JP2002123762A - 商品量販店向の商品納品方法 - Google Patents

商品量販店向の商品納品方法

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JP2002123762A
JP2002123762A JP2000315783A JP2000315783A JP2002123762A JP 2002123762 A JP2002123762 A JP 2002123762A JP 2000315783 A JP2000315783 A JP 2000315783A JP 2000315783 A JP2000315783 A JP 2000315783A JP 2002123762 A JP2002123762 A JP 2002123762A
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Japan
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JP2000315783A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Hakozaki
芳広 箱崎
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SANYO ELECTRIC LOGISTICS CO Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
SANYO ELECTRIC LOGISTICS CO Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、店舗における作業負荷の大幅な
削減と店舗の販売専念体制が強化されるとともに、物流
センタの在庫量の圧縮を図ることができ、又メーカ及び
量販店の共通の狙いであるEDI(電子データ交換)化
が進み、取引のスピード化、簡素化が図れる商品量販店
向の商品納品方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 物流センタの仕入検品作業者は、仕入先
から入荷された商品の商品コードをサーバに入力し、サ
ーバは、量販店ホストコンピュータから受信した店舗別
納品予定データと、仕入検品作業者によって入力された
商品コードとに基づいて、仕入検品処理を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、商品量販店向の
商品納品方法に関し、例えば、複数の店舗を有する商品
量販店の各店舗に、仕入先から一括して商品を物流セン
タで仕入れて在庫を持たずにフロースルーで納品するこ
とを基本とし、一部戦略商品の在庫のみ持って納品する
2つの方式を採用した商品量販店向の商品納品方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】複数の仕入先から電気量販店の店舗に商
品を納入する場合、従来は次の2つの方法が採られてい
る。
【0003】(1)各仕入先の工場または倉庫から、電
気量販店の各店舗に商品を直接納品する。
【0004】(2)各仕入先から、電気量販店の物流セ
ンタに商品を一括納品し、物流センタに在庫として蓄積
させ、電気量販店の各店舗からの発注に応じて、物流セ
ンタから商品をピッキングして店舗に商品を納品する。
【0005】上記(1)の形態では、電気量販店の各店
舗には、複数、たとえば、100社以上の仕入先から別
々に商品が納品されるので、各店舗は検品、荷受作業を
終日行なう必要があり、店舗にとっては多くの人員と大
変な作業負荷がかかるという問題がある。又、各店舗に
て在庫備蓄を行なうため、全社の総在庫量(一般的に
は、平均月商の約2カ月分の在庫量)が増えるという問
題がある。
【0006】上記(2)の形態では、物流センタの在庫
量が多くなり、在庫投資が嵩むとともに、在庫商品の陳
腐化を招くという問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、店舗にお
ける作業負荷の大幅な削減と店舗の販売専念体制が強化
されるとともに、物流センタの在庫量の圧縮を図ること
ができ、又メーカ及び量販店の共通の狙いであるEDI
(電子データ交換)化が進み、取引のスピード化、簡素
化が図れる商品量販店向の商品納品方法を提供すること
を目的とする。
【0008】また、この発明は、物流センタで行なわれ
る仕入検品処理を効率良く行なえるようになる商品量販
店向の商品納品方法を提供することを目的とする。ま
た、仕入先も店舗別個別納品から物流センタへの一括納
品に変わり配送合理化が図れる商品量販店向の商品納品
方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明による第1の商
品量販店向の商品納品方法は、複数の店舗を有する商品
量販店本社のホストコンピュータ(以下、量販店ホスト
コンピュータという)から、複数の仕入先のコンピュー
タ(以下、仕入先コンピュータという)に、店舗別商品
発注データを送信し、仕入先コンピュータは、量販店ホ
ストコンピュータから受信した店舗別商品発注データに
基づいて、物流センタに所定日に納品する商品に関する
店舗別納品予定データを作成して、量販店ホストコンピ
ュータに送信し、量販店ホストコンピュータは、各仕入
先から受信した店舗別納品予定データを物流センタのサ
ーバに送信し、物流センタは、仕入先から入荷された商
品に対し仕入検品作業を行なった後、引続き商品を店舗
別に仕分けして、店舗別出荷待機エリアに商品を搬送す
るといった検品仕分け作業を行ない、店舗別出荷待機エ
リアに待機している商品を対応する店舗に入荷した当日
中に出荷する商品納品方法であって、物流センタの仕入
検品作業者は、仕入先から入荷された商品の商品コード
をサーバに入力し、サーバは、量販店ホストコンピュー
タから受信した店舗別納品予定データと、仕入検品作業
者によって入力された商品コードとに基づいて、仕入検
品処理を行なうことを特徴とする。
【0010】商品量販店本社のホストコンピュータは、
各仕入先から受信した店舗別納品予定データを物流セン
タのサーバに送信する際に、仕入先毎の店舗別納品予定
データに互いに異なるファイル番号を付して、物流セン
タのサーバに送信し、物流センタのサーバは、量販店ホ
ストコンピュータから受信した仕入先毎の店舗別納品予
定データに付されたファイル番号を、対応する仕入先名
に互いに関連させて印刷した仕入先予定一覧表を作成し
て出力し、物流センタの仕入検品作業者は、仕入先予定
一覧表から入荷した商品の仕入先に対応するファイル番
号を取得し、取得したファイル番号とともに入荷した商
品の商品コードおよび数量をサーバに入力し、サーバ
は、仕入検品作業者によって入力されたファイル番号、
商品コードおよび数量に基づいて、入力されたファイル
番号に対応する店舗別納品予定データと入力された商品
コードおよび数量とを照合することにより、仕入検品処
理を行なうことが好ましい。
【0011】仕入検品作業者は、サーバと無線通信を行
なう無線携帯端末を用いて、ファイル番号、商品コード
および数量をサーバに入力することが好ましい。
【0012】物流センタのサーバは、仕入検品処理を行
なった後、入荷商品毎および/または複数の同種の入荷
商品が入れられる入物毎に、少なくともその納品先店舗
名および商品名が印刷された店舗ラベルを発行し、物流
センタの作業者は、入荷商品および/または複数の同種
の入荷商品が入れられる入物に、該当する店舗ラベルを
張り付け、店舗ラベルが張り付けられた入荷商品および
/または複数の同種の入荷商品が入れられる入物を、納
品先店舗別に仕分けして、店舗別出荷待機エリアに商品
を搬送することか好ましい。
【0013】この発明による第2の商品量販店向の商品
納品方法は、複数の店舗を有する商品量販店本社のホス
トコンピュータ(以下、量販店ホストコンピュータとい
う)は、各仕入先のコンピュータ(以下、仕入先コンピ
ュータという)に、フロースルー型商品として発注する
店舗別商品発注データと、物流センタの在庫商品として
発注する物流センタ在庫補充用発注データとを送信し、
仕入先コンピュータは、量販店ホストコンピュータから
受信したフロースルー型商品の店舗別商品発注データに
基づいて物流センタに所定日に納品するフロースルー型
商品の店舗別納品予定データを作成するとともに、量販
店ホストコンピュータから受信した物流センタ在庫補充
用発注データに基づいて物流センタに所定日に納品する
在庫型商品の物流センタ在庫補充用納品予定データを作
成し、作成した店舗別納品予定データおよび物流センタ
在庫補充用納品予定データを別ファイルとして量販店ホ
ストコンピュータに送信し、量販店ホストコンピュータ
は、各仕入先から受信した店舗別納品予定データおよび
物流センタ在庫補充用納品予定データを別ファイルとし
て物流センタのサーバに送信し、物流センタは、仕入先
から入荷されたフロースルー型商品および在庫型商品に
対して仕入検品作業を行なった後、在庫型商品に対して
は棚入れを行い、フロースルー型商品に対しては店舗別
に仕分けして店舗別出荷待機エリアに商品を搬送すると
いった検品仕分け作業を行ない、店舗別出荷待機エリア
に待機している商品と、在庫型商品からピッキングされ
た店舗別の商品とを積合せして、対応する店舗に出荷す
る商品量販店向の商品納品方法であって、物流センタの
仕入検品作業者は、仕入先から入荷されたフロースルー
型商品の商品コードおよび数量ならびに在庫型商品の商
品コードおよび数量をサーバに入力し、サーバは、量販
店ホストコンピュータから受信したフロースルー型商品
の店舗別納品予定データおよび在庫型商品の物流センタ
在庫補充用納品予定データと、仕入検品作業者によって
入力された商品コードおよび数量とに基づいて、仕入検
品処理を行なうことを特徴とする。
【0014】量販店ホストコンピュータは、各仕入先か
ら受信したフロースルー型商品の店舗別納品予定データ
および在庫型商品の物流センタ在庫補充用納品予定デー
タを物流センタのサーバに送信する際に、仕入先毎の店
舗別納品予定データおよび仕入先毎の物流センタ在庫補
充用納品予定データに互いに異なるファイル番号を付し
て、物流センタのサーバに送信し、物流センタのサーバ
は、量販店ホストコンピュータから受信した仕入先毎の
フロースルー型商品の店舗別納品予定データおよび仕入
先毎の在庫型商品の物流センタ在庫補充用納品予定デー
タに付されたファイル番号を、対応する仕入先名に関連
させて印刷した仕入先予定一覧表を作成して出力し、物
流センタの仕入検品作業者は、入荷したフロースルー型
