JP2001350827A - リテールサポートシステム及びその支援装置 - Google Patents
リテールサポートシステム及びその支援装置Info
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Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】生鮮食料品の卸売市場の中の仲卸業者が主体と
なって、加盟小売業者等の利益増大に寄与する、リテー
ルサポートシステムを提供する。 【解決手段】卸売市場より食料品を仕入れて小売をする
加盟小売業者等が月の売上予算と粗利予算を月次登録と
して卸売市場のコンピュータへ入力する工程と、卸売市
場が出荷元へ仕入予約発注を行なう工程と、各加盟小売
業者の仕入注文に基いて卸売市場が出荷元へ確定仕入発
注を行う工程と、卸売市場が食料品の仕入を行い出荷す
るとともに、納品明細書を送付する工程と、各加盟小売
業者が納品明細書に対応する売価明細書を卸売市場へ送
付する工程と、卸売市場が各加盟小売業者の食料品の当
日仕入に対する全体の粗利を他のデータと共に示す小売
店値入情報と、複数日間の営業状況をまとめたリテール
サポートデータとを前記各加盟小売業者へ送付する工程
を含む。
なって、加盟小売業者等の利益増大に寄与する、リテー
ルサポートシステムを提供する。 【解決手段】卸売市場より食料品を仕入れて小売をする
加盟小売業者等が月の売上予算と粗利予算を月次登録と
して卸売市場のコンピュータへ入力する工程と、卸売市
場が出荷元へ仕入予約発注を行なう工程と、各加盟小売
業者の仕入注文に基いて卸売市場が出荷元へ確定仕入発
注を行う工程と、卸売市場が食料品の仕入を行い出荷す
るとともに、納品明細書を送付する工程と、各加盟小売
業者が納品明細書に対応する売価明細書を卸売市場へ送
付する工程と、卸売市場が各加盟小売業者の食料品の当
日仕入に対する全体の粗利を他のデータと共に示す小売
店値入情報と、複数日間の営業状況をまとめたリテール
サポートデータとを前記各加盟小売業者へ送付する工程
を含む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、とく青果物を含
む食料品の卸売業者が加盟小売業者の営業を支援する際
に用いて好適なリテールサポートシステム並びにその支
援装置に関する。
む食料品の卸売業者が加盟小売業者の営業を支援する際
に用いて好適なリテールサポートシステム並びにその支
援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、青果物は概略図5に示したような
流通経路を経て出荷元1より卸売市場2と小売業者3を
経て消費者4へ届けられている。出荷元1の中の流れは
生産者1aから、それが輸入青果物の場合には輸入業者
1b、国産青果物の場合には、集荷業者1cを経由する
か、或は市町村農協1dから県経済連1eを経由して、
卸売市場2内の卸売業者2aに集積され、この卸売業者
2aより仲卸業者(仲買人)2bを経由して、専門店で
ある青果小売商3a、スーパー、コンビニ、百貨店、生
協等の大型店3b等の小売業者3へ渡り、この小売業者
3を経由して最終の消費者4へ届くようになっている。
勿論、例外として出荷元1より卸売業者2aを経由せず
直接仲卸業者2bや小売業者3へ青果物が届けられる場
合もある。
流通経路を経て出荷元1より卸売市場2と小売業者3を
経て消費者4へ届けられている。出荷元1の中の流れは
生産者1aから、それが輸入青果物の場合には輸入業者
1b、国産青果物の場合には、集荷業者1cを経由する
か、或は市町村農協1dから県経済連1eを経由して、
卸売市場2内の卸売業者2aに集積され、この卸売業者
2aより仲卸業者(仲買人)2bを経由して、専門店で
ある青果小売商3a、スーパー、コンビニ、百貨店、生
協等の大型店3b等の小売業者3へ渡り、この小売業者
3を経由して最終の消費者4へ届くようになっている。
勿論、例外として出荷元1より卸売業者2aを経由せず
直接仲卸業者2bや小売業者3へ青果物が届けられる場
合もある。
【0003】この中で、仲卸業者2bは小売業者3より
青果物の注文を前日に受け取り、これを卸売業者2aよ
り仕入れ、次の日に小売業者3へ配送することを行って
おり、小売業者3は前日に仲卸業者2bへ青果物を注文
し、次の日に配送されて来た青果物を消費者4へ小売す
ることを行っている。
青果物の注文を前日に受け取り、これを卸売業者2aよ
り仕入れ、次の日に小売業者3へ配送することを行って
おり、小売業者3は前日に仲卸業者2bへ青果物を注文
し、次の日に配送されて来た青果物を消費者4へ小売す
ることを行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この流通システムは、
日米構造協議に端を発した流通関連の規制緩和の推進、
競争推進のための独占禁止法の運用強化、或はバブル経
済崩壊後の青果物の消費需要の停滞、大店法の緩和に伴
う大型店の出店増大、出荷元と小売業者の直結、e−ビ
ジネスの拡大による消費者と出荷元直結等の諸問題等に
より大きな変革を迫られている。中でも上記諸問題の影
響は、とくに、卸売市場の仲卸業者と小売業者の中の専
門店(青果小売商)にとって深刻であり、仲卸業者は小
売業者より単に注文を受けて商品を仲卸しているだけで
はその存在が危なくなって来ており、専門店(青果小売
商)も単に青果物を仲卸業者より仕入れて消費者へ小売
しているだけでは大手スーパー、コンビニ、百貨店、生
協等の大型店に押されてよほど立地条件が良くない場合
には年々売上が頭打ち乃至減少しつつある。
日米構造協議に端を発した流通関連の規制緩和の推進、
競争推進のための独占禁止法の運用強化、或はバブル経
済崩壊後の青果物の消費需要の停滞、大店法の緩和に伴
う大型店の出店増大、出荷元と小売業者の直結、e−ビ
ジネスの拡大による消費者と出荷元直結等の諸問題等に
より大きな変革を迫られている。中でも上記諸問題の影
響は、とくに、卸売市場の仲卸業者と小売業者の中の専
門店(青果小売商)にとって深刻であり、仲卸業者は小
売業者より単に注文を受けて商品を仲卸しているだけで
はその存在が危なくなって来ており、専門店(青果小売
商)も単に青果物を仲卸業者より仕入れて消費者へ小売
しているだけでは大手スーパー、コンビニ、百貨店、生
協等の大型店に押されてよほど立地条件が良くない場合
には年々売上が頭打ち乃至減少しつつある。
【0005】青果物は毎日仕入れてその日に現金で売り
切るのが原則である。したがって、売上高−仕入高=売
買差益ということになるが、これではどうしてもどんぶ
り勘定となり、どの商品がどれだけ売れたのか、一番利
益のあがった商品は何か、小売業者での売れ筋商品は何
か、他店と劣っている商品は何か、どのような商品構成
にしたら良いか、価格設定はどうしたら有利かなどなど
がデータとして解らないことになる。単に売り切れた商
品を漫然と仕入れているのみでは、消費が低迷し競争の
激化している現在、生き残ることはできない。
切るのが原則である。したがって、売上高−仕入高=売
買差益ということになるが、これではどうしてもどんぶ
り勘定となり、どの商品がどれだけ売れたのか、一番利
益のあがった商品は何か、小売業者での売れ筋商品は何
か、他店と劣っている商品は何か、どのような商品構成
にしたら良いか、価格設定はどうしたら有利かなどなど
がデータとして解らないことになる。単に売り切れた商
品を漫然と仕入れているのみでは、消費が低迷し競争の
激化している現在、生き残ることはできない。
【0006】しかし、数値に基づいた効率の良い経営を
小売店が一店でしようとしても、入手できる情報が少な
く、さらに人件費、設備投資を要するために容易なこと
ではない。
小売店が一店でしようとしても、入手できる情報が少な
く、さらに人件費、設備投資を要するために容易なこと
ではない。
【0007】他方、仲卸業者にしてみれば、自己の取引
先である各小売業者との間で相互の営業上の情報通信ネ
ットワークを作り、各加盟小売業者より情報を収集して
分析し、小売業者の経営を管理することによって、パー
トナーとしての存在意義を高め、共存共栄のシステムを
構築することができるものと思われる。
先である各小売業者との間で相互の営業上の情報通信ネ
ットワークを作り、各加盟小売業者より情報を収集して
分析し、小売業者の経営を管理することによって、パー
トナーとしての存在意義を高め、共存共栄のシステムを
構築することができるものと思われる。
【0008】さらに仲卸業者が、上記のようにして得た
情報に基づいて消費動向情報を卸売業者や出荷元に送る
ようにすることも、自己の存在意義を高め、生産、出荷
調整或は仕入調整をすることが可能になることによっ
て、小売業者に有利な仕入れを可能にすることができる
ものである。
情報に基づいて消費動向情報を卸売業者や出荷元に送る
ようにすることも、自己の存在意義を高め、生産、出荷
調整或は仕入調整をすることが可能になることによっ
て、小売業者に有利な仕入れを可能にすることができる
ものである。
【0009】そこで、青果物についての情報の集まる仲
卸業者が主体となって、自己の取引先である小売業者や
卸売業者、及び出荷元等を加盟させたリテールサポート
システムを構築し、加盟小売業者や加盟卸売業者、及び
加盟出荷元と互いに協力して小売店頭における売上増大
並びに利益増大を図り、もって自己及び加盟卸売業者、
並びに加盟出荷元の利便性、並びに売上増大や利益増大
を図ることがより必要となっている。
卸業者が主体となって、自己の取引先である小売業者や
卸売業者、及び出荷元等を加盟させたリテールサポート
システムを構築し、加盟小売業者や加盟卸売業者、及び
加盟出荷元と互いに協力して小売店頭における売上増大
並びに利益増大を図り、もって自己及び加盟卸売業者、
並びに加盟出荷元の利便性、並びに売上増大や利益増大
を図ることがより必要となっている。
【0010】この発明の目的は、卸売業者、とくに仲卸
業者が主体となって、加盟小売業者等の売上増大、並び
に利益増大に寄与し、さらに加盟卸売業者、並びに加盟
出荷元等の利便性や利益増大に寄与し、もって仲卸業者
を含む卸売市場の存在意義や売上、並びに利益増大を図
るためのリテールサポートシステムを提供せんとするに
ある。
業者が主体となって、加盟小売業者等の売上増大、並び
に利益増大に寄与し、さらに加盟卸売業者、並びに加盟
出荷元等の利便性や利益増大に寄与し、もって仲卸業者
を含む卸売市場の存在意義や売上、並びに利益増大を図
るためのリテールサポートシステムを提供せんとするに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ためにこの発明は、食料品の卸売市場と、この卸売市場
より食料品を仕入れて小売をする複数の加盟小売業者
