JP2013186195A - 画像形成装置、レンズアレイ及びその形成方法 - Google Patents

画像形成装置、レンズアレイ及びその形成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】良好な光学的特性が得られるレンズアレイ、その形成方法及び画像形成装置を提供すること。
【解決手段】一例のレンズアレイは、光軸と直交する面に設けられた透明基板と、この透明基板上で入射光に対して主走査方向に配列され、物点から入射した光を集光する第1レンズと、前記透明基板上の前記第1レンズ以外の部分に設けられ物点から入射する光を遮る遮光部と、この遮光部間の前記第1レンズ上に積層され、前記第1レンズとは異なる濡れ特性を有する材料により構成された第2レンズと、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、画像形成装置、レンズアレイ及びその形成方法に関する。
マイクロレンズアレイは、電子複写機やファクシミリの光学系、LED又はLCDプリンタの光プリントヘッド、液晶表示装置、固体撮像素子、光インターコネクションによる多重画像転送、共焦点型レーザー顕微鏡など、光通信分野、光ディスク分野、画像表示分野、画像伝送・結合分野、光計測、光センシング分野、光プロセッシング分野等の幅広い用途が期待されている。通常これらのマイクロレンズアレイには、迷光の無い高品質(高分解能)のものが要求される。
レンズアレイでは、複数個のレンズを形成する必要がある。透明基板上に一列に複数個のレンズを形成する方法として、透過性の基板上に遮光層を形成した後、遮光層の間にインクジェット方法によりレンズ材料(画素部)を充填し、更に加熱によりレンズ材料を湾曲させる工程によってマイクロレンズアレイを成形する方法が知られている。
しかしこの方法で作製したレンズアレイでは、良好な光学的特性が得られない。
特開2000−75106号公報
本発明の課題は、良好な光学的特性が得られるレンズアレイ、その形成方法及び画像形成装置を提供することである。
上記の課題を解決するために一実施形態は、光軸と直交する面に設けられた透明基板と、この透明基板上で入射光に対して主走査方向に配列され、物点から入射した光を集光する第1レンズと、前記透明基板上の前記第1レンズ以外の部分に設けられ物点から入射する光を遮る遮光部と、この遮光部間の前記第1レンズ上に積層され、前記第1レンズとは異なる濡れ特性を有する材料により構成された第2レンズと、を有することを特徴とするレンズアレイを提供する。
一実施形態に係るMFPの構造を示す図である。 図1において光学的な潜像形成及び印刷の部分を示す図である。 図2における光学系の機構を示す図である。 一実施形態のレンズアレイの平面図及び断面図である。 図4に示すレンズアレイの一部拡大図である。 一実施形態のレンズアレイ形成装置の概略図である。 一実施形態のレンズアレイ形成の方法を説明するためのフローチャートを示す図である。 一実施形態のレンズアレイ形成の方法の各工程を示す図である。 一実施形態のレンズアレイの構造を説明するための図である。 一実施形態において遮光部の膜厚と透過濃度の関係を示す図である。
以下、発明を実施するための実施形態について、図面を参照して説明する。本発明は、レンズアレイやその形成方法に関する発明であり、その構造や形成方法などについては、図5以下で詳細に説明する。その前に、このレンズアレイが適用される画像形成装置について説明する。なお、本発明のレンズアレイはスキャナなどにも用いることが可能であり、ここでいう画像形成装置には、スキャナ等も含まれる。
以下、各図において同一箇所については同一の符号を付す。図1は、一実施形態に係る画像形成装置の構成図である。図1において、画像形成装置は、例えば複合機であるMFP(Multi-Function Peripherals)や、プリンタ、複写機等である。以下の説明ではMFPを例に説明する。
MFP10の本体11の上部には透明ガラスの原稿台12があり、原稿台12上には自動原稿搬送部(ADF)13を開閉自在に設けている。また本体11の上部には操作パネル14を設けている。操作パネル14は、各種のキーとタッチパネル式の表示部を有している。
本体11内のADF13の下部には、読取装置であるスキャナ部15を設けている。スキャナ部15は、ADF13によって送られる原稿または原稿台上に置かれた原稿を読み取って画像データを生成するもので、密着型イメージセンサ16a(以下、単にイメージセンサと呼ぶ)を含む画像読取ユニット16を備えている。イメージセンサ16aは、主走査方向(図1では奥行方向)に配置されている。
イメージセンサ16aは、原稿台12に載置された原稿の画像を読み取る場合は原稿台12に沿って移動しながら、原稿画像を1ライン分ずつ読み取る。これを原稿サイズ全体にわたって実行し1ページ分の原稿の読み取りを行う。またADF13によって送られる原稿の画像を読み取る場合、画像読取ユニット16は、固定位置(図示の位置)にある。
更に本体11内の中央部にはプリンタ部17を有し、本体11の下部には、各種サイズの用紙を収容する複数のカセット18を備えている。プリンタ部17は、感光体ドラムと、露光装置としてLEDを含む走査ヘッド19を有し、走査ヘッド19からの光線によって感光体を走査して画像を生成する。
プリンタ部17は、スキャナ部15で読み取った画像データや、PC(Personal Computer)などで作成された画像データを処理して用紙に画像を形成する(詳細は後述)。プリンタ部17は、例えばタンデム方式によるカラーレーザプリンタであり、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像形成部20Y,20M,20C,20Kを含む。画像形成部20Y,20M,20C,20Kは、中間転写ベルト21の下側に、上流から下流側に沿って並列に配置している。また、走査ヘッド19も画像形成部20Y,20M,20C,20Kに対応した複数の走査ヘッド19Y,19M,19C,19Kを有している。
