JP2013190468A - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】押圧ロールとともにニップ部を形成する無端ベルトに掛かる、ニップ部近傍における曲げ応力が緩和された定着装置および画像形成装置を提供する。
【解決手段】定着装置(画像形成装置の定着部)が、無端ベルト、加熱源、宛て面と第1側面および第2側面とを有する宛て部材、および、一端部および他端部がそれぞれ第1側面の第1固定部および第2側面の第2固定部に固定され、一端部から他端部までの長さが、宛て部材の、第1固定部から、第1側面、宛て面、および第2側面を経由して第2固定部に至る道程の長さよりも長い摺擦シートを備えた加熱組立体と、無端ベルト外面を前記宛て面に向けて押圧する押圧ロールとを有する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、定着装置および画像形成装置に関する。
従来、定着ロールに張架された無端の定着ベルト外面を、定着ロールに向けて押圧ロールが押圧することにより、定着ベルトと押圧ロールの間に、定着対象の用紙が通過するニップ部が形成された定着装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1の定着装置では、定着ロールに用紙通過方向の下流側で隣接し、その定着ロールとともに定着ベルト越しに押圧ロールに押圧されるパッドが設けられている。このパッドは、ニップ部の用紙通過方向の下流側で、定着ベルトを押圧ロールから遠ざける向きに曲げることにより、ニップ部を通過した用紙の定着ベルトからの剥離を促す役割を担っている。
特開2011−123284号公報
本発明は、押圧ロールとともにニップ部を形成する無端ベルトに掛かる、ニップ部近傍における曲げ応力が緩和された定着装置および画像形成装置を提供することを目的とするものである。
請求項1の定着装置は、
循環移動する無端ベルト、
上記無端ベルトを加熱する加熱源、
上記無端ベルトの内面に宛がわれる宛て面と、その宛て面の、上記無端ベルトの宛て面に沿って移動する部分の移動方向上流側および下流側の各端部から、無端ベルトの内面から離れる向きに広がる、それぞれ第1側面および第2側面とを有する宛て部材、および、
一端部および他端部がそれぞれ上記第1側面の第1固定部および上記第2側面の第2固定部に固定されて上記宛て部材の上記宛て面と上記無端ベルトとに挟まれて延在し、一端部から他端部までの長さが、宛て部材の、第1固定部から、第1側面、宛て面、および第2側面を経由して第2固定部に至る道程の長さよりも長い摺擦シートを備えた加熱組立体と、
上記無端ベルト外面を上記宛て面に向けて押圧し定着前のトナー像を保持した媒体を無端ベルトとの間に受け入れ上記加熱組立体と共同してトナー像を媒体に定着させる押圧ロールとを有することを特徴とする。
請求項2の定着装置は、請求項1記載の定着装置において、
上記加熱組立体が、上記摺擦シートの、上記第2固定部寄りの部分の弛みを抑制することにより、摺擦シートの上記無端ベルトとの接触領域の上記移動方向最下流側を弛ませる抑え部材をさらに備えたことを特徴とする。
請求項3の画像形成装置は、
静電潜像を形成しトナーで現像してトナー像を形成しそのトナー像を媒体に引き渡す像形成部と、
上記媒体に引き渡された未定着のトナー像をその媒体上に定着させる定着部とを有し、
上記定着部が、
循環移動する無端ベルト、
上記無端ベルトを加熱する加熱源、
上記無端ベルトの内面に宛がわれる宛て面と、その宛て面の、上記無端ベルトの宛て面に沿って移動する部分の移動方向上流側および下流側の各端部から、無端ベルトの内面から離れる向きに広がる、それぞれ第1側面および第2側面とを有する宛て部材、および、
一端部および他端部がそれぞれ上記第1側面の第1固定部および上記第2側面の第2固定部に固定されて上記宛て部材の上記宛て面と上記無端ベルトとに挟まれて延在し、一端部から他端部までの長さが、宛て部材の、第1固定部から、第1側面、宛て面、および第2側面を経由して第2固定部に至る道程の長さよりも長い摺擦シートを備えた加熱組立体と、
上記無端ベルト外面を上記宛て面に向けて押圧し定着前のトナー像を保持した媒体を無端ベルトとの間に受け入れ上記加熱組立体と共同してトナー像を媒体に定着させる押圧ロールとを有するものであることを特徴とする。
請求項1の定着装置および請求項3の画像形成装置によれば、摺擦シートの上記一端部から他端部までの長さが上記道程の長さと同じ場合と比べて、押圧ロールとともにニップ部を形成する無端ベルトに掛かる、ニップ部近傍における曲げ応力が緩和される。
