JP2015220969A - モータアクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】通信制御用の電子部品を回路基板に実装するうえで、回転検出パターンの性能変化を抑えられるモータアクチュエータを提供する。【解決手段】モータアクチュエータにおいて、ハウジング内に収容される回転センサ22及び回路基板25を備え、回転センサ22は、出力軸の回転位置を示す検出信号を生成するための回転検出パターン58と、回転検出パターン58から検出信号を出力可能な出力端子65Cと、を有し、回路基板25には、出力端子65Cが接続される端子接続部71が設けられ、外部制御装置との間での通信を制御するための通信制御部を含む電子部品が実装される。【選択図】図5

Description

本発明は、車両用空調システム等に用いられるモータアクチュエータに関する。
車両用空調システムでは、空気を流す空気通路の途中に複数のドアが設けられ、そのドアには、駆動用のモータアクチュエータが取り付けられる。モータアクチュエータによりドアの開度が制御され、車室内への送風量等が調整される。この種のモータアクチュエータでは、出力軸の回転位置を制御するため、その回転位置を検出するポテンショメータが用いられる(特許文献1参照)。
ポテンショメータは、出力軸の回転位置を示す検出信号を生成するための回転検出パターンと、その回転検出パターンに接するブラシを備える。一般に、回転検出パターンはハウジング内に保持される回路基板に形成され、ブラシは出力軸の出力歯車と一体に回転可能に設けられる。出力軸が回転すると、出力軸の回転位置に応じて回転検出パターンとブラシの接点位置が変化し、出力軸の回転位置に応じた検出信号が回転検出パターンから出力される。
特開2013−183554号
ところで、車両用空調システム等の車載システムでは、複数のモータアクチュエータをECU(electronic control unit)により統括的に制御している。この種のシステムでは、これらを接続する電気配線の本数を減らすため、LIN(Local Interconnect Network)等のシリアル通信が用いられる場合がある。この場合、ECUとの間での通信を制御するための電子部品をモータアクチュエータに実装する必要がある。これを実現するため、従来は、上述の回路基板に通信制御用の電子部品が実装されていた。
しかしながら、回路基板に電子部品を実装するうえでは、一般に、回路基板にリフロー処理をする必要がある。このリフロー処理による熱によって回転検出パターンの抵抗値やパターン位置が変化し、回転検出パターンの性能が変化しかねない。この性能が変化すると、精度よく出力軸の回転位置を検出できなくなる恐れがある。また、抵抗値変化やパターン位置変化が生じると、その調整作業が必要となり、これに伴いコストの増大を招く。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的の1つは、通信制御用の電子部品を回路基板に実装するうえで、回転検出パターンの性能変化を抑えられるモータアクチュエータを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のモータアクチュエータは、ハウジングと、ハウジング内に収容されるモータと、モータの回転軸の回転と連動して回転する出力軸と、ハウジング内に収容される回転センサ及び回路基板と、を備え、回転センサは、出力軸の回転位置を示す検出信号を生成するための回転検出パターンと、回転検出パターンから検出信号を出力可能な出力端子と、を有し、回路基板には、出力端子が接続される端子接続部が設けられ、外部制御装置との間での通信を制御するための通信制御部を含む電子部品が実装される。
この態様によれば、回転検出パターンを有する回転センサと、通信制御部を含む電子部品が実装される回路基板が分離しているため、回転センサにリフロー処理をする必要がなくなり、回転検出パターンの性能変化を抑えられる。
本発明によれば、通信制御用の電子部品を回路基板に実装するうえで、回転検出パターンの性能変化を抑えられる。
第1実施形態に係るモータアクチュエータが用いられる制御システムを示すブロック図である。 第1実施形態に係るモータアクチュエータの外観を示す斜視図である。 第1実施形態に係るハウジングの下側ケースから上側ケースを取り外した状態を示す斜視図である。 第1実施形態に係る下側ケースから第2回路基板を取り外した状態を示す斜視図である。 第1実施形態に係るモータアクチュエータの分解斜視図である。 第1実施形態に係るモータアクチュエータの平面図である。 図7(a)は第1実施形態に係る下側ケースの基板収容部の構成を概略的に示す平面図であり、図7(b)は基板収容部に第2回路基板を配置するときの状態を示す平面図である。 図8(a)は第1実施形態に係るヘッダーハウジングを左右方向に沿った方向軸から見た部分断面図であり、図8(b)は高さ方向に沿った方向軸から見た構成を示す図である。 第1実施形態に係るモータアクチュエータの制御系を示すブロック図である。 第2実施形態に係るモータアクチュエータの分解斜視図である。 第3実施形態に係るモータアクチュエータの外観を示す斜視図である。 第3実施形態に係るモータアクチュエータの平面図である。 変形例に係るヘッダーハウジングを左右方向に沿った方向軸から見た部分断面図である。