と、この加盟小売業者の中からさらに選ばれた複数の標
準加盟小売業者とから成り、この標準加盟小売業者を含
む各加盟小売業者等が月の少なくとも売上予算と粗利予
算を月次登録として前記卸売市場へFAX、或は端末を
使用して送信する工程と、この月次登録を卸売市場のコ
ンピュータへ入力する工程と、前記卸売市場が出荷元へ
仕入予約発注を行なう工程と、前記各加盟小売業者等が
電話、FAX、或は端末を使用して前記卸売市場へ仕入
注文を行う工程と、各加盟小売業者等の仕入注文に基い
て前記卸売市場のコンピュータへ受注データを入力する
工程と、前記各加盟小売業者等の仕入注文に基いて卸売
市場が出荷元へ確定仕入発注を行う工程と、前記卸売市
場が食料品の仕入を行い前記各加盟小売業者等へ出荷す
る工程と、この出荷と同時或は後に前記卸売市場から前
記各加盟小売業者等へFAX、或は端末を使用して納品
明細書を送付する工程と、前記各加盟小売業者等がこの
納品明細書に基いて実際の売価を記入した売価明細書を
前記卸売市場へFAX、或は端末を使用して送付する工
程と、この青果売価明細書に基いて前記卸売市場が前記
各加盟小売業者等の食料品の当日仕入に対する全体の粗
利をさまざまなデータと共に示す小売店値入情報を作成
して前記各加盟小売業者等へ当日に送付する工程と、前
記卸売市場がこの小売店値入情報に基いて複数日間の前
記各加盟小売業者の営業状況をまとめ前記標準加盟小売
業者の平均値と比較した販売促進分析データと損益計算
書を少なくとも含むリテールサポートデータを前記各加
盟小売業者等へ送付する工程を含むことを特徴とする。
ためにこの発明は、食料品の卸売市場と、この卸売市場
より食料品を仕入れて小売をする複数の加盟小売業者
と、この加盟小売業者の中からさらに選ばれた複数の標
準加盟小売業者とから成り、この標準加盟小売業者を含
む各加盟小売業者等が月の少なくとも売上予算と粗利予
算を月次登録として前記卸売市場へFAX、或は端末を
使用して送信する工程と、この月次登録を卸売市場のコ
ンピュータへ入力する工程と、前記卸売市場が出荷元へ
仕入予約発注を行なう工程と、前記各加盟小売業者等が
電話、FAX、或は端末を使用して前記卸売市場へ仕入
注文を行う工程と、各加盟小売業者等の仕入注文に基い
て前記卸売市場のコンピュータへ受注データを入力する
工程と、前記各加盟小売業者等の仕入注文に基いて卸売
市場が出荷元へ確定仕入発注を行う工程と、前記卸売市
場が食料品の仕入を行い前記各加盟小売業者等へ出荷す
る工程と、この出荷と同時或は後に前記卸売市場から前
記各加盟小売業者等へFAX、或は端末を使用して納品
明細書を送付する工程と、前記各加盟小売業者等がこの
納品明細書に基いて実際の売価を記入した売価明細書を
前記卸売市場へFAX、或は端末を使用して送付する工
程と、この青果売価明細書に基いて前記卸売市場が前記
各加盟小売業者等の食料品の当日仕入に対する全体の粗
利をさまざまなデータと共に示す小売店値入情報を作成
して前記各加盟小売業者等へ当日に送付する工程と、前
記卸売市場がこの小売店値入情報に基いて複数日間の前
記各加盟小売業者の営業状況をまとめ前記標準加盟小売
業者の平均値と比較した販売促進分析データと損益計算
書を少なくとも含むリテールサポートデータを前記各加
盟小売業者等へ送付する工程を含むことを特徴とする。
【0012】この発明はまた、食料品の卸売市場と、こ
の卸売市場より食料品を仕入れて小売をする複数の加盟
小売業者と、前記卸売市場へ食料品を供給する加盟出荷
元と、前記加盟小売業者の中からさらに選ばれた複数の
標準加盟小売業者とから成り、この標準加盟小売業者を
含む各加盟小売業者等が月の少なくとも売上予算と粗利
予算を月次登録として前記卸売市場へFAX或は端末を
使用して送信する工程と、この月次登録を卸売市場のコ
ンピュータへ入力する工程と、前記卸売市場が出荷元へ
予約発注を行う工程と、前記各加盟小売業者等が電話、
FAX、或は端末を使用して前記卸売市場へ仕入の注文
を行う工程と、各加盟小売業者等の仕入発注に基いて前
記卸売市場のコンピュータへ仕入受注データを入力する
工程と、前記各加盟小売業者等の仕入注文に基いて前記
卸売市場が前記出荷元へ確定仕入発注を行う工程と、前
記卸売市場が前記出荷元より青果物の仕入を行い前記各
加盟小売業者等へ出荷する工程と、この出荷配送と同時
或は後に前記卸売市場業者から前記各加盟小売業者等へ
FAX、或は端末を使用して青果納品明細書を送付する
工程と、前記各加盟小売業者等がこの納品明細書に基い
て実際の売価を記入した売価明細書を前記卸売市場へF
AX、或は端末を使用して送付する工程と、この売価明
細書に基いて前記卸売市場が前記各加盟小売業者等の食
料品の当日仕入に対する全体の粗利をさまざまなデータ
と共に示す小売店値入情報を作成して前記各加盟小売業
者等へ当日に送付する工程と、前記卸売市場が当日の消
費動向情報を出荷元へ送付する工程と、前記卸売市場が
この小売店値入情報に基いて複数日間の前記各加盟小売
業者の営業状況をまとめ前記標準加盟小売業者の平均値
と比較した販売促進分析データと損益計算書を少なくと
も含むリテールサポートデータを前記各加盟小売業者等
へ送付する工程を含むことを特徴とする。
の卸売市場より食料品を仕入れて小売をする複数の加盟
小売業者と、前記卸売市場へ食料品を供給する加盟出荷
元と、前記加盟小売業者の中からさらに選ばれた複数の
標準加盟小売業者とから成り、この標準加盟小売業者を
含む各加盟小売業者等が月の少なくとも売上予算と粗利
予算を月次登録として前記卸売市場へFAX或は端末を
使用して送信する工程と、この月次登録を卸売市場のコ
ンピュータへ入力する工程と、前記卸売市場が出荷元へ
予約発注を行う工程と、前記各加盟小売業者等が電話、
FAX、或は端末を使用して前記卸売市場へ仕入の注文
を行う工程と、各加盟小売業者等の仕入発注に基いて前
記卸売市場のコンピュータへ仕入受注データを入力する
工程と、前記各加盟小売業者等の仕入注文に基いて前記
卸売市場が前記出荷元へ確定仕入発注を行う工程と、前
記卸売市場が前記出荷元より青果物の仕入を行い前記各
加盟小売業者等へ出荷する工程と、この出荷配送と同時
或は後に前記卸売市場業者から前記各加盟小売業者等へ
FAX、或は端末を使用して青果納品明細書を送付する
工程と、前記各加盟小売業者等がこの納品明細書に基い
て実際の売価を記入した売価明細書を前記卸売市場へF
AX、或は端末を使用して送付する工程と、この売価明
細書に基いて前記卸売市場が前記各加盟小売業者等の食
料品の当日仕入に対する全体の粗利をさまざまなデータ
と共に示す小売店値入情報を作成して前記各加盟小売業
者等へ当日に送付する工程と、前記卸売市場が当日の消
費動向情報を出荷元へ送付する工程と、前記卸売市場が
この小売店値入情報に基いて複数日間の前記各加盟小売
業者の営業状況をまとめ前記標準加盟小売業者の平均値
と比較した販売促進分析データと損益計算書を少なくと
も含むリテールサポートデータを前記各加盟小売業者等
へ送付する工程を含むことを特徴とする。
【0013】以上いずれの場合にもこの発明は、卸売市
場が仲卸業者とすることができる。さらに、卸売市場が
仲卸業者である時には、この仲卸業者の仕入先が卸売業
者及び又は出荷元を含む加盟元仕入業者であることを特
徴とする。
場が仲卸業者とすることができる。さらに、卸売市場が
仲卸業者である時には、この仲卸業者の仕入先が卸売業
者及び又は出荷元を含む加盟元仕入業者であることを特
徴とする。
【0014】さらに、卸売市場のコンピュータに入力さ
れている納品明細書の商品の数量と仕入単価は、変更が
できないようにするロックされていることを特徴とす
る。さらに、納品明細書には、各注文食料品がチラシ広
告によって計画的に販売する商品である「特売」か、競
合店対策のために安く売る商品である「目玉」か、利益
がとれて量販できる商品である「スポット」か、消費者
のニーズに答えられる品揃え商品としての「定番」か、
に区分されていることを特徴とする。さらに、以上のい
ずれの場合にも、この発明は、食料品が青果物とするこ
とができる。
れている納品明細書の商品の数量と仕入単価は、変更が
できないようにするロックされていることを特徴とす
る。さらに、納品明細書には、各注文食料品がチラシ広
告によって計画的に販売する商品である「特売」か、競
合店対策のために安く売る商品である「目玉」か、利益
がとれて量販できる商品である「スポット」か、消費者
のニーズに答えられる品揃え商品としての「定番」か、
に区分されていることを特徴とする。さらに、以上のい
ずれの場合にも、この発明は、食料品が青果物とするこ
とができる。
【0015】さらに、前記食料品が青果物である場合、
小売店値入情報には、少なくとも当日仕入の各青果物の
各粗利額と各値入率及びその累計と、野菜と果実のアイ
テム数、及び全体の売上目標に対する達成率が記入され
ていることを特徴とする。さらに、販売促進データは、
各加盟小売業者の販売促進データと標準加盟小売業者の
販売促進データとに分かれていることを特徴とする。
小売店値入情報には、少なくとも当日仕入の各青果物の
各粗利額と各値入率及びその累計と、野菜と果実のアイ
テム数、及び全体の売上目標に対する達成率が記入され
ていることを特徴とする。さらに、販売促進データは、
各加盟小売業者の販売促進データと標準加盟小売業者の
販売促進データとに分かれていることを特徴とする。
【0016】さらに、各加盟小売業者の販売促進分析デ
ータは、少なくとも野菜と果物が別々に売上金額の大き
な順に、標準加盟小売業者との比較において列記され、
さらに、売価構成比、当初値入率、値入額順、及び野菜
と果物を合わせて売価額の総合順位等が、各々標準加盟
小売業者の対比において記入されていることを特徴とす
る、請求項1〜7のいずれかに記載のリテールサポート
システム。
ータは、少なくとも野菜と果物が別々に売上金額の大き
な順に、標準加盟小売業者との比較において列記され、
さらに、売価構成比、当初値入率、値入額順、及び野菜
と果物を合わせて売価額の総合順位等が、各々標準加盟
小売業者の対比において記入されていることを特徴とす
る、請求項1〜7のいずれかに記載のリテールサポート
システム。
【0017】さらに、損益計算書は、各加盟小売業者の
損益計算書と標準加盟小売業者の損益計算書とに分かれ
ていることを特徴とする。さらに、リテールサポートデ
ータの中には、各加盟小売業者の商品の構成比と値入指
数を標準加盟小売業者の商品の構成比と値入指数と対比
して示した商品優位指数表が含まれていることを特徴と
する。
損益計算書と標準加盟小売業者の損益計算書とに分かれ
ていることを特徴とする。さらに、リテールサポートデ
ータの中には、各加盟小売業者の商品の構成比と値入指
数を標準加盟小売業者の商品の構成比と値入指数と対比
して示した商品優位指数表が含まれていることを特徴と
する。
