JP2002073902A - リサイクル処理・管理システム及びリサイクル処理・管理方法 - Google Patents

リサイクル処理・管理システム及びリサイクル処理・管理方法

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JP2002073902A
JP2002073902A JP2000259237A JP2000259237A JP2002073902A JP 2002073902 A JP2002073902 A JP 2002073902A JP 2000259237 A JP2000259237 A JP 2000259237A JP 2000259237 A JP2000259237 A JP 2000259237A JP 2002073902 A JP2002073902 A JP 2002073902A
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JP
Japan
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processing
recycling
weighing
products
management system
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JP2000259237A
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English (en)
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Toru Hasegawa
徹 長谷川
Yutaka Miyazaki
裕 宮崎
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KANKYO KAIHATSU KOGYO KK
Original Assignee
KANKYO KAIHATSU KOGYO KK
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Publication date
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E50/00Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/30Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel

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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マニフェスト、バーコードと関連して随時処
理工程の進捗状況及びリサイクル率を提示可能とするリ
サイクル処理・管理システムの提供。 【解決手段】 受入時の被処理物総重量を計量する第1
計量処理工程と、計量後の被処理物を用途別または機能
別に分類・選別して大分類商品分けする第1手操作処理
工程と、中分類商品分けする第2手操作処理工程と、こ
れらを計量する第2計量処理工程と、中分類商品に個別
にコード番号を指定する処理工程と、指定コード番号を
記載したラベルを発行する処理工程と、ラベルを各中分
類商品に貼付する第3手操作処理工程と、中分類商品類
を個体分けする第4手操作処理工程と、個体を計量する
第3計量処理工程とを有し、個体の重量の総和が対象と
なる中分類商品の重量に対して所定の目標回収率に達し
た時点で一連の処理完了とし、素材、リユース品、RD
F、その他の廃棄物とに選別することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【従来の技術】リユース(再利用)、リサイクル(再資
源化)などの概念が社会通念上一般的に扱われるように
なったのは、つい最近であって、従来の廃棄物処理法に
おいては、19種類の燃え殻、汚泥、廃プラ、紙屑、木
屑などの所謂「くず」として廃棄されるものが指定さ
れ、焼却、埋め立て等の最終処分状況が問題となってい
た。
【0002】近年、廃棄物の発生量の増加と共に、廃棄
物の処理・処分場の不足が顕在化してきており、排出さ
れた廃棄物の処理・処分を行う為の費用は、年々増大す
ることが予想され、環境悪化を招来することとなり、一
方、有限希少な資源を再利用するべく平成3年に「再生
資源の利用の促進に関する法律」(リサイクル法)が施
行された。
【0003】また、一般廃棄物、産業廃棄物に対して特
別管理廃棄物(有害な特定物質を含むもの等)が指定さ
れ、収集、運搬、保管、中間処理、再生、最終処分の基
準が定められた。
【0004】「特別管理廃棄物の排出事業者は、その処
理を他人に委託する際には、その種類、数量、運搬・処
分者などを記載したマニフェスト(管理票)を交付し、
廃棄物の動きを追跡しなければならない。運搬・処分受
託者は運搬・処分終了時から10日以内にマニフェスト
の写しを排出事業者に回付する(図18参照)。排出事
業者はマニフェストを交付して60日以内にその回付を
受けない時は、その処理状況を調査、把握し、都道府県
知事に報告しなければならない」とされている。
【0005】斯様に、環境保全上、排出事業者の管理責
任という視点から「マニフェスト制度」が運用されてき
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このほど、環境保全機
運の高まりを背景に循環型社会形成推進基本法(循環社
会基本法)が成立した。
【0007】一連の廃棄物処理法、リサイクル法を包括
