JP4023283B2 - 仕分け設備 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、棚に配置された仕分け先別の容器へ物品を仕分けることにより、仕分け先毎に物品を仕分けする仕分け設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の上記仕分け設備として、仕分け先別の容器(収納容器)を収納した複数の区画収納空間を有する棚を設け、前記棚の区画収納空間の収納容器に仕分ける物品の数量を表示する表示手段を設けたアソート設備がある。このアソート設備では、各区画収納空間に仕分け先が割り当てられ、作業員が、物品を搭載した台車を押して棚に沿って移動しながら、仕分け先の集品要求に応じて前記表示手段に表示される物品の数量(物品の各仕分け先毎の数量)にしたがって、収納容器へ物品を投入することにより、仕分け先の集品要求に基づいた物品が収納容器に仕分けられる。
【0003】
仕分けが終了された収納容器は仕分け先へ出荷されるが、出荷される前に収納容器の行先が判るように、仕分け先を特定するラベルや荷札を取り付ける必要がある。このラベル(あるいは荷札)の取り付けは、各収納容器に仕分けを開始する前に発行して取り付けるか(例えば、特許文献1参照)、あるいは全ての仕分けが終了した後に集中して発行し取り付ける方法が取られている。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−208828号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような従来の仕分け設備では、ラベル(あるいは荷札)の取り付けを仕分け前に行うときも、ラベル(あるいは荷札)の取り付けを全ての仕分けが終了した後に行うときも、発行されたラベル(あるいは荷札)と収納容器をつき合わせる作業を行う必要があり、作業効率が悪かった。
【0006】
また収納容器が物品が満了となって次の物品を収納できない事態が発生すると、次の空の収納容器を用意してラベル(あるいは荷札)を取り付ける必要があるが、このようなラベル(あるいは荷札)の発行は想定されていないために、ラベル(あるいは荷札)の発行のために別の作業(たとえば、仕分け先の情報をラベルプリンタへ入力するなど)を実行しなければならず、作業効率を悪くしていた。
【0007】
そこで、本発明は、ラベル(あるいは荷札)を作業者の判断で任意に発行でき、仕分け作業の効率を改善できる仕分け設備を提供することを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、仕分け先別に物品を仕分ける容器を載置する複数の区画収納空間を有する載置部を備え、前記容器内へ仕分ける物品の数量が表示される表示手段と、この表示手段にて表示された数量に応じて前記容器内へ物品を仕分ける際に操作する完了操作手段を設け、前記仕分け先毎に前記区画収納空間を割り当て、前記仕分け先の物品の集品要求に応じて、仕分ける物品毎に、割り当てた各区画収納空間の容器へ仕分ける物品の数量を求め、この数量を前記表示手段へ表示し、前記完了操作手段の操作により前記区画収納空間の容器への物品の仕分けが終了したと判断し、次に仕分ける物品の数量を求め、この物品の数量を表示手段へ表示する管理手段を備えた仕分け設備であって、
前記容器へ添える、仕分け先の情報または仕分け先および容器内の物品を特定する情報を表示する容器表示手段を発行する発行手段を備え、前記容器が仕分けられた物品で満了であって、前記表示手段に表示された数量に応じた物品を仕分けることができないときに操作する前記完了操作手段とは別の満了操作手段を設け、前記管理手段は、物品の数量が前記表示手段に表示されている状態で、物品を仕分けた後または仕分けている途中で前記容器に物品を仕分けできなくなったときの操作信号として同一の前記完了操作手段の繰り返し操作信号を入力すると、この完了操作手段が操作される前に物品が仕分けられた区画収納空間の容器を満了と判断して、この物品を仕分ける区画収納空間の容器の仕分け先の情報または仕分け先および容器内の物品を特定する情報を求め、前記発行手段を駆動して、求めた仕分け先の情報または仕分け先および容器内の物品を特定する情報を表示する容器表示手段を発行し、物品の数量が前記表示手段に表示されている状態で、前記完了操作手段操作信号を入力する前に、物品を仕分ける前に前記容器に物品を仕分けできないときの操作信号として前記満了操作手段作信号を入力すると、前記表示手段への物品の数量の表示を維持したままこの物品を仕分ける区画収納空間の容器の仕分け先の情報または仕分け先および容器内の物品を特定する情報を求め、前記発行手段を駆動して、求めた仕分け先の情報または仕分け先および容器内の物品を特定する情報を表示する容器表示手段を発行することを特徴とするものである。
【0009】
上記構成によれば、物品の仕分けを行う作業者により、物品の数量の表示が表示手段に表示されている状態で、完了操作手段操作信号が入力される前に、満了操作手段操作信号が入力されると、管理手段は、表示手段への物品の数量の表示を維持したまま満了操作手段が設けられた区画収納空間の容器の仕分け先の情報または仕分け先および容器内の物品を特定する情報を求め、発行手段を駆動して、求めた仕分け先の情報または仕分け先および容器内の物品を特定する情報を表示する容器表示手段を発行する。作業者は、この容器表示手段を容器に取り付けて区画収納空間から取り出し、出荷エリアへ送りだし、新たに空の容器を区画収納空間へ収納し、表示手段に表示された物品の数量にしたがってこの新たな容器に物品を仕分ける。また、物品の仕分けを行う作業者により、物品の数量の表示が表示手段に表示されている状態で、完了操作手段の繰り返し操作信号が入力されると、管理手段は、完了操作手段が設けられた区画収納空間の容器の仕分け先の情報または仕分け先および容器内の物品を特定する情報を求め、発行手段を駆動して、求めた仕分け先の情報または仕分け先および容器内の物品を特定する情報を表示する容器表示手段を発行する。作業者は、この容器表示手段を容器に取り付けて区画収納空間から取り出し、出荷エリアへ送りだし、新たに空の収納容器を区画収納空間へ収納する。
【0012】
また請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明であって、前記管理手段は、前記容器表示手段を、前記完了操作手段の操作信号が繰り返し入力された数に応じて発行することを特徴とするものである。
【0013】
仕分ける物品が1つの新たな空の容器に仕分けることが不可能な場合には、さらに空の容器を用意して物品を仕分ける。上記構成によれば、完了操作手段の操作信号が繰り返し入力され、その操作された数に応じて容器表示手段が発行され、この容器表示手段が物品を仕分けた容器に添えられて出荷エリアへ送り出される。
【0014】
