JP5096985B2 - 容器管理装置、容器管理方法、及びプログラム - Google Patents

容器管理装置、容器管理方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、容器管理装置、容器管理方法、及びプログラムに関し、とくに集荷/配送拠点や運搬手段等における容器が適切に取り扱われているかを把握し、また破損している可能性のある容器や物品を把握する技術に関する。
従来、製品や部品、商品等の物品の搬送に用いられるパレットや折り畳みコンテナ等の容器は、必ずしも正確に管理されていないことが多く、搬送先における不正使用等により容器が紛失し、容器の提供業者等が損害を被ることがあった。
このため、例えば特許文献1には、入出荷拠点におけるパレットの枚数を適切に把握すべく、出荷拠点におけるパレットの出荷枚数、および入荷拠点におけるパレットの入荷枚数を受信し、受信した出荷枚数および入荷枚数を照合し、出荷枚数および入荷枚数が異なる場合は不一致情報を生成し、出荷枚数および入荷枚数が一致する場合は照合済情報を生成するようにしたパレット管理システムが開示されている。
特開2003−246456号公報
上記文献に記載の技術によれば、不一致情報から容器が紛失した可能性を知ることはできるが、容器の集荷/配送拠点や運搬手段等において容器が適切に取り扱われているか、破損した可能性のある容器や物品(積荷)はあるかといったことを把握することはできない。
本発明は、集荷/配送拠点や運搬手段等における容器が適切に取り扱われているかを把握し、また破損している可能性のある容器や物品を把握することが可能な容器管理装置、容器管理方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明のうちの一つは、複数の集荷/配送拠点間の物品の搬送に用いられる容器を管理する情報処理装置であり、集荷/配送拠点または運搬手段を特定する情報である拠点IDまたは運搬手段ID、容器を特定する情報である容器ID、および容器に関する情報である容器情報を含む情報である使用情報を取得する使用情報取得部と、前記拠点IDまたは前記運搬手段IDに対応づけて、前記集荷/配送拠点または前記運搬手段の夫々が容器に与えた影響を示す値である累積ポイントを記憶する累積ポイント記憶部と、前記容器の夫々に設定された値である疲労負荷ポイントを前記容器IDに対応づけて記憶する疲労負荷ポイント記憶部と、前記使用情報取得部が、前記容器の破損に関する情報を前記容器情報として含む前記使用情報を取得した場合に、当該使用情報の前記容器IDに対応づけて記憶している前記疲労負荷ポイントを、当該使用情報の前記拠点IDまたは前記運搬手段IDの夫々に配分した値を、前記拠点IDまたは前記運搬手段IDの夫々の前記累積ポイントに反映させる疲労負荷ポイント更新部とを備える容器管理装置である。
また他の発明の一つは、上記容器管理装置において、前記集荷/配送拠点または前記運搬手段ごとに設定された重みである第一の重みを、前記拠点IDまたは前記運搬手段IDに対応づけて記憶する第一の重み記憶部をさらに備え、前記疲労負荷ポイント更新部は、取得した前記使用情報の前記容器IDについて設定されている前記疲労負荷ポイントを、当該使用情報の前記拠点IDまたは前記運搬手段IDについて設定されている前記第一の重みに従って夫々に配分した値を、前記拠点IDまたは前記運搬手段IDの夫々の累積ポイントに反映させるようにする。
また他の発明の一つは、上記容器管理装置であって、前記使用情報には、さらに前記容器を使用した日時である今回使用日時が含まれており、前記容器ID、前記容器を使用した日時である過去使用日時、前記拠点IDまたは前記運搬手段ID、および前記容器情報を含む情報である使用履歴を記憶する使用履歴記憶部と、前記使用情報取得部が、前記容器情報に前記容器の修理に関する情報が記載された前記使用情報を取得した場合に、前記容器情報として容器の修理に関する情報が記載され、かつ、前記使用情報の前記今回使用日時に対して所定期間内の前記過去使用日時を有する前記使用履歴を前記使用履歴記憶部から取得する容器修理履歴取得部と、取得した前記使用履歴の前記容器IDを有する前記使用履歴を、前記使用履歴記憶部から取得する容器共通使用履歴取得部と、前記使用情報取得部が取得した前記使用情報と、前記容器共通使用履歴取得部が取得した前記使用履歴とを比較し、これらに共通する前記拠点IDまたは前記運搬手段IDを有する前記使用履歴を前記使用履歴記憶部からさらに取得する、拠点運搬手段共通使用履歴取得部と、前記拠点運搬手段共通使用履歴取得部が取得した前記使用履歴の前記拠点IDまたは前記運搬手段IDについて前記第一の重み記憶部が記憶している前記第一の重みを更新する、第一の重み更新部とを備える。
また他の発明の一つは、上記容器管理装置であって、前記使用情報には、さらに前記容器が積載していた積荷を特定する情報である積荷IDと、前記容器を使用した日時である今回使用日時が含まれており、前記容器ID、前記容器を使用した日時である過去使用日時、前記拠点IDまたは前記運搬手段ID、前記積荷ID、および前記容器情報を含む情報である使用履歴を記憶する使用履歴記憶部と、前記使用情報取得部が、前記容器情報に前記容器の修理に関する情報が記載された前記使用情報を取得した場合に、前記容器情報として容器の修理に関する情報が記載され、かつ、前記使用情報の前記今回使用日時に対して所定期間内の前記過去使用日時を有する前記使用履歴を前記使用履歴記憶部から取得する容器修理履歴取得部と、取得した前記使用履歴の前記容器IDを有する前記使用履歴を、前記使用履歴記憶部から取得する容器共通使用履歴取得部と、前記使用情報取得部が取得した前記使用情報と、前記容器共通使用履歴取得部が取得した前記使用履歴とを比較し、これらに共通する前記拠点ID、前記運搬手段ID、または前記積荷IDを有する前記使用履歴を前記使用履歴記憶部からさらに取得する、拠点運搬手段積荷共通使用履歴取得部と、前記拠点運搬手段積荷共通使用履歴取得部が取得した前記使用履歴のうち、前記使用情報取得部が取得した前記使用情報の前記今回使用日時に対して所定期間内の前記過去使用日時を有する前記使用履歴の容器IDを取得する要確認容器取得部とを備える。