図2は、画像形成部20Y,20M,20C,20Kのうち、画像形成部20Kを拡大して示す構成図である。尚、以下の説明において各画像形成部20Y,20M,20C,20Kは同じ構成であるため、画像形成部20Kを代表として説明する。
図2に示すように、画像形成部20Kは、像担持体である感光体ドラム22Kを有する。感光体ドラム22Kの周囲には、回転方向tに沿って帯電チャージャ23K、現像器24K、1次転写ローラ25K、クリーナ26K、ブレード27K等を配置している。感光体ドラム22Kの露光位置には、走査ヘッド19Kから光を照射し、感光体ドラム22K上に静電潜像を形成する。
画像形成部20Kの帯電チャージャ23Kは、感光体ドラム22Kの表面を一様に全面帯電する。現像器24Kは、現像バイアスが印加される現像ローラ24aによりブラックのトナー及びキャリアを含む二成分現像剤のうち、トナーを感光体ドラム22Kに供給する。クリーナ26Kには、ブレード27Kを含んでおり、これにより感光体ドラム22K表面の残留トナーを除去する。
また図1に示すように、画像形成部20Y〜20Kの上部には、現像器24Y〜24Kにトナーを供給するトナーカートリッジ28を設けている。トナーカートリッジ28は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナーカートリッジを含む。
中間転写ベルト21は、循環的に移動する。中間転写ベルト21は、駆動ローラ31及び従動ローラ32に張架される。また中間転写ベルト21は感光体ドラム22Y〜22Kに対向して接触している。中間転写ベルト21の感光体ドラム22Kに対向する位置には、1次転写ローラ25Kにより1次転写電圧が印加され、感光体ドラム22K上のトナー像を中間転写ベルト21に1次転写する。
中間転写ベルト21を張架する駆動ローラ31には、2次転写ローラ33を対向して配置している。駆動ローラ31と2次転写ローラ33間を用紙Sが通過する際に、2次転写ローラ33により2次転写電圧が用紙Sに印加される。そして中間転写ベルト21上のトナー像を用紙Sに2次転写する。中間転写ベルト21の従動ローラ32付近には、ベルトクリーナ34を設けている。
また、図1で示すように、給紙カセット18から2次転写ローラ33に至る間には、給紙カセット18内から取り出した用紙Sを搬送する搬送ローラ35を設けている。更に2次転写ローラ33の下流には定着器36を設けている。また定着器36の下流には搬送ローラ37を設けている。搬送ローラ37は用紙Sを排紙部38に排出する。
更に、定着器36の下流には、反転搬送路39を設けている。反転搬送路39は、用紙Sを反転させて2次転写ローラ33の方向に導くものであり、両面印刷を行う際に使用する。
次に、図2を参照して走査ヘッド19Kの構成を説明する。走査ヘッド19Kは、感光体ドラム22Kと対向し露光装置として機能する。感光体ドラム22Kは、予め設定した回転速度で回転し、表面に電荷を蓄えることができる。走査ヘッド19Kからの光を感光体ドラム22Kに照射して露光し、感光体ドラム22Kの表面に静電潜像を形成する。
走査ヘッド19Kは、レンズアレイ50を有し、レンズアレイ50は保持部材41に支持されている。また、保持部材41の底部には支持体42を有し、支持体42には、発光素子であるLED素子43を配置している。LED素子43は主走査方向に直線状に等間隔で設けている。また、支持体42にはLED素子43の発光を制御するドライブICを含む基板(図示せず)を配置している。尚、レンズアレイ50の詳細な構成については後述する。
ドライブICは制御部を構成し、画像データに基づいて走査ヘッド19Kの制御信号を発生し、制御信号に従って所定の光量でLED素子43を発光させる。そして、LED素子43から出射した光線は、レンズアレイ50に入射し、レンズアレイ50を通過して感光体ドラム22K上に結像し、像が感光体ドラム22K上に形成される。また走査ヘッド19Kの上部(出射側)にはカバーガラス44を取り付けている。
図3は、画像読取ユニット16の構成を示す説明図である。イメージセンサ16a(49)は、原稿台12上に載置された原稿の画像、またはADF13によって給紙された原稿の画像を、操作パネル14の操作に従って読み取る。イメージセンサ16aは、主走査方向に配置された1次元のセンサであり、筐体45を有する。筐体45は基板46上に配置され、筐体45の原稿台12側の上面には、原稿の方向に光を照射する2つのLEDライン照明装置47,48を主走査方向(図の奥行方向)に延びるように設けている。LEDライン照明装置47,48は、LEDアレイと導光体を備える。尚、光源はLEDに限定されず、蛍光管、キセノン管、冷陰極管又は有機EL等であってもよい。
筐体45上部のLEDライン照明装置47とLEDライン照明装置48の間には、レンズアレイ50が支持され、筐体45の底部にある基板46には、CCDやCMOSなどで構成されるセンサ49が実装されている。LEDライン照明装置47,48は原稿台12上の原稿の画像読み取り位置を照射し、画像読み取り位置で反射した光は、レンズアレイ50に入射する。レンズアレイ50は、正立等倍レンズとして機能する。レンズアレイ50に入射した光は、レンズアレイ50の出射面から出射され、センサ49上に結像する。結像した光は、センサ49によって電気信号に変換され、電気信号は、基板46のメモリ部(図示せず)に転送される。