また請求項3に記載の発明は、上記請求項1または請求項2のいずれかに記載の発明であって、前記載置部は、複数の仕分けエリアに区分けされ、各仕分けエリア毎に、一つの物品の仕分け作業終了時に操作する仕分け終了操作手段を設け、前記管理手段は、前記完了操作手段操作信号を入力すると、仕分け作業が実行された区画収納空間の表示手段に仕分け終了を表示させ、前記仕分け終了操作手段操作信号を入力すると、この仕分け終了操作手段が設けられた仕分けエリアの仕分け作業が終了しているか確認してこの仕分けエリアの表示手段に表示されている前記仕分け終了の表示を消去することを特徴とするものである。
【0015】
上記構成によれば、物品の仕分けを行う作業者により完了操作手段操作信号を入力すると、仕分け作業が実行された区画収納空間の表示手段に仕分け終了が表示され、また仕分け終了操作手段操作信号を入力すると、この仕分け終了操作手段が設けられた仕分けエリアの仕分け作業が終了していると、この仕分けエリアの表示手段に表示されている仕分け終了の表示が消去され、作業者に仕分けエリアの仕分け作業が間違いなく終了したことが報知される。
【0016】
また請求項4に記載の発明は、上記請求項1〜請求項3のいずれかに記載の発明であって、前記載置部は、複数の仕分けエリアに区分けされ、各仕分けエリア毎に、仕分けする物品を特定する情報を入力する入力手段を設け、前記管理手段は、各仕分けエリアの入力手段により入力される仕分ける物品を特定する情報に基づいて、前記表示手段へ表示する物品の数量を求めることを特徴とするものである。
【0017】
上記構成によれば、管理手段は仕分けエリアの入力手段により入力される仕分ける物品を特定する情報に基づいて、各区画収納空間の容器へ仕分ける物品の数量を求め、各表示手段へこの数量からなる物品の仕分け情報を表示する。この表示により仕分け作業が開始される。
【0018】
また請求項5に記載の発明は、上記請求項1〜請求項4のいずれかに記載の発明であって、前記発行手段は、各仕分けエリアの中央部付近に配置されていることを特徴とするものである。
【0019】
上記構成によれば、発行手段が各仕分けエリアの中央部付近に配置されていることにより、各区画収納空間から取り出される容器に添えられる容器表示手段を発行手段まで作業者が取りに行く距離が平均化され、作業効率が改善される。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施の形態における仕分け設備の概略配置図であり、図示するように、検品区域Aとアソート(仕分け)区域Bから構成されている。
[アソート(仕分け)区域B]
アソート区域Bは、複数(図1では5つ)の仕分けエリア1からなり、各仕分けエリア1は、対向した一対の棚(載置部の一例)2から構成されている。各棚2は、図2に示すように、コンテナ(容器の一例)3を載置(収納)する複数の区画収納空間4を有しており、各仕分け先がそれぞれ区画収納空間4に割り当てられる。
【0021】
また各区画収納空間4にはそれぞれ、アソート表示器5が設けられている。各アソート表示器5には、仕分ける物品Rの数量が表示されるディジタル数量表示器(表示手段の一例)6付きの完了押釦スイッチ7(完了操作手段の一例)と、満了押釦スイッチ(満了操作手段の一例)8が設けられている。満了押釦スイッチ8は完了押釦スイッチ7とは別に設けられ、また完了押釦スイッチ7は、このスイッチ7を設けた区画収納空間4のコンテナ3へ数量表示器6の表示された数量に応じて物品Rを仕分ける際に、あるいは投入し終わると(仕分けが終わると)操作される。
【0022】
また各仕分けエリア1の入口にはそれぞれ、物品Rのバーコードを読み取るバーコードリーダ(入力手段の一例)9が設けられ、また各仕分けエリア1の出口にはそれぞれ、仕分け終了押釦スイッチ(仕分け終了操作手段の一例)10が設けられ、さらに各仕分けエリア1には棚2の中央部付近にそれぞれ、コンテナ3に添える(取り付ける、あるいは投入する)ラベル(容器表示手段の一例)14(図10参照)を発行するラベルプリンタ(発行手段の一例)11が設けられている。ラベル14には、届け先データ(仕分け先の情報)、または届け先および明細データ(仕分け先および容器内の物品を特定する情報)が印字されて表示される。また各棚2の天井板の上には、複数のコンテナ3が折畳まれた状態で予め用意されている。
【0023】
また各仕分けエリア1毎に、図3に示すように、仕分け用コンピュータ(管理手段の一例)12が設けられ、この仕分け用コンピュータ12に、区画収納空間4毎のアソート表示器5とバーコードリーダ9と仕分け終了押釦スイッチ10とラベルプリンタ11が接続されている。また各仕分け用コンピュータ12は設備の通信ラインCに接続されている。
[検品区域A]
上記検品区域Aは、図1に示すように、複数(図1では10)の検品エリア20からなり、各検品エリア20は、図2に示すように、各カゴ車21により入荷エリアから入荷してきた物品Rを検品し、端末装置22に表示される各仕分けエリア1毎に仕分ける物品Rの数量に応じて分けて(一次仕分けして)手押し台車23に搭載する区域であり、仕分け作業を行う作業者は、仕分けエリア1が指定された手押し台車23をこの検品区域Aにおいて受け取る。前記各端末装置22は、図3に示すように、モニター装置24とキーボード25を備えた検品用コンピュータ26から構成され、また物品Rに付けられているバーコードを読み取るバーコードリーダ27が設けられ、検品用コンピュータ26にこのバーコードリーダ27が接続されている。また各検品エリア20の検品用コンピュータ26はそれぞれ前記通信ラインCに接続されている。図2において、28はフリーローラコンベヤであり、カゴ車21から降ろされた物品Rはこのフリーローラコンベヤ28を移動されて検品および一次仕分けが行われる。また図1に示すように、2つの検品エリア20が対称に背中合わせで配置されている。
[出荷用コンピュータ]
また図3に示すように、出荷用コンピュータ30が設けられ、この出荷用コンピュータ30に、通信ラインCを介して、各仕分けエリア1の仕分け用コンピュータ12と、各検品エリア20の検品用コンピュータ26が接続されている。
【0024】
この出荷用コンピュータ30にバッチ毎に各仕分け先、たとえば各店舗の注文データ(情報)が入力される。この注文データは、図4(a)に示すように、仕分け先である店舗の名称(店舗名)とこの店舗のコードと、この仕分け設備で取り扱われる物品R別の注文された数量(注文された物品の個数)と、注文された物品Rの総数量から構成されている。
【0025】
この注文データを入力したときの出荷用コンピュータ30の動作を図5(a)のフローチャートにしたがって説明する。
出荷用コンピュータ30は、まず上記バッチの注文データの各店舗毎の総数量から、5つの仕分けエリア1毎の仕分け数量が略同一となるように、各店舗の注文データを各仕分けエリア1に振り分け、この仕分けデータ{以下、二次仕分けデータと称す;図4(b)参照}を各仕分けエリア1の仕分け用コンピュータ12へ出力する(ステップ−1)。
【0026】