する上記循環社会基本法により、大量生産・大量廃棄型
社会から環境負荷の、より小さい循環型社会の構築へと
社会全体が動き始め、2001年度に施行予定の家電リ
サイクル法や、その他建設資材リサイクル法、改正廃棄
物処理法、食品リサイクル法などが挙げられという社会
的背景において、製造者や廃棄物排出者への責任の明確
化と規制強化が予想され、産業界全体に「リサイクル・
システム構築」の気運が盛り上がり、環境対応の在り方
が企業の存続を左右する時代となってきている。
【0008】情報化社会が大勢を占める世界的潮流の中
で氾濫し排出されるIT関連機器を筆頭に、OA機器、
家電品、一般排出物を対象として、地域に密着した効率
の良いリサイクル処理システムが望まれる。
【0009】また、図19を用いて、従来の被処理物
(不使用)となったコンピュータの回収・処理ルートの
例をブロック図で紹介したが、これからは専門処理業者
の役割は益々大きなものとなると予想される。
【0010】この発明は、上述の状況に鑑みて成された
もので、被処理物の各処理工程の処理状況をマニフェス
トまたはバーコードと関連して随時処理工程の進捗状況
を提示でき、分類・選別後の中分類商品毎のリサイクル
率、排出事業者単位のリサイクル率、任意の期間のリサ
イクル率を提示可能とするリサイクル処理・管理システ
ム及びリサイクル処理・管理方法を提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、下記構成を
備えることにより上記課題を解決できるものである。
【0012】(1)被処理物の受入から分類・選別・解
体処理完了までの一連の諸々の処理工程から成り、処理
工程から得られる処理データをコンピュータを用いて入
・出力処理及び管理を行うリサイクル処理・管理システ
ムであって、受入時の被処理物総重量を計量する第1計
量処理工程と、計量後の被処理物を用途別または機能別
に分類・選別して大分類商品分けする第1手操作処理工
程と、更に前記大分類商品を中分類商品分けする第2手
操作処理工程と、前記中分類商品類を計量する第2計量
処理工程と、前記中分類商品類に個別にコード番号を指
定するコード番号指定処理工程と、この指定コード番号
を記載したラベルを発行するプリント出力処理工程と、
このプリント出力して得られたラベルを各中分類商品に
貼付する第3手操作処理工程と、コード番号別に前記中
分類商品類を解体処理し個体分けする第4手操作処理工
程と、前記個体を計量する第3計量処理工程とを有し、
計量した個体の重量の総和が対象となる中分類商品の重
量に対して所定の目標回収率に達した時点で一連の処理
完了とし、素材、リユース品、RDF(固形化燃料)原
料、その他の廃棄物とに選別することを特徴とするリサ
イクル処理・管理システム。
【0013】(2)第1計量処理工程は、受入時の車両
重量込み総重量、及び荷降ろし後の空車両重量を計量す
るトラックスケールを用いた処理工程であることを特徴
とする前項(1)記載のリサイクル処理・管理システ
ム。
【0014】(3)第1手操作処理工程は、第1計量手
段で計量した被処理物を用途別・機能別に6種類以上ま
たは少なくとも複数種類の大分類商品単位に分類・選別
する大分類・選別処理工程であることを特徴とする前項
(1)記載のリサイクル処理・管理システム。
【0015】(4)第2手操作処理工程は、大分類・選
別処理した各大分類商品を機能別に夫々複数種類の中分
類商品単位に分類・選別する中分類・選別処理工程であ
ることを特徴とする前項(1)記載のリサイクル処理・
管理システム。
【0016】(5)第2計量処理工程は、中分類・選別
処理した各中分類商品を中分類商品の大きさ、または重
さに応じて計量器を搭載した運搬手段兼用のフォークリ
フトを用いた計量処理工程であることを特徴とする前項
(1)記載のリサイクル処理・管理システム。
【0017】(6)第2計量処理工程は、中分類・選別
処理した各中分類商品を中分類商品の大きさ、または重
さに応じて台秤等の平置型計量器を用いた計量処理工程
であることを特徴とする前項(1)記載のリサイクル処
理・管理システム。
【0018】(7)コード番号指定処理工程は、大分類
コードと中分類コードを包括するバーコードとし、この
バーコードを指定するコンピュータまたは端末機等を用
いた処理工程であることを特徴とする請求項1記載のリ
サイクル処理・管理システム。
【0019】(8)前記バーコードは、受入日を記載条
件とすることを特徴とする前項(7)記載のリサイクル
処理・管理システム。
【0020】(9)プリント出力処理工程は、携帯プリ
ンタを用いてバーコードラベルを発行する処理工程であ
ることを特徴とする前項(1)記載のリサイクル処理・
管理システム。
【0021】(10)第3手操作処理工程は、前記バー
コードラベルの対象となる各中分類商品に貼付する処理
工程であることを特徴とする前項(1)記載のリサイク
ル処理・管理システム。
【0022】(11)第4手操作処理工程は、前記バー
コード別に前記中分類商品類を解体し、個体分けする解
体処理工程であることを特徴とする前項(1)記載のリ
サイクル処理・管理システム。
【0023】(12)第3計量処理工程は、中分類商品
を個体分けした各個体を計量する計量手段を用いた計量
処理工程であることを特徴とする前項(1)記載のリサ
イクル処理・管理システム。
【0024】(13)諸々の処理工程は、車両重量込み
総重量と空車両重量の差を荷受(被処理物)総重量とす
る演算処理工程であることを特徴とする前項(1)記載
のリサイクル処理・管理システム。
【0025】(14)諸々の処理工程は、受入時の受入
工程において、管理票となるマニフェストに関連付けを
して荷受(被処理物)総重量の計量値を入力し、被処理
物の排出事業者及び運搬業者に前記荷受(被処理物)総
