JP2007011856A - 花卉受発注システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 花卉を取り扱う小売業者の顧客と花卉を卸す卸業者との間の、受発注から販売までの業務を効率を良く行う花卉受発注システムを提供する。
【解決手段】 価格変動のある花卉を取引する際に、所定の規準により品質毎に卸業者において相場変動にかかわらず一定の卸価格を設定する。卸価格を基に卸業者12が商品毎に設定されたJANコード等のコードと各商品情報を、卸業者12の顧客14に、卸業者コンピュータ14aからインターネット21を介して送信する。各顧客14は、JANコードが付された商品情報を基に、任意の注文を卸業者12に発注する。卸業者コンピュータ12aは、JANコードを基に発注データを随時記憶装置の情報データベース12bに記憶する。次のシーズン以降において、卸業者12の側で所定時期に過去の発注データを基に、卸業者コンピュータ12aにより自動的にお勧めリストを作成し、定期的に顧客14に送信する。
【選択図】図1

Description

この発明は、花卉を取り扱う卸業者が、市場での仕入れ及び小売業者などの顧客との間の受発注管理を行う花卉受発注システムに関する。
従来、花卉などの卸業者は、市場の開設者の許可をうけて、市場内のセリ売買に参加して、花卉の値段を決め、卸売業者から買受けている。そして、買受けた花卉を市場内の店舗または、地元や地方の花屋などの小売業者に、一定の単位に分けて卸している。このように、仲卸業者は、花卉の評価を行い、仕入れた商品を分荷することを業務としている。
一般に、仲卸業者は、顧客の要求や売れ筋を予測し商品選定を行い、市場から仕入れた商品を顧客である販売店からの注文に応じて卸していた。注文の際、顧客は、同じ品種でも、産地、生産者、価格、品質状態などを細かく指定して注文してくる。また、小売業界では、販売管理にバーコードなどを用いたPOSシステムを用いることが、一般的であり、花卉を取り扱う小売業界でも広く使用されている。
特開平7−37000号公報 特開2002−170007号公報 特開2002−279116号公報
しかし、生き物である生花は、競り価格が変動するものであり、市場から仕入れを行う度に、販売値付け作業を行うことになり、小売業者への販売価格は競り価格により変動していた。
一方、小売業者での販売管理にはPOSシステムが使用され、バーコードを用いて管理されている。このバーコードには、一般的に、統一された規格であるJANコードが使用されているが、花卉業界や青果業界などの生ものを取り扱う業界では、工業製品の様な商品毎に統一されたコードを使用するのは、商品の品質のばらつきや仕分けの複雑さから不可能なものであった。そのため、各小売店が独自に取り決めたインストアコードを使用して販売管理が行われていた。この際、商品を購入した小売店では、商品の売価を決めておき、全ての商品にバーコードによるPOSシステムで使用するコードを割り当てて、バーコードリーダによりそれぞれ読み取らせて商品マスタに登録する必要があった。この作業は、全て開店前の短時間に行う必要があるが、作業が煩わしいうえ、大量の登録作業を行うため登録ミスが発生する問題があった。さらに、この方式は、スキャンする度にマスタの単価を参照するので、コンピュータの負担が大きいものであった。一方、一般的に生鮮業界で用いられている方式では、マスタ参照せずにインストアコード内の下数桁の単価情報を直接参照する方式を採用し、コンピュータの負担を軽減している。ただし、この方式は、単品管理できない等のデメリットがある。
また、鉢物を店頭に並べるには、入荷した品種を仕分けし、バーコード及び品種などを示すラベルを作成し、鉢に直接貼り付けたり、鉢の土の部分に挿したりすることが一部の店で行われている。しかし、バーコードによる商品管理を総ての商品について行っているわけではなく、しかも商品の入荷後に、ラベルの印刷を行うため、ラベルを作成する手間がかかるものであった。
