JP2013183554A - モータアクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】モータアクチュエータの角度精度を小さくする。
【解決手段】ケース1と、ポテンショメータ2と、減速ギヤ群の最終段における出力ギヤ4および出力軸3とを備えたモータアクチュエータにおいて、出力軸3を支持する軸受部7、この軸受部7に嵌合されるプリント基板5の嵌合孔15、出力軸3に嵌合される接点ブラシ6の嵌合孔33の部品の基準を出力軸3の回転中心の基準に統一する。プリント基板5は、嵌合孔15の中心と抵抗膜の円周方向中心とを通る仮想線上の一点に嵌合部16を設け、ケース1のボス8と嵌合させることで、回転方向の位置決めを行う。接点ブラシ6は、嵌合孔33の中心と接点部36の接触中心とを通る仮想線上の1点に切欠き部35を設け、出力ギヤ4のボス30と嵌合させることで、回転方向の位置決めを行う。部品の基準を統一して各部品の公差の積み重ねをなくしたことで、出力軸3の出力角度の精度が向上した。
【選択図】図1

Description

本発明はモータアクチュエータに関し、特に自動車用空調装置における空気流路の開閉または切り替えを行ったり温風と冷風との混合割合を調整したりするドアを駆動するためのモータアクチュエータに関する。
自動車用空調装置においては、空気を流す空気流路の途中にいくつかのドアが設けられている。たとえば車室内に外気を導入したり車室内の空気を循環したりするための内外気切り替え用のドア、エバポレータによって冷やされた空気とヒータコアによって加熱された空気とを混合して車室内の空気を所定の温度にするための混合用のドアがある。また、吹き出し口における配風モードを設定するためのモード選択用のドアがある。これらのドアには、それぞれモータアクチュエータが取り付けられており、それらドアの開度を制御することにより、車室内への吹き出し温度や吹き出し風量が調整され、吹き出し口が選択される。
このような用途に用いられるモータアクチュエータは、一般に、モータ、減速ギヤ群を備え、ケース内に収容されている。特に、吹き出し温度を調整するようなドアに用いられるモータアクチュエータは、減速ギヤ群の最終段に設けられた出力ギヤの回転位置または回転角度を検出して制御装置にフィードバックするようにしたロータリセンサを備えている。
このロータリセンサとしては、出力ギヤの回転位置を磁気センサで検出するものが知られている(たとえば、特許文献1参照。)。特許文献1に記載のロータリセンサでは、回転位置に応じて着磁パターンが異なるセンサマグネットがウォームホイールに設けられ、磁気センサが着磁パターンを読み取ることによってウォームホイールと一体に回転する出力軸の回転位置を検出している。
また、ロータリセンサとして、回転角度を電圧に変換して出力するポテンショメータが一般に知られている(たとえば、特許文献2参照。)。ポテンショメータは、プリント基板上に樹脂系の抵抗ペーストを印刷して抵抗体の抵抗皮膜を円弧状に形成し、その表面を円周方向に可動電極である接点ブラシが摺動する構成を有している。ポテンショメータは、円弧状に長い抵抗皮膜の両端の固定電極に基準電圧を印加し、固定電極の一方と接点ブラシとの間に現れる電圧を検出することによって抵抗皮膜上における接点ブラシの回転位置を検出するものである。
モータアクチュエータでは、出力ギヤに接点ブラシを設けることで、出力ギヤと一体に回転する出力軸の回転位置が検出され、その回転位置を表す信号は、制御装置にフィードバックされ、モータアクチュエータの出力軸の出力角度がフィードバック制御される。
ポテンショメータを有するタイプのモータアクチュエータは、モータ、減速ギヤ群、ポテンショメータおよびケースを備えるが、これらは、個々に作られ、それぞれ組み立てられる。組み立てられたモータアクチュエータは、出力軸にレバーが取り付けられ、このレバーは、必要に応じてリンクが設けられ、そして自動車用空調装置のドアに取り付けられる。
ところで、制御対象のドアを精度よく制御するには、モータアクチュエータ自体の精度をよくする必要がある。モータアクチュエータの精度は、これを構成する構成要素の個々の寸法精度をよくすることで改善することができる。