重量の計量値及び所定事項を記載した前記マニフェスト
を一連の処理終了後所定期間内に回付する処理工程であ
ることを特徴とする請求項1記載のリサイクル処理・管
理システム。
【0026】(15)諸々の処理工程は、前記マニフェ
ストに関連付けをして被処理物の処理工程の進捗状況を
逐次確認でき、仮受の状態か、または中分類商品計量済
みの状態かを判別可能な仮受帳票(仮受入荷状況管理
票)作成処理工程であることを特徴とする前項(1)記
載のリサイクル処理・管理システム。
【0027】(16)諸々の処理工程は、中分類商品計
量処理工程後の中分類商品毎の計量値データをデータベ
ースに入力する計量値入力処理工程であることを特徴と
する前項(1)記載のリサイクル処理・管理システム。
【0028】(17)諸々の処理工程は、前記計量した
中分類商品毎に格納場所を自動倉庫内の所定区分毎の空
き状況、またはその他の所定場所の空き状況に基づいて
夫々の保管場所を指定し、搬送・搬入して収容すると同
時に、ラック番号や指定記号等の関連所要データをデー
タベースに入力する保管場所指定入力処理工程であるこ
とを特徴とする前項(1)記載のリサイクル処理・管理
システム。
【0029】(18)諸々の処理工程は、バーコードに
対応して、随時、入荷商品処理状況を中分類商品単位に
追跡画面表示出力可能とした処理状況追跡画面出力処理
工程であることを特徴とする前項(1)記載のリサイク
ル処理・管理システム。
【0030】(19)諸々の処理工程は、自動倉庫の稼
動状況を、随時、画面表示出力可能とした自動倉庫稼動
状況出力処理工程であることを特徴とする前項(1)記
載のリサイクル処理・管理システム。
【0031】(20)諸々の処理工程は、前記解体処理
後の個体の計量値データを解体後内容物としてコード番
号を付してデータベースに入力する入力処理工程である
ことを特徴とする前項(1)記載のリサイクル処理・管
理システム。
【0032】(21)所望の目標回収率は、中分類商品
受入重量値に対して、99.5%以上とし、この規定値
に達した対象品を処理完了とすることを特徴とする前項
(1)記載のリサイクル処理・管理システム。
【0033】(22)諸々の処理工程は、排出事業者別
に受入内容(個体)単位の回収内容/回収率またはリサ
イクル内容/リサイクル率を表示するリサイクル率表示
データ(素材率、リユース率、RDF率、等)、中分類
商品毎リサイクル率表示データ、顧客が要望する集計期
間指定リサイクル率表示データ、及び廃棄物の最終到達
点までの行方追跡データ等であることを特徴とする前項
(1)記載のリサイクル処理・管理システム。
【0034】(23)被処理物の受入から分類・選別・
解体処理完了までの一連の諸々の処理工程から成り、処
理工程から得られる処理データをコンピュータを用いて
入・出力処理及び管理を行うリサイクル処理・管理方法
であって、受入時の被処理物総重量を計量する第1計量
処理工程と、計量後の被処理物を用途別または機能別に
分類・選別して大分類商品分けする第1手操作処理工程
と、更に前記大分類商品を中分類商品分けする第2手操
作処理工程と、前記中分類商品類を計量する第2計量処
理工程と、前記中分類商品類に個別にコード番号を指定
するコード番号指定処理工程と、この指定コード番号を
記載したラベルを発行するプリント出力処理工程と、こ
のプリント出力して得られたラベルを各中分類商品に貼
付する第3手操作処理工程と、コード番号別に前記中分
類商品類を解体処理し個体分けする第4手操作処理工程
と、前記個体を計量する第3計量処理工程とを有し、計
量した個体の重量の総和が対象となる中分類商品の重量
に対して所定の目標回収率に達した時点で一連の処理完
了とし、素材、リユース品、RDF(固形化燃料)原
料、その他の廃棄物とに選別する最終選別処理工程とを
含むことを特徴とするリサイクル処理・管理方法。
【0035】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の実施の形態を説
明する。
【0036】図1は、本発明に係るリサイクル処理・管
理システムの要部構成を示すブロック図、図2は、各種
処理データ入力113の詳細例、図3は、本発明に係る
リサイクル処理・管理システムの主要処理工程を示すフ
ローチャート、図4は本発明に係るリサイクル処理・管
理システムの詳細処理工程を示すフローチャート、図5
は、本発明に係るリサイクル処理・管理システムの詳細
処理工程を示すフローチャート(続き)、図6は、トラ
ックターミナル、トラックスケールの構成を示すブロッ
ク図、図7は、荷受(被処理物)総重量演算例(コンピ
ュータ処理)、図8は、仮受帳票(仮受入荷状況管理票)
の例、図9は、商品(被処理物)分類・選別形態の例、
図10は、計量・データ入力・バーコードラベル発行・
貼付の流れ説明図、図11は、格納場所指定後の管理票
の例、図12は、自動倉庫及び所定保管場所の収容保管
状況を示す説明用模式図、図13は、入荷商品処理状況
追跡画面表示例、図14は、自動倉庫稼動状況及び管理
票の例、図15は、解体ライン配置例を示す説明図、図
16は、解体ラインの手順を示すブロック図、図17
は、解体処理手順説明用模式図、図18は、排出事業者
(依頼者)別リサイクル処理結果報告例、図19は、従
来の廃棄物に対するマニフェストの流れを示すフローチ
ャート、図20は、従来の被処理物となったコンピュー
タの回収・処理ルートの例を示すブロック図である。
【0037】図面について説明すれば、図1は処理事業
者の企業内LANシステムを示し、排出事業者101、
運搬業者102、引取業者103、メーカー、販売会
社、リース会社、レンタル会社などのその他取引業者1
04等の業者または顧客とインターネットを介して接続
し、処理事業者は、企業内LANシステムを構成するネ