次に図4(b)に示すように、各二次仕分けデータより各仕分けエリア1で仕分ける物品R毎の数量(仕分け個数)を求める(ステップ−2)。図4(b)は仕分けエリア(1)に振り分けられた二次仕分けデータ(各店舗の注文データ)を示す。
【0027】
次に図4(b)に示すような各仕分けエリア1の仕分け個数のデータから図6(a)に示すように、各物品R毎に各仕分けエリア1で仕分ける物品Rの数量からなるデータを形成し、物品R毎の総仕分け数量を求めて検品・一次仕分けデータを形成し、各検品エリア20の検品用コンピュータ26を出力する(ステップ−3)。
【0028】
次に仕分け用コンピュータ12より、後述する全仕分け終了信号を入力したときの出荷用コンピュータ30の動作を図5(b)のフローチャートにしたがって説明する。
【0029】
出荷用コンピュータ30は、仕分け用コンピュータ12より全仕分け終了信号を入力すると(ステップ−1)、仕分けが全て終了した仕分けエリア1を認識し(ステップ−2)、続いて仕分け終了を認識していない仕分けエリア1の仕分け用コンピュータ12へ仕分け状況(0〜100%)の問い合わせを行い(ステップ−3)、この問い合わせに応答してきた仕分け状況により、仕分け状況が所定の仕分け状況、たとえば80%以下の仕分け状況が悪い仕分けエリア1があるかどうかを確認し(ステップ−4)、仕分け状況が悪い仕分けエリア1を見出すと(複数の仕分け状況が悪い仕分けエリア1が見出されると最も仕分け状況が悪い仕分けエリア1が選択される)、後述する検品用コンピュータ26に共有されている、検品・一次仕分けデータのうち検品が実行されていない物品Rで、かつこの見出された仕分けエリア1に仕分けられる物品Rを求め(ステップ−5)、これらの物品Rを仕分け数量が略同一となるように2つのグループに分け(ステップ−6)、一方のグループの物品Rの検品・一次仕分けデータを、仕分けが終了した仕分けエリア1に移動させて新たな検品・一次仕分けデータを形成し(ステップ−7)、続いて、この移した一方のグループの物品Rの二次仕分けデータ(見出された仕分けエリア1のデータ)を、仕分けが終了した仕分けエリア1へ移して、新たな第2回二次仕分けデータを形成して出力する(ステップ−8)。この第2回二次仕分けデータに基づき、仕分けが終了した仕分けエリア1において新たに仕分けが実行される。また仕分け状況が悪い仕分けエリア1のエリアデータが確認され同じ仕分け先ロケーションに同じ仕分け先を割り当てられる(詳細は後述する)。
【0030】
なお、仕分け用コンピュータ12より一つの物品Rの仕分け終了毎(たとえば仕分け終了押釦スイッチ10の操作毎)に物品仕分け終了信号を出力させ、出荷用コンピュータ30は、仕分け用コンピュータ12よりこの物品仕分け終了信号を入力したときに、この物品仕分け終了信号を出力した仕分け用コンピュータ12に対して仕分け状況(0〜100%)の問い合わせを行い、この問い合わせに応答してきた仕分け状況により、全仕分け終了(100%終了)、またはほぼ終了(たとえば95%終了)と判断すると、すなわち物品Rの仕分け作業が終了あるいは物品Rの仕分け作業が終了する直前と確認すると、上述したように、仕分け終了を認識していない他の仕分けエリア1の仕分け用コンピュータ12へ仕分け状況(0〜100%)の問い合わせを行い、この問い合わせに応答してきた仕分け状況により、仕分け状況が所定の仕分け状況、たとえば80%以下で仕分け状況が悪い仕分けエリア1を判断するようにすることもできる。
[検品用コンピュータ]
各検品用コンピュータ26の動作を図7のフローチャートにしたがって説明する。
【0031】
各検品用コンピュータ26は、出荷用コンピュータ30より検品・一次仕分けデータを入力すると(ステップ−1)、この検品・一次仕分けデータをモニター装置24へ表示させる(ステップ−2)。
【0032】
そして、カゴ車21から物品Rが取り出され、バーコードリーダ27より物品Rのバーコードデータが入力されると(ステップ−3)、物品Rを特定し、この物品Rの検品・一次仕分けデータを図6(b)に示すように、モニター装置24上で太枠で示し、この物品Rを各仕分けエリア1で仕分ける数量を表示する(ステップ−4)。図6(b)では物品(3)が示されている。
【0033】
続いて、このデータに基づいて、その数量の物品Rが各仕分けエリア1毎に手押し台車23に載せられ(一次仕分けが行われ)、キーボード25により仕分け終了の信号、たとえばENTERキーの操作信号が入力されると(ステップ−5)、太枠で示した物品Rの一次仕分けが終了したものと判断して、他の検品用コンピュータ26へこの物品Rの一次仕分け終了信号を出力し(ステップ−6)、検品・一次仕分けデータを更新し(ステップ−7)、図6(c)に示すように、この物品Rのデータをモニター装置24上で斜線で示し、物品Rの一次仕分けが終了していることを表示する(ステップ−8)。
【0034】
なお、各検品用コンピュータ26は、他の検品用コンピュータ26より物品Rの一次仕分け終了信号を入力すると自分の検品・一次仕分けデータを更新し、同様に図6(c)に示すように、この物品Rのデータをモニター装置24上で斜線で示し、物品Rの一次仕分けが終了していることを表示する。このように、検品・一次仕分けデータは各検品用コンピュータ26で共有され、一次仕分けが終了した物品Rが斜線で示される。
【0035】
次に検品用コンピュータ26は、検品・一次仕分けデータが全て終了しているか(モニター装置24では全て斜線で覆われているか)を確認し(ステップ−9)、確認すると終了する。確認できないとき、ステップ−3へ戻る。
[仕分け用コンピュータ]
各仕分け用コンピュータ12の動作を図8のフローチャートにしたがって説明する。
【0036】
各仕分け用コンピュータ12は、出荷用コンピュータ30より図4(b)に示すような上記二次仕分けデータまたは第2回二次仕分けデータを入力すると(ステップ−1)、仕分け先である各店舗を区画収納空間4に割り当て、図9(a)に示すように、各仕分けエリア1毎のデータ、すなわち各区画収納空間4のロケーションと店舗の注文データからなるエリアデータを形成する(ステップ−2)。なお、上記第2回二次仕分けデータを入力すると、仕分け作業が終了していない仕分けエリア1(上記仕分け状況が悪い仕分けエリア1)の仕分け用コンピュータ12のエリアデータを確認して同じ店舗を同じ区画収納空間4に割り当てる。
【0037】
そして、作業者が仕分けエリア1の入口で、図10に示すように、手押し台車23上の物品R(この仕分けエリア1で仕分ける物品R)のバーコードをバーコードリーダ9により読み取らせ、そのバーコードデータを入力すると(ステップ−3)、この物品Rを特定して、図9(b)に太枠で示すように、この物品Rを仕分ける区画収納空間4のロケーションを求め(ステップ−4)、求めたロケーションのアソート表示器5のディジタル数量表示器6にそれぞれ特定した物品Rを仕分ける数量を表示させる(ステップ−5)。図9(b)では物品(2)を仕分ける区画収納空間6のロケーションを求めており、ロケーション(1)のアソート表示器5のディジタル数量表示器6には、“5”が表示される。
【0038】
