JP2013185670A - 懸架装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スプリングシートを巻き方向が異なるコイルスプリングに共通に適用することができるとともにスプリングシートに対するコイルスプリングの回転を抑制することが可能な技術を提供する。
【解決手段】螺旋状のコイルスプリング30と、コイルスプリング30の端部を支持する下スプリングシート31と、コイルスプリング30と下スプリングシート31との間に介在する下シートラバー35と、を備え、下シートラバー35は、コイルスプリング30の端部の形状に沿う載置面311を有するとともに、コイルスプリング30の中心軸Pを含む中心面Cpに対して対称形状であり、下シートラバー35は、下スプリングシート31の載置面311と対向する面が載置面311の形状に沿う。
【選択図】図3

Description

本発明は、懸架装置に関する。
従来、懸架装置(サスペンション)に備えられたコイルスプリングの圧縮に起因する回転を抑制する技術が提案されている。
例えば特許文献1に記載されたばね受構造は、コイルばね(コイルスプリング)の下側座巻部の端末側の一部を他の部分の曲率に対して曲率の異なる屈曲部とし、コイルばねの下側座巻部の端末面と衝合する端末受部と、座巻部の屈曲部の外周を支持する突部を備えている。
特開2005−256964号公報
コイルスプリングを受ける部材(スプリングシート)に、コイルスプリングの端末面と接触する端末受部を単に設けたとしても、コイルスプリングが反対方向に回転するおそれがある。つまり、コイルスプリングの端末面とスプリングシートの端末受部とが離れる方向に回転するおそれがある。これに対して、スプリングシートにおけるコイルスプリングが載る面の形状を工夫することで、コイルスプリングの端末面とスプリングシートの端末受部とが離れる方向のコイルスプリングの回転を抑制することも考えられる。かかる場合には、右巻きのコイルスプリング用のスプリングシートと左巻きのコイルスプリング用のスプリングシートとを共通化できるようにすることが望ましい。
本発明は、スプリングシートを巻き方向が異なるコイルスプリングに共通に適用することができるとともにスプリングシートに対するコイルスプリングの回転を抑制することが可能な懸架装置を提供することを目的とする。
かかる目的のもと、本発明は、螺旋状のコイルスプリングと、前記コイルスプリングの端部を支持する支持部材と、前記コイルスプリングと前記支持部材との間に介在する介在部材と、を備え、前記支持部材は、前記コイルスプリングの端部の形状に沿う載置面を有するとともに、当該コイルスプリングの中心軸を含む面に対して対称形状であり、前記介在部材は、前記支持部材の前記載置面と対向する面が当該載置面の形状に沿うことを特徴とする懸架装置である。
ここで、前記支持部材は、前記コイルスプリングの下端部を支持するとともに、前記載置面は、当該コイルスプリングの先端を支持する部位から当該コイルスプリングの中心軸を含む面まで当該コイルスプリングの螺旋状に沿うように徐々に高くなる上流側載置面と、当該コイルスプリングの中心軸を含む面から徐々に低くなる下流側載置面とを有するとよい。
また、前記介在部材は、弾性体の部材であり、前記支持部材の上流側載置面と対向する部位の肉厚は略均一であり、当該支持部材の下流側載置面と対向する部位の肉厚は徐々に厚いとよい。
本発明によれば、スプリングシートを巻き方向が異なるコイルスプリングに共通に適用することができるとともにスプリングシートに対するコイルスプリングの回転を抑制することができる。
本発明の実施に係る懸架装置の概略構成を示す図である。 下スプリングシートおよび下シートラバーの斜視図である。 (a)は、下スプリングシートを、中心軸Pの軸心方向に上方からみた図である。(b)は、(a)のIIIb−IIIb部の断面図であり、中心軸Pの軸心方向が上下方向となるように示した図である。(c)は、下スプリングシートにコイルスプリングおよび下シートラバーが載せられている状態における(a)のIIIb−IIIb部の断面図であり、中心軸Pの軸心方向が上下方向となるように示した図である。 下スプリングシート、下シートラバーおよびコイルスプリングの円周方向の概略断面図である。 下シートラバーおよびコイルスプリングの外観図である。 下スプリングシートおよび下シートラバーの他の形態を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施に係る懸架装置1の概略構成を示す図である。