また、卸業者では、複数の店舗を抱えるチェーン店からの注文には、注文時の割り当てに従い仕分けし、配送することが一般に行われている。この際、量販店では、扱う数量が多いため、POSシステムへの登録やラベルの印刷など各店舗で行われ、効率がよくないものであった。さらに、小売業者は、商品である花卉を仕入れる際は、注文リストを作成し、卸業者に発注していた。注文リストは、売れ行きや季節を考慮した品揃えとなるが、毎年の新品種の入れ替えは前年同時期の商品の一部であり、その他は毎年同じ品種を揃えることが一般的であった。しかし、発注の度に注文書を新たに作成するため、手間が掛かるものであった。注文を受注した仲卸業者も、毎回、市場に入荷状況を問い合わせたうえ、小売業者と幾度も品質や、生産地及び生産者の指定、価格などについてやりとりが発生し、手間がかかり、効率の良くないものであった。
花卉業界では、市場の業務効率を向上させるため、例えば、特許文献1に示すような競りシステムが提案されている。しかし、特許文献1に示すシステムは、単に競りにおいて通信ネットワークなどを用いて、遠隔地から商品状況が映像で確認して参加可能にするものであり、小売業者と仲卸業者の取引に関わる業務内容は、従来と変わらないものである。
そのほか、特許文献2に示すように、生鮮農産物を生産者からの出荷状況と、集荷した農産物を市場に出荷する卸業者の出荷状況、競り買いする卸業者、小売業者などの競りから購入状況をサービスセンター管理装置により管理して、生産から顧客のオーダー状況に渡るまでの経過状態を記録する管理システムが開示されている。しかし、花卉を扱う卸業者と小売業者の取引に生ずる受発注業務の処理方法について開示されていない。
この発明は、上記従来技術の問題に鑑みて成されたもので、花卉を取り扱う小売業者である顧客とその顧客に花卉を卸す卸業者との間の、受発注から販売までの業務の効率を良くし、JANコード等を用いたPOSシステムで花卉の管理を可能とする花卉受発注システムを提供することを目的とする。
この発明は、価格変動のある花卉を取引する際に、所定の規準により品質毎に卸業者において相場変動にかかわらず一定の卸価格を設定し、その卸価格を基に前記卸業者が商品毎に設定されたJANコード等のコードと各商品情報を前記卸業者の顧客に卸業者コンピュータから通信手段を介して送信し、各顧客は前記コードが付された商品情報を基に任意の注文を前記卸業者に前記通信手段を介して発注し、その発注データを前記卸業者の側で前記コードを基に随時記憶装置に記憶し、次のシーズン以降において、前記卸業者の側で所定時期に過去の発注データを基に前記卸業者コンピュータにより自動的にお勧めリストを作成し定期的に前記顧客に送信し、前記顧客は送信された過去の発注データを基に発注内容を設定し送信可能とした花卉受発注システムである。
前記卸業者コンピュータは前記通信手段であるインターネットに接続され、前記顧客もインターネットに接続された顧客端末を有し、前記卸業者と顧客はインターネットを介して取引に関する通信を行い、前記卸業者は前記顧客からの注文を、前記卸業者コンピュータからインターネットを介して市場に送信するものである。
前記市場は、前記卸業者からの注文に対して商品がない場合は、前記卸業者コンピュータにより自動的に次回の発注商品の中に不足した商品の数を上乗せして発注する。または、前記卸業者の側では、発注された所定の商品が市場にない場合は、前記卸価格を基準にして、前記卸価格の中で同価格の他生産者の商品を前記卸業者コンピュータにより自動的に選択して前記市場に注文するものでも良い。
またこの発明は、花卉を卸す卸業者と花卉を販売する顧客との間で行われる仕入れ業務の管理を行うシステムであって、顧客情報、花卉に関する商品情報、及び卸情報が格納された情報データベースと、顧客用の注文書作成機能と、POSシステム用の商品マスタ作成機能と、商品発注用の発注書作成機能とを備え、前記情報データベースに読み書き自在に接続可能であって前記卸業者が使用する卸業者コンピュータと、市場に設置された市場端末と、配送センターに設置され前記発注書情報から作成されるラベル印刷用機能と、商品配送用の検品チェックリスト作成・印字機能とを備えたセンター端末と、前記顧客が使用する顧客端末とから成り、前記卸業者コンピュータ及び各端末は通信ネットワークにより接続され、前記卸業者コンピュータにより過去の発注データを基に自動的に作成されたお勧めリストが付加された注文書を、前記通信ネットワークを通して卸業者コンピュータから前記顧客端末に送信し、前記顧客端末が受信した前記注文書に、前記顧客端末にて注文情報を付加して前記注文書を、前記通信ネットワークを通して前記卸業者コンピュータへ送信し、前記卸業者コンピュータが受信した前記注文書に基づいて作成された発注書が、前記通信ネットワークを通じて前記市場端末に送信されるとともに、前記卸業者コンピュータが受信した前記発注書に基づいて前記卸業者が所定の花卉に関する商品情報とともに作成した確定発注書を前記センター端末へ送信し、前記センター端末は受信した確定発注書に基づいて、前記発注書により発注された花卉に関する前記商品情報を基に前記発注花卉のラベルに印字し、前記発注書の検品チェックリストを印刷し、前記顧客に前記発注書の花卉を前記ラベルと検品チェックリストとともに配送可能とした花卉受発注システムである。
前記お勧めリストは、前記情報データベースに蓄積された前回以前の注文実績から、季節及び品質を加味した花卉の商品リストとして、前記卸業者コンピュータにより自動的に抽出される。
前記発注書には、前記顧客であるチェーン店を形成する小売業者の、各店舗に配送する花卉の品種及び数量が一覧可能に記載されている。さらに、前記商品マスタは、前記情報データベースを用いて前記卸業者コンピュータにより自動生成されたJANコード情報により形成されているものである。
前記卸業者コンピュータにより送信された前記確定発注書には、発注された花卉に関する前記商品情報であって、発注花卉に関する外観、品種、育成管理、小売価格についての情報を含み、前記センター端末は、前記卸業者コンピュータから送信された確定発注書により、前記花卉毎にラベルや商品表示に前記商品情報を印刷するものである。
この発明の花卉受発注システムによれば、前回までの購入実績が反映された注文書が自動作成可能であるため、注文書の作成作業が省力化でき、効率がよいものである。また、JANコードを使用した品質毎に一律の商品マスタが作成されるため、卸業者の商品管理を効率化し、顧客側にてPOSシステムへの登録作業を省力化でき、作業効率がよいものである。そのほか、配送センターにおいて商品発送時に商品にバーコードなど印刷済みのラベル及び検品チェックリストが添付されるため、顧客が作成する手間がかからないものである。
以下、この発明の花卉受発注システムの一実施形態について、図1〜図4を基にして説明する。この実施形態の花卉受発注システム10は、花卉の卸業者12と小売業者である顧客14の間で受発注を管理するシステムとして使用される。
この実施形態の花卉受発注システム10は、図1に示すように、卸業者12側には、インターネットや電話回線等の通信ネットワーク21に接続可能に形成された、卸業者コンピュータ12aが設けられている。また、顧客14の情報及び花卉情報、卸情報が蓄積された情報データベース12bが設けられ、その情報データベース12bに読み書き可能に卸業者コンピュータ12aが接続されている。さらに、例えば電子メールなど用いて、この通信ネットワーク21を介して、卸業者コンピュータ12aと送受信可能に接続された顧客14向けの小売業者端末14a、市場16向けの市場端末16a、配送センター18向けのセンター端末18aがそれぞれ送受信可能に設けられている。各端末14a,16a,18aは、パーソナルコンピュータ等から成る。そのほか、配送センター18側には、商品ラベルにバーコードなど印刷可能な印字装置18bがセンター端末18aに接続されて設けられている。
ここで、この実施形態の花卉受発注システム10に使用するJANコードについて説明する。一般に、JANコードを構成する商品コード部は、商品1つについて、1つコードを割り当てることにより商品を区別している。そのため、生鮮品である青果物や花卉では、同じ種類でも、産地、生産者、季節・時期、見栄え、品質など、多様な種別があり、また、価格も競りによるため、すぐに商品コードが枯渇してしまう。この実施形態の花卉受発注システム10では、花卉の競り値の変動幅を吸収可能に、顧客14である小売業者へ卸す原価を、商品の品質と過去の取引を基準に固定化している。そして、商品を品質などにより区分けして、工業製品と同様に商品コードが卸価格と1:1に対応するように情報データベース12bに記録され、さらに産地、生産者、季節・時期、等の情報が各卸価格の商品に対応して付加される。そのため、卸業者コンピュータ12aから、操作画面より商品指定すると、求める商品に一致した情報を持つJANコードが生成される。