請求項2の定着装置によれば、請求項1の定着装置が上記抑え部材を備えていない場合と比べて、上記無端ベルトに掛かる曲げ応力が一層緩和される。
本発明の画像形成装置の第1実施形態を示す構成図である。 定着装置の内部構造の概略を模式的に示す図である。 図2の定着装置におけるニップ領域近傍を示す図である。 比較例の定着装置におけるニップ領域近傍を示す図である。 第2実施形態の定着装置の内部構造の概略を模式的に示す図である。 図5の定着装置におけるニップ領域近傍を示す図である。
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。
まず、第1実施形態について説明する。
図1は、本発明の画像形成装置の第1実施形態を示す構成図である。
図1に示す画像形成装置1は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、およびブラック(K)の各色毎に像形成部10Y,10M,10C,10Kを並列的に配置してなるタンデム型のカラープリンタである。この画像形成装置1では、単色の画像のプリントが実行されるほか、4色のトナー像からなるフルカラーの画像のプリントも実行される。トナーカートリッジ18Y,18M,18C,18Kには、YMCK各色のトナーが収容されている。トナーは、例えば平均粒径が2μm以上7μm以下であり、円相当径が0.95以上1.0以下である。また、トナーカートリッジ18Y,18M,18C,18Kには、トナーの外添剤として潤滑剤も含まれている。
4つの像形成部10Y,10M,10C,10Kは、ほぼ同様の構成を有しているため、これらを代表してイエローに対応する像形成部10Yを取り上げて説明する。像形成部10Yは、感光体11Y、帯電器12Y、露光器13Y、現像器14Y、および一次転写器15Yを備えている。また、像形成部10Yには、感光体11Yを清掃する感光体クリーナ16Yが設けられている。
感光体11Yは円筒状の基体表面に感光体層が設けられたドラムであり、表面に形成される像を保持して円筒の軸周りである矢印A方向に回転する。帯電器12Y、露光器13Y、現像器14Y、一次転写器15Y、および感光体クリーナ16Yは、感光体11Yの周囲に矢印A方向の順に配置されている。
帯電器12Yは、感光体11Yの表面を帯電させる。帯電器12Yは、感光体11Yの表面に接触する帯電ロールである。帯電器12Yには、現像器14Yにおけるトナーと同極性の電圧が印加されており、接触する感光体11Yの表面を帯電させる。露光器13Yは、感光体11Yに露光光を照射することで、感光体11Yの表面を露光する。露光器13Yは、画像形成装置1外部から供給される画像信号に応じたレーザ光を発光し、レーザ光で感光体11Yの表面を走査する。
現像器14Yは、現像剤を用いて感光体11Yの表面を現像する。現像器14Yにはトナーカートリッジ18Yからトナーが供給される。現像器14Yは、磁性キャリアとトナーが混合された現像剤を撹拌することでトナーおよび磁性キャリアを帯電し、帯電したトナーで感光体11Y表面を現像する。一次転写器15Yは、中間転写ベルト30を挟んで感光体11Yに対向したロールである。一次転写器15Yは、感光体11Yに対する電圧が印加されることで、感光体11Y上のトナー像を中間転写ベルト30に転写する。
感光体クリーナ16Yは、感光体11Yの表面のうち、一次転写器15Yで転写が行われた部分に残ったトナー(残留トナー)を除去することによって、感光体11Yの表面を清掃する。
画像形成装置1には、中間転写ベルト30、定着装置100、用紙搬送部80、および制御部1Aも備えられている。中間転写ベルト30は、ベルト支持ロール31〜34に架け渡された無端のベルトである。中間転写ベルト30は、像形成部10Y,10M,10C,10K、および二次転写器50を経由する矢印Bの方向に循環移動する。中間転写ベルト30には、像形成部10Y,10M,10C,10Kから各色のトナー像が転写される。中間転写ベルト30は、これら各色のトナー像を保持しながら移動する。
二次転写器50は、ベルト支持ロール31〜34の一つであるバックアップロール34との間に中間転写ベルト30および用紙Pを挟んで回転するロールである。二次転写器50は、トナーの帯電極性とは逆極性の電圧が印加されることで、中間転写ベルト30上のトナー像を用紙Pに転写する。
像形成部10Y,10M,10C,10K、中間転写ベルト30、および二次転写器50を合わせたものが、本発明にいう像形成部の一例に相当する。