商品の検品作業を行なう際には、仕入先予定一覧表から
入荷したフロースルー型商品の仕入先に対応する店舗別
納品予定データのファイル番号を取得し、取得したファ
イル番号とともに入荷したフロースルー型商品の商品コ
ードおよび数量をサーバに入力し、入荷した在庫型商品
の検品作業を行なう際には、仕入先予定一覧表から入荷
した在庫型商品の仕入先に対応する在庫型商品の物流セ
ンタ在庫補充用納品予定データのファイル番号を取得
し、取得したファイル番号とともに入荷した在庫型商品
の商品コードおよび数量をサーバに入力し、サーバは、
仕入検品作業者によって入力されたファイル番号、商品
コードおよび数量に基づいて、入力されたファイル番号
に対応する納品予定データと入力された商品コードおよ
び数量とを比較することにより、仕入検品処理を行なう
ことが好ましい。
【0015】仕入検品作業者は、サーバと無線通信を行
なう無線携帯端末を用いて、ファイル番号、商品コード
および数量をサーバに入力することが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
を電気量販店の店舗に商品を納品する商品納品システム
に適用した場合の実施の形態について説明する。
【0017】〔1〕商品納品システムの全体的な構成の
説明
【0018】図1は、商品納品システムの全体的な構成
を示している。
【0019】図1において、20は電気量販店の本社
(以下、量販店本社という)を、10は電気量販店の店
舗を、30は商品の仕入先を、40は物流センタをそれ
ぞれ示している。図1においては、店舗10は1つのみ
しか図示されていないが、実際は複数の店舗が存在す
る。また、同様に、商品の仕入先30は、1つのみしか
図示されていないが、実際は、複数の仕入先30が存在
する。物流センタ30は、この例では、量販店本社20
とは、別の会社によって運営されている。また、この実
施の形態では、説明の便宜上、電気量販店の会社が1社
のみであるとする。
【0020】量販店の店舗10内のコンピュータ端末1
1から、量販店本社20内のホストコンピュータ21に
対して商品発注データ(店舗別の商品発注データ)が送
信される。
【0021】量販店本社20内のホストコンピュータ2
1は、量販店の店舗10内のコンピュータ端末11から
商品発注データを受信する。そして、コンピュータ端末
11から受信した商品発注データと、量販店の各店舗1
0の在庫管理データに基づいて量販店本社20内のホス
トコンピュータ21が作成した店舗別商品発注データと
に基づいて、仕入先毎に店舗別発注データ(以下、フロ
ースルー型商品発注データという)を作成して、対応す
る仕入先30内のコンピュータ31に送信する。フロー
スルー型商品発注データには、商品毎にその商品の最終
納品先である店舗コードが含まれている。なお、以下の
説明において、フロースルー型商品とは、店舗別に発注
された商品を意味する。
【0022】量販店本社20内のホストコンピュータ2
1は、さらに、物流センタ40に在庫として納品したい
商品(以下、在庫型商品という)を発注するための物流
センタ在庫補充用発注データ(以下、在庫型商品発注デ
ータという)も仕入先毎に作成する。そして、作成した
在庫型発注データも、対応する仕入先30内のコンピュ
ータ31に送信する。なお、フロースルー型商品発注デ
ータと在庫型商品発注データとは、別ファイルとして送
信される。
【0023】以下、フロースルー型商品発注データおよ
び在庫型商品発注データを、総称して商品発注データと
いうことにする。
【0024】量販店本社20内のホストコンピュータ2
1から、各仕入先30内のコンピュータ31への商品発
注データの送信は、1日、1回を基本とする。
【0025】仕入先30内のコンピュータ31は、量販
店本社20内のホストコンピュータ21から商品発注デ
ータを受信し、記憶装置に格納する。そして、受信した
商品発注データに基づいて、商品納品の前日に物流セン
タ40に納品する商品の納品予定データを作成して、量
販店本社20内のホストコンピュータ21に送信する。
【0026】納品予定データには、商品の最終納品先の
店舗コードを含むフロースルー型商品納品予定データ
(店舗別納品予定データ)と、商品の最終納品先の店舗
コードを含まない在庫型商品納品予定データ(物流セン
タ在庫補充用納品予定データ)とがある。フロースルー
型商品納品予定データは、フロースルー型商品発注デー
タに基づいて作成され、在庫型商品納品予定データは在
庫型商品発注データに基づいて作成される。フロースル
ー型商品納品予定データと在庫型商品納品予定データと
は、別ファイルとして送信される。
【0027】量販店本社20内のホストコンピュータ2
1は、納品予定データを受信して記憶装置に格納する。
また、量販店本社20内のホストコンピュータ21は、
受信した納品予定データと商品発注データとを照合し
て、翌日分の納品予定データを、物流センタ40内のサ
ーバ41に入荷予定データとして送信する。この場合
も、フロースルー型商品納品予定データと在庫型商品納
品予定データとは、別ファイルとして送信される。物流
センタ40内のサーバ41は、納品予定データ(入荷予
定データ)を受信して記憶装置に格納する。
【0028】仕入先30は、自己が作成した納品予定デ
ータに基づいて、納品当日に納品予定の商品を物流セン
