JP2013174536A - 自動分析装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動分析装置において試薬の濃縮や劣化を防止しつつ、処理能力を低下させずに維持することができる。
【解決手段】穿孔方式の試薬容器と開口方式の試薬容器とを混在して使用可能とし、さらに試薬項目毎の前記穿孔方式と前記開口方式の設定に応じて、試薬分注動作(回転・吸引・吐出)及び洗浄動作の動作時間を切り換え可能にすることにより、試薬分注動作及び洗浄動作の各動作の動作サイクルを変えることなく、前記動作サイクルを維持した状態で前記動作サイクルの一部に試薬分注ノズルの全洗浄(穿孔方式)を割り込ませて行うことができ、試薬の濃縮や劣化を防止しつつ、処理能力と測定結果の安定性の維持の両立が可能な自動分析装置を実現できる。
【選択図】図5

Description

本発明は、血液や尿等の生体サンプルの定性・定量分析を行う自動分析装置に関し、特に試薬の劣化を防ぐための蓋が保持されている穿孔方式の試薬容器を使用する自動分析装置に関する。
血液や尿等の生体試料(サンプル)について複数の項目を分析する自動分析装置は、試料と混合し、反応を行わせるための第1試薬及び第3試薬が収容される試薬容器を複数個保持可能な試薬容器保持手段を備えるものが一般的である。
近年、生体試料の分析項目が飛躍的に増加しており、それに対応して多くの種類の試薬が市販されるようになっている。それに伴って、試薬が収容される試薬容器も種々の形状のものが市販されるようになっている。そのうちの1つに、蒸発による試薬の濃縮等を防止するため、試薬容器に蓋が施され、使用に際してこの蓋を試薬を吸引するためのノズルで穿孔する方式の試薬容器がある(以降、この方式の試薬容器を穿孔方式の試薬容器とも呼ぶ)。一方、蓋を取り除いて開口する方式の試薬容器も従来から使用されている(以降、この方式の試薬容器を開口方式の試薬容器とも呼ぶ)。
特開2004−333259号公報 特開2008−20361号公報 特開2008−20360号公報
穿孔方式の試薬容器を用いた場合、試薬の濃縮や劣化の防止には有利であるが、蓋に試薬分注ノズルの通過用の貫通孔を開ける必要があることと、試薬分注ノズルの洗浄範囲が拡大して開口方式の試薬容器に比べて試薬分注ノズルの洗浄に多くの時間を要することにより、単位時間当たりの処理能力という面では不利なことが課題である。
なお、前記特許文献1(特開2004−333259号公報)には、穿孔方式の試薬カップ(容器)を用いて分析を行う自動分析装置が記載されており、この場合、前述のように、単位時間当たりの処理能力という面で課題がある。
また、前記特許文献2(特開2008−20361号公報)と前記特許文献3(特開2008−20360号公報)には、穿孔方式の試薬容器と開口方式の試薬容器を用いる自動分析装置が記載されているが、それぞれの方式の試薬容器を効率良く使い分けるタイミング等の使い分けの制御についての詳細な記載はない。
本発明の目的は、穿孔方式の試薬容器と蓋開口方式の試薬容器とを混在して使用可能な自動分析装置において、試薬の濃縮や劣化を防止しつつ、処理能力を低下させずに維持することができる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
本発明に係る自動分析装置は、検体と試薬を反応させて前記検体中の成分を分析するものであり、前記試薬を収容し、かつ穿孔自在な蓋が取り付けられた第1試薬容器と、前記試薬を収容し、かつ開閉自在な蓋が取り付けられた第2試薬容器とを混在させて搭載可能な試薬容器保持部と、前記第1または第2試薬容器に収容された前記試薬を吸引する試薬分注ノズルと、前記試薬分注ノズルを洗浄する洗浄部と、前記試薬分注ノズルを支持するアームの動作を制御する制御部と、を有している。さらに、自動分析装置の前記制御部は、前記第1試薬容器と前記第2試薬容器とで、前記試薬分注ノズルによる前記試薬の吸引、吐出、及び前記試薬分注ノズルの洗浄の各動作が同じ時間で、かつ同じ動作となるように制御するとともに、前記第1試薬容器に収容された前記試薬を分析する際には、前記吸引、吐出、及び洗浄の前記各動作の後、前記各動作のサイクルを維持して前記第1試薬容器に係わる前記試薬分注ノズルの全体洗浄を行うように制御する。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
