JP2002039313A - アクチュエータ - Google Patents
アクチュエータInfo
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- JP2002039313A JP2002039313A JP2000217686A JP2000217686A JP2002039313A JP 2002039313 A JP2002039313 A JP 2002039313A JP 2000217686 A JP2000217686 A JP 2000217686A JP 2000217686 A JP2000217686 A JP 2000217686A JP 2002039313 A JP2002039313 A JP 2002039313A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- output shaft
- base
- compression coil
- coil spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Transmission Devices (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 直進往復動作させる出力軸によって、揺動動
作する被操作部材をも円滑に操作する。また、出力軸の
制御位置の確認を、最大まで短縮させることなく行う。 【解決手段】 モータ12によって直進往復駆動する基
軸14の端部に、基端側を中心として揺動するように出
力軸16を連結機構15を介して連結する。出力軸16
に固定したプレートカップ45と、出力軸16を外部に
伸長するエンドキャップ46との間に、出力軸16を基
軸14側に付勢する圧縮コイルばね47を介在させる。
出力軸16が予め設定された最大伸長位置まで伸長動作
したときに、プレートカップ45がエンドキャップ46
に当接してそれ以上の伸長動作を規制する。
作する被操作部材をも円滑に操作する。また、出力軸の
制御位置の確認を、最大まで短縮させることなく行う。 【解決手段】 モータ12によって直進往復駆動する基
軸14の端部に、基端側を中心として揺動するように出
力軸16を連結機構15を介して連結する。出力軸16
に固定したプレートカップ45と、出力軸16を外部に
伸長するエンドキャップ46との間に、出力軸16を基
軸14側に付勢する圧縮コイルばね47を介在させる。
出力軸16が予め設定された最大伸長位置まで伸長動作
したときに、プレートカップ45がエンドキャップ46
に当接してそれ以上の伸長動作を規制する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクチュエータに
係り、詳しくは電動モータ等の駆動手段によって出力軸
を所定の直進方向に往復動作させることができるアクチ
ュエータに関するものである。
係り、詳しくは電動モータ等の駆動手段によって出力軸
を所定の直進方向に往復動作させることができるアクチ
ュエータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば駆動源である電動モータを
正逆回転させることによって出力軸をその軸線方向に往
復動作させるアクチュエータが知られている。このアク
チュエータは、例えば、そのハウジングに支持した送り
ナットを正逆回転駆動し、送りナットに螺合させた送り
ねじを直進往復動作させる。そして、送りねじに一体化
された出力軸を直進往復動作させることで、出力軸の先
端にピン接続した被操作部材を直進往復動作させる。
正逆回転させることによって出力軸をその軸線方向に往
復動作させるアクチュエータが知られている。このアク
チュエータは、例えば、そのハウジングに支持した送り
ナットを正逆回転駆動し、送りナットに螺合させた送り
ねじを直進往復動作させる。そして、送りねじに一体化
された出力軸を直進往復動作させることで、出力軸の先
端にピン接続した被操作部材を直進往復動作させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
アクチュエータを使用して、例えばリンク機構のレバー
のように揺動する被操作部材を往復動作させたい場合が
ある。しかしながら、出力軸を直進往復動作させるだけ
のアクチュエータでは、出力軸をレバー等の被操作部材
に直接ピン接続するだけで往復揺動動作させることがで
きなかった。
アクチュエータを使用して、例えばリンク機構のレバー
のように揺動する被操作部材を往復動作させたい場合が
ある。しかしながら、出力軸を直進往復動作させるだけ
のアクチュエータでは、出力軸をレバー等の被操作部材
に直接ピン接続するだけで往復揺動動作させることがで
きなかった。
【0004】また、このようなアクチュエータには、オ
ープンループで制御されるステッピングモータが使用さ
れることがある。この場合、出力軸の制御位置を確認す
るために、出力軸の短縮動作がストッパで規制される位
置まで出力軸を復動させていた。そして、この位置を基
準としてステッピングモータを正逆回転制御すること
で、出力軸の位置制御を行なっていた。しかしながら、
出力軸を最大限近くまで伸長させているときに出力軸の
制御位置を再確認しようとすると、出力軸を一旦最大限
まで復動させなければならず、制御位置の確認に時間が
かかる問題があった。
ープンループで制御されるステッピングモータが使用さ