そして、数量を表示させたアソート表示器5の完了押釦スイッチ7が操作されその操作信号を入力すると(ステップ−6)、操作された区画収納空間4のコンテナ3への物品Rの仕分けが終了したものと判断して、仕分けが終了した物品Rの数量を終了とする{図9(b)に斜線で示す}(ステップ−7)。続いてエリアデータのこのロケーションの物品Rの数量が全て終了となったか、すなわちこのロケーションの区画収納空間4のコンテナ3への仕分けが全て終了したかを確認し(ステップ−8)、図10に示すように、このコンテナ3への仕分けが全て終了していないとき、ディジタル数量表示器6に「FULL」(仕分け終了表示の一例)を表示させる(ステップ−9)。またこのコンテナ3への仕分けが全て終了しているとき、ディジタル数量表示器6に「End」(仕分け終了表示の一例)を表示させ(ステップ−10)、続いてエリアデータよりこのロケーションの店舗名とコードと現在の日付からなる届け先データを形成し(ステップ−11)、ラベルプリンタ11を駆動させて前記届け先データを表示したラベル14を発行する(ステップ−12)。なお、届け先データに、エリアデータより仕分けが終了した物品の名称と数量からなるデータを追加して、仕分けした物品Rの明細が判るラベル14を発行するようにしてもよい。また発行したラベル14の枚数は出荷するコンテナ3の台数となり、出荷するときにコンテナ3の台数を確認するデータとされる。
【0039】
そして、エリアデータにおいてこの物品R{図9では物品(2)}の仕分けが終了しているか(全て斜線が付けられているか)を確認し(ステップ−13)、物品Rの仕分けが終了していないとステップ−6へ戻り、次の完了押釦スイッチ7の操作信号の入力を待つ。物品Rの仕分けが終了し、仕分けエリア1の出口の仕分け終了押釦スイッチ10が操作されその操作信号を入力すると(ステップ−14)、図10に示すように、上記ディジタル数量表示器6の「FULL」または「End」の表示を消去させる(ステップ−15)。続いてこの仕分けエリア1の全ての区画収納空間4(全ての店舗)における仕分けが終了したかを、図9に示すエリアデータが消されたことにより確認し(ステップ−16)、確認すると、出荷用コンピュータ30に全仕分け終了信号を出力し(ステップ−17)、終了する。全ての区画収納空間4(全ての店舗)における仕分けが終了していないとき、ステップ−3へ戻り、次の物品Rのバーコードデータの入力を待つ。
[途中でコンテナが物品で満了となったときの仕分け用コンピュータ12によるラベルの発行]
{コンテナ3に物品Rを仕分けた後、または仕分けている途中}
作業者はコンテナ3に物品Rを仕分けた後または仕分けている途中でコンテナ3が満了となると、アソート表示器5の完了押釦スイッチ7を操作し、「FULL」がディジタル数量表示器6に表示されている状態(図8においてステップ−9が終了した状態)となると、「FULL」がディジタル数量表示器6に表示されている状態のアソート表示器5の完了押釦スイッチ7を再度操作する。よって、コンテナ3に物品Rを仕分けた後または仕分けている途中で次の物品Rを仕分けることが不可能と判断すると、完了押釦スイッチ7が2回操作されることになる。
【0040】
図11に示すように、仕分け用コンピュータ12は、このような完了押釦スイッチ7の操作信号を入力すると(ステップ−a1)、図13に示すように、ディジタル数量表示器6に「−−−−」(仕分け終了表示の一例)を表示させ(ステップ−a2)、続いてこのロケーションの店舗名とコードと現在の日付からなる届け先データを形成し(ステップ−a3)、ラベルプリンタ11を駆動させて前記届け先データを表示したラベル14を発行し(ステップ−a4)、届け先(店舗)のコンテナ3の数量に“1”を加算する(ステップ−a5)。
【0041】
作業者は、図13に示すように、コンテナ3に発行されたラベル14を添付して、出荷エリアへ搬送し、続いて予め用意の折畳まれているコンテナ3を組みたてて、同じ区画収納空間4へ格納する。なお、届け先データに、これまで仕分けした物品の名称と数量からなるデータを追加して、仕分けした物品Rの明細が判るラベル14を発行するようにしてもよい。
【0042】
また仕分けが途中な場合、残りの物品Rを新しく用意したこのコンテナ3へ仕分ける。そして、図13に示すように、残りの物品Rを新たに用意したコンテナ3に収納することができずに、満了となったコンテナ3が複数となると、「−−−−」が表示されている状態のアソート表示器5の完了押釦スイッチ7を、この満了となったコンテナ3の数量の回数操作する。
【0043】
仕分け用コンピュータ12は、「−−−−」が表示されている状態のアソート表示器5の完了押釦スイッチ7の操作信号を入力すると(ステップ−a6)、ステップ−a3へ戻り、この回数と同じだけの枚数、ラベルプリンタ11を駆動させて前記届け先データを表示したラベル14を発行する。上述したように、発行したラベル14の枚数は出荷するコンテナ3の台数となり、出荷するときにコンテナ3の台数を確認するデータとされる。
{コンテナ3に物品Rを仕分ける前}
コンテナ3に物品Rを仕分けようとするとき(このとき、仕分ける物品Rの数量がディジタル数量表示器6に表示されている)(図8においてステップ−5が終了した状態)、物品Rを仕分けることが不可能と判断すると、すなわち仕分け前にコンテナ3が満了となっていると、アソート表示器5の満了押釦スイッチ8が操作される。
【0044】
図12に示すように、仕分け用コンピュータ12は、このような満了押釦スイッチ7の操作信号を入力すると(ステップ−b1)、このロケーションの店舗名とコードと現在の日付からなる届け先データを形成し(ステップ−b2)、図14に示すように、ラベルプリンタ11を駆動させて前記届け先データを表示したラベル14を発行し(ステップ−b3)、届け先(店舗)のコンテナ3の数量に“1”を加算する(ステップ−b4)。
【0045】
作業者は、図14に示すように、コンテナ3に発行されたラベル14を添付して、出荷エリアへ搬送し、続いて予め用意の折畳まれているコンテナ3を組みたてて、同じ区画収納空間4へ格納する。そして、ディジタル数量表示器6に表示されている数量の物品Rを新しく用意したコンテナ3へ仕分け、アソート表示器5の完了押釦スイッチ7を操作する。
【0046】
仕分け用コンピュータ12は、上述したようにこのような完了押釦スイッチ7の操作信号を入力すると、上述したように、エリアデータのこのロケーションの物品Rの数量が全て終了となったか、すなわちこのロケーションにおける仕分けが全て終了したかを確認し、仕分けが全て終了していないとき、ディジタル数量表示器6に「FULL」を表示させ、仕分けが全て終了しているとき、ディジタル数量表示器6に「End」を表示させる。
[作用]
上記構成による作用を説明する。なお、出荷用コンピュータ30により、上記検品・一次仕分けデータが形成されて各検品エリア20の検品用コンピュータ26へ入力され、この検品・一次仕分けデータがモニター装置24に表示されているものとする。また出荷用コンピュータ30により、二次仕分けデータまたは第2回二次仕分けデータが形成されて各仕分けエリア1の仕分け用コンピュータ12へ入力され、この二次仕分けデータまたは第2回二次仕分けデータに基づいてエリアデータが形成されているものとする。