【0018】さらに、消費動向情報は、標準店販売促進
データであることを特徴とする。
データであることを特徴とする。
【0019】この発明は、この発明はまた、この発明に
係るリテールサポートシステムに用いる支援装置とし
て、仲卸業者を含む卸売市場の側に備えられるものであ
って、表示装置と入力装置と計算機と記憶装置から成る
計算機システムと、プリンターと、電話及び又はFAX
とから成り、前記計算機内には、ソフトウェアによって
実現される、食料品の加盟小売業者と標準加盟小売業者
を含む加盟小売業者等の月々の売上予算、粗利予算を収
めた月次登録、前記加盟小売業者等へ納品した納品明細
書、前記加盟小売業者等が決めた値入情報に基いて作成
した小売店値入情報、前記加盟小売業者の小売状況を標
準加盟小売業者の平均値との比較において示した販売促
進分析データ、損益計算書等を少なくとも作成する手段
を備えさせたことを特徴とする。この発明はまた、この
発明に係るリテールサポートシステムに用いる支援装置
として、仲卸業者を含む卸売市場の側に備えられるもの
であって、表示装置と入力装置と計算機と記憶装置から
成る計算機システムと、プリンターと、電話及び又はF
AXとから成り、前記計算機内には、ソフトウェアによ
って実現される、食料品の加盟小売業者と標準加盟小売
業者を含む加盟小売業者等の月々の売上予算、粗利予算
を収めた月次登録、前記加盟小売業者等へ納品した納品
明細書、前記加盟小売業者等が決めた値入情報に基いて
作成した小売店値入情報、前記加盟小売業者の小売状況
を他標準加盟小売業者の平均値との比較において示した
販売促進分析データ、損益計算書、及び卸売業者や出荷
元へ送る消費動向情報等を少なくとも作成する手段を備
えさせたことを特徴とする。
係るリテールサポートシステムに用いる支援装置とし
て、仲卸業者を含む卸売市場の側に備えられるものであ
って、表示装置と入力装置と計算機と記憶装置から成る
計算機システムと、プリンターと、電話及び又はFAX
とから成り、前記計算機内には、ソフトウェアによって
実現される、食料品の加盟小売業者と標準加盟小売業者
を含む加盟小売業者等の月々の売上予算、粗利予算を収
めた月次登録、前記加盟小売業者等へ納品した納品明細
書、前記加盟小売業者等が決めた値入情報に基いて作成
した小売店値入情報、前記加盟小売業者の小売状況を標
準加盟小売業者の平均値との比較において示した販売促
進分析データ、損益計算書等を少なくとも作成する手段
を備えさせたことを特徴とする。この発明はまた、この
発明に係るリテールサポートシステムに用いる支援装置
として、仲卸業者を含む卸売市場の側に備えられるもの
であって、表示装置と入力装置と計算機と記憶装置から
成る計算機システムと、プリンターと、電話及び又はF
AXとから成り、前記計算機内には、ソフトウェアによ
って実現される、食料品の加盟小売業者と標準加盟小売
業者を含む加盟小売業者等の月々の売上予算、粗利予算
を収めた月次登録、前記加盟小売業者等へ納品した納品
明細書、前記加盟小売業者等が決めた値入情報に基いて
作成した小売店値入情報、前記加盟小売業者の小売状況
を他標準加盟小売業者の平均値との比較において示した
販売促進分析データ、損益計算書、及び卸売業者や出荷
元へ送る消費動向情報等を少なくとも作成する手段を備
えさせたことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の一実施の形態を
青果物に実施した場合について、図面に基づいて説明す
るが、この発明は青果物に限らず、生産者より卸売市場
を介して小売業者へ商品が流れる他の生鮮食料品、加工
食料品等の食料品にもそのまま適用できるものである。
その場合には青果、或いは青果物の字句を流通させる商
品名に置き換えるものとする。
青果物に実施した場合について、図面に基づいて説明す
るが、この発明は青果物に限らず、生産者より卸売市場
を介して小売業者へ商品が流れる他の生鮮食料品、加工
食料品等の食料品にもそのまま適用できるものである。
その場合には青果、或いは青果物の字句を流通させる商
品名に置き換えるものとする。
【0021】図1はこの発明に係るリテールサポートシ
ステムを概念的に示すものである。ロジスティクス(物
流)としての青果物の流れは、仲卸業者10と出荷元1
2との取引が増大している点を除けば、図5に示した従
来のものとほとんど同じである。しかし、仲卸業者10
を中心にして、複数の加盟卸売業者11aから成る加盟
卸売業者群11と、生産者12a、輸入業者12b、出
荷業者12c、市町村農協12d、県経済連12e等か
らなる加盟出荷元12を含めた加盟元仕入業者群13
と、青果小売店、スーパー、コンビニ、百貨店、生協等
の複数の加盟小売業者14aと複数の標準加盟小売業者
14bとから成る加盟小売業者群14とが、図2に示し
たように、電話、FAX、端末等を用いた営業情報の通
信ネットワークを形成することにより、一つのリテール
サポートシステムが構築されている。尚、指示記号15
は消費者である。この明細書において標準加盟小売業者
14aとは、全ての青果物を仲卸業者10より仕入れて
いる小売業者のことをいう。したがって、この標準加盟
小売業14aの中には、一般の青果小売店、或は百貨
店、スーパーマーケット、コンビニ、生協等の食料品部
門が含まれている。
ステムを概念的に示すものである。ロジスティクス(物
流)としての青果物の流れは、仲卸業者10と出荷元1
2との取引が増大している点を除けば、図5に示した従
来のものとほとんど同じである。しかし、仲卸業者10
を中心にして、複数の加盟卸売業者11aから成る加盟
卸売業者群11と、生産者12a、輸入業者12b、出
荷業者12c、市町村農協12d、県経済連12e等か
らなる加盟出荷元12を含めた加盟元仕入業者群13
と、青果小売店、スーパー、コンビニ、百貨店、生協等
の複数の加盟小売業者14aと複数の標準加盟小売業者
14bとから成る加盟小売業者群14とが、図2に示し
たように、電話、FAX、端末等を用いた営業情報の通
信ネットワークを形成することにより、一つのリテール
サポートシステムが構築されている。尚、指示記号15
は消費者である。この明細書において標準加盟小売業者
14aとは、全ての青果物を仲卸業者10より仕入れて
いる小売業者のことをいう。したがって、この標準加盟
小売業14aの中には、一般の青果小売店、或は百貨
店、スーパーマーケット、コンビニ、生協等の食料品部
門が含まれている。
【0022】図1によれば、複数の青果小売店、スーパ
ー、コンビニ、百貨店、生協等の加盟小売業者14aや
標準加盟小売業者14b(以下単にとくに断らない場合
は、両者を含めて加盟小売業者という。)からは、月の
始めに、前年同期を基準として売上予算と粗利予算をた
てた月次登録、毎日の仕入注文書、仕入れた青果物に実
際の小売価格を記入した青果売価明細書等が仲卸業者1
0に対して送られる。尚、加盟小売業者群14の青果物
の仕入が加盟卸売業者11aである場合には、この加盟
卸売業者11aを中心にしてリテールサポートシステム
が構築される場合もある。仲卸業者10からは、青果納
品明細書、小売店値入情報、販売促進分析データ、商品
優位指数表、損益計算書等のリテールサポートデータが
各加盟小売業者等に対して送られる。
ー、コンビニ、百貨店、生協等の加盟小売業者14aや
標準加盟小売業者14b(以下単にとくに断らない場合
は、両者を含めて加盟小売業者という。)からは、月の
始めに、前年同期を基準として売上予算と粗利予算をた
てた月次登録、毎日の仕入注文書、仕入れた青果物に実
際の小売価格を記入した青果売価明細書等が仲卸業者1
0に対して送られる。尚、加盟小売業者群14の青果物
の仕入が加盟卸売業者11aである場合には、この加盟
卸売業者11aを中心にしてリテールサポートシステム
が構築される場合もある。仲卸業者10からは、青果納
品明細書、小売店値入情報、販売促進分析データ、商品
優位指数表、損益計算書等のリテールサポートデータが
各加盟小売業者等に対して送られる。
【0023】さらに、仲卸業者10からは、加盟卸売業
者11a、加盟出荷元12を含む加盟元仕入業者群13
へ消費動向情報が送られるようになっている。
者11a、加盟出荷元12を含む加盟元仕入業者群13
へ消費動向情報が送られるようになっている。
【0024】図2はこの発明に係るリテールサポートシ
ステムに用いる通信ネットワークの構成を示す。図面に
よれば、仲卸業者10の側には、電話101、FAX1
02、ホストコンピュータ103、端末104、プリン
ター105、及び記憶装置106から成る支援装置Aが
備えられている。尚、加盟小売業者等や加盟卸売業者1
1a並びに加盟出荷元12があまり多くない場合には、
端末をパーソナルコンピュータシステムとし、ホストコ
ンピュータと記憶装置を省略できる。ホストコンピュー
タ103と記憶装置106は、これを仲卸業者10が所
有しても良いが、外部の第3者が所有するものを借りて
使用するようにしても良い。パーソナルコンピュータシ
ステムは、表示装置104a、計算機本体104b、入
力装置104c、記憶装置104dから構成される。こ
の支援装置Aは、卸売市場の卸売業者が仲卸業者の代り
にシステムの中心となる場合には、卸売業者の側に備え
られるものである。
ステムに用いる通信ネットワークの構成を示す。図面に
よれば、仲卸業者10の側には、電話101、FAX1
02、ホストコンピュータ103、端末104、プリン
ター105、及び記憶装置106から成る支援装置Aが
備えられている。尚、加盟小売業者等や加盟卸売業者1
1a並びに加盟出荷元12があまり多くない場合には、
端末をパーソナルコンピュータシステムとし、ホストコ
ンピュータと記憶装置を省略できる。ホストコンピュー
タ103と記憶装置106は、これを仲卸業者10が所
有しても良いが、外部の第3者が所有するものを借りて
使用するようにしても良い。パーソナルコンピュータシ
ステムは、表示装置104a、計算機本体104b、入
力装置104c、記憶装置104dから構成される。こ
の支援装置Aは、卸売市場の卸売業者が仲卸業者の代り
にシステムの中心となる場合には、卸売業者の側に備え
られるものである。
【0025】指示記号Bは、加盟小売業者の側に備えら
れる支援装置であり、同じく電話141、FAX14
2、端末143、及び必要に応じてプリンター144を
有している。端末143が、表示装置143a、計算機
本体143b、入力装置143c、記憶装置143dか
ら構成される仲卸業者10の場合と同じパーソナルコン
ピュータを図示してあるが、現在はもっと小型な専用端
末である。この専用端末は、メニューも少なく、例え
ば、受信処理、売価入力、実績金額入力、目次登録、送
信処理、売価問い合わせ、といった程度であるが、この
専用端末をパーソナルコンピュータとすることは任意で
ある。