れることがある。この場合、出力軸の制御位置を確認す
るために、出力軸の短縮動作がストッパで規制される位
置まで出力軸を復動させていた。そして、この位置を基
準としてステッピングモータを正逆回転制御すること
で、出力軸の位置制御を行なっていた。しかしながら、
出力軸を最大限近くまで伸長させているときに出力軸の
制御位置を再確認しようとすると、出力軸を一旦最大限
まで復動させなければならず、制御位置の確認に時間が
かかる問題があった。
【0005】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたものであって、その第1の目的は、直進往復動作
させる出力軸によって、揺動する操作部材をも円滑に操
作することができるアクチュエータを提供することにあ
る。
されたものであって、その第1の目的は、直進往復動作
させる出力軸によって、揺動する操作部材をも円滑に操
作することができるアクチュエータを提供することにあ
る。
【0006】また、第2の目的は、出力軸の制御位置の
確認を、出力軸を一旦最大限まで復動させることなく行
うことができるアクチュエータを提供することにある。
確認を、出力軸を一旦最大限まで復動させることなく行
うことができるアクチュエータを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、電動駆動手段と、前記電
動駆動手段によって直進往復駆動される基軸と、前記基
軸の端部に対し、基端側を中心として揺動可能に連結さ
れた出力軸とを備えるとともに、前記基軸が往動される
とき、該基軸の軸線方向における予め設定された最大伸
長位置で前記出力軸の伸長動作を規制する移動規制手段
が設けられていることを要旨とする。
め、請求項1に記載の発明は、電動駆動手段と、前記電
動駆動手段によって直進往復駆動される基軸と、前記基
軸の端部に対し、基端側を中心として揺動可能に連結さ
れた出力軸とを備えるとともに、前記基軸が往動される
とき、該基軸の軸線方向における予め設定された最大伸
長位置で前記出力軸の伸長動作を規制する移動規制手段
が設けられていることを要旨とする。
【0008】請求項1に記載の発明によれば、基軸の直
進往復動作に伴って、出力軸が被操作部材を往復操作す
るとともに、被操作部材の揺動動作に応じてその基端側
を中心として揺動する。従って、揺動動作する被操作部
材であっても、直進往復動作する出力軸によって円滑に
操作される。
進往復動作に伴って、出力軸が被操作部材を往復操作す
るとともに、被操作部材の揺動動作に応じてその基端側
を中心として揺動する。従って、揺動動作する被操作部
材であっても、直進往復動作する出力軸によって円滑に
操作される。
【0009】また、出力軸を伸長させるとき、予め設定
された最大伸長位置でそれ以上の伸長が規制される。そ
の結果、電動駆動手段をオープンループで制御するとき
に、出力軸を一旦最大限まで復動させることなく、出力
軸を伸長させたままの状態で制御位置の確認を行うこと
ができる。
された最大伸長位置でそれ以上の伸長が規制される。そ
の結果、電動駆動手段をオープンループで制御するとき
に、出力軸を一旦最大限まで復動させることなく、出力
軸を伸長させたままの状態で制御位置の確認を行うこと
ができる。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記移動規制手段は、前記出力軸に固
定され、軸線と直交する当接面を備えた軸側係合部材
と、本体ケース側に固定され、前記基軸の軸線と直交す
る当接面を備えた本体側係合部材とからなり、前記軸側
係合部材の当接面と本体側係合部材の当接面とが前記出
力軸の全周で当接することで該出力軸の移動を規制する
ことを要旨とする。
の発明において、前記移動規制手段は、前記出力軸に固
定され、軸線と直交する当接面を備えた軸側係合部材
と、本体ケース側に固定され、前記基軸の軸線と直交す
る当接面を備えた本体側係合部材とからなり、前記軸側
係合部材の当接面と本体側係合部材の当接面とが前記出
力軸の全周で当接することで該出力軸の移動を規制する
ことを要旨とする。
【0011】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の作用に加えて、出力軸の推力が大きくて
も、軸側係合部材の当接面、及び、本体側係合部材の当
接面が変形し難く、出力軸が伸長動作を規制される最大
伸長位置が当初の位置からずれ難い。その結果、出力軸
の推力が大きい場合であっても、長期間に渡って出力軸
を予め設定した最大伸長位置に正確に停止させることが
できる。
に記載の発明の作用に加えて、出力軸の推力が大きくて
も、軸側係合部材の当接面、及び、本体側係合部材の当
接面が変形し難く、出力軸が伸長動作を規制される最大
伸長位置が当初の位置からずれ難い。その結果、出力軸
の推力が大きい場合であっても、長期間に渡って出力軸
を予め設定した最大伸長位置に正確に停止させることが
できる。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、前記出力軸を前記基軸側に移動するよ
うに付勢する圧縮コイルばねを備え、前記軸側係合部材
は、前記圧縮コイルばねの軸側ばね座であり、前記本体
側係合部材は、該圧縮コイルばねの本体側ばね座である
ことを要旨とする。
の発明において、前記出力軸を前記基軸側に移動するよ
うに付勢する圧縮コイルばねを備え、前記軸側係合部材