懸架装置1は、図1に示すように、減衰装置(不図示)を内蔵するシリンダ10と、このシリンダ10内に収納されたピストン(不図示)を支持するピストンロッド20と、を備えている。
ピストンロッド20は、円柱状の部材であり、円柱の中心線方向の一方の端部側にピストン(不図示)が取り付けられ、中心線方向の他方の端部側に、懸架装置1を車両に取り付けるための車体側取付ブラケット40が取り付けられている。以下、ピストンロッド20の中心軸Pの方向(柱方向)を、以下では「上下方向」として説明する場合がある。
車体側取付ブラケット40は、上下方向に並べて配置された凹状の部材と凸状の部材から構成されるステー41と、上下方向に並べて配置された上マウントベース42および下マウントベース43と、ステー41と上マウントベース42との間に設けられたマウントラバー44と、を備えている。下マウントベース43の下面には、後述するバンプラバー61を保持する凸状のバンプラバー保持部材45が溶接されている。
かかる構成の車体側取付ブラケット40は、ステー41がピストンロッド20の上端部に挿入されてナット21で締結されることにより、ピストンロッド20に装着されている。そして、車体側取付ブラケット40は、上マウントベース42および下マウントベース43に貫通されたボルト46により車体に取り付けられる。
シリンダ10には、その中心軸方向の一方の端部(下端部)側に、懸架装置1に車輪を取り付けるための車輪側取付ブラケット50が固定され、中心軸方向の中央部に、スタビライザーの端部を連結するためのスタビライザー取付アーム51が固定されている。なお、シリンダ10の円筒の中心軸とピストンロッド20の中心軸Pとは同じになるように配置されている。
懸架装置1は、ピストンロッド20の外側に配置されたコイルスプリング30と、シリンダ10の外周に取り付けられてコイルスプリング30の下端部を支持する下スプリングシート31と、ピストンロッド20の上端部側における外周に取り付けられてコイルスプリング30の上端部を支持する上スプリングシート32とを備えている。コイルスプリング30の下端部と下スプリングシート31との間には下シートラバー35が介在し、コイルスプリング30の上端部と上スプリングシート32との間には上シートラバー36が介在している。また、上スプリングシート32と、この上スプリングシート32の上側に配置される車体側取付ブラケット40の下マウントベース43と、の間には円環状のベアリング37と上スプリングシート32に溶接された円環状の金属板38とが介在している。
下スプリングシート31および下シートラバー35については後で詳述する。
上シートラバー36は、図1に示すように、コイルスプリング30の上端部と上スプリングシート32との間に介在する円環状の円環状部位361と、円環状部位361の下端部から下方に伸びる蛇腹状のダストカバー362とが連続するように一体成形されている。
また、懸架装置1は、シリンダ10から飛び出しているピストンロッド20の外周を囲むように配置されたバンプラバー61と、シリンダ10の上端部に装着されたバンプストッパキャップ62と、を備えている。
バンプラバー61は、下端部(車輪側)から上端部(車体側)に向けて外径が段々と大きくなるように形成されており、上端部が、車体側取付ブラケット40のバンプラバー保持部材45の内側に嵌め込まれることでこの車体側取付ブラケット40に保持されている。
バンプストッパキャップ62は、円筒状の側部621と、側部621の上端部を覆う覆い部622と、側部621の下端部から半径方向に突出した突出部623と、側部621と突出部623との円周方向の一部が切り欠かれた切り欠き部624と、を有している。このバンプストッパキャップ62の覆い部622は、懸架装置1の最圧縮時に、バンプラバー61と接触することでバンプラバー61の移動を抑制し、圧縮方向のストロークを規制する。また、突出部623は、上シートラバー36のダストカバー362の下端部を保持する。
