JP2013189271A - 金属屑の管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】金属屑を分別する場所が分散している場合に、精度良く且つ簡便に金属屑を管理でき、保管場所の縮小化および払出しの効率化が可能な金属屑の管理方法を提供する。
【解決手段】金属屑を材質別にコンテナに収容して分別する分別工程と、金属屑をコンテナごと回収する回収工程と、コンテナごと金属屑を秤量する秤量工程と、金属屑の材質に応じて複数のコンテナを統合し、その金属屑を一つのコンテナに収容して保管する保管工程と、を含み、各コンテナに割り当てられた識別記号ごとにコンテナ単体の重量の情報がデータベースに登録されており、秤量工程では、秤量コンテナの重量の情報を抽出して当該秤量コンテナ内の金属屑の重量を導出するとともに、導出した金属屑の重量、およびその金属屑の材質の情報を、データベースに登録し、保管工程では、統合した保管コンテナ内の金属屑の重量および材質の情報をデータベースに登録する。
【選択図】図1

Description

本発明は、鋼管などの鉄鋼製品を製造する過程で発生した金属屑を電気炉による溶解に再利用するために管理する方法に関し、特に、金属屑を分別する場所(以下、「屑分別場所)という)が分散している場合に有効な金属屑の管理方法に関する。
鉄鋼製品を製造する際、その製造過程で端材や切り屑などといった金属屑が発生することは常である。この金属屑は回収され、最終的に電気炉による溶解に原料として再利用される。
ところで、屑分別場所は、多くの場合、鉄鋼製品を製造するための工場敷地内に分散している。通常、鉄鋼製品の製造工程は、上工程や下工程などといった複数の工程に分割され、分割された工程ごとに屑分別場所が別々となるからである。また、鉄鋼製品の製造方法は、製造対象物の仕様に応じた適切な製造方法があり、それぞれの製造方法を具現する設備列ごとに屑分別場所が別々となるからでもある。
具体的には、屑分別場所は、継目無鋼管の製造を例に挙げて言えば、予め中実の鋼片を所定の長さに切断したり所定の直径に加工したりする予備加工工場、鋼片を比較的厚肉の鋼管に熱間加工して製品長さに切断する熱間製管工場、場合によってはさらに比較的薄肉の鋼管に冷間加工した後に製品長さに切断し、必要に応じてネジ切り加工を施す冷間製管工場などに置かれる。さらに、熱間製管工場では、製管方法を具現する設備列ごとに屑分別場所が分かれる。冷間製管工場でも同様である。
このように、屑分別場所が分散している場合、各屑分別場所で発生した金属屑は、それぞれの屑分別場所で材質別にコンテナに収容されて分別される。各屑分別場所で分別された金属屑はコンテナごと回収され、回収されたコンテナ単位で保管ヤードに保管され、電気炉による溶解への払出しを待つ。
その際、従来の管理手法では、保管に先立ち、回収した金属屑をコンテナごと秤量し、予め秤量して既知であるコンテナ単体の重量に基づき、そのコンテナ内の金属屑の重量を手計算で算出している。このとき、コンテナには、予め個別の識別記号が記された荷札が添付され、この荷札には、当該コンテナに収容されている金属屑の材質、正味重量を表す記号が記されている。そして、秤量の際、作業者が荷札の記載内容を確認し、秤量したコンテナ(以下、「秤量コンテナ」ともいう)の識別記号、秤量によって算出した金属屑の重量、秤量コンテナ内の金属屑の材質記号、および回収元の屑分別場所を表す記号を帳簿に記録している。
電気炉による溶解の指示があると、作業者が帳簿を確認して、その指示内容に見合う材質の金属屑を収容したコンテナを選定し、保管ヤードに保管されているコンテナ(以下、「保管コンテナ」ともいう)の中から選定したものを払い出す。
このような従来の管理方法では、下記(1)、(2)の問題がある。
