JP2013171426A - レポート作成システム、レポート作成装置、レポート作成方法及びプログラム - Google Patents

レポート作成システム、レポート作成装置、レポート作成方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】様々な機器が遠隔管理システムで管理される場合、適切な報告書を作成すること。
【解決手段】各機器の機種コード毎に機器の種類を関連付けた機種情報と、各機器の種類の利用有無による利用パターンを示すパターン情報と、利用パターン毎にレポートタイプを関連付けたタイプ情報とを記憶する記憶手段と、遠隔管理システムにより遠隔管理された1又は複数の機器の機種コードを取得し、機種コードと前記機種情報とに基づき、1又は複数の機器の種類を識別する識別手段と、識別手段により識別された機器の種類とパターン情報とに基づき、利用パターンを特定する第1特定手段と、第1特定手段により特定された利用パターンとタイプ情報とに基づき、レポートタイプを特定する第2特定手段と、第2特定手段により特定されたレポートタイプに基づき、レポートを作成する作成手段と、を備える。
【選択図】図8

Description

本発明は、レポートを作成するレポート作成システム、レポート作成装置、レポート作成方法及びプログラムに関する。
近年、ドキュメントに関連したコスト又は資産の増大や環境負荷の増大という問題を、機器環境の最適化と、管理運用業務の見直しにより解決することが望まれている。例えば、ネットワークに接続された機器を遠隔管理するシステムを用いることで、機器の状態を管理センターでリアルタイムに把握することができる。
この遠隔管理システムでは、様々なサービスが展開されている。例えば、特許文献1には、遠隔管理システムとして、管理装置が仲介装置を介して被管理装置を遠隔管理することが記載されている。
また、遠隔管理システムのサービスの一例として、例えば、特許文献2には、利用者からの要求内容に応じて管理装置のデータベースから必要な情報を取得し、レポート作成処理を行うことが記載されている。
ここで、遠隔管理システムの管理装置で収集された情報を基に提供するサービスの1つに、「使用状況報告書サービス」というものがある。このサービスは、被管理装置が画像形成装置などの印刷機能を有する装置の場合、機器単位で以下のような使用状況を報告書として提供するサービスである。
・機器毎に、両面機能や集約機能の利用率や用紙サイズ別の出力数
・両面、集約機能の利用による用紙削減効果(試算値)
・機器毎に、消費電力量や機器使用時のCO排出量(試算値)
・機器別の過去1年間のトータル出力枚数推移で、機器トータルの削減状況
一方、従来技術では、報告書を提供する場合の被管理装置として画像形成装置を想定しており、他の機器を遠隔管理の管理下においていなかった。そのため、遠隔管理システムとして、例えばプロジェクタのような他の機器を管理する場合、他の機器の使用状況を含む報告書の作成が望まれている。
しかし、画像形成装置と他の機器とでは、使用されるデバイスや扱うデータが異なり、また、遠隔管理システムではどの機器が利用されたかを把握していないため、どういったタイプの報告書を作成すればよいか分からない。よって、様々な機器が遠隔管理システムで管理される場合、適切な報告書を作成することができなかった。
そこで、本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、様々な機器が遠隔管理システムで管理される場合、適切な報告書を作成することができるレポート作成システム、レポート作成装置、レポート作成方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の一態様におけるレポート作成システムは、各機器の機種コード毎に機器の種類を関連付けた機種情報と、各機器の種類の利用有無による利用パターンを示すパターン情報と、前記利用パターン毎にレポートタイプを関連付けたタイプ情報とを記憶する記憶手段と、遠隔管理システムにより遠隔管理された1又は複数の機器の機種コードを取得し、前記機種コードと前記機種情報とに基づき、前記1又は複数の機器の種類を識別する識別手段と、前記識別手段により識別された機器の種類と前記パターン情報とに基づき、利用パターンを特定する第1特定手段と、前記第1特定手段により特定された利用パターンと前記タイプ情報とに基づき、レポートタイプを特定する第2特定手段と、前記第2特定手段により特定されたレポートタイプに基づき、レポートを作成する作成手段と、を備える。
本発明によれば、様々な機器が遠隔管理システムで管理される場合、適切な報告書を作成することができる。
実施例における遠隔管理システムの構成の一例を示す図。 遠隔管理システムにおけるレポート作成システムの配置の一例を示す図。 MFPの構成の一例を示すブロック図。 プロジェクタの構成の一例を示すブロック図。 仲介装置の構成の一例を示すブロック図。 管理装置の構成の一例を示すブロック図。 作成装置の構成の一例を示す図。 作成装置の機能の一例を示すブロック図。 遠隔管理システムのデータベース内に管理されるデバイス情報の一例を示す図。 レポート作成システムのデータベース内に管理される機種情報の一例を示す図。 レポート作成システムのデータベース内に管理されるパターン情報の一例を示す図。 レポート作成システムのデータベース内に管理されるタイプ情報(その1)の一例を示す図。 レポート作成システムのデータベース内に管理されるタイプ情報(その2)の一例を示す図 レポートタイプ選択画面の一例を示す図。 両面、集約の活用状況を報告するレポートタイプに基づくレポートの一例を示す図。 カラーモード別出力状況を報告するレポートタイプに基づくレポートの一例を示す図。 稼働状態別時間状況を報告するレポートタイプに基づくレポートの一例を示す図。 プロジェクタのモード別投影時間を報告するレポートタイプに基づくレポートの一例を示す図。 MFPとプロジェクタの使用状況を報告するレポートタイプに基づくレポートの一例を示す図。 レポート作成処理の一例を示すフローチャート。 遠隔管理システムを含めたレポート作成処理の一例を示すシーケンス図。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
[実施例]
<遠隔管理システム>
まず、本発明の実施例で前提となる遠隔管理システムについて説明する。図1は、実施例における遠隔管理システム1の構成の一例を示す図である。
遠隔管理システム1は、プリンタ、FAX装置、デジタル複写機、スキャナ装置、デジタル複合機等の画像処理装置や、ネットワーク家電、自動販売機、医療機器、電源装置、空調システム、ガス・水道・電気等の計量システム等に通信機能を持たせた電子装置(通信装置)を被管理装置10(10a、10b、10c、10d、10e、10f)とする遠隔管理システムである。被管理装置10は、機器とも呼ばれる。
被管理装置10とