JP2013176509A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】身体の適正な位置に装着できるようにするとともに、漏れを防止し、且つ装着感を高める。
【解決手段】エンボス20は、装着者の排尿口部に対応する領域の両側に形成される排尿口対応エンボス21と、排尿口対応エンボス21の前側及び後側に連続する前側エンボス22及び後側エンボス23とから構成する。排尿口対応エンボス21は、軽失禁パッド1の幅方向外側に膨出する形状で形成するとともに、最大のエンボス離間幅WHを前側エンボス22及び後側エンボス23の最大のエンボス離間幅WF、WB以上に形成する。前記前側エンボス22及び後側エンボス23はそれぞれ、少なくとも前記排尿口対応エンボス21に接続する部分が、軽失禁パッド1の幅方向外側に曲率中心を有するとともに排尿口対応エンボス21の長手寸法L以上の曲率半径R(R≧L)を有する曲線状又は直線状に形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、主には生理用ナプキン、おりものシート、失禁パッド、医療用パッド、トイレタリー等に使用される吸収性物品であって、詳しくは装着位置が一目で分かり易く、身体の適正な部位に容易に装着できるようにした吸収性物品に関する。
従来より、パンティライナー、生理用ナプキン、失禁パッドなどの吸収性物品として、ポリエチレンシートまたはポリエチレンシートラミネート不織布などの不透液性裏面シートと、不織布または透液性プラスチックシートなどの透液性表面シートとの間に綿状パルプ等からなる吸収体を介在したものが知られている。
この種の吸収性物品にも幾多の改良が重ねられ、体液漏れ等を防止するための手段が種々講じられている。例えば、幅方向への体液の拡散を防止するとともに、吸収体のヨレを防止し、かつ吸収体中央部を隆起させ局部への密着性を向上させるなどの目的で、表面側に熱エンボスによってエンボスを形成する技術が存在する。
例えば、下記特許文献1では、着用時に吸収体を肌側へ向けて隆起させ、優れたフィット性を確保するため、排泄部対向部とその前後部にそれぞれ幅方向外側に凸に湾曲する一対の溝を形成することが開示されている。また、下記特許文献2では、使用者に着用された際に、吸収層の肌当接面側に設けられた溝を形成する底面によって、肌側に隆起した吸収体を支えることができるように、所定の形状で吸収層の肌当接面側の側縁部に一対の溝を設けることが開示されている。
特許第4484765号 WO2010/030007号公報
しかしながら、上記特許文献1、2記載の吸収性物品では、装着者の身体に対して適正な位置に装着された場合には効果が発揮されるものの、適正な装着位置からずれた場合には、吸収体が体圧によって適正な状態に変形せず、漏れが生じたり、装着感が悪化したりしていた。
また、上記特許文献1のように、一対の溝により囲まれている吸収体の中央部分が装着時に幅方向からの圧縮力によって肌方向へ向かって隆起する隆起部とした場合、急に多量の尿が排出されたときに全てを前記隆起部で吸収しきれず、両側に流れ出て臀部の付け根や脚の付け根などからの漏れが発生する場合があった。
そこで本発明の主たる課題は、身体の適正な位置に容易に装着できるようにするとともに、漏れを防止し且つ装着感を高めた吸収性物品を提供することにある。
上記課題を解決するために請求項1に係る本発明として、透液性表面シートと裏面シートとの間に吸収体が介在されるとともに、前記透液性表面シートの面側に略長手方向に沿う左右一対のエンボスが施された吸収性物品において、
前記エンボスは、装着者の排尿口部に対応する領域の両側に形成される排尿口対応エンボスと、前記排尿口対応エンボスの前側及び後側に形成される前側エンボス及び後側エンボスとから構成され、
前記排尿口対応エンボスは、吸収性物品の幅方向外側に膨出する形状で形成されるとともに、左右のエンボス同士の離間幅が最大となる最大エンボス離間幅が前記前側エンボス及び後側エンボスの各最大エンボス離間幅以上に形成され、
前記前側エンボス及び後側エンボスはそれぞれ、少なくとも前記排尿口対応エンボスに近接する部分が、吸収性物品の幅方向外側に曲率中心を有するとともに前記排尿口対応エンボスの長手寸法以上の曲率半径を有する曲線状又は直線状に形成されていることを特徴とする吸収性物品が提供される。