(1)金属屑の重量の算出を手計算で行っていることから誤計算が生じるおそれがあり、金属屑の重量を正しく算出できたとしても帳簿に誤記入するおそれもある。さらに、帳簿を拠り所にしてコンテナ(金属屑)を管理しているため、払出し対象のコンテナを選定するのが煩雑となることも否めない。
(2)各屑分別場所から回収し秤量したコンテナ(金属屑)をそれぞれそのままの状態で保管していることから、屑分別場所の数の増加に伴って保管コンテナの数が増大し、広大な保管ヤードが必要となる。とりわけ、コンテナの許容量に大きく満たない少量の金属屑を収容した保管コンテナが数多くなった場合、より広大な保管ヤードが必要となる。もっとも、この場合は、コンテナ(金属屑)の払出しを効率的に行えない。通常、払出しはトラックによって行われ、積載できるコンテナの数に制限があるからである。
これらの問題のうち、上記(1)の問題に対しては、金属屑の重量を自動計算で導出し、導出した金属屑の重量をそれぞれコンテナの識別記号と対応付けてデータベースで管理すれば、一応は解消できると考えられる。これに関連する従来技術は下記のものがある。
特許文献1には、部品の数量を秤によって計数して管理する部品管理に関する技術が開示されている。この技術では、部品を収容する筐体に識別符号を付し、当該識別符号と対応させて筐体の重量を登録すると共に、計数される部品に識別符号を付し、当該識別符号と対応させて前記部品の単位重量を登録しておき、計数の際に、所定の筐体に収容した状態で秤によって入荷部品の重量をまとめて測定し、測定される筐体と部品に対応する登録データを識別符号に基づいて検索し、検索された筐体の重量と、部品の単位重量とに基づいて入荷部品の数量を演算して表示することとしている。
特許文献2には、ラックに対してフォークリフト車により荷物を入出庫する入出庫作業管理に関する技術が開示されている。この技術では、ラックに対する荷物の入出庫データを登録管理する在庫管理機と、ラックのロケーション毎に設けられ、該ラック上に積載された荷物の重量を測定する重量計と、重量計により測定された荷物の重量データをフォークリフト車に送信出力する通信機と、フォークリフト車に搭載され、通信機から出力された重量データを受信すると共に、在庫管理機との間でデータ交信する車上端末機とから構成されるシステムを用い、車上端末機は、在庫管理機からの入出庫指示情報に基いてフォークリフト車により入出庫作業が行われた時に通信機からラックのロケーション及び入出庫前後の重量データを受取り、この受取ったデータと入出庫指示情報とに基いて入出庫作業が正しく行われたか否かを判定し、入出庫作業が正しく行われなかったと判定された時にエラー表示することとしている。
特許文献3には、物品の在庫量を重量で測定しこの重量が設定値以下になると物品発注書を出力する在庫管理に関する技術が開示されている。この技術では、物品を収容する箱と該箱の重量を測定する重量測定器から成る複数の物品保管庫と、適正在庫量の設定値を設定する適正在庫量設定器と、重量測定器からの重量値と適正在庫量設定器からの設定値との差分の検出と物品発注書の出力要求と前記差分の統計ファイルへの出力とを行う在庫差分検出器と、該在庫差分検出器からの物品発注書の出力要求により物品発注書を出力する発注書出力器と、を備えたシステムを用いることとしている。
すなわち、上記特許文献1〜3に開示される技術は、部品、荷物、物品といったように金属屑に相当し得る被収容物を、筐体、ラック、箱といったようにコンテナに相当し得る収容体ごと秤量し、この秤量結果から被収容物の管理項目(重量または個数)を自動計算で導出し、導出した被収容物の管理項目をそれぞれ収容体と対応付けてデータベース管理するようにしている。このため、精度良く且つ簡便に被収容物の管理を行えると言える。
しかし、上記特許文献1〜3に開示される技術では、収容体の数を低減させることは意図されていないので、広大な保管場所が必要となる。したがって、上記(2)の問題は依然として解消できない。
特開2002−98576号公報 特開平7−206118号公報 特開平9−311898号公報