れる支援装置であり、同じく電話141、FAX14
2、端末143、及び必要に応じてプリンター144を
有している。端末143が、表示装置143a、計算機
本体143b、入力装置143c、記憶装置143dか
ら構成される仲卸業者10の場合と同じパーソナルコン
ピュータを図示してあるが、現在はもっと小型な専用端
末である。この専用端末は、メニューも少なく、例え
ば、受信処理、売価入力、実績金額入力、目次登録、送
信処理、売価問い合わせ、といった程度であるが、この
専用端末をパーソナルコンピュータとすることは任意で
ある。
【0026】指示記号Cは元仕入先業者の側に備えられ
る支援装置であり、同じく電話131、FAX132、
端末133、及びプリンター134を有している。端末
133が、表示装置133a、計算機本体133b、入
力装置133c、記憶装置133dから構成されること
は、仲卸業者10の場合と同じである。尚、この発明に
係るリテールサポートシステムの中にあっては、元仕入
先は電話、端末、プリンターを所有することまでは必ず
しも必要ではなく、FAXだけあれば一応機能動作す
る。
る支援装置であり、同じく電話131、FAX132、
端末133、及びプリンター134を有している。端末
133が、表示装置133a、計算機本体133b、入
力装置133c、記憶装置133dから構成されること
は、仲卸業者10の場合と同じである。尚、この発明に
係るリテールサポートシステムの中にあっては、元仕入
先は電話、端末、プリンターを所有することまでは必ず
しも必要ではなく、FAXだけあれば一応機能動作す
る。
【0027】そして、少なくとも仲卸業者10と加盟小
売業者群14は通信網16で結ばれており、仲卸業者1
0と、加盟卸売業者11、及び出荷元12を含む加盟元
仕入業者群13との間も必要に応じて通信網17で結ば
れている。この通信網16,17は、それが無線である
か、有線であるか、或は公衆通信網であるか、専用通信
網であるかを問わない。
売業者群14は通信網16で結ばれており、仲卸業者1
0と、加盟卸売業者11、及び出荷元12を含む加盟元
仕入業者群13との間も必要に応じて通信網17で結ば
れている。この通信網16,17は、それが無線である
か、有線であるか、或は公衆通信網であるか、専用通信
網であるかを問わない。
【0028】また、各電話は固定式、或は移動式(携帯
電話)、公衆電話を問わない。各FAXは手動式、自動
式を問わない。また、電話とFAXの両機能を持つもの
であっても良い。
電話)、公衆電話を問わない。各FAXは手動式、自動
式を問わない。また、電話とFAXの両機能を持つもの
であっても良い。
【0029】各端末の持っている通信機能は、利用する
通信網の種類により異なり、例えばアナログ信号による
公衆電話網を利用する場合はモデムを、デジタルデータ
交換網やISDN(サービス統合デジタル通信網)等の
デジタル信号による通信網又は移動通信網を利用する場
合は、それぞれ固有のユーザー網インターフェースを用
いる。アナログ信号による公衆電話網の場合は特別な施
設を敷設する必要がなく従来の電話器の回線をそのまま
利用できるため簡易でコストが低い。デジタル信号によ
るISDN等は専用のインターフェースを敷設しなけれ
ばならないが、応答速度が速い利点がある。
通信網の種類により異なり、例えばアナログ信号による
公衆電話網を利用する場合はモデムを、デジタルデータ
交換網やISDN(サービス統合デジタル通信網)等の
デジタル信号による通信網又は移動通信網を利用する場
合は、それぞれ固有のユーザー網インターフェースを用
いる。アナログ信号による公衆電話網の場合は特別な施
設を敷設する必要がなく従来の電話器の回線をそのまま
利用できるため簡易でコストが低い。デジタル信号によ
るISDN等は専用のインターフェースを敷設しなけれ
ばならないが、応答速度が速い利点がある。
【0030】また、移動通信網は、どこからでもホスト
コンピュータ103へアクセスできる利点がある。各端
末103,133,143が有する各記憶装置104
d,133d、143dは、その中にホストコンピュー
タ103の記憶装置106の一部又は全部をダウンロー
ドして情報を常時保有している。ホストコンピュータ1
03と接続されている場合には、記憶装置106内の元
データが変更されたとき、これらの端末の記憶装置10
4d,133d,143dに保有されているデータがホス
トコンピュータ103の制御により自動的に変更される
ようにすることで、常に最新の情報を各端末104,1
33,143に備えておくことができる。また、仲卸業
者10内の複数の端末の各々が、このダウンロード情報
を共有することも可能である。例えば、LANを利用し
たり、あるいはハードディスク又はフロッピー(登録商
標)ディスク等の磁気記憶媒体を介して共有してもよ
い。この場合には、各端末104,133,143のパ
ーソナルコンピュータシステムに図示してないディスク
ドライブを設ける。
コンピュータ103へアクセスできる利点がある。各端
末103,133,143が有する各記憶装置104
d,133d、143dは、その中にホストコンピュー
タ103の記憶装置106の一部又は全部をダウンロー
ドして情報を常時保有している。ホストコンピュータ1
03と接続されている場合には、記憶装置106内の元
データが変更されたとき、これらの端末の記憶装置10
4d,133d,143dに保有されているデータがホス
トコンピュータ103の制御により自動的に変更される
ようにすることで、常に最新の情報を各端末104,1
33,143に備えておくことができる。また、仲卸業
者10内の複数の端末の各々が、このダウンロード情報
を共有することも可能である。例えば、LANを利用し
たり、あるいはハードディスク又はフロッピー(登録商
標)ディスク等の磁気記憶媒体を介して共有してもよ
い。この場合には、各端末104,133,143のパ
ーソナルコンピュータシステムに図示してないディスク
ドライブを設ける。
【0031】各プリンター105,134,144はレ
ーザープリンター、カラープリンター、熱転写プリンタ
ー等その種類を問わない。
ーザープリンター、カラープリンター、熱転写プリンタ
ー等その種類を問わない。
【0032】図3は本願発明に係るリテールサポートシ
ステムの一日の動作を時系列的に追った表であり、図面
によれば、小売業者群を構成する各加盟小売業者と標準
加盟小売業者は青果物の実際の小売販売を行う前日のP
M17:00〜20:00位までの間に、次の日の青果
物の小売販売計画をたてて、電話、FAX、或は端末を
用いて仲卸業者10へ発注を行う。仲卸業者10は取引
先の各加盟小売業者群14を構成する各加盟小売業者と
標準加盟小売業者の注文が出揃ったところで、前日に加
盟卸売業者と出荷元から成る各元仕入業者13しておい
た予約発注の修正を行い、当日のAM24:00までに
各元仕入業者13への確定仕入発注を終了する。
ステムの一日の動作を時系列的に追った表であり、図面
によれば、小売業者群を構成する各加盟小売業者と標準
加盟小売業者は青果物の実際の小売販売を行う前日のP
M17:00〜20:00位までの間に、次の日の青果
物の小売販売計画をたてて、電話、FAX、或は端末を
用いて仲卸業者10へ発注を行う。仲卸業者10は取引
先の各加盟小売業者群14を構成する各加盟小売業者と
標準加盟小売業者の注文が出揃ったところで、前日に加
盟卸売業者と出荷元から成る各元仕入業者13しておい
た予約発注の修正を行い、当日のAM24:00までに
各元仕入業者13への確定仕入発注を終了する。
【0033】仲卸業者10は、自己が仕入れる青果物の
種類、量、仕入値が決まり次第青果物を集荷し始め、遅
くとも次のAM6:00〜PM8:00までの間には当
該仲卸業者10の全仕入商品の仕入値が確定する。
種類、量、仕入値が決まり次第青果物を集荷し始め、遅
くとも次のAM6:00〜PM8:00までの間には当
該仲卸業者10の全仕入商品の仕入値が確定する。
【0034】このようにして、集荷が終了したり、或は
終了したものから各加盟小売業者と各標準加盟小売業者
別に注文に応じた分荷を行った後、当該各加盟小売業者
と各標準加盟小売業者に向けて配送を行なう。この配送
はだいたいAM9:00頃までに各加盟小売業者と標準
加盟小売業者へ届くように手配をし、配送は自社輸送部
門或は運送会社よってなされる。この分荷、配送作業と
同時進行、或は配送後に後述する青果納品明細書を各小
売店へFAX、或は端末を介して送付する。
終了したものから各加盟小売業者と各標準加盟小売業者
別に注文に応じた分荷を行った後、当該各加盟小売業者
と各標準加盟小売業者に向けて配送を行なう。この配送
はだいたいAM9:00頃までに各加盟小売業者と標準
加盟小売業者へ届くように手配をし、配送は自社輸送部
門或は運送会社よってなされる。この分荷、配送作業と
同時進行、或は配送後に後述する青果納品明細書を各小
売店へFAX、或は端末を介して送付する。
【0035】各加盟小売業者と標準加盟小売業者(以下
単に加盟小売業者等という。)は配送された青果物を見
て、これを必要に応じてさらに小分けしてビニール袋や
パック、或はケースに詰めて売価を決定し店頭へ並べ
る。この売価の決定値は、その入数、形態、出来高、パ
ック値等の販売形態と共に、後述する青果納品明細書の
空欄へ記入され、これも後述する青果売価明細書として
FAX、端末等を利用して加盟小売業者が中卸業者へ送
信する。この作業は大体仕入当日のAM10:00〜1
2:00までになされる。仲卸業者はこの売価情報に基
いて、端末を用いてこれを集計し、後述する各種リテー
ルサポートデータを作成する。そして、仲卸業者は同日
の午前中に次の日の予約注文を卸売業者、或は出荷業者
へ発注する。
単に加盟小売業者等という。)は配送された青果物を見
て、これを必要に応じてさらに小分けしてビニール袋や
パック、或はケースに詰めて売価を決定し店頭へ並べ
る。この売価の決定値は、その入数、形態、出来高、パ
ック値等の販売形態と共に、後述する青果納品明細書の
空欄へ記入され、これも後述する青果売価明細書として
FAX、端末等を利用して加盟小売業者が中卸業者へ送
信する。この作業は大体仕入当日のAM10:00〜1
2:00までになされる。仲卸業者はこの売価情報に基
いて、端末を用いてこれを集計し、後述する各種リテー
ルサポートデータを作成する。そして、仲卸業者は同日
の午前中に次の日の予約注文を卸売業者、或は出荷業者
へ発注する。
【0036】次に、同日のPM13:00〜15:00
までの間に仲卸業者は各加盟小売業者等より発送されて
きた売価、上述した販売形態等をもとにして、端末を用
いて後述する小売店値入情報を作成しFAX、或は端末
を用いて加盟小売業者等へ送り、加盟加盟小売業者等の
全体の後述する消費動向情報として加盟卸売業者や加盟
出荷元へ送られることになる。このようにして、1日に