以上のように構成された懸架装置1は、車両が路面から受ける衝撃力をコイルスプリング30の弾発力により吸収するように伸縮する。そして、懸架装置1は、その伸縮に伴うピストン(不図示)の上下動時にシリンダ10に内蔵された減衰装置が発生する減衰力により、伸縮の際に生じる振動を抑制する。
次に、下スプリングシート31および下シートラバー35について詳述する。
図2は、下スプリングシート31および下シートラバー35の斜視図である。
下シートラバー35は、図2に示すように、コイルスプリング30の下端部における先端部を所定長さに渡ってその外周全周を覆う全周覆い部351と、全周覆い部351に連続して形成され、コイルスプリング30の下端部の外周の下側半周を覆う半周覆い部352と、を備えた弾性体の部材である。弾性体としてゴムであることを例示することができる。それゆえ、コイルスプリング30は、下端部が下シートラバー35に覆われた状態で下スプリングシート31上に載せられる。
本実施の形態に係る懸架装置1においては、シリンダ10、ピストンロッド20などに発生するサイドフォースをキャンセルするために、コイルスプリング30を、シリンダ10およびピストンロッド20に対してオフセットして配置するとともに傾斜して配置している。つまり、コイルスプリング30の中心軸S(図1参照)を、ピストンロッド20の中心軸Pに対して傾斜配置し(図1参照)、かつ、下スプリングシート31をコイルスプリング30の中心軸Sが通る位置Ds(図3(a)参照)を、ピストンロッド20の中心軸Pが通る位置Dp(図3(a)参照)に対してオフセットしている。なお、コイルスプリング30の中心軸Sは、ピストンロッド20と同軸化されている上スプリングシート32の中心軸上を通る。
以下、具体的に下スプリングシート31の形状を説明する。
図3(a)は、下スプリングシート31を、図1に示した中心軸Cの軸心方向に上方からみた図である。図3(b)は、図3(a)のIIIb−IIIb部の断面図であり、中心軸Pの軸心方向が上下方向となるように示した図である。図3(c)は、下スプリングシート31にコイルスプリング30および下シートラバー35が載せられている状態における図3(a)のIIIb−IIIb部の断面図であり、中心軸Pの軸心方向が上下方向となるように示した図である。なお、中心軸Cは、例えば、上述した位置Dsを通り、中心軸Sおよび中心軸Pに対して傾斜し、中心軸Sおよび中心軸Pを通る面上にある軸である。
図4は、下スプリングシート31、下シートラバー35およびコイルスプリング30の円周方向の概略断面図である。言い換えれば、図4は、図3(a)のIV−IV部の断面図であり、中心軸Cを中心とする円周方向の断面を示した図である。図4においては、図3に示したように中心面Cp上の部位を0度(360度)と180度とする断面を、180度の部位が横方向の中心となるように示した。
下スプリングシート31は、下スプリングシート31の中心軸Cおよびピストンロッド20の中心軸Pを通る面である中心面Cpに対して対称形状に形成されている。これにより、懸架装置1のストローク時(特に懸架装置1が搭載される車両の直進加減速によるストローク時)に左右対称の運動をさせて車体を安定させるために、例えば、左側車輪用の懸架装置1が左巻きのコイルスプリング30を備え、右側車輪用の懸架装置1が右巻きのコイルスプリング30を備えるとしても、下スプリングシート31を左右共通にさせることが可能となる。
そして、下スプリングシート31は、下シートラバー35に覆われたコイルスプリング30の下端部の位置を定めるために、中心軸Cを中心とした円周方向に沿うように形成された凹部310を有している。つまり、下スプリングシート31は、下シートラバー35に覆われたコイルスプリング30の下端部を載せるための載置面311と、その下端部の外径を拘束する外径拘束部312と、下端部の内径を拘束する内径拘束部313とから構成される凹部310を有している。