定着装置100は、トナー像を用紙P上に定着させる装置である。定着装置100が、本発明にいう定着装置の一実施形態に相当する。また、この定着装置100は、本発明にいう画像形成装置が有する定着部の一例にも相当している。この定着装置100については、後で詳細に説明する。
用紙搬送部80は、用紙収容器Tに収容された用紙Pを取り出す取出ロール81、取り出された用紙Pを捌く捌きロール82、用紙Pを搬送する搬送ロール83を備えている。用紙搬送部80は、さらに、用紙Pを二次転写器50に搬送するレジストレーションロール84、および、用紙Pを外部に排出する排出ロール86も備えている。用紙搬送部80は、用紙Pを、二次転写器50および定着装置100を経由する用紙搬送路Rに沿って搬送する。
図1に示す画像形成装置1の基本動作を説明すると、イエローに対応する像形成部10Yでは、感光体11Yが矢印A方向に回転し、感光体11Yの表面が帯電器12Yによって帯電する。露光器13Yは、外部から供給される画像信号のうちのイエローに対応する画像信号に基づく露光光を感光体11Yの表面に照射することで、感光体11Yの表面に静電潜像を形成する。現像器14Yは、トナーカートリッジ18Yからイエローのトナーの供給を受け、感光体11Yの静電潜像をトナーで現像することで、トナー像を形成する。感光体11Yは、表面に形成されたイエローのトナー像を保持して回転する。感光体11Yの表面に形成されたトナー像は、一次転写器15Yによって中間転写ベルト30に転写される。転写後、感光体11Yに残留した残留トナーは、感光体クリーナ16Yによって除去される。
中間転写ベルト30は、矢印B方向に巡回移動している。イエロー以外の色に対応する像形成部10M,10C,10Kは、像形成部10Yと同様、それぞれの色に対応するトナー像を形成する。そして、中間転写ベルト30に、像形成部10Yで転写されたトナー像に重ねられて、それぞれの色のトナー像が転写されていく。
用紙収容器Tからは、用紙Pが取出ロール81によって取り出される。用紙Pは、搬送ロール83およびレジストレーションロール84によって、用紙搬送路Rを二次転写器50に向かう矢印C方向に搬送される。レジストレーションロール84は、用紙Pを、中間転写ベルト30上にトナー像が転写されるタイミングに基づいて二次転写器50に送り込む。二次転写器50は、中間転写ベルト30のトナー像を用紙Pに転写する。トナー像が転写された用紙Pは定着装置100に搬送され、定着装置100によって用紙P上に転写されたトナー像が定着される。このようにして、用紙Pに画像が形成される。画像が形成された用紙Pは排出ロール86によって画像形成装置1の外部に排出される。
次に、定着装置100について説明する。
図2は、定着装置の内部構造の概略を模式的に示す図である。
定着装置100は、基台101、フレーム102、無端ベルト103、張架ロール104、3つの位置決めロール105、外部加熱ロール106、固定パッド107、および摺擦シート108を備えている。
定着装置100は、図1の画像形成装置1に着脱自在に装着される。画像形成装置1には、この定着装置100を受け入れて支持する不図示のガイドフレームが設けられている。定着装置100の基台101は、そのガイドフレームに沿って着脱自在に支持される台であり、この基台101上に、定着装置100のフレーム102が構築されている。
張架ロール104、3つの位置決めロール105、および外部加熱ロール106は、フレーム102に回転自在に支持されている。一方、固定パッド107は、そのフレーム102に固定されている。
無端ベルト103は、張架ロール104、3つの位置決めロール105に掛け回されており、さらに、内面に固定パッド107が宛がわれている。また、3つの位置決めロール105のうち、図中右上側の位置決めロール105との間に無端ベルト103を挟んで、外部加熱ロール106がフレーム102に回転自在に支持されている。
この無端ベルト103は、ポリイミドで形成された厚さが70〜100μmの基材の上に、厚さが300〜600μmのシリコーンゴム層と、厚さが20〜50μmの離型層とが設けられたものである。離形層は、PFA(パーフルオロアルコキシアルカン)等の離型性の高いフッ素系の樹脂材料で形成されている。
固定パッド107は、紙面に直交する方向に延びる概略直方体形状を有しており、無端ベルト103の内面には、側面のうちの1つが宛て面107aとして宛がわれている。
また、固定パッド107と無端ベルト103に挟まれた状態で、摺擦シート108が固定パッド107に後述するように固定されている。