タ40に配送する。この配送は、1日1回が基本であ
る。この際、仕入先30は、納品予定の商品を、フロー
スルー型商品と在庫型商品とに分類するが、最終納品先
である店舗毎には分類しない(総量一括納品)。
【0029】物流センタ40は、仕入先30から商品が
配送されてくると、納品を受付け、入荷検品作業を行な
う。
【0030】フロースルー型商品については、入荷検品
作業の後、店舗ラベルを発行して商品または同種の商品
が複数詰められる袋に店舗ラベルを張り付ける。商品を
店舗別に仕分し、店舗別出荷待機エリアに商品を搬送す
る。そして、店舗毎に納品すべき商品を搬送車に積み込
むんで出荷する。なお、積み込む前に出荷検品作業を行
ない、入荷検品し店舗別に仕分けた商品が積み残されて
いないかを自動チェックして検品出荷作業を終了する。
【0031】在庫型商品については、入荷検品作業の
後、商品を棚入れする。そして、量販店本社20内のホ
ストコンピュータ21からの在庫品出荷指示データを受
信すると、店舗ラベルを発行し、該当する商品をピッキ
ングして、商品に店舗ラベルを貼り付ける。この後、店
舗別出荷待機エリアに商品を搬送する。そして、店舗毎
仕分け済のフロースルー商品と一緒に配送車に積み込ん
で出荷する。なお、積み込む前に出荷検品作業を行な
う。
【0032】なお、物流センタ40の作業者は、サーバ
41とリアルタイムで無線通信を行なうための、無線携
帯端末42を携帯している。無線携帯端末42は、バー
コード読み取り機能を備えている。
【0033】〔2〕量販店本社20内のホストコンピュ
ータ21から、各仕入先30内のコンピュータ31へ送
信される商品発注データの説明
【0034】図2は、量販店本社20内のホストコンピ
ュータ21から、各仕入先30内のコンピュータ31へ
送信されるフロースルー型商品発注データの例を示して
いる。
【0035】フロースルー型商品発注データは、商品発
注データがフロースルー型であるか在庫型であるを示す
識別コード、物流センタ40への納品予定日および発注
データからなる。発注データは、発注番号、最終納品先
の店舗コード、JANコード(商品コードを含むバーコ
ードデータ)、型式コードおよび数量からなる。
【0036】在庫型商品発注データは、フロースルー型
商品発注データとほぼ同様であるが、最終納品先店舗お
よび納品予定日が決まっていないため、店舗への納品予
定日および発注データ内の店舗コードは存在しない。
【0037】なお、フロースルー型商品納品予定データ
および在庫型商品納品予定データのフォーマットも、フ
ロースルー型商品発注データおよび在庫型商品発注デー
タのフォーマットとほぼ同様である。ただし、量販店本
社20内のホストコンピュータ21は、フロースルー型
商品納品予定データおよび在庫型商品納品予定データ
を、物流センタ40内のサーバ41に送る際には、仕入
先毎のフロースルー型商品発注データおよび仕入先毎の
在庫型商品納品予定データに、それぞれ異なるファイル
番号(以下、ASN番号という)と対応する仕入先コー
ドとを含める。
【0038】〔3〕物流センタ40で行なわれる作業に
ついての説明
【0039】物流センタ40で行なわれる作業には、大
きく分けて、フロースルー型商品に対する作業と、在庫
型商品に対する作業とがある。
【0040】以下、フロースルー型商品に対する作業
と、在庫型商品に対する作業とについて説明する。
【0041】〔3−1〕フロースルー型商品に対する作
業についての説明
【0042】図3は、物流センタ40で行なわれるフロ
ースルー型商品に対する作業手順を示している。
【0043】仕入先30からフロースルー型商品が入荷
すると(ステップ1)、仕入検品作業を行う(ステップ
2)。
【0044】物流センタ40のサーバ41は、量販店本
社20内のホストコンピュータ21から既に受信して記
憶している納品予定データ(入荷予定データ)に基づい
て、図4に示すような、仕入先予定一覧表を作成してプ
リントアウトする。検品作業者はプリントアウトされた
仕入先予定一覧表を保有する。
【0045】仕入先予定一覧表には、その日に入荷され
る商品の仕入先名のリストが記載されている。各リスト
欄は、在庫型商品納品予定データのASN番号(以下、
在庫型ASN番号という)の項目と、フロースルー型商
品納品予定データのASN番号(以下、フロースルー型
ASN番号という)の項目とを備えている。
【0046】在庫型ASN番号の項目には、対応する仕
入先からの納品当日に対する在庫型商品納品予定データ
が存在する場合には、その在庫型商品納品予定データの
ASN番号を表すバーコードが印刷される。フロースル
ー型ASN番号の項目には、対応する仕入先からの納品
当日に対するフロースルー型商品納品予定データが存在
する場合には、そのフロースルー型商品納品予定データ
のASN番号を表すバーコードが印刷される。
【0047】この例では、仕入先であるA社について
は、納品当日に対する在庫型商品納品予定データとフロ
ースルー型商品納品予定データとの両方が存在している
ため、A社が記載されたリスト欄には、A社の在庫型A
SN番号を表すバーコードと、A社のフロースルー型A
SN番号を表すバーコードとが印刷されている。
【0048】これに対して、仕入先であるB社について
は、納品当日に対する在庫型商品納品予定データは存在