この実施形態では、画像形成装置としてMFPを例に説明したが、画像形成装置MFPに限定されず、プリンタやスキャナ単体等であってもよい。
次に、レンズアレイ50(結像素子アレイ)の構成について説明する。レンズアレイの配列状態を示すマイクロレンズアレイの平面図を図4(a)に示す。図4(a)におけるd−dの断面図を図4(b)に示す。
透明基板51に、遮光部52が設けられており、この遮光部52にマイクロレンズ53が整列されている。マイクロレンズは後述するように、第1レンズ53aと第2レンズ53bの2つのレンズにより構成されている。例えば図3に示すように、前面の物点(原稿台12)からの光は、レンズアレイ50を通ってセンサ49で受光される。
2つのレンズは2層構造を有し、遮光部52に対して異なる濡れ特性を有するレンズ材料を例えばインクジェット法で形成したものである。濡れ特性は、通常、接触角により測定可能であるが、本実施の形態においては、第1レンズ、第2レンズの遮光部52に対する接触角は各々θ1,θ2で定義する。濡れ特性がよいと、接触角は小さくなる。なお、図5において第1レンズの遮光部に対する接触角は90°以下となっている。もちろんこの第1レンズの接触角θ1を90°以上にしてもよい。第2レンズの接触角θ2は、濡れ特性が十分抑制されている、具体的には接触角が例えば約60°以上であることが好ましい。接触角を60°以上にすることで、よりレンズの曲率を大きくすることができ、焦点距離を短くすることができる。逆にレンズが2層構造になることと併せて装置の小型化が可能になる。レンズが2層構造になることで、1枚レンズで焦点距離を短くすることが可能になっている。逆に背ssy区画を90°以上にすると迷光が発生しやすくなり、レンズ特性(集光)が低下する場合がある。
ここで図9により、第1レンズ53a、第2レンズ53bの材料(インク)の遮光部52に対する接触角θについて説明する。
図9(c)は、従来の遮光部及びレンズ付近の構造である。透明基板91の上に遮光部92が設けられ、この遮光部92の間に一層のレンズ93が設けられる。
このレンズ93の材料(インク)の遮光部92の材料に対する接触角はθcである。接触角θcが小さい、すなわち濡れ特性がよいと、レンズ93の表面が平らに近くなる。そして、点線により示すように、遮光部92を超えて隣接するレンズ93が一体になってしまうおそれがある。
図9(a)は、図5に示すものより、第1レンズの接触角θ1Aが90°以下で小さく、第2レンズの接触角θ2Aがθ1Aよりも大きい例を示し、図9(b)は、第1レンズの接触角θ1Bが90°以上であるが、第2レンズの接触角θ2Bより大きい例を示している。このように第1レンズの接触角は90°以上であってもよい。
図9(c)に示す従来の場合に比して、図9(a)や図9(b)に示す実施形態では、濡れ特性が十分悪く、接触角θ2は大きくなる。
第2レンズ53bのインクは第1レンズ53aのインクに比べて遮光部52面との濡れが悪く遮光部52高さ面からの凸状のメニスカスがスムーズに形成される。濡れ特性が抑止されているので、遮光部52上面での濡れ広がりが少なく、遮光部52の高さ面までレンズ形状を形成することが容易に可能になる。また遮光部材に濡れ広がらない範囲で第2レンズインクの印字量を可変することが可能になるため、可変量の範囲内でのレンズの曲面形状を制御することができる。
第2レンズインクの接触角が小さいと、所望のレンズ特性範囲を限定することになったり、あるいは第2レンズをUVあるいは熱で硬化させるまでの硬化工程が制限されることになる。そのため十分濡れ特性を抑えて、すなわち接触角がある程度以上の範囲、例えば接触角を約60°以上に設定することにより、集光性が増加しより良好なレンズ特性や成形工程の自由度が向上することになる。
遮光部52は入射光を遮る遮光性が高いほどマイクロレンズアレイの特性に有利である。すなわち、この遮光部52により迷光を遮断できる。このとき遮光性は例えば透過濃度(光学濃度;OD値)で測定することで求められる。このときの透過濃度の測定は、例えばX-rite社製361Tを用いることにより測定可能であり、透過濃度が6以上であれば透過光をほぼ遮光できる。
透明基板にマイクロレンズを形成してなるレンズアレイの形成装置の簡略図を図6に示す。インクジェット法により遮光部及びレンズを形成する。また、このレンズアレイの形成方法のフローチャートを図7に示し、図8(a)〜(e)に透明基板51上に順次、遮光部52、第1レンズ53a、第2レンズ53bが形成される様子を示す。
なお、遮光部52、第1レンズ53a、第2レンズ53bは、まずその材料がインクジェット法により形成されその後硬化されるが、ここではこれらの硬化されていない材料も遮光部52、第1レンズ53a、第2レンズ53bと表すことがある。また、遮光部材用の紫外線硬化インクを遮光インク、第1、第2レンズ材料の紫外線硬化インクを第1レンズインク、第2レンズインクと略記することもある。また、遮光部の材料、第1レンズの材料、第2レンズの材料を遮光部、第1レンズ、第2レンズと略記することもある。
図7に示すステップS71で、透明基板51上に遮光部52を形成する。図6において、62はインクジェット印刷部であり透明基板51上に遮光部52を形成するために必要な位置に紫外線硬化インクを吐出させる。63は紫外線照射部であり、透明基板51上に吐出された紫外線硬化インクに紫外線を照射し、紫外線硬化インクを硬化するためのものである。搬送台64上に透明基板51を固定し、搬送台64を位置制御部65により搬送し透明基板51の位置を制御する。
図8(a)にはまだ遮光部52が形成されていない透明基板51を示し、図8(b)には途中まで遮光部52が形成された状態を示し、図8(c)は遮光部52がすべて形成された状態を示す。