穿孔方式の試薬容器と開口方式の試薬容器とを混在して使用可能な自動分析装置において、試薬の濃縮や劣化を防止しつつ、自動分析装置の処理能力を低下させずに維持することができる。
本発明の実施の形態1の自動分析装置の構成の一例を示す概略平面図である。 図1の自動分析装置における試薬サンプリング機構の一例を示す構成図である。 図1の自動分析装置における試薬分注ノズルの可動領域の一例を示すノズル動作図である。 図1の自動分析装置における試薬分注ノズルの動作制御の位置関係の一例を示すノズル動作図である。 図1の自動分析装置における試薬サンプリング機構の制御方法の一例を示すタイムチャートである。 図1の自動分析装置の試薬サンプリング機構がアーム1系統の場合の制御方法の一例を示すタイムチャートである。 図1の自動分析装置における試薬分注ノズルの洗浄方法(先端洗浄と全体洗浄)の一例を示す概念図である。
以下の実施の形態では特に必要なとき以外は同一または同様な部分の説明を原則として繰り返さない。
さらに、以下の実施の形態では便宜上その必要があるときは、複数のセクションまたは実施の形態に分割して説明するが、特に明示した場合を除き、それらはお互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細、補足説明などの関係にある。
また、以下の実施の形態において、要素の数など(個数、数値、量、範囲などを含む)に言及する場合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合などを除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でも良いものとする。
また、以下の実施の形態において、その構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
また、以下の実施の形態において、構成要素等について、「Aからなる」、「Aよりなる」、「Aを有する」、「Aを含む」と言うときは、特にその要素のみである旨明示した場合等を除き、それ以外の要素を排除するものでないことは言うまでもない。同様に、以下の実施の形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含むものとする。このことは、上記数値および範囲等についても同様である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、図面をわかりやすくするために平面図であってもハッチングを付す場合がある。
(実施の形態)
図1は本発明の実施の形態1の自動分析装置の構成の一例を示す概略平面図、図2は図1の自動分析装置における試薬サンプリング機構の一例を示す構成図、図3は図1の自動分析装置における試薬分注ノズルの可動領域の一例を示すノズル動作図、図4は図1の自動分析装置における試薬分注ノズルの動作制御の位置関係の一例を示すノズル動作図である。