は、前記圧縮コイルばねの軸側ばね座であり、前記本体
側係合部材は、該圧縮コイルばねの本体側ばね座である
ことを要旨とする。
【0013】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
に記載の発明の作用に加えて、基軸を送る機構のがたを
解消したり、非通電時に出力軸を基軸側に後退させるた
めの圧縮コイルばねを設けたアクチュエータにおいて、
圧縮コイルばねを支持するための両部材を用いて実施で
きる。その結果、新たな部品を増やすことなく実施でき
る。
に記載の発明の作用に加えて、基軸を送る機構のがたを
解消したり、非通電時に出力軸を基軸側に後退させるた
めの圧縮コイルばねを設けたアクチュエータにおいて、
圧縮コイルばねを支持するための両部材を用いて実施で
きる。その結果、新たな部品を増やすことなく実施でき
る。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、前記軸側係合部材及び本体側係合部材
は、前記圧縮コイルばねが全圧縮していない状態で互い
に当接して前記出力軸の移動を規制することを要旨とす
る。
の発明において、前記軸側係合部材及び本体側係合部材
は、前記圧縮コイルばねが全圧縮していない状態で互い
に当接して前記出力軸の移動を規制することを要旨とす
る。
【0015】請求項4に記載の発明によれば、請求項3
に記載の発明の作用に加えて、出力軸の移動が規制され
たときに、圧縮コイルばねから基軸側に大きな反力が加
わらない。その結果、出力軸を伸長動作させるときに電
動駆動手段側に過大な負荷が加わらないようにすること
ができる。
に記載の発明の作用に加えて、出力軸の移動が規制され
たときに、圧縮コイルばねから基軸側に大きな反力が加
わらない。その結果、出力軸を伸長動作させるときに電
動駆動手段側に過大な負荷が加わらないようにすること
ができる。
【0016】請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求
項4のいずれか一項に記載の発明において、前記電動駆
動手段は回転型モータであって、前記回転型モータの正
逆回転運動を、前記基軸の直進往復運動に変化する送り
ねじ機構を備え、前記前記移動規制手段は、前記送りね
じ機構が噛み合っている状態で前記出力軸の移動を規制
することを要旨とする。
項4のいずれか一項に記載の発明において、前記電動駆
動手段は回転型モータであって、前記回転型モータの正
逆回転運動を、前記基軸の直進往復運動に変化する送り
ねじ機構を備え、前記前記移動規制手段は、前記送りね
じ機構が噛み合っている状態で前記出力軸の移動を規制
することを要旨とする。
【0017】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
〜請求項4のいずれか一項に記載の発明の作用に加え
て、出力軸の伸長時に、送りねじ機構の噛み合いが外れ
ない。従って、出力軸を短縮動作させるときに、送りね
じ機構が噛み合っていない状態が発生しないので、電動
駆動手段の動作に対し出力軸の短縮動作が送れることが
ない。
〜請求項4のいずれか一項に記載の発明の作用に加え
て、出力軸の伸長時に、送りねじ機構の噛み合いが外れ
ない。従って、出力軸を短縮動作させるときに、送りね
じ機構が噛み合っていない状態が発生しないので、電動
駆動手段の動作に対し出力軸の短縮動作が送れることが
ない。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1〜図3に従って説明する。図1に示すよう
に、アクチュエータ10は、ボディ11、電動駆動手段
及び回転型モータとしてのステッピングモータ(以下、
単にモータという)12、基軸14、連結機構15、出
力軸16等を備えている。
形態を図1〜図3に従って説明する。図1に示すよう
に、アクチュエータ10は、ボディ11、電動駆動手段
及び回転型モータとしてのステッピングモータ(以下、
単にモータという)12、基軸14、連結機構15、出
力軸16等を備えている。
【0019】モータ12は永久磁石(PM)型であっ
て、そのモータケース17はボディ11に固定されてい
る。モータケース17の内側には固定子を形成する励磁
コイル18が設けられている。各励磁コイル18には、
ボディ11に固定された電気コネクタ19を介して外部
から所定の励磁シーケンスで駆動電流が供給される。
て、そのモータケース17はボディ11に固定されてい
る。モータケース17の内側には固定子を形成する励磁
コイル18が設けられている。各励磁コイル18には、
ボディ11に固定された電気コネクタ19を介して外部
から所定の励磁シーケンスで駆動電流が供給される。
【0020】また、モータ12は、軸体23及び永久磁
石24とからなる回転子を備えている。回転子は、モー
タケース17に支持された軸受21と、ボディ11に設
けられた円柱状の第1凹部11aに支持された軸受22
とによって回転可能に支持されている。軸体23は両軸
受21,22に回転可能に支持され、円筒状の永久磁石
24は軸体23に外嵌されている。
石24とからなる回転子を備えている。回転子は、モー
タケース17に支持された軸受21と、ボディ11に設
けられた円柱状の第1凹部11aに支持された軸受22
とによって回転可能に支持されている。軸体23は両軸
受21,22に回転可能に支持され、円筒状の永久磁石
24は軸体23に外嵌されている。