ステップS72では、図8(d)に示すように、遮光部52の間にまず、第1レンズの材料が充填される。次にステップS73では、図8(e)に示すように、遮光部52の間で上記第1レンズが充填され硬化された後、第2レンズの材料が充填され硬化される。
位置制御部65は搬送台64を移動させる。インクジェット印刷部62から紫外線硬化インクを吐出して透明基板51上の所定位置に遮光部52を形成する(図5参照)。その後、この紫外線硬化インクに、紫外線照射部63から照射する紫外線を当てて硬化させる。
遮光部52は、任意の高さに成形することが可能であり、インクジェットによる吐出から紫外線照射を繰り返す動作により成される。
この後の第1インクレンズの形成(充填、硬化)、第2レンズの形成(充填、硬化)も図6に示す装置によりなされる。
なお、図6はインクジェット方法により遮光部等を形成する一例であり、遮光部の形成はフォトレジスト法や印刷方法など、他の遮光部形成方法により作成してもよい。
次に本発明に用いることのできる紫外線硬化インクについて説明する。
(遮光材料)
マイクロレンズ用の遮光部を形成するための遮光材料としては、光学的な遮光性および反射特性が第一に求められる。次にインクジェット紫外線硬化インク特性としての飛翔性能、分散安定性などが求められ、このような材料としては光吸収性の顔料を挙げることができる。
例えば、カーボンブラック、カーボンリファインド、及びカーボンナノチューブのような炭素系顔料、鉄黒、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化クロム、及び酸化鉄のような金属酸化物顔料、硫化亜鉛のような硫化物顔料、フタロシアニン系顔料、金属の硫酸塩、炭酸塩、ケイ酸塩、及びリン酸塩のような塩からなる顔料、並びにアルミ粉末、ブロンズ粉末、及び亜鉛粉末のような金属粉末からなる顔料を例示することができる。
(反応性材料)
遮光部およびレンズ部の骨格となる材料は光硬化型材料であり、重合性官能基を有する反応性モノマー、オリゴマーなどの光で重合する反応性の材料と、それらの重合を開始させる光開始剤からなる。反応性材料ついては、現在、多種多様なものが様々な用途で使用されているが、大別するとラジカル型とカチオン型に分けることができる。
ラジカル型はアクリロイル官能基を有するアクリルモノマー・オリゴマーが代表的なもので、光照射された光開始剤から発生するラジカルにより重合が促進される。用途的にはコーティング、インキ、光学材料、レジストなどが挙げられるが、重合の際に酸素阻害が生じることや硬化後の体積収縮が比較的大きいことが欠点として挙げられ、これら欠点をいかに制御して使用するかが求められていた。
これに対してカチオン型は、エポキシやオキセタン化合物に代表される環状エーテル化合物、またビニルエーテル基を有するビニルエーテル化合物などが挙げられ、光開始剤として光照射によるプロトン発生を利用し重合を開始させるものである。これらの中で環状エーテル化合物は重合後の体積収縮が少なく、それに伴い基材との密着性が優れていることが特徴に挙げられる。また、酸素阻害を生じることなく重合でき、薄膜の形成能に優れていることもラジカル型とは異なる点である。
マイクロレンズ用の遮光部としては、前記の特性を踏まえた上でインクジェット紫外線硬化インクとしてのインク特性を両立する材料を適宜選択して使用することができる。すなわち本発明のインク材料は、遮光部としての遮光性、反射特性、硬化膜強度、紫外線硬化条件などの性能と、インクジェット紫外線硬化インク特性としての粘度、表面張力などの物性および遮光材の分散安定性、ヘッド部材との適合性などを満足することができるものであれば、特に制限はない。以下、具体例を列挙する。
ラジカル型の材料は、分子中のアクリロイル基の有する数により、単官能アクリレート、2官能アクリレート、3つ以上の多官能アクリレートなどのモノマーや、ポリエステルアクリレート、ウレタンアクリレート、エポキシアクリレートなどに代表されるオリゴマーが例示できる。この内、単官能モノマーは反応性希釈剤として用いられることが多く、またインクジェットインクとしては、粘度の調整材料として重要な役割を果たす。
具体例として、イソボニルアクリレート、アクリロイルモルホリン、ジシクロペンタジエニルアクリレート、フェニルグリシジルエーテルのアクリル酸付加物、2-ヒドロキシエチルアクリレート、2-ヒドロキシプロピルアクリレート、2-ヒドロキシブチルアクリレート、2-ヒドロキシヘキシルアクリレート、エチルカルビトールアクリレート、テトラヒドロフルフリルアクリレート、2-アクリロイルオキシエチルフタレート、ベンジルアクリレート、などや、2-ヒドロキシヘキシルメタクリレート、アリルメタクリレート、ベンジルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレートなどのメタクリルアクリレートが挙げられる。また、アクリル系以外では、N-ビニルピロリドン、N-ビニルカプロラクタムなどは希釈剤としても有用である。
2官能アクリレートは、ネオペンチルグリコールジアクリレート、ノナンジオールジアクリレート、トリプロピレングリコールジアクリレート、トリシクロデカンジメタノールジアクリレート、ビスフェノールAのEO付加物アクリレートなど、多官能アクリレートは、トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ジペンタエリスリトールペンタアクリレート、イソシアヌル酸EO付加物のトリアクリレートなどが挙げられる。
カチオン型の材料は、エポキシ化合物、オキセタン化合物、ビニルエーテル化合物などが挙げられる。