上記請求項1記載の発明では、透液性表面シートの面側に施される略長手方向に沿う左右一対のエンボスとして、装着者の排尿口部に対応する領域の両側に形成される排尿口対応エンボスと、その前側及び後側に形成される前側エンボス及び後側エンボスとから構成している。前記排尿口対応エンボスとしては、吸収性物品の幅方向外側に膨出する形状で形成するとともに、最大エンボス離間幅を前側エンボス及び後側エンボスの各最大エンボス離間幅以上に形成している。また、前側エンボス及び後側エンボスとしてはそれぞれ、少なくとも排尿口対応エンボスに近接する部分を、吸収性物品の幅方向外側に曲率中心を有するとともに排尿口対応エンボスの長手寸法以上の曲率半径を有する曲線状又は直線状に形成している。このため、排尿口対応エンボスの膨出形状がその前後の前側エンボス及び後側エンボスの形状と比較して際立って目立つようになり、この排尿口対応エンボスで囲まれた部分を的として排尿口部に当接させるようにして装着することによって、吸収性物品が身体の適正な位置に容易に装着できるようになる。このように吸収性物品が適正な位置に装着される結果、漏れの発生や装着感の悪化が防止できる。
更に、排尿口対応エンボスが吸収性物品の幅方向外側に膨出する形状で形成される一方で、この前後に形成される前側エンボス及び後側エンボスは吸収性物品の幅方向外側に曲率中心を有する所定の曲率半径の曲線状又は直線状に形成されているため、装着時に脚の付け根部分からの内側方向に向かう圧縮力によって、前記排尿口対応エンボスを可撓軸としてこれより幅方向外側が肌側に向けて起立する一方、排尿口対応エンボスで囲まれた中央部は排尿口部との対面状態を維持したまま中心部が肌側に向けて隆起するように変形する。その結果、排尿口部の周辺が排尿口対応エンボスで囲まれた中央部を底とするいわばお椀型に変形するようになる。従って、急に多量の尿が排出されたとしても、尿が両側に流れ出ず排尿口部付近に留まって吸収されるため、臀部の付け根や脚の付け根などからの漏れが防止できる。
請求項2に係る本発明として、前記排尿口対応エンボスは、吸収性物品の幅方向中央部に中心を有する円弧状に形成されている請求項1記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項2記載の発明では、排尿口対応エンボスを一見して的として認識させやすくするとともに、排尿口部周辺を前述のお椀型に変形させやすくするため、排尿口対応エンボスを吸収性物品の幅方向中央部に中心を有する円弧状に形成している。
請求項3に係る本発明として、前記排尿口対応エンボスと前側エンボス及び後側エンボスとが近接する部分ではそれぞれ、エンボス線の線幅が他の部分より相対的に太く形成されている請求項1、2いずれかに記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項3記載の発明では、排尿口対応エンボスと前側エンボス及び後側エンボスとの近接部分において、エンボス線の線幅を他の部分より相対的に太く形成することによって、排尿口対応エンボスを的として判別しやすくしている。
請求項4に係る本発明として、前記排尿口対応エンボスと前側エンボス及び後側エンボスとが近接する部分ではそれぞれ、左右のエンボス同士の離間幅が最小となるように形成され、この最小エンボス離間幅が吸収体幅の1/2以下である請求項1〜3いずれかに記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項4記載の発明では、排尿口対応エンボスと前側エンボス及び後側エンボスとの各近接部分を最小エンボス離間幅に形成し、この最小エンボス離間幅を吸収体幅の1/2以下とすることによって、装着時に排尿口対応エンボスで挟まれた中央部を底面とする適度な深さのお椀形状に形成し、より多くの尿を受け止めることができるようにしている。