【0021】軸体23は、その軸線方向に組み合された
内筒25及び外筒26からなる。内筒25には雌ねじ孔
27が形成され、外筒26には前記永久磁石24が外嵌
されている。外筒26の周端(下端部の周端)には、螺
旋状に形成された係合部26aが設けられている。
内筒25及び外筒26からなる。内筒25には雌ねじ孔
27が形成され、外筒26には前記永久磁石24が外嵌
されている。外筒26の周端(下端部の周端)には、螺
旋状に形成された係合部26aが設けられている。
【0022】軸体23及び永久磁石24からなる回転子
は、軸受22に当接する環状部材29を介して圧縮コイ
ルばね28によって軸受21側に付勢されている。な
お、圧縮コイルばね28は、第1凹部11a内に設けら
れている。従って、圧縮コイルばね28は、アクチュエ
ータ10に対し外部から振動が加わっても、回転子を軸
線方向の所定位置に保持する。
は、軸受22に当接する環状部材29を介して圧縮コイ
ルばね28によって軸受21側に付勢されている。な
お、圧縮コイルばね28は、第1凹部11a内に設けら
れている。従って、圧縮コイルばね28は、アクチュエ
ータ10に対し外部から振動が加わっても、回転子を軸
線方向の所定位置に保持する。
【0023】また、前記ボディ11には、前記第1凹部
11aと反対側に略円柱状の第2凹部11bが設けられ
ている。第2凹部11bは、その軸線が第1凹部11a
の軸線と一致するように設けられている。第1凹部11
aと第2凹部11bとの間には貫通孔11cが設けられ
ている。貫通孔11c内には四角枠状の軸受30が設け
られている。
11aと反対側に略円柱状の第2凹部11bが設けられ
ている。第2凹部11bは、その軸線が第1凹部11a
の軸線と一致するように設けられている。第1凹部11
aと第2凹部11bとの間には貫通孔11cが設けられ
ている。貫通孔11c内には四角枠状の軸受30が設け
られている。
【0024】前記基軸14は、前記雌ねじ孔27と軸受
30とによって、その軸線回りに回転不能に、かつ、軸
線方向に変位可能に支持されている。基軸14は、送り
ねじ部32及び軸部33とを備えている。送りねじ部3
2は、雌ねじ孔27に螺合されている。板状に形成され
た軸部33は、軸受30によって軸線回りに回転不能に
かつ軸線方向に移動可能な状態で支持されている。従っ
て、基軸14は、軸体23が正転するときに往動、即
ち、下向きに移動し、反対に、軸体23が逆転するとき
に復動、即ち、上向きに移動する。また、軸部33の端
部(上端部の端部)には、係合部33aが設けられてい
る。本実施形態では、軸体23及び送りねじ部32が送
りねじ機構を構成する。
30とによって、その軸線回りに回転不能に、かつ、軸
線方向に変位可能に支持されている。基軸14は、送り
ねじ部32及び軸部33とを備えている。送りねじ部3
2は、雌ねじ孔27に螺合されている。板状に形成され
た軸部33は、軸受30によって軸線回りに回転不能に
かつ軸線方向に移動可能な状態で支持されている。従っ
て、基軸14は、軸体23が正転するときに往動、即
ち、下向きに移動し、反対に、軸体23が逆転するとき
に復動、即ち、上向きに移動する。また、軸部33の端
部(上端部の端部)には、係合部33aが設けられてい
る。本実施形態では、軸体23及び送りねじ部32が送
りねじ機構を構成する。
【0025】前記外筒26に設けられた係合部26a
と、軸部33に設けられた係合部33aとは、図3
(a),(b)に示すように、送りねじ部32が復動す
るとき、周方向に互いに係合して軸体23の回転を規制
する。そして、軸体23の回転を規制することで、基軸
14のそれ以上の復動を規制する。
と、軸部33に設けられた係合部33aとは、図3
(a),(b)に示すように、送りねじ部32が復動す
るとき、周方向に互いに係合して軸体23の回転を規制
する。そして、軸体23の回転を規制することで、基軸
14のそれ以上の復動を規制する。
【0026】前記出力軸16は、その基端が基軸14と
前記連結機構15を介して連結されている。なお、連結
機構15は、第2凹部11b内に配置されている。連結
機構15は、出力軸16をその基端側を中心として揺動
可能なように基軸14に対して連結する。出力軸16の
先端には、アクチュエータ10が操作する被操作部材で
ある例えばリンク機構のレバーL等にピン接続される接
続部37が設けられている。従って、出力軸16は、基
軸14の往動又は復動により、その基端側を中心として
揺動可能な状態で伸長動作又は短縮動作する。
前記連結機構15を介して連結されている。なお、連結
機構15は、第2凹部11b内に配置されている。連結
機構15は、出力軸16をその基端側を中心として揺動
可能なように基軸14に対して連結する。出力軸16の
先端には、アクチュエータ10が操作する被操作部材で
ある例えばリンク機構のレバーL等にピン接続される接
続部37が設けられている。従って、出力軸16は、基
軸14の往動又は復動により、その基端側を中心として
揺動可能な状態で伸長動作又は短縮動作する。
【0027】詳述すると、連結機構15は所謂ボールジ
ョイントであって、図1,2に示すように、基軸14の
軸部33の端部に一体で設けられたボール部38と、出
力軸16の基端に固定されたマウント部39と、固定用
ばね40とからなる。
ョイントであって、図1,2に示すように、基軸14の
軸部33の端部に一体で設けられたボール部38と、出
力軸16の基端に固定されたマウント部39と、固定用