凹部310は、中心軸Cを中心とする円周方向に見た場合には、図3に示した略45度の地点から略315度の地点まで設けられている。そして、凹部310の載置面311は、凹部310の開始地点である略45度の地点から180度の地点まで円周方向に行くに従って徐々に上昇し、180度の地点から凹部310の終わり地点まで円周方向に行くに従って徐々に下降するように形成されている。
図3(b)に示した横方向の傾斜線は、凹部310の開始地点および終わり地点における載置面311を通る中心軸Cに垂直な面である垂直面Ppを示す線であり、図4では、垂直面Ppに対する高さを模式的に示している。図4に示すように、凹部310の載置面311は、中心面Cp(180度の地点)に対して対称形状となるように、凹部310の開始地点から中心面Cpまで円周方向に行くに従って徐々に上昇し、中心面Cpから凹部310の終わり地点まで円周方向に行くに従って徐々に下降している。
また、外径拘束部312および内径拘束部313における、載置面311に対する高さは、凹部310の開始地点から中心面Cpまで円周方向に行くに従って徐々に高くなり、中心面Cpから凹部310の終わり地点まで円周方向に行くに従って徐々に低くなっている。
また、下スプリングシート31には、凹部310の開始地点から円周方向に0度(360度)に向けて所定角度(例えば5度)進んだ地点に、載置面311に略垂直に上側に突出する突出面315が設けられている。下シートラバー35に覆われたコイルスプリング30の下端部の先端は、この突出面315に突き当たることで回転が抑制される。
また、下スプリングシート31には、シリンダ10を通す孔であるシリンダ孔316が形成されている。このシリンダ孔316の縁316aは、中心軸Pの方向を中心方向とする円筒形状に形成されており、この縁316aがシリンダ10の外周面に例えば溶接など施されることで、下スプリングシート31は、シリンダ10に固定される。
なお、下スプリングシート31は、板金がプレス加工されることにより、上述した形状に成形されることを例示することができる。
次に、下シートラバー35について補足する。
図5は、下シートラバー35およびコイルスプリング30の外観図である。図5(a)は、下シートラバー35に覆われたコイルスプリング30を、中心面Cpに直交する方向から見た図である。言い換えれば、図5(a)は、図3(b)と同じ方向に見た外観図であり、中心軸Pの軸心方向が上下方向となるように示した図である。図5(b)は、図5(a)のVb方向に見た図である。言い換えれば、図5(b)は、垂直面Ppに平行な方向に見た図である。
図2、図4に示すように、下シートラバー35は、下スプリングシート31の凹部310の形状に沿うように、凹部310の略開始地点から、円周方向に略250度の地点まで伸びるように形成されている。そして、下シートラバー35は、図5、図4に示すように、凹部310の開始地点から180度の地点(中心面Cp)までの肉厚が均一となるように形成されている。他方、180度の地点から凹部310の終わり地点の方向には、円周方向に行くに従って徐々に肉厚が厚くなるように形成されている。すなわち、下シートラバー35の、下スプリングシート31の凹部310の載置面311と対向する下端面353は、凹部310の載置面311の形状に沿うように形成されている。つまり、下シートラバー35の下端面353の内、中心面Cpから凹部310の終わり地点の方へ略250度の地点までの面(以下、「下流側下端面353b」と称す。)は、円周方向に行くに従って凹部310の開始地点から中心面Cpまでの面(以下、「上流側下端面353a」と称す。)から下側へ突出する量が徐々に大きくなるように形成されている。
以上のように下スプリングシート31および下シートラバー35を構成することにより以下に述べるように作用し、以下に述べる効果を有する。
すなわち、本実施の形態に係る下スプリングシート31の凹部310の載置面311が凹部310の開始地点から中心面Cpまで円周方向に行くに従って徐々に上昇しているので、コイルスプリング30が載置面311上を駆け上り難くなる。これにより、下スプリングシート31に対する駆け上り方向のコイルスプリング30の回転を抑制することができる。