ットワークを、外乱から守る為のファイヤーウォール機
能を有するゲートウェイ105を介して構築し、荷捌き
場を有するトラックターミナル110内に車両毎乗り入
れて計量できるトラックスケール110aを備え、計量
値となる計量処理データを端末機109となるコンピュ
ータを介してデータベース106aに自動入力、または
前記端末機109を介して前記データベース106aに
手入力可能である。
【0038】入荷商品となる被処理物の受入から分類・
選別・解体処理完了までの一連の諸々の処理を施すこと
が出来、前記端末機109、マニフェスト他の各種伝
票、帳票類を処理する端末機111、及び各種処理デー
タ入力実行の為の端末機112を複数備えてクライアン
トを構成し、データベース106aを取り込んで処理可
能なデータベース・サーバー106、携帯用端末機(ハ
ンディ・ターミナル)からのアクセス可能なリモート・
アクセス・サーバー108及びプリント出力要求を受け
付けると同時に所望のプリンタ107aにプリント出力
伝送可能なプリント・サーバー107を備えてサーバー
を構成し、所謂クライアント/サーバー・システム(C
/S・システム)とした例である。
【0039】諸々の処理工程の内の受入工程では、計量
処理データを取り入れる取り入れ手段としてトラックス
ケール110aを用い、このトラックスケール110a
で取り入れた計量値となる計量処理データ、即ち車両重
量込み総重量(積載)から空車両重量(荷降ろし後)を
減算して得られた荷受け総重量を計量値とする計量処理
データ、及び前記諸々の処理工程で処理された処理デー
タ113をデータベース106aに入力する入力手段と
なるクライアント109、111、112を備えた構成
としてある。
【0040】先ず、主要処理工程を、図3の本発明に係
るリサイクル処理・管理システムの主要処理工程を示す
フローチャートに基づいて以下に説明する。
【0041】第1計量処理工程のステップS301で、
受入時の被処理物総重量を計量(トラックスケール等の
計量器)し、第1手操作処理工程のステップS302
で、受入れた被処理物を大分類商品分けし、第2手操作
処理工程のステップS303で、前記大分類商品を中分
類商品分けし、第2計量処理工程で、前記中分類商品を
計量(フォークリフト、または平置型計量器)し、コー
ド番号指定処理工程のステップS305で、大分類・中
分類商品毎にコード番号を指定し、プリント出力処理工
程のステップS306で、大分類・中分類コードを包括
したバーコードラベルを発行し、第3手操作処理工程の
ステップS307で、中分類商品毎に前記バーコードラ
ベルを貼付し、第4手操作処理工程のステップS308
で、中分類商品の個体分け解体処理を行い、第3計量処
理工程のステップS309で、解体後の各個体の計量
(例:電子式秤量器)を行い、この解体処理と解体後の
各個体の計量処理は、所定の目標回収率に達するまで繰
り返し行われる。そして最終選別処理工程のステップS
310で、素材、リユース品、RDF原料、その他廃棄
物に選別される。
【0042】次に、図2に基づいて、各種処理データ入
力113の詳細例について説明する。
【0043】例えば、大分類商品6段階(code1〜
6)、中分類商品22段階(code01〜06及び09)
に分類・選別し(図9参照)、この分類・選別処理データ
を複数台有する所定の端末機112よりデータベース1
06aに入力し(113−1)、中分類単位の中分類商
品を計量器を選択して台秤等の計量器で計量、または手
操作処理では無理な大型機器の場合は計量器を搭載した
運搬兼用のフォークリフトにて計量し、計量値となる計
量処理データを所定の端末機112よりデータベース1
06aに入力し(113−2)、大分類・中分類を包括
したバーコードラベルを発行し、携帯用プリンタにてプ
リント出力し、このラベルを前記中分類商品毎に手操作
処理にて貼付し、このバーコードを所定の端末機112
よりデータベース106aに入力し(113−3)、R
DF原料となるもの以外の中分類商品を自動倉庫の予め
空き状況をチェック済みのラックNo.を指定して、自動
倉庫のシステムによる自動搬送収容装置にて前記指定し
たラックNo.の所定位置に前記大分類・中分類商品単位
で格納し、該当商品名と前記ラックNo.を所定の端末機
112よりデータベース106aに入力し(113−
4)、解体を要する中分類商品毎に解体工場に配置され
た所定の解体ラインへ持ち込み、スキャナーまたはバー
コードリーダにて中分類商品に貼付されたバーコードを
照合確認し、手解体操作処理を施し、解体後の個体を個
別に、例えば、電子式秤量器等にて計量処理し、この計
量処理データを所定の端末機112よりデータベース1
06aに入力し(113−5)、必要に応じて機能チェ
ック手段を用いて機能チェックを施し、素材となるも
の、リユース品となるもの、RDF原料となるもの、そ
の他の廃棄物となるものに分類・選別処理し、分類・選
別処理した解体後の個体の内容に応じてコード番号を付
し、これらのデータを前記計量処理データに関連付けし
て所定の端末機112よりデータベース106aに入力
する(113−6)処理データ入力の詳細例である。
【0044】以下図4、図5の本発明に係るリサイクル
処理・管理システムの詳細処理工程を示すフローチャー
トに基づいて処理工程の詳細を説明する。
【0045】ステップS401で、顧客である排出事業
者101に委託された運搬業者102により運搬されて
持ち込まれた排出物積載車両の受入を行い、この時運搬
業者102がマニフェスト(管理票)と照合して一致し
ているかをチェック、確認する。次にステップS402
で、被処理物となる排出物を積載した侭、車両毎移動し
てトラックターミナル110内のトラックスケール11
0a上の所定位置に停止させ、車両重量込み総重量を計
