JPH09300947A - 自動車用空気調和装置の吹き出し口選択スイッチ - Google Patents

自動車用空気調和装置の吹き出し口選択スイッチ

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JPH09300947A
JPH09300947A JP12431596A JP12431596A JPH09300947A JP H09300947 A JPH09300947 A JP H09300947A JP 12431596 A JP12431596 A JP 12431596A JP 12431596 A JP12431596 A JP 12431596A JP H09300947 A JPH09300947 A JP H09300947A
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conductive
terminals
paths
conductive paths
pair
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JP12431596A
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Inventor
Hiroo Ideguchi
洋生 井手口
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KARUSONITSUKU PROD KK
Original Assignee
KARUSONITSUKU PROD KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 第一〜第六の端子39〜44のうち、何れか
1組の端子同士の間の導通を断ち、他の端子同士を導通
させたままとする構造を、安価に実現させる。 【構成】 絶縁基板22の表面に、それぞれが円弧状で
ある第一〜第六の導電路27〜32を、円周方向に位相
をずらせた状態で設ける。これら各導電路27〜32に
ブラシ部材の弾性片を接触させて、各導電路27〜32
同士の導通状態を切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明に係る自動車用空気調和
装置の吹き出し口選択スイッチは、自動車用空気調和装
置の制御パネル部分に設置する。そして、運転者等の乗
員の操作に基づいて制御回路の導通状態を切り換え、空
気調和用の空気を自動車室内に吹き出す為の吹き出し口
を選択する(吹き出し口のモード切り換えを行なう)。
【0002】
【従来の技術】自動車用空気調和装置は、ダクト内に、
空気の冷却及び除湿を行なう為のエバポレータと、空気
を加温する為のヒータコアとを配置して成る。自動車室
内の空気調和を行なう際には、上記ダクトの上流端部に
設置した送風機を運転する事により、自動車室外又は自
動車室内から空気を取り入れる。そして、この空気を、
上記エバポレータを通過させると共に必要に応じてヒー
タコアを通過させる事により所望の温度にしてから、所
望の吹き出し口から自動車室内に吹き出す。この様な吹
き出し口としては、乗員の上半身に向けて吹き出すベン
チレーション吹き出し口、足下に吹き出す足下吹き出し
口、運転席前のフロントガラス内面に向けて吹き出すデ
フロスト吹き出し口とがある。
【0003】又、空気調和を行なう際には、これら3個
の吹き出し口のうちの何れか1個の吹き出し口からのみ
空気を吹き出す他、2個の吹き出し口から同時に空気を
吹き出す場合がある。即ち、空気調和時に於ける吹き出
し口のモードとしては、ベンチレーション吹き出し口か
らのみ空気を吹き出すベンチレーションモード(VEN
T)と、ベンチレーション吹き出し口及び足下吹き出し
口から空気を吹き出すバイレベルモード(B/L)と、
足下吹き出し口からのみ空気を吹き出すフットモード
(FOOT)と、足下吹き出し口及びデフロスト吹き出
し口から空気を吹き出すデフフットモード(D/F)
と、デフロスト吹き出し口からのみ空気を吹き出すデフ
ロストモード(DEF)とがある。
【0004】この様な5種類のモードを切り換える為に
従来から、図18に示す様な制御回路を使用している。
この図18に示した制御回路は、モードスイッチ1の切
り換えに基づき、モータ2への通電状況を制御する。こ
のモータ2が、吹き出し口の選択を行なう為のモードア
クチュエータを構成する。又、このモータ2は、吹き出
し口を選択する為のドアを駆動すると共に、上記制御回
路中に組み込んだ1対のスライダ3a、3bを変位させ
て、複数の接触片4、4同士の導通状態を切り換える。
そして、この切り換え状態に基づき、所望の吹き出し口
を選択開口させた状態で、上記モータ2を停止させる。
上記モードスイッチ1は、吹き出し口のモードの数(5
種類)に合わせて、5個の開閉接点5a〜5eを有す
る。これら各開閉接点5a〜5eは、何れか1個の開閉
接点のみを閉じる事が可能である。そして、閉じた開閉
接点に応じて上記1対のスライダ3a、3bが、図18
の実線位置と鎖線位置との間で平行移動し、上記複数の
接触片4、4同士の導通状態を切り換える。この様な制
御回路には、複数の抵抗、コンデンサ等の他、IC6を