請求項5に係る本発明として、前記後側エンボスは、前記排尿口対応エンボスの長手方向中央部より80mm以上後側の領域において、前記排尿口対応エンボスの最大のエンボス離間幅と同等のエンボス離間幅で形成されている請求項1〜4いずれかに記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項5記載の発明では、後側エンボスとして、排尿口対応エンボスの長手方向中央部より80mm以上後側の領域において、排尿口対応エンボスの最大のエンボス離間幅と同等のエンボス離間幅で形成することによって、エンボス部分で吸収体内部の拡散が制限され吸収速度が低下するのを防止し、より広い範囲で吸収できるようにしている。
請求項6に係る本発明として、前記前側エンボス及び後側エンボスは、これらを連続させた仮想線を引いたとき、この仮想線が吸収性物品の幅方向外側に曲率中心を有する曲線状に形成され、左右の仮想線同士の離間幅が最小となる部位に前記排尿口対応エンボスが形成されている請求項1〜5いずれかに記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項6記載の発明では、前側エンボス及び後側エンボスを連続させた仮想線を引いたとき、この仮想線が全体として吸収性物品の幅方向外側に曲率中心を有する曲線状に形成することによって、ショーツのクロッチ部分の外形線と相似的に形成した上で、左右の仮想線同士の離間幅が最小となる部位、すなわちショーツのクロッチ部分が最も幅狭となる部分に対応する部位に排尿口対応エンボスを形成している。このため、吸収体が身体に沿って変形しやすくなるとともに、使用者にとってより排尿口の位置を分かり易くしている。
以上詳説のとおり本発明によれば、身体の適正な位置に容易に装着できるようになるとともに、漏れが防止でき且つ装着感を高めることができるようになる。
本発明に係る軽失禁パッド1の一部破断展開図である。 そのII−II線矢視図である。 装着時の変形状態を示す、(A)は図1のII−II線矢視図、(B)は図1のIII−III線矢視図、(C)はエンボス離間幅が大きすぎる場合の図1のIII−III線矢視図、(D)はエンボス離間幅が小さすぎる場合の図1のIII−III線矢視図である。 排尿口対応エンボス21の他の形態例を示す平面図である。 排尿口対応エンボス21と後側エンボス23との接続部分を示す模式図である。 エンボス20の他の形態例を示す平面図である。 エンボス20の他の形態例を示す軽失禁パッド1の展開図である。 排尿口対応エンボス21の他の形態例を示す平面図である。 エンボス20の他の形態例を示す平面図である。 エンボス20の他の形態例を示す平面図である。 立体ギャザーBSの他の形態例を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
本発明に係る軽失禁パッド1は、図1及び図2に示されるように、ポリエチレンシート、ポリプロピレンシートなどからなる不透液性裏面シート2と、尿などを速やかに透過させる透液性表面シート3と、これら両シート2,3間に介在された綿状パルプまたは合成パルプなどからなる吸収体4と、この吸収体4の形状保持および拡散性向上のために前記吸収体4を囲繞するクレープ紙5と、前記透液性表面シート3とクレープ紙5との間に介在された親水性不織布からなるセカンドシート6と、表面両側部にそれぞれ長手方向に沿って形成されたサイド不織布7,7とから構成されている。前記吸収体4の周囲において、その上下端縁部では、前記不透液性裏面シート2と透液性表面シート3との外縁部がホットメルトなどの接着剤や熱圧着等の接合手段によって接合され、またその両側縁部では吸収体4よりも側方に延出している前記不透液性裏面シート2と前記サイド不織布7とがホットメルトなどの接着剤や熱圧着等の接合手段によって接合されている。
以下、さらに前記軽失禁パッド1の構造について詳述すると、
前記不透液性裏面シート2は、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂シートなどの少なくとも遮水性を有するシート材が用いられるが、この他にポリエチレンシート等に不織布を積層したラミネート不織布や、さらには防水フィルムを介在して実質的に不透液性を確保した上で不織布シート(この場合には防水フィルムと不織布とで不透液性裏面シートを構成する。)などを用いることができる。近年はムレ防止の観点から透湿性を有するものが用いられる傾向にある。この遮水・透湿性シート材は、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を溶融混練してシートを成形した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シートである。