特開2011−10537号公報 実公平7−29605号公報
しかしながら、モータアクチュエータの構成要素は、個々の部品の設計・製造に都合のよい基準で作られ、組み合わせのための位置決めも部品形状に合わせて任意に設定しているので、モータアクチュエータの角度精度がよくないという問題点があった。すなわち、部品には、部品基準および位置決め公差が個々に存在しているため、これらを組み立てたときに、各部品の基準からの公差が積み重なって、アクチュエータの保証する角度公差が大きくなり、角度精度が悪化していた。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、角度精度を小さくしたモータアクチュエータを提供することを目的とする。
本発明では上記の課題を解決するために、出力軸の回転角度を検出するポテンショメータを備えたモータアクチュエータにおいて、前記ポテンショメータのプリント基板は、前記出力軸を回動自在に支持する円筒状の軸受部に外嵌される第1嵌合孔と、前記第1嵌合孔と同心円の円周上に円弧状に形成された抵抗膜と、前記第1嵌合孔の中心と前記抵抗膜の円周方向中心とを通る第1仮想線上の一点に形成された第1嵌合部とを有し、前記ポテンショメータの接点ブラシは、前記出力軸に外嵌される第2嵌合孔と、前記第2嵌合孔と同心円の円周上に形成された接点部と、前記第2嵌合孔の中心と前記接点部の前記抵抗膜との接触中心とを通る第2仮想線上の1点に形成された第2嵌合部とを有し、前記軸受部を有するケースは、前記プリント基板の前記第1嵌合部と嵌合される第1ボスを有し、前記出力軸と一体に動作する出力ギヤは、前記接点ブラシの前記第2嵌合部と嵌合される第2ボスを有している、ことを特徴とするモータアクチュエータが提供される。
このようなモータアクチュエータによれば、出力軸の回転中心を基準に軸受部、第1嵌合孔、第2嵌合孔が同軸上に配置され、第1ボスおよび第2ボスが、回転方向の位置決めの基準にしている。これにより、取り付けの基準が統一され、角度精度を向上させることができる。
上記構成のモータアクチュエータは、出力角度の精度に影響を与える部品の基準を統一したことにより、各部品の公差の積み重ねがなくなり、製品公差を小さくできるという利点がある。製品公差を小さくできるため、アクチュエータが保証する角度公差を小さくすることができ、出力軸の出力角度の精度を向上させることができる。
実施の形態に係るモータアクチュエータの構成要素間の関係を示す分解要部断面図である。 ケースおよびプリント基板の形状を示す平面図である。 ケースにプリント基板を装着した状態を示す平面図である。 出力ギヤおよび接点ブラシの形状を示す平面図である。 出力ギヤに接点ブラシを装着した状態を示す部分拡大断面図である。 出力ギヤに接点ブラシを装着した状態を示す平面図である。 ポテンショメータを説明する図であって、(A)はプリント基板の平面図であり、(B)はポテンショメータの電気回路図であり、(C)はポテンショメータの特性を示す図である。 モータアクチュエータの内部を示す平面図である。 モータアクチュエータの出力軸を通る平面で見た断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は実施の形態に係るモータアクチュエータの構成要素間の関係を示す分解要部断面図、図2はケースおよびプリント基板の形状を示す平面図、図3はケースにプリント基板を装着した状態を示す平面図である。
本実施の形態に係るモータアクチュエータは、図1に示したように、ケース1と、ポテンショメータ2と、出力軸3および出力ギヤ4とを備えている。ポテンショメータ2は、プリント基板5と接点ブラシ6とを有している。出力軸3は、減速ギヤ群の最終段である出力ギヤ4と一体に形成されている。
ケース1は、出力軸3を回動自在に支持する軸受部7とプリント基板5をケース1に装着するときに回転方向の位置決めを行うボス8とを有している。軸受部7は、筒状の形状を有し、ケース1と一体に形成されている。ボス8は、軸受部7から所定距離だけ離間した位置にてケース1の内側に突設されており、その先端部は、截頭円錐形状に形成されている。