次に、この実施形態の花卉受発注システム10の処理について説明する。まず、図2に示すように、顧客14との取引が初めての場合と2回目以降の場合とで異なる処理が行われる。顧客14との取引が初めての場合は、図2,図3に示すように、卸業者12は、小売業者である顧客14に向けて、卸業者コンピュータ12aにより新規に注文書20の作成を行う。作成された注文書20は、例えば、Excel(登録商標)形式などの電子ファイルとして作成され、通信ネットワーク21を介して送信される(s1)。
顧客14は、小売業者端末14aを用いて注文書20を受信し、注文書20に希望する商品を入力し(s2)、注文回答書20aとして卸業者12へ送信する(s3)。卸業者12は、卸業者コンピュータ12aを用いて受信した注文回答書20aを基に、仮発注書22を作成し、市場16へ送信する(s4)。市場16では、市場端末16aを用いて受信した仮発注書22にある商品について、入荷しているか否かを調べて結果を入力し、仮発注回答書22aとして、卸業者12に送信する(s5)。卸業者12は、市場16からの仮発注回答書22aを取り込んで顧客への仮注文回答書24を作成し、顧客14へ送信する(s6)。そして、顧客14は、受信した仮注文回答書24に基づき、正注文書26を作成し、卸業者12に送信する(s7)。これで、卸業者12が市場16へ発注する商品が確定される。
一方、顧客14との取引が2回目以降の取引である場合は、図2,図4に示すように、情報データベース12bに蓄積された取引実績から、季節などに応じた商品のお勧めリストが卸業者コンピュータ12aにより自動生成される。自動生成されるおすすめリストは、前年と同じものや過去複数年分の平均、または過去複数年分の変動から予測される本年分の数量でも良い。そして、お勧めリストが記載された注文書20は、通信ネットワーク21を介して送信される(s8)。顧客14は、小売業者端末14aを用いて注文書20を受信し、注文書20に記載されたお勧めリストのほかに希望する商品があれば、商品名及び数量などを追加入力し、通信ネットワークを介して電子メールにより、卸業者12に仮発注書22として送信する(s9)。
卸業者12は顧客14より受信した仮発注書22を、卸業者コンピュータ12aにより、通信ネットワークを介して市場16に送信する(s10)。市場16では、受信した仮発注書22にある商品について、入荷状況を調べて、結果を登録し、仮発注回答書22aとして、卸業者12に送信する。この際、市場に入荷していない商品は、卸業者コンピュータ12aにより次回発注商品として情報データベース12bに記録される(s11)。これで、市場16へ発注する商品が確定される。また、卸業者12の側で、発注された所定の商品が市場16にない場合は、価格を基準にして、同価格の他生産者の商品を卸業者コンピュータ12aにより自動的に選択して、市場16に注文するようにしても良い。
そして、初回の注文及び2回目以降の注文共に、卸業者12は、確定発注書28を市場16及び配送センター18へ送信し(s12)、顧客14には、新規に受注した商品のJANコード情報が収録された商品マスタ30を送信する(s13)。従って、初回の取引の場合は総ての発注商品の商品マスタ30を送信し、2回目以降は、新たな商品の商品マスタ30のデータのみを送信する。市場16では、市場端末16aを用いて受信した確定発注書28に基づき、商品が配送センター18へ移される。配送センター18では、センター端末18aを用いて受信した確定発注書28を、例えば、CSV形式などの電子ファイルに変換処理され印刷装置12bに取り込まれてバーコードや商品情報などが任意のラベルに印刷される。また、商品納入時の商品及び数量などの確認に、検品チェックリストが作成され印刷される(s14)。そして、市場16から入荷した商品と共に、確定発注書28に従って商品と検品チェックリスト、各種ラベルが顧客14宛に配送される(s15)。確定発注書28には、チェーン店を形成する小売業者である顧客14に対しては、各店舗に配送する花卉の品種及び数量が一覧可能に記載されている。