図1に示す本実施の形態の自動分析装置13は、検体(以降、サンプルともいう)と試薬を反応させて検体中の成分を分析するものであり、その概略構成について説明すると、分析対象となるサンプルが収容された複数のサンプル容器1をセット可能なサンプルディスク2と、反応および測光を行うための反応セル3を複数保持する反応ディスク4と、サンプルディスク2からサンプルを吸引し、かつ反応ディスク4へとサンプルを分注する検体サンプリング機構5とを備えている。また、自動分析装置13は、サンプルと混合して反応を行う第1、2、3の試薬が充填された試薬容器6を複数保管可能であり、かつ保冷を行う試薬ディスク(試薬容器保持部)7と、試薬容器6から反応ディスク4へと試薬の分注を行う第1試薬用のR(Reagent)1試薬サンプリング機構8および第3試薬用のR2/3試薬サンプリング機構9と、反応ディスク4上で反応しているサンプルおよび試薬の混合液を測光する測光部10とを備えている。さらに、自動分析装置13は、試薬容器6に備えられた識別コードを読み取るコード読み取り機構(コード読み取り部)11や、試薬サンプリング機構8、9の試薬分注ノズル31(図2参照)の洗浄を行う洗浄機構(洗浄部)12を備えている。
なお、本実施の形態の自動分析装置13は、前記各テーブル(各ディスク)や前記各機構の動作を制御する制御部14を有しているが、各ディスクや各機構の動作制御は図示しないコンピュータ等からなる制御装置によって行ってもよい。
本実施の形態の自動分析装置13は、試薬容器6において、図2に示すような穿孔方式の試薬容器(第1試薬容器)6aと、開口方式の試薬容器(第2試薬容器)6bの両方を使用可能になっている。穿孔方式は、試薬容器6に蓋34が施され、使用に際してこの蓋34をノズル等(ノズル以外の部材でもよい)を用いて穿孔し、この穿孔によって形成された孔にノズルを通して試薬15を吸引する方式である。一方、開口方式は、試薬容器6の開口部6cに配置された蓋34を試薬吸引前に取り除き、開口部6cにノズルを通して試薬15を吸引する方式である。
そこで、本実施の形態の自動分析装置13の試薬容器保持部である試薬ディスク7は、穿孔方式の試薬容器6aと開口方式の試薬容器6bを混在させて搭載可能な構造になっている。
前述のように、穿孔方式の試薬容器6aは、試薬15を充填(収容)するとともに穿孔自在な蓋34が取り付けられた試薬容器6であり、一方、開口方式の試薬容器6bは、試薬15を充填(収容)するとともに開閉自在な蓋34が取り付けられ、かつ試薬分注ノズル31によって試薬15の吸引を行う際には、蓋34を外して開口状態を形成可能な試薬容器6である。
そこで、試薬分注ノズル31は、試薬容器6aや試薬容器6bに充填(収容)された試薬15を吸引可能であるとともに、穿孔方式の試薬容器6aに充填された試薬15を吸引する際には、図4に示すように蓋34に形成される貫通孔34aに通して試薬15を吸引するようになっている。
次に、図2に示す試薬サンプリング機構について説明する。図2の試薬サンプリング機構は、図1のR1試薬サンプリング機構8もしくはR2/3試薬サンプリング機構9に該当するものであり、ここではR1試薬サンプリング機構8を代表として取り上げて説明するが、R2/3試薬サンプリング機構9についても同様の構成・動作である。
なお、R1試薬サンプリング機構8に設けられた試薬分注ノズル31は、水平方向(図2の回転方向P,Qと平行な面方向)と上下方向Rの動作の組み合わせで動作する。
前記水平方向の動作は、第1アーム29の回転Pと第2アーム30の回転Qの組み合わせで動作する。第1アーム29は第1アーム駆動モータ20の回転駆動力が第1アーム用ベルト21によって第1アームシャフト32及び第1アーム29に伝達されることで回転動作が行われる。
一方、第2アーム30は第2アーム駆動モータ22の回転駆動力が第2アームシャフト33に伝達され、さらに第2アーム用ベルト26を介して第1アーム29内にあって、かつ第2アーム30の回転中心となるシャフト27に伝達されることで行われる。
したがって、図3に示すように分注ノズルアクセス領域36は、第1アーム可動領域37と第2アーム可動領域38とを合わせた広範囲な領域となる。
また、図2に示す上下方向Rの動作は、上下動作駆動モータ23の回転を上下動作用ベルト24及びスライダ25を介して第1アームシャフト32に伝えることで、第1アーム29及び第2アーム30が同時に上下動する。なお、本実施の形態では、R1試薬サンプリング機構8は、アームの回転で動作する構成としているが、水平方向に動作する構成としても良い。