量し、例えば、前記トラックスケール110aで取り入
れた計量値を手元のコンピュータ109を介してデータ
ベース106aに計量値処理データとして自動的に入力
する。この場合は、トラックスケール110aからの計
量値信号をインタフェ−ス(図示略)を介して伝送可能
に接続されている場合であり、そうでない場合は、担当
者がトラックスケール110aが指示した計量値を手元
のパソコンまたは端末機109等を用いてデータベース
106aに入力する。
【0046】次にステップS403で、前記被処理物を
手操作処理にて(フォークリフト操作含む)、トラック
ターミナル110内の荷捌き場で荷降ろしを行う。但し
積載物の種類によってはトラックターミナル110内か
ら車両を他の所望の場所へ移動して荷降ろし作業を行う
場合もある。次いでステップS404で、積載物の無い
空車両重量を前記トラックスケール110aで計量し、
上記同様にデータベース106aに自動入力、または手
入力操作を行う(図6参照)。
【0047】ステップS405では、データベース・サ
ーバー106で、先に入力された計量値処理データよ
り、車両重量込み総重量から荷降ろし後の空車両重量を
減算して受入した荷受(被処理物)総重量を演算処理す
る処理工程を行い(図7参照)、ステップS406で、
マニフェスト番号を、例えば、手元のパソコンまたは端
末機111からデータベース106aに入力し、このマ
ニフェスト番号と関連して仮受入荷伝票(仮受帳票、ま
たは仮受入荷状況管理票)をコンピュータ処理して作成
する。この仮受帳票には、図8に示すように、例えば、
入荷日、運搬業者名、車両番号、排出事業者名、被処理
物総重量(kg)、マニフェスト番号、受入状況等が記
載される。
【0048】次いで、ステップS407で、図9に示す
ように、受入れた被処理物に対して大分類商品として6
段階(code1〜6)、中分類商品として22段階(code
01〜06、09)に分類し、例えば、大分類商品code
1はパソコンであり、その下の中分類商品のcode01を
モニター(ブラウン管)、code02をモニター(液
晶)、code03をパソコン本体、code04をプリンタ
ー、code05を銅線・ケーブル類、code06をキーボー
ド、code09をその他とし、大分類商品code2は、通信
機器であり、その下の中分類商品のcode01をTEL・
FAX、code02を携帯電話機・PHS、code09をそ
の他とし、大分類商品code3は、大型機器であり、その
下の中分類商品のcode01をOA系大型機器、code02
をその他の大型機器とし、大分類商品code4は、複写機
であり、大分類商品code5は、遊技機器であり、その下
の中分類商品のcode01をパチンコ台、code02をパチ
スロ台、code09をその他とし、大分類商品code6は、
RDFであり、その下の中分類商品のcode01を木材、
code02を紙・ダンボール、code03をプラスチック
類、code09をその他として分類・選別処理し、中分類
商品名とcode番号を手元のパソコンまたは端末機112
よりデータベース106aに入力処理する。
【0049】ステップS408で、図10に示すよう
に、分類・選別後の中分類商品の大きさや重量等に応じ
てフォークリフト計量器(計量器を搭載したフォークリ
フト)とするか、台秤(平置型計量器)とするかを選択
し、夫々計量処理を施し、計量後の計量値データを手元
のパソコンまたは端末機112よりデータベース106
aに入力すると共に、ステップS409で大分類・中分
類商品包括バーコードラベルを発行し、手元の携帯用プ
リンタ等にてプリント出力し、作成された前記バーコー
ドラベルを、手操作処理にて、対象の前記中分類商品毎
に貼付して、このバーコードを手元のパソコンまたは端
末機112よりデータベース106aに入力する。バー
コード別処理進捗状況を前記データベース106aに出
力要求して表示及び/またはプリント出力可能である。
【0050】ステップS410で自動倉庫の空き状況を
チェックし、中分類商品毎に所定のカゴ容器等に収容
し、前記カゴ容器単位でラックNo.を指定し、商品名と
ラックNo.を手元のパソコンまたは端末機112よりデ
ータベース106aに入力する。
【0051】また、自動倉庫の制御システムと連携して
自動倉庫稼動状況をデータベース106aを介して表示
及び/またはプリント出力可能である。
【0052】次いで、ステップS411で、前記カゴ容
器に収容された商品を自動倉庫の制御システムにより指
定されたラックNo.の所定区分位置へ自動搬送して格納
保管される(図12参照)。
【0053】尚、例えば大型機器等の所定のカゴ容器に
収容不可能な商品については、無理に収容せず、其の侭
自動倉庫の指定ラック、または自動倉庫外の所定保管場
所に格納保管される。その他のRDFに類するものは、
その他の保管場所の空き状況をチェックし、所定の保管
場所に収容保管される(図12参照)。
【0054】また、図11に示すように、格納場所を記
載した格納場所指定後の管理票をデータベース106a
を介して出力可能である。
【0055】尚また、図13に示すように、入荷商品処
理状況をバーコード別に追跡画面表示可能である。
【0056】更に、図14示すように、自動倉庫稼動状
況及び管理票を出力可能である。
【0057】ステップS412で、自動倉庫に格納され
た大分類・中分類商品を先入・先出し方式により出庫
し、解体処理の為、解体作業場の商品別解体ラインへ持
ち込む(図15参照)。
【0058】図16及び図17に示すように、ステップ
S413で、スキャナーまたはバーコードリーダにてバ
ーコードと商品を照合し、手解体処理を行い、解体後の
個体の夫々を、例えば、電子式秤量器等の計量器で計量
し、また、必要に応じて、機能チェック手段を用いて機