[第1の実施の形態]
図1は、第1実施形態に係るモータアクチュエータ10(以下、アクチュエータ10という)が用いられる制御システム200を示すブロック図である。
制御システム200は、車両用空調システムである。制御システム200は、複数のアクチュエータ10と、ECU(electronic control unit)210を備える。各アクチュエータ10は、空調装置の空気通路を開閉するドアの駆動に用いられる。ECU210は各アクチュエータ10の動作を統括的に制御する外部制御装置である。
各アクチュエータ10とECU210はワイヤーハーネス220を介して接続される。ワイヤーハーネス220は電源線221、グランド線222、通信線223を含んで構成される。ワイヤーハーネス220には各線221〜223から分岐する電線224を介して複数の外部コネクタ230が接続される。各アクチュエータ10には外部コネクタ230が装着されるコネクタ部27が設けられる。
図2はアクチュエータ10の外観を示す斜視図である。アクチュエータ10は、ハウジング11と、出力軸19を備える。以下、出力軸19と直交する面内にて互いに直交する方向を前後方向X、左右方向Yといい、出力軸19の軸方向を高さ方向Zという。
ハウジング11は樹脂材料を素材とする。ハウジング11内には後述するモータ17、回転センサ22、回路基板25等の内部部品が収容される。ハウジング11は箱状に形成され、第1ケースとしての下側ケース13と、第2ケースとしての上側ケース15を組み付けて構成される。下側ケース13と上側ケース15はハウジング11を出力軸19の軸方向Zに分割した形状を有する。
下側ケース13は、第1底壁部13aと、第1底壁部13aの側部から上側ケース15側に立ち上がる第1側壁部13bとを含む。上側ケース15は、第2底壁部15aと、第2底壁部15aの側部から下側ケース13側に立ち上がる第2側壁部15bとを含む。
コネクタ部27はハウジング11に設けられる。コネクタ部27は出力軸19から離れる方向である前後方向Xに沿って延びるように筒状に形成される。コネクタ部27の先端部には、外部コネクタ230(図1参照)を挿入可能なコネクタ挿入口29が開口する。
図3はハウジング11の下側ケース13から上側ケース15を取り外した状態を示す斜視図である。アクチュエータ10は、モータ17と、減速歯車群21と、回転センサ22(本図では図示せず)と、回路基板25を更に備える。
コネクタ部27は、下側ケース13に設けられる第1底面部31と、上側ケース15に設けられる天面部33と、側面部35と、第2底面部37とを含む。第1底面部31は、その側部から上側ケース15側に立ち上がる側面部が設けられていない。天面部33は、その側部から下側ケース13側に立ち上がる側面部35が設けられる。第2底面部37は、コネクタ部27の基端側部分に設けられず、先端側部分に設けられる。コネクタ部27の基端側部分では、第1底面部31と天面部33と側面部35により筒状断面が形成され、その先端側部分では、第2底面部37と天面部33と側面部35により筒状断面が形成される。
図4は図3から回路基板25を取り外した状態を示す図である。モータ17は、その前部から回転軸39が突出し、その後部から一対のモータ端子41が突出する。各モータ端子41にはモータ用中継端子43の基端部が接続される。各中継端子43はフォーミング加工した金属製線材により構成される。
減速歯車群21は、出力歯車51を含む。出力歯車51は減速歯車群21の最終段の歯車であり、出力軸19と一体に回転可能に設けられる。この出力歯車51と下側ケース13の第1底壁部13aの間には、回転センサ22が配置される。減速歯車群21は、モータ17の回転軸39の回転を減速して出力軸19に伝達する。出力軸19は、その回転軸39の回転と連動して回転する。
図5はアクチュエータ10の分解斜視図である。本図ではモータ17、出力軸19、減速歯車群21を省略する。出力軸19は下側ケース13に形成される出力軸受部49内で回動自在に支持される。出力軸受部49は下側ケース13の第1底壁部13aから内側に突出する筒状に形成される。
回転センサ22は、回路基板25とは別の回路基板23により構成される。以下、これらを区別するときは第1回路基板23、第2回路基板25という。回転センサ22には、出力軸19の軸方向Zに貫通する嵌合孔53と、複数の位置決め孔55が形成される。嵌合孔53内には出力軸受部49が嵌合される。下側ケース13の第1底壁部13aには内側に突出するピン状の凸部57が複数形成される。各位置決め孔55内には凸部57が挿入され、回転センサ22が下側ケース13に位置決めされる。