摺擦シート108は、無端ベルト103に対する摩擦抵抗を低減するために、低摩擦材料であるPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)等のフッ素系の樹脂材料で形成されている。また、摺擦シート108は、せん断力とクリープ量を低減するために、厚さが、200〜500μmのシートとなっている。
また、張架ロール104の内部、外部加熱ロール106の内部、および固定パッド107の内部のそれぞれには、無端ベルト103を加熱するヒータ109が設けられている。無端ベルト103が本発明にいう無端ベルトの一例に相当し、固定パッド107が本発明にいう宛て部材の一例に相当し、ヒータ109が本発明にいう加熱源の一例に相当する。
また、定着装置100では、無端ベルト103の外面を固定パッド107の宛て面107aに向けて押圧するように、押圧ロール110がフレーム102に回転自在に支持されている。押圧ロール110の押圧により、この押圧ロール110と、固定パッド107の宛て面107aが内面に宛がわれた無端ベルト103との間に、用紙Pを挟むニップ領域が形成される。
また、押圧ロール110は、図2では図示が省略されている駆動機構によって、ニップ領域が形成された状態で矢印D方向に回転駆動される。押圧ロール110が、本発明にいう押圧ロールの一例に相当する。
押圧ロール110が回転すると、無端ベルト103が、この押圧ロール110の回転に従動して矢印E方向に循環移動する。また、この循環移動時には、上記の摺擦シート108が、無端ベルト103の内面を摺擦する。摺擦シート108が、本発明にいう摺擦シートの一例に相当する。また、上記の無端ベルト103、固定パッド107、ヒータ109、および摺擦シート108を合わせたものが、本発明にいう加熱組立体の一例に相当する。
定着装置100は、図1にも示す矢印C方向に搬送されてきた、未定着のトナー像を保持した用紙Pを、ニップ領域の入口側へとさらに搬送する入口側搬送ベルト111を備えている。この入口側搬送ベルト111とニップ領域の入口との間には、用紙Pをニップ領域の入口へと案内する入口側案内部112が配置されている。用紙Pは、入口側搬送ベルト111と入口側案内部112によってニップ領域に送り込まれる。
ニップ領域に送り込まれた用紙Pは、上記のヒータ109によって加熱された無端ベルト103によって加熱され押圧ロール110によって加圧されるとともに、ニップ領域の出口へと搬送される。用紙Pに保持されたトナー像は、このニップ領域を通過中に、無端ベルト103と押圧ロール110から加えられる熱と押圧力によってその用紙Pに定着される。
ニップ領域の出口には、用紙Pを、図1に示す排出ロール86側へと搬送する出口側搬送ベルト113と、用紙Pを、ニップ領域の出口から出口側搬送ベルト113へと案内する出口側案内部114とが配置されている。トナー像定着済みの用紙Pは、これらの部材によって排出ロール86へと搬送される。
また、定着装置100は、3つの位置決めロール105のうち図中左側の位置決めロール105との間に無端ベルト103を挟む位置に清掃ロール115を備えている。トナー像定着後の無端ベルト103に付着している異物が、この清掃ロール115によって除去される。また、図中左側の位置決めロール105と固定パッド107との間には、無端ベルト103の内面に接触して、この内面に付着している磨耗粉等の異物を除去する内面清掃部材116が配置されている。この内面清掃部材116には、無端ベルト103の内面と摺擦シート108等との間の摩擦を低減させるための潤滑剤が含浸されている。内面清掃部材116は、無端ベルト103の内面にこの潤滑剤を塗布する役割も担っている。
図3は、図2の定着装置におけるニップ領域近傍を示す図である。
固定パッド107は、無端ベルト103に宛がわれる宛て面107aと、次のような2つの側面を有している。第1側面107bは、宛て面107aの、無端ベルト103の宛て面107aに沿って移動する部分の移動方向(矢印E方向)上流側の端部から、無端ベルト103の内面から離れる向きに広がる側面である。また、第2側面107cは、宛て面107aの、上記の移動方向(矢印E方向)下流側の端部から、無端ベルト103の内面から離れる向きに広がる側面である。第1側面107bが、本発明にいう第1側面の一例に相当し、第2側面107cが、本発明にいう第2側面の一例に相当する。
さらに、固定パッド107の、図中右側の角、即ちニップ領域の出口側の角には、押圧ロール110に食い込ませて、この出口側で高めの押圧力を得るために、半径が1〜4mm程度のR部分107dが設けられている。