ケース1は、また、図2に示したように、内側にガイドピン9,10、軸11,12、モータ収納部13およびコネクタハウジング14を備えている。ガイドピン9,10は、軸受部7とボス8とを通る線に対して非対称位置に形成され、プリント基板5をケース1に装着するときに、プリント基板5が表裏を反対にして装着してしまうのを防止するためのものである。軸11,12は、減速ギヤ群のウォームホイールおよび中間ギヤを回動自在に支持するためのものである。
このケース1では、軸受部7の中心とボス8の中心とを通る仮想のY−Y線をケース1の基準線としている。ケース1にポテンショメータ2のプリント基板5を組み付けるときの基準は、軸受部7およびボス8の外周面となる。
ポテンショメータ2は、ケース1に装着されるプリント基板5と出力軸3および出力ギヤ4に装着される接点ブラシ6とを有している。プリント基板5は、図2に示したように、軸受部7と嵌合する嵌合孔15およびボス8と嵌合する嵌合部16を有している。嵌合孔15は、軸受部7の外径に等しい内径を有している。嵌合部16は、長円の形状を有し、その短軸がボス8の外径に等しく、長軸が嵌合孔15の中心を通る直線上にある。
プリント基板5は、また、嵌合孔15と同心円の円周上に円弧状の抵抗膜17および回路パターン18,19が形成され、抵抗膜17および回路パターン18,19の内側には、嵌合孔15と同心円の回路パターン20が形成されている。回路パターン18,19,20は、それぞれ、コネクタ端子21,22,23に接続されている。プリント基板5は、さらに、ケース1のガイドピン9,10が挿入されるガイド孔24,25が穿設されている。
このプリント基板5では、嵌合孔15の中心と嵌合部16の中心を通る仮想のY−Y線をプリント基板5の基準線とし、さらに、抵抗膜17の中心も基準線上にあるようにしている。ポテンショメータ2のプリント基板5をケース1に組み付けるときの基準は、嵌合孔15および嵌合部16の内周面となる。
プリント基板5をケース1に装着すると、図3に示したように、プリント基板5の嵌合孔15が軸受部7に外嵌され、プリント基板5の嵌合部16がボス8に外嵌される。これにより、プリント基板5は、その嵌合孔15の中心が軸受部7の中心に揃えられ、回転方向の基準がケース1のY−Y線の基準線に揃えられる。
図4は出力ギヤおよび接点ブラシの形状を示す平面図、図5は出力ギヤに接点ブラシを装着した状態を示す部分拡大断面図、図6は出力ギヤに接点ブラシを装着した状態を示す平面図である。
出力ギヤ4は、図1に示したように、出力軸3と一体に形成されており、ポテンショメータ2が配置されている側の面には、出力軸3から所定距離だけ離間した位置に接点ブラシ6を回転方向に位置決めするためのボス30が突設されている。出力ギヤ4は、また、図4に示したように、ボス30が突設されている側の面にガイドピン31,32が突設されている。
この出力ギヤ4では、出力軸3の中心とボス30の中心を通る仮想のY−Y線を出力ギヤ4の基準線としている。出力ギヤ4に接点ブラシ6を組み付けるときの基準は、出力軸3およびボス30の外周面となる。
接点ブラシ6は、導電性を有するばね材料の薄板を加工して作られ、図4に示したように、略中央部には、出力軸3と嵌合する嵌合孔33が形成されている。この嵌合孔33を形成するリング状基部34の外周部には、ボス30と嵌合する嵌合部とした切欠き部35が形成されている。この切欠き部35は、幅がボス30の外径に等しく、嵌合孔33の中心を通る線の方向に切除された形状を有している。リング状基部34の外側には、抵抗膜17の表面を摺動する接点部36および回路パターン20の表面を摺動する接点部37が配置され、接点部36,37の両端は、リング状基部34に接続されて支持されている。接点部36,37は、また、中央がリング状基部34を含む平面から離れる方向、すなわち、プリント基板5の方向に屈曲形成されていて、抵抗膜17および回路パターン20に接触したときに撓むようなばね力を有している。リング状基部34は、また、接点部36,37の両端が接続されている位置にガイドピン31,32が挿入されるガイド孔38,39が形成されている。