前記透液性表面シート3は、有孔または無孔の不織布や多孔性プラスチックシートなどが好適に用いられる。不織布を構成する素材繊維としては、たとえばポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができ、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工法によって得られた不織布を用いることができる。これらの加工法の内、スパンレース法は柔軟性、ドレープ性に富む点で優れ、サーマルボンド法は嵩高でソフトである点で優れている。前記透液性表面シート3の表面側には吸収体4に至る深さのエンボス20が付与されている。このエンボス構造については後段で詳述する。
前記不透液性裏面シート2と透液性表面シート3との間に介在される吸収体4は、たとえばフラッフ状パルプと吸水性ポリマーとにより構成されている。前記吸水性ポリマーは吸収体を構成するパルプ中に、例えば粒状粉として混入されている。前記パルプとしては、木材から得られる化学パルプ、溶解パルプ等のセルロース繊維や、レーヨン、アセテート等の人工セルロース繊維からなるものが挙げられ、広葉樹パルプよりは繊維長の長い針葉樹パルプの方が機能および価格の面で好適に使用される。本例のように、吸収体4を囲繞するクレープ紙5を設ける場合には、結果的に透液性表面シート3と吸収体4との間にクレープ紙5が介在することになり、吸収性に優れる前記クレープ紙5によって体液を速やかに拡散させるとともに、これら尿等の逆戻りを防止するようになる。
また、前記吸収体4には合成繊維を混合しても良い。前記合成繊維は、例えばポリエチレン又はポリプロピレン等のポリオレフィン系、ポリエチレンテレフタレートやポリブチレンテレフタレート等のポリエステル系、ナイロンなどのポリアミド系、及びこれらの共重合体などを使用することができるし、これら2種を混合したものであってもよい。また、融点の高い繊維を芯とし融点の低い繊維を鞘とした芯鞘型繊維やサイドバイサイド型繊維、分割型繊維などの複合繊維も用いることができる。前記合成繊維は、体液に対する親和性を有するように、疎水性繊維の場合には親水化剤によって表面処理したものを用いるのが望ましい。
親水性不織布からなるセカンドシート6は、たとえばポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができ、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工法によって得られた不織布を用いることができる。親水性を付与するには、合成繊維の製造過程で親水基を持つ化合物、例えばポリエチレングリコールの酸化生成物などを共存させて重合させる方法や、塩化第2スズのような金属塩で処理し、表面を部分溶解し多孔性とし金属の水酸化物を沈着させる方法等により合成繊維を膨潤または多孔性とし、毛細管現象を応用して親水性を与えることができる。かかるセカンドシート6は、図示例のようにパッド幅方向の中央部に所定幅でパッド長手方向のほぼ全長に亘って配設してもよいし、パッド長手方向の所定長さ(例えば吸収体4の長手方向長さ)配設してもよい。さらに、吸収体4の表面側のほぼ全面を覆うように配設してもよし、吸収体4の表面側及び裏面側を囲繞するように配設してもよい。
前記サイド不織布7は、内方側部分がほぼ二重に折り返されるとともに、この二重シート内部に、その高さ方向中間部に両端または長手方向の適宜の位置が固定された糸状弾性伸縮部材14が配設されるとともに、前記糸状弾性伸縮部材14の上側部位に複数本の糸状弾性伸縮部材15…が両端または長手方向の適宜の位置が固定された状態で配設され、且つ起立基端部に両端または長手方向の適宜の位置が固定された糸状弾性伸縮部材16が配設されている。この二重シート部分は前後端部では、断面Z状に折り畳んで積層された状態で吸収体4側に接着されることによって、前記糸状弾性伸縮部材14配設部位を屈曲点として、断面く字状に内側に開口を向けたポケットP、Pを形成しながら表面側に起立する立体ギャザーBS、BSが形成されている。