また他の発明の一つは、上記容器管理装置であって、容器を特定する情報である容器ID、前記容器が積載していた積荷を特定する情報である積荷ID、前記積荷に関する情報である積荷情報、および前記容器を使用した日時である今回使用日時を含む情報である使用情報を取得する使用情報取得部と、前記容器ID、前記積荷ID、前記積荷情報、および前記容器を過去に使用した日時である過去使用日時を含む情報である使用履歴を記憶する使用履歴記憶部と、前記使用情報取得部が、前記積荷情報に前記積荷の破損に関する情報が記載された前記使用情報を取得した場合に、取得した前記使用情報の前記積荷IDを有し、かつ、前記使用情報の前記今回使用日時に対して所定期間内の前記過去使用日時を有する前記使用履歴を前記使用履歴記憶部から取得する積荷共通履歴取得部と、前記積荷共通履歴取得部が取得した前記使用履歴の前記容器IDを有し、かつ、前記積荷情報に前記積荷の破損に関する情報が記載され、かつ、取得した前記使用情報の前記今回使用日時に対して所定期間内の前記過去使用日時を有する前記使用履歴を前記使用履歴記憶部から取得する積荷破損容器使用履歴取得部と、前記積荷破損容器使用履歴取得部が取得した前記使用履歴のうち、その容器IDが前記使用履歴記憶部が取得した前記使用履歴の前記容器IDと共通し、かつ、その前記過去使用日時が、前記積荷共通履歴取得部が取得した前記使用履歴の前記過去使用日時に最も近いものを抽出する使用履歴抽出部と、前記使用履歴抽出部が抽出した前記使用履歴の前記過去使用日時と、前記積荷共通履歴取得部が取得した前記使用履歴の前記過去使用日時とが所定期間内であるか否かを判定することにより問題のある容器の容器IDを特定する問題容器特定部とを備える。
その他、本願が開示する課題、およびその解決手段は、発明を実施するための最良の形態の欄、および図面により明らかになる。
本発明によれば、集荷/配送拠点や運搬手段等における容器が適切に取り扱われているかを把握し、また破損している可能性のある容器や物品を把握することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1に実施形態として説明する容器管理システムの構成を示している。容器管理システムは、複数の集荷/配送拠点間の物品の搬送に用いられる、パレットや折り畳みコンテナ等の輸送容器(以下、単に容器5と称する。)を管理するシステムであり、インターネット、専用線、電話回線等の通信ネットワーク4により通信可能に接続された、容器管理装置として機能するサーバ1、入出荷端末2、および参照用端末3を含んで構成されている。
サーバ1は、データセンタやシステムセンタ等に設置される。サーバ1は、例えば容器5に関する情報を提供するサービスプロバイダによって運用される。入出荷端末2は、例えば容器5のユーザである工場や、容器5を集約し適宜各集荷/配送拠点に分配する容器管理場等の集荷/配送拠点等に設置される。参照用端末3は、サーバ1が保有する容器5に関する情報を参照する容器管理者等のユーザによって使用される装置であり、例えば工場や集荷/配送拠点の事務所や営業所等に設置される。
サーバ1、入出荷端末2、および参照用端末3は、いずれもコンピュータ(情報処理装置)であって、CPU(Central Processing Unit)等の演算装置、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等の記憶装置、およびNIC(Network Interface Card)等の通信装置を備える。なお、これらの装置が備える後述の様々な機能は、コンピュータが備えるハードウエアによって、もしくはコンピュータの演算装置が記憶装置に記憶されているプログラムを実行することによって実現される。
サーバ1は、入出荷端末2から適宜送信されてくる容器5の使用情報を受信する。使用情報は、例えば集荷/配送拠点等における業務実施時等に生成される。サーバ1は、受信した使用情報に基づく情報をデータベース(以下、「DB」と略記する場合がある。)に管理する。またサーバ1は入出荷端末2や参照用端末3から随時送信されてくる要求に応じ、データベースに管理している情報を入出荷端末2や参照用端末3に提供する。
入出荷端末2は、使用情報をサーバ1に送信し、またサーバ1から送信されてくる情報を受信する。なお、容器5には、個々の容器5を識別するための固有のID(Identifier:識別子)(以下、容器IDと称する。)が情報として書き込まれている非接触IC(Integrated Circuit)タグ(以下、容器ICタグ7と称する。)が付されており、入出荷端末2は、例えばフォークリフト等による容器5の運搬中にアンテナ25によって容器ICタグ7から容器IDを読み取る。また容器5に積載される積荷8には個々の積荷8を識別する識別子である積荷IDが書き込まれたICタグ(以下、積荷ICタグ9と称する。)が付されており、入出荷端末2は、積荷ICタグ9から積荷IDを取得する。そして入出荷端末2は読み取った容器IDや積荷IDを含む使用情報(入荷実績、集荷実績等)を生成し、生成した情報をサーバ1に送信する。
参照用端末3は、容器管理者や容器5のリース・レンタル会社等におけるユーザが、容器5の使用状況等の確認や履歴情報の参照に際し利用する。参照用端末3は、サーバ1に情報を要求し、サーバ1から送信されてくる情報を受信する。
図2A、図2Bにサーバ1、入出荷端末2、および参照用端末3のブロック図を示している。図2Aに示すように、サーバ1は、通信部11および演算部12を備える。またサーバ1は、容器マスタDB13、拠点・運搬マスタDB14、履歴情報DB15、および積荷マスタDB16が管理されるデータベースを備える。
通信部11は、入出荷端末2または参照用端末3から受信した情報を演算部12に入力する。また通信部11は、演算部12から入力される情報を入出荷端末2または参照用端末3に送信する。
演算部12は、入出荷端末2または参照用端末3から取得した情報をデータベースに登録する。また演算部12は、データベースから検索または取得した情報を入出荷端末2または参照用端末3に提供する。さらに演算部12は、疲労負荷算出部12a、要修理容器抽出部12b、破損積荷抽出部12c、データ管理部12d、および検出通知部12eを有している。図2Bに示すように、このうちの疲労負荷算出部12aは、サーバ1が受信した使用情報を取得する使用情報取得部121a、および後述する疲労負荷ポイントを更新する疲労負荷ポイント更新部122aを有する。疲労負荷算出部12aは、容器5を使用した集荷/配送拠点や運搬手段が、容器5に対しどの程度疲労負荷を与えたかを定量値として算出する。
要修理容器抽出部12bは、修理が必要な可能性のある容器5を抽出する。図2Bに示すように、要修理容器抽出部12bは、後述する容器修理履歴取得部121b、容器共通使用履歴取得部122b、拠点運搬手段共通使用履歴取得部123b、積荷共通使用履歴取得部124b、第一の重み更新部125b、第二の重み更新部126b、拠点運搬手段積荷共通使用履歴取得部127b、および要確認容器取得部128bを有する。
破損積荷抽出部12cは、破損の可能性のある積荷8を抽出する。図2Bに示すように、破損積荷抽出部12cは、後述する積荷共通履歴取得部121c、積荷破損容器使用履歴取得部122c、使用履歴抽出部123c、および問題容器特定部124cを有する。
データ管理部12dは、データベースへの情報の登録、データベースに蓄積されている情報の検索等を行う。検出通知部12eは、データベースに登録される情報を定期的に監視し、必要に応じて容器管理者等のユーザや集荷/配送拠点または運搬手段の連絡先へ通知を行う。
演算部12は、履歴情報DB15の内容を定期的に監視し、各容器5の累積使用回数を把握する。演算部12はこの累積使用回数を耐用使用回数と比較することで、耐用使用回数に達した容器5を入出荷端末2で使用しようとしたときに警告等を発する機能を有する。