「検品エリア20」
各検品エリア20の作業者は、入荷エリアからカゴ車21により物品Rが搬送されてくると、この物品Rに付けられているバーコードをバーコードリーダ27により読み取らせる。このバーコードデータにより、検品用コンピュータ26において検品・一次仕分けする物品Rが特定され、モニター装置24に太枠でこの物品Rの仕分け数量が仕分けエリア1毎{図6(b)}に表示される。
【0047】
検品エリア20の作業者はこの表示の数量に従って、各仕分けエリア1毎に手押し台車23に物品Rを載せ、全ての仕分けエリア1への仕分けが終了すると、キーボード25のENTERキーを操作してこの物品Rの仕分け終了を検品用コンピュータ26へ入力する。
【0048】
上記動作を繰り返し、モニター装置24において全ての物品Rの一次仕分けが終了したことを確認すると、終了する。
「仕分けエリア1」
各仕分けエリア1の作業者は、検品エリア20において仕分けエリア1が指定された、物品Rが搭載された手押し台車23を受け取り、続いて手押し台車23に指定された仕分けエリア1へ移動し、この仕分けエリア1の入口で物品Rのバーコードをバーコードリーダ9により読み取らせる。すると、この物品Rを仕分ける区画収納空間4のアソート表示器5のディジタル数量表示器6に仕分ける数量が表示される。
【0049】
続いて仕分けエリア1の対向した棚2間の作業通路を手押し台車23を押しながら移動し、ディジタル数量表示器6に数量が表示されている区画収納空間4のコンテナ3を確認すると、物品Rを仕分けることができるか、すなわち満了かどうかを確認する。
【0050】
1.物品Rを仕分けることが可能と判断すると、ディジタル数量表示器6に表示されている数量の物品Rをコンテナ3へ仕分け、アソート表示器5の完了押釦スイッチ7を操作する。すると、このロケーションにおけるコンテナ3への物品Rの仕分けが終了しているかが確認され、終了していないとき、ディジタル数量表示器6に「FULL」が表示され、またこのコンテナ3への仕分けが全て終了しているとき、ディジタル数量表示器6に「End」を表示され、区画収納空間4のコンテナ3用の届け先データを表示したラベル14がラベルプリンタ11により発行される。
【0051】
作業者は、ディジタル数量表示器6に「End」を表示されラベル14が発行されると、コンテナ3に発行されたラベル14を添付して、出荷エリアへ搬送し、予め用意の折畳まれているコンテナ3を組みたてて、同じ区画収納空間4へ格納し、次のアソート表示器5による仕分けへ進む。
【0052】
また作業者は、ディジタル数量表示器6に「FULL」が表示されと、このコンテナ3へ次の物品Rを仕分けることができるかを判断する。仕分けることができると判断すると、次のアソート表示器5による仕分けへ進み、仕分けることができないと判断すると、アソート表示器5の完了押釦スイッチ7を再度操作する。すると、ディジタル数量表示器6に「−−−−」が表示され、区画収納空間4のコンテナ3用の届け先データを表示したラベル14がラベルプリンタ11により発行される。
【0053】
作業者は、ラベル14が発行されると、コンテナ3に発行されたラベル14を添付して、出荷エリアへ搬送し、予め用意の折畳まれているコンテナ3を組みたてて、同じ区画収納空間4へ格納し、次のアソート表示器5による仕分けへ進む。
【0054】
2.物品Rを仕分けている途中で物品Rを投入する(仕分ける)ことができないと判断すると、予め用意の折畳まれているコンテナ3を組みたてて残りの物品Rを仕分け、アソート表示器5の完了押釦スイッチ7を2回操作する。すると、1回目にディジタル数量表示器6に「FULL」が表示され、2回目に「−−−−」が表示され、区画収納空間4のコンテナ3用の届け先データを表示したラベル14がラベルプリンタ11により発行される。
【0055】
作業者は、ラベル14が発行されると、コンテナ3に発行されたラベル14を添付して、出荷エリアへ搬送し、前記残りの物品Rを仕分けたコンテナ3を同じ区画収納空間4へ格納し、次のアソート表示器5による仕分けへ進む。
【0056】
なお、投入する物品Rがこのコンテナ3へ仕分ける最後の物品Rの場合、アソート表示器5の完了押釦スイッチ7が2回操作されると、1回目にディジタル数量表示器6に「End」が表示され、2回目に「−−−−」が表示され、区画収納空間4のコンテナ3用の届け先データを表示したラベル14がラベルプリンタ11により2枚、発行される。
【0057】
3.作業者は物品Rをコンテナ3へ投入する前に、仕分けることができないと判断すると、アソート表示器5の満了押釦スイッチ8を操作する。すると、この区画収納空間4のコンテナ3用の届け先データを表示したラベル14がラベルプリンタ11により発行される。
【0058】
作業者は、コンテナ3に、発行されたラベル14を添付して、出荷エリアへ搬送し、続いて予め用意の折畳まれているコンテナ3を組みたてて、同じ区画収納空間4へ格納し、ディジタル数量表示器6に表示されている数量の物品Rを新しく用意したコンテナ3へ仕分け、アソート表示器5の完了押釦スイッチ7を操作する。すると、このロケーションにおける物品Rの仕分けが終了していないとき、ディジタル数量表示器6に「FULL」が表示され、また仕分けが全て終了しているとき、ディジタル数量表示器6に「End」を表示され、区画収納空間4のコンテナ3用の届け先データを表示したラベル14がラベルプリンタ11により発行される。
【0059】
作業者は、ディジタル数量表示器6に「FULL」が表示されていると、前記次のアソート表示器5による仕分けへ進み、「End」を表示されラベル14が発行されると、新しく用意したコンテナ3に発行されたラベル14を添付して、出荷エリアへ搬送し、予め用意されている折畳まれているコンテナ3を組みたてて、同じ区画収納空間4へ格納し、次のアソート表示器5による仕分けへ進む。
【0060】
上記のように、アソート表示器5のディジタル数量表示器6に表示されたコンテナ3への仕分けが全て終了すると、作業者は出口の仕分け終了押釦スイッチ10を操作する。すると、仕分けている物品Rの仕分けが終了していると、上記ディジタル数量表示器6に表示されている「FULL」「End」「−−−−」が消灯される。
【0061】
作業者は、この消灯により仕分けが順調に終了したと判断して、検品エリア20へ戻って次の手押し台車23を受け取り、次の仕分けを行う。またディジタル数量表示器6の表示が消えないとき、仕分けが全て終了しているかをアソート表示器5のディジタル数量表示器6の数量表示により確認する。
【0062】