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、鉄鋼製品を製造するために屑分別場所が分散している場合に、精度良く且つ簡便に金属屑を管理することができ、しかも保管場所の縮小化とともに管理場所からの払出しの効率化を図ることができる金属屑の管理方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の金属屑の管理方法は、
複数の屑分別場所で発生した金属屑を電気炉による溶解に再利用するために管理する方法であって、
各屑分別場所で発生した金属屑をそれぞれの屑分別場所で材質別にコンテナに収容して分別する分別工程と、
各屑分別場所から金属屑をコンテナごと回収する回収工程と、
コンテナごと金属屑を秤量する秤量工程と、
収容している金属屑の材質に応じて複数のコンテナを統合し、統合した各コンテナ内の金属屑を一つのコンテナに収容して保管する保管工程と、を含み、
各コンテナに個別の識別記号が割り当てられ、識別記号ごとにコンテナ単体の重量の情報が対応付けられてデータベースに登録されており、
秤量工程では、秤量したコンテナの識別記号に基づき、データベースから当該秤量コンテナの重量の情報を抽出して当該秤量コンテナ内の金属屑の重量を導出するとともに、導出した金属屑の重量、および当該秤量コンテナ内の金属屑の材質の情報を、当該秤量コンテナの識別記号に対応付けてデータベースに登録し、
保管工程では、統合した金属屑を収容して保管するコンテナの識別記号に対応付けて、当該保管コンテナ内の金属屑の重量および材質の情報をデータベースに登録することを特徴とする。
上記の管理方法において、
秤量工程では、さらに、秤量したコンテナ内の金属屑の形状の情報を、当該秤量コンテナの識別記号に対応付けてデータベースに登録し、
保管工程では、さらに、統合した金属屑を収容して保管するコンテナの識別記号に対応付けて、当該保管コンテナ内の金属屑の形状の情報をデータベースに登録する構成とすることが好ましい。
本発明の金属屑の管理方法によれば、鉄鋼製品を製造するために屑分別場所が分散している場合に、各屑分別場所で発生した金属屑を材質別にコンテナごと回収した後、コンテナごと秤量して金属屑の重量を自動計算で導出し、導出した金属屑の重量をそれぞれコンテナの識別記号と対応付けてデータベースに登録するため、精度良く且つ簡便に金属屑の管理を行える。しかも、コンテナの許容量に大きく満たない少量の金属屑を収容した複数の保管コンテナを統合するため、保管コンテナの数が減少し保管場所の縮小化を図ることができると同時に、保管コンテナに収容される金属屑の増量に伴いコンテナ(金属屑)の払出しの効率化も図ることができる。
本発明の金属屑の管理方法のフローを模式的に示す図である。 金属屑が収容された保管コンテナを統合する際の一例を模式的に示す図である。
以下に、本発明の金属屑の管理方法について、その実施形態を詳述する。ここでは、工場敷地内で鉄鋼製品として種々の仕様の継目無鋼管を製造する場合を例に挙げて説明する。
図1は、本発明の金属屑の管理方法のフローを模式的に示す図である。同図に示すように、工場敷地内に、屑分別場所A、屑分別場所Bおよび屑分別場所Cが分散している。例えば、屑分別場所Aは、予め中実の鋼片を所定の長さに切断したり所定の直径に加工したりする予備加工工場に置かれたものであり、金属屑として主に円柱状の端材が発生する。屑分別場所Bは、鋼片を比較的厚肉の鋼管に熱間加工して製品長さに切断する熱間製管工場に置かれたものであり、金属屑として主に厚肉円筒状の端材が発生する。屑分別場所Cは、比較的薄肉の鋼管に冷間加工した後に製品長さに切断し、必要に応じてネジ切り加工を施す冷間製管工場に置かれたものであり、金属屑として主に薄肉円筒状の端材や切り屑が発生する。