第1回路基板23の表面には、出力軸19の回転位置を示す検出信号を生成するための回転検出パターン58が形成される。回転検出パターン58は導体により構成され、抵抗部59と、第1導電部61と、第2導電部63を含む。抵抗部59は電気抵抗率の大きい抵抗体により構成され、各導電部61、63は抵抗部59より電気抵抗率の小さい銅箔等により構成される。抵抗部59は嵌合孔53と同心円の円周上に円弧状に形成される。第1導電部61は、抵抗部59の両端部とつながるように、抵抗部59と同じ同心円の円周上に円弧状に形成される。第2導電部63は、抵抗部59の内側にて、嵌合孔53と同心円の円周上に環状に形成される。
回転センサ22はブラシ(図示せず)と組み合わせてポテンショメータを構成する。ブラシは出力歯車51の第1回路基板23と対向する面に取り付けられ、出力歯車51と一体に回転可能に設けられる。ブラシは、回転検出パターン58が形成される第1回路基板23のパターン面23aに接する。より詳細には、ブラシは、回転検出パターン58の抵抗部59と第2導電部63に接する。
回転センサ22には複数のセンサ用端子65が設けられる。各端子65は第1回路基板23に実装される。センサ用端子65は、電源端子65Aと、グランド端子65Bと、出力端子65Cを含む。電源端子65A及びグランド端子65Bは抵抗部59に電圧を印加可能に接続される。出力端子65Cは第2導電部63に接続される。各端子65A〜65Cは回転センサ22の側端部22aに並べて設けられる。各端子65A〜65Cの先端部66は回転センサ22の側端部22aから離れる方向に直線状に延びるピン状に形成される。
各センサ用端子65は、後述のように、第2回路基板25に電気的に接続される。電源端子65Aには後述する電源回路101から第1供給電圧(たとえば、+5V)が供給され、回転検出パターン58の抵抗部59に第1供給電圧が印加される。
回転センサ22では、出力軸19が出力歯車51とともに回転すると、出力歯車51の回転位置に応じて回転検出パターン58とブラシの接点位置が変化し、電源端子65Aとブラシの間での抵抗値が変化し、それらの間での電圧が変化する。出力端子65Cは出力軸19の回転位置に応じた大きさの電圧信号を検出信号として回転検出パターン58から第2回路基板25に出力する。この検出信号の変化を第2回路基板25のモータ制御部109(後述する)により測定し、出力軸19の回転位置が検出される。
なお、各モータ用中継端子43の先端部44は、図4に示すように、回転センサ22の側端部22aから離れる方向に直線状に延びるピン状に形成される。各モータ用中継端子43と各センサ用端子65の先端部44、66は、ハウジング11の基板収容部45内において左右方向Yに並べて配置される。
また、下側ケース13の第1底壁部13aには上側ケース15に向けて突出する突壁部67が形成され、突壁部67には複数の位置決め用溝部69が形成される。各溝部69は方向Yに間隔を空けて形成され、各端子43、65の先端部44、66に沿って延びるように形成される。各端子43、65の先端部44、66は溝部69内に配置され、その先端部44、66が下側ケース13に位置決めされる。
図6はアクチュエータ10の平面図を示す。本図では回転センサ22等の内部部品の位置を破線で示す。第2回路基板25はハウジング11の基板収容部45に収容される。基板収容部45は、回転センサ22とコネクタ部27の間に形成される。第2回路基板25は、回転センサ22とコネクタ部27の間に配置されることになる。第2回路基板25は、出力軸19の軸方向(高さ方向Z)に対して平行となるように基板収容部45に収容される。第2回路基板25は第1回路基板23に対して直交するように収容されることになる。
第2回路基板25には、図3、図5に示すように、各モータ用中継端子43と各センサ用端子65が接続される端子接続部71が設けられる。端子接続部71は、第2回路基板25の左右方向Y両側の横側面25cのうち、一方の横側面25cに近い側に設けられる。端子接続部71には各端子43、65の先端部44、66が挿通される端子穴73が複数形成される。各端子穴73は、各端子43、65の先端部44、66が並ぶ方向である左右方向Yに間隔を空けて形成される。各端子43、65の先端部44、66は端子穴73から突出し、第2回路基板25の配線パターン(図示せず)にハンダ(図示せず)により接続される。この配線パターンは、各端子43、65の先端部44、66が突出する側にある第2回路基板25の外側面25aと、外側面25aと反対側にある内側面25bとに形成される。
第2回路基板25の外側面25aには、図5に示すように、複数のコネクタ端子77が実装される。コネクタ端子77は、一対の給電端子77Aと信号伝送端子77Bを含む。各端子77は、その基端部(図示せず)が第2回路基板25の配線パターンに接続される。各端子77は、左右方向Yに間隔を空けて並べて配置され、それらの基端部寄りの位置が樹脂製のヘッダーハウジング79により保持される。各端子77の先端部78は、コネクタ部27の内側に配置され、コネクタ挿入口29に向けて直線状に延びるピン状に形成される(図6参照)。