容器マスタDB13は、容器管理システムが管理する容器5の個品情報を保持する。容器マスタDB13は、容器5が破棄・修理される際に使用した集荷/配送拠点や運搬手段に対し配分される、個々の容器5について設定される値である疲労負荷ポイントを記憶する(疲労負荷ポイント記憶部)。
図3Aに容器マスタDB13のテーブルの一例を示している。容器マスタDB13のテーブルを構成している一つのレコードは一つの容器5に対応している。各レコードは、容器ID131、容器5の種別(パレット、折り畳みコンテナ、カゴ車(運搬台車の一種)等)を示す種別132、容器5の状態(使用中、修理中、破棄済み等)を示す状態133、疲労負荷ポイント134(図中ではポイントをPと記す)、これ以上使用したら破棄/修理すると定める耐用使用回数135、修理が実施された回数を示す修理回数136、および備考137等の項目を有する。なお、耐用使用回数135は、容器5の種別によって一律に定めたり、容器個品レベルで定めるとしてもよい。これらの情報は、容器5に容器ICタグ7が付され、使用現場に投入される前に登録される。
図3Bに積荷マスタDB16のテーブルの一例を示している。同図に示すテーブルの一つのレコードは一つの積荷8に対応している。同図に示すように積荷マスタDB16には、積荷ID161、重み162、および積荷種別163等の項目を有する。積荷マスタDB16の内容は、積荷商品の製造時や入荷時、出荷前の仕分け時等に登録する。
拠点・運搬マスタDB14には、容器5を使用する集荷/配送拠点および拠点間の運搬手段に関する情報が登録されており、集荷/配送拠点に関するテーブルである拠点テーブル14aと運搬手段に関するテーブルである運搬手段テーブル14bとが含まれている。拠点・運搬マスタDB14は、集荷/配送拠点または運搬手段の夫々が容器5に与えた影響を示す値である累積ポイントを記憶する(累積ポイント記憶部)。拠点テーブル14aは、集荷/配送拠点または運搬手段ごとに設定された重み(第一の重み)を記憶する(第一の重み記憶部)。運搬手段テーブル14bは、積荷8ごとに設定された重み(第二の重み)を記憶する(第二の重み記憶部)。
図4Aはこのうちの拠点テーブル14aの一例である。拠点テーブル14aの一つのレコードは一つの集荷/配送拠点に対応している。各レコードは、集荷/配送拠点ごとに付与される識別子である拠点IDが設定される拠点ID141a、集荷/配送拠点の名称が設定される拠点名142a、重み(第一の重み)が設定される重み143a、累積ポイントが設定される累積ポイント144a、連絡先担当者や連絡先が設定される連絡先145a、備考146a等の項目を有している。
図4Bは運搬手段テーブル14bの一例である。運搬手段テーブル14bの一つのレコードは一つの運搬手段に対応している。各レコードは個々の運搬手段の識別子である運搬手段IDが設定される運搬手段ID141b、運搬手段の名称が設定される運搬手段名142b、重み(第二の重み)が設定される重み143、累積ポイントが設定される累積ポイント144b、連絡先担当者や連絡先が設定される連絡先145b、備考146b等の項目を有している。
拠点・運搬マスタDB14の内容は、例えば容器管理システムの利用登録時等に登録される。重み143a,143bは、集荷/配送拠点や運搬手段の容器5の取り扱いの適切さを表し、値が大きいほど取り扱いが煩雑で容器5に対する負荷が高い集荷/配送拠点または運搬手段であることを表す。レコード登録時の重み143a,143bは、例えば「1」に設定される。疲労負荷ポイントは、各集荷/配送拠点、各運搬手段が容器5に与えた負荷を判断する際の指標となる。例えば疲労負荷ポイントが大きな集荷/配送拠点や運搬手段は、容器5に与える負荷(ダメージ)が大きいと推定される。
履歴情報DB15(使用履歴記憶部)には、容器5の使用履歴が管理される。図5Aに履歴情報DB15のテーブルの一例を示している。同図に示すテーブルの一つのレコードは入出荷端末2から送信されてくる個々の容器5の使用情報に対応している。使用履歴の各レコードは、個々の履歴情報を識別する識別子である履歴IDが設定される履歴ID151、容器IDが設定される容器ID152、拠点IDが設定される拠点ID153、業務内容(入荷、出荷、新規投入、修理、再投入、破棄)が設定される業務154、業務が行われた日時が設定される日時155、業務154が「出荷」である場合にその出荷先拠点までの運搬手段を示す情報である運搬手段IDが設定される運搬手段ID156、容器5に積載された積荷8を示す情報である積荷IDが設定される積荷ID157、および備考158等の項目を有する。積荷ID157は、例えば業務154が「出荷」または「入荷」である場合、容器ICタグ7と一緒に積荷ICタグ9も読み取ることにより取得する。
上記業務内容のうち「新規投入」は、容器5が新たに使用可能状態になった場合に設定され、「修理」は一部破損等により使用不可能状態とし容器5を修理する場合に設定され、「再投入」は容器5を修理した結果、再び使用可能になった場合に設定され、「破棄」は容器5が破棄等されて使用不可能状態となった場合に設定される。
運搬手段ID156の内容は、例えば業務を実施した作業者によって入力される。即ち業務実施後は業務実施後遅滞なく入出荷端末2によってこれらの情報が作成されサーバ1に送信され、サーバ1は受信後遅滞なく履歴情報DB15に登録する。
図5Bは、サーバ1が受信する使用情報の一例である。同図に示す使用情報17は、容器IDが設定される容器ID172、拠点IDが設定される拠点ID173、業務IDが設定される業務174、日時が設定される日時175、運搬手段IDが設定される運搬手段ID176、積荷IDが設定される積荷ID177、および備考178等の項目を有している。
図2に示した入出荷端末2の通信部21は、演算部22にて加工した履歴情報のサーバ1への送信、およびサーバ1から受信した情報の演算部22への送信等を行う。演算部22は、入出力部23やICタグのリーダライタ(以下、R/Wと記す)制御部24から取得した読取情報を、履歴情報としてサーバ1に送信するための加工等を行う。またサーバ1から通信部21を経由して受信した履歴情報に対する加工等の演算も行う。入出力部23は、サーバ1へ送信する履歴情報の基となる業務情報の入力、およびサーバ1から提供された情報の表示等を行う。例えば出荷業務時の運搬手段ID156等は入出力部23を通じて作業者から入力される。R/W制御部24は、R/W26の読取等の制御を行う。R/W26には一つ乃至複数のアンテナ25が接続される。
図2に示した参照用端末3の通信部31は、演算部32から受信した情報のサーバ1への送信、サーバ1から受信した履歴情報の演算部32への送信を行う。演算部32は、入出力部33からの入力情報の受信と、入出力部33への出力情報の送信、通信部31を経由してサーバ1へ送信する照会情報の生成、サーバ1から受信した履歴情報の加工等を行う。入出力部33は、サーバ1から提供された情報の表示等を行う。また、ユーザからの入力等を受け付ける。
−−処理説明−−