また、試薬容器6を図1に示す試薬ディスク7に設置する際には、まず、コンピュータ、画面もしくはリモート等の入力部16からの試薬項目毎の穿孔方式と開口方式の設定を行う。すなわち、本実施の形態の自動分析装置13は、試薬容器6に収容される試薬15に対して、測定する項目毎に使用する試薬容器6aと試薬容器6bの切り替えが設定可能になっている。
その後、前記設定に従い、前記設定が穿孔方式の場合は、図2に示すように、試薬容器6aの蓋34に、穿孔部穴開機構(孔形成部)28によって試薬分注ノズル31が通過可能な貫通孔34a(図4参照)が形成される。
一方、前記設定が開口方式の場合は、試薬吸引前に、開蓋機構(開蓋部)35によって蓋34が取り除かれて試薬容器6bに開口部6cが形成される。この開口部6cに試薬分注ノズル31を通して試薬15を吸引する。
なお、本実施の形態では、図2に示すように穿孔部穴開機構28や開蓋機構35が、試薬分注ノズル31が設けられた第2アーム30に取り付けられた構成としているが、穿孔部穴開機構28や開蓋機構35は、試薬分注ノズル31が設けられた第2アーム30とは別の箇所(部材)に設けられた構成であってもよい。
また、自動分析装置13は、試薬容器6aと試薬容器6bの切り替えのための設定情報を外部インターフェイスから取り込むことも可能である。すなわち、前記設定情報を記憶する記憶媒体(例えば、読み書き可能ディスクやメモリ等)を用い、試薬容器6aと試薬容器6bの切り替えの前記設定情報を取り出すことが可能な取り出し手段(例えば、コンピュータ等)を備えていてもよい。この場合の取り出し手段は、入力部16とは別であってもよいし、入力部16に組み込まれていてもよい。
また、前述の設定方法以外に、試薬容器6に備えられた(付された)識別コードを図1に示すコード読み取り機構(コード読み取り部)11によって読み込んで識別してもよく、前記識別コードから穿孔方式と開口方式を判断する機能を備えていることで、試薬吸引の前に、図2に示すように試薬容器6aに対して蓋34に図4に示す貫通孔34aを形成したり、試薬容器6bの蓋34を取り除くことができる。
すなわち、自動分析装置13が、試薬容器6に識別子を保持した識別コードを読み込むことが可能なコード読み取り機構(コード読み取り部)11と、コード読み取り機構11によって読み込んだ前記識別コードから試薬容器6aと試薬容器6bを判別する容器判別手段17とを備えており、さらに試薬容器6に前記識別コードを付加しておくことにより、コード読み取り機構11によって読み込んだ前記識別コードから試薬容器6aと試薬容器6bを判別することができる。
これにより、前記識別コードから試薬容器6が試薬容器6aであると判断した際には、図2に示すように、試薬容器6aの蓋34に、穿孔部穴開機構(孔形成部)28によって試薬分注ノズル31が通過可能な図4に示す貫通孔34aが形成され、この貫通孔34aを介して試薬15の吸引を行う。
一方、前記識別コードから試薬容器6が試薬容器6bであると判断した際には、試薬吸引前に、開蓋機構(開蓋部)35によって蓋34が取り除かれて試薬容器6bに開口部6cが形成され、この開口部6cを介して試薬15の吸引を行う。
なお、コード読み取り機構11と容器判別手段17は、一体に形成されていてもよい。すなわち、コード読み取り機構11に容器判別手段17が組み込まれていてもよい。
次に、図2に示すR1試薬サンプリング機構8(R2/3試薬サンプリング機構9についても同様)は、基準位置から垂直方向に動作し、第2アーム30に設けられた試薬分注ノズル31は、試薬容器6aもしくは試薬容器6bに挿入され、下降動作を行った後、試薬15を吸引する。