第2回路基板25の外側面25aには、通信制御部107(後述する)を含む電子部品としてICチップ75が実装される。ICチップ75は第2回路基板25の配線パターンを介して各端子43、65、77と接続される。
各コネクタ端子77は、図1に示すように、コネクタ部27に外部コネクタ230が装着されたとき、外部コネクタ230、電線224を通してワイヤーハーネス220の各線221〜223に接続される。ワイヤーハーネス220の電源線221とグランド線222には一対の給電端子77Aが接続され、通信線223には信号伝送端子77Bが接続される。
図7(a)は下側ケース13の基板収容部45の構成を概略的に示す平面図であり、図7(b)は基板収容部45に第2回路基板25を配置するときの状態を示す平面図である。下側ケース13の第1側壁部13bには、第2回路基板25の外側面25aと対向する箇所にて基板挿入部81が形成される。基板挿入部81は、下側ケース13の第1側壁部13bに形成される切り欠きにより構成される(図3参照)。基板挿入部81は下側ケース13の外側から内側に第2回路基板25を挿入可能な大きさに形成される。また、下側ケース13の第1側壁部13bには、第2回路基板25の一方の横側面25cに対向する箇所にて切欠部82が形成される。ここでの「一方の横側面25c」とは、第2回路基板25の左右方向Y両側の横側面25cのうち、端子接続部71が近傍にある横側面25cをいう。
なお、コネクタ部27は、前述のように、第1底面部31から立ち上がる側面部が設けられていない。よって、下側ケース13の基板挿入部81を通して第2回路基板25を挿入するとき、第2回路基板25との接触による干渉を抑えられる。つまり、コネクタ部27は、第2回路基板25を挿入するとき、第2回路基板25と接触して干渉せずに、その第2回路基板25が挿入可能となる形状を有する。
上側ケース15の第2側壁部15bには、図2、図3に示すように、下側ケース13の基板挿入部81に対応する位置にて、基板挿入部81を覆う第1蓋部83が形成される。第1蓋部83は、第2回路基板25の外側面25aと対向する箇所にて、上側ケース15の第2側壁部15bに形成される。また、上側ケース15の第2側壁部15bには、下側ケース13の切欠部82に対応する位置にて、切欠部82を覆う第2蓋部84が形成される。第2蓋部84は、第2回路基板25の一方の横側面25cと対向する箇所にて、上側ケース15の第2側壁部15bに形成される。各蓋部83、84は、上側ケース15の第2側壁部15bの他の箇所よりも、下側ケース13に向けて延びる高さ寸法が大きくなるように形成される。
下側ケース13の第1底壁部13aには、図5、図7に示すように、上側ケース15に向けて突き出る複数の突設部85が形成される。各突設部85は左右方向Yに間隔を空けて形成される。各突設部85には第2回路基板25が載せられる載置面87が形成される。左右方向Yの両端側の突設部85には、第2回路基板25の内側面25bと対向する第1係合面89が形成される。第2回路基板25が内側面25b側に倒れようとしたとき、突設部85の第1係合面89との接触により、その倒れが防がれる。また、左右方向Yの両端側の突設部85には、第2回路基板25の左右方向Yの横側面25cと対向する第2係合面91が形成される。第2回路基板25の左右方向Yの位置ずれが第2係合面91との係合により防がれる。
下側ケース13の第1底壁部13aとコネクタ部27の第1底面部31の間には、上側ケース15に向けて突き出る段状の第1位置決め部93が形成される。第1位置決め部93は左右方向Yに沿って延びるように形成される。コネクタ部27の第1底面部31には、上側ケース15に向けて突き出る段状の第2位置決め部95が形成される。第2位置決め部95は、左右方向Yに間隔を空けて設けられ、前後方向Xに沿って延びるように形成される。第2位置決め部95は、コネクタ部27の先端側から基端側に向かう途中位置に、その基端側に向かうにつれて左右方向Yの幅を狭めるように傾斜するガイド部96が形成される。
第2回路基板25のヘッダーハウジング79は、第2回路基板25を基板収容部45内に配置するとき、第1位置決め部93との係合により、下側ケース13に前後方向Xに位置決めされる。このとき、ガイド部96が形成されるため、コネクタ部27の基端側に向けて第2回路基板25を移動させるときに、第2回路基板25がガイド部96により案内され、位置決め時の作業性が良好となる。また、ヘッダーハウジング79は、第2位置決め部95との係合により、下側ケース13に左右方向Yに位置決めされる。なお、前後方向Xは端子穴73より各センサ用端子65の先端部66が延びる方向と一致し、左右方向Yはこれに直交する方向に一致する。