このように各屑分別場所A〜Cでは、屑分別場所間で互いに形状の異なる金属屑が発生する。また、屑分別場所A〜Cのいずれにおいても、製造対象物の仕様に従い、SUS304、SUS304L(低C含有SUS304)、SUS316、SUS316N(N含有SUS316)といったように、材質の異なる金属屑が発生する。
各屑分別場所A〜Cには、複数のコンテナが配置され、各コンテナには、個別の識別記号が割り当てられている。例えば、図1に示すように、屑分別場所Aには識別記号をそれぞれ「A1」、「A2」、「A3」・・・とするコンテナが配置され、屑分別場所Bには識別記号をそれぞれ「B1」、「B2」、「B3」・・・とするコンテナが配置され、屑分別場所Cには識別記号をそれぞれ「C1」、「C2」、「C3」・・・とするコンテナが配置される。コンテナは、繰り返し使用することが可能であり、どの屑分別場所でも使用できる。
ここで、各コンテナは予め単体で秤量され、その重量が既知とされる。このコンテナ単体の重量の情報は、図1に示すように、管理システムを構築するプロコン(以下、「P/C」という)1のサーバー2のデータベースに、当該コンテナの識別記号に対応付けられて登録されている。
各屑分別場所A〜Cで発生した金属屑は、それぞれの屑分別場所で材質別にコンテナに収容されて分別される。このとき、各屑分別場所A〜Cでは、作業者が各コンテナに荷札を添付する。この荷札には、コンテナの識別記号が記されるとともに、当該コンテナに収容されている金属屑の材質記号が記され、さらに回収元の屑分別場所記号も記される。なお、荷札の添付に代えて、これらの記号を各コンテナにチョークで書き込むこともできる。
次に、各屑分別場所A〜Cでコンテナに分別された金属屑は、コンテナごとトラックやフォークリフトや軌道車両などの運搬車両によって回収される。回収された金属屑は、コンテナごと秤量器3によって秤量される。ここで、秤量器3はP/C1に接続されている。
秤量に際し、作業者は秤量コンテナに添付されている荷札の記載内容を確認し、P/C1を操作して、秤量コンテナの識別記号を入力する。これにより、P/C1は、入力された識別記号に基づき、サーバー2のデータベースから当該秤量コンテナ単体の重量の情報を抽出する。これと同時に、秤量器3から秤量結果の情報を受け取り、秤量コンテナに収容されている金属屑の正味の重量を自動計算して導出する。導出した金属屑の重量の情報は、サーバー2のデータベースに伝送され、当該秤量コンテナの識別記号に対応付けられて登録される。
また、秤量に際し、作業者はP/C1を操作し、秤量コンテナの識別記号の入力と合わせ、当該秤量コンテナの荷札に記されている金属屑の材質記号を入力する。これにより、P/C1は、入力された識別記号に基づき、サーバー2のデータベースに既に登録されている金属屑の材質の情報を抽出し、この材質の情報と入力された材質記号とを照合する。両者が一致する場合はそのまま登録内容を維持する。一方、両者が一致しない場合は、その旨をP/C1の表示パネルに表示する。この場合、作業者は回収元の屑分別場所に連絡して正しい材質記号を確認し、改めてP/C1に入力する。入力された正しい材質記号の情報は、サーバー2のデータベースに伝送され、当該秤量コンテナの識別記号に対応付けられて更新登録される。
さらに、秤量に際しては、作業者は秤量コンテナに収容されている金属屑の形状を確認し、P/C1を操作して、その金属屑の形状を表す記号を入力する。金属屑の形状としては、屑分別場所Aで発生する金属屑のような塊材、屑分別場所Bで発生する金属屑のような厚肉管材、屑分別場所Cで発生する金属屑のような薄肉管材や切り屑材などがある。入力された金属屑の形状の情報は、サーバー2のデータベースに伝送され、当該秤量コンテナの識別記号に対応付けられて登録される。
秤量を終えた金属屑は、コンテナごとトラックやフォークリフトなどの運搬車両によって保管ヤードに移送される。その際、作業者はP/C1を操作し、P/C1に接続されているプリンタ4から新たな荷札を出力し、出力した荷札をコンテナに添付する。この新たな荷札には、秤量コンテナの識別記号、当該秤量コンテナ単体の重量、並びに当該秤量コンテナに収容されている金属屑の重量、材質記号および形状が印字される。