能チェックを施し、ステップS414で、素材、リユー
ス、RDF、及び廃棄物等に分類・選別し、これらの処
理データを手元のパソコンまたは端末機112よりデー
タベース106aに入力する。このステップS414で
は、中分類商品受入重量値に対して解体後の各個体の重
量の総和が99.5%以上の目標回収率を示すまで解体
処理が繰り返し継続される。図17のデータ一覧は、廃
棄物0(ゼロ)であって回収率99.6%の場合の例で
ある。
【0059】次いで、ステップS415で、図18に示
すように、排出事業者(依頼者または顧客)別リサイク
ル報告、リサイクル指数を示すリサイクル状況図表等を
結果の集計としてデータベースから出力して画面表示出
力、及びプリント出力可能である。実施例では、最終廃
棄物0(ゼロ)の場合を示したが、若し最終的に廃棄せ
ねばならないものが出た場合は、専門の運搬業者を介し
て焼却等の最終処分を依頼することとなるが、この場合
は依頼者側となる処理事業者はマニフェスト(管理票)を
発行して最終処分結果が適切に行われたかを確認するこ
ととなる。
【0060】また、帳票類については、基本的には日付
の古い順から出力される。
【0061】図8に示す「仮受帳票」では、例えば、処
理を担当した担当者名の項目が入り、Aさん、Bさん等
処理担当者が明らかとなる。この担当者名項目は、手操
作処理工程においては必ず出力され、また、手操作処理
工程以外の場合でも担当者名は必要に応じて出力され
る。また受入状況の項目では個別計量済みとなっておら
ず、未処理で「仮受」の侭の場合には、必要に応じて
「警告!」表示が出力され「仮受より個別計量が実施さ
れていません!」という内容が識別できるようになって
いる。
【0062】また、作業者別解体集計表として、解体
日、排出事業者、パレットNo.、大分類・中分類解体商
品名、重量、解体開始時間、解体終了時間、所要時間、
担当者等の項目が入り、指定集計期間の範囲では解体商
品毎に処理台数、重量、所要時間、1台当たり所要平均
時間、1分当たり処理重量等が出力され、また担当者毎
に商品別処理台数、重量、所要時間、1台当たり平均所
要時間、及び各項目別合計並びに相加平均処理時間等が
出力され、また、担当者別に解体所要時間、受入時間、
非作業時間等が出力される。
【0063】また、顧客別入荷状況については、受入
日、大分類・中分類商品名、重量、パレットNo.、バー
コード、担当者名等が出力され、また、顧客毎に商品別
台数、重量等が出力される。
【0064】また、顧客別商品稼動状況については、顧
客毎に受入日、大分類・中分類商品名、重量、パレット
No.、バーコード、進捗状況:解体済み、または未解体
等が出力され、更に、受け入れ商品総台数、総重量に対
し解体済み商品台数及び合計重量等が出力され、また更
に、受け入れ商品総台数、総重量に対し未解体商品台数
及び合計重量等が出力される。
【0065】また、顧客別リサイクル集計表として、顧
客別指定集計期間におけるリサイクル状況は図18に示
す通りであるが、集計期間の範囲で受入れ内容となる商
品毎に受入総台数、受入総重量、及び素材、リユース、
RDFなどのリサイクル内容等が出力される。
【0066】また、在庫状況としては、顧客毎に受入
日、大分類・中分類商品名、重量、パレットNo.、バー
コード及び在庫台数とその重量等が出力される。
【0067】自動倉庫稼動状況としては、指定集計期間
の範囲においてパレットNo.毎に大分類・中分類商品別
最新稼働日、満載・追加可能・空等の入庫状況が出力さ
れ、満載パレット台数、追加可能パレット台数、空間パ
レット台数、更に商品別の満載パレット台数、追加可能
パレット台数を出力することが出来る。
【0068】以上の出力は、一覧表示、顧客別、商品
別、集計期間別等に随時出力可能であり、出力されたデ
ータは、表示出力及びプリント出力が可能である。
【0069】尚、本実施例では、インターネットに接続
した場合を説明したが、処理事業者だけの企業内LAN
システムのみとしても良く、この場合は、外乱を防ぐ機
能を有するゲートウェイは不要となる。
【0070】また、クライアント/サーバー(C/S)
・システムを用いず、従来一般的に用いられていたホス
トコンピュータを備えたホスト集中型としても良く、更
に処理工程に合わせて配置された端末機類は、必要最小
限の機能を備えたものでも良く、システムの構築方法は
自由である。
【0071】一方、コンピュータ自体が安価になった現
在では、拡張性、安全性等において上記C/S・システ
ムの方が優れ、世の中の趨勢はこの方向に動いているよ
うであるが、諸事情を勘案してコンピュータ・システム
を構築すれば良い。
【0072】
【発明の効果】この発明によれば、被処理物の各処理工
程の処理状況をマニフェストまたはバーコードと関連し
て随時処理工程の進捗状況を提示でき、分類・選別後の
個別商品毎のリサイクル率、排出事業者単位のリサイク
ル率、任意の期間のリサイクル率を提示可能とするとい
う効果を呈する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るリサイクル処理・管理システム
の要部構成を示すブロック図
【図2】 各種処理データ入力113の詳細例
【図3】 本発明に係るリサイクル処理・管理システム
の主要処理工程を示すフローチャート
【図4】 本発明に係るリサイクル処理・管理システム
の詳細処理工程を示すフローチャート
【図5】 本発明に係るリサイクル処理・管理システム
の詳細処理工程を示すフローチャート(続き)
【図6】 トラックターミナル、トラックスケールの構
成を示すブロック図
【図7】 荷受(被処理物)総重量演算例(コンピュー
タ処理)
【図8】 仮受帳票(仮受入荷状況管理票)の例
【図9】 商品(被処理物)分類・選別形態の例