固定パッド107の第1側面107bには第1のネジ穴107b_1が形成されており、摺擦シート108の第1の端部108aには第1の貫通孔108a_1が形成されている。
そして、摺擦シート108の第1の端部108aは、平ワッシャ117を貫通したネジ118が、摺擦シート108の第1の貫通孔108a_1を貫通して第1のネジ穴107b_1に挿入されることで第1側面107bに固定されている。第1側面107bにおける第1のネジ穴107b_1の形成箇所が、本発明にいう第1固定部の一例に相当する。
また、固定パッド107の第2側面107cには第2のネジ穴107c_1が形成されており、摺擦シート108の、上記の第1の端部108aとは反対側の第2の端部108bには第2の貫通孔108b_1が形成されている。
摺擦シート108は、第2の端部108bから、固定パッド107の第2側面107cの下端に対応する部分までが抑え部材119によって第2側面107cに押し付けられている。抑え部材119が、本発明にいう抑え部材の一例に相当する。
そして、平ワッシャ117を貫通したネジ118が、抑え部材119の貫通孔119aと摺擦シート108の第2の貫通孔108b_1を貫通して第2のネジ穴107c_1に挿入されている。これにより、摺擦シート108の第2の端部108bは第2側面107cに固定されている。第2側面107cにおける第2のネジ穴107c_1の形成箇所が、本発明にいう第2固定部の一例に相当する。
ここで、摺擦シート108の、第1の貫通孔108a_1の形成箇所から第2の貫通孔108b_1の形成箇所までの長さは次のような長さになっている。
即ち、この長さは、固定パッド107の、第1のネジ穴107b_1の形成箇所から、第1側面107b、宛て面107a、および第2側面107cを経由して第2のネジ穴107c_1の形成箇所に至る道程の長さよりも長い長さとなっている。
摺擦シート108の、第1の貫通孔108a_1の形成箇所から第2の貫通孔108b_1の形成箇所までの長さが、本発明にいう「一端部から他端部までの長さ」の一例に相当する。また、固定パッド107の上記道程の長さが、本発明にいう「宛て部材の、第1固定部から、第1側面、宛て面、および第2側面を経由して第2固定部に至る道程の長さ」の一例に相当する。
押圧ロール110の回転に従動して無端ベルト103が矢印E方向に移動すると、摺擦シート108は、この無端ベルト103によって矢印E方向に引っ張られる。第1の貫通孔108a_1の形成箇所から第2の貫通孔108b_1の形成箇所までの長さが上記の長さとなっているので、ニップ領域の出口側では摺擦シート108に弛みが生じる。
また、上記のように摺擦シート108は、第2の端部108bから、固定パッド107の第2側面107cの下端に対応する部分までが抑え部材119によって第2側面107cに押し付けられている。このため、摺擦シート108の弛みは、固定パッド107の、第2のネジ穴107c_1の形成箇所近傍では抑えられる。そして、図3に示すように、摺擦シート108の弛みは、無端ベルト103との接触領域の、無端ベルト103の移動方向(矢印E方向)最下流側に限定されている。
ここで、図3を参照した定着装置100についての説明から一旦離れて、この定着装置100と比較する比較例について説明する。
図4は、比較例の定着装置におけるニップ領域近傍を示す図である。
この比較例の定着装置100’は、摺擦シート108’の長さと、図3に示す抑え部材119を備えていない点とが、図3の定着装置100と異なっている。
尚、図4では、図3に示す構成要素と同等な構成要素については、図3と同じ符号が付されており、以下では、これら同等な構成要素についての重複説明を省略する。
図4に示す摺擦シート108’は、第1の貫通孔108a_1’の形成箇所から第2の貫通孔108b_1’の形成箇所までの長さが次のような長さとなっている。
即ち、この長さは、固定パッド107の、第1のネジ穴107b_1の形成箇所から、第1側面107b、宛て面107a、および第2側面107cを経由して第2のネジ穴107c_1の形成箇所に至る道程の長さとほぼ同じ長さとなっている。このため、図4に示す摺擦シート108’は、固定パッド107の外形に追従した形状で固定パッド107の外面に固定されている。その結果、無端ベルト103は、宛て面107aからニップ領域の出口側の角にかけて固定パッド107の外形に追従して曲がった形状となっている。
ここで、固定パッド107の、ニップ領域の出口側の角には、上述したように、半径が1〜4mm程度のR部分107dが設けられている。そして、R部分107dの半径が特に1〜3mmでは、無端ベルト103の、このR部分107dが宛がわれている部分の曲げ応力が大きく、定着が繰り返されると疲労破壊が発生する恐れがある。