組み込んでいる。上記モータ2への通電状況は、このI
C6により制御する。
【0005】上記図18に示した様な制御回路を構成す
るIC6は、専用のものを使用しなければならず、高価
である。そこで、この様に高価なIC6を使用しなくて
も吹き出し口のモード切り換えを行なえる制御回路とし
て、図19に示す様に、汎用のトランジスタ7、7でモ
ータ2への通電状況を制御できる制御回路が考えられて
いる。この第2例の制御回路に組み込むモードスイッチ
8も、上記図18に記載した第1例の制御回路に組み込
むモードスイッチ1と同様に、吹き出し口のモードの数
に合わせて、5個の開閉接点9a〜9eを有する。但
し、この第2例の制御回路に組み込むモードスイッチ8
を構成する各開閉接点9a〜9eは、何れか1個の開閉
接点のみを開く事が可能である。そして、開いた開閉接
点に応じて上記モータ2に通電すると共に、スライダ1
0を、図19の左右方向に平行移動させ、1個の長い接
触片12と6個の短い接触片11a〜11fとの導通状
態を切り換える。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図19に示した第2例
の制御回路は、図18に示した第1例の制御回路とは異
なり、高価なIC6を必要としない代わりに、使用する
モードスイッチ8が特殊になる。即ち、図18に示した
第1例の制御回路を構成するモードスイッチ1の様に、
複数の開閉接点5a〜5eのうちの単一の開閉接点のみ
を閉じる構造は、従来から一般的に知られている。これ
に対して、図19に示した第2例の制御回路を構成する
モードスイッチ8の様に、複数の開閉接点9a〜9eの
うちの単一の開閉接点のみを開く構造は、従来一般的に
知られていない。特に、吹き出し口のモードを切り換え
る為一般的に使用されている、ダイヤルを回転させて所
望のモードを実現する、所謂ロータリ型のスイッチで
は、上記モードスイッチ8の様な機能を持つものは知ら
れていない。本発明の自動車用空気調和装置の吹き出し
口選択スイッチは、この様な事情に鑑みて発明したもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の自動車用空気調
和装置の吹き出し口選択スイッチは、互いに並列に設け
られた3本以上の通電路の端部同士の導通状態を切り換
える事により自動車用空気調和装置の吹き出し口の選択
を行なうべく、上記3本以上の通電路の端部のうち、何
れか1対の通電路の端部同士の導通を断ち、他の通電路
の端部同士を互いに連通させた状態とする。この様な本
発明の自動車用空気調和装置の吹き出し口選択スイッチ
は、中空のケースと、このケースの内外を連通させる貫
通孔と、上記ケース内に固定された絶縁基板と、この絶
縁基板の片面に互いに絶縁した状態で添設された、上記
貫通孔を中心とする円弧状で円周方向に亙る位相が互い
に異なる複数の導電路と、上記貫通孔の内側に回転自在
に挿通されてその端部を上記ケース外に突出させた駆動
軸と、この駆動軸の一部で上記ケース内に位置する部分
に固定されて上記絶縁基板に対向する回転板と、導電材
により造られたブラシ部材と、上記各導電路に導通し
て、これら各導電路と上記各通電路とを接続する為の、
この通電路と同数の端子とを備える。そして、上記ブラ
シ部材は、それぞれが上記各導電路のうちの何れか1個
の導電路の表面にのみ摺接自在な複数の弾性片を有し、
上記駆動軸による上記回転板の回転に伴ってこれら各弾
性片の先端部が摺接する導電路を変化させる事により、
上記複数の端子のうち、何れか1対の端子同士の導通を
断ち、他の端子同士を互いに連通させた状態とする。
【0008】
【作用】上述の様に構成される本発明の自動車用空気調
和装置の吹き出し口選択スイッチは、特に複雑な構造を
採用しなくても、複数の端子のうち、何れか1対の端子
同士の導通を断ち、他の端子同士を互いに連通させた状
態とする事ができる。この結果、高価なICを使用せず
に吹き出し口のモード切り換えを行なえる制御回路の実
現に寄与できる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1〜13は、請求項2に対応す
る、本発明の実施の形態の第1例を示している。尚、図
示の例は、ロータリ型のスイッチにより吹き出し口のモ
ードを5種類に切り換え自在にすると共に、デフロスト
吹き出し口から空気の吹き出しを行なうモード(D/F
及びDEF)時には、冷媒圧縮用のコンプレッサをON
すると同時に、ダクト内に自動車室外の空気を取り入れ
る様に、内外気切り換えドアを駆動する機能を持たせて
いる。
【0010】この様な本例のモードスイッチ8aは、合
成樹脂製で中空のケース13を有する。このケース13
は、有底筒状のケース本体14と蓋体15とを組み合わ
せて成る。即ち、上記ケース本体14を構成する周壁1
6の複数個所(例えば3個所)に係止孔17を形成する
と共に、上記蓋体15の外周縁の複数個所でこれら各係
止孔17に整合する位置に係止突起18を形成してい
る。そして、上記周壁16を弾性変形させつつ、上記各
係止突起18を上記各係止孔17に嵌合させる事によ
り、上記蓋体15を上記ケース本体14の開口部に嵌合
固定している。尚、上記ケース本体14の底壁19の中
央部には、後述する駆動軸20を挿通する為の、円形の