次に以上に説明した容器管理システムの動作について説明する。図6はサーバ1の疲労負荷算出部12aが、集荷/配送拠点または運搬手段ごとに疲労負荷ポイントを求める処理を説明するフローチャートである。この処理は、例えばサーバ1が入出荷端末2から、業務174に「修理」もしくは「破棄」が設定されている使用情報を受信し、それを疲労負荷算出部12aの使用情報取得部121aが取得したことを契機として行われる(S101)。
疲労負荷算出部12aは、受信した使用情報の容器IDが設定され、かつ、業務154に「出荷」または「入荷」が設定されている使用履歴(レコード)を履歴情報DB15から取得する。なお、受信した使用情報の業務IDに「修理」が設定されている場合、疲労負荷算出部12aは、その使用情報に設定されている日時よりも後の日時が設定されている使用履歴のみを取得する(S102)。
次に疲労負荷算出部12aの疲労負荷ポイント更新部122aが、取得した使用履歴の拠点ID153に設定されている拠点ID、および運搬手段ID156に設定されている運搬IDを取得し、取得した拠点IDおよび運搬IDに対応する重みを拠点・運搬マスタDB14から取得する(S103)。なお、取得した使用履歴に、同一の拠点ID153・運搬手段ID156が設定されているものが複数ある場合、疲労負荷算出部12aは、集荷/配送拠点または運搬手段ごとに使用回数を累計する(S103)。
次に疲労負荷ポイント更新部122aは、S103で取得した集荷/配送拠点または運搬手段の使用回数に、拠点・運搬マスタDB14から取得した重み143a,143bを乗じて各集荷/配送拠点および各運搬手段の容器5への疲労負荷の割合を求める(S104)。
次に疲労負荷ポイント更新部122aは、S101で受信した使用情報に設定されている容器IDに対応するレコードを容器マスタDB13から取得し、当該容器IDについて設定されている疲労負荷ポイント134を取得する(S105)。
次に疲労負荷ポイント更新部122aは、S104で求めた疲労負荷の割合に応じて疲労負荷ポイント134を各集荷/配送拠点または運搬手段に配分することにより各集荷/配送拠点または運搬手段に付与する疲労負荷ポイントを算出する。そして疲労負荷ポイント更新部122aは、算出した疲労負荷ポイントを、拠点・運搬マスタDB14の集荷/配送拠点または運搬手段に対応するレコードの累積ポイント144a,144bに加算する(S106)。
続くS107乃至S110において、疲労負荷算出部12aは、今回受信した使用情報の内容を容器マスタDB13に反映する。S107では、疲労負荷算出部12aは、S101で受信した使用情報の業務に「修理」、または「破棄」のいずれが設定されているかを判断する。ここで「修理」が設定されていれば(S107:修理)、S108に進み、「破棄」が設定されていれば(S107:破棄)、S109に進む。
S108では、疲労負荷算出部12aは、容器マスタDB13の該当する容器ID131のレコードの修理回数136をインクリメントする。また耐用使用回数135、疲労負荷ポイント134の値を更新する。耐用使用回数135および疲労負荷ポイント134の更新は、例えば設定ファイル等として管理されている容器種別ごとの修理回数に対応した耐用使用回数または疲労負荷ポイントを参照することにより行う。
S109では、疲労負荷算出部12aは、S101で受信した使用情報の容器IDで特定される容器5と同じ種別が種別132に設定されているレコードの耐用使用回数135を更新する。例えば今回破棄された容器IDの実際の使用回数が耐用使用回数135よりも少なければ、破棄時点での使用回数を耐用使用回数135に設定する。なお、疲労負荷算出部12aは、実際の使用回数を、例えば図示しないファイルもしくはDB等に容器IDとともに管理している。
S110では、疲労負荷算出部12aは、容器マスタDB13の使用情報の容器IDに対応するレコードの状態133の内容を「修理中」または「破棄」に更新する。
S111では、疲労負荷算出部12aは、S101で受信した容器5の使用情報に対応するレコードを生成し、これに履歴ID151を付与して履歴情報DB15に登録する。
なお、図2に示したサーバ1の検出通知部12eは、以上のようにして管理される拠点・運搬マスタDB14の累積ポイント144a,144bをリアルタイムに監視し(例えば定期的、予め設定されたタイミング等で)、累積ポイント144a,144bの内容が予め設定された上限を超えていることを検知すると、その集荷/配送拠点または運搬手段の連絡先や容器管理者等のユーザに通知や警告を行う。
なお、以上の処理では、拠点・運搬マスタDB14の重み143a,143bに設定されている重みに応じて疲労負荷ポイントを配分するとしたが、容器5を使用した集荷/配送拠点または運搬手段に均等に疲労負荷ポイントを配分する等、重み付けをすることなく疲労負荷ポイントを配分するようにしてもよい。
また以上の処理では、容器マスタDB13の疲労負荷ポイント134は、修理が発生したときに更新するようにしているが、使用回数の増加に従い疲労負荷ポイント134を小さくする等、疲労負荷ポイント134は他の方法や条件によって更新されるようにしてもよい。
また以上の処理では、累積ポイントを集荷/配送拠点または運搬手段ごとに加算しているが、この場合、取扱量が多い集荷/配送拠点または運搬手段ほど累積ポイントが高くなる傾向が顕著になることが想定される。そこで、履歴情報DB15の履歴情報から容器5ごとに累積使用量(累積使用回数)を算出し、疲労負荷ポイントを累積使用量で除した値(使用回数あたりの疲労負荷ポイント)によって各集荷/配送拠点または各運搬手段が与えた疲労負荷を比較するようにしてもよい。
図6に示した処理では、集荷/配送拠点または運搬手段ごとに疲労負荷ポイントの重み143a,143bを設定しているが、さらに積荷8ごとに重みを設定するようにしてもよい。この場合、例えば図6のフローチャートのS102乃至S103の処理に代えて図7に示す処理を行うようにする。同図に示す処理では、まず疲労負荷算出部12aの疲労負荷ポイント更新部122aが、S102にて取得した履歴情報から積荷ID157(拠点IDを対応づけた状態で)を取得する(S201)。次に疲労負荷ポイント更新部122aが、S103、S104と同様の処理を行い、集荷拠点ごと運搬手段ごとの疲労負荷の割合を算出する(S202)。次に疲労負荷ポイント更新部122aが、S201で取得した積荷ID157に対応する重みを積荷マスタDB16から取得する(S203)。そして疲労負荷ポイント更新部122aが、S202で算出した集荷拠点ごと運搬手段ごとの疲労負荷の割合にさらにS203で取得した積荷8の重みを、S202で求めた当該積荷IDに対応づけられている拠点IDの疲労負荷の割合に乗じ、積荷8を考慮した疲労負荷の割合を算出する(S204)。S204の処理が終了すれば、図6のS104以降の処理を行なう。
なお、図6、図7に示した処理では、拠点・運搬マスタDB14の重み143a,143bと積荷マスタDB16の重みの双方によって疲労負荷ポイントを配分するようにしているが、積荷マスタDB16の重みのみによって疲労負荷ポイントを配分するようにしてもよい。