エポキシ化合物は、2価の脂肪族骨格または脂環式骨格を有する炭化水素基、あるいは、脂肪族鎖または脂環式骨格を一部に有する2価の基の一方あるいは両方に、エポキシ基あるいは脂環式エポキシ基を有する化合物を挙げることができる。例えば、ダイセル化学社製のセロキサイド2021、セロキサイド2021A、セロキサイド2021P、セロキサイド2081、セロキサイド2000、セロキサイド3000に例示される脂環式エポキシ、エポキシ基を有する(メタ)アクリレート化合物であるサイクロマーA200、サイクロマーM100、MGMAのようなメチルグリシジル基を有するメタクリレート、低分子エポキシ化合物であるグリシドール、β−メチルエピコロルヒドリン、α−ピネンオキサイド、C12〜C14のα−オレフィンモノエポキシド、C16〜C18のα−オレフィンモノエポキシド、ダイマックS−300Kのようなエポキシ化大豆油、ダイマックL−500のようなエポキシ化亜麻仁油、エポリードGT301、エポリードGT401のような多官能エポキシなどを挙げることができる。
更に、サイラキュアのような米国ダウケミカル社の脂環式エポキシや、水素添加し且つ脂肪族化した低分子フェノール化合物の水酸基末端をエポキシを有する基で置換した化合物、エチレングリコールやグリセリン、ネオペンチルアルコールやヘキサンジオール、トリメチロールプロパンなどの多価脂肪族アルコール/脂環アルコールなどのグリシジルエーテル化合物、ヘキサヒドロフタル酸や、水添芳香族の多価カルボン酸のグリシジルエステルなどを使用することができる。
オキセタン化合物としては、例えば、(ジ[1−エチル(3−オキセタニル)]メチルエーテル、3−エチル−3−(2−エチルヘキシロキシメチル)オキセタン、〔(1−エチル−3−オキセタニル)メトキシ〕シクロヘキサン、ビス〔(1−エチル−3−オキセタニル)メトキシ〕シクロヘキサンや、ビス〔(1−エチル−3−オキセタニル)メトキシ〕ノルボルナンなどの脂環に1以上のオキセタン含有基が導入された化合物、エチレングリコールやプロピレンゴリコール、ネオペンチルアルコールなど脂肪族多価アルコールに、3−エチル−3−ヒドロキシメチルオキセタンのようなオキセタン含有アルコールを脱水縮合させたエーテル化合物)などが挙げられる。
また、芳香族骨格を含むオキセタン化合物としては、例えば1,4−ビス((1−エチル−3オキセタニル)メトキシ)ベンゼン、1,3−ビス((1−エチル−3オキセタニル)メトキシ)ベンゼン、4,4‘−ビス((3−エチル−3オキセタニル)メトキシ)ビフェニル、フェノールノボラックオキセタン類があげられる。
ビニルエーテル化合物としては、2-エチルヘキシルビニルエーテル、ブンタンジオールジビニルエーテル、シクロヘキサンジメタノールジビニルエーテル、シクロヘキサンジメタノールモノビニルエーテル、ジチレングリコールモノビニルエーテル、ジチレングリコールジビニルエーテル、ヘキサンジオールジビニルエーテル、トリエチレングリコールジビニルエーテル、4-ヒドロキシブチルビニルエーテルなどが挙げられる。
また硬化速度の向上に加えてさらなる粘度の低下と硬化硬度の向上が要求される場合には、液体インク中に下記式(1)で表わされるビニルエーテル化合物を、単独または組み合わせて配合することが好ましい。
前記した脂肪族グリコール誘導体やシクロヘキサンジメタノールなどのメチレン基に結合したビニルエーテル化合物は、顔料による重合阻害が顕著なため、これまでインクとして使用することが難しかった。しかしながら、下記式(1)で示される、脂環式骨格、テルペノイド骨格や芳香族骨格に直接ビニルエーテル基を有する化合物は、顔料と同時に具備しても硬化性能に優れる。かかる化合物の配合量は、熱可塑性を維持するためには液体インク全体に対して50重量部以下の割合とすることが望ましいが、熱可塑性を損なってもより高い溶剤耐性と硬度が要求される場合は更に酸で硬化する溶剤の全量まで増加しても構わない。
R13-R14-(R13)p ・・・・・・・(1)
上記式(1)中、R13は少なくとも1つはビニルエーテル基であり、ビニルエーテル基、水酸基から選択される置換基を示す。R14は脂環式骨格または芳香環を有する骨格から選択されるp+1価の基であり、pは0を含む正の整数である。ただし、R14がシクロヘキサン環骨格で、かつpが0の場合、環上の少なくとも一つの炭素はケトン構造を有する。
(p+1)価の有機基R14としては、例えば、ベンゼン環やナフタレン環、ビフェニル環を含む(p+1)価の基、シクロアルカン骨格や、ノルボルナン骨格、アダマンタン骨格、トリシクロデンカン骨格、テトラシクロドデカン骨格、テルペノイド骨格、コレステロール骨格などの誘導される(p+1)価の基などが挙げられる。
より具体的には、シクロヘキサン(ポリ)オール、ノルボルナン(ポリ)オール、トリシクロデカン(ポリ)オール、アダマンタン(ポリ)オール、ベンゼン(ポリ)オール、ナフタレン(ポリ)オール、アントラセン(ポリ)オール、ビフェニル(ポリ)オールなどの脂環ポリオールやフェノール誘導体おける水酸基の水素原子が、ビニル基に置換された化合物などが挙げられる。また、ポリビニルフェノールやフェノールノボラックなどのポリフェノール化合物における水酸基の水素原子が、ビニル基に置換された化合物などが挙げられる。上記化合物は、水酸基の一部が残留していても、脂環式骨格の一部のメチレン原子が、ケトン基などに置換されていても、揮発性が低減するため望ましいものとなる。特に、シクロヘキシルモノビニルエーテル化合物は揮発性に富むため、シクロヘキシルモノビニルエーテル化合物が用いられる場合は、シクロヘキサン環は少なくともシクロヘキサノン環に酸化されていることが望ましい。