【図10】 計量・データ入力・バーコードラベル発行
・貼付の流れ説明図
【図11】 格納場所指定後の管理票の例
【図12】 自動倉庫及び所定保管場所の収容保管状況
を示す説明用模式図
【図13】 入荷商品処理状況追跡画面表示例
【図14】 自動倉庫稼動状況及び管理票の例
【図15】 解体ライン配置例を示す説明図
【図16】 解体ラインの手順を示すブロック図
【図17】 解体処理手順説明用模式図
【図18】 排出事業者(依頼者)別リサイクル処理結
果報告例
【図19】 従来の廃棄物に対するマニフェストの流れ
を示すフローチャート
【図20】 従来の被処理物となったコンピュータの回
収・処理ルートの例を示すブロック図
【符号の説明】
101 排出事業者 102 運搬業者 103 引取業者 104 その他取引業者 105 ゲートウェイ(ファイヤーウォール) 106 データベース・サーバー 106a データベース 107 プリント・サーバー 107a プリンタ 108 リモート・アクセス・サーバー 109、111、112 パソコン(コンピュータ)ま
たは端末機 110 トラックターミナル 110a トラックスケール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F022 EE02 FF01 LL06 MM08 MM22 MM27 MM28 MM32 MM35 MM43 PP03 PP04 4D004 AA07 AA12 AA22 BA03 BA10 CA02 CA07 DA16 5B049 BB00 CC00 DD02 FF01 GG02 5B072 BB00 CC04 CC24 DD02

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理物の受入から分類・選別・解体処
    理完了までの一連の諸々の処理工程から成り、処理工程
    から得られる処理データをコンピュータを用いて入・出
    力処理及び管理を行うリサイクル処理・管理システムで
    あって、受入時の被処理物総重量を計量する第1計量処
    理工程と、計量後の被処理物を用途別または機能別に分
    類・選別して大分類商品分けする第1手操作処理工程
    と、更に前記大分類商品を中分類商品分けする第2手操
    作処理工程と、前記中分類商品類を計量する第2計量処
    理工程と、前記大分類及び中分類商品毎に個別にコード
    番号を指定するコード番号指定処理工程と、この指定コ
    ード番号を記載したラベルを発行するプリント出力処理
    工程と、このプリント出力して得られたラベルを各中分
    類商品に貼付する第3手操作処理工程と、コード番号別
    に前記中分類商品類を解体処理し、個体分けする第4手
    操作処理工程と、前記個体を計量する第3計量処理工程
    とを有し、計量した個体の重量の総和が対象となる中分
    類商品の重量に対して所定の目標回収率に達した時点で
    一連の処理完了とし、素材、リユース品、RDF(固形
    化燃料)原料、その他の廃棄物とに選別することを特徴
    とするリサイクル処理・管理システム。
  2. 【請求項2】 第1計量処理工程は、受入時の車両重量
    込み総重量、及び荷降ろし後の空車両重量を計量するト
    ラックスケールを用いた処理工程であることを特徴とす
    る請求項1記載のリサイクル処理・管理システム。
  3. 【請求項3】 第1手操作処理工程は、第1計量手段で
    計量した被処理物を用途別・機能別に6種類以上または
    少なくとも複数種類の大分類商品単位に分類・選別する
    大分類・選別処理工程であることを特徴とする請求項1
    記載のリサイクル処理・管理システム。
  4. 【請求項4】 第2手操作処理工程は、大分類・選別処
    理した各大分類商品を機能別に夫々複数種類の中分類商
    品単位に分類・選別する中分類・選別処理工程であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のリサイクル処理・管理シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 第2計量処理工程は、中分類・選別処理
    した各中分類商品を中分類商品の大きさ、または重さに
    応じて計量器を搭載した運搬手段兼用のフォークリフト
    を用いた計量処理工程であることを特徴とする請求項1
    記載のリサイクル処理・管理システム。
  6. 【請求項6】 第2計量処理工程は、中分類・選別処理
    した各中分類商品を中分類商品の大きさ、または重さに
    応じて台秤等の平置型計量器を用いた計量処理工程であ
    ることを特徴とする請求項1記載のリサイクル処理・管
    理システム。
  7. 【請求項7】 コード番号指定処理工程は、大分類コー
    ドと中分類コードを包括するバーコードとし、このバー
    コードを指定するコンピュータまたは端末機等を用いた
    処理工程であることを特徴とする請求項1記載のリサイ
    クル処理・管理システム。
  8. 【請求項8】 前記バーコードは、受入日を記載条件と
    することを特徴とする請求項7記載のリサイクル処理・
    管理システム。
  9. 【請求項9】 プリント出力処理工程は、携帯プリンタ
    を用いてバーコードラベルを発行する処理工程であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のリサイクル処理・管理シ
    ステム。
  10. 【請求項10】 第3手操作処理工程は、前記バーコー
    ドラベルの対象となる各中分類商品に貼付する処理工程