例えば、R部分107dの半径が2mm、無端ベルト103の基材の厚さが85μm、シリコーンゴム層の厚さが500μm、離型層の厚さが40μmの場合、定着枚数が約300kPVを超えると疲労破壊発生の恐れが高まるとの試算が得られている。ここで、「kPV」とは、「×1000枚」を意味している。
一方、図3の定着装置100では、摺擦シート108の第1の貫通孔108a_1の形成箇所から第2の貫通孔108b_1の形成箇所までの長さが、上述したようにニップ領域の出口側で弛みが生じる長さとなっている。この摺擦シート108の、ニップ領域の出口側で弛んでいる部分は、固定パッド107のR部分107dと無端ベルト103との間に挟まれる。そして、この挟まれた摺擦シート108の弛み部分が、無端ベルト103のR部分107dへの追従性を抑える役割を果たす。その結果、上記のような疲労破壊に対する耐性が高められる。
例えば、上記試算と同じ条件の下、図3の定着装置100で繰り返し定着を行ったところ、定着枚数が約1000kPVに達しても疲労破壊が発生しないとの実験結果が得られている。
また、この図3の定着装置100では、上述した抑え部材119により、摺擦シート108の弛みが、無端ベルト103との接触領域の、無端ベルト103の移動方向(矢印E方向)最下流側に限定されている。このため、摺擦シート108の弛みの大部分が無端ベルト103のR部分107dへの追従性の抑制に寄与することとなっている。
次に、第2実施形態について説明する。
尚、第2実施形態の画像形成装置の概略構成については、図1に示す第1実施形態の画像形成装置1の概略構成と同等であるので、以下では、第2実施形態の画像形成装置の概略構成についての図示および説明を割愛する。
図5は、第2実施形態の定着装置の内部構造の概略を模式的に示す図である。
尚、この図5では、図2に示す第1実施形態の定着装置100の構成要素と同等な構成要素については、図5と同じ符号が付されており、以下では、これら同等な構成要素についての重複説明を省略する。
図5に示す定着装置200は、定着ロール201と、剥離用固定パッド202とを備えている。
この図5に示す定着装置200は、本発明にいう定着装置の一実施形態に相当する。また、この定着装置200は、本発明にいう画像形成装置が有する定着部の一例にも相当している。さらに、剥離用固定パッド202は、本発明にいう宛て部材の一例に相当する。
定着ロール201は、フレーム102に回転自在に支持されて、張架ロール104とともに無端ベルト103を張架している。また、この定着ロール201の内部には、無端ベルトを加熱するためのヒータ109が内蔵されている。
剥離用固定パッド202は、定着ロール201に用紙Pの通過方向の下流側で隣接して無端ベルト103の内面に宛がわれる位置でフレーム102に固定されている。
そして、押圧ロール110は、定着ロール201および剥離用固定パッド202の双方との間に無端ベルト103を挟んで、この無端ベルト103の外面を押圧している。
この剥離用固定パッド202は、ニップ領域の出口側で無端ベルト103を、押圧ロール110から遠ざける向きに曲げることにより、ニップ領域を通過した用紙Pの定着ベルト110からの剥離を促す役割を担っている。
図5に示す定着装置200では、この剥離用固定パッド202と無端ベルト103に挟まれた状態で、摺擦シート203が剥離用固定パッド202に後述するように固定されている。摺擦シート203は、本発明にいう摺擦シートの一例に相当する。
図6は、図5の定着装置におけるニップ領域近傍を示す図である。
剥離用固定パッド202は、定着ロール201に隣接して無端ベルト103に宛がわれる宛て面202aと、次のような2つの側面を有している。
第1側面202bは、宛て面202aの、無端ベルト103の宛て面202aに沿って移動する部分の移動方向(矢印E方向)上流側の端部から、無端ベルト103の内面から離れる向きに広がる側面である。また、第2側面202cは、宛て面202aの、上記の移動方向(矢印E方向)下流側の端部から、無端ベルト103の内面から離れる向きに広がる側面である。第1側面202bが、本発明にいう第1側面の一例に相当し、第2側面202cが、本発明にいう第2側面の一例に相当する。
さらに、剥離用固定パッド202の、図中右側の角、即ちニップ領域の出口側の角には、押圧ロール110に食い込ませて、この出口側で高めの押圧力を得るために、半径が1〜4mm程度のR部分202dが設けられている。