おけるシステムの1サイクルが終了する。
までの間に仲卸業者は各加盟小売業者等より発送されて
きた売価、上述した販売形態等をもとにして、端末を用
いて後述する小売店値入情報を作成しFAX、或は端末
を用いて加盟小売業者等へ送り、加盟加盟小売業者等の
全体の後述する消費動向情報として加盟卸売業者や加盟
出荷元へ送られることになる。このようにして、1日に
おけるシステムの1サイクルが終了する。
【0037】次に、図1のリテールサポートシステムの
動作を図1と図2、及び図4を用いて説明する。まず、
月の始めに、各加盟小売業者等は、その月の売上予算と
粗利予算等を図6に示した月次登録20という名称の予
算書の形で中卸業者10へFAX142、或は端末14
3を用いて送り、FAX142の場合には、これを仲卸
業者10は端末143を用いて入力を行い記憶装置10
6,143dへ記憶させる。端末143を介して送られ
てきた場合には記憶装置106,143dへ記憶され
る。この月次登録20には、上記項目のほかに青果物の
定番、スポット、特売、目玉の区分、この各区分に分類
された青果物の全体に対する構成比、粗利率、さらに人
員、労働時間、人件費、家賃等の経費等が野菜と果物の
前年売上、前年粗利、前年ロス、当月稼働日、営業時間
等の各項目が記入されるようになっている。このうち定
番とは全てのニーズに答えられる品揃商品のことであ
り、スポットとは利幅がとれて消費者にも喜ばれる量販
できる商品のことであり、特売とはチラシ広告により計
画的に販売する商品のことであり、目玉とは競合店対策
のために意識的に値入りを落として消費者に喜んでもら
う商品のことを各々意味している。尚、各項目は上記の
ものに限定されない。必要に応じて減縮したり、他の項
目を加えたりする。この目次登録はリーテルサポートデ
ータの一つである。
動作を図1と図2、及び図4を用いて説明する。まず、
月の始めに、各加盟小売業者等は、その月の売上予算と
粗利予算等を図6に示した月次登録20という名称の予
算書の形で中卸業者10へFAX142、或は端末14
3を用いて送り、FAX142の場合には、これを仲卸
業者10は端末143を用いて入力を行い記憶装置10
6,143dへ記憶させる。端末143を介して送られ
てきた場合には記憶装置106,143dへ記憶され
る。この月次登録20には、上記項目のほかに青果物の
定番、スポット、特売、目玉の区分、この各区分に分類
された青果物の全体に対する構成比、粗利率、さらに人
員、労働時間、人件費、家賃等の経費等が野菜と果物の
前年売上、前年粗利、前年ロス、当月稼働日、営業時間
等の各項目が記入されるようになっている。このうち定
番とは全てのニーズに答えられる品揃商品のことであ
り、スポットとは利幅がとれて消費者にも喜ばれる量販
できる商品のことであり、特売とはチラシ広告により計
画的に販売する商品のことであり、目玉とは競合店対策
のために意識的に値入りを落として消費者に喜んでもら
う商品のことを各々意味している。尚、各項目は上記の
ものに限定されない。必要に応じて減縮したり、他の項
目を加えたりする。この目次登録はリーテルサポートデ
ータの一つである。
【0038】次に、日々加盟小売業者等からは、電話1
41、FAX142、或は端末143を通じて次の日の
青果物の仕入注文が、仲卸業者10の電話101、FA
X102、ホストコンピュータ103、或は端末104
を介して入ると、仕入注文が電話やFAXでの場合に
は、例えば図7に示した仕入注文書21の形式をとり、
手書きで注文品の品名、区分、産地、等級、サイズ、入
数、数量等が書き込まれて送られてくるので、仲卸業者
10は、これを自己の端末104、或はこの端末104
を用いて、図8に示したような青果受注入力画面22を
加盟小売業者別に作成し、コンピュータ103へ入力を
し、記憶装置104dや106に記憶させる。端末を介
して注文が入力された場合には、この注文データがその
まま青果注文明細書22となって記憶装置へ記憶される
ようにしても良い。青果受注入力画面22は、例えば図
8に示したように、区分つまりそれが定番のものかスポ
ットのものか、特売のものか、目玉のものかを明らかに
し、商品名、産地、等級、サイズ、及び数量等を記載し
てある。尚、これらの区分の指定は仲卸業者10によっ
てなされる場合もある。仲卸業者10は各加盟小売業者
等や小売店情報を握っていることから、この区分の選択
をし易い立ち場にある。
41、FAX142、或は端末143を通じて次の日の
青果物の仕入注文が、仲卸業者10の電話101、FA
X102、ホストコンピュータ103、或は端末104
を介して入ると、仕入注文が電話やFAXでの場合に
は、例えば図7に示した仕入注文書21の形式をとり、
手書きで注文品の品名、区分、産地、等級、サイズ、入
数、数量等が書き込まれて送られてくるので、仲卸業者
10は、これを自己の端末104、或はこの端末104
を用いて、図8に示したような青果受注入力画面22を
加盟小売業者別に作成し、コンピュータ103へ入力を
し、記憶装置104dや106に記憶させる。端末を介
して注文が入力された場合には、この注文データがその
まま青果注文明細書22となって記憶装置へ記憶される
ようにしても良い。青果受注入力画面22は、例えば図
8に示したように、区分つまりそれが定番のものかスポ
ットのものか、特売のものか、目玉のものかを明らかに
し、商品名、産地、等級、サイズ、及び数量等を記載し
てある。尚、これらの区分の指定は仲卸業者10によっ
てなされる場合もある。仲卸業者10は各加盟小売業者
等や小売店情報を握っていることから、この区分の選択
をし易い立ち場にある。
【0039】これらのものを仲卸業者10は電話による
注文の際には電話で注文書に書き留めて記録し、これを
基にするが、FAXによる注文の際にはFAXより吐き
出された仕入注文書21を基にして端末への入力を行っ
て、図8に示した青果受注入力画面22を作成して、こ
れを記憶装置106や104dへ記憶させる。尚、加盟
小売業者等側の端末143を用いる場合には、この端末
143より、ホストコンピュータ103、或はインター
ネットを介して仲卸業者10の端末104にアクセスす
ることになるが。記憶装置106や104dへ記憶され
る。同時に加盟小売業者側の端末143の記憶装置14
3dにも記憶される。
注文の際には電話で注文書に書き留めて記録し、これを
基にするが、FAXによる注文の際にはFAXより吐き
出された仕入注文書21を基にして端末への入力を行っ
て、図8に示した青果受注入力画面22を作成して、こ
れを記憶装置106や104dへ記憶させる。尚、加盟
小売業者等側の端末143を用いる場合には、この端末
143より、ホストコンピュータ103、或はインター
ネットを介して仲卸業者10の端末104にアクセスす
ることになるが。記憶装置106や104dへ記憶され
る。同時に加盟小売業者側の端末143の記憶装置14
3dにも記憶される。
【0040】仲卸業者10から加盟小売業者14aや標
準加盟小売業者14bへの注文青果物の出荷配送に伴っ
て、この出荷配送と同時か、或は配送の後に送られる青
果納品明細書23は、図9に示したごときものであっ
て、加盟小売業者14aや標準加盟小売業者14bの仕入
価格を記入し、各青果物ごとの全体に占める構成比と必
要に応じて参考売価を記入したもので、さらに全体のま
とめとして、野菜と果物のアイテム数、仕入単価、蔬菜
率、特売、目玉、スポット、及び定番ごとの仕入原価の
累計の構成比が記載されている。尚、この青果納品明細
書23の中の商品の数量と仕入単価の項は、端末、ホス
トコンピュータ内においてロックされており、勝手に訂
正できないようにプログラムされている。尚、注文入力
画面22や青果納品明細書の区分の中で何も記入してな
いものは定番である。
準加盟小売業者14bへの注文青果物の出荷配送に伴っ
て、この出荷配送と同時か、或は配送の後に送られる青
果納品明細書23は、図9に示したごときものであっ
て、加盟小売業者14aや標準加盟小売業者14bの仕入
価格を記入し、各青果物ごとの全体に占める構成比と必
要に応じて参考売価を記入したもので、さらに全体のま
とめとして、野菜と果物のアイテム数、仕入単価、蔬菜
率、特売、目玉、スポット、及び定番ごとの仕入原価の
累計の構成比が記載されている。尚、この青果納品明細
書23の中の商品の数量と仕入単価の項は、端末、ホス
トコンピュータ内においてロックされており、勝手に訂
正できないようにプログラムされている。尚、注文入力
画面22や青果納品明細書の区分の中で何も記入してな
いものは定番である。
【0041】加盟小売業者14aや標準加盟小売業者14
bは、標準青果納品明細書23の仕入単価や参考売価に
基いて当日の売価の決定をし、その売価を商品の入数、
形態、出来高、パック値等と共に記入、或は入力して、
FAX、或は端末を用いて図10に示した青果売価明細
書24を仲卸業者10へ送信する。
bは、標準青果納品明細書23の仕入単価や参考売価に
基いて当日の売価の決定をし、その売価を商品の入数、
形態、出来高、パック値等と共に記入、或は入力して、
FAX、或は端末を用いて図10に示した青果売価明細
書24を仲卸業者10へ送信する。
【0042】仲卸業者10は、この加盟小売業者14a
や標準加盟小売業者14bからの青果売価明細書24に
基いて、図11に示した小売店値入情報25を作成して
各加盟加盟小売業者14aや標準加盟小売業者14bへ
FAXで送信する。このことによって、当該各加盟小売
業者14aや標準加盟小売業者14bは、その日の仕入
れに対する粗利を知ることができる。この小売店値入情
報はリーテルサポートデータの一つである。
や標準加盟小売業者14bからの青果売価明細書24に
基いて、図11に示した小売店値入情報25を作成して
各加盟加盟小売業者14aや標準加盟小売業者14bへ
FAXで送信する。このことによって、当該各加盟小売
業者14aや標準加盟小売業者14bは、その日の仕入
れに対する粗利を知ることができる。この小売店値入情
報はリーテルサポートデータの一つである。
【0043】この小売店値入情報25は、野菜と果物が
一緒となっており、各加盟小売業者14aや標準加盟小
売業者14bからの青果売価明細書24の売価、入数、
形態、出来高等の情報に基いて仲卸業者10が端末へ打
ち込むか、或は加盟加盟小売業者の側より端末を用いて
ホストコンピュータへアクセスして送られてきたものは
自動的にインプットされる。同時に野菜と果実のアイテ
ム数、仕入総額、売価総額が各利益率と共に表示され
る。蔬菜率、つまり仕入青果物の中の野菜の占有率も表
示される。さらに、特売、目玉、スポット、定番、その
他の区分ごとのデータが原価とその構成比、売価とその
構成比、及び値入率が、日計と累計で表示されている。
さらに、月初在庫、売上目標、売上実績、過不足、達成