また以上の説明では積荷8ごとに重みを設定しているが、積荷種別ごとに重みを設定してもよい。また以上の説明では積荷ICタグ9から読み取った積荷IDによって重みを取得しているが、ユーザの手入力、積荷8の重量測定等、他の方法によって重みを取得するようにしてもよい。
以上によれば、集荷/配送拠点や運搬手段、容器5が積載していた積荷8が容器5に与えた影響を定量的に把握することができ、破損原因となった集荷/配送拠点や運搬手段を把握することができる。また容器5の管理者等は、破損の原因となった集荷/配送拠点や運搬手段に対して警告を行ったり、容器5の利用者に対してレンタル料やリース料を設定し直す等の適切な対応をとることができる。
また以上によれば、容器5の種類や価格等の容器5の性質に応じてユーザが任意に疲労負荷ポイントを設定することができるので、容器5ごとに累積ポイントへの影響度を変化させることができる。また集荷/配送拠点や運搬手段ごとに重みを設定することができるので、集荷/配送拠点や運搬手段ごとに累積ポイントへの影響度を変化させることができる。さらに容器5が積んでいた積荷8ごとに重みを設定することができるので、容器5が積んでいた積荷8ごとの累積ポイントへの影響度を変化させることができる。
次に入出荷端末2から容器5の使用情報を受信した際、要修理容器抽出部12bによって行われる、破損している可能性のある容器5を把握する処理について図8に示すフローチャートとともに説明する。この処理は、例えばサーバ1が入出荷端末2から業務174に「修理」が設定されている容器5の使用情報を受信し、それを疲労負荷算出部12aの使用情報取得部121aが取得したことを契機として行われる(S301)。
まず要修理容器抽出部12bの容器修理履歴取得部121bが、履歴情報DB15から、業務154に「修理」が設定され、かつ、受信した使用情報の日時に設定されている日時に近い日時が設定されている履歴情報を検索する(S302)。ここで近い日時とは、例えば「前後3日以内」等であり、設定ファイル等から取得する。検索の結果、該当する履歴情報があれば(S303:YES)、S304に進み、該当する履歴情報が無ければ(S303:NO)、S311に進む。
S304では、要修理容器抽出部12bの容器共通使用履歴取得部122bが、S302で検索された履歴情報の容器IDを有する履歴情報を履歴情報DB15から取得する。S302において複数の履歴情報が検索されている場合、要修理容器抽出部12bは、検索されている各履歴情報の容器IDを有する履歴情報を履歴情報DB15から取得する。また容器共通使用履歴取得部122bは、S301で入力された使用情報の容器IDに対応する履歴情報も履歴情報DB15から取得する。
S305では、要修理容器抽出部12bの拠点運搬手段共通使用履歴取得部123b、積荷共通使用履歴取得部124b、もしくは拠点運搬手段積荷共通使用履歴取得部127bが、S304で取得した各履歴情報とS301の使用情報の容器IDに対応する履歴情報とを比較し、これらに共通する拠点ID153、運搬手段ID156、または積荷ID157を有する、全ての履歴情報を履歴情報DB15から検索する。なお、積荷ID157については、積荷マスタDB16を参照し、当該積荷ID157の積荷8と積荷種別が共通する履歴情報についても検索する。検索の結果、該当する履歴情報があれば(S305:YES)、S306に進み、該当する履歴情報が無ければ(S305:NO)、S311に進む。
S306では、共通する拠点ID153、運搬手段ID156、積荷ID157(または積荷種別)を取得する。なお、これらは容器5を破損させた原因の候補と考えられる。
次のS307では、要修理容器抽出部12bの第一の重み更新部125bが、S306で取得した拠点IDおよび運搬手段IDを、拠点テーブル14aから検索し、該当するレコードの重み143a,143bの内容(第一の重み)を更新(例えば増加)する。なお、このときに増加させる値は、例えば設定ファイル等から取得する。また要修理容器抽出部12bの第二の重み更新部126bが、S306で取得した積荷ID(または積荷種別)を積荷マスタDB16から検索し、該当するレコードの重み163の内容(第二の重み)を更新(例えば増加)する。
以上によれば、容器5を破損した集荷/配送拠点や運搬手段を特定し、それらについての第一の重みを適切に設定することができる。また破損した容器5に積載されていた積荷や積荷種別を特定し、特定した積荷についての第二の重みを適切に設定することができる。
次のS308では、要修理容器抽出部12bの容器修理履歴取得部121bが、履歴情報DB15から、S301で受信した使用情報の日時、もしくはS305で取得した履歴情報の日時と近い日時155であり、S306で取得した(原因の候補として取得された)拠点ID153、運搬手段ID156、積荷ID157(または積荷種別)を有する履歴情報を、履歴情報DB15から検索する。即ち、容器修理履歴取得部121bは、原因となった集荷/配送拠点や運搬手段を同じような時期に通過している容器5があるか、原因となった積荷8や同じような積荷種別の積荷8を同じような時期に載せていた容器5があるかを調べる。なお、上記近い日時の基準は、設定ファイル等から取得する(S308)。検索の結果、該当する履歴情報があれば(S309:YES)、S310に進み、無ければ(S309:NO)、S311に進む。
S310では、要修理容器抽出部12bの要確認容器取得部128bが、検索された履歴情報の容器ID152を取得し、同様の破損等の可能性がある「要修理容器」として容器マスタDB13の該当のレコードの備考137に「要修理」を設定する等の処理を行う。容器マスタDB13に該当のレコードが複数ある場合には、例えば全てレコードに「要修理」を設定する(S310)。
S311では、要確認容器取得部128bは、S301で受信した入力の使用情報を、履歴情報DB15に登録する。
なお、検出通知部12eは定期的に容器マスタDB13の備考137を監視しており、備考137に「要修理」が設定されているレコードを検出すると、容器管理者等のユーザに通知を行う。また履歴情報DB15を参照しその容器5が現在所在する集荷/配送拠点や運搬手段を特定し、その連絡先に通知する。
以上によれば、容器5の破損を発見した場合に破損の可能性がある他の容器5を検索することができ、また破損原因となった集荷/配送拠点や運搬手段、積荷8等を特定することができる。これにより、破損の原因となった集荷/配送拠点や運搬手段に対して警告を行ったり、容器5の利用者に対してレンタル料やリース料を設定し直す等の適切な対応をとることができる。また破損の可能性がある容器5が特定されることで、そのような容器5を使用し続けることによる二次的な被害の発生を未然に防ぐことができる。
なお、図8では業務154に「修理」が設定されている使用情報を受信したことを契機として処理を開始しているが、業務154に「破棄」が設定されている使用情報を受信したことを契機として処理を開始してもよい。また例えば容器破損報告等、別のアプリケーションから情報入力があったことを契機として処理を開始してもよい。