保管ヤードに移送された金属屑は、コンテナ単位で保管ヤードに保管され、電気炉による溶解への払出しを待つ。ただし、この段階の保管コンテナは、各屑分別場所A〜Cから回収し秤量した金属屑をそのままの状態で収容しているので、重量や嵩の面から、コンテナの許容量に大きく満たない少量の金属屑を収容していることがほとんどである。このため、保管コンテナ(金属屑)の払出しに先立ち、収容している金属屑の材質に応じて複数の保管コンテナを統合し、統合した各保管コンテナ内の金属屑を、統合した保管コンテナのうちの一つのコンテナに収容して保管する処理を実施する。
この統合保管処理は、例えば以下のようにして行うことができる。サーバー2には、コンテナ(金属屑)を払出す際にも用いるビジコン(以下、「払出用B/C」という)6が接続されている。作業者は、統合する保管コンテナを選択するにあたり、払出用B/C6を操作して、統合対象の金属屑の材質記号を検索のために入力する。これにより、サーバー2のデータベースにおいて、入力した材質記号に該当する金属屑が収容されている全ての保管コンテナの識別記号が選定され、この識別記号に対応付けられた各種の情報、具体的には、保管コンテナの識別記号、並びに当該保管コンテナに収容されている金属屑の重量、材質記号および形状の情報が抽出される。抽出された各種の情報は、払出用B/C6の表示パネルにリスト形式で表示される。
作業者は、払出用B/C6の表示パネルに表示されたリスト画面上の金属屑の重量に着目し、場合によってはその形状にも着目し、金属屑がコンテナの許容量に収まる範囲内で、統合対象の保管コンテナを選択する。そして、作業者は払出用B/C6を操作し、統合される保管コンテナごとに統合先の保管コンテナの識別記号を入力して、統合を実行する。
これにより、サーバー2のデータベースにおいて、統合される保管コンテナの識別記号に対応付けられた各種の情報、具体的には、当該保管コンテナに収容されている金属屑の重量、材質記号および形状の情報は、統合先の保管コンテナの識別記号に対応付けられて登録し直される。このとき、統合対象の金属屑同士で形状が共通する場合、金属屑の重量の情報は加算されて登録される。一方、統合対象の金属屑同士で形状が相違する場合は、金属屑の重量の情報は加算することなく別個に登録される。
図2は、金属屑が収容された保管コンテナを統合する際の一例を模式的に示す図である。同図には、上記の統合保管処理で払出用B/C6の表示パネルに表示されるリスト画面を例示している。
作業者が統合対象の金属屑の材質記号として、例えば「SUS304」を入力すると、表示パネルには、図2の上段に示すようなリスト画面が表示される。すなわち、「SUS304」に該当するものとして、コンテナの識別記号が「A1」、「C1」、「C5」であり、それぞれ、金属屑の重量が「1500kg」、「500kg」、「700kg」で、金属屑の形状が塊材を意味する「1」、薄肉管材を意味する「3」、同じく薄肉管材を意味する「3」である状況が示される。
次に、作業者が、統合されるコンテナとして識別記号が「C1」、「C5」のコンテナを選択し、統合先のコンテナとして識別記号が「A1」のコンテナを選択した場合、図2の中段に示すように、識別記号が「C1」、「C5」のコンテナについて、統合先のコンテナの表示欄に「A1」を入力し、統合を実行する。
これにより、識別記号「C1」、「C5」のコンテナが識別記号「A1」のコンテナに統合され、図2の下段に示すようなリスト画面が表示される。すなわち、コンテナの識別記号を「A1」とするものが金属屑の形状別に2つに表示され、そのうちの一方は、金属屑の形状が塊材を意味する「1」で、金属屑の重量が識別記号「A1」の「1500kg」のままとなり、他方は、金属屑の形状が薄肉管材を意味する「3」で、金属屑の重量が識別記号「C1」の「500kg」と識別記号「C5」の「700kg」を加算した「1200kg」となる。