率、仕入実績、売買差益、差益率、売上倍率が表示さ
れ、ロス、振替理論残、粗利の合計額、目標に対する達
成率と共に表示されている。
一緒となっており、各加盟小売業者14aや標準加盟小
売業者14bからの青果売価明細書24の売価、入数、
形態、出来高等の情報に基いて仲卸業者10が端末へ打
ち込むか、或は加盟加盟小売業者の側より端末を用いて
ホストコンピュータへアクセスして送られてきたものは
自動的にインプットされる。同時に野菜と果実のアイテ
ム数、仕入総額、売価総額が各利益率と共に表示され
る。蔬菜率、つまり仕入青果物の中の野菜の占有率も表
示される。さらに、特売、目玉、スポット、定番、その
他の区分ごとのデータが原価とその構成比、売価とその
構成比、及び値入率が、日計と累計で表示されている。
さらに、月初在庫、売上目標、売上実績、過不足、達成
率、仕入実績、売買差益、差益率、売上倍率が表示さ
れ、ロス、振替理論残、粗利の合計額、目標に対する達
成率と共に表示されている。
【0044】この小売店値入情報25は、プリンターで
プリントアウトされ、毎日その日のだいたいPM15:
00頃までにFAXで各加盟小売店等へ送付される。こ
のようにして、各加盟小売業者等は、毎日自己の店の売
上状況をその粗利を在庫と共に知ることができる。
プリントアウトされ、毎日その日のだいたいPM15:
00頃までにFAXで各加盟小売店等へ送付される。こ
のようにして、各加盟小売業者等は、毎日自己の店の売
上状況をその粗利を在庫と共に知ることができる。
【0045】次に、例えば10日に1度のペースで仲卸
業者は、図12と図13に示したような販売促進分析デ
ータ26,27と図14と図15に示した標準店販売促
進分析データ28,29を作成して、各加盟小売業者等
へFAX、端末、直渡し、或は郵送で送付する。これは
上述した小売店値入情報を累計したものである。
業者は、図12と図13に示したような販売促進分析デ
ータ26,27と図14と図15に示した標準店販売促
進分析データ28,29を作成して、各加盟小売業者等
へFAX、端末、直渡し、或は郵送で送付する。これは
上述した小売店値入情報を累計したものである。
【0046】このうち、販売促進分析データ26,27
は、図12の野菜と図13の果物に分かれており、ま
ず、右端から当該個々の加盟小売業者での売上金額の大
きさの順に売価順位として番号を入れて列挙し、次いで
標準小売業者のものの番号を併記して互いに比較ができ
るようにしてある。続いて商品名とコーナーという名称
の各種類が並びその横に売上金額が併記され、その売上
金額が全体の売上金額の中に占める構成比が表記され、
これもその横に標準小売業者のあるべき構成比を併記す
ることによって比較することができるようにしてある。
このようにして標準小売業者データのあるべき構成比に
較べて低い場合には、もっと売上を上げるべきものとし
て右上がりの矢印と共に、標準小売業者の構成比にした
ならば、得られたであろう売上金額をその横にチャンス
ロス入金額として記載してある。この右当りの矢印のつ
いたものは、もっと仕入を増やして売っても良いはず
だ、というシグナルである。
は、図12の野菜と図13の果物に分かれており、ま
ず、右端から当該個々の加盟小売業者での売上金額の大
きさの順に売価順位として番号を入れて列挙し、次いで
標準小売業者のものの番号を併記して互いに比較ができ
るようにしてある。続いて商品名とコーナーという名称
の各種類が並びその横に売上金額が併記され、その売上
金額が全体の売上金額の中に占める構成比が表記され、
これもその横に標準小売業者のあるべき構成比を併記す
ることによって比較することができるようにしてある。
このようにして標準小売業者データのあるべき構成比に
較べて低い場合には、もっと売上を上げるべきものとし
て右上がりの矢印と共に、標準小売業者の構成比にした
ならば、得られたであろう売上金額をその横にチャンス
ロス入金額として記載してある。この右当りの矢印のつ
いたものは、もっと仕入を増やして売っても良いはず
だ、というシグナルである。
【0047】続いてその右側に当初値入率を小売業者と
標準小売業者とのものを対比して並べ、その差の大きな
ものをプラスマイナスの記号付きで表記してある。
標準小売業者とのものを対比して並べ、その差の大きな
ものをプラスマイナスの記号付きで表記してある。
【0048】続いて値入額順が小売業者と標準小売業者
とを対比して1位から20位までも併記し、さらに、そ
の横に野菜と果物を合わせた総合順位が小売業者と標準
小売業者とを対比して併記されている。尚、この総合順
位は標準小売業者のものは1位から20位までを表記し
てある。そして、右端に構成比の累計が記入されてい
る。さらに、最下段には、野菜の種類別による構成比が
小売業者と標準小売業者との対比で表示されている。
とを対比して1位から20位までも併記し、さらに、そ
の横に野菜と果物を合わせた総合順位が小売業者と標準
小売業者とを対比して併記されている。尚、この総合順
位は標準小売業者のものは1位から20位までを表記し
てある。そして、右端に構成比の累計が記入されてい
る。さらに、最下段には、野菜の種類別による構成比が
小売業者と標準小売業者との対比で表示されている。
【0049】標準店販売促進分析データ28,29も図
14の野菜と図15の果物に分かれており、まず左端に
売価順位つまり売上金額の大きな順に番号を付け、次い
で商品名、コーナーという名の種類名、構成比、10日
間の累計、当初値入高、野菜と果物を加えた総合順位と
いうように右側に向けて併記してある。当初値入高は参
考のためであるから1位から10位までを、…とい
うように記載してある。そして、合計として当初値入率
の平均が記入せられ、蔬菜率が記入されると共に、野
菜、果物ともに種類別の構成比率が記入されている。こ
の標準店販売促進分析データの数値は、当然のことなが
ら、標準加盟小売業者の平均値を表わしている。
14の野菜と図15の果物に分かれており、まず左端に
売価順位つまり売上金額の大きな順に番号を付け、次い
で商品名、コーナーという名の種類名、構成比、10日
間の累計、当初値入高、野菜と果物を加えた総合順位と
いうように右側に向けて併記してある。当初値入高は参
考のためであるから1位から10位までを、…とい
うように記載してある。そして、合計として当初値入率
の平均が記入せられ、蔬菜率が記入されると共に、野
菜、果物ともに種類別の構成比率が記入されている。こ
の標準店販売促進分析データの数値は、当然のことなが
ら、標準加盟小売業者の平均値を表わしている。
【0050】さらに、商品優位指数表30,31は、図
16と図17に示されたようなもので、これを10日に
1度ずつ販売促進分析データ28,29と共に加盟小売
業者等へ送られるものであるが、図16の野菜と図17
の果物に分けて表示されており、折れ線グラフで示した
ものは商品の構成比を表わし、構成比の指数が1の部分
にある商品は中位ゾーンで、標準小売業者に対して同等
の競争力を持っていることを表し、指数1以上のものが
優位ゾーンであり、この優位ゾーンに属するものは標準
小売業者に対して優位に立っている商品を表し、指数1
以下のものは劣位ゾーンであり、この劣位ゾーンに属す
る商品は標準小売業者に対し劣位に立っている商品を表
している。この商品優位指数表に記入された各青果物の
上に◎印、○印、及び●印がつけられているが、これは
値入率の優劣を表しており、その中で指数が1.6以上
のものはとくに優位に立つものとして◎印とし、指数
1.1以上のものは優位に立つものとして○印とし、指
数0.6以下のものは劣位に立つものとして、●印とし
て表してある。この商品優位指数表によって、各加盟小
売業者の商品の標準小売業者に対する優劣が一目で解る
ものである。この販売促進分析データの数値も標準小売
業者のものは、平均値を表わしている。
16と図17に示されたようなもので、これを10日に
1度ずつ販売促進分析データ28,29と共に加盟小売
業者等へ送られるものであるが、図16の野菜と図17
の果物に分けて表示されており、折れ線グラフで示した
ものは商品の構成比を表わし、構成比の指数が1の部分
にある商品は中位ゾーンで、標準小売業者に対して同等
の競争力を持っていることを表し、指数1以上のものが
優位ゾーンであり、この優位ゾーンに属するものは標準
小売業者に対して優位に立っている商品を表し、指数1
以下のものは劣位ゾーンであり、この劣位ゾーンに属す
る商品は標準小売業者に対し劣位に立っている商品を表
している。この商品優位指数表に記入された各青果物の
上に◎印、○印、及び●印がつけられているが、これは
値入率の優劣を表しており、その中で指数が1.6以上
のものはとくに優位に立つものとして◎印とし、指数
1.1以上のものは優位に立つものとして○印とし、指
数0.6以下のものは劣位に立つものとして、●印とし
て表してある。この商品優位指数表によって、各加盟小
売業者の商品の標準小売業者に対する優劣が一目で解る
ものである。この販売促進分析データの数値も標準小売
業者のものは、平均値を表わしている。
【0051】次に、仲卸業者は、各青果物の中で、構成
比の高いものについては、個々に1ヶ月分の販売分析デ
ータ表32を作成して、加盟小売業者へ送付する。この
販売分析データ表32は、図18に示したごときのもの
で、1ヶ月の各営業日におけるその各商品の構成比と当
初値入率が数値とグラフによって示され、さらに販売消
化率が数値で示されている。
比の高いものについては、個々に1ヶ月分の販売分析デ
ータ表32を作成して、加盟小売業者へ送付する。この
販売分析データ表32は、図18に示したごときのもの
で、1ヶ月の各営業日におけるその各商品の構成比と当
初値入率が数値とグラフによって示され、さらに販売消
化率が数値で示されている。
【0052】さらに、仲卸業者は、図19に示したよう
な青果損益計算書33を加盟小売業者へ提出する。この
月間の青果損益計算書33には、上段の方に該当店の月
初在庫の原価と売価が記入され、当月仕入の総計が原価
と売価と共に記入され、当月売上金額と売買差益がある
べき在庫の売価と共に記入されるようになっている。売
買差益はさらにその構成が野菜と果実に分けられてい
る。次の段には、商品ロスの数値を加えた実数が表れ、
全体の粗利とこれを野菜と果物の分けたもの、及び経費
と経常利益が記載されるようになっている。さらにその
下段に前年同月実績との比較が売上、粗利で記載され、
さらにその下段に経費率の内訳が記載されるようになっ
ている。
な青果損益計算書33を加盟小売業者へ提出する。この
月間の青果損益計算書33には、上段の方に該当店の月
初在庫の原価と売価が記入され、当月仕入の総計が原価
と売価と共に記入され、当月売上金額と売買差益がある
べき在庫の売価と共に記入されるようになっている。売
買差益はさらにその構成が野菜と果実に分けられてい