前記透液性表面シート3と不透液性裏面シート2との間に吸収体4が介在された本体部分の非肌当接面には、下着に対する固定のために適宜の塗布パターンによって複数条の本体ズレ止め粘着剤層(図示せず)が形成されるとともに、これら本体ズレ止め粘着剤層が図示されない本体用剥離材によって覆われている。
〔エンボス構造〕
本軽失禁パッド1においては、図1に示されるように、装着者の排尿口部に対応する領域Hの両側に形成される排尿口対応エンボス21と、この排尿口対応エンボス21の前側及び後側に形成される前側エンボス22及び後側エンボス23とから構成されるエンボス20が、パッド長手方向に長く且つ両端で周方向に閉合するように左右一対で形成されている。これにより、エンボス20で囲まれた領域は、前記排尿口対応エンボス21、21で挟まれた中央部領域24と、前側エンボス22で三方を囲まれた前側領域25と、後側エンボス23で三方を囲まれた後側領域26とに画成されている。
排尿口対応エンボス21は、軽失禁パッド1の幅方向外側に膨出する形状で形成されるとともに、左右の排尿口対応エンボス21、21同士の離間幅が最大となる最大エンボス離間幅WHが前側エンボス22の最大エンボス離間幅WF及び後側エンボス23の最大エンボス離間幅WBのそれぞれに対して同等以上に形成されている。なお、前側エンボス22の最大エンボス離間幅WFと後側エンボス23の最大エンボス離間幅WBとの関係は、図示例ではほぼ同等に形成されているが、臀部の溝にフィットさせるように後側エンボス23の最大エンボス離間幅WBを前側エンボス22より相対的に小さくすることも可能である(図6(B)参照)。
また、前側エンボス22及び後側エンボス23はそれぞれ、少なくとも排尿口対応エンボス21に接続する部分が、軽失禁パッド1の幅方向外側に曲率中心を有するとともに排尿口対応エンボス21の長手寸法L以上の曲率半径R(R≧L)を有する曲線状又は直線状(R=∞)に形成されている。
このため、排尿口対応エンボス21の外側に膨出する形状がその前後の前側エンボス22及び後側エンボス23の形状と比較して際立って目立つようになり、この排尿口対応エンボス21、21で挟まれた中央部領域24を的として着用者の排尿口部に当接させるようにして装着することによって、軽失禁パッド1が身体の適正な位置に装着できるようになる。このように軽失禁パッド1が適正な位置に装着される結果、漏れの発生や装着感の悪化が防止できるようになる。
更に、排尿口対応エンボス21が軽失禁パッド1の幅方向外側に膨出する形状で形成される一方で、この前後に形成される前側エンボス22及び後側エンボス23が軽失禁パッド1の幅方向外側に曲率中心を有する所定の曲率半径Rの曲線状又は直線状に形成されているため、排尿口中心部のパッド幅方向断面視では、図3(A)に示されるように、装着時に脚の付け根部分からの内側方向に向かう圧力によって、排尿口対応エンボス21、21を可撓軸として排尿口対応エンボス21より幅方向外側部分が肌側に向けて起立するように変形するとともに、ショーツからの圧力によって排尿口対応エンボス21と前側エンボス22及び後側エンボス23との接続部分の曲率半径が急変する部分を基点として排尿口対応エンボス21より前側部分及び後側部分が身体の形状に沿って変形する一方、中央部領域24は排尿口部との対面状態を維持したまま両側からの圧力によって中央部が肌側に向けて隆起するように変形する。また、排尿口対応エンボス21と前側エンボス22との接続部のパッド幅方向断面視では、図3(B)に示されるように、エンボス間は前記排尿口中心部より幅狭に形成されているためほぼ平面形状を維持する一方、エンボス間の両側からの脚圧によって幅方向外側部分が肌側に向けて起立するように変形する。その結果、排尿口部の周囲がいわばお椀型に変形するようになる。従って、急に多量の尿が排出されたとしても、尿が両側や前後に流れ出ず中央部領域24に留まって吸収されるため、臀部の付け根や脚の付け根などからの漏れが防止できるようになる。