次に、光開始剤の例としてはラジカル系とカチオン系に別れるが、一般的なものを列挙する。ラジカル系は、ベンゾインエーテル系、アセトフェノン系、フォスフィンオキサイド系があり、1-ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、ジエトキシアセトフェノン、2-ヒドロキシ-2-メチル-1-フェニルプロパン-1-オン、2-ベンジル-2-ジメチルアミノ-1-(4-モルフォリノフェニル)-ブタノン-1、などの開裂型、ベンゾフェノン、2,4-ジエチルチオキサントン、イソプロピルチオキサントンなどの水素引き抜き型、などが挙げられる。
カチオン系は、オニウム塩、ジアゾニウム塩、キノンジアジド化合物、有機ハロゲン化物、芳香族スルフォネート化合物、バイスルフォン化合物、スルフォニル化合物、スルフォネート化合物、スルフォニウム化合物、スルファミド化合物、ヨードニウム化合物、スルフォニルジアゾメタン化合物、およびそれらの混合物などを使用することができる。
具体的には、トリフェニルスルフォニウムトリフレート、ジフェニルヨードニウムトリフレート、2,3,4,4−テトラヒドロキシベンゾフェノン−4−ナフトキノンジアジドスルフォネート、4−N−フェニルアミノ−2−メトキシフェニルジアゾニウムスルフェート、4−N−フェニルアミノ−2−メトキシフェニルジアゾニウムp−エチルフェニルスルフェート、4−N−フェニルアミノ−2−メトキシフェニルジアゾニウム2−ナフチルスルフェート、4−N−フェニルアミノ−2−メトキシフェニルジアゾニウムフェニルスルフェート、2,5−ジエトキシ−4−N−4'−メトキシフェニルカルボニルフェニルジアゾニウム−3−カルボキシ−4−ヒドロキシフェニルスルフェート、2−メトキシ−4−N−フェニルフェニルジアゾニウム−3−カルボキシ−4−ヒドロキシフェニルスルフェート、ジフェニルスルフォニルメタン、ジフェニルスルフォニルジアゾメタン、ジフェニルジスルホン、α−メチルベンゾイントシレート、ピロガロールトリメシレート、ベンゾイントシレート、などが挙げられる。
これらの材料を用いて、マイクロレンズ遮光部の紫外線硬化インクを作成するには、遮光材をモノマーに分散する工程と、得られた分散液と適切なモノマー、オリゴマーおよび光開始剤、更に必要に応じて重合禁止剤を加えて混合攪拌する工程を経て、最終的に粗粒子や不要な固形分を除去するろ過あるいは遠心分離などの精製工程を行いインクジェット紫外線硬化インクとする。
紫外線硬化インク物性値として、遮光材の平均粒子径は300nm以下にすれば飛翔性能に影響を与えることがない。また、粘度値は25℃において5〜30mPa・s、モノマー、オリゴマーなどの配合により設定することが望ましい。
レンズ部用の紫外線硬化インクを作成するには、遮光部に対する濡れ特性と第1レンズの材料と第2レンズの材料の間の相対的な濡れ特性の関係、またあるいは透明基板に対する濡れ特性を定義したモノマー、オリゴマーを選定・配合し、更に光開始剤また必要に応じて重合禁止剤を加えて混合攪拌する工程を経て、最終的に粗粒子や不要な固形分を除去するろ過あるいは遠心分離などの精製工程を行いインクジェット紫外線硬化インクとする。
また、前記レンズ部用の紫外線硬化インクの作成手順と同様に、第1レンズの材料と第2レンズの材料を、本発明一例の相対的な屈折率の関係となるようにモノマー・オリゴマーを選定することもできる。
図7、図8にも示したように、本発明の一例のマイクロレンズアレイの形成方法は、第1に透明基板上に遮光部形成、第2に形成した遮光部の間に第1レンズ材料をインクジェット法で形成、第3に前記第1レンズ材料とは遮光部に対して異なる濡れ特性を有するレンズ材料を、インクジェット法で形成するものである。始めに第1の工程の遮光部形成から説明する。
遮光材料としてカーボンブラックを使用した場合の遮光部の厚さと遮光特性の関係を図10に示す。紫外線硬化は、照度:2000mW/cm2、積算光量:400mJ/cm2、波長:365nmで行った。この図において横軸は遮光膜の厚さ(μm)を表し、縦軸は透過濃度を表す。
評価は遮光インクにおける遮光材(カーボンブラック)の濃度が3.5重量%と7.5重量%のものを使用した。この図から、遮光材3.5重量%では膜厚が約24μm以上で十分な遮光性能が得られ、遮光材7.5重量%では約12μm以上の膜厚で十分な遮光性能が得られることが確認できる。
この結果から、マイクロレンズアレイの遮光部を十分な性能にするために必要な遮光部の厚みは遮光材料の含有量により変えられることが確認できる。すなわち、遮光インクで形成する遮光部の膜厚と幅方向の厚みを変えることに加え、遮光インク中の遮光材料の添加量を変えることにより、レンズの分解能に応じた遮光部形状が自由に成形可能である。
次に、遮光部を形成するための方法を図6に示すレンズアレイ形成装置を用いて説明する。この例では、遮光部インクの遮光材はカーボンブラックとし、遮光材は3.5重量%とした。また、紫外線照射部63は、照度:2000mW/cm2、積算光量:400mJ/cm2、波長:365nmとし、遮光部52の厚さは最終的に50μmとする。
透明基板51は、マイクロレンズアレイ構造を維持するための板状の機械強度および寸法精度があり、また光学的に必要とされる透過性を有しているものであれば限定されない。一例としては、ガラス、アクリル樹脂、ポリカーボネート、スチレン系樹脂、脂環式アクリル樹脂、脂環式オレフィン樹脂などのプレートあるいはフィルムなどが用いられる。
まず、搬送台64に透明基板51を設置する。搬送台64は制御部65によりインクジェット印刷部62、紫外線照射部63の方向に稼働する。