このように払出用B/C6上で保管コンテナの統合処理を実行した後、図1に示すように、保管ヤードにおいて、統合された保管コンテナに収容されている金属屑を統合先の保管コンテナに積み入れて収容し、この統合先の保管コンテナのみを保管ヤードに保管する。その際、作業者はP/C1を操作し、プリンタ4から統合先の保管コンテナにまつわる新たな荷札を出力し、出力した荷札を統合先の保管コンテナに添付する。この新たな荷札には、統合先の保管コンテナの識別記号、当該保管コンテナ単体の重量、並びに当該保管コンテナに収容されている金属屑の材質記号、および形状ごとの重量が印字される。
このような統合保管処理によって空になったコンテナは、各屑分別場所A〜Cに戻す。なお、このような統合保管処理は、金属屑が保管コンテナの許容量に収まる範囲内で、繰り返し何度でも行うことができる。
電気炉による溶解のためにコンテナ(金属屑)を払い出すにあたり、その溶解の指示は、通常、数日から数週間前に受ける。ここで、サーバー2には、管理事務所に設置された監視用ビジコン(以下、「監視用B/C」という)7、および払出し先である電気炉に設置されたビジコン(以下、「電気炉B/C」という)8が接続されている。
溶解の指示を受けると、作業者は払出用B/C6を操作し、その指示内容に見合う材質記号を検索のために入力する。これにより、入力された材質記号と一致する金属屑を収容した保管コンテナの各種の情報が、サーバー2のデータベースから抽出され、払出用B/C6の表示パネルにリスト形式で表示される。
作業者は、払出用B/C6の表示パネルに表示されたリスト画面から、払出し対象の保管コンテナを選択する。このとき、作業者は、払出用B/C6を操作し、選択した保管コンテナごとに固有のチャージ記号を割り当て、入力する。ここでいうチャージ記号とは、払出し日が確定した時点で割り当てる英数字の記号であり、払出し先(電気炉)を表す記号、払出し日、および払出し元を表す記号からなる。チャージ記号は、選択した保管コンテナの識別記号に対応付けられてサーバー2のデータベースに登録される。なお、一度使用したチャージ記号は、以降入力しても、エラーとなる。払出しの間違いを未然に防止するためである。
実際に払出しを行う際、作業者は払出用B/C6を操作し、払出し対象の保管コンテナのチャージ記号もしくは識別記号、または金属屑の材質記号を検索のために入力する。これにより、該当する保管コンテナの各種の情報が、サーバー2のデータベースから抽出され、払出用B/C6の表示パネルにリスト形式で表示される。作業者は、払出用B/C6の表示パネルに表示されたリスト画面から、チャージ記号が付された該当の保管コンテナを確認する。そして、作業者は払出用B/C6を操作し、払出しを実行する。払出後は在庫が抹消される。払出用B/C6上で払出し処理を実行した後、保管ヤードから該当の保管コンテナを選定し、選定した保管コンテナをトラックなどの運搬車両に積込み、電気炉へ払い出す。
管理事務所においては、監視用B/C7を操作し、検索項目として保管コンテナの識別記号やチャージ記号や金属屑の材質記号を入力する。これにより、サーバー2のデータベースから該当する保管コンテナの各種の情報が伝送され、その情報を監視用B/C7の表示パネルにリスト形式で表示させることができる。したがって、管理事務所にて、保管ヤードに保管されているコンテナの詳細な在庫状況(統合された保管コンテナ、保管コンテナ内の金属屑の形状別の重量、払出し対象の保管コンテナのチャージ記号に基づく払出し日や払出し先など)をリアルタイムに把握することが可能になる。ちなみに、検索項目が2つ以上入力された場合は、エラーとなる。データの表示が膨大となり、見落としや見間違いが起き得ることから、これを防止するためである。