図8(a)はヘッダーハウジング79を左右方向Yに沿った方向軸から見た部分断面図を示し、(b)は高さ方向Zに沿った方向軸から見た構成を示す。ヘッダーハウジング79の側壁部79aには左右方向Y及び高さ方向Zに沿って延びる突条部79bが形成される。上側ケース15は、ヘッダーハウジング79の突条部79bを保持する第1位置保持部97を有する。第1位置保持部97は突条部79bの延びる方向に沿って延びる溝状に形成され、ヘッダーハウジング79の左右方向Y両側と高さ方向Zの一方(図8(a)中上側)に設けられる。下側ケース13に上側ケース15を組み付けたとき、第1位置保持部97内にヘッダーハウジング79の突条部79bが配置される。突条部79bと第1位置保持部97の係合により、コネクタ部27が延びる方向である前後方向Xのヘッダーハウジング79の移動が規制される。これにより、ヘッダーハウジング79の左右方向Y両側と高さ方向Zの一方の突条部79bがハウジング11に保持される。この結果、コネクタ部27に外部コネクタ230を脱着するとき、各コネクタ端子77の位置ずれを防止できる。
なお、図示しないが、第2回路基板25は、耐振動性を得るため、下側ケース13と上側ケース15とにより挟み込まれた状態で保持される。
図9はアクチュエータ10の制御系を示すブロック図である。第2回路基板25は、電源回路101と、ドライバ回路103と、制御部105を有する。制御部105は、ハードウェア的にはCPU、メモリ等の素子で実現され、通信制御部107と、モータ制御部109を有する。これらは単一のICチップ75に組み込まれる。
電源回路101には、ECU210から電源線221と給電端子77Aを通して電力が供給される。電源回路101はこの電力を受けて第1供給電圧と第2供給電圧を生成する。第1供給電圧は回転センサ22の電源端子65Aを通して回転検出パターン58に供給される。回転センサ22では、出力軸19の回転位置に応じて回転検出パターン58とブラシ60の接点位置が変化し、その回転位置に応じた検出信号が出力端子65Cを通してモータ制御部109に出力される。第2供給電圧は制御部105に供給され、その第2供給電圧に基づき制御部105が動作する。
通信制御部107は、ECU210との間での通信線223や信号伝送端子77Bを介した通信を制御する。通信制御部107は、所定の通信プロトコル(たとえば、LIN)に従って、単一の通信線223を用いたシリアル通信を実行する。
モータ制御部109は、ECU210から送信される制御信号に基づきモータ17の動作を制御する。この制御では、ドライバ回路103用の駆動信号を生成し、駆動信号をドライバ回路103に出力する。ドライバ回路103は、モータ制御部109から送られる駆動信号に基づき駆動電圧を生成する。ドライバ回路103は、生成した駆動電圧をモータ用中継端子43を通してモータ17に供給し、モータ17を駆動させる。
次に、上述のアクチュエータ10を組み立てる方法の一例を説明する。
まず、下側ケース13内に回転センサ22を組み付ける。回転センサ22は、図5に示すように、その嵌合孔53内に下側ケース13の出力軸受部49を嵌合させるとともに、各位置決め孔55内に下側ケース13の凸部57を挿入させて、下側ケース13に位置決めする。このとき、回転センサ22の各センサ用端子65は、下側ケース13の位置決め用溝部69内に先端部66を配置し、その先端部66も下側ケース13に位置決めする。
こののち、下側ケース13内に減速歯車群21やモータ17を組み付ける。このとき、図4に示すように、モータ17の各モータ用中継端子43は、下側ケース13の位置決め用溝部69内に先端部44を配置し、その先端部44も下側ケース13に位置決めする。下側ケース13に回転センサ22が位置決めされているため、出力軸19とともに出力歯車51を組み付けたとき、出力歯車51に取り付けられるブラシを回転センサ22の回転検出パターン58に精度よく当てられる。
そして、下側ケース13内に第2回路基板25を組み付ける。第2回路基板25は、図7(b)に示すように、各モータ用中継端子43や各センサ用端子65の先端部44、66が、その端子穴73に挿通されるように、下側ケース13の基板挿入部81を通して外側から内側に挿入する。このとき、第2回路基板25は、下側ケース13の第1位置決め部93、第2位置決め部95にヘッダーハウジング79を係合させ、下側ケース13に前後方向X、左右方向Yに位置決めする。
こののち、第2回路基板25の端子穴73から突出する各端子43、65の先端部44、66をハンダにより第2回路基板25の配線パターンに接続する。つづいて、下側ケース13に上側ケース15を組み付けて、アクチュエータ10の組み立てが完了する。
以上のアクチュエータ10によれば、回転検出パターン58を有する回転センサ22と、通信制御部107を含むICチップ75が実装される第2回路基板25が分離しているため、回転センサ22にリフロー処理をする必要がなくなる。よって、回転センサ22の回転検出パターン58がリフロー処理による熱の影響を受けず、その熱による抵抗値変化やパターン位置変化の発生を抑えられ、回転検出パターン58の性能変化を抑えられる。また、回転検出パターン58の抵抗値変化やパターン位置変化が生じないため、その調整作業が不要となり、調整作業に伴うコストの増大を抑えられる。