インクジェット印刷部62では図8(b)に示すように、透明基板上に遮光部を所定のパターンになるように印刷する。このときの位置制御部65はインクジェット印刷部62からの透明基板51上に吐出する遮光インク量を、遮光部52の厚さが10μmになるように制御する。インク量の制御は、インク吐出させる電圧を調整する方法やマルチドロップでその液滴数を可変する方法等で可能である。
透明基板51上に吐出されたインクに対して、紫外線照射部63により紫外線が照射される。このようにして第1層目の遮光部が形成される。次に位置制御部65は搬送台64を稼働させ、透明基板51を設定した位置まで戻り、次の層の形成を行う。
第1層目の遮光部を形成したときと同じ手順で、同じパターン上に厚さ10μmの遮光部を形成し合わせて20μm厚の遮光部を形成する。この動作を繰り返すことにより所定の50μm高さの遮光部52を形成することができる。
このようにして透明基板51上に遮光部52を形成するが、遮光部52の高さは自由に設計できる。10μmあるいはそれ以下の高さの遮光部52を形成する場合は、1回の遮光インク吐出動作で遮光部52を形成することも可能あり、更に回数を増やせば50μm以上の高さに形成することも可能である。また、インクジェット印刷部62からの吐出量を調整することによっても、1回の遮光部を形成する厚さを変えられるので、レンズ設計の形状、特性により適切な条件で吐出印字を行うようにする。
次に、第1および第2レンズを形成する手順を示す。透明基板51上に所定のマイクロレンズパターンを形成した後、図6に示した装置により、透明基板51上の遮光部が形成されていない面に第1レンズインクを吐出印字する。
第1レンズインクは、遮光部52との濡れ特性が良く遮光部52に対してスムーズに透明基板51上の非遮光部材面に濡れ広がってゆく。そして遮光部52の高さの50μmになるところまで第1レンズインクが満たされる量を吐出し、液面の形状が凹型のメニスカスができるようにする。非遮光部面に所定量印字された第1レンズインクは、遮光部形成と同様に紫外線照射部63により紫外線が照射され第1レンズインクが硬化される。このときの紫外線照射装置は、照度:1000mW/cm2、積算光量:200mJ/cm2、波長:365nmとした。
第1レンズ部が形成された後、第1レンズ部形成と同じ方法で第1レンズ部上に第2レンズインクが印字される。第2レンズインクは硬化された第1レンズ部を埋めるように成形され、インク液は遮光部52の高さまで液面の形状が凸型になるように吐出印字される。このとき、第2レンズインクは第1レンズインクに比べて遮光部面との濡れが悪く遮光部高さ面からの凸状のメニスカスがスムーズに形成される。濡れ特性が悪いので、遮光部上面での濡れ広がりが少なく遮光部の高さ面までレンズ形状を形成することが可能になる。また遮光部材に濡れ広がらない範囲で第2レンズインクの印字量を可変することが可能になるため、可変量の範囲内でのレンズの曲面形状を制御することができる。
このようにして非遮光部面の第1レンズインク部上に所定量印字された第2レンズインクは、第1レンズインクと同様に紫外線照射部63により紫外線が照射され第2レンズインクが硬化される。このときの紫外線照射部63は、照度:500mW/cm2、積算光量:100mJ/cm2、波長:365nmとした。
また、ここでは遮光部上面までに第1レンズインクを充填されてから紫外線照射を行う例を示したが、吐出印字を複数回に分けてその都度、紫外線照射を行って第1レンズインクを積層硬化させて行くこともできる。その場合は紫外線照射強度をより低く設定し、レンズの硬化収縮を緩和させることも可能であり、レンズの材料特性により硬化方法を選択すればよい。
以上では第1レンズ部が遮光部の上面まで充填されている例を示したが、第1レンズと第2レンズの充填量、すなわちレンズとしての厚さは当然ながら任意に設定することができ、レンズの光学特性に合わせて充填比を変えることもできる。
更に、製造条件の一例として以下のような方法を用いることもできる。上記実施例で説明したマイクロレンズアレイは、その片面にてマイクロレンズが配置したものを例にとって説明したが、両面にマイクロレンズアレイを形成することも可能であり、表面のマイクロレンズアレイを形成した後に、透明基板を反転してセットし裏面のマイクロレンズアレイを形成することで同様に行うことができる。
本実施例で説明した紫外線照射部63は、透明基板51のインクジェット印刷面からのみ紫外線の照射を行っていた。しかし、搬送台64上の透明基板51を取り付ける部分を、例えばガラス板のように紫外線に対して透過性にして裏面側からも紫外線照射を行い、紫外線硬化インクを硬化させることもできる。このようにすればインクの硬化を効率的に行うことが可能となる。
本実施例は、搬送台64上に透明基板51を設置した後に、搬送台64を動かしながらインクジェット印刷部62で紫外線硬化インクを吐出させ、紫外線照射部63により紫外線硬化インクを硬化して遮光部52およびレンズ部を形成する例を説明した。しかし、搬送台64に対してインクジェット印刷部62、紫外線照射部63を走査する方法でも実現できる。更に、複数のインクジェット印刷部と紫外線照射部を設ける形でも同様に実現でき、更に効率的に、遮光部、第1レンズ、第2レンズを形成できる。
なお、紫外線硬化インクにカチオン系材料を用いた場合、紫外線照射後に加熱工程を加えると、より効率的な硬化が可能になる。特に、遮光部における硬化では、遮光材が遮光インクに含有されているため、遮光インク内部まで紫外線が届くことが難しい場合があり、レンズインクに比べて紫外線照射時の硬化特性が劣る傾向にある。そこで、照射後の加熱を行うことにより発生したカチオンが拡散し効果的にモノマーやオリゴマーなどの反応性材料を重合硬化させてゆくことができる。