る。次の段には、商品ロスの数値を加えた実数が表れ、
全体の粗利とこれを野菜と果物の分けたもの、及び経費
と経常利益が記載されるようになっている。さらにその
下段に前年同月実績との比較が売上、粗利で記載され、
さらにその下段に経費率の内訳が記載されるようになっ
ている。
【0053】次に、小売業者の青果損益計算書と共に各
加盟小売業者へ送る標準店損益計算書について説明する
と、この標準店損益計算書34は、図20に示したごと
きもので、各加盟小売業者の青果損益計算書33を簡略
化させたものであって、標準加盟小売業者の月初在庫の
原価と売価、当月仕入の原価と売価から当月売上の原価
が出、あるべき在庫の売価が算出される。次いで、下段
に移って当月売上を稼動日で割って、一日平均の売上が
日販の名称で出てくる。さらに値入率と蔬菜率が表示さ
れ、月末在庫金額と平均在庫日数が、粗利と共に表示さ
れている。さらに、その下段に売上予算に対する達成
率、粗利の達成率が過不足金額と共に前年同月対比で記
載されるようになっている。この標準店損益計算書の数
値も、標準加盟小売業者の数値の平均値を表している。
加盟小売業者へ送る標準店損益計算書について説明する
と、この標準店損益計算書34は、図20に示したごと
きもので、各加盟小売業者の青果損益計算書33を簡略
化させたものであって、標準加盟小売業者の月初在庫の
原価と売価、当月仕入の原価と売価から当月売上の原価
が出、あるべき在庫の売価が算出される。次いで、下段
に移って当月売上を稼動日で割って、一日平均の売上が
日販の名称で出てくる。さらに値入率と蔬菜率が表示さ
れ、月末在庫金額と平均在庫日数が、粗利と共に表示さ
れている。さらに、その下段に売上予算に対する達成
率、粗利の達成率が過不足金額と共に前年同月対比で記
載されるようになっている。この標準店損益計算書の数
値も、標準加盟小売業者の数値の平均値を表している。
【0054】次に、仲卸業者が、仕入先の加盟卸売業者
や加盟出荷元へ送る情報としての、消費動向情報は、図
14と図15に示した標準小売業者販売促進分析データ
のことであり、仲卸業者の仕入先となる加盟卸売業者や
加盟出荷元等は、このデータによって仕入れや生産の予
測調整を行なうことができるものである。尚、この消費
動向情報の中に、加盟小売業者等の値入情報を含めるこ
とができる。
や加盟出荷元へ送る情報としての、消費動向情報は、図
14と図15に示した標準小売業者販売促進分析データ
のことであり、仲卸業者の仕入先となる加盟卸売業者や
加盟出荷元等は、このデータによって仕入れや生産の予
測調整を行なうことができるものである。尚、この消費
動向情報の中に、加盟小売業者等の値入情報を含めるこ
とができる。
【0055】以上の販売促進分析データ26,27、標
準店販売促進分析データ28,29、商品優位指数表3
0,31、販売分析データ32、損益計算表33,3
4、及び消費動向情報等は、リテールサポートデータを
構成する。
準店販売促進分析データ28,29、商品優位指数表3
0,31、販売分析データ32、損益計算表33,3
4、及び消費動向情報等は、リテールサポートデータを
構成する。
【0056】
【発明の効果】この発明は以上のように構成したので、
従来どんぶり勘定の目立ったとくに町の青果小売店のよ
うな青果物の加盟小売業者等の仕入管理、販売管理、在
庫管理等を卸売市場側からサポートすることにより、卸
売市場を構成する、とくに仲卸業者や卸売業者の存在意
義を高め効率の良い小売を実施させることにより、加盟
小売業者等の利益を高め、仕入の増大を図ることによっ
て、とくに仲卸業者を含む卸売市場全体の利益をも高め
ることができるものである。
従来どんぶり勘定の目立ったとくに町の青果小売店のよ
うな青果物の加盟小売業者等の仕入管理、販売管理、在
庫管理等を卸売市場側からサポートすることにより、卸
売市場を構成する、とくに仲卸業者や卸売業者の存在意
義を高め効率の良い小売を実施させることにより、加盟
小売業者等の利益を高め、仕入の増大を図ることによっ
て、とくに仲卸業者を含む卸売市場全体の利益をも高め
ることができるものである。
【図1】この発明に係る青果物のリテールサポートシス
テムを説明するブロック図である。
テムを説明するブロック図である。
【図2】この発明に係るリテールサポートシステムに用
いる各支援装置の説明図である。
いる各支援装置の説明図である。
【図3】この発明に係る青果物のリテールサポートシス
テムを説明するフローチャート図である。
テムを説明するフローチャート図である。
【図4】この発明に係る青果物のリテールサポートシス
テムの動作を時間の経過とともに追った時系列図であ
る。
テムの動作を時間の経過とともに追った時系列図であ
る。
【図5】従来の青果物の流通経路を説明するブロック図
である。
である。
【図6】月の売上予算と粗利予算を記載した月次登録書
のフォームの一例を示す図面である。
のフォームの一例を示す図面である。
【図7】この発明に係る青果物のリテールサポートシス
テムに使用する仕入注文書のフォームの一例を示す図面
である。
テムに使用する仕入注文書のフォームの一例を示す図面
である。
【図8】図7の仕入注文書に基いてコンピュータに入力
した青果受注入力画面のフォームの一例を示す図面であ
る。
した青果受注入力画面のフォームの一例を示す図面であ
る。
【図9】図8の青果受注明細書に基いて作成した青果納
品明細書のフォームの一例を示す図面である。
品明細書のフォームの一例を示す図面である。
【図10】図9の青果納品明細書に基いて作成した青果
売価明細書のフォームの一例を示す図面である。
売価明細書のフォームの一例を示す図面である。
【図11】図10の青果売価明細書に基いて作成した野
菜と果物の小売店値入情報のフォームの一例を示す図面
である。
菜と果物の小売店値入情報のフォームの一例を示す図面
である。
【図12】図11の野菜の小売値入情報を複数日間まと
めて作成した野菜の小売店販売促進分析データ表のフォ
ームの一例を示す図面である。
めて作成した野菜の小売店販売促進分析データ表のフォ
ームの一例を示す図面である。
【図13】図11の果物の小売店値入情報を複数日間ま
とめて作成した果物の小売店販売促進データ表のフォー
ムの一例を示す図面である。
とめて作成した果物の小売店販売促進データ表のフォー
ムの一例を示す図面である。
【図14】標準加盟小売業者の小売店の値入情報より抽
出した野菜の標準店販売促進分析データ表のフォームの
一例を示す図面である。
出した野菜の標準店販売促進分析データ表のフォームの
一例を示す図面である。
【図15】標準加盟小売業者の小売店値入情報より抽出
した果物の標準店販売促進分析データ表のフォームの一
例を示す図面である。
した果物の標準店販売促進分析データ表のフォームの一
例を示す図面である。
【図16】加盟小売業者の野菜の構成比と値入率の優位
性を標準加盟小売業者の平均値と較べて見た商品優位指
数表のフォームの一例を示す図面である。
性を標準加盟小売業者の平均値と較べて見た商品優位指
数表のフォームの一例を示す図面である。
【図17】加盟小売業者の果物の構成比と値入率の優位
性を標準加盟小売業者の平均値と較べて見た商品優位指
数表のフォームの一例を示す図面である。
性を標準加盟小売業者の平均値と較べて見た商品優位指
数表のフォームの一例を示す図面である。
【図18】各青果物の1ヶ月ごとの販売分析データ表の
フォームの一例を示すグラフである。
フォームの一例を示すグラフである。
【図19】加盟小売業者の複数日間分をまとめた小売店
損益計算書のフォームの一例を示す図面である。
損益計算書のフォームの一例を示す図面である。
【図20】標準加盟小売業者の複数日間分をまとめた標
準店損益計算書のフォームの一例を示す図面である。
準店損益計算書のフォームの一例を示す図面である。
9 10 仲卸業者 11a 卸売業者 12 出荷元 14 加盟小売業者群 14a 加盟小売業者 14b 標準加盟小売業者 15 消費者 23 納品明細書 24 売価明細書 25 小売店値入情報(リーテルサポートデータ) 26 販売促進分析データ(野菜)(リーテルサポ
ートデータ) 27 販売促進分析データ(果物)(リーテルサポ
ートデータ) 28 標準店販売促進分析データ(野菜)(リーテ
ルサポートデータ) 29 標準店販売促進分析データ(果物)(リーテ
ルサポートデータ) 30 商品優位指数表(野菜)(リーテルサポート
データ) 31 商品優位指数表(果物)(リーテルサポート
データ) 101, 131, 141 電話 102, 132, 142 FAX 103 ホストコンピュータ 104, 133, 143 端末 104a, 133a, 143a 表示装置 104b, 133b, 143b 計算機本体 104c, 133c, 143c 入力装置 104d, 133d, 143d 記憶装置 105, 134, 144 プリンター 106 記憶装置 A 支援装置 B 支援装置 C 支援装置
ートデータ) 27 販売促進分析データ(果物)(リーテルサポ
ートデータ) 28 標準店販売促進分析データ(野菜)(リーテ
ルサポートデータ) 29 標準店販売促進分析データ(果物)(リーテ
ルサポートデータ) 30 商品優位指数表(野菜)(リーテルサポート
データ) 31 商品優位指数表(果物)(リーテルサポート
データ) 101, 131, 141 電話 102, 132, 142 FAX 103 ホストコンピュータ 104, 133, 143 端末 104a, 133a, 143a 表示装置 104b, 133b, 143b 計算機本体 104c, 133c, 143c 入力装置 104d, 133d, 143d 記憶装置 105, 134, 144 プリンター 106 記憶装置 A 支援装置 B 支援装置 C 支援装置
Claims (15)
- 【請求項1】 食料品の卸売市場と、この卸売市場より
食料品を仕入れて小売をする複数の加盟小売業者と、こ
の加盟小売業者の中からさらに選ばれた複数の標準加盟
小売業者とから成り、この標準加盟小売業者を含む各加
盟小売業者等が月の少なくとも売上予算と粗利予算を月
次登録として前記卸売市場へFAX、或は端末を使用し
て送信する工程と、この月次登録を卸売市場のコンピュ
ータへ入力する工程と、前記卸売市場が出荷元へ仕入予
約発注を行なう工程と、前記各加盟小売業者等が電話、
FAX、或は端末を使用して前記卸売市場へ仕入注文を
行う工程と、各加盟小売業者等の仕入注文に基いて前記
卸売市場のコンピュータへ受注データを入力する工程
と、前記各加盟小売業者等の仕入注文に基いて卸売市場
が出荷元へ確定仕入発注を行う工程と、前記卸売市場が
食料品の仕入を行い前記各加盟小売業者等へ出荷する工
程と、この出荷と同時或は後に前記卸売市場から前記各
加盟小売業者等へFAX、或は端末を使用して納品明細