前記排尿口対応エンボス21は、一見して的として認識させやすくするとともに、装着時に排尿口部周辺を前述のお椀型に変形させやすくするため、軽失禁パッド1の幅方向中央部に曲率中心を有する円弧状に形成することが好ましい。このような円弧状ではなく、例えば排尿口対応エンボス21をパッド長手方向に長い楕円形に形成した場合には、両側からの圧力が中央部領域24に均等に作用しないため中央部領域24の長手方向中間部で折れ曲がったりして前述のお椀型に変形しにくいとともに、中心が不明確になるので的としての効果が低下する。
排尿口対応エンボス21、21の最大エンボス離間幅WHは前述の通り前側エンボス22及び後側エンボス23の最大エンボス離間幅WHと同等以上とし、40〜70mm程度で形成することが好ましい。また、排尿口対応エンボス21と両側のサイド不織布7の内側端部との離間距離Dは、2〜10mm程度となるように形成することが好ましい。この範囲で形成することにより、排尿口対応エンボス21の視認性を高めることができるとともに、排尿口部周辺が装着時に前述のお椀型に変形しやすくなる。
前記排尿口対応エンボス21と前側エンボス及び後側エンボスとの接続部分は、左右のエンボス同士の離間幅が最小となる最小エンボス離間幅Wminで形成され、この部分にくびれ部が形成されるようになっている。この最小エンボス離間幅Wminは、吸収体4のパッド幅方向長さ(吸収体幅)の1/2以下、好ましくは1/2〜1/3程度となるように形成することが好ましい。最小エンボス離間幅Wminが吸収体幅の1/2より大きいと、的としての識別性が低下するとともに、図3(C)に示されるように、エンボス間の中央部が肌側に隆起してしまうことが多く、前述のお椀型に変形したとしても非常に底が浅いお椀型となり、尿の受け止め容量が小さくなり尿が両側に流れ出やすくなる。一方、最小エンボス離間幅Wminを吸収体幅の1/3より小さくすると、的としての識別性は増すものの、図3(D)に示されるように、底が深すぎるお椀型となり、肌との密着性が低下する。従って、最小エンボス離間幅Wminを前記の範囲で形成することによって、排尿口対応エンボス21が的としてはっきりするとともに、装着時に中央部領域24を底面とする適度な深さのお椀型に変形し、より多くの尿を受け止めることができるようになるとともに肌との密着性を高めることができる。
また、前記排尿口対応エンボス21は、曲線形、円形の他、図4に示されるように、(A)四角形、(B)三角形の他、多角形などの折れ線形に形成することも可能である。このような折れ線形とした場合でも、両側からの圧力が中央部領域24に均等に作用するように、排尿口対応エンボス21を幅方向中央部に延長したときの平面形状が正四角形や正多角形となるように形成することが好ましい。このような折れ線形にした場合でも、前述の最大エンボス離間幅WH及び離間距離Dの数値範囲内で形成することが好ましい。
さらに別の観点から排尿口対応エンボス21と前側エンボス22及び後側エンボス23との接続部分について規定すると、図5は排尿口対応エンボス21と後側エンボス23との接続部分を示す模式図である。排尿口対応エンボス21を1つの円とし、この排尿口対応エンボス21の後側にパッド幅方向外側に曲率中心を有する円弧状の後側エンボス23が接続しているとすると、後側エンボス23の左右一方側のパッド幅方向内側の頂点23aは、排尿口対応エンボス21をパッド幅方向及び長手方向に4等分したとき、後側の左右一方側の1/4円弧線上、つまり排尿口対応エンボス21のパッド幅方向外側の頂点21aより内側で交差している。すなわち、排尿口対応エンボス21の曲率中心から後側エンボス23との交点23aに向けて引いた線Fと、パッド長手方向中心線CLとのなす角αが0°<α<90°、好ましくは22.5≦α≦67.5°の範囲内で形成されるようにすることが好ましい。前側エンボス22についても同様である。これによって、排尿口対応エンボス21と前側エンボス22及び後側エンボス23との接続部分が体圧によってより屈曲しやすくなる。
前記排尿口対応エンボス21と前側エンボス22及び後側エンボス23との接続部分では、エンボス線の線幅を他の部分より相対的に太く形成することが好ましい。これによって、排尿口対応エンボス21が的としてはっきりと判別しやすくなり、装着位置の確認が容易となる。線幅を太くする程度は、他の部分の線幅に対し1.5倍〜3倍程度とすることが好ましい。