また、払出し先の電気炉においては、電気炉B/C8を操作し、検索項目として保管コンテナのチャージ記号を入力する。これにより、サーバー2のデータベースから該当する保管コンテナの各種の情報が伝送され、その情報を電気炉B/C8の表示パネルにリスト形式で表示させることができる。したがって、電気炉側にて、受け取ったコンテナに収容されている金属屑の詳細な特質(材質記号に基づく含有合金成分、形状別の重量など)を把握することが可能になる。
このように電気炉側にて金属屑の詳細な特質を把握できれば、以下の点で極めて有用である。通常、電気炉の操業では、原料として上記の金属屑を含むスクラップを溶解し、その成分を分析し、目標との誤差は高価な合金原料をさらに添加することで調整する。そこで、金属屑の含有合金成分、およびその重量を的確に把握することができれば、目標との誤差を最小化でき、その結果として、調整のための合金原料の添加量を抑えることが可能になる。
また、電気炉による溶解時、スクラップを溶解させるために投入熱の伝達が不可欠である。このとき、金属屑を溶解させるための投入熱は、基本的には金属屑の厚みに概ね比例する。このため、例えば、金属屑として、平均厚みが10mm程度の管材と、平均厚みが100mm程度の塊材の溶解を比較した場合、投入電力が同じでも、塊材の溶解時間は、管材の溶解時間の約10倍を要する。塊材と管材の厚みのばらつきを考慮しても、塊材の溶解時間は、管材の溶解時間の5〜10倍を要すると考えられる。そこで、金属屑の形状、およびその重量を的確に把握することができれば、金属屑の形状に依存する厚みに基づいて溶解時間の目安を判断でき、その結果として、溶解時間の余裕の有無に応じて投入電力を適切に調整することが可能になる。
上述した本発明の金属屑の管理方法によれば、鉄鋼製品を製造するために屑分別場所が分散している場合に、各屑分別場所で発生した金属屑を材質別にコンテナごと回収した後、コンテナごと秤量して金属屑の重量を自動計算で導出し、導出した金属屑の重量をそれぞれコンテナの識別記号と対応付けてデータベースに登録するため、精度良く且つ簡便に金属屑の管理を行える。しかも、コンテナの許容量に大きく満たない少量の金属屑を収容した複数の保管コンテナを統合するため、保管コンテナの数が減少し保管場所(保管ヤード)の縮小化を図ることができ、これと同時に、保管コンテナに収容される金属屑の増量に伴いコンテナ(金属屑)の払出しの効率化も図ることができる。
また、本発明の金属屑の管理方法によれば、様々な材質、形状の金属屑が発生する場合であっても、金属屑の材質のみならず形状を含めてその重量を管理するため、電気炉で効率的な操業を行える。
さらに、本発明の金属屑の管理方法によれば、上記の効果に加え、以下に示す付帯効果もある。
コンテナの秤量はP/C1を通じて行うので、払出用B/C6、監視用B/C7、電気炉B/C8などのビジコンがメンテナンスなどで停止している場合であっても、支障なく行える。このため、払出用B/C6が復旧すれば、直ちにコンテナの払出し処理を行えるし、監視用B/C7が復旧すれば、直ちにコンテナの在庫確認を行える。
サーバー2のデータベースに登録されているコンテナの各種の情報を利用することにより、例えば、回収したコンテナの情報を集計して、月初めまたは随時に、材質別の回収リストや回収元別の回収リストを出力し、確認することができる。払出し処理を完了した後にあっては、月初めまたは随時に、払出し先別の払出しリストを出力し、確認することができる。保管ヤードのたな卸しに際しては、有物リストを出力し、保管ヤード内の現物コンテナと照合することができる。
その他、本発明は上記の実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。例えば、コンテナを統合する際、収容している金属屑の材質が同一であることが望ましいが、類似の材質を統合対象としても構わない。電気炉による溶解の指示内容に応じて許される範囲内(例:「SUS304」と「SUS304L」、「SUS316」と「SUS316N」)であれば、溶解に支障が無いからである。