貫通孔21を形成している。
【0011】上述の様なケース13内には絶縁基板22
を、上記ケース本体14と蓋体15との間で挟持する事
により固定している。即ち、上記絶縁基板22の一端縁
部(図4、9、10の上端縁部)を、上記周壁16の一
部内周面に形成した突条23、23の端面と上記蓋体1
5の外周縁に形成した外周筒部24の端縁との間で挟持
している。又、上記絶縁基板22の他端縁部(図1、
4、9、10の下端縁部)を、上記周壁16の一部に形
成した切り欠き部25の奥端縁と上記外周筒部24の端
縁との間で挟持している。尚、この絶縁基板22の中心
部には第二の貫通孔26を形成している。この第二の貫
通孔26は、上記絶縁基板22を上記ケース13内に固
定した状態で、上記貫通孔21と整合する(同心にな
る)。
【0012】上述の様にしてケース13内に固定される
絶縁基板22の表裏両面のうち、上記ケース本体14の
底壁19の内面と対向する表面(請求項2の片面)に
は、第一〜第八の導電路27〜34を、上記第二の貫通
孔26と同心円弧上に配置している。これら各導電路2
7〜34は、銅等の金属製の薄膜を貼着若しくはプリン
トする事により、上記絶縁基板22の表面に添設してい
る。このうち、第一の導電路27から第六の導電路32
までは、直径方向外側から内側に向けて順次、円周方向
に亙る位相をほぼ等間隔(同じ中心角)ずつ、同方向に
異ならせた状態で設けている。又、最も直径方向外側に
設けた第一の導電路27の一端部(図9の時計方向前端
部)、第一〜第六の導電路27〜32のうちで最も直径
方向内側に設けた第六の導電路32の他端部(図9の時
計方向後端部)、並びに中間に位置する第二〜第五の導
電路28〜31の両端部には、それぞれ上記絶縁基板2
2の直径方向に亙る寸法が大きな幅広部35a〜35
e、36a〜36eを、それぞれ形成している。
【0013】これら各幅広部35a〜35e、36a〜
36eのうち、第一〜第五の導電路27〜31の一端部
に形成した幅広部35a〜35eの幅寸法は、直径方向
外方の導電路の一端部に形成した幅広部程大きい。即
ち、これら第一〜第五の導電路27〜31の一端部に形
成した幅広部35a〜35eの内周縁は、それぞれ第六
の導電路32の内周縁と同一円弧上に位置させている。
反対に、第二〜第六の導電路28〜32の他端部に形成
した幅広部36a〜36eの幅寸法は、直径方向内方の
導電路の他端部に形成した幅広部程大きい。即ち、これ
ら第二〜第六の導電路28〜32の他端部に形成した幅
広部36a〜36eの外周縁は、それぞれ第一の導電路
27の外周縁と同一円弧上に位置させている。上記第一
〜第六の導電路27〜32並びに上記各幅広部35a〜
35e、36a〜36e同士は、互いの間に隙間を介在
させた状態で、上記絶縁基板22の表面に添設してい
る。そして、後述する回転板37に固定した1対のブラ
シ部材38a、38bの変位により、上記第一〜第六の
導電路27〜32のうちの何れか1組の導電路同士を非
導通状態とし、他の導電路同士を導通状態とする様にし
ている。
【0014】一方、最も中央寄り部分に形成した第七、
第八の導電路33、34は、互いに同一円弧上に配置し
ている。即ち、短い(中心角が小さい)第七の導電路3
3を、前記第一、第二の導電路27、28の一端部に設
けた幅広部35a、35b及び第三の導電路29の一端
部に設けた幅広部35cの一部の直径方向内側に対応す
る部分に配置し、長い(中心角が大きい)第八の導電路
34を、残りの円弧部分に配置している。
【0015】上述の様に、前記絶縁基板22の表面に添
設配置した第一〜第八の導電路27〜34は、それぞれ
第一〜第八の端子39〜46に導通させ、これら各端子
39〜46を、それぞれ前記ケース13外に突出させて
いる。図示の例では、これら第一〜第八の端子39〜4
6は、上記絶縁基板22の裏面側に突出させている。先
ず、上記第一の導電路27は、上記絶縁基板22の裏面
に配設した電路47を介して、上記第一の端子39に導
通させている。又、上記第二〜第五の導電路28〜31
は、それぞれ上記絶縁基板22の表面に配設した電路4
8〜51を介して、上記第二〜第五の端子40〜43に
導通させている。更に、上記第六〜第八の導電路32〜
34は、それぞれ上記絶縁基板22の裏面に配設した電
路52〜54を介して、上記第六〜第八の端子44〜4
6に導通させている。構成各部材をモードスイッチ8a
として組み立てた状態で、上記第一〜第八の端子39〜
46の先端部は、前記蓋体15の端部に形成した小通孔
59、59を通じて、前記ケース13外に突出する。
【0016】尚、図示の例では、蓋体15の端部だけで
なく、前記ケース本体14の底壁19の端部にも、同様
の小通孔59a、59aを形成している。これは、制御
回路部分の構造等により、上記第一〜第八の端子39〜
46の先端部を上記底壁19から突出させる必要が生じ
た場合に使用する。勿論、この様な場合には、上記第一
〜第八の端子39〜46を、上記絶縁基板22の表面側
(図4とは逆方向)に突出させる。従って、図示の様
に、上記第一〜第八の端子を蓋体15側から突出させる
だけであれば、上記底壁19に形成した小通孔59a、
59aは不要である。
【0017】図11に示す様な自動車用空気調和装置の