ここで、配送センター18で印刷されるラベルは、商品である生花の茎等に巻き付けるラベルや、鉢に差すラベル等である。また、このラベルには、品名や品種、色、その他育て方等が同時に印刷される様にすると良い。さらに、商品に関する情報を表示したいわゆるPOPを作成するものでも良い。それらの印刷情報は、JANコードに対応して、商品マスタ30に記録され、配送センターの18のセンター端末18aに記憶されるとともに、印刷が行われる。
顧客14は、卸業者12から受信した商品マスタ30をPOSシステムに取り込み、配送された商品に添付されたラベルを取り付けて、店頭に陳列・販売される。また、同時に、納品済発注書32を卸業者に例えばFAXなどで送付する(s16)。商品マスタ30には、顧客14において、売価や数等の情報を付加することができる。
ここで、各発注書や回答書の送信は、複数箇所へ同時に送信しても良いものであり、確定発注書28や送品マスタ30は、卸業者12から顧客14、市場16、及び配送センター18へほぼ同時に送信されても良いものである。
この実施形態の花卉受発注システム10によれば、2回目以降の注文の際には、取引実績を反映したお勧めリストが記載された注文書20が自動作成されるため、毎回同じ商品の発注に際して、商品名や産地及び生産者指定などの入力が不要なため、注文書20の作成作業を効率よくできるものである。また、情報データベース12bに蓄積された花卉情報から、注文に最適な商品のJANコードが自動的に生成され、商品マスタ30が作成される。そのため、顧客14側にて、商品到着後に、顧客14が分類し、バーコードリーダなどで商品取付のバーコードをいちいち読み取り、POSシステムへの登録を行う作業を省力化でき、作業効率がよいものである。さらに、配送センター18より商品発送時に、バーコードなど印刷済みのラベル及び検品チェックリストが商品に添付されるため、印刷する手間がかからず、作業効率のよいものである。
なお、この発明の花卉受発注システムは上記実施形態に限定されるものではなく、通信ネットワークは、インターネット以外の回線でもよい。また、情報データベースは、専用に構築されたWebサーバとWebアプリケーションによりネットワーク経由にてアクセス可能に形成されるものであれば、端末のブラウザを起動して、インターネット経由により仮注文から確定発注まで操作・入力することにより、電子ファイルのメールなどによる送受信処理が不要なため、受発注処理がより効率よく、誤配信が発生せず、なおよい。
また、顧客のPOSシステムに連動させてEOS(Electronic Ordering System)とすることが可能なもので、売れ筋商品を必要な数量だけ発注し、効率的な商品管理も可能となるものである。
この発明の一実施形態の花卉受発注システムの構成を示す構成図である。 この実施形態の花卉受発注システムの処理状態を示す処理フロー図である。 この実施形態の花卉受発注システムの初期の注文及び発注、商品の流れを示す概略図である。 この実施形態の花卉受発注システムの2回目以降の注文及び発注、商品の流れを示す概略図である。
符号の説明
10 花卉受発注システム
12 卸業者
12a 卸業者コンピュータ
12b 情報データベース
14 顧客
14a 小売業者端末
16 市場
16a 市場端末
18 配送センター
18a センター端末

Claims (9)

  1. 価格変動のある花卉を取引する際に、所定の規準により品質毎に卸業者において相場変動にかかわらず一定の卸価格を設定し、その卸価格を基に前記卸業者が商品毎に設定されたコードと各商品情報を前記卸業者の顧客に卸業者コンピュータから通信手段を介して送信し、各顧客は前記コードが付された商品情報を基に任意の注文を前記卸業者に前記通信手段を介して発注し、その発注データを前記卸業者の側で前記コードを基に随時記憶装置に記憶し、次のシーズン以降において、前記卸業者の側で所定時期に過去の発注データを基に前記卸業者コンピュータにより自動的にお勧めリストを作成し定期的に前記顧客に送信し、前記顧客は送信された過去の発注データを基に発注内容を設定し送信可能としたことを特徴とする花卉受発注システム。