この接点ブラシ6では、嵌合孔33の中心と切欠き部35の中心とを通る仮想のY−Y線を接点ブラシ6の基準線とし、さらに、抵抗膜17と接触する接点部37の接触中心も基準線上にあるようにしている。接点ブラシ6を出力ギヤ4に組み付けるときの基準は、嵌合孔33および切欠き部35の内周面となる。
出力軸3は、図5に示したように、接点ブラシ6の嵌合孔33が嵌合される嵌合位置にて嵌合孔33の内径に等しい外径を有し、その嵌合位置よりも先端側(図の左側)が嵌合孔33の内径より小さい外径を有している。これにより、接点ブラシ6の嵌合孔33を出力軸3に外嵌させるときに、その嵌合位置近傍まで、接点ブラシ6の嵌合孔33に出力軸3を通すことが容易になる。
接点ブラシ6を出力ギヤ4に装着すると、図6に示したように、接点ブラシ6の嵌合孔33が出力軸3に外嵌され、接点ブラシ6の切欠き部35がボス30に外嵌され、接点ブラシ6のガイド孔38,39には、ガイドピン31,32が挿入される。これにより、接点ブラシ6は、その嵌合孔33の中心が出力軸3の中心に揃えられ、回転方向の基準が出力ギヤ4のY−Y線の基準線に揃えられる。
さらに、プリント基板5が装着されたケース1の軸受部7に、接点ブラシ6が装着された出力軸3を挿入すると、軸受部7および出力軸3は、同軸上に配置されることになる。これにより、プリント基板5の嵌合孔15および接点ブラシ6の嵌合孔33も、同軸上に配置されることから、出力ギヤ4が回転して出力ギヤ4の基準線が軸受部7の基準線と一致したとき、接点ブラシ6の接点部36は、抵抗膜17の中心に位置することになる。すなわち、ポテンショメータ2が印加電圧の半分の値を検出したとき、出力軸3の出力角度は、回動角度範囲の略中心の角度に位置するので、角度のずれを小さくすることができる。具体的には、回動角度範囲が±60°である場合に、中心に対する角度のずれが±8°程度であったものが±5°程度まで改善されているので、角度精度が40%程度よくなっている。
図7はポテンショメータを説明する図であって、(A)はプリント基板の平面図であり、(B)はポテンショメータの電気回路図であり、(C)はポテンショメータの特性を示す図である。
プリント基板5は、図7の(A)に示したように、嵌合孔15と同心円の円周上に樹脂系の抵抗ペーストを印刷することによって抵抗膜17が形成される。その印刷のとき、抵抗膜17の円周方向の中心は、プリント基板5のY−Y線上に位置するようにしてある。このため、抵抗膜17は、Y−Y線を基準に左右対称であって、それぞれα°の回転角度範囲を有している。
このようなプリント基板5は、接点ブラシ6と組み合わされることで、図7の(B)に示したような電気回路で表される抵抗値可変のポテンショメータ2となる。端子A,B,Cは、それぞれコネクタ端子21,23,22に対応している。ここで、固定電極の端子Aには、5ボルトの電源電圧Vzが印加され、可動電極の端子Bは、モータアクチュエータを制御する制御回路に接続され、固定電極の端子Cは、制御回路のグランドGNDに接続される。
ポテンショメータ2の特性は、図7の(C)に示したように、接点ブラシ6の回転角度に対する出力電圧の変化はリニアであり、接点ブラシ6を抵抗膜17の円周方向の中心に位置しているとき、端子Bには、2.5ボルトの電圧が出力される。接点ブラシ6を抵抗膜17の円周方向の中心から端子Cの位置まで回転したとき、端子Bには、0ボルトの電圧が出力され、逆に、端子Aの位置まで回転したとき、端子Bには、5ボルトの電圧が出力される。
モータアクチュエータでは、ポテンショメータ2が出力する電圧を検出していて、その電圧がいくつであるかによって接点ブラシ6の回転角度、すなわち、出力軸3の出力角度を判断している。このモータアクチュエータは、プリント基板5および接点ブラシ6の嵌合孔15,33の基準を出力軸3の回転中心に統一し、抵抗膜17および接点部36の回転方向の基準をケース1および出力ギヤ4に設けたボス8,30で統一している。これにより、ポテンショメータ2が印加電圧の半分の値を検出したとき、出力軸3の出力角度は、回動範囲の略中心の角度に位置する。この出力角度には、基準を統一したことによって各構成要素の公差が積算されないので、ポテンショメータ2が検出した電圧に対する出力軸3の出力角度は、その角度ずれが最小になる。