    であることを特徴とする請求項1記載のリサイクル処理
    ・管理システム。
  11. 【請求項11】第4手操作処理工程は、前記バーコード
    別に前記中分類商品類を解体し、個体分けする解体処理
    工程であることを特徴とする請求項1記載のリサイクル
    処理・管理システム。
  12. 【請求項12】 第3計量処理工程は、中分類商品を個
    体分けした各個体を計量する計量手段を用いた計量処理
    工程であることを特徴とする請求項1記載のリサイクル
    処理・管理システム。
  13. 【請求項13】 諸々の処理工程は、車両重量込み総重
    量と空車両重量の差を荷受(被処理物)総重量とする演
    算処理工程であることを特徴とする請求項1記載のリサ
    イクル処理・管理システム。
  14. 【請求項14】 諸々の処理工程は、受入時の受入工程
    において、管理票となるマニフェストに関連付けをして
    荷受(被処理物)総重量の計量値を入力し、被処理物の
    排出事業者及び運搬業者に前記荷受(被処理物)総重量
    の計量値及び所定事項を記載した前記マニフェストを一
    連の処理終了後所定期間内に回付する処理工程であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のリサイクル処理・管理シ
    ステム。
  15. 【請求項15】 諸々の処理工程は、前記マニフェスト
    に関連付けをして被処理物の処理工程の進捗状況を逐次
    確認でき、仮受の状態か、または中分類商品計量済みの
    状態かを判別可能な仮受帳票(仮受入荷状況管理票)作
    成処理工程であることを特徴とする請求項1記載のリサ
    イクル処理・管理システム。
  16. 【請求項16】 諸々の処理工程は、中分類商品計量処
    理工程後の中分類商品毎の計量値データをデータベース
    に入力する計量値入力処理工程であることを特徴とする
    請求項1記載のリサイクル処理・管理システム。
  17. 【請求項17】 諸々の処理工程は、前記計量した中分
    類商品毎に格納場所を自動倉庫内の所定区分毎の空き状
    況、またはその他の所定場所の空き状況に基づいて夫々
    の保管場所を指定し、搬送・搬入して収容すると同時
    に、ラック番号や指定記号等の関連所要データをデータ
    ベースに入力する保管場所指定入力処理工程であること
    を特徴とする請求項1記載のリサイクル処理・管理シス
    テム。
  18. 【請求項18】 諸々の処理工程は、バーコードに対応
    して、随時、入荷商品処理状況を中分類商品単位に追跡
    画面表示出力可能とした処理状況追跡画面出力処理工程
    であることを特徴とする請求項1記載のリサイクル処理
    ・管理システム。
  19. 【請求項19】 諸々の処理工程は、自動倉庫の稼動状
    況を、随時、画面表示出力可能とした自動倉庫稼動状況
    出力処理工程であることを特徴とする請求項1記載のリ
    サイクル処理・管理システム。
  20. 【請求項20】 諸々の処理工程は、前記解体処理後の
    個体の計量値データを解体後内容物としてコード番号を
    付してデータベースに入力する入力処理工程であること
    を特徴とする請求項1記載のリサイクル処理・管理シス
    テム。
  21. 【請求項21】 所望の目標回収率は、中分類商品受入
    重量値に対して、99.5%以上とし、この規定値に達
    した対象品を処理完了とすることを特徴とする請求項1
    記載のリサイクル処理・管理システム。
  22. 【請求項22】 諸々の処理工程は、排出事業者別に受
    入内容(個体)単位の回収内容/回収率またはリサイク
    ル内容/リサイクル率を表示するリサイクル率表示デー
    タ(素材率、リユース率、RDF率、等)、中分類商品
    毎リサイクル率表示データ、顧客が要望する集計期間指
    定リサイクル率表示データ、及び廃棄物の最終到達点ま
    での行方追跡データ等であることを特徴とする請求項1
    記載のリサイクル処理・管理システム。
  23. 【請求項23】 被処理物の受入から分類・選別・解体
    処理完了までの一連の諸々の処理工程から成り、処理工
    程から得られる処理データをコンピュータを用いて入・
    出力処理及び管理を行うリサイクル処理・管理方法であ
    って、受入時の被処理物総重量を計量する第1計量処理
    工程と、計量後の被処理物を用途別または機能別に分類
    ・選別して大分類商品分けする第1手操作処理工程と、
    更に前記大分類商品を中分類商品分けする第2手操作処
    理工程と、前記中分類商品類を計量する第2計量処理工
    程と、前記大分類及び中分類商品毎に個別にコード番号
    を指定するコード番号指定処理工程と、この指定コード
    番号を記載したラベルを発行するプリント出力処理工程
    と、このプリント出力して得られたラベルを各中分類商
    品に貼付する第3手操作処理工程と、コード番号別に前
    記中分類商品類を解体処理し個体分けする第4手操作処
    理工程と、前記個体を計量する第3計量処理工程とを有
    し、計量した個体の重量の総和が対象となる中分類商品
    の重量に対して所定の目標回収率に達した時点で一連の
    処理完了とし、素材、リユース品、RDF(固形化燃
    料)原料、その他の廃棄物とに選別する最終選別処理工
    程とを含むことを特徴とするリサイクル処理・管理方
    法。
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