制御回路中に上記モードスイッチ8aを組み込んだ状態
で、これら第一〜第八の端子39〜46のうち、第一〜
第六の端子39〜44の先端部は、互いに並列に配設さ
れた6本の通電路60a〜60fの一端に接続する。
又、これら6本の通電路60a〜60fの他端は、吹き
出し口を切り換える為のモードアクチュエータ62に付
属の、短い接触片11a〜11fに接続する。前述した
図19に示した制御回路と同様、上記モータアクチュエ
ータ62を構成するモータ2は、上記吹き出し口を選択
する為のドアを駆動すると共に、上記各短い接触片11
a〜11fの何れかと、長い接触片12との導通状態を
切り換える為のスライダ10(図19参照。図11には
省略。)を駆動する。
【0018】一方、前記ケース13内で、前記底壁19
と上記絶縁基板22との間部分には、回転板37を設置
している。合成樹脂等の絶縁材により造られた、この回
転板37の両面中心部には、駆動軸20を突設してい
る。この駆動軸20の一端部(図1、4の左端部、図5
の上端部)は、上記底壁19に形成した前記貫通孔21
の内側を回転自在に挿通して、上記ケース13外に突出
させている。尚、図示の例では、上記貫通孔21の周縁
部に、円管状のスリーブ55を係止している。モードス
イッチ8aを制御器の基板(図示せず)に支持固定する
際には、上記スリーブ55をこの基板に形成した円孔に
挿通すると共に、このスリーブ55の外周面に形成した
雄ねじ56にナット(図示せず)を螺合し、このナット
と上記底壁19との間で上記基板の一部を挟持する。こ
の様にモードスイッチ8aを基板に支持固定した状態
で、上記駆動軸20の一端で上記基板から突出した部分
には、この駆動軸20を回転させる為の摘み(図示せ
ず)を装着する。又、上記駆動軸20の他端部(図1、
4の右端部、図5の下端部)は、前記蓋体15の内面に
形成した支持筒部57に、回転自在に挿入している。従
って上記駆動軸20は、この支持筒部57と上記スリー
ブ55との2個所位置で、回転自在に支持している。
【0019】上記回転板37の片面で前記第一〜第八の
導電路27〜34を添設した前記絶縁基板22と対向す
る面には、図6に示す様に、前記1対のブラシ部材38
a、38bの他、第二のブラシ部材58を、互いに絶縁
した状態で支持固定している。これら各ブラシ部材38
a、38b及び第二のブラシ部材58は、銅板、燐青銅
板等、弾性を有する金属板を折り曲げ形成する事により
造り、それぞれ上記回転板37の片面に添着固定される
基部63a、63b、70と、この基部63a、63
b、70にそれぞれの基端部を連結した、複数本ずつの
弾性片64a、64b〜69a、69b、71〜72と
を備える。これら各弾性片64a、64b〜69a、6
9b、71〜72の先端部は、上記絶縁基板22側が凸
面となる方向に湾曲させて、この先端部と前記第一〜第
八の導電路27〜34との摺接が、上記回転板37が何
れの方向に回転する場合であっても、円滑に行なわれる
様にしている。
【0020】このうち、1対のブラシ部材38a、38
bは、それぞれ基部63a、63bと、第一〜第六の弾
性片64a、64b〜69a、69bとを備える。上記
基部63a、63bはそれぞれ、複数個所に形成した通
孔及び切り欠きに、上記回転板37の片面に突設した突
起を嵌合させると共に、切り欠きに嵌合させた突起の先
端部を加熱してかしめ広げる事により、上記回転板37
の片面に結合支持している。尚、上記1対のブラシ部材
38a、38bの基部63a、63b同士を絶縁するの
は、上記突起の先端部をかしめ広げた後、これら両基部
63a、63b同士を切り離す事により行なう。従っ
て、上記切り欠きは、上記突起の先端部をかしめ広げる
以前は、この突起を嵌合自在な通孔である。
【0021】上述の様にして各基部63a、63bを上
記回転板37の片面に結合支持した状態で、上記第一〜
第六の弾性片64a、64b〜69a、69bは、それ
ぞれ上記回転板37の直径方向に亙り配置される。又、
直径方向に隣り合う、第一〜第六の弾性片64a、64
b〜69a、69b同士の間隔及び位相は、上記絶縁基
板22の片面に添設した第一〜第六の導電路27〜32
の間隔及び位相と等しくしている。従って、直径方向外
端部に位置する第一の弾性片64a、64bの先端部
は、第一の導電路27或は前記各幅広部35a、36a
〜36eの外周寄り端部と摺接する。又、直径方向内端
部に位置する第六の弾性片69a、69bの先端部は、
第六の導電路32或は上記各幅広部35a〜35e、3
6eの内周寄り端部と摺接する。更に、直径方向中間部
に位置する第二〜第五の弾性片65a、65b〜68
a、68bの先端部は、第二〜第五の導電路28〜31
或は上記各幅広部35a〜35e、36a〜36eの一
部と摺接する。
【0022】一方、上記第二のブラシ部材58の基部7
0は、やはり複数の通孔に嵌合させた突起の先端部を加
熱しつつかしめ広げる事により、上記回転板37の片面
外周寄り部分に、結合支持している。この様な基部70
の直径方向内端縁からは、第七、第八の弾性片71、7
2を、前記絶縁基板22の表面に向け突設している。そ
して、これら第七、第八の弾性片71、72の先端部
を、前記第七、第八の導電路33、34に摺接させてい