また作業者が、仕分け終了押釦スイッチ10を操作するとこの仕分けエリア1の仕分け状況が確認され、この仕分けエリア1の仕分け作業が終了した、あるいは終了直前と確認されると、仕分け作業が遅れている他の仕分けエリア1が在るかどうかが確認され、確認されると、仕分け作業が終了した、あるいは終了直前と確認された仕分けエリア1に、仕分け作業が遅れている仕分けエリア1と同じ配置で仕分け先の店舗毎に区画収納空間4が割り当てられ、仕分けが遅れている仕分けエリア1において未だ仕分けが実行されていない一部の物品Rの仕分けが、この仕分けが終了した、あるいは終了直前と確認された仕分けエリア1に移して実行される。
【0063】
以上のように本実施の形態によれば、物品Rの仕分けを行う作業者が、物品Rの数量の表示がディジタル数量表示器6に表示されている状態で、完了押釦スイッチ7が操作される前に、満了押釦スイッチ8を操作すると、仕分け用コンピュータ12により、ディジタル数量表示器6への物品Rの数量の表示が維持されたまま満了押釦スイッチ8が設けられた区画収納空間4のコンテナ3の仕分け先の店舗(あるいは仕分け先およびコンテナ3内の物品の明細)が求められ、ラベルプリンタ11が駆動されて、求めた仕分け先の店舗を表示するラベル14が発行されることにより、仕分ける物品Rの数量のデータを残したまま、作業者の判断で任意にラベル14を発行でき、満了となったコンテナ3にこの発行されたラベル14を添えて(あるいは取り付けて)出荷エリアへ出荷し、新たなコンテナ3に物品Rを仕分けでき、よって仕分け作業が中断してしまうことを回避することができ、仕分け効率を改善することができる。
【0064】
また本実施の形態によれば、物品Rの仕分けを行う作業者が、完了押釦スイッチ7を繰り返し操作すると、仕分け用コンピュータ12はこの完了押釦スイッチ7が設けられた区画収納空間4のコンテナ3が満了と判断してこのコンテナ3の仕分け先の店舗(あるいは仕分け先およびコンテナ3内の物品の明細)を求め、ラベルプリンタ11を駆動して、求めた仕分け先の店舗を表示するラベル14を発行することにより、作業者は自分の判断で、コンテナ3の満了を判断してラベル14を発行することができ、よって仕分け作業が中断してしまうことを回避することができ、仕分け効率を改善することができる。
【0065】
また本実施の形態によれば、物品Rの仕分けを行う作業者が、完了押釦スイッチ7を操作すると、仕分け用コンピュータ12によりこの完了押釦スイッチ7が設けられた区画収納空間4のアソート表示器5に投入終了の表示として「FULL」または「End」が表示されることにより、作業者は、この区画収納空間4のコンテナ3への物品Rが終了したことを確認することができる。また物品Rの仕分けを行う作業者が、仕分け終了押釦スイッチ10を操作すると、仕分け用コンピュータ12によりこの仕分け終了押釦スイッチ10が設けられた仕分けエリア1の仕分けが終了しているかが確認されてこの仕分けエリア1のアソート表示器5に表示されている投入終了の表示が消去されることにより、作業者はこの仕分けエリア1における物品Rの仕分けが正常に終了したことを確認することができる。
【0066】
また本実施の形態によれば、仕分ける物品Rが1つのコンテナ3に仕分けることが不可能な場合には、複数のコンテナ3を用意して物品を仕分けるが、このとき完了押釦スイッチ7が繰り返し操作され、その操作された数に応じてラベル14が発行されることにより、ラベル14をそれぞれ物品Rを仕分けたコンテナ3に添えて出荷エリアへ送り出すことができ、各コンテナ3の届け先が不明となることを防止することができる。
【0067】
また本実施の形態によれば、仕分け用コンピュータ12により仕分けエリア1のバーコードリーダ9により入力される仕分ける物品Rを特定する情報に基づいて、各区画収納空間4のコンテナ3へ投入する物品Rの数量が求められ、各アソート表示器5へこの数量からなる物品Rの仕分け数量が表示されることにより、作業者は迅速に仕分け作業を開始することができる。
【0068】
また本実施の形態によれば、ラベルプリンタ11は、各仕分けエリア1の中央部付近に配置されていることにより、各区画収納空間4から取り出されるコンテナ3に添えられるラベル14をラベルプリンタ11まで作業者が取りに行く距離を平均化することができ、作業効率を改善することができる。
【0069】
また本実施の形態によれば、物品Rの仕分けを行う作業者が、仕分け終了押釦スイッチ10を操作するとこの仕分けエリア1の仕分け状況が確認され、この仕分けエリア1の仕分け作業が終了していることが確認されると、あるいは物品の仕分け作業が終了する直前(終了する際)と確認されると、仕分け作業が遅れている他の仕分けエリア1が在るかどうかが確認され、確認されると、仕分け作業が終了した、あるいは終了直前の仕分けエリア1に、仕分け作業が遅れている仕分けエリア1と同じ配置で仕分け先の店舗毎に区画収納空間4が割り当てられ、仕分けが遅れている仕分けエリア1において未だ仕分けが実行されていない一部の物品Rの仕分けが、この仕分けが終了した、あるいは終了直前の仕分けエリア1に移して実行されることによって、棚2の仕分けエリア1の配置自体は固定されていても、また棚2のレイアウトが制限されている場合にでも、設備全体の仕分けを効率よく短時間で終了することができる。
【0070】
また本実施の形態によれば、仕分け作業が遅れている仕分けエリア1において未だ仕分け作業が実行されていない物品Rの仕分け作業を、仕分け作業が終了した仕分けエリア1に移して実行するとき、一つのコンテナ3への仕分けが終了すると、移して実行する物品Rの仕分け作業の情報、すなわちエリアデータに基づいて、ラベルプリンタ11が駆動されてコンテナ3に添えられるラベル14が発行され、届け先が間違えて発行されることを回避することができる。
【0071】
また本実施の形態によれば、仕分け作業が遅れている仕分けエリア1において未だ仕分け作業が実行されていない物品Rの仕分け作業を、仕分け作業が終了した仕分けエリア1に移して実行するとき、移して仕分けを行う物品Rは、仕分け作業が遅れている仕分けエリア1において仕分ける物品Rとは異なる種類の物品Rであり、2つの仕分けエリア1で異なる種類の物品Rの仕分けが実行されることにより、短時間で仕分けを終了することができる。
[他の実施の形態]
なお、上記実施の形態では、各区画収納空間4にアソート表示器5を設けているが、これらアソート表示器5に代えて、図15に示すように、手押し台車23の把手41の上面に平板パネル42を設け、このパネル42上に、端末機43を設け、この端末機43により物品Rを仕分ける区画収納空間4のロケーションと仕分け数量を表示するようにしてもよい。端末機43は、液晶表示器44と、この液晶表示器44上に配置されたタッチパネル45と、無線通信装置46(図16)と、これら液晶表示器44、タッチパネル45および無線通信装置46が接続されたコントローラ47(図16)から構成される。図15において、48は上記実施の形態では棚2に設けられているラベルプリンタ、49は無線通信装置46のアンテナであり、このアンテナ48と電波で送受信するアンテナ(図示せず)が各仕分けエリア1毎に設けられ、このアンテナが無線通信装置50(図16)を介して仕分け用コンピュータ12に接続されている。
【0072】