以上述べたように本発明の実施形態では、遮光部間に形成される2層レンズの上層である第2レンズの濡れ特性を十分抑えることにより、集光性を増し、光学的特性を向上させることができる。
上述の実施形態では、インクジェット法により、遮光部、第1レンズ、第2レンズを形成していた。しかし本発明のこれらの形成方法では、ディスペンサーによりこれらを形成することも可能である。
上記遮光部およびレンズ部材料を形成する方法として、ディスペンサーによる微量液体の塗布により行うことができる。例えば、武蔵エンジニアリング社製の非接触ジェットディスペンサー(Cyber Jet2)、兵神装備社製のマイクロディスペンサー(ヘイシンマイクロディスペンサー)、マイクロドロップテクノロジー社製のマイクロディスペンサー(ナノジェット)などにより行うことが可能である。これらを用いレンズ基材(透明基板)上に所定量の遮光部液やレンズ部材料液を塗布し、塗布直後に硬化を行い塗布と硬化を繰り返すことにより、レンズ構造を形成する。
上記実施形態では、第1レンズと第2レンズの材料が、異なる塗れ特性を有するものについて説明した。しかし、本発明における第1レンズと第2レンズの材料は、濡れ特性でなく光学屈折率特性が異なるものであってもよい。マイクロレンズアレイは、レンズアレイに含まれる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したがこれらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10・・・・MFP
15・・・・スキャナ部
16・・・・イメージセンサ
17・・・・プリンタ部
19・・・・走査ヘッド
20Y,20M,20C,20K・・・・画像形成部
43・・・・LED素子
49・・・・センサ
50・・・・レンズアレイ
51・・・・透明基板
52・・・・遮光部
53・・・・マイクロレンズ
53a・・・・第1レンズ
53b・・・・第2レンズ
63・・・・紫外線照射部
64・・・・搬送台
65・・・・位置制御部

Claims (11)

  1. 光軸と直交する面に設けられた透明基板と、
    この透明基板上で入射光に対して主走査方向に配列され、物点から入射した光を集光する第1レンズと、
    前記透明基板上の前記第1レンズ以外の部分に設けられ物点から入射する光を遮る遮光部と、
    この遮光部間の前記第1レンズ上に積層され、前記第1レンズとは異なる濡れ特性を有する材料により構成された第2レンズと、
    を有することを特徴とするレンズアレイ。
  2. 光軸と直交する面に設けられた透明基板と、
    入射光に対してこの透明基板上に設けられ主走査方向に配列され、物点から入射した光を集光する第1レンズと、
    前記透明基板上の前記第1レンズ以外の部分に設けられ物点から入射する光を遮る遮光部と、
    この遮光部間の前記第1レンズ上に積層され、前記第1レンズとは異なる光学屈折率特性を有する材料により構成された第2レンズと、
    を有することを特徴とするレンズアレイ。
  3. 前記遮光部の材料、前記第1レンズの材料及び前記第2レンズの材料は、UV硬化型インクであることを特徴とする請求項1又は2記載のレンズアレイ。
  4. 前記第1レンズの材料の前記遮光部の材料に対する濡れ特性が、前記第2レンズの材料の前記遮光部の材料に対する濡れ特性よりも大きく、且つ前記第2レンズの表面が前記遮光部に対して十分突出した接触角以上により構成されることを特徴とする請求項1記載のレンズアレイ。
  5. 前記第1レンズの材料の前記透明基板の材料に対する濡れ特性が、前記第2レンズの材料の前記透明基板の材料に対する濡れ特性よりも大きいことを特徴とする請求項1記載のレンズアレイ。
  6. 前記第1レンズは、アクリル系硬化樹脂により構成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のレンズアレイ。
  7. 前記第1レンズは、カチオン系硬化樹脂により構成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のレンズアレイ。
  8. 原稿の主走査方向に配列されたセンサと、
    前記原稿の主走査方向に設けられ、前記原稿の表面に光を照射する照明装置と、
    請求項1または2記載のレンズアレイと、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  9. 前記第1レンズの材料の前記遮光部の材料に対する濡れ特性が、前記第2レンズの材料の前記遮光部の材料に対する濡れ特性よりも大きく、且つ前記第2レンズの表面が前記遮光部に対して十分突出した接触角以上により構成されることを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
  10. 光軸と直交する面に設けられた透明基板を形成する透明基板形成ステップと、
    この透明基板形成ステップにより形成された前記透明基板上に形成され、物点から入射する光を遮る遮光部を設ける遮光部形成ステップと、
    前記遮光部の間で、前記透明基板上に主走査方向に配列され前記入射した光を集光する第1レンズを形成する第1レンズ形成ステップと、
    前記遮光部の間で、前記第1レンズ上に積層され、前記第1レンズとは異なる濡れ特性を有する材料の第2レンズを形成する第2レンズ形成ステップと、
    を有することを特徴とするレンズアレイの形成方法。
  11. 前記第1レンズ及び斬鬼第2のレンズは、インクジェット法により構成されてなることを特徴とする請求項10記載のレンズアレイの形成方法。
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