次に、後側エンボス23は、図1に示されるように、前記排尿口対応エンボス21の後端部から連続して略パッド長手方向に延びるとともに、その後端で左右のエンボスが連結することによって、パッド幅方向中央部に細長い後側領域26を画成している。後側エンボス23の後端は、吸収体4の後端より10mm程度内側に形成されている。排尿口対応エンボス21の長手方向中央部から後側に70mm付近のところに臀部の付け根があり、この部分から通常漏れが発生することが多いため、この部分を含む範囲まではショーツのクロッチ部分の外形線に合わせてパッド幅方向外側に曲率中心を有する曲線状に形成することが好ましい。
また、後側エンボス23は、排尿口対応エンボス21の長手方向中央部より80mm以上後側の領域において、パッド長手方向に沿う直線状に形成するとともに、この直線状に形成された部分が後側エンボス23の最大エンボス離間幅WBとなるように形成し、この最大エンボス離間幅WBが排尿口対応エンボス21の最大エンボス離間幅WHと同等に形成することが好ましい。これによって、臀部の付け根より後側の領域では、エンボス圧搾によって吸収体内部の拡散が制限され吸収速度が低下するのを防止し、吸収体のより広い範囲で吸収できるようになる。
後側エンボス23は、図6に示されるように、(A)後端部を接続せずに離間させた形状で形成してもよいし、(B)排尿口対応エンボス21との接続部分から後側にほぼ直線状に形成してもよい。
一方、前側エンボス22は、図1に示されるように、前記排尿口対応エンボス21の前端部から連続して略パッド長手方向に延びるとともに、その前端で左右のエンボスを半円弧状のエンボス線によって接続することによって、パッド幅方向中央部に細長い前側領域25を画成している。前側エンボス22の前端は、吸収体4の前端より10mm程度内側に形成されている。図1に示される例では、前側エンボス22は、排尿口対応エンボス21の前端から、パッド幅方向外側に曲率中心を有する曲線によって形成することにより、前側にいくに従って漸次エンボス離間幅が拡大する形状で形成され、その端部で最大エンボス離間幅WFを有するとともに、これより前側が左右の前側エンボス22、22を連結する略半円弧状のエンボスに形成されている。なお、後側エンボス23と同様に、直線状に形成してもよいし、曲線状と直線状の組み合わせによって形成してもよい。
前記前側エンボス22及び後側エンボス23は、図7に示されるようにこれらを連続させた仮想線Sを引いたとき、この仮想線Sが軽失禁パッド1の幅方向外側に曲率中心を有する曲線状に形成され、左右の仮想線S、S同士の離間幅が最小となる部位に排尿口対応エンボス21を形成することができる。前側エンボス22及び後側エンボス23を前記仮想線Sで形成することによって、ショーツのクロッチ部分の外形線と相似的に形成され、このショーツのクロッチ部分が最も幅狭となる部分に対応する部位に排尿口対応エンボス21が形成されるようになるため、パッドが身体に沿って変形しやすくなり、より身体にフィットし易くなるとともに、使用者にとってより排尿口の位置が分かり易くなる。
ところで、前記排尿口対応エンボス21は、幅方向中央部で離間する左右一対で設けることによって、中央部領域24に排出された尿をパッド長手方向に拡散し易くしているが、パッド幅方向への拡散に対してはエンボスによって抑制されている。これに対して、パッド長手方向の拡散性を多少犠牲にしても、装着時の的としての視認性を高めたい場合には、排尿口対応エンボス21をパッド幅方向中央部にまで延長して周方向に閉合する円形、四角形、多角形等の形状で形成することも可能である。
また、前記排尿口対応エンボス21は、より際立たせて的としての効果を高めるため、図8に示されるように、排尿口対応エンボス21の外側に第2フィットエンボス27を設けて、この領域だけ二重のエンボス線としても良いし、図9に示されるように、高圧搾部28と低圧搾部29とによって形成されるエンボス溝底部のパターン形状を、排尿口対応エンボス21の部分のみ異ならせるようにしてもよい。高圧搾部28の平面形状を、図9(A)では半円形、同図9(B)では円形とし、それぞれ排尿口対応エンボス21に形成されるものを前側エンボス22及び後側エンボス23に形成されるものより相対的に大きくしている。