ばね40とからなる。
【0028】マウント部39は、円柱状の突起36が螺
合された略円柱状の基部41と、ボール部38が係合す
る略ブロック状のボール係合部42とからなる。ボール
係合部42は、ボール部38を係合するためのボール収
容部43を備えている。ボール収容部43は、その周面
の1つに設けられた開口部からボール収容部43にボー
ル部38を収容し、収容したボール部38を出力軸16
の軸線に対して全方位に回動可能に保持する。
合された略円柱状の基部41と、ボール部38が係合す
る略ブロック状のボール係合部42とからなる。ボール
係合部42は、ボール部38を係合するためのボール収
容部43を備えている。ボール収容部43は、その周面
の1つに設けられた開口部からボール収容部43にボー
ル部38を収容し、収容したボール部38を出力軸16
の軸線に対して全方位に回動可能に保持する。
【0029】固定用ばね40は「コ」字形状に形成され
た板ばねからなり、対をなす両翼部40aの端部に係合
部40b(図2に図示)がそれぞれ形成されている。固
定用ばね40は、ボール係合部42に対してボール収容
部43が開口する周面側から組み付けられ、ボール係合
部42を両翼部40aで弾性的に挟んだ状態で各係合部
40bが反対側の周面に係止される。このとき、固定用
ばね40は、ボール部38に当接してボール収容部43
内に保持する。
た板ばねからなり、対をなす両翼部40aの端部に係合
部40b(図2に図示)がそれぞれ形成されている。固
定用ばね40は、ボール係合部42に対してボール収容
部43が開口する周面側から組み付けられ、ボール係合
部42を両翼部40aで弾性的に挟んだ状態で各係合部
40bが反対側の周面に係止される。このとき、固定用
ばね40は、ボール部38に当接してボール収容部43
内に保持する。
【0030】そして、基軸14と出力軸16とは、ボー
ル部38がボール収容部43に係合することで連結され
ている。出力軸16は、ボール部38回りにマウント部
39が全方位に相対回動可能であることで、図1に二点
鎖線で示すように、その基端側を中心として基軸14の
軸線を含む全平面上で揺動可能な状態で基軸14に対し
て連結されている。
ル部38がボール収容部43に係合することで連結され
ている。出力軸16は、ボール部38回りにマウント部
39が全方位に相対回動可能であることで、図1に二点
鎖線で示すように、その基端側を中心として基軸14の
軸線を含む全平面上で揺動可能な状態で基軸14に対し
て連結されている。
【0031】マウント部39の基部41には、軸側係合
部材及び軸側ばね座としてのプレートカップ45が固定
されている。プレートカップ45は、有底略円筒状の胴
部45aと、この胴部45aの周端に沿って外周側に設
けられた環状凹部45bとを備えている。胴部45a
は、その当接面としての底面45cの中央に出力軸16
を貫通させた状態で基部41に外嵌されている。底面4
5cは、出力軸16の軸線と直交するように形成されて
いる。
部材及び軸側ばね座としてのプレートカップ45が固定
されている。プレートカップ45は、有底略円筒状の胴
部45aと、この胴部45aの周端に沿って外周側に設
けられた環状凹部45bとを備えている。胴部45a
は、その当接面としての底面45cの中央に出力軸16
を貫通させた状態で基部41に外嵌されている。底面4
5cは、出力軸16の軸線と直交するように形成されて
いる。
【0032】一方、ボディ11には、本体側係合部材及
び本体側ばね座としてのエンドキャップ46が固定され
ている。エンドキャップ46は、第2凹部11bの開口
部を覆うように固定されている。エンドキャップ46
は、略円錐状の外筒部46aと、この外筒部46aの端
部から折り返すように形成された略円錐状の内筒部46
bとを備えている。外筒部46aは第2凹部11bの周
端部に固定され、内筒部46bには出力軸16が挿通さ
れている。また、内筒部46bには、基軸14側に当接
面としての円環状の周端面46cが設けられている。周
端面46cは、基軸14の軸線と直交する平面上に配置
されている。本実施形態では、プレートカップ45及び
エンドキャップ46が移動規制手段を構成する。
び本体側ばね座としてのエンドキャップ46が固定され
ている。エンドキャップ46は、第2凹部11bの開口
部を覆うように固定されている。エンドキャップ46
は、略円錐状の外筒部46aと、この外筒部46aの端
部から折り返すように形成された略円錐状の内筒部46
bとを備えている。外筒部46aは第2凹部11bの周
端部に固定され、内筒部46bには出力軸16が挿通さ
れている。また、内筒部46bには、基軸14側に当接
面としての円環状の周端面46cが設けられている。周
端面46cは、基軸14の軸線と直交する平面上に配置
されている。本実施形態では、プレートカップ45及び
エンドキャップ46が移動規制手段を構成する。
【0033】プレートカップ45及びエンドキャップ4
6は、基軸14が往動するとき、底面45cが周端面4
6cに対し出力軸16の全周で当接して出力軸16のそ
れ以上の伸長動作を規制する。この位置を、出力軸16
が最大限まで伸長動作したときの最大伸長位置とする。
6は、基軸14が往動するとき、底面45cが周端面4
6cに対し出力軸16の全周で当接して出力軸16のそ
れ以上の伸長動作を規制する。この位置を、出力軸16
が最大限まで伸長動作したときの最大伸長位置とする。
【0034】プレートカップ45の環状凹部45bと、