せず、フロースルー型商品納品予定データのみが存在し
ているため、B社が記載されたリスト欄には、B社のフ
ロースルー型ASN番号を表すバーコードのみが印刷さ
れている。
【0049】検品作業者は、たとえば、仕入先の一つで
あるA社から、フロースルー型商品が入荷された場合に
は、無線携帯端末42によって、仕入先予定一覧表のA
社が記載されたリスト欄のフロースルー型ASN番号を
表すバーコードをスキャンして、フロースルー型ASN
番号を無線携帯端末42に読み取らせる。読み取られた
フロースルー型ASN番号は、図5に示すように、無線
携帯端末42の表示画面に表示される。
【0050】そして、検品作業者は、入荷した商品のJ
ANコードを、無線携帯端末42にてスキャンすること
によって、無線携帯端末42に入力する。入力したJA
Nコードは、図5に示すように、無線携帯端末42の表
示画面に表示される。また、検品者はその数量を無線携
帯端末42に入力する。入力した数量は、図5に示すよ
うに、無線携帯端末42の表示画面に表示される。そし
て、検品者が無線携帯端末42上の送信ボタンを押す
と、フロースルー型ASN番号、JANコードおよび数
量を表す検品データがサーバ41に送信される。
【0051】このようにして、A社から入荷したフロー
スルー型商品の全ての検品データをサーバ41に送信す
る。なお、無線携帯端末42に一度入力されたASN番
号は、クリアボタンまたは新たなASN番号が入力され
るまで保持されるので、一度ASN番号を入力させた後
は、JANコードと数量を入力するだけでよい。
【0052】また、A社からフロースルー型商品と同時
に在庫型商品が納品されてきている場合には、在庫型商
品の検品を開始する前に、仕入先予定一覧表のA社が記
載されたリスト欄の在庫型ASN番号を表すバーコード
をスキャンして、在庫型ASN番号を無線携帯端末42
に読み取らせる。それ以後の動作は、フロースルー型商
品の検品の場合の動作と同じである。
【0053】物流センタ40のサーバ41は、無線携帯
端末42から受信した検品データと、既に受信している
納品予定データとを照合することにより、検品処理を行
なう。この際、サーバ41には、入荷した各商品の検品
データが、無線携帯端末42からASN番号とともに送
信されてくるので、既に受信している納品予定データと
無線携帯端末42から受信した検品データとの対応を認
識できることができ(入荷した商品の仕入先を認識で
き)、検品処理を迅速に行なうことができるようにな
る。
【0054】検品処理の結果、入荷した商品および数量
と、対応する納品予定データに含まれている商品および
数量とが、一致しなかった場合には、サーバ41はアン
マッチリストを作成してプリントアウトする。プリント
アウトされたアンマッチリストは、仕入先の商品納品者
に渡され、仕入先に通知される。
【0055】また、物流センタ40のサーバ41は、検
品データに基づいて仕入実績データを生成して、量販店
本社20内のホストコンピュータ21に送信する。そし
て、量販店本社20内のホストコンピュータ21は入荷
した毎翌日に仕入実績データを各仕入先30のコンピュ
ータ31に送信するといったEDI化で仕入伝票を廃止
する。すなわち、従来の納品伝票(量販店仕入伝票)に
代わって納品予定データを受信し、そのデータに基づい
て商品の電子検品を行い、その仕入実績データを毎翌日
電子データとして各仕入先に送信することにより、仕入
伝票を廃止できることになる。
【0056】仕入検品作業が終了すると、物流センタ4
0のサーバ41は、入荷した商品に対して店舗ラベルを
発行する(ステップ3)。
【0057】ここでは、商品は、予めサーバ41に品目
分類によって大物、中物および小物商品の区分を登録す
ることによって、大物商品、中物商品および小物商品に
分類されており、小物商品については、複数個まとめて
袋詰めされるようになっている。店舗ラベルは、大物商
品および中物商品については、1つの商品に対して1つ
ずつ発行される。小物商品については、袋単位で店舗ラ
ベルが発行される。
【0058】図6は、袋単位で発行された小物用の店舗
ラベルの例を示している。小物用の店舗ラベルには、店
舗コード、店舗名、商品名、数量および管理番号(ラベ
ル番号)が印刷されている。店舗コードおよび管理番号
は、バーコードとして、店舗ラベルに印刷されている。
なお、大物または中物用の店舗ラベルには、店舗コー
ド、店舗名、商品名および管理番号(ラベル番号)が印
刷されている。
【0059】店舗ラベルが発行されると、店舗ラベルの
貼り付け作業を行なう(ステップ4)。
【0060】つまり、作業者は、図7に示すように、小
物商品については、複数個まとめて袋に詰め、袋101
に対応する店舗ラベル104を貼り付け、中物商品10
2または大物商品103については、対応する店舗ラベ
ル104を商品の梱包箱に貼り付ける。
【0061】小物が収納された袋は、最終納入先の店舗
毎に配置されたケース(オリコン)に入れられる。オリ
コンは、複数の袋をまとめて搬送するために用意されて
いる。なお、図8に示すように、オリコン200には、
オリコンIDが印刷されたオリコンIDラベル201
と、最終納品先である店舗名を印刷した店舗ラベル20
1とが貼り付けられている。オリコンIDには、店舗コ
ードが含まれている。オリコンIDは、バーコードとし