また、アクチュエータ10の内部部品のうち、モータ17、減速歯車群21、回転センサ22、モータ用中継端子43は、LIN等のシリアル通信を用いない既製のアクチュエータの内部部品と共用できる。よって、部品の共用化により専用品の点数が抑えられ、その製造、管理に伴うコストの増大を抑えられる。
また、図6に示すように、第2回路基板25が出力軸19の軸方向に対して平行となるようにハウジング11内に収容されるため、出力軸19の軸直交方向である前後方向Xでの第2回路基板25の寸法が抑えられる。よって、その前後方向Xでのハウジング11の寸法を抑えられ、ハウジング11のサイズを小型化できる。
また、第2回路基板25が回転センサ22とコネクタ部27の間に配置されるため、回転センサ22からコネクタ部27までの間での各端子43、65、77の長さを抑え易くなり、ハウジング11のサイズを小型化できる。
また、下側ケース13の第1側壁部13bには第2回路基板25を挿入可能な基板挿入部81が形成されるため、以下のメリットがある。回転センサ22は、回転検出パターン58とブラシの接点位置にばらつきがあると、その検出結果に悪影響を及ぼすため、下側ケース13に精度よく位置決めする必要がある。また、第2回路基板25は、コネクタ部27内でのコネクタ端子77の位置にばらつきがあると、外部コネクタ230の端子との間で接触不良が生じかねないため、下側ケース13に精度よく位置決めする必要がある。つまり、回転センサ22と第2回路基板25(以下、回転センサ22等という)はそれぞれ下側ケース13に精度よく位置決めする必要がある。
ここで、下側ケース13内に回転センサ22等を組み付ける前にこれらをハンダ等により接続する場合、両者を精度よく位置決めした状態で接続しなければ、回転センサ22等の相対位置にずれが生じ、下側ケース13に精度よく位置決めできなくなる。また、下側ケース13内に回転センサ22等を組み付ける前にこれらを精度よく位置決めした状態で接続するとなると作業難度が高く、製品品質の確保が難しくなる。
この点、本実施形態に係るハウジング11には基板挿入部81が形成されるため、下側ケース13内に回転センサ22を組み付けてから、下側ケース13内に第2回路基板25を組み付け可能となる。よって、回転センサ22等を下側ケース13に同時に組み付けるよりも作業難度が抑えられ、製品品質の確保が容易となる。特に、下側ケース13には第1位置決め部93、第2位置決め部95が形成されるため、第2回路基板を下側ケース13に位置決めするときの作業性が良好となる。
また、上側ケース15の第2側壁部15bには下側ケース13の基板挿入部81を覆う第1蓋部83が形成されるため、その第1蓋部83によりモータ用中継端子43やセンサ用端子65の先端部44、66を保護できる。
[第2の実施の形態]
図10は第2実施形態に係るアクチュエータ10の分解斜視図を示す。以下では第1実施形態で説明した要素と同一の要素に同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
複数のコネクタ端子77は、左右方向Yではなく高さ方向Zに並べて設けられる。この高さ方向Zは、第2回路基板25と平行な方向であって、端子穴73から離れる左右方向Yと直交する方向となる。これにより、各コネクタ端子77を左右方向Yに並べて設けるよりも、各コネクタ端子77から端子穴73までの距離を離せる。よって、センサ用端子65の先端部66をハンダ付けする際にコテ先を入れるスペースを広くとれ、そのスペースの近傍の樹脂に対して、コテ先の接触や輻射熱による溶解を防げる。
[第3の実施の形態]
図11は第3実施形態に係るアクチュエータ10の外観を示す斜視図であり、図12はその平面図である。ハウジング11には、出力軸19に対してモータ17と反対側にある第1側壁部13b、第2側壁部15bに膨出部99が形成される。膨出部99は、ハウジング11の各側壁部13b、15bを外側に向けて膨らみ出すように形成され、その内側には出力歯車51(図示せず)の一部が収容される。ハウジング11の基板収容部45は、出力軸19に対して、この膨出部99が膨らみ出る方向である左右方向Yと直交する前後方向Xに離れた位置に形成される。
ハウジング11のコネクタ部27は、第2回路基板25の外側面25a側にて、その第2回路基板25と平行な方向である左右方向Yに沿って延びるように形成され、その先端側にコネクタ挿入口29が形成される。コネクタ部27は、膨出部99が膨らみ出る方向と同じ左右方向Yに沿って延びるように形成される。
複数のコネクタ端子77は、第2実施形態と同様に高さ方向Zに並べて設けられる。各コネクタ端子77は、その中間位置に曲げ部が設けられてL字状に形成される。