る。従って、上記第二のブラシ部材58は、上記回転板
37の回転に伴って、上記第七、第八の導電路33、3
4同士を導通させない状態と、これら両導電路33、3
4同士を互いに導通させる状態とに切り換える。尚、図
示の例では、これら第七、第八の導電路33、34の境
界を、前記幅広部35b、35cの境界よりも幅広部3
5c側に偏らせる代わりに、上記第七、第八の弾性片7
1、72の先端部を、上記第一〜第六の弾性片64a、
64b〜69a、69bの先端部の配列位置から少しず
らせている。但し、これら第七、第八の導電路33、3
4の境界と上記幅広部35b、35cの境界との円周方
向に亙る位相を一致させる代わりに、上記第七、第八の
弾性片71、72の先端部と上記第一〜第六の弾性片6
4a、64b〜69a、69bの先端部とを、上記回転
板37の直径方向に亙る同一直線上に配置しても良い。
【0023】前述の様に構成されて回転板37に結合支
持される1対のブラシ部材38a、38b、及び上述の
様に構成されて回転板37に結合支持される第二のブラ
シ部材58は、前記摘みを操作し、前記駆動軸20を介
して上記回転板37を回転させる事により、前記図11
に示した通電路60a〜60f、61a、61bの導通
状態を、図11及び図12に示す様に変化させる。尚、
図11〜12に示したモードスイッチ8aの機能を表し
た表中、左端欄の符号39〜46は、第一〜第八の端子
39〜46を表している。又、上端欄は、吹き出し口モ
ードを表している。各端子39〜46に対応する部分に
記載した○印同士が縦線で結ばれている事は、当該吹き
出し口モードの場合に、当該端子同士が互いに連通して
いる事を、結ばれていない事は、当該端子同士が互いに
絶縁されている事を、それぞれ表している。
【0024】そこで、図1〜10に示した構造により、
図11〜12に示す様な、上記各端子39〜46同士の
導通状態が得られる事を、図3、4、6、9を参照しつ
つ説明する。先ず、ベンチレーションモード(VEN
T)の場合には、前記1対のブラシ部材38a、38b
を構成する第一〜第六の弾性片64a、64b〜69
a、69bを、図9の鎖線上に配置する。この状態で
は、一方のブラシ部材38aを構成する第一〜第六の弾
性片64a〜69aが、第六の導電路32の他端部に設
けた幅広部36eに当接する。従って、この一方のブラ
シ部材38aが隣り合う導電路同士を導通させる事はな
い。これに対して、他方のブラシ部材38bを構成する
第一〜第六の弾性片64b〜69bは、第五の導電路3
1の一端部に設けた幅広部35e並びに第一〜第四の導
電路27〜30に当接する。従って、この他方のブラシ
部材38bは、第一〜第五の導電路27〜31同士を互
いに導通させる。この結果、上記第六の導電路32と導
通した第六の端子44のみが、他の端子39〜43から
絶縁される。又、この状態では、前記第二のブラシ部材
58を構成する第七、第八の弾性片71、72が、何れ
も第八の導電路34に当接する。従って、上記第二のブ
ラシ部材58が第七、第八の導電路33、34同士を導
通させる事はない。
【0025】次に、バイレベルモード(B/L)の場合
には、上記第一〜第六の弾性片64a、64b〜69
a、69bを、図9の鎖線上に配置する。この状態で
は、一方のブラシ部材38aが第五、第六の導電路3
1、32同士を導通させ、他方のブラシ部材38bが第
一〜第四の導電路27〜30同士を導通させる。第四の
導電路30と第五の導電路31とは導通しない。従っ
て、これら第四、第五の導電路30、31に導通した第
四、第五の端子42、43同士の導通が断たれる。又、
この状態でも、上記第七、第八の弾性片71、72の先
端部が、何れも第八の導電路34に当接し、第七、第八
の導電路33、34同士は導通しない。
【0026】次に、フットモード(FOOT)の場合に
は、上記第一〜第六の弾性片64a、64b〜69a、
69bを、図9の鎖線上に配置する。この状態では、
一方のブラシ部材38aが第四〜第六の導電路30〜3
2同士を導通させ、他方のブラシ部材38bが第一〜第
三の導電路27〜29同士を導通させる。第三の導電路
29と第四の導電路30とは導通しない。従って、これ
ら第三、第四の導電路29、30に導通した第三、第四
の端子41、42同士の導通が断たれる。又、この状態
でも、上記第七、第八の弾性片71、72の先端部が、
何れも第八の導電路34に当接し、第七、第八の導電路
33、34同士は導通しない。
【0027】次に、デフフットモード(D/F)の場合
には、上記第一〜第六の弾性片64a、64b〜69
a、69bを、図9の鎖線上に配置する。この状態で
は、一方のブラシ部材38aが第三〜第六の導電路29
〜32同士を導通させ、他方のブラシ部材38bが第
一、第二の導電路27、28同士を導通させる。第二の
導電路28と第三の導電路29とは導通しない。従っ
て、これら第二、第三の導電路28、29に導通した第
二、第三の端子40、41同士の導通が断たれる。又、
この状態では、上記第七、第八の弾性片71、72のう
ち、第七の弾性片71の先端部が第七の導電路33に当
接し、第八の弾性片72の先端部が第八の導電路34に
当接する。従って、これら第七、第八の導電路33、3
4同士が互いに導通する。
【0028】更に、デフロストモード(DEF)の場合