書を送付する工程と、前記各加盟小売業者等がこの納品
明細書に基いて実際の売価を記入した売価明細書を前記
卸売市場へFAX、或は端末を使用して送付する工程
と、この青果売価明細書に基いて前記卸売市場が前記各
加盟小売業者等の食料品の当日仕入に対する全体の粗利
をさまざまなデータと共に示す小売店値入情報を作成し
て前記各加盟小売業者等へ当日に送付する工程と、前記
卸売市場がこの小売店値入情報に基いて複数日間の前記
各加盟小売業者等の営業状況をまとめ前記標準加盟小売
業者の平均値と比較した販売促進分析データと損益計算
書を少なくとも含むリテールサポートデータを前記各加
盟小売業者等へ送付する工程を含むことを特徴とする、
リテールサポートシステム。 - 【請求項2】 食料品の卸売市場と、この卸売市場より
食料品を仕入れて小売をする複数の加盟小売業者と、前
記卸売市場へ食料品を供給する加盟出荷元と、前記加盟
小売業者の中からさらに選ばれた複数の標準加盟小売業
者とから成り、この標準加盟小売業者を含む各加盟小売
業者等が月の少なくとも売上予算と粗利予算を月次登録
として前記卸売市場へFAX或は端末を使用して送信す
る工程と、この月次登録を卸売市場のコンピュータへ入
力する工程と、前記卸売市場が出荷元へ仕入予約発注を
行う工程と、前記各加盟小売業者等が電話、FAX、或
は端末を使用して前記卸売市場へ仕入の注文を行う工程
と、各加盟小売業者等の仕入発注に基いて前記卸売市場
のコンピュータへ仕入受注データを入力する工程と、前
記各加盟小売業者等の仕入注文に基いて前記卸売市場が
前記出荷元へ確定仕入発注を行う工程と、前記卸売市場
が前記出荷元より青果物の仕入を行い前記各加盟小売業
者等へ出荷する工程と、この出荷配送と同時或は後に前
記卸売市場業者から前記各加盟小売業者等へFAX、或
は端末を使用して納品明細書を送付する工程と、前記各
加盟小売業者等がこの青果納品明細書に基いて実際の売
価を記入した売価明細書を前記卸売市場へFAX、或は
端末を使用して送付する工程と、この売価明細書に基い
て前記卸売市場が前記各加盟小売業者等の食料品の当日
仕入に対する全体の粗利をさまざまなデータと共に示す
小売店値入情報を作成して前記各加盟小売業者等へ当日
に送付する工程と、前記卸売市場が当日の消費動向情報
を出荷元へ送付する工程と、前記卸売市場がこの小売店
値入情報に基いて複数日間の前記各加盟小売業者等の営
業状況をまとめ前記標準加盟小売業者の平均値と比較し
た販売促進分析データと損益計算書を少なくとも含むリ
テールサポートデータを前記各加盟小売業者等へ送付す
る工程を含むことを特徴とする、リテールサポートシス
テム。 - 【請求項3】 前記卸売市場が仲卸業者であることを特
徴とする、請求項1と2のいずれかに記載のリテールサ
ポートシステム。 - 【請求項4】 前記卸売市場が仲卸業者である時には、
この仲卸業者の仕入先が卸売業者及び又は出荷元を含む
加盟元仕入業者であることを特徴とする、請求項1と2
のいずれかに記載のリテールサポートシステム。 - 【請求項5】 前記卸売市場のコンピュータに入力され
ている納品明細書の商品の数量と仕入単価は、変更がで
きないようにするロックされていることを特徴とする、
請求項1〜4のいずれかに記載のリテールサポートシス
テム。 - 【請求項6】 前記納品明細書には、各注文食料品がチ
ラシ広告によって計画的に販売する商品である「特売」
か、競合店対策のために安く売る商品である「目玉」
か、利益がとれて量販できる商品である「スポット」
か、消費者のニーズに答えられる品揃え商品としての
「定番」か、に区分されていることを特徴とする、請求
項1乃至5のいずれかに記載のリテールサポートシステ
ム。 - 【請求項7】 前記食料品が青果物であることを特徴と
する、請求項1乃至6のいずれかに記載のリテールサポ
ートシステム。 - 【請求項8】 前記食料品が青果物である場合は、前記
小売店値入情報には、少なくとも当日仕入の各青果物の
各粗利額と各値入率及びその累計と、野菜と果実のアイ
テム数、及び全体の売上目標に対する達成率が記入され
ていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記
載のリテールサポートシステム。 - 【請求項9】 前記販売促進データは、各加盟小売業者
の販売促進データと標準加盟小売業者の販売促進データ
とに分かれていることを特徴とする、請求項1〜7のい
ずれかに記載のリテールサポートシステム。 - 【請求項10】 前記各加盟小売業者の販売促進分析デ
ータは、少なくとも野菜と果物が別々に売上金額の大き
な順に、標準加盟小売業者との比較において列記され、
さらに、売価構成比、当初値入率、値入額順、及び野菜
と果物を合わせて売価額の総合順位等が、各々標準加盟
小売業者の対比において記入されていることを特徴とす
る、請求項1〜7のいずれかに記載のリテールサポート
システム。 - 【請求項11】 前記損益計算書は、各加盟小売業者の
損益計算書と標準加盟小売業者の損益計算書とに分かれ
ていることを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記
載のリテールサポートシステム。 - 【請求項12】 前記リテールサポートデータの中に
は、さらに各加盟小売業者の商品構成比と値入指数を標
準加盟小売業者の商品の構成比と値入指数と対比して示
した商品優位指数表が含まれていることを特徴とする、
請求項1乃至10に記載のリテールサポートシステム。 - 【請求項13】 前記消費動向情報は、標準店販売促進
データであることを特徴とする、請求項1乃至11に記
載のリテールサポートシステム。 - 【請求項14】 仲卸業者を含む卸売市場の側に備えら
れるものであって、表示装置と入力装置と計算機と記憶
装置から成る計算機システムと、プリンターと、電話及
び又はFAXとから成り、前記計算機内には、ソフトウ
ェアによって実現される、食料品の加盟小売業者と標準
加盟小売業者を含む加盟小売業者等の月々の売上予算、
粗利予算を収めた月次登録、前記加盟小売業者等へ納品
した納品明細書、前記加盟小売業者等が決めた値入情報
に基いて作成した小売店値入情報、前記加盟小売業者の
小売状況を標準加盟小売業者の平均値との比較において
示した販売促進分析データ、損益計算書等を少なくとも
作成する手段を備えさせたことを特徴とする、リテール
サポート支援装置。 - 【請求項15】 仲卸業者を含む卸売市場の側に備えら
れるものであって、表示装置と入力装置と計算機と記憶
装置から成る計算機システムと、プリンターと、電話及
び又はFAXとから成り、前記計算機内には、ソフトウ
ェアによって実現される、食料品の加盟小売業者と標準
加盟小売業者を含む加盟小売業者等の月々の売上予算、
粗利予算を収めた月次登録、前記加盟小売業者等へ納品
した納品明細書、前記加盟小売業者等が決めた値入情報
に基いて作成した小売店値入情報、前記加盟小売業者の
小売状況を標準加盟小売業者の平均値との比較において
示した販売促進分析データ、損益計算書、及び卸売業者
や出荷元へ送る消費動向情報等を少なくとも作成する手
段を備えさせたことを特徴とする、リテールサポート支
援装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000168095A JP2001350827A (ja) | 2000-06-05 | 2000-06-05 | リテールサポートシステム及びその支援装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000168095A JP2001350827A (ja) | 2000-06-05 | 2000-06-05 | リテールサポートシステム及びその支援装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001350827A true JP2001350827A (ja) | 2001-12-21 |
Family
ID=18671151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000168095A Pending JP2001350827A (ja) | 2000-06-05 | 2000-06-05 | リテールサポートシステム及びその支援装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001350827A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007011856A (ja) * | 2005-07-01 | 2007-01-18 | Toshihisa Takeuchi | 花卉受発注システム |
US7584882B2 (en) | 2005-01-31 | 2009-09-08 | The Kroger Co., | System and method for managing financial data |
US7950579B2 (en) | 2005-01-31 | 2011-05-31 | The Kroger Co. | System and method for evaluating inventory |
JP2012083944A (ja) * | 2010-10-12 | 2012-04-26 | Agricompass Inc | 履歴情報管理システム、履歴情報管理サーバ、及び履歴情報管理プログラム |
-
2000
- 2000-06-05 JP JP2000168095A patent/JP2001350827A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7584882B2 (en) | 2005-01-31 | 2009-09-08 | The Kroger Co., | System and method for managing financial data |
US7950579B2 (en) | 2005-01-31 | 2011-05-31 | The Kroger Co. | System and method for evaluating inventory |
JP2007011856A (ja) * | 2005-07-01 | 2007-01-18 | Toshihisa Takeuchi | 花卉受発注システム |
JP2012083944A (ja) * | 2010-10-12 | 2012-04-26 | Agricompass Inc | 履歴情報管理システム、履歴情報管理サーバ、及び履歴情報管理プログラム |
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