て、オリコンIDラベルに印刷されている。
【0062】小物が収納された袋をオリコンに入れる際
には、作業者は、袋に貼り付けられている店舗ラベルの
管理番号と、オリコンに貼られたオリコンIDラベルの
オリコンIDとを無線携帯端末42に入力し、サーバ4
1に送信する。サーバ41は、無線携帯端末42から送
られてきた店舗ラベルの管理番号とオリコンIDとに基
づいて、オリコンIDとそのオリコンの中の商品とを対
応づける。
【0063】店舗ラベルの貼り付け作業が終了すると、
店舗別仕分け作業を行なう(ステップ5)。
【0064】つまり、小物商品の入ったオリコンと、店
舗ラベルが貼り付けられた大物商品および中物商品と
を、図9に示すように、その納品先店舗に応じて、店舗
別商品出荷待機エリアE1〜Enに運ぶ。
【0065】このようにして各仕入先から入荷したフロ
ースルー型商品に対する店舗別仕分け作業が終了した
後、店舗別に出荷作業が行なわれる(ステップ6)。
【0066】1つの店舗に対する商品の補充出荷は、全
仕入先商品を品揃えして、1日1回を基本とする。出荷
作業においては、まず、出荷検品作業が行なわれる。検
品作業者は、まず、店舗への補充車両のトラックIDラ
ベルのバーコードを無線携帯端末42でスキャンし、出
荷する商品に付けられている店舗ラベルの管理番号、小
物についてはオリコンに付けられているオリコンIDラ
ベルのオリコンIDを、無線携帯端末42に順次入力し
て、サーバ41に送信する。サーバ41は、無線携帯端
末42から得られたデータに基づいて、トラックと積込
まれた商品とのデータをひも付けし、出荷実績データを
作成して、電気量販店店本社20内のホストコンピュー
タ21に送信する。
【0067】出荷検品作業の後、商品を配送車に積み込
む。そして、商品を出荷する(ステップ7)。
【0068】量販店店本社20内のホストコンピュータ
21は、出荷実績データを受信すると、これに基づい
て、出荷商品の納品先である店舗に対する入荷予定デー
タを作成して、当該店舗10内のコンピュータ端末11
に送信する。入荷予定データは、たとえば、大物および
小物の総数とオリコンの個口数を含んでおり、店舗10
内のコンピュータ端末11は、入荷予定データに基づい
て、大物および小物の総数とオリコンの個口数を表す個
口検品リストを出力する。
【0069】店舗10では、物流センタ40から配送さ
れてきた商品を検品する際に、個口検品リストに基づい
て、大物および小物の総数とオリコンの個口数を確認す
るといった簡易検品を行なう。これにより、物流センタ
40から店舗10へ補充するために必要とされる店舗補
充出荷明細書(伝票)を廃止する。すなわち、物流セン
タ40、量販店ホストコンピュータ21および店舗10
間の電子データ化によって店舗補充用出荷伝票を廃止
し、個口検品リストでの個数検品が可能になる。一般
に、これをノー検品又は簡易検品と呼ぶ。
【0070】〔3−2〕在庫型商品に対する作業につい
ての説明
【0071】図10は、物流センタ40で行なわれる在
庫型商品に対する作業手順を示している。
【0072】仕入先30から在庫型商品が入荷すると
(ステップ11)、仕入検品作業を行う(ステップ1
2)。
【0073】在庫型商品に対する仕入検品作業について
は、図3のステップ1において既に説明したので、その
説明を省略する。
【0074】入荷検品が終了すると、入荷した在庫型商
品の棚入れ作業を行なう(ステップ13)。つまり、入
荷した在庫型商品を、商品種別毎に予め定められた在庫
品保管場所に保管する。
【0075】物流センタ40内のサーバ41に、量販店
店本社20内のホストコンピュータ21から、在庫品出
荷指示データが送られてくると(ステップ14)、物流
センタ40のサーバ41は在庫品出荷指示データに基づ
いて、出荷すべき在庫型商品に対応した店舗ラベルを発
行する(ステップ15)。
【0076】店舗ラベルはフロースルー型商品に対する
店舗ラベルと同様であり、店舗コード、店舗名、商品
名、管理番号(ラベル番号)等が印刷されている。
【0077】出荷すべき在庫型商品に対応した店舗ラベ
ルが発行されると、作業者は店舗ラベルの印刷内容に基
づいて、出荷すべき在庫商品をピッキングして、その商
品に店舗ラベルを貼り付ける(ステップ16)。
【0078】そして、ピッキングした商品を、その納品
先店舗に応じて、店舗別商品出荷待機エリアに運ぶ(ス
テップ17)。この後、積込作業を行い(ステップ1
8)、商品を出荷する(ステップ19)。出荷作業は、
フロースルー型商品の出荷作業と同様なので、その説明
を省略する。
【0079】上記実施の形態では、各仕入先30から物
流センタ40に納品された商品は物流センタ40で店舗
別に仕分けされた後、基本的には各店舗に向かって1日
1回補充出荷される。このため、店舗にかかる作業負荷
は大幅に軽減され、これまでの専任作業者は不要とな
る。
【0080】また、フロースルー型商品は、物流センタ
に在庫として滞留しないため、物流センタの在庫レス化
が図れる。
【0081】また、商品の納品先店舗毎の仕分けは、物
流センタによって行なわれるので、各仕入先は、物流セ
ンタに商品を納品する際に、納品先店舗毎に商品を区分
けする必要がなく、店舗を合計した総量一括納品を行な
えるようになる。
【0082】さらに、仕入検品作業時において、物流セ
ンタ40のサーバ41には、入荷した各商品の検品デー