には、上記第一〜第六の弾性片64a、64b〜69
a、69bを、図9の鎖線上に配置する。この状態で
は、上記他方のブラシ部材38bを構成する第一〜第六
の弾性片64b〜69bが、第一の導電路27の一端部
に設けた幅広部35aに当接する。従って、この他方の
ブラシ部材38bが隣り合う導電路同士を導通させる事
はない。これに対して、一方のブラシ部材38aを構成
する第一〜第六の弾性片64a〜69aは、第二の導電
路28の他端部に設けた幅広部36a並びに第三〜第六
の導電路29〜32に当接する。従って、この一方のブ
ラシ部材38aは、第二〜第六の導電路28〜32同士
を互いに導通させる。この結果、上記第一の導電路27
と導通した第一の端子39のみが、他の端子40〜44
から絶縁される。又、この状態でも、上記第七、第八の
弾性片71、72のうち、第七の弾性片71の先端部が
第七の導電路33に当接し、第八の弾性片72の先端部
が第八の導電路34に当接する。従って、これら第七、
第八の導電路33、34同士が互いに導通する。尚、上
述した説明から明らかな様に、上記第一〜第六の導電路
27〜32の端部の幅広部35a〜35e、36a〜3
6eは、必ずしも設ける必要はない。当該導電路の周縁
よりも突出した部分を省略し、当該部分に絶縁基板22
を露出させても良い。
【0029】又、上記回転板37とケース13の周壁1
6との間には、クリック機構及び回転制限機構を設けて
いる。このうちのクリック機構は、上記第一〜第六の弾
性片64a、64b〜69a、69bを、図9の鎖線
〜上で停止させるべく、前記回転板37の回転にクリ
ック感を付与する。又、上記回転制限機構は、この回転
板37の回転が、上記鎖線〜の範囲内で行なわれる
様に(この範囲を越えて回転しない様に)、上記回転板
37の回転を制限する。上記クリック機構は、前記周壁
16の内周面5個所位置に形成した凹溝73、73と、
上記回転板37の外周面に開口した凹孔74と、この凹
孔74の開口部近傍に緩く嵌装したボール75と、上記
凹孔74の奥部に嵌装した圧縮ばね(図示省略)とから
構成する。そして、この圧縮ばねの弾力により上記ボー
ル74を上記周壁16の内周面に向け弾性的に押圧して
いる。そして、上記第一〜第六の弾性片64a、64b
〜69a、69bを図9の鎖線〜のうちの何れかの
位置に変位させた状態で、上記複数の凹溝73、73の
うちの何れかの凹溝73と上記ボール75との嵌合によ
り、クリック感を発生させる様にしている。又、上記回
転制限機構は、上記周壁16の内周面に突設した突片7
6と、上記回転板37の外周縁部に形成した切り欠き7
7との係合により構成している。
【0030】次に、図13〜17は、請求項3に対応す
る、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例の
場合には、絶縁基板22の表面の一部に第一〜第六の導
電路78〜83を、この絶縁基板22の中心部に形成し
た第二の貫通孔26を中心とする同心円上に添設してい
る。これら第一〜第六の6本の導電路78〜83のう
ち、最も直径方向外側に配設した第一、第二の導電路7
8、79を、互いに同一円弧上に存在させている。そし
て、第一の導電路78の円周方向半部(図14の時計方
向前半部)及び第二の導電路79の全部である、図14
の斜格子で示した部分を、互いに連続する抵抗体として
いる。又、これら第一、第二の導電路78、79の直径
方向内側に配設した第三の導電路80は、これら第一、
第二の導電路78、79の全長に亙って配設している。
【0031】又、最も直径方向内側に存在する第五、第
六の導電路82、83は、上記第二の貫通孔26を中心
とする同一円弧上に配置し、円周方向中間部で不連続と
する事により、互いに絶縁している。又、これら第五、
第六の導電路82、83の直径方向外側に配設した第四
の導電路81は、これら第五、第六の導電路82、83
のほぼ全長に亙って配設している。
【0032】上記第一〜第六の導電路78〜83のう
ち、第一〜第三の導電路78〜80は、それぞれ上記絶
縁基板22の表面に配設した電路84〜86を介して、
この絶縁基板22の端部に設けた、第一〜第三の端子8
7〜89に導通させている。又、第四〜第六の導電路8
1〜83は、上記絶縁基板22の裏面に配設した電路9
0〜92を介して、この絶縁基板22の端部に設けた、
第四〜第六の端子93〜95に導通させている。
【0033】一方、上記絶縁基板22の表面に対向して
設けられる回転板37の片面でこの絶縁基板22の表面
に対向する部分には、図13に示す様に、1対のブラシ
部材96a、96bを、互いに絶縁した状態で支持固定
している。これら1対のブラシ部材96a、96bのう
ち、一方(図13の左方)のブラシ部材96aの端縁に
は第一〜第三の弾性片97〜99を、上記回転板37の
直径方向外方に偏らせた状態で設けている。これら第一
〜第三の弾性片97〜99のうち、最も直径方向内側に
設けた第三の弾性片99の先端部は、上記回転板37の
回転に拘らず、常に上記第三の導電路80に接触し続け
る。又、第一、第二の弾性片97、98の先端部は、上
記第一、第二の導電路78、79に接触する。従って上
記一方のブラシ部材96aは、上記回転板37の回転に
伴って、これら第一、第二の導電路78、79の端部を