また、R1試薬サンプリング機構8は、下降動作時に試薬分注ノズル31が異物に衝突した際にそれを検知する異常下降検知手段を備えている。異常下降検知は、試薬分注ノズル31の先端が異物に衝突した際に、本来の位置より上方に移動(上方で停止)したことを、フォトカップラー(フォトインタラプタ)などを用いて検知するものである。この異常下降検知が作動したことに伴い、試薬分注ノズル31の下降動作を停止することで、試薬分注ノズル31の破損、オペレータの怪我などを防ぐことができる。
また、前記異常下降検知が検出された時点のノズル高さは、ノズル上下動機構のパルスモータのパルス数などから算出することができるようになっている。
その他、自動分析装置13は、試薬分注ノズル31が試薬容器6内の試薬液面に接触したことを電気伝導度、静電容量変化などに基づいて検出する液面センサを備えていてもよい。
そのため穿孔方式の試薬容器6aでは、図4に示すようにR1試薬サンプリング機構8が試薬分注動作を行う際に、試薬分注ノズル31が下降(S)して、蓋34を通過する前後のある特定領域(A:第1低速領域41、B:第2低速領域42)において試薬分注ノズル31の下降速度を低速に制御する必要がある。ここで、第1低速領域41と第2低速領域42は、制御部14の制御によって行われ、蓋34の通過直前の領域を第1低速で通過し、蓋34と蓋通過直後の領域を前記第1低速より遅い第2低速で通過することで、蓋34の貫通孔34aに精度を高めて、かつ滑らかに試薬分注ノズル31を通すことができ、試薬分注ノズル31の破損を防ぐことができる。
また、その際、試薬分注ノズル31と蓋34が接触するため、試薬分注ノズル31の汚れる範囲は開口方式の試薬容器6bの場合に比べて大きくなる。したがって、穿孔方式では、試薬15を吸引した後の試薬分注ノズル31の洗浄時間を開口方式に比べて長くする必要がある。さらに、開口方式と穿孔方式の違いによる測定結果のばらつきを防止(低減)する必要もある。
これらの課題に対応するため、本実施の形態の自動分析装置13では、試薬分注ノズル31による試薬15の吸引、吐出、及び試薬分注ノズル31の洗浄の各動作が、穿孔方式の試薬容器6aの場合と開口方式の試薬容器6bの場合とで、同じ時間で、かつ同じ動作となるように制御部14によって制御するとともに、穿孔方式の試薬項目を測定する場合(穿孔方式の試薬容器6aに収容された試薬15を分析する場合)には、制御部14の制御により、前記吸引、吐出、及び洗浄の各動作を行った後に前記各動作のサイクルを維持した状態で穿孔方式の試薬容器6aに係わる試薬分注ノズル31の全体洗浄を行うように制御する。
すなわち、穿孔方式の試薬容器6aを用いて試薬項目を測定する場合には、試薬分注ノズル31による試薬15の吸引、吐出、及び試薬分注ノズル31の洗浄の各動作を行った後に追加の1サイクルを確保し、この追加の1サイクルにおいて、制御部14によって穿孔方式の試薬15に特化したノズル全体の洗浄動作を割り込ませる制御を行うことが可能になっている。
ここで、図5は図1の自動分析装置における試薬サンプリング機構の制御方法の一例を示すタイムチャート、図6は図1の自動分析装置の試薬サンプリング機構がアーム1系統の場合の制御方法の一例を示すタイムチャートである。図5では、R1試薬サンプリング機構8とR2/3試薬サンプリング機構9とで、それぞれ開口方式と穿孔方式で動作した場合の各動作の制御サイクルが示されており、R1試薬サンプリング機構8では、穿孔方式の場合、例えば前記各動作の1サイクル後に、全洗浄(試薬分注ノズル31の全体洗浄)動作のための追加サイクルが独立して割り込まれており、また、R2/3試薬サンプリング機構9では、同じく穿孔方式の場合、例えば前記各動作の2サイクル後に、全洗浄(試薬分注ノズル31の全体洗浄)動作のための追加サイクルが独立して割り込まれており、このような制御を制御部14によって行っている。
また、試薬サンプリング機構がアーム1つの系統のみを有していて、R1、R2/3の機能を兼ね備える場合の試薬サンプリング機構の制御サイクルの一例を示したものが図6である。つまり、アーム1つの系統のみを有する試薬サンプリング機構の場合であっても、穿孔方式の場合、例えば前記各動作の1サイクル後に、全洗浄(試薬分注ノズル31の全体洗浄)動作のための追加サイクルを独立して割り込ませても制御可能であることは言うまでも無い。