次にある積荷8が破損していることが発見された際、破損積荷抽出部12cによって行われる、破損の可能性のある積荷8を把握する処理について図9に示すフローチャートとともに説明する。この処理は、例えばサーバ1が入出荷端末2から業務174に「入荷」が設定され、備考178に「積荷破損」が設定されている使用情報を受信し、それを疲労負荷算出部12aの使用情報取得部121aが取得したことを契機として行われる(S401)。図10にこの際に取得される使用情報の一例を符号4010として示す。
破損積荷抽出部12cは、受信した使用情報4010の容器IDを有し、設定ファイル等にて予め登録されている所定期間内の日時が日時155に設定され、かつ、「積荷破損」が備考158に設定されている履歴情報を検索する。そのような履歴情報があれば(S403:YES)、当該容器IDで特定される容器5は積荷8を破損させる可能性の高い「問題容器」であると判定し、S414の処理に進む。該当する履歴情報が無ければ(S403:NO)、S404に進む。
S404以降の処理では、破損積荷抽出部12cは、受信した使用情報の積荷8を積んでいた他の容器5に問題がないか否かを調べる。
S404では、破損積荷抽出部12cの積荷共通履歴取得部121cが、受信した使用情報4010の積荷IDを有する履歴情報を履歴情報DB15から検索する。なお、このときの検索対象は、例えば予め設定された所定期間内の日時155のものとする。
S404で検索された履歴情報の一例を図10に破損積荷積載容器情報4040として示す。なお、以下では破損積荷積載容器情報4040に記載されている容器IDで特定される容器5を破損積荷積載容器と称し、またS404で検索される一群の容器5を破損積荷積載容器群と称する。
S404で破損積荷積載容器情報4040が1つも検索されなければ(S405:NO)、S417に進み、1つでも検索されれば(S405:YES)、S406に進む(S405)。
S406からS408までの処理では、破損積荷抽出部12cの積荷破損容器使用履歴取得部122cが、S404で取得した破損積荷積載容器群の各容器5について、備考158に「積荷破損」が設定されている履歴情報を履歴情報DB15から取得している。なお、このときの検索対象は、予め設定された所定期間内の日時のレコードとする。
このループ処理で取得される履歴情報の一例を図10に積荷破損有り使用情報4070として示す。積荷破損有り使用情報4070は、容器IDが「203」に関するものである。なお、以下の説明において、S407で検索された履歴情報に記載されている容器IDのことを破損積荷積載容器IDと称する。
S409では、破損積荷抽出部12cは、S407で検索された履歴情報があるか否かを判断し、履歴情報が一つでもあれば(S409:YES)、S410に進み、一つも無ければ(S409:NO)、S417に進む。
S410乃至S413のループ処理は、破損積荷積載容器IDで特定される容器5ごとに行われる。なお、破損積荷積載容器が複数ある場合、S410乃至S413のループ処理は、S407で取得した使用情報4070のうち、日時155がS401で取得した使用情報の日時に設定されている日時に近い容器IDが設定されているものから順に行う。これは後述するようにS412で「YES」となるとその時点でループ処理から抜けて問題容器の登録処理(S414)をするので、日時の近いものから先に判断したほうが問題容器の判定精度が向上するからである。
S411では、破損積荷抽出部12cの使用履歴抽出部123cが、S407で取得した積荷破損有り使用情報4070のうち、S404で取得した取得した破損積荷積載容器履歴4040の日時と最も近い日時が設定されている積荷破損有り使用情報4070を抽出する。
S412では、破損積荷抽出部12cの問題容器特定部124cが、S407で抽出した積荷破損有り使用情報4070の日時と、S404で取得した破損積荷積載容器履歴4040の日時とを比較し、これらが予め設定されている所定期間内に含まれるか否かを判断する。所定期間内に含まれていれば(S412:YES)、S414の処理に進み、所定期間内に含まれていなければ(S412:NO)、S413の処理に進む。
全ての破損積荷積載容器IDについて以上の処理を行っても問題容器が抽出されなかった場合は、S417の処理を行う(S413)。
S403またはS412において問題容器が特定されると、破損積荷抽出部12cが、その容器IDを問題容器として容器マスタDB13の備考137に登録する(S414)。
さらに、入力情報4010の積荷ID157が問題容器に積載されていた期間、または問題容器の積荷破損有り使用情報4070の日時155から所定期間内に問題容器に積載されていた積荷IDを、履歴情報DB15から抽出する。なお、所定期間は予め指定しておく(S415)。そして破損積荷抽出部12cは、S415において抽出した積荷IDの積荷マスタDB16中の該当するレコードの備考に、「破損可能性あり」登録を行う(S416)。また破損積荷抽出部12cはS401で取得した使用情報の内容を履歴情報DB15に登録する(S417)。
なお、サーバ1の検出通知部12eは、定期的に容器マスタDB13の備考137を監視し、「問題容器」が設定されていることを検出した場合は容器管理者等のユーザに通知するとともに、履歴情報DB15を検索してその容器5の現在の集荷/配送拠点や運搬手段を取得し、その連絡先に通知を行う。また検出通知部12eは、積荷マスタDB16の備考146a,146bを定期的に監視し、「破損可能性あり」が設定されていることを検出すると、その旨をユーザに通知し、また履歴情報DB15を検索してその積荷8の現在の集荷/配送拠点や運搬手段を取得し、取得した情報を該当の連絡先に通知する。
なお、図9に示した処理は、「積荷破損」が含まれる使用情報を受信した場合に実施しているが、積荷破損報告等、別のアプリケーションによる情報登録等、他の事象をトリガーとして実施してもよい。
以上では積荷8に破損がある場合は全て同一の扱いとしたが、破損内容を記録しておき、履歴情報DB15から破損内容が共通する過去の履歴情報を検索し、該当する容器IDを取得するようにしてもよい。
S411〜S412の処理では、日時155が所定期間内にある場合に問題容器であるとしたが、拠点ID153や運搬手段ID156が同一である場合に問題容器とするなど、日時以外の条件に基づき問題容器を抽出するようにしてもよい。
またS410〜S413の処理では、破損積荷積載容器IDから絞り込んだ一つの問題容器のみを抽出しているが、全ての破損積荷積載容器を問題容器として抽出するなど、複数の容器5を問題容器として抽出するようにしてもよい。
以上によれば、積荷8の破損を発見した場合、破損の原因の可能性のある容器5を把握することができる。そして破損の恐れのある積荷8を抽出し、例えば積荷8が現在ある場所に通知することで、破損している商品の流通や破損している商品が使用されるのを未然に防ぐことができる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について具体的に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