導通させた第一、第二の端子87、88と、第三の導電
路80の端部を導通させた第三の端子89との間の抵抗
値を変化させる。尚、図示の例では、前述した第1例に
使用したブラシ部材38a(図6)との部品の共用化を
図る(不要な弾性片のみを切除する)為、幅が狭い第
一、第二の弾性片97、98を設けているが、部品の共
用化を考慮しなければ、これら第一、第二の弾性片9
7、98を、一体で幅広の弾性片としても良い。
【0034】これに対して、他方(図13の右方)のブ
ラシ部材96bの端縁には第四、第五の弾性片100、
101を、上記回転板37の直径方向内側に偏らせた状
態で設けている。これら第四、第五の弾性片100、1
01のうち、直径方向外側に位置する第四の弾性片10
0は、上記回転板37の回転に拘らず、前記第四の導電
路81に接触し続ける。これに対して、直径方向内側に
位置する第五の弾性片101は、上記回転板37の回転
に伴って、前記第五の導電路82と第六の導電路83と
のうちの何れか一方の導電路と接触する。従って上記他
方のブラシ部材96bは、上記回転板37の回転に伴っ
て、上記第四の導電路81と、上記第五、第六の導電路
82、83の何れかの導電路とを導通させる。
【0035】上述の様に構成されて回転板37に結合支
持される1対のブラシ部材96a、96bは、上記回転
板37を回転させる事により、第一〜第六の端子87〜
89、93〜95の導通状態及び端子間の抵抗値を、図
16に示す様に変化させる。尚、図16(A)に示した
表中、左端欄の符号93〜95は、第四〜第六の端子9
3〜95を表している。又、上端欄は、吹き出し口モー
ドを表している。各端子93〜95に対応する部分に記
載した○印同士が縦線で結ばれている事は、当該吹き出
し口モードの場合に、当該端子同士が互いに連通してい
る事を、結ばれていない事は、当該端子同士が互いに絶
縁されている事を、それぞれ表している。又、図16
(B)の○印内の符号87〜89は、第一〜第三の端子
87〜89を表している。更に、図16(C)は、上記
吹き出し口モードの変化に伴う、第一、第三の端子8
7、89間の抵抗値を表している。
【0036】上述の様な本例のモードスイッチ102
は、例えば図17に示す様な制御回路中に組み込んで、
第一〜第六の端子87〜89、93〜95同士の導通状
態及び抵抗値を変化させる事により、吹き出し口のモー
ドを切り換える。先ず、ベンチレーションモード(VE
NT)の場合には、前記1対のブラシ部材96a、96
bを構成する第一〜第五の弾性片97〜101を図14
の鎖線上に、バイレベルモード(B/L)の場合には
同じく鎖線上に、フットモード(FOOT)の場合に
は同じく鎖線上に、それぞれ配置する。これらの状態
では、図16(A)に示す様に第四、第六の端子93、
95同士が互いに導通した状態のまま、第一〜第三の端
子87〜89間の抵抗値が同図(C)に示す様に変化す
る。
【0037】次に、デフフットモード(D/F)の場合
には、上記第一〜第五の弾性片97〜101を、図14
の鎖線上に、デフロストモード(DEF)の場合には
同じく鎖線上に、それぞれ配置する。これらの状態で
は、図16(A)に示す様に第五、第六の端子94、9
5同士が互いに導通した状態のまま、第一〜第三の端子
87〜89間の抵抗値が同図(C)に示す様に変化す
る。その他の構成及び作用は、前述した第1例の場合と
同様であるから、同等部分に関する重複する説明は省略
する。
【0038】
【発明の効果】本発明の自動車用空気調和装置の吹き出
し口選択スイッチは、以上に述べた通り構成され作用す
るので、高価なICを使用せずに安価に製作できる吹き
出し口選択用の制御回路の実現に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例を示す側面図。
【図2】図1の左方から見た図。
【図3】同じく右方から見た図。
【図4】図2のA−A断面図。
【図5】図3のB−B断面図。
【図6】蓋体及び絶縁基板を取り外して、図1の右方か
ら見た図。
【図7】ケース本体のみを取り出して、図1の右方から
見た図。
【図8】絶縁基板のみを取り出して、図1と同方向から
見た図。
【図9】図8の左方から見た図。
【図10】同じく右方から見た図。
【図11】第1例のモードスイッチを組み込んだ制御回
路の1例を示す回路図。
【図12】第1例のモードスイッチによる端子間の導通
状態を示す図。
【図13】本発明の実施の形態の第2例を示す、図6と
同様の図。
【図14】同じく図9と同様の図。
【図15】同じく図10と同様の図。
【図16】第2例のモードスイッチによる端子間の導通
状態及び抵抗値変化の状態を示す図。
【図17】第2例のモードスイッチを組み込んだ制御回
路の1例を示す回路図。
【図18】従来から知られている吹き出し口モード切り
換えの為の制御回路の1例を示す回路図。
【図19】低廉化の為に改良された吹き出し口モード切
り換えの為の制御回路を示す回路図。
【符号の説明】
1 モードスイッチ 2 モータ 3a、3b スライダ 4 接触片 5a、5b、5c、5d、5e 開閉接点 6 IC 7 トランジスタ 8、8a モードスイッチ 9a、9b、9c、9d、9e 開閉接点 10 スライダ 11a、11b、11c、11d、11e、11f 接