剥離用固定パッド202の第1側面202bには第1のネジ穴202b_1が形成されており、摺擦シート203の第1の端部203aには第1の貫通孔203a_1が形成されている。
そして、摺擦シート203の第1の端部203aは、平ワッシャ204を貫通したネジ205が、摺擦シート203の第1の貫通孔203a_1を貫通して第1のネジ穴202b_1に挿入されることで第1側面202bに固定されている。第1側面202bにおける第1のネジ穴202b_1の形成箇所が、本発明にいう第1固定部の一例に相当する。
また、剥離用固定パッド202の第2側面202cには第2のネジ穴202c_1が形成されており、摺擦シート203の、上記の第1の端部203aとは反対側の第2の端部203bには第2の貫通孔203b_1が形成されている。
摺擦シート203は、第2の端部203bから、剥離用固定パッド202の第2側面202cの下端寄りの予め決められた箇所に対応する部分までが抑え部材206によって第2側面202cに押し付けられている。抑え部材206が、本発明にいう抑え部材の一例に相当する。
そして、平ワッシャ204を貫通したネジ205が、抑え部材206の貫通孔206aと摺擦シート203の第2の貫通孔203b_1を貫通して第2のネジ穴202c_1に挿入されている。これにより、摺擦シート203の第2の端部203bは第2側面202cに固定されている。第2側面202cにおける第2のネジ穴202c_1の形成箇所が、本発明にいう第2固定部の一例に相当する。
ここで、摺擦シート203の、第1の貫通孔203a_1の形成箇所から第2の貫通孔203b_1の形成箇所までの長さは次のような長さになっている。
即ち、この長さは、剥離用固定パッド202の、第1のネジ穴202b_1の形成箇所から、第1側面202b、宛て面202a、および第2側面202cを経由して第2のネジ穴202c_1の形成箇所に至る道程の長さよりも長い長さとなっている。
摺擦シート203の、第1の貫通孔203a_1の形成箇所から第2の貫通孔203b_1の形成箇所までの長さが、本発明にいう「一端部から他端部までの長さ」の一例に相当する。また、剥離用固定パッド202の上記道程の長さが、本発明にいう「宛て部材の、第1固定部から、第1側面、宛て面、および第2側面を経由して第2固定部に至る道程の長さ」の一例に相当する。
押圧ロール110の回転に従動して無端ベルト103が矢印E方向に移動すると、摺擦シート203は、この無端ベルト103によって矢印E方向に引っ張られる。第1の貫通孔203a_1の形成箇所から第2の貫通孔203b_1の形成箇所までの長さが上記の長さとなっているので、ニップ領域の出口側では摺擦シート203に弛みが生じる。
また、上記のように摺擦シート203は、第2の端部203bから、下端寄りの予め決められた箇所に対応する部分までが抑え部材206によって第2側面202cに押し付けられている。このため、摺擦シート203の弛みは、剥離用固定パッド202の、第2のネジ穴202c_1の形成箇所近傍では抑えられる。そして、図6に示すように、摺擦シート203の弛みは、無端ベルト103との接触領域の、無端ベルト103の移動方向(矢印E方向)最下流側に限定されている。
そして、摺擦シート203の、ニップ領域の出口側で弛んでいる部分は、剥離用固定パッド202のR部分202dと無端ベルト103との間に挟まれる。そして、この挟まれた摺擦シート203の弛み部分が、無端ベルト103のR部分202dへの追従性を抑える役割を果たす。その結果、この無端ベルト103における疲労破壊に対する耐性が高められる。
また、この図6の定着装置200では、上述した抑え部材206により、摺擦シート203の弛みが、無端ベルト103との接触領域の、無端ベルト103の移動方向(矢印E方向)最下流側に限定されている。このため、摺擦シート203の弛みの大部分が無端ベルト103のR部分202dへの追従性の抑制に寄与することとなっている。
尚、以上に説明した第1実施形態および第2実施形態では、張架ロール、固定パッド、外部加熱ロール、および定着ロールそれぞれの内部にヒータを設ける構成が例示されている。しかしながら、定着装置は、例えば、張架ロールや固定パッドや外部加熱ロールや定着ロールのいずれか1つに設けられたヒータで無端ベルトを加熱するもの等であっても良い。
また、第1実施形態および第2実施形態では、本発明の画像形成装置の一例としてタンデム型のカラープリンタが例示されている。しかしながら、本発明の画像形成装置は、複数の現像器が回転軸の回りに配置されたいわゆるロータリー型のカラープリンタであっても良く、あるいはモノクロのプリンタであっても良い。また、本発明の画像形成装置は、プリンタに限るものではなく、複写機やファクシミリ等であっても良い。