〔他の形態例〕
(1)上記形態例では、排尿口対応エンボス21の前後に連続して前側エンボス22及び後側エンボス23を形成していたが、図10に示されるように、排尿口対応エンボス21の前後に離間して前側エンボス22及び後側エンボス23を形成してもよい。このとき、離間部の外側に、排尿口対応エンボス21を際立たせるため、V字状などの任意の形状でデザインエンボス30を形成することが好ましい。
(2)上記形態例では、軽失禁パッドを例に説明したが、生理用ナプキン、パンティライナー、医療用パッドなどのその他の吸収性物品にも同様に適用することができる。
(3)上記形態例では、立体ギャザーBSは、断面く字状に屈曲した形状で形成していたが、図11に示されるように、サイド不織布7を二重に折り返すとともに、この二重シートを内方側でパッド幅方向外側に折り返し、上層側の端部を下層側の端部より内方側に位置させた状態で上層側の基端部を下層側に接着するとともに、下層側の端部を不透液性裏面シート2の側縁より外側に延在させた状態で吸収体4側に接着し、且つ前記二重シート内部の前記上層側端部に、両端または長手方向の適宜の位置が固定された1本または複数本の、図示例では1本の糸状弾性伸縮部材17を配設するとともに、前記下層側端部に、両端または長手方向の適宜の位置が固定された1本または複数本の、図示例では2本の糸状弾性伸縮部材18、18を配設することによって、二重の線状に表面側に起立する形状で形成してもよい。
1…軽失禁パッド、2…不透液性裏面シート、3…透液性表面シート、4…吸収体、5…クレープ紙、6…セカンドシート、7…サイド不織布、20…エンボス、21…排尿口対応エンボス、22…前側エンボス、23…後側エンボス、24…中央部領域、25…前側領域、26…後側領域

Claims (6)

  1. 透液性表面シートと裏面シートとの間に吸収体が介在されるとともに、前記透液性表面シートの面側に略長手方向に沿う左右一対のエンボスが施された吸収性物品において、
    前記エンボスは、装着者の排尿口部に対応する領域の両側に形成される排尿口対応エンボスと、前記排尿口対応エンボスの前側及び後側に形成される前側エンボス及び後側エンボスとから構成され、
    前記排尿口対応エンボスは、吸収性物品の幅方向外側に膨出する形状で形成されるとともに、左右のエンボス同士の離間幅が最大となる最大エンボス離間幅が前記前側エンボス及び後側エンボスの各最大エンボス離間幅以上に形成され、
    前記前側エンボス及び後側エンボスはそれぞれ、少なくとも前記排尿口対応エンボスに近接する部分が、吸収性物品の幅方向外側に曲率中心を有するとともに前記排尿口対応エンボスの長手寸法以上の曲率半径を有する曲線状又は直線状に形成されていることを特徴とする吸収性物品。
  2. 前記排尿口対応エンボスは、吸収性物品の幅方向中央部に中心を有する円弧状に形成されている請求項1記載の吸収性物品。
  3. 前記排尿口対応エンボスと前側エンボス及び後側エンボスとが近接する部分ではそれぞれ、エンボス線の線幅が他の部分より相対的に太く形成されている請求項1、2いずれかに記載の吸収性物品。
  4. 前記排尿口対応エンボスと前側エンボス及び後側エンボスとが近接する部分ではそれぞれ、左右のエンボス同士の離間幅が最小となるように形成され、この最小エンボス離間幅が吸収体幅の1/2以下である請求項1〜3いずれかに記載の吸収性物品。
  5. 前記後側エンボスは、前記排尿口対応エンボスの長手方向中央部より80mm以上後側の領域において、前記排尿口対応エンボスの最大のエンボス離間幅と同等のエンボス離間幅で形成されている請求項1〜4いずれかに記載の吸収性物品。
  6. 前記前側エンボス及び後側エンボスは、これらを連続させた仮想線を引いたとき、この仮想線が吸収性物品の幅方向外側に曲率中心を有する曲線状に形成され、左右の仮想線同士の離間幅が最小となる部位に前記排尿口対応エンボスが形成されている請求項1〜5いずれかに記載の吸収性物品。
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