ここで、図7を用いて試薬分注ノズル31の洗浄(通常洗浄、先端洗浄)と全洗浄(全体洗浄)について説明する。図7は図1の自動分析装置における試薬分注ノズルの洗浄方法(先端洗浄と全体洗浄)の一例を示す概念図であり、それぞれの洗浄方法の洗浄位置の違いを示している。
図7に示すように、試薬分注ノズル31の洗浄(先端洗浄)は、試薬分注ノズル31の先端31aを洗浄するものである。この先端洗浄は、開口方式の試薬容器6bを用いた場合のノズル洗浄であり、試薬分注ノズル31の先端31aを含む先端付近を洗浄するものである。
一方、試薬分注ノズル31の全体洗浄は、試薬分注ノズル31の先端31aと先端31aを支持する本体部31bとを洗浄するものである。この全体洗浄(全洗浄)は、穿孔方式の試薬容器6aを用いた場合のノズル洗浄であり、試薬分注ノズル31の先端31aを含む先端付近と、これに加えて先端付近を支持する本体部31bを洗浄するものである。なお、穿孔方式では、試薬分注ノズル31に開口方式より多くの汚れが付着するため、洗浄時間が開口方式に比べて長くかかる。
また、洗浄の際には、洗浄機構(洗浄部)12の筒状の洗浄槽12aに試薬分注ノズル31を先端31aから浸入させ、洗浄槽12aの開口付近で試薬分注ノズル31に対して洗浄水39を吹き付けることで洗浄を実施する。
したがって、先端洗浄では、試薬分注ノズル31の先端付近までを洗浄槽12aに浸入させる。すなわち、先端洗浄(開口方式)では、洗浄槽12aにおいて、先端31aをホーム位置Cから下降範囲Dの箇所まで下降させることで、洗浄範囲Eまで洗浄する。
一方、全体洗浄(全洗浄、穿孔方式)では、洗浄槽12aにおいて、先端31aをホーム位置Cから下降範囲Fの箇所まで下降させることで、洗浄範囲Gまでの洗浄を行う。したがって、自動分析装置13の試薬分注ノズル31の洗浄機構12における先端洗浄では、試薬分注ノズル31の先端31aを含む先端付近を洗浄するのに対して、全体洗浄(全洗浄)では先端洗浄より洗浄範囲が広く、さらに動作時間についても試薬分注ノズル31の先端31aの洗浄(先端洗浄)に比較して全体洗浄(全洗浄)は時間が長くかかる。つまり、洗浄範囲及び動作時間の大小関係は、先端洗浄の洗浄範囲E<全体洗浄の洗浄範囲Gとなり、かつ先端洗浄の動作時間<全体洗浄の動作時間となる。
また、本実施の形態の自動分析装置13では、穿孔方式と開口方式を識別した際に、試薬容器6を試薬ディスク7に搭載した後の図2に示す試薬15の安定期間を方式毎に個々に設定し、その安定期間に応じて経過時間(期間)を監視し、搭載された特定の試薬15が安定期間を超えた場合には、オペレータに「試薬が安定期間を超えた」旨を知らせることを可能にしている。
つまり、図1に示す本実施の形態の自動分析装置13は、各試薬容器6に付された識別コードから試薬容器6aと試薬容器6bを(試薬容器6aであるかまたは試薬容器6bであるかを)判別し、試薬容器6aもしくは試薬容器6bを試薬ディスク7に搭載した後の図2に示す試薬15の安定期間を、試薬容器6a及び試薬容器6b毎に個々に設定・記憶することを可能にする記憶部18を備えていてもよい。
さらに、自動分析装置13は、試薬ディスク7に搭載した後の試薬15の安定期間に応じて経過時間(期間)を監視し、かつ搭載された特定の試薬15が前記安定期間を超えた場合にはオペレータに知らせる監視部19を備えていてもよい。
これにより、前述のように、試薬ディスク7に搭載された試薬15が安定期間を超えた場合に、オペレータに「試薬が安定期間を超えた」旨を知らせることができる。
さらに、本実施の形態の自動分析装置13では、穿孔方式と開口方式の方式の違いによる試薬15の劣化具合に応じて、蓋34が付いている穿孔方式の場合には安定期間を長く設定し、一方、蓋34が無い開口方式の場合には安定期間を短く設定することができる。これにより、設定された試薬15の安定期間を用いて試薬15を監視部19によって監視することで、方式に応じて、試薬15が安定した状態での測定(分析)を保障することができる。