以上のアクチュエータ10では、コネクタ部27が第2回路基板25と平行な左右方向Yに沿って延びるように形成される。よって、コネクタ部27が出力軸19から離れる前後方向Xに沿って延びるように形成されず、ハウジング11の前後方向Xの寸法が抑えられ、ハウジング11を小型化できる。特に、コネクタ部27が膨出部99が膨らみ出る方向と同じ方向に延びるように形成されると、ハウジング11全体の左右方向Yの寸法の増大が抑えられ、ハウジング11の小型化に効果的に寄与する。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示すにすぎない。また、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が可能である。
上述の実施形態に係るアクチュエータ10は、車両用空調システムに用いられたが、これに限られず、パワーウィンドウ等に用いられてもよい。また、その用途は車両に限られない。
回転センサ22は、出力軸19の回転位置を示す検出信号を生成するための回転検出パターン58と、その生成した検出信号を回転検出パターン58から出力可能な出力端子65Cとを有していればよく、その構成や検出方法は、上述したものに限られない。回転センサ22は、上述の実施形態では第1回路基板23により構成される例を説明したが、第1回路基板23とブラシをケーシング内に収容したロータリーセンサにより構成されてもよい。
また、この他に、回転センサ22は、ブラシと組み合わせてブラシ式のエンコーダを構成してもよい。この場合、回転センサ22は、出力軸19の回転位置を示す検出信号として、その回転位置に応じた大きさの電圧信号ではなくパルス信号を回転検出パターン58で生成する。この場合、検出信号としてのパルス信号が出力端子65Cから出力され、そのパルス信号をカウントすることにより出力軸19の回転位置を検出できる。この場合でも、回転センサ22と第2回路基板25が分離しているため、回転センサ22にリフロー処理をする必要がなくなる。よって、回転センサ22の回転検出パターン58がリフロー処理による熱の影響を受けず、その熱によるパターン位置変化の発生を抑えられ、回転検出パターン58の性能変化を抑えられる。
また、上述の例では、ブラシが出力軸19と一体に回転可能に構成されたが、ブラシではなく回転検出パターン58が出力軸19と一体に回転可能に構成されてもよい。つまり、出力軸19が回転したときに、ブラシと回転検出パターン58が相対的に回転可能であればよい。ブラシと回転検出パターン58の何れが回転する場合でも、出力軸19が回転したときに、回転検出パターン58に対するブラシの接点位置が変化することにより、出力軸19の回転位置に応じた検出信号が出力端子65Cから出力される。
回転センサ22は出力歯車51と下側ケース13の間に配置され、第2回路基板25は出力軸19の軸方向に対して平行となるようにハウジング11内に収容された例を説明したが、これらの配置態様はこれに限られない。
ハウジング11は、下側ケース13に基板挿入部81、切欠部82が形成され、上側ケース15に第1蓋部83、第2蓋部84が形成される例を説明したが、これらがなくともよい。この場合、回転センサ22と第2回路基板25は予め接続して一体化した状態で下側ケース13内に組み付けてもよい。また、この場合、下側ケース13の各位置決め部93、95はなくともよい。
コネクタ部27は、上側ケース15の第2側壁部15bに設けられる例を説明した。コネクタ部27は、この他に、上側ケース15の第2底壁部15aや、下側ケース13の第1底壁部13a、第1側壁部13bに設けられてもよい。コネクタ部27が各底壁部13a、15aに設けられる場合、コネクタ部27は、出力軸19の軸方向(高さ方向Z)に沿って延びるように筒状に形成される。この場合、コネクタ部27は第2回路基板25と平行な方向である軸方向Zに沿って延びるように形成されることになる。この場合でも、コネクタ部27が出力軸19から離れる前後方向Xに沿って延びるように形成されず、ハウジング11の前後方向Xの寸法が抑えられ、ハウジング11を小型化できる。なお、出力軸19の軸方向Zのうち、ハウジング11から出力軸19が突出する方向(図2の下方向)には、通常、アクチュエータ10により駆動されるダンパ等の被駆動部材がある。よって、被駆動部材との干渉を抑える観点から、コネクタ部27は、出力軸19の軸方向Zのうち、ハウジング11から出力軸19が突出する方向とは反対側に延びるように形成されると好ましい。
第2回路基板25は、各位置決め部93、95にヘッダーハウジング79を係合させて下側ケース13に位置決めされたが、その一部が各位置決め部93、95に係合されて下側ケース13に位置決めされていればよい。
第2回路基板25の電源回路101、ドライバ回路103、通信制御部107、モータ制御部109は、単一のICチップ75に組み込まれる例を説明したが、別々のICチップ等の電子部品に組み込まれてもよい。この場合、ICチップ等の電子部品は、図5等のように、第2回路基板25の外側面25aの他にも、第2回路基板25の内側面25bに実装されてもよいし、これら両方に実装されてもよい。また、通信制御部107はECU210との間で通信線223を用いてシリアル通信を実行したが、パラレル通信を実行してもよいし、有線通信の他に無線通信をしてもよい。