容器5の種類はパレットや折り畳みコンテナ等に限られない。例えば、臓器・細胞向けの医療用輸送容器等であってもよい。また容器5の使用者は物流企業等に限られず、例えば個人や一般消費者等であってもよい。
容器5の履歴情報等は容器管理サービスプロバイダ等によって一元的に管理されていなくてもよい。例えば、各集荷/配送拠点がそれぞれ自拠点に関る情報を分散して保持する等、情報の所在は限定されない。
サーバ1、入出荷端末2、および参照用端末3は同一のコンピュータであってもよい。また入出荷端末2、アンテナ25からの読取結果の受信とサーバ1への送信、情報の参照は異なる端末で行うようにしてもよい。また入荷および出荷の夫々に関する作業や処理を異なる端末で行うようにしてもよい。
容器管理システムの構成を示す図である。 サーバ1、入出荷端末2、および参照用端末3のブロック図である。 サーバ1の演算部12の詳細なブロック図である。 容器マスタDB13のテーブルの一例である。 積荷マスタDB16のテーブルの一例である。 拠点テーブル14aの一例である。 運搬手段テーブル14bの一例である。 履歴情報DB15のテーブルの一例である。 使用情報17の一例である。 疲労負荷ポイントを求める処理を説明するフローチャートである。 積荷8を考慮した場合の疲労負荷ポイントを求める処理を説明するフローチャートである。 要修理容器を把握する処理を説明するフローチャート。 破損している可能性のある積荷8を把握する処理を説明するフローチャートである。 破損している可能性のある積荷8を把握する処理を説明する図である。
符号の説明
1 サーバ
2 入出荷端末
3 参照用端末
4 通信ネットワーク
5 容器
7 容器ICタグ
8 積荷
9 積荷ICタグ
12a 疲労負荷算出部
121a 使用情報取得部
122a 疲労負荷ポイント更新部
12b 要修理容器抽出部
121b 容器修理履歴取得部
122b 容器共通使用履歴取得部
123b 拠点運搬手段共通使用履歴取得部
124b 積荷共通使用履歴取得部
125b 第一の重み更新部
126b 第二の重み更新部
127b 拠点運搬手段積荷共通使用履歴取得部
128b 要確認容器取得部
12c 破損積荷抽出部
121c 積荷共通履歴取得部
122c 積荷破損容器使用履歴取得部
123c 使用履歴抽出部
124c 問題容器特定部
12d データ管理部
13 容器マスタDB
14 拠点・運搬マスタDB
15 履歴情報DB
16 積荷マスタDB
24 R/W制御部
25 アンテナ

Claims (10)

  1. 複数の集荷/配送拠点間の物品の搬送に用いられる容器を管理する情報処理装置であり、
    集荷/配送拠点または運搬手段を特定する情報である拠点IDまたは運搬手段ID、容器を特定する情報である容器ID、および容器に関する情報である容器情報を含む情報である使用情報を取得する使用情報取得部と、
    前記拠点IDまたは前記運搬手段IDに対応づけて、前記集荷/配送拠点または前記運搬手段の夫々が容器に与えた影響を示す値である累積ポイントを記憶する累積ポイント記憶部と、
    前記容器の夫々に設定された値である疲労負荷ポイントを前記容器IDに対応づけて記憶する疲労負荷ポイント記憶部と、
    前記使用情報取得部が、前記容器情報に前記容器の破損に関する情報が記載された前記使用情報を取得した場合に、当該使用情報の前記容器IDに対応づけて記憶している前記疲労負荷ポイントを、当該使用情報の前記拠点IDまたは前記運搬手段IDの夫々に配分した値を、前記拠点IDまたは前記運搬手段IDの夫々の前記累積ポイントに反映させる疲労負荷ポイント更新部と
    を備えることを特徴とする容器管理装置。
  2. 請求項1に記載の容器管理装置であって、
    前記集荷/配送拠点または前記運搬手段ごとに設定された重みである第一の重みを、前記拠点IDまたは前記運搬手段IDに対応づけて記憶する第一の重み記憶部をさらに備え、
    前記疲労負荷ポイント更新部は、取得した前記使用情報の前記容器IDについて設定されている前記疲労負荷ポイントを、当該使用情報の前記拠点IDまたは前記運搬手段IDについて設定されている前記第一の重みに従って夫々に配分した値を、前記拠点IDまたは前記運搬手段IDの夫々の累積ポイントに反映させること
    を特徴とする容器管理装置。
  3. 請求項1に記載の容器管理装置であって、
    前記使用情報には、前記容器が積載していた積荷を特定する情報である積荷IDがさらに含まれており、
    前記積荷ごとに設定された重みである第二の重みを、前記積荷IDに対応づけて記憶する第二の重み記憶部をさらに備え、
    前記疲労負荷ポイント更新部は、取得した前記使用情報の前記容器IDについて設定されている前記疲労負荷ポイントを、当該使用情報における前記積荷IDについて設定されている前記第二の重みに従って夫々に配分した値を、前記拠点IDまたは前記運搬手段IDの夫々の累積ポイントに反映させること
    を特徴とする容器管理装置。
  4. 請求項2に記載の容器管理装置であって、
    前記使用情報には、さらに前記容器を使用した日時である今回使用日時が含まれており、
    前記容器ID、前記容器を使用した日時である過去使用日時、前記拠点IDまたは前記運搬手段ID、および前記容器情報を含む情報である使用履歴を記憶する使用履歴記憶部と、
    前記使用情報取得部が、前記容器情報に前記容器の修理に関する情報が記載された前記使用情報を取得した場合に、前記容器情報として容器の修理に関する情報が記載され、かつ、前記使用情報の前記今回使用日時に対して所定期間内の前記過去使用日時を有する前記使用履歴を前記使用履歴記憶部から取得する容器修理履歴取得部と、
    取得した前記使用履歴の前記容器IDを有する前記使用履歴を、前記使用履歴記憶部から取得する容器共通使用履歴取得部と、
    前記使用情報取得部が取得した前記使用情報と、前記容器共通使用履歴取得部が取得した前記使用履歴とを比較し、これらに共通する前記拠点IDまたは前記運搬手段IDを有する前記使用履歴を前記使用履歴記憶部からさらに取得する、拠点運搬手段共通使用履歴取得部と、
    前記拠点運搬手段共通使用履歴取得部が取得した前記使用履歴の前記拠点IDまたは前記運搬手段IDについて前記第一の重み記憶部が記憶している前記第一の重みを更新する、第一の重み更新部と
    を備えることを特徴とする容器管理装置。
  5. 請求項3に記載の容器管理装置であって、
    前記使用情報には、前記容器を使用した日時である今回使用日時がさらに含まれており、
    前記容器ID、前記容器を使用した日時である過去使用日時、前記容器が積載していた積荷を特定する情報である積荷ID、および前記容器情報とを含む情報である使用履歴を記憶する使用履歴記憶部と、