図8はモータアクチュエータの内部を示す平面図、図9はモータアクチュエータの出力軸を通る平面で見た断面図である。
モータアクチュエータは、図8に示したように、図3の状態のケース1に図6の状態の出力ギヤ4を搭載後、軸11,12にウォームホイール40および中間ギヤ41を搭載し、モータ収納部13には、出力軸にウォーム42を有するモータ43が搭載される。これにより、ウォーム42は、ウォームホイール40と噛合し、ウォームホイール40は、中間ギヤ41と噛合し、中間ギヤ41は、出力ギヤ4と噛合し、減速ギヤ群が構成される。モータ43は、また、あらかじめ、給電端子に配線およびコネクタ端子44,45が組み付けられており、モータ43がケース1に搭載されたときに、コネクタ端子44,45は、コネクタハウジング14に収容される。
モータアクチュエータは、最終的には、図9に示したように、ケース46が被せられて完成される。ケース46は、出力ギヤ4と一体に形成されて出力軸3と同軸かつ出力軸3とは反対側に延出されるように形成された回転軸47を回動自在に支持する軸受部48を有している。ケース46は、また、コネクタハウジング49を有し、ケース1と一体に形成されたコネクタハウジング14と組み合わされて、ポテンショメータ2のコネクタ端子21,22,23およびモータ43のコネクタ端子44,45を挟持している。
1 ケース
2 ポテンショメータ
3 出力軸
4 出力ギヤ
5 プリント基板
6 接点ブラシ
7 軸受部
8 ボス
9,10 ガイドピン
11,12 軸
13 モータ収納部
14 コネクタハウジング
15 嵌合孔
16 嵌合部
17 抵抗膜
18,19,20 回路パターン
21,22,23 コネクタ端子
24,25 ガイド孔
30 ボス
31,32 ガイドピン
33 嵌合孔
34 リング状基部
35 切欠き部
36,37 接点部
38,39 ガイド孔
40 ウォームホイール
41 中間ギヤ
42 ウォーム
43 モータ
44,45 コネクタ端子
46 ケース
47 回転軸
48 軸受部
49 コネクタハウジング

Claims (5)

  1. 出力軸の回転角度を検出するポテンショメータを備えたモータアクチュエータにおいて、
    前記ポテンショメータのプリント基板は、前記出力軸を回動自在に支持する円筒状の軸受部に外嵌される第1嵌合孔と、前記第1嵌合孔と同心円の円周上に円弧状に形成された抵抗膜と、前記第1嵌合孔の中心と前記抵抗膜の円周方向中心とを通る第1仮想線上の一点に形成された第1嵌合部とを有し、
    前記ポテンショメータの接点ブラシは、前記出力軸に外嵌される第2嵌合孔と、前記第2嵌合孔と同心円の円周上に形成された接点部と、前記第2嵌合孔の中心と前記接点部の前記抵抗膜との接触中心とを通る第2仮想線上の1点に形成された第2嵌合部とを有し、
    前記軸受部を有するケースは、前記プリント基板の前記第1嵌合部と嵌合される第1ボスを有し、
    前記出力軸と一体に動作する出力ギヤは、前記接点ブラシの前記第2嵌合部と嵌合される第2ボスを有している、
    ことを特徴とするモータアクチュエータ。
  2. 前記接点ブラシは、前記第2嵌合孔を形成するリング状基部と、前記リング状基部の外側に配置され両端が前記リング状基部に支持され中央に前記リング状基部を含む平面から離れるように形成された前記接触中心を有する前記接点部とが、導電性を有するばね材料によって形成されていることを特徴とする請求項1記載のモータアクチュエータ。
  3. 前記プリント基板の第1嵌合部は、短軸が前記第1ボスの外径に等しく、長軸が前記第1仮想線上にある長円であることを特徴とする請求項1記載のモータアクチュエータ。
  4. 前記接点ブラシの第2嵌合部は、幅が前記第2ボスの外径に等しく、前記第2仮想線の方向に切除された切欠き部であることを特徴とする請求項1記載のモータアクチュエータ。
  5. 前記出力軸は、前記接点ブラシの前記第2嵌合孔が嵌合される嵌合位置にて前記第2嵌合孔の内径に等しい外径を有し、前記嵌合位置よりも先端側が前記第2嵌合孔の内径より小さい外径を有していることを特徴とする請求項1記載のモータアクチュエータ。
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