エンドキャップ46の外筒部46a及び内筒部46bと
の間には圧縮コイルばね47が介在されている。圧縮コ
イルばね47は、プレートカップ45を介して基軸14
を出力軸16側と反対向きに付勢する。
エンドキャップ46の外筒部46a及び内筒部46bと
の間には圧縮コイルばね47が介在されている。圧縮コ
イルばね47は、プレートカップ45を介して基軸14
を出力軸16側と反対向きに付勢する。
【0035】また、プレートカップ45及びエンドキャ
ップ46は、圧縮コイルばね47を全圧縮させていない
状態で互いに当接して出力軸16の伸長動作を最大伸長
位置で規制する。尚、このとき、基軸14の送りねじ部
32は、軸体23の雌ねじ孔27に噛み合っている。
ップ46は、圧縮コイルばね47を全圧縮させていない
状態で互いに当接して出力軸16の伸長動作を最大伸長
位置で規制する。尚、このとき、基軸14の送りねじ部
32は、軸体23の雌ねじ孔27に噛み合っている。
【0036】そして、モータ12を正転駆動すると、軸
体23が正転して基軸14が往動する。すると、出力軸
16は、被操作部材の動きに応じて直進又は揺動動作し
ながら伸長動作する。出力軸16が図1に示す最大伸長
位置まで伸長すると、プレートカップ45及びエンドキ
ャップ46が当接して出力軸16のそれ以上の伸長動作
を規制する。
体23が正転して基軸14が往動する。すると、出力軸
16は、被操作部材の動きに応じて直進又は揺動動作し
ながら伸長動作する。出力軸16が図1に示す最大伸長
位置まで伸長すると、プレートカップ45及びエンドキ
ャップ46が当接して出力軸16のそれ以上の伸長動作
を規制する。
【0037】反対に、モータ12を逆転駆動すると、軸
体23が逆転して基軸14が復動する。すると、出力軸
16は、被操作部材の動きに応じて直進又は揺動動作し
ながら短縮動作する。基軸14の復動に伴ない両係合部
26a,33aが係合すると、出力軸16が図2に示す
原位置に配置され、出力軸16のそれ以上の短縮動作が
規制される。
体23が逆転して基軸14が復動する。すると、出力軸
16は、被操作部材の動きに応じて直進又は揺動動作し
ながら短縮動作する。基軸14の復動に伴ない両係合部
26a,33aが係合すると、出力軸16が図2に示す
原位置に配置され、出力軸16のそれ以上の短縮動作が
規制される。
【0038】以上詳述した本実施形態によれば、以下に
記載する各効果を得ることができる。 (1) 本実施形態では、直進往復駆動される基軸14
の端部に、出力軸16をその基端側を中心として揺動可
能に連結した。従って、基軸14の直進往復動作に伴っ
て、出力軸16は、連結されているレバーL等の被操作
部材を往復操作するとともにレバーLの揺動動作に応じ
て揺動する。その結果、揺動動作するレバーLであって
も、直進往復動作する出力軸16によって円滑に操作さ
れる。ゆえに、レバーLから出力軸16や基軸14に曲
げモーメントが加わることがなく、基軸14、軸体2
3、軸受30等に無理な力が加わることがない。また、
従来の揺動しない出力軸によってレバーLを揺動動作さ
せるときのように、接続部37に長孔等の特殊な係合孔
を設ける必要がない。
記載する各効果を得ることができる。 (1) 本実施形態では、直進往復駆動される基軸14
の端部に、出力軸16をその基端側を中心として揺動可
能に連結した。従って、基軸14の直進往復動作に伴っ
て、出力軸16は、連結されているレバーL等の被操作
部材を往復操作するとともにレバーLの揺動動作に応じ
て揺動する。その結果、揺動動作するレバーLであって
も、直進往復動作する出力軸16によって円滑に操作さ
れる。ゆえに、レバーLから出力軸16や基軸14に曲
げモーメントが加わることがなく、基軸14、軸体2
3、軸受30等に無理な力が加わることがない。また、
従来の揺動しない出力軸によってレバーLを揺動動作さ
せるときのように、接続部37に長孔等の特殊な係合孔
を設ける必要がない。
【0039】(2) 加えて本実施形態では、基軸14
を往動させるときに、予め設定された最大伸長位置でプ
レートカップ45及びエンドキャップ46が当接して、
出力軸16の伸長動作を規制するようにした。従って、
ステッピングモータ12をオープンループで制御すると
きに、出力軸16の制御位置の確認を出力軸16を最大
伸長位置まで伸長動作させることで行うことができる。
その結果、出力軸16の制御位置を確認するために、伸
長させている出力軸16を一旦原位置まで復帰させる必
要がないので、制御位置の確認を速やかに行うことがで
きる。
を往動させるときに、予め設定された最大伸長位置でプ
レートカップ45及びエンドキャップ46が当接して、
出力軸16の伸長動作を規制するようにした。従って、
ステッピングモータ12をオープンループで制御すると
きに、出力軸16の制御位置の確認を出力軸16を最大
伸長位置まで伸長動作させることで行うことができる。
その結果、出力軸16の制御位置を確認するために、伸
長させている出力軸16を一旦原位置まで復帰させる必
要がないので、制御位置の確認を速やかに行うことがで
きる。
【0040】(3) 加えて本実施形態では、出力軸1
6を基軸14側に付勢する圧縮コイルばね47を支持す
るために設けたプレートカップ45及びエンドキャップ
46同士を当接させることで出力軸16の伸長動作を最
大伸長位置で規制するようにした。従って、出力軸16
の伸長動作を規制するための移動規制手段を構成する部
