状態であって、線ばね41によって傾動部材24の傾動角度が付勢終端位置よりも手前の前記保持位置(ワイパ固定軸32が駆動軸部11(回動軸A1)と一直線状となった位置)で保持された状態で車両に対して組み付けられる。
(1)圧縮コイルばね25が傾動部材24を付勢している状態で、その付勢終端位置よりも手前の保持位置で傾動部材24の傾動角度を保持可能な線ばね41を備える。よって、ワイパアーム31を固定する際に傾動部材24と共にワイパ固定軸32を付勢終端位置よりも手前の位置(本実施形態ではワイパ固定軸32が駆動軸部11と一直線状となる姿勢)に保持させておくことができる。よって、ワイパアーム31の組み付け性を良好とすることができる。
・上記実施形態の揺動部材22の連結部22bに、図6に示すように、外部から線ばね41を弾性変形させるための操作用スリット22gを形成してもよい。このようにすると、外部から線ばね41を容易に弾性変形させることが可能となる。よって、線ばね41を、弾性エネルギーを蓄えた状態で傾動部材24と係合させる作業、即ち傾動部材24の傾動角度を保持させる作業が容易となる。
例えば、図7(a)及び図7(b)に示すように、角度保持部材を、傾動部材24が圧縮コイルばね25の付勢力に抗して傾動操作されると、自然落下することで前記保持位置での保持を解除する落下保持部材51としてもよい。尚、図7(a)は、落下保持部材51が挟持されることによって、傾動部材24が保持位置に保持された状態を図示し、図7(b)は、傾動部材24が圧縮コイルばね25の付勢力に抗して傾動操作され、傾動部材24の前記保持位置での保持が解除され落下保持部材51が落下している状態を図示している。このようにすると、角度保持部材をより単純な部品とすることができる。
又、線ばね41は、傾動部材24が圧縮コイルばね25の付勢力に抗して傾動操作されると、前記保持位置での保持を解除して保持位置よりも付勢終端位置側への傾動を許容するとしたが、これに限定されず、他の操作で保持位置での保持を解除して保持位置よりも付勢終端位置側への傾動を許容する角度保持部材に変更してもよい。
・上記実施形態では、付勢部材として圧縮コイルばね25を用いたが、例えば、板状のばね線材を竹の子状に巻いた竹の子ばねを圧縮して用いるなど、他の圧縮ばねを用いてもよい。
(イ)請求項3に記載のワイパアーム付勢部材において、前記ばね保持部材は、線ばねであることを特徴とするワイパアーム付勢部材。
(ロ)請求項3又は上記(イ)に記載のワイパアーム付勢部材において、前記ばね保持部材は、前記傾動部材が前記付勢部材の付勢力に抗して傾動操作されると、蓄えた前記弾性エネルギーによって前記傾動部材と非係合となるとともに前記揺動部材に押圧接触するように変形することを特徴とするワイパアーム付勢部材。
前記連結部には、外部から前記線ばねを弾性変形させるための操作用スリットが形成されたことを特徴とするワイパアーム付勢部材。
Claims (6)
- 駆動装置にて往復回動される駆動軸部と一体回動可能に設けられる揺動部材と、
前記駆動軸部の回動軸と交差またはねじれの位置関係にある傾動軸中心で傾動可能に支持され、ワイパアームを固定するためのワイパ固定軸が設けられた傾動部材と、
一端が前記揺動部材に支持され前記傾動部材に付勢力を付与する付勢部材と
を有したワイパアーム付勢部材であって、
前記付勢部材が前記傾動部材を付勢している状態で、その付勢終端位置よりも手前の保持位置で前記傾動部材の傾動角度を保持可能な角度保持部材を備えたことを特徴とするワイパアーム付勢部材。 - 請求項1に記載のワイパアーム付勢部材において、
前記角度保持部材は、前記傾動部材が前記付勢部材の付勢力に抗して傾動操作されると、前記保持位置での保持を解除して前記保持位置よりも前記付勢終端位置側への傾動を許容することを特徴とするワイパアーム付勢部材。 - 請求項2に記載のワイパアーム付勢部材において、
前記角度保持部材は、前記保持位置で自身の弾性エネルギーを蓄えた状態で前記傾動部材と係合して該傾動部材の傾動角度を保持し、前記傾動部材が前記付勢部材の付勢力に抗して傾動操作されると、蓄えた前記弾性エネルギーによって前記傾動部材と非係合となるように変形もしくは変位して前記保持位置での保持を解除するばね保持部材であることを特徴とするワイパアーム付勢部材。 - 請求項2に記載のワイパアーム付勢部材において、
前記角度保持部材は、前記傾動部材が前記付勢部材の付勢力に抗して傾動操作されると、自然落下することで前記保持位置での保持を解除する落下保持部材であることを特徴とするワイパアーム付勢部材。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のワイパアーム付勢部材において、
前記角度保持部材は、前記傾動部材の傾動角度を保持していない状態で、前記傾動部材の傾動範囲を制限しない状態となることを特徴とするワイパアーム付勢部材。 - 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のワイパアーム付勢部材と、前記駆動装置とを備えたことを特徴とする車両用ワイパ装置。
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