タが、無線携帯端末42からASN番号とともに送信さ
れてくるので、既に受信している納品予定データと無線
携帯端末42から受信した検品データとの対応を認識で
きることができ(入荷した商品の仕入先を認識でき)、
検品処理を効率よく行なうことができるようになる。
【0083】
【発明の効果】この発明によれば、店舗にかかる作業負
荷の大幅な削減化、省力化が図れるとともに、物流セン
タ及び店舗の在庫量の圧縮および仕入先、量販店間のE
DIの進展による取引のスピード化、簡素化が図れるよ
うになる。
【0084】また、この発明によれば、物流センタで行
なわれる仕入検品処理を効率良く行なえるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】商品納品システムの全体的な構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】電気量販店本社20内のホストコンピュータ2
1から、各仕入先30内のコンピュータ31へ送信され
るフロースルー型商品発注データの例を示す模式図であ
る。
【図3】物流センタ40で行なわれるフロースルー型商
品に対する作業手順を示すフローチャートである。
【図4】仕入先予定一覧表を示す模式図である。
【図5】仕入検品作業時において、無線携帯端末42の
表示画面に表示される表示内容を示す模式図である。
【図6】袋単位で発行された小物用の店舗ラベルの例を
示す模式図である。
【図7】店舗ラベルが貼り付けられた袋および商品を示
す模式図である。
【図8】オリコンIDラベルおよび店舗ラベルが貼り付
けられたオリコンを示す模式図である。
【図9】店舗別商品出荷待機エリアE1〜Enに運ばれ
た大物商品、中物商品およびオリコンを示す模式図であ
る。
【図10】物流センタ40で行なわれる在庫型商品に対
する作業手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 店舗 11 店舗内のコンピュータ端末 20 電気量販店本社 21 電気量販店本社のホストコンピュータ21 30 家電メーカ 31 仕入先のコンピュータ 40 物流センタ 41 物流センタのサーバ 42 無線携帯端末

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の店舗を有する商品量販店本社のホ
    ストコンピュータ(以下、量販店ホストコンピュータと
    いう)から、複数の仕入先のコンピュータ(以下、仕入
    先コンピュータという)に、店舗別商品発注データを送
    信し、 仕入先コンピュータは、量販店ホストコンピュータから
    受信した店舗別商品発注データに基づいて、物流センタ
    に所定日に納品する商品に関する店舗別納品予定データ
    を作成して、量販店ホストコンピュータに送信し、 量販店ホストコンピュータは、各仕入先から受信した店
    舗別納品予定データを物流センタのサーバに送信し、 物流センタは、仕入先から入荷された商品に対し仕入検
    品作業を行なった後、引続き商品を店舗別に仕分けし
    て、店舗別出荷待機エリアに商品を搬送するといった検
    品仕分け作業を行ない、店舗別出荷待機エリアに待機し
    ている商品を対応する店舗に入荷した当日中に出荷する
    商品量販店向の商品納品方法であって、 物流センタの仕入検品作業者は、仕入先から入荷された
    商品の商品コードをサーバに入力し、サーバは、量販店
    ホストコンピュータから受信した店舗別納品予定データ
    と、仕入検品作業者によって入力された商品コードとに
    基づいて、仕入検品処理を行なうことを特徴とする商品
    量販店向の商品納品方法。
  2. 【請求項2】 商品量販店本社のホストコンピュータ
    は、各仕入先から受信した店舗別納品予定データを物流
    センタのサーバに送信する際に、仕入先毎の店舗別納品
    予定データに互いに異なるファイル番号を付して、物流
    センタのサーバに送信し、 物流センタのサーバは、量販店ホストコンピュータから
    受信した仕入先毎の店舗別納品予定データに付されたフ
    ァイル番号を、対応する仕入先名に互いに関連させて印
    刷した仕入先予定一覧表を作成して出力し、 物流センタの仕入検品作業者は、仕入先予定一覧表から
    入荷した商品の仕入先に対応するファイル番号を取得
    し、取得したファイル番号とともに入荷した商品の商品
    コードおよび数量をサーバに入力し、 サーバは、仕入検品作業者によって入力されたファイル
    番号、商品コードおよび数量に基づいて、入力されたフ
    ァイル番号に対応する店舗別納品予定データと入力され
    た商品コードおよび数量とを照合することにより、仕入
    検品処理を行なうことを特徴とする請求項1に記載の商
    品量販店向の商品納品方法。
  3. 【請求項3】 仕入検品作業者は、サーバと無線通信を
    行なう無線携帯端末を用いて、ファイル番号、商品コー
    ドおよび数量をサーバに入力することを特徴とする請求
    項2に記載の商品量販店向の商品納品方法。
  4. 【請求項4】 物流センタのサーバは、仕入検品処理を
    行なった後、入荷商品毎および/または複数の同種の入