  2. 前記卸業者コンピュータは前記通信手段であるインターネットに接続され、前記顧客もインターネットに接続された顧客端末を有し、前記卸業者と顧客はインターネットを介して取引に関する通信を行い、前記卸業者は前記顧客からの注文を、前記卸業者コンピュータからインターネットを介して市場に送信する請求項1記載の花卉受発注システム。
  3. 前記市場は、前記卸業者からの注文に対して商品がない場合は、前記卸業者コンピュータにより自動的に次回の発注商品の中に不足した商品の数を上乗せして発注する請求項2記載の花卉受発注システム。
  4. 前記卸業者の側では、発注された所定の商品が市場にない場合は、前記卸価格を基準にして、前記卸価格の中で同価格の他生産者の商品を前記卸業者コンピュータにより自動的に選択して前記市場に注文する請求項2記載の花卉受発注システム。
  5. 花卉を卸す卸業者と花卉を販売する顧客との間で行われる仕入れ業務の管理を行うシステムであって、顧客情報、花卉に関する商品情報、及び卸情報が格納された情報データベースと、顧客用の注文書作成機能と、POSシステム用の商品マスタ作成機能と、商品発注用の発注書作成機能とを備え、前記情報データベースに読み書き自在に接続可能であって前記卸業者が使用する卸業者コンピュータと、市場に設置された市場端末と、配送センターに設置され前記発注書情報から作成されるラベル印刷用機能と、商品配送用の検品チェックリスト作成・印字機能とを備えたセンター端末と、前記顧客が使用する顧客端末とから成り、前記卸業者コンピュータ及び各端末は通信ネットワークにより接続され、前記卸業者コンピュータにより過去の発注データを基に自動的に作成されたお勧めリストが付加された注文書を、前記通信ネットワークを通して卸業者コンピュータから前記顧客端末に送信し、前記顧客端末が受信した前記注文書に、前記顧客端末にて注文情報を付加して前記注文書を、前記通信ネットワークを通して前記卸業者コンピュータへ送信し、前記卸業者コンピュータが受信した前記注文書に基づいて作成された発注書が、前記通信ネットワークを通じて前記市場端末に送信されるとともに、前記卸業者コンピュータが受信した前記発注書に基づいて前記卸業者が所定の花卉に関する商品情報とともに作成した確定発注書を前記センター端末へ送信し、前記センター端末は受信した確定発注書に基づいて、前記発注書により発注された花卉に関する前記商品情報を基に前記発注花卉のラベルに印字し、前記発注書の検品チェックリストを印刷し、前記顧客に前記発注書の花卉を前記ラベルと検品チェックリストとともに配送可能としたことを特徴とする花卉受発注システム。
  6. 前記お勧めリストは、前記情報データベースに蓄積された前回以前の注文実績から、季節及び品質を加味した花卉の商品リストとして、前記卸業者コンピュータにより自動的に抽出されることを特徴とする請求項1または5記載の花卉受発注システム。
  7. 前記発注書には、前記顧客であるチェーン店を形成する小売業者の、各店舗に配送する花卉の品種及び数量が一覧可能に記載されていることを特徴とする請求項5記載の花卉受発注システム。
  8. 前記商品マスタは、前記情報データベースを用いて前記卸業者コンピュータにより自動生成されたJANコード情報により形成されていることを特徴とする請求項5記載の花卉受発注システム。
  9. 前記卸業者コンピュータにより送信された前記確定発注書には、発注された花卉に関する前記商品情報であって、発注花卉に関する外観、品種、育成管理、小売価格についての情報を含み、前記センター端末は、前記卸業者コンピュータから送信された確定発注書により、前記花卉毎にラベルや商品表示に前記商品情報を印刷することを特徴とする請求項5記載の花卉受発注システム。

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