触片 12 接触片 13 ケース 14 ケース本体 15 蓋体 16 周壁 17 係止孔 18 係止突起 19 底壁 20 駆動軸 21 貫通孔 22 絶縁基板 23 突条 24 外周筒部 25 切り欠き部 26 第二の貫通孔 27 第一の導電路 28 第二の導電路 29 第三の導電路 30 第四の導電路 31 第五の導電路 32 第六の導電路 33 第七の導電路 34 第八の導電路 35a、35b、35c、35d、35e 幅広部 36a、36b、36c、36d、36e 幅広部 37 回転板 38a、38b ブラシ部材 39 第一の端子 40 第二の端子 41 第三の端子 42 第四の端子 43 第五の端子 44 第六の端子 45 第七の端子 46 第八の端子 47、48、49、50、51、52、53、54 電
路 55 スリーブ 56 雄ねじ 57 支持筒部 58 第二のブラシ部材 59、59a 小通孔 60a、60b、60c、60d、60e、60f 通
電路 61a、61b 通電路 62 モードアクチュエータ 63a、63b 基部 64a、64b 第一の弾性片 65a、65b 第二の弾性片 66a、66b 第三の弾性片 67a、67b 第四の弾性片 68a、68b 第五の弾性片 69a、69b 第六の弾性片 70 基部 71 第七の弾性片 72 第八の弾性片 73 凹溝 74 凹孔 75 ボール 76 突片 77 切り欠き 78 第一の導電路 79 第二の導電路 80 第三の導電路 81 第四の導電路 82 第五の導電路 83 第六の導電路 84、85、86 電路 87 第一の端子 88 第二の端子 89 第三の端子 90、91、92 電路 93 第四の端子 94 第五の端子 95 第六の端子 96a、96b ブラシ部材 97 第一の弾性片 98 第二の弾性片 99 第三の弾性片 100 第四の弾性片 101 第五の弾性片 102 モードスイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに並列に設けられた3本以上の通電
    路の端部同士の導通状態を切り換える事により自動車用
    空気調和装置の吹き出し口の選択を行なうべく、上記3
    本以上の通電路の端部のうち、何れか1対の通電路の端
    部同士の導通を断ち、他の通電路の端部同士を互いに連
    通させた状態とする自動車用空気調和装置の吹き出し口
    選択スイッチであって、中空のケースと、このケースの
    内外を連通させる貫通孔と、上記ケース内に固定された
    絶縁基板と、この絶縁基板の片面に互いに絶縁した状態
    で添設された、上記貫通孔を中心とする円弧状で円周方
    向に亙る位相が互いに異なる複数の導電路と、上記貫通
    孔の内側に回転自在に挿通されてその端部を上記ケース
    外に突出させた駆動軸と、この駆動軸の一部で上記ケー
    ス内に位置する部分に固定されて上記絶縁基板に対向す
    る回転板と、導電材により造られたブラシ部材と、上記
    各導電路に導通して、これら各導電路と上記各通電路と
    を接続する為の、この通電路と同数の端子とを備え、上
    記ブラシ部材は、それぞれが上記各導電路のうちの何れ
    か1個の導電路の表面にのみ摺接自在な複数の弾性片を
    有し、上記駆動軸による上記回転板の回転に伴ってこれ
    ら各弾性片の先端部が摺接する導電路を変化させる事に
    より、上記複数の端子のうち、何れか1対の端子同士の
    導通を断ち、他の端子同士を互いに連通させた状態とす
    る自動車用空気調和装置の吹き出し口選択スイッチ。
  2. 【請求項2】 ブラシ部材が1対設けられて、この1対
    のブラシ部材が、上記絶縁基板に対向する回転板の片面
    の一部で、駆動軸を中心とする円周方向に離隔した2個
    所位置に、互いに絶縁した状態で固定されており、上記
    各ブラシ部材には、それぞれ複数の導電路と同数ずつの
    弾性片が設けられている、請求項1に記載した自動車用
    空気調和装置の吹き出し口選択スイッチ。
  3. 【請求項3】 複数の導電路のうちの何れか2個の導電
    路が、互いに同一円弧上に存在して上記各導電路の端部
    に導通した1対の端子同士を導通させる抵抗体であり、
    弾性片の先端とこの抵抗体との接触位置を変える事によ
    り、上記1対の端子と他の別の端子との間の抵抗値を調
    節自在とした、請求項1に記載した自動車用空気調和装
    置の吹き出し口選択スイッチ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008159837A (ja) * 2006-12-25 2008-07-10 Casio Comput Co Ltd 接点装置
JP2014154510A (ja) * 2013-02-13 2014-08-25 Hioki Ee Corp 摺動式スイッチ装置
JP2017054635A (ja) * 2015-09-08 2017-03-16 アルプス電気株式会社 回転入力装置

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