このとき、液晶表示器44には、図17に示すように、区画収納空間4のロケーション毎に仕分ける物品Rの数量が表示され、上記完了押釦スイッチ、満了押釦スイッチ、仕分け終了押釦スイッチの画面が表示され、作業者はこの液晶表示器44に数量が表示されているロケーションの区画収納空間4へ移動して、この仕分けるロケーションの画面部をタッチパネル45でタッチしてから、この区画収納空間4に収納されているコンテナ3への仕分けを開始する。以後の操作は上記実施の形態と同様である。完了押釦スイッチの画面部をタッチパネル45でタッチすることで上記実施の形態の完了押釦スイッチ7を操作したときの入力が行われ、満了押釦スイッチの画面部をタッチパネル45でタッチすることで上記実施の形態の満了押釦スイッチ8を操作したときの入力が行われ、仕分け終了押釦スイッチの画面部をタッチパネル45でタッチすることで上記実施の形態の仕分け終了押釦スイッチ10を操作したときの入力が行われる。
【0073】
また本実施の形態では、各仕分けエリア1毎に仕分け用コンピュータ12を設け、また各検品エリア20毎に検品用コンピュータ26を設けているが、出荷用コンピュータ30にこれらコンピュータ12,26の機能を持たせることも可能である。
【0074】
また本実施の形態では、物品Rを仕分ける容器をコンテナ3としているが、コンテナ3に限ることはなく、ダンボール箱やバケットやケースやトレー状のものなどを使用するようにしてもよい。また蓋付きのもの(封函可能なもの)であってもよい。
【0075】
また本実施の形態では、容器表示手段をラベル14により形成しているが、荷札やタグにより形成することも可能であり、またラベルプリンタ11を各仕分けエリア1に設けているが、複数の仕分けエリア1毎に1台とすることも可能であり、また固定式のラベルプリンタ11に代えて携帯型のラベルプリンタとすることも可能である。
【0076】
また本実施の形態では、ラベル14には届け先のデータあるいは仕分けた物品Rの明細を表示しているが、さらに同時に仕分け先(出荷先)の注文による物品Rの金額を表示するようにすることもできる。
【0077】
また本実施の形態では、棚2としてコンテナ3が移動しない一般棚を使用しているが、棚2として流動棚を使用し、コンテナ3が取り出されると、空のコンテナ3が前にでてくるようにすることもできる。
【0078】
また本実施の形態では、表示手段および完了操作手段として、ディジタル数量表示器6付きの完了押釦スイッチ7を設けているが、勿論、ディジタル数量表示器6と完了押釦スイッチ7を別々に設けてもよい。また完了操作手段の完了押釦スイッチ7は押釦の方式であるが、スイッチ機能をひもを引っ張ることによりオンするスイッチやフットスイッチに代えることもできる。
【0079】
また本実施の形態では、仕分けエリア1の対向した棚2間の作業通路を手押し台車23を押しながら移動して物品Rの仕分けを行っているが、図18に示すように、仕分けエリア1の対向した棚2間に、直線状のフリーローラコンベヤからなるコンベヤ装置51またはカーブ部を有する折り返し形状(U字状)のフリーローラコンベヤからなるコンベヤ装置52を設け、これらコンベヤ装置51または52に、検品エリア20において仕分けエリア1が指定された物品Rを移載し、コンベヤ装置51または52により物品Rを移動させながら仕分けを行うようにしてもよい。
【0080】
また本実施の形態では、ディジタル数量表示器6に数量が表示されている区画収納空間4のコンテナ3に物品Rを仕分けたとき、このロケーションにおける物品Rの仕分けが終了していないとき、ディジタル数量表示器6に「FULL」を表示し、また仕分けが全て終了しているとき、ディジタル数量表示器6に「End」を表示しているが、ディジタル数量表示器6の色表示を変更したり、アソート表示器5にブザー等の報知手段を設けて、音を発したりすることにより、物品Rを仕分けたとき、このロケーションにおける物品Rの仕分けが終了していないか、仕分けが全て終了しているかを報知するようにすることができる。
【0081】
また本実施の形態では、物品Rに付けられているバーコードをバーコードリーダ27または9により読み取らせることにより、物品Rを特定しているが、物品Rに、物品Rを特定するデータが記憶されているデータキャリアやICチップが取り付けられているときは、バーコードリーダ27または9に代えて、前記データキャリアやICチップに記憶されているデータを読み取るリーダを設けて物品Rを特定する。
【0082】
また本実施の形態では、1つの区画収納空間4(コンテナ3)に1つの仕分け先を割り当てているが、複数の区画収納空間4(コンテナ3)に1つの仕分け先を割り当てて仕分け作業を実行することも可能である。このとき、複数の区画収納空間4(コンテナ3)をカテゴリー別、たとえば生鮮食品を仕分ける区画収納空間4、お菓子類を仕分ける区画収納空間4などに分けて物品Rを仕分けることができる。
【0083】
また本実施の形態では、仕分け作業が遅れている仕分けエリア1において未だ仕分け作業が実行されていない物品Rの仕分け作業を、仕分け作業が終了した1つの仕分けエリア1に振替えて(移して)実行しているが、仕分け作業が終了した「複数」の仕分けエリア1に分散して仕分け作業が遅れている仕分けエリア1において未だ仕分け作業が実行されていない物品Rの仕分け作業を、実行するようにすることもできる。
【0084】
また本実施の形態では、出荷用コンピュータ30により仕分け状況が悪い仕分けエリア1を判断して、この仕分け状況が悪い仕分けエリア1の二次仕分けデータを、仕分け作業が終了する、あるいは終了した仕分けエリア1に振替えて(移して)実行させているが、作業者が仕分けエリア1の仕分け状況を確認あるいは判断して、仕分け状況が悪いと確認あるいは判断した仕分けエリア1の二次仕分けデータを振替えるように、出荷用コンピュータ30に指示入力するようにすることもできる。このとき、出荷用コンピュータ30は、この指示入力に応答して、図5(b)に示すステップ−5以下の動作を実行する。
【0085】
また本実施の形態では、仕分け用コンピュータ12は、仕分け状況が悪い仕分けエリア1の二次仕分けデータを振り替えた第2回二次仕分けデータを入力すると、上記仕分け状況が悪い仕分けエリア1の仕分け用コンピュータ12のエリアデータを確認して同じ店舗を同じ区画収納空間4に割り当てているが、このように限ることはなく、異なる配置の区画収納空間4に割り当てることも可能である。