品を新たに設けないので、部品点数が増えることがな
い。
6を基軸14側に付勢する圧縮コイルばね47を支持す
るために設けたプレートカップ45及びエンドキャップ
46同士を当接させることで出力軸16の伸長動作を最
大伸長位置で規制するようにした。従って、出力軸16
の伸長動作を規制するための移動規制手段を構成する部
品を新たに設けないので、部品点数が増えることがな
い。
【0041】(4) 加えて本実施形態では、出力軸1
6の伸長動作を最大伸長位置で規制するときに、出力軸
16を基軸14側に付勢している圧縮コイルばね47が
全圧縮しないようにした。従って、出力軸16の伸長動
作が最大伸長位置で規制されたときに、圧縮コイルばね
47から基軸14側に過大な付勢力が加わらない。その
結果、出力軸16の伸長動作時に、モータ12に過大な
負荷が加わらないようにすることができる。
6の伸長動作を最大伸長位置で規制するときに、出力軸
16を基軸14側に付勢している圧縮コイルばね47が
全圧縮しないようにした。従って、出力軸16の伸長動
作が最大伸長位置で規制されたときに、圧縮コイルばね
47から基軸14側に過大な付勢力が加わらない。その
結果、出力軸16の伸長動作時に、モータ12に過大な
負荷が加わらないようにすることができる。
【0042】(5) 加えて本実施形態では、モータ1
2の正逆回転を基軸14の直進往復動作に変換する軸体
23の雌ねじ孔27と、基軸14の送りねじ部32とが
噛み合っている状態で、出力軸16の伸長動作を最大伸
長位置で規制する。従って、出力軸16の伸長動作させ
るときに雌ねじ孔27と送りねじ部32との噛み合いが
外れることがない。その結果、出力軸16を最大伸長位
置まで伸長させた状態から短縮動作させるときに、モー
タ12の逆回転に遅れることなく出力軸16が短縮動作
する。ゆえに、出力軸16の制御を精度良く行うことが
できる。
2の正逆回転を基軸14の直進往復動作に変換する軸体
23の雌ねじ孔27と、基軸14の送りねじ部32とが
噛み合っている状態で、出力軸16の伸長動作を最大伸
長位置で規制する。従って、出力軸16の伸長動作させ
るときに雌ねじ孔27と送りねじ部32との噛み合いが
外れることがない。その結果、出力軸16を最大伸長位
置まで伸長させた状態から短縮動作させるときに、モー
タ12の逆回転に遅れることなく出力軸16が短縮動作
する。ゆえに、出力軸16の制御を精度良く行うことが
できる。
【0043】以下、上記実施形態以外の実施形態を列挙
する。 ・ 上記実施形態で、軸側係合部材及び本体側係合部材
は、圧縮コイルばね47を支持するプレートカップ45
及びエンドキャップ46と別に設けた部材であってもよ
い。
する。 ・ 上記実施形態で、軸側係合部材及び本体側係合部材
は、圧縮コイルばね47を支持するプレートカップ45
及びエンドキャップ46と別に設けた部材であってもよ
い。
【0044】・ 上記実施形態で、電動駆動手段は、送
りねじ機構を必要とする回転型のモータ12に限らず、
出力軸を直接リニア駆動するリニア型ステッピングモー
タであってもよい。
りねじ機構を必要とする回転型のモータ12に限らず、
出力軸を直接リニア駆動するリニア型ステッピングモー
タであってもよい。
【0045】
【発明の効果】請求項1〜請求項5に記載の発明によれ
ば、直進往復動作させる出力軸によって、揺動動作する
被操作部材をも円滑に操作することができる。また、出
力軸の制御位置の確認を、出力軸を一旦最大限まで短縮
させることなく行うことができる。
ば、直進往復動作させる出力軸によって、揺動動作する
被操作部材をも円滑に操作することができる。また、出
力軸の制御位置の確認を、出力軸を一旦最大限まで短縮
させることなく行うことができる。
【図1】 第1実施形態のアクチュエータを示す概略断
面図。
面図。
【図2】 図1のA−A線要部概略断面図。
【図3】 (a),(b)共に両係合部を示す軸部及び
基軸の要部拡大図。
基軸の要部拡大図。
10…アクチュエータ、12…電動駆動手段及び回転型
モータとしてのステッピングモータ、14…基軸、16
…出力軸、23…送りねじ機構を構成する軸部、32…
送りねじ機構を構成する送りねじ部、45…移動規制手
段を構成する軸側係合部材及び軸側ばね座としてのプレ
ートカップ、45c…底面、46…移動規制手段を構成
する本体側係合部材及び本体側ばね座としてのエンドキ
ャップ、46c…周端面、47…圧縮コイルばね。
モータとしてのステッピングモータ、14…基軸、16
…出力軸、23…送りねじ機構を構成する軸部、32…
送りねじ機構を構成する送りねじ部、45…移動規制手
段を構成する軸側係合部材及び軸側ばね座としてのプレ
ートカップ、45c…底面、46…移動規制手段を構成
する本体側係合部材及び本体側ばね座としてのエンドキ
ャップ、46c…周端面、47…圧縮コイルばね。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 一敏 静岡県湖西市梅田390番地 アスモ 株式 会社内 (72)発明者 岡田 直也 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車 株式会社内 Fターム(参考) 5H607 BB10 BB14 CC01 DD01 DD02 DD03 DD17 EE53 FF01 GG08
Claims (5)
- 【請求項1】 電動駆動手段(12)と、 前記電動駆動手段(12)によって直進往復駆動される