本実施の形態の自動分析装置13によれば、穿孔方式の試薬容器6aと開口方式の試薬容器6bとを混在して使用可能とし、さらに穿孔方式の試薬容器6aと開口方式の試薬容器6bとを使い分けて測定(分析)項目毎に設定可能にすることで、試薬15の濃縮や劣化を防止しつつ、自動分析装置13の処理能力を低下させずに維持することができる。
すなわち、試薬項目毎の穿孔方式と開口方式の設定に応じて、試薬分注動作(回転・吸引・吐出)及び洗浄動作の動作時間を切り換え可能にすることにより、試薬15の濃縮や劣化を防止に加え、処理能力と測定結果の安定性の維持の両立が可能な自動分析装置13を実現することができる。
詳細には、本実施の形態の自動分析装置13では、図5や図6に示すように、試薬分注動作及び洗浄動作の各動作の動作サイクルを、動作開始前に設定した前記動作サイクルを変えることなく、前記動作サイクルを維持した状態で前記動作サイクルの一部に試薬分注ノズル31の全洗浄(穿孔方式)を割り込ませて行うことができる。これにより、自動分析装置13において穿孔方式と開口方式で方式変更のために装置停止等を行って無駄な時間を費やすことなく、穿孔方式と開口方式とで同一の動作サイクルを維持して各動作(処理)を効率良く行うことができる。
したがって、穿孔方式を使えることにより、試薬15の濃縮や劣化を防止しつつ、穿孔方式と同一サイクルで開口方式も使えるため、自動分析装置13の処理能力を低下させずに維持して各動作(処理)を行うことができる。
ここで、本実施の形態では、試薬分注動作と試薬分注ノズル31の洗浄動作との両方を切り換える場合について説明したが、どちらか一方のみを切り換えることも容易に想定される。さらに、本実施の形態では、動作時間に対する違いの切り換えについて示しているが、穿孔方式と開口方式との違いにより切り換えを要する制御については、上記で示した切り換え設定情報に応じて制御可能であることは言うまでもない。
以上、本発明者によってなされた発明を発明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記発明の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、前記実施の形態では、自動分析装置13において、制御部14、入力部16、容器判別手段17、記憶部18、及び監視部19が、それぞれ個別に設けられている場合を一例として説明したが、例えば、前述の入力部16、容器判別手段17、記憶部18、及び監視部19のうちのいずれか1つもしくは複数が制御部14と一体に設けられていてもよい。
本発明は、検体と試薬を反応させて分析を行う分析装置に幅広く利用することができる。
1 サンプル容器
2 サンプルディスク
3 反応セル
4 反応ディスク
5 検体サンプリング機構
6 試薬容器
6a 試薬容器(第1試薬容器)
6b 試薬容器(第2試薬容器)
6c 開口部
7 試薬ディスク(試薬容器保持部)
8 R1試薬サンプリング機構
9 R2/3試薬サンプリング機構
10 測光部
11 コード読み取り機構(コード読み取り部)
12 洗浄機構(洗浄部)
12a 洗浄槽
13 自動分析装置
14 制御部
15 試薬
16 入力部
17 容器判別手段
18 記憶部
19 監視部
20 第1アーム駆動モータ
21 第1アーム用ベルト
22 第2アーム駆動モータ
23 上下動作駆動モータ
24 上下動作用ベルト
25 スライダ
26 第2アーム用ベルト
27 シャフト
28 穿孔部穴開機構(孔形成部)
29 第1アーム
30 第2アーム
31 試薬分注ノズル
31a 先端
31b 本体部
32 第1アームシャフト
33 第2アームシャフト
34 蓋
34a 貫通孔
35 開蓋機構(開蓋部)