【0086】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、物品の仕分けを行う作業者により、物品の数量の表示が表示手段に表示されている状態で、完了操作手段操作信号が入力される前に、満了操作手段操作信号が入力されると、管理手段により、表示手段への物品の数量の表示を維持したまま満了操作手段が設けられた区画収納空間の容器の仕分け先の情報または仕分け先および容器内の物品を特定する情報が求められ、発行手段が駆動されて、求めた仕分け先の情報または仕分け先および容器内の物品を特定する情報を表示する容器表示手段が発行されることにより、仕分ける物品の数量の表示を残したまま、満了となった容器を容器表示手段を付けて出荷エリアへ出荷して新たな容器に物品を仕分けでき、仕分け作業が中断してしまうことを回避することができ、仕分け効率を改善することができる。また、物品の仕分けを行う作業者により、物品の数量の表示が表示手段に表示されている状態で、完了操作手段の繰り返し操作信号が入力されると、管理手段は、完了操作手段が設けられた区画収納空間の容器の仕分け先の情報または仕分け先および容器内の物品を特定する情報を求め、発行手段を駆動して、求めた仕分け先の情報または仕分け先および容器内の物品を特定する情報を表示する容器表示手段を発行されることにより、作業者は自分の判断で、容器の満了を判断して容器表示手段を発行することができ、よって仕分け作業が中断してしまうことを回避することができ、仕分け効率を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における仕分け設備の概略配置図である。
【図2】同仕分け設備の概略側面図である。
【図3】同仕分け設備の制御構成図である。
【図4】同仕分け設備の1バッチ処理の注文データと二次仕分けデータの構成図である。
【図5】同仕分け設備の出荷用コンピュータの動作を示すフローチャートである。
【図6】同仕分け設備の検品・仕分けデータの構成図である。
【図7】同仕分け設備の検品用コンピュータの動作を示すフローチャートである。
【図8】同仕分け設備の仕分け用コンピュータの動作を示すフローチャートである。
【図9】同仕分け設備のエリアデータの構成図である。
【図10】同仕分け設備の物品仕分け作業の動作を示す説明図である。
【図11】同仕分け設備の仕分け用コンピュータの一部動作を示すフローチャートである。
【図12】同仕分け設備の仕分け用コンピュータの一部動作を示すフローチャートである。
【図13】同仕分け設備の物品仕分け後に満了と判断したときの物品仕分け作業の動作を示す説明図である。
【図14】同仕分け設備の物品仕分け前に満了と判断したときの物品仕分け作業の動作を示す説明図である。
【図15】本発明の他の実施の形態における仕分け設備の手押し台車の正面および側面図である。
【図16】同仕分け設備の一部制御構成図である。
【図17】同仕分け設備の手押し台車に取付けられた液晶表示器の画面図である。
【図18】本発明の他の実施の形態における仕分け設備の一部配置図である。
【符号の説明】
A 検品区域
B アソート区域
C 通信ライン
R 物品
1 仕分けエリア
2 棚
3 コンテナ
4 区画収納空間
5 アソート表示器
6 ディジタル数量表示器
7 完了押釦スイッチ
8 満了押釦スイッチ
9 バーコードリーダ
10 仕分け終了押釦スイッチ
11,48 ラベルプリンタ
14 ラベル
20 検品エリア
21 カゴ車
22 端末装置
23 手押し台車
26 検品コンピュータ
30 出荷用コンピュータ
43 端末機

Claims (5)

  1. 仕分け先別に物品を仕分ける容器を載置する複数の区画収納空間を有する載置部を備え、
    前記容器内へ仕分ける物品の数量が表示される表示手段と、この表示手段にて表示された数量に応じて前記容器内へ物品を仕分ける際に操作する完了操作手段を設け、
    前記仕分け先毎に前記区画収納空間を割り当て、前記仕分け先の物品の集品要求に応じて、仕分ける物品毎に、割り当てた各区画収納空間の容器へ仕分ける物品の数量を求め、この数量を前記表示手段へ表示し、前記完了操作手段の操作により前記区画収納空間の容器への物品の仕分けが終了したと判断し、次に仕分ける物品の数量を求め、この物品の数量を表示手段へ表示する管理手段を備えた仕分け設備であって、
    前記容器へ添える、仕分け先の情報または仕分け先および容器内の物品を特定する情報を表示する容器表示手段を発行する発行手段を備え、
    前記容器が仕分けられた物品で満了であって、前記表示手段に表示された数量に応じた物品を仕分けることができないときに操作する前記完了操作手段とは別の満了操作手段を設け、
    前記管理手段は、
    物品の数量が前記表示手段に表示されている状態で、物品を仕分けた後または仕分けている途中で前記容器に物品を仕分けできなくなったときの操作信号として同一の前記完了操作手段の繰り返し操作信号を入力すると、この完了操作手段が操作される前に物品が仕分けられた区画収納空間の容器を満了と判断して、この物品を仕分ける区画収納空間の容器の仕分け先の情報または仕分け先および容器内の物品を特定する情報を求め、前記発行手段を駆動して、求めた仕分け先の情報または仕分け先および容器内の物品を特定する情報を表示する容器表示手段を発行し、
    物品の数量が前記表示手段に表示されている状態で、前記完了操作手段操作信号を入力する前に、物品を仕分ける前に前記容器に物品を仕分けできないときの操作信号として前記満了操作手段作信号を入力すると、前記表示手段への物品の数量の表示を維持したままこの物品を仕分ける区画収納空間の容器の仕分け先の情報または仕分け先および容器内の物品を特定する情報を求め、前記発行手段を駆動して、求めた仕分け先の情報または仕分け先および容器内の物品を特定する情報を表示する容器表示手段を発行すること
    を特徴とする仕分け設備。
  2. 前記管理手段は、前記容器表示手段を、前記完了操作手段の操作信号が繰り返し入力された数に応じて発行すること
    を特徴とする請求項1記載の仕分け設備。
  3. 前記載置部は、複数の仕分けエリアに区分けされ、各仕分けエリア毎に、一つの物品の仕分け作業終了時に操作する仕分け終了操作手段を設け、
    前記管理手段は、
    前記完了操作手段の操作信号を入力すると、仕分け作業が実行された区画収納空間の表示手段に仕分け終了を表示させ、
    前記仕分け終了操作手段の操作信号を入力すると、この仕分け終了操作手段が設けられた仕分けエリアの仕分け作業が終了しているか確認して、この仕分けエリアの表示手段に表示されている前記仕分け終了の表示を消去すること
    を特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の仕分け設備。
  4. 前記載置部は、複数の仕分けエリアに区分けされ、各仕分けエリア毎に、仕分けする物品を特定する情報を入力する入力手段を設け、
    前記管理手段は、各仕分けエリアの入力手段により入力される仕分ける物品を特定する情報に基づいて、前記表示手段へ表示する物品の数量を求めること
    を特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の仕分け設備。
  5. 前記発行手段は、各仕分けエリアの中央部付近に配置されていること
    を特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の仕分け設備。
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