    前記使用情報取得部が、前記容器情報に前記容器の修理に関する情報が記載された前記使用情報を取得した場合に、前記容器情報として前記容器の修理に関する情報が記載され、かつ、前記使用情報の前記今回使用日時に対して所定期間内の前記過去使用日時を有する前記使用履歴を前記使用履歴記憶部から取得する容器修理履歴取得部と、
    取得した前記使用履歴の前記容器IDを有する前記使用履歴を、前記使用履歴記憶部から取得する容器共通使用履歴取得部と、
    前記使用情報取得部が取得した前記使用情報と、前記容器共通使用履歴取得部が取得した前記使用履歴とを比較し、これらに共通する前記積荷IDを有する前記使用履歴を前記使用履歴記憶部からさらに取得する、積荷共通使用履歴取得部と、
    前記積荷共通使用履歴取得部が取得した前記使用履歴の前記積荷IDについて前記第二の重み記憶部が記憶している前記第二の重みを更新する、第二の重み更新部と
    を備えることを特徴とする容器管理装置。
  6. 請求項5に記載の容器管理装置であって、
    前記積荷IDに対応づけて前記積荷の種別を示す情報を記憶する積荷種別記憶部をさらに備え、
    前記積荷共通使用履歴取得部は、前記使用情報取得部が取得した前記使用情報における前記積荷IDから特定される前記積荷種別と共通する前記積荷種別の前記積荷IDを有する前記使用履歴を前記使用履歴記憶部から取得すること
    を特徴とする容器管理装置。
  7. 請求項1に記載の容器管理装置であって、
    前記使用情報には、さらに前記容器が積載していた積荷を特定する情報である積荷IDと、前記容器を使用した日時である今回使用日時が含まれており、
    前記容器ID、前記容器を使用した日時である過去使用日時、前記拠点IDまたは前記運搬手段ID、前記積荷ID、および前記容器情報を含む情報である使用履歴を記憶する使用履歴記憶部と、
    前記使用情報取得部が、前記容器情報に前記容器の修理に関する情報が記載された前記使用情報を取得した場合に、前記容器情報として容器の修理に関する情報が記載され、かつ、前記使用情報の前記今回使用日時に対して所定期間内の前記過去使用日時を有する前記使用履歴を前記使用履歴記憶部から取得する容器修理履歴取得部と、
    取得した前記使用履歴の前記容器IDを有する前記使用履歴を、前記使用履歴記憶部から取得する容器共通使用履歴取得部と、
    前記使用情報取得部が取得した前記使用情報と、前記容器共通使用履歴取得部が取得した前記使用履歴とを比較し、これらに共通する前記拠点ID、前記運搬手段ID、または前記積荷IDを有する前記使用履歴を前記使用履歴記憶部からさらに取得する、拠点運搬手段積荷共通使用履歴取得部と、
    前記拠点運搬手段積荷共通使用履歴取得部が取得した前記使用履歴のうち、前記使用情報取得部が取得した前記使用情報の前記今回使用日時に対して所定期間内の前記過去使用日時を有する前記使用履歴の容器IDを取得する要確認容器取得部と
    を備えることを特徴とする容器管理装置。
  8. 複数の集荷/配送拠点間の物品の搬送に用いられる容器を管理する情報処理装置であり、
    容器を特定する情報である容器ID、前記容器が積載していた積荷を特定する情報である積荷ID、前記積荷に関する情報である積荷情報、および前記容器を使用した日時である今回使用日時を含む情報である使用情報を取得する使用情報取得部と、
    前記容器ID、前記積荷ID、前記積荷情報、および前記容器を過去に使用した日時である過去使用日時を含む情報である使用履歴を記憶する使用履歴記憶部と、
    前記使用情報取得部が、前記積荷情報に前記積荷の破損に関する情報が記載された前記使用情報を取得した場合に、取得した前記使用情報の前記積荷IDを有し、かつ、前記使用情報の前記今回使用日時に対して所定期間内の前記過去使用日時を有する前記使用履歴を前記使用履歴記憶部から取得する積荷共通履歴取得部と、
    前記積荷共通履歴取得部が取得した前記使用履歴の前記容器IDを有し、かつ、前記積荷情報に前記積荷の破損に関する情報が記載され、かつ、取得した前記使用情報の前記今回使用日時に対して所定期間内の前記過去使用日時を有する前記使用履歴を前記使用履歴記憶部から取得する積荷破損容器使用履歴取得部と、
    前記積荷破損容器使用履歴取得部が取得した前記使用履歴のうち、その容器IDが前記使用履歴記憶部が取得した前記使用履歴の前記容器IDと共通し、かつ、その前記過去使用日時が、前記積荷共通履歴取得部が取得した前記使用履歴の前記過去使用日時に最も近いものを抽出する使用履歴抽出部と、
    前記使用履歴抽出部が抽出した前記使用履歴の前記過去使用日時と、前記積荷共通履歴取得部が取得した前記使用履歴の前記過去使用日時とが所定期間内であるか否かを判定することにより問題のある容器の容器IDを特定する問題容器特定部と
    を備えることを特徴とする容器管理装置。
  9. 情報処理装置によって複数の集荷/配送拠点間の物品の搬送に用いられる容器を管理する方法であり、
    集荷/配送拠点または運搬手段を特定する情報である拠点IDまたは運搬手段ID、容器を特定する情報である容器ID、および容器に関する情報である容器情報を含む情報である使用情報を取得するステップと、
    前記拠点IDまたは前記運搬手段IDに対応づけて、前記集荷/配送拠点または前記運搬手段の夫々が容器に与えた影響を示す値である累積ポイントを記憶するステップと、
    前記容器の夫々に設定された値である疲労負荷ポイントを前記容器IDに対応づけて記憶するステップと、
    前記容器情報に前記容器の破損に関する情報が記載された前記使用情報を取得した場合に、当該使用情報の前記容器IDに対応づけて記憶している前記疲労負荷ポイントを、当該使用情報の前記拠点IDまたは前記運搬手段IDの夫々に配分した値を、前記拠点IDまたは前記運搬手段IDの夫々の前記累積ポイントに反映させるステップと、
    を含むことを特徴とする容器管理方法。
  10. 情報処理装置に、
    集荷/配送拠点または運搬手段を特定する情報である拠点IDまたは運搬手段ID、容器を特定する情報である容器ID、および容器に関する情報である容器情報を含む情報である使用情報を取得する機能と、
    前記拠点IDまたは前記運搬手段IDに対応づけて、前記集荷/配送拠点または前記運搬手段の夫々が容器に与えた影響を示す値である累積ポイントを記憶する機能と、
    前記容器の夫々に設定された値である疲労負荷ポイントを前記容器IDに対応づけて記憶する機能と、
    前記容器情報に前記容器の破損に関する情報が記載された前記使用情報を取得した場合に、当該使用情報の前記容器IDに対応づけて記憶している前記疲労負荷ポイントを、当該使用情報の前記拠点IDまたは前記運搬手段IDの夫々に配分した値を、前記拠点IDまたは前記運搬手段IDの夫々の前記累積ポイントに反映させる機能と
    を実現するためのプログラム。
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