基軸(14)と、 前記基軸(14)の端部に対し、基端側を中心として揺
動可能に連結された出力軸(16)とを備えるととも
に、 前記基軸(14)が往動されるとき、該基軸(14)の
軸線方向における予め設定された最大伸長位置で前記出
力軸(16)の伸長を規制する移動規制手段(45,4
6)を設けたことを特徴とするアクチュエータ。 - 【請求項2】 前記移動規制手段は、前記出力軸(1
6)に固定され、軸線と直交する当接面(45c)を備
えた軸側係合部材(45)と、本体ケース(46)側に
設けられ、前記基軸(14)の軸線と直交する当接面
(46c)を備えた本体側係合部材(46)とからな
り、前記軸側係合部材(45)の当接面(45c)と本
体側係合部材(46)の当接面(46c)とが前記出力
軸(16)の全周で当接することで該出力軸(16)の
伸長動作を規制することを特徴とする請求項1に記載の
アクチュエータ。 - 【請求項3】 前記出力軸(16)を前記基軸(14)
側に移動するように付勢する圧縮コイルばね(47)を
備え、 前記軸側係合部材は、前記圧縮コイルばね(47)の軸
側ばね座(45)であり、 前記本体側係合部材は、該圧縮コイルばね(47)の本
体側ばね座(46)であることを特徴とする請求項2に
記載のアクチュエータ。 - 【請求項4】 前記軸側係合部材(45)及び本体側係
合部材(46)は、前記圧縮コイルばね(47)が全圧
縮していない状態で互いに当接して前記出力軸(16)
の移動を規制することを特徴とする請求項3に記載のア
クチュエータ。 - 【請求項5】 前記電動駆動手段は回転型モータ(1
2)であって、 前記回転型モータ(12)の正逆回転運動を、前記基軸
(14)の直進往復運動に変化する送りねじ機構(2
3,32)を備え、 前記前記移動規制手段は、前記送りねじ機構(23,3
2)が噛み合っている状態で前記出力軸(16)の移動
を規制することを特徴とする請求項1〜請求項4のいず
れか一項に記載のアクチュエータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000217686A JP2002039313A (ja) | 2000-07-18 | 2000-07-18 | アクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000217686A JP2002039313A (ja) | 2000-07-18 | 2000-07-18 | アクチュエータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002039313A true JP2002039313A (ja) | 2002-02-06 |
Family
ID=18712758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000217686A Pending JP2002039313A (ja) | 2000-07-18 | 2000-07-18 | アクチュエータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002039313A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006340565A (ja) * | 2005-06-06 | 2006-12-14 | Mikuni Corp | 電磁アクチュエータ |
WO2013042172A1 (ja) * | 2011-09-22 | 2013-03-28 | 三菱電機株式会社 | アクチュエータ |
EP4343183A1 (de) | 2022-09-20 | 2024-03-27 | Johnson Electric Germany GmbH & Co. KG | Dichtsystem für umschaltbare fluiddurchströmte wasserventile |
-
2000
- 2000-07-18 JP JP2000217686A patent/JP2002039313A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006340565A (ja) * | 2005-06-06 | 2006-12-14 | Mikuni Corp | 電磁アクチュエータ |
WO2013042172A1 (ja) * | 2011-09-22 | 2013-03-28 | 三菱電機株式会社 | アクチュエータ |
CN103718431A (zh) * | 2011-09-22 | 2014-04-09 | 三菱电机株式会社 | 致动器 |
JP5666002B2 (ja) * | 2011-09-22 | 2015-02-04 | 三菱電機株式会社 | アクチュエータ |
CN103718431B (zh) * | 2011-09-22 | 2016-02-17 | 三菱电机株式会社 | 致动器 |
EP4343183A1 (de) | 2022-09-20 | 2024-03-27 | Johnson Electric Germany GmbH & Co. KG | Dichtsystem für umschaltbare fluiddurchströmte wasserventile |
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