図13は変形例に係るヘッダーハウジング79を左右方向に沿った方向軸から見た部分断面図である。下側ケース13はヘッダーハウジング79の突条部79bを保持する第2位置保持部98を有する。第2位置保持部98は突条部79bの延びる方向である左右方向Yに沿って延びる溝状に形成される。下側ケース13内に第2回路基板25を組み付けたとき、突条部79bと第2位置保持部98の係合により、前後方向Xのヘッダーハウジング79の移動が規制される。これにより、下側ケース13内に第2回路基板25を組み付けてから、下側ケース13に上側ケース15を組み付けるまでの間、第2位置保持部98にて第2回路基板25を保持できる。
なお、下側ケース13には、第2位置保持部98よりもコネクタ部27が延びる方向である前後方向Xの前方(図中左側)にて、第1底面部31の内面に案内面111が形成される。下側ケース13の基板挿入部81(図7参照)を通して第2回路基板25を外側から内側に挿入するとき、ヘッダーハウジング79が案内面111により案内されつつ、第2位置保持部98内に配置可能となる。
10 モータアクチュエータ、 11 ハウジング、 13 第1ケース(下側ケース)、 15 第2ケース(上側ケース)、 17 モータ、 19 出力軸、 22 回転センサ、23 第1回路基板、 25 第2回路基板、 27 コネクタ部、 58 回転検出パターン、 65C 出力端子、 71 端子接続部、 73 端子穴、 77 コネクタ端子、 81 基板挿入部、 83 蓋部、 93 第1位置決め部、95 第2位置決め部、 107 通信制御部、 230 外部コネクタ。

Claims (8)

  1. ハウジングと、
    前記ハウジング内に収容されるモータと、
    前記モータの回転軸の回転と連動して回転する出力軸と、
    前記ハウジング内に収容される回転センサ及び回路基板と、を備え、
    前記回転センサは、出力軸の回転位置を示す検出信号を生成するための回転検出パターンと、前記回転検出パターンから前記検出信号を出力可能な出力端子と、を有し、
    前記回路基板には、前記出力端子が接続される端子接続部が設けられ、外部制御装置との間での通信を制御するための通信制御部を含む電子部品が実装されることを特徴とするモータアクチュエータ。
  2. 前記回路基板は、前記出力軸の軸方向に対して平行となるように前記ハウジング内に収容されることを特徴とする請求項1に記載のモータアクチュエータ。
  3. 前記ハウジングは、外部コネクタを装着可能なコネクタ部を有し、
    前記回路基板は、前記回転センサと前記コネクタ部の間に配置されることを特徴とする請求項1または2に記載のモータアクチュエータ。
  4. 前記回路基板は、前記出力軸の軸方向に対して平行となるように前記ハウジング内に収容され、
    前記ハウジングは、外部コネクタを装着可能なコネクタ部を有し、
    前記コネクタ部は、前記回路基板と平行な方向に沿って延びるように形成されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のモータアクチュエータ。
  5. 前記ハウジングは、前記出力軸の軸方向に該ハウジングを分割した形状を有する第1ケースと第2ケースを組み付けて構成され、
    前記端子接続部には、前記出力端子の先端部が挿通される端子穴が形成され、
    前記第1ケースには、前記端子穴から前記出力端子の先端部が突出する側にある前記回路基板の外側面と対向する箇所において、該第1ケースの外側から内側に前記回路基板を挿入可能な基板挿入部が形成されることを特徴とするを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のモータアクチュエータ。
  6. 前記第2ケースには、前記基板挿入部を覆う蓋部が形成されることを特徴とする請求項5に記載のモータアクチュエータ。
  7. 前記第1ケースには、前記出力端子の先端部が延びる方向に前記回路基板を位置決めする位置決め部が形成されることを特徴とする請求項5または6に記載のモータアクチュエータ。
  8. 前記ハウジングは、外部コネクタを装着可能なコネクタ部を有し、
    前記回路基板には、前記コネクタ部の内側に配置される複数のコネクタ端子が実装され、
    前記端子接続部には、前記出力端子の先端部が挿通される端子穴が形成され、
    前記複数のコネクタ端子は、前記回路基板と平行な方向であって、前記端子穴から離れる方向と直交する方向に並べて設けられることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のモータアクチュエータ。
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