他方、下スプリングシート31には突出面315を設けているので、コイルスプリング30の下端部の先端がこの突出面315に突き当たるため、コイルスプリング30の下スプリングシート31に対する載置面311を駆け下り難くなる。また、下シートラバー35の下端面353は、下流側下端面353bが上流側下端面353aよりも下側へ突出しているので、下スプリングシート31の載置面311を駆け下りる方向にコイルスプリング30が回転すると、下流側下端面353bが下スプリングシート31の載置面311に突き当たる。これらにより、下スプリングシート31の載置面311を駆け下りる方向のコイルスプリング30の回転を抑制することができる。
また、下シートラバー35の下端面353の形状を工夫することにより、下スプリングシート31の凹部310の載置面311の形状を凹部310の開始地点から中心面Cpまで円周方向に行くに従って徐々に上昇させても下スプリングシート31を中心面Cpに対して対称形状とすることを実現している。つまり、下シートラバー35の下端面353を、下流側下端面353bが上流側下端面353aから下側へ突出する量を徐々に大きくなるようにすることで、下シートラバー35の下端面353が下スプリングシート31の凹部310の載置面311の形状に沿う。これにより、コイルスプリング30が、下スプリングシート31の凹部310の開始地点から始まる螺旋形状であっても、下スプリングシート31の中心面Cp以降もコイルスプリング30の下端部を支持することができる。
そして、下スプリングシート31が中心面Cpに対して対称形状であることで、コイルスプリング30が右巻きであっても左巻きであっても共通化することができる。つまり、本実施の形態に係るコイルスプリング30は右巻きであるが、コイルスプリング30が左巻きである場合には、本実施の形態に係る下シートラバー35に対して中心面Cpに対して対称形状の下シートラバーを用いれば下スプリングシート31を共通化することができる。
また、本実施の形態に係る下シートラバー35によれば、下スプリングシート31の中心面Cp以降における下シートラバー35の厚みは徐々に厚くなっているので、コイルスプリング30の変形に対する追従性が良くなるので、コイルスプリング30と下シートラバー35との間のダスト噛み込みによるコイルスプリング30表面の損傷が少なくすることができる。
図6は、下スプリングシート31および下シートラバー35の他の形態を示す図である。
図6に示すように、下シートラバー35に、下端面353から下方に突出する突起354を設けるとともに、下スプリングシート31に、凹部310の載置面311を貫通する貫通孔314を形成し、下シートラバー35の突起354を、下スプリングシート31の貫通孔314に嵌め込むとよい。これにより、さらに下スプリングシート31に対するコイルスプリング30の回転を抑制することができる。
1…懸架装置、10…シリンダ、20…ピストンロッド、30…スプリング、31…下スプリングシート、35…下シートラバー

Claims (3)

  1. 螺旋状のコイルスプリングと、
    前記コイルスプリングの端部を支持する支持部材と、
    前記コイルスプリングと前記支持部材との間に介在する介在部材と、
    を備え、
    前記支持部材は、前記コイルスプリングの端部の形状に沿う載置面を有するとともに、当該コイルスプリングの中心軸を含む面に対して対称形状であり、
    前記介在部材は、前記支持部材の前記載置面と対向する面が当該載置面の形状に沿うことを特徴とする懸架装置。
  2. 前記支持部材は、前記コイルスプリングの下端部を支持するとともに、前記載置面は、当該コイルスプリングの先端を支持する部位から当該コイルスプリングの中心軸を含む面まで当該コイルスプリングの螺旋状に沿うように徐々に高くなる上流側載置面と、当該コイルスプリングの中心軸を含む面から徐々に低くなる下流側載置面とを有することを特徴とする請求項1に記載の懸架装置。
  3. 前記介在部材は、弾性体の部材であり、前記支持部材の上流側載置面と対向する部位の肉厚は略均一であり、当該支持部材の下流側載置面と対向する部位の肉厚は徐々に厚いことを特徴とする請求項1または2に記載の懸架装置。
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