P/C1の操作により、コンテナの回収に用いた運搬車両の種別(トラック、フォークリフト、軌道車両など)の情報も入力し、入力した運搬車両の情報を当該コンテナの識別記号に対応付けてサーバー2のデータベースに登録するようにしても構わない。この情報は、運搬車両の種別によって回収費用が変動する場合に有用である。
秤量時に水分などの余分な重量を無視できない場合は、P/C1の操作の際、P/C1の表示パネルに補正重量の欄を表示させ、この欄に余分な重量を入力することにより、秤量コンテナに収容されている金属屑の正味の重量を自動計算して導出するようにしても構わない。
P/C1、払出用B/C6、監視用B/C7、電気炉B/C8の操作は、キーボードのみならず、マウスでも可能である。例えば、秤量時に、計量ボタンをマウスでクリックしてもよいし、エンターキーで実行することもできる。
秤量時、P/C1の表示パネルに累積計量回数を表示させ、その累積計量回数を当該秤量コンテナの識別記号に対応付けてサーバー2のデータベースに登録するようにしても構わない。その累積計量回数は、トラブルが発生したときなどに利用できる。なお、累積計量回数は自動的にカウントされ、月が変わると自動的にリセットされる。
秤量時、P/C1の表示パネルに年月日時分を表示せ、その年月日時分を当該秤量コンテナの識別記号に対応付けてサーバー2のデータベースに登録するようにしても構わない。その年月日時分は、秤量時にあると便利であり、トラブルが発生したときの確認にも役立つ。
秤量時、同一のコンテナを1時間以内に2度秤量する場合は、P/C1の表示パネルに確認メッセージを表示させるようにしても構わない。確認メッセージの表示により、秤量のダブリを未然に防止できる。
本発明の金属屑の管理方法は、鋼管のみならずあらゆる鉄鋼製品を製造するために屑分別場所が分散し、様々な材質、形状の金属屑が発生する場合に、電気炉の効率的な操業を見越して適正に金属屑を管理できる点で極めて有用である。
1:プロコン、 2:サーバー、 3:秤量器、 4:プリンタ、
6,7,8:ビジコン

Claims (2)

  1. 複数の屑分別場所で発生した金属屑を電気炉による溶解に再利用するために管理する方法であって、
    各屑分別場所で発生した金属屑をそれぞれの屑分別場所で材質別にコンテナに収容して分別する分別工程と、
    各屑分別場所から金属屑をコンテナごと回収する回収工程と、
    コンテナごと金属屑を秤量する秤量工程と、
    収容している金属屑の材質に応じて複数のコンテナを統合し、統合した各コンテナ内の金属屑を一つのコンテナに収容して保管する保管工程と、を含み、
    各コンテナに個別の識別記号が割り当てられ、識別記号ごとにコンテナ単体の重量の情報が対応付けられてデータベースに登録されており、
    秤量工程では、秤量したコンテナの識別記号に基づき、データベースから当該秤量コンテナの重量の情報を抽出して当該秤量コンテナ内の金属屑の重量を導出するとともに、導出した金属屑の重量、および当該秤量コンテナ内の金属屑の材質の情報を、当該秤量コンテナの識別記号に対応付けてデータベースに登録し、
    保管工程では、統合した金属屑を収容して保管するコンテナの識別記号に対応付けて、当該保管コンテナ内の金属屑の重量および材質の情報をデータベースに登録することを特徴とする金属屑の管理方法。
  2. 秤量工程では、さらに、秤量したコンテナ内の金属屑の形状の情報を、当該秤量コンテナの識別記号に対応付けてデータベースに登録し、
    保管工程では、さらに、統合した金属屑を収容して保管するコンテナの識別記号に対応付けて、当該保管コンテナ内の金属屑の形状の情報をデータベースに登録することを特徴とする請求項1に記載の金属屑の管理方法。
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