36 分注ノズルアクセス領域
37 第1アーム可動領域
38 第2アーム可動領域
39 洗浄水
41 第1低速領域
42 第2低速領域

Claims (10)

  1. 検体と試薬を反応させて前記検体中の成分を分析する自動分析装置であって、
    前記試薬を収容し、かつ穿孔自在な蓋が取り付けられた第1試薬容器と、前記試薬を収容し、かつ開閉自在な蓋が取り付けられた第2試薬容器とを混在させて搭載可能な試薬容器保持部と、
    前記第1または第2試薬容器に収容された前記試薬を吸引する試薬分注ノズルと、
    前記試薬分注ノズルを洗浄する洗浄部と、
    前記試薬分注ノズルを支持するアームの動作を制御する制御部と、
    を有し、
    前記制御部は、前記第1試薬容器と前記第2試薬容器とで、前記試薬分注ノズルによる前記試薬の吸引、吐出、及び前記試薬分注ノズルの洗浄の各動作が同じ時間で、かつ同じ動作となるように制御するとともに、前記第1試薬容器に収容された前記試薬を分析する際には、前記吸引、吐出、及び洗浄の前記各動作の後、前記各動作のサイクルを維持して前記第1試薬容器に係わる前記試薬分注ノズルの全体洗浄を行うように制御することを特徴とする自動分析装置。
  2. 請求項1記載の自動分析装置において、
    前記試薬容器に収容される前記試薬に対して、測定する項目毎に前記第1試薬容器と前記第2試薬容器の切り替えが設定可能であることを特徴とする自動分析装置。
  3. 請求項2記載の自動分析装置において、
    前記切り替えのための設定情報を外部インターフェイスから取り込み可能とし、前記設定情報を記憶する記憶媒体を用い、前記記憶媒体から前記第1試薬容器と前記第2試薬容器の前記切り替えの前記設定情報を取り出すことが可能な取り出し手段を備えることを特徴とする自動分析装置。
  4. 請求項1記載の自動分析装置において、
    前記試薬容器に識別子を保持した識別コードを付加し、前記識別コードを読み込むことが可能なコード読み取り部を備え、前記コード読み取り部によって読み込んだ前記識別コードから前記第1試薬容器と前記第2試薬容器を判別する容器判別手段を備えることを特徴とする自動分析装置。
  5. 請求項4記載の自動分析装置において、
    前記識別コードから前記試薬容器が前記第1試薬容器であると判断した際に、前記第1試薬容器の前記蓋に貫通孔を形成することが可能な孔形成部を備えることを特徴とする自動分析装置。
  6. 請求項4記載の自動分析装置において、
    前記識別コードから前記試薬容器が前記第2試薬容器であるとを判断した際に、前記第2試薬容器の前記蓋を取り除くことが可能な開蓋部を備えることを特徴とする自動分析装置。
  7. 請求項4記載の自動分析装置において、
    前記識別コードから前記第1試薬容器と前記第2試薬容器を判別し、前記第1もしくは前記第2試薬容器を前記試薬容器保持部に搭載した後の前記試薬の安定期間を、前記第1及び第2試薬容器毎に個々に設定・記憶することを可能とする記憶部を備えることを特徴とする自動分析装置。
  8. 請求項7記載の自動分析装置において、
    前記試薬容器保持部に搭載した後の前記試薬の安定期間に応じて時間を監視し、かつ搭載された特定の試薬が前記安定期間を超えた場合にはオペレータに知らせる監視部を備えることを特徴とする自動分析装置。
  9. 請求項1記載の自動分析装置において、
    前記試薬分注ノズルの洗浄は、前記試薬分注ノズルの先端を洗浄し、前記試薬分注ノズルの前記全体洗浄は、前記試薬分注ノズルの先端と前記先端を支える本体部を洗浄することを特徴とする自動分析装置。
  10. 請求項9記載の自動分析装置において、
    前記試薬分注ノズルの前記全体洗浄は、前記試薬分注ノズルの先端の洗浄に比較して時間が長くかかることを特徴とする自動分析装置。
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