1 画像形成装置
1A 制御部
10Y,10M,10C,10K 像形成部
11Y,11M,11C,11K 感光体
12Y,12M,12C,12K 帯電器
13Y,13M,13C,13K 露光器
14Y,14M,14C,14K 現像器
15Y,15M,15C,15K 一次転写器
16Y,16M,16C,16K 感光体クリーナ
18Y,18M,18C,18K トナーカートリッジ
30 中間転写ベルト
31,32,33 ベルト支持ロール
34 バックアップロール
50 二次転写器
80 用紙搬送部
81 取出ロール
82 捌きロール
83 搬送ロール
84 レジストレーションロール
86 排出ロール
100,100’,200 定着装置
101 基台
102 フレーム
103 無端ベルト
104 張架ロール
105 位置決めロール
106 外部加熱ロール
107 固定パッド
107a,202a 宛て面
107b,202b 第1側面
107b_1,202b_1 第1のネジ穴
107c,202c 第2側面
107c_1,202c_1 第2のネジ穴
107d,202d R部分
108,108’,203 摺擦シート
108a,203a 第1の端部
108a_1,108a_1’,203a_1 第1の貫通孔
108b,203b 第2の端部
108b_1,108b_1’,203b_1 第2の貫通孔
109 ヒータ
110 押圧ロール
111 入口側搬送ベルト
112 入口側案内部
113 出口側搬送ベルト
114 出口側案内部
115 清掃ロール
116 内面清掃部材
117,204 平ワッシャ
118,205 ネジ
119,206 抑え部材
119a,206a 貫通孔
201 定着ロール
202 剥離用固定パッド

Claims (3)

  1. 循環移動する無端ベルト、
    前記無端ベルトを加熱する加熱源、
    前記無端ベルトの内面に宛がわれる宛て面と、該宛て面の、前記無端ベルトの該宛て面に沿って移動する部分の移動方向上流側および下流側の各端部から、該無端ベルトの内面から離れる向きに広がる、それぞれ第1側面および第2側面とを有する宛て部材、および、
    一端部および他端部がそれぞれ前記第1側面の第1固定部および前記第2側面の第2固定部に固定されて前記宛て部材の前記宛て面と前記無端ベルトとに挟まれて延在し、該一端部から該他端部までの長さが、該宛て部材の、該第1固定部から、該第1側面、該宛て面、および該第2側面を経由して該第2固定部に至る道程の長さよりも長い摺擦シートを備えた加熱組立体と、
    前記無端ベルト外面を前記宛て面に向けて押圧し定着前のトナー像を保持した媒体を該無端ベルトとの間に受け入れ前記加熱組立体と共同して該トナー像を該媒体に定着させる押圧ロールとを有することを特徴とする定着装置。
  2. 前記加熱組立体が、前記摺擦シートの、前記第2固定部寄りの部分の弛みを抑制することにより、該摺擦シートの前記無端ベルトとの接触領域の前記移動方向最下流側を弛ませる抑え部材をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の定着装置。
  3. 静電潜像を形成しトナーで現像してトナー像を形成し該トナー像を媒体に引き渡す像形成部と、
    前記媒体に引き渡された未定着のトナー像を該媒体上に定着させる定着部とを有し、
    前記定着部が、
    循環移動する無端ベルト、
    前記無端ベルトを加熱する加熱源、
    前記無端ベルトの内面に宛がわれる宛て面と、該宛て面の、前記無端ベルトの該宛て面に沿って移動する部分の移動方向上流側および下流側の各端部から、該無端ベルトの内面から離れる向きに広がる、それぞれ第1側面および第2側面とを有する宛て部材、および、
    一端部および他端部がそれぞれ前記第1側面の第1固定部および前記第2側面の第2固定部に固定されて前記宛て部材の前記宛て面と前記無端ベルトとに挟まれて延在し、該一端部から該他端部までの長さが、該宛て部材の、該第1固定部から、該第1側面、該宛て面、および該第2側面を経由して該第2固定部に至る道程の長さよりも長い摺擦シートを備えた加熱組立体と、
    前記無端ベルト外面を前記宛て面に向けて押圧し定着前のトナー像を保持した媒体を該無端ベルトとの間に受け入れ前記加熱組立体と共同して該トナー像を該媒体に定着させる押圧ロールとを有するものであることを特徴とする画像形成装置。
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