    荷商品が入れられる入物毎に、少なくともその納品先店
    舗名および商品名が印刷された店舗ラベルを発行し、物
    流センタの作業者は、入荷商品および/または複数の同
    種の入荷商品が入れられる入物に、該当する店舗ラベル
    を張り付け、店舗ラベルが張り付けられた入荷商品およ
    び/または複数の同種の入荷商品が入れられる入物を、
    納品先店舗別に仕分けして、店舗別出荷待機エリアに商
    品を搬送することを特徴とする請求項1、2および3の
    いずれかに記載の商品量販店向の商品納品方法。
  5. 【請求項5】 複数の店舗を有する商品量販店本社のホ
    ストコンピュータ(以下、量販店ホストコンピュータと
    いう)は、各仕入先のコンピュータ(以下、仕入先コン
    ピュータという)に、フロースルー型商品として発注す
    る店舗別商品発注データと、物流センタの在庫商品とし
    て発注する物流センタ在庫補充用発注データとを送信
    し、 仕入先コンピュータは、量販店ホストコンピュータから
    受信したフロースルー型商品の店舗別商品発注データに
    基づいて物流センタに所定日に納品するフロースルー型
    商品の店舗別納品予定データを作成するとともに、量販
    店ホストコンピュータから受信した物流センタ在庫補充
    用発注データに基づいて物流センタに所定日に納品する
    在庫型商品の物流センタ在庫補充用納品予定データを作
    成し、作成した店舗別納品予定データおよび物流センタ
    在庫補充用納品予定データを別ファイルとして量販店ホ
    ストコンピュータに送信し、 量販店ホストコンピュータは、各仕入先から受信した店
    舗別納品予定データおよび物流センタ在庫補充用納品予
    定データを別ファイルとして物流センタのサーバに送信
    し、 物流センタは、仕入先から入荷されたフロースルー型商
    品および在庫型商品に対して仕入検品作業を行なった
    後、在庫型商品に対しては棚入れを行い、フロースルー
    型商品に対しては店舗別に仕分けして店舗別出荷待機エ
    リアに商品を搬送するといった検品仕分け作業を行な
    い、店舗別出荷待機エリアに待機している商品と、在庫
    型商品からピッキングされた店舗別の商品とを積合せし
    て、対応する店舗に出荷する商品量販店向の商品納品方
    法であって、 物流センタの仕入検品作業者は、仕入先から入荷された
    フロースルー型商品の商品コードおよび数量ならびに在
    庫型商品の商品コードおよび数量をサーバに入力し、サ
    ーバは、量販店ホストコンピュータから受信したフロー
    スルー型商品の店舗別納品予定データおよび在庫型商品
    の物流センタ在庫補充用納品予定データと、仕入検品作
    業者によって入力された商品コードおよび数量とに基づ
    いて、仕入検品処理を行なうことを特徴とする商品量販
    店向の商品納品方法。
  6. 【請求項6】 量販店ホストコンピュータは、各仕入先
    から受信したフロースルー型商品の店舗別納品予定デー
    タおよび在庫型商品の物流センタ在庫補充用納品予定デ
    ータを物流センタのサーバに送信する際に、仕入先毎の
    店舗別納品予定データおよび仕入先毎の物流センタ在庫
    補充用納品予定データに互いに異なるファイル番号を付
    して、物流センタのサーバに送信し、 物流センタのサーバは、量販店ホストコンピュータから
    受信した仕入先毎のフロースルー型商品の店舗別納品予
    定データおよび仕入先毎の在庫型商品の物流センタ在庫
    補充用納品予定データに付されたファイル番号を、対応
    する仕入先名に関連させて印刷した仕入先予定一覧表を
    作成して出力し、 物流センタの仕入検品作業者は、入荷したフロースルー
    型商品の検品作業を行なう際には、仕入先予定一覧表か
    ら入荷したフロースルー型商品の仕入先に対応する店舗
    別納品予定データのファイル番号を取得し、取得したフ
    ァイル番号とともに入荷したフロースルー型商品の商品
    コードおよび数量をサーバに入力し、入荷した在庫型商
    品の検品作業を行なう際には、仕入先予定一覧表から入
    荷した在庫型商品の仕入先に対応する在庫型商品の物流
    センタ在庫補充用納品予定データのファイル番号を取得
    し、取得したファイル番号とともに入荷した在庫型商品
    の商品コードおよび数量をサーバに入力し、 サーバは、仕入検品作業者によって入力されたファイル
    番号、商品コードおよび数量に基づいて、入力されたフ
    ァイル番号に対応する納品予定データと入力された商品
    コードおよび数量とを比較することにより、仕入検品処
    理を行なうことを特徴とする請求項5に記載の商品量販
    店向の商品納品方法。
  7. 【請求項7】 仕入検品作業者は、サーバと無線通信を
    行なう無線携帯端末を用いて、ファイル番号、商品コー
    ドおよび数量をサーバに入力することを特徴とする請求
    項6に記載の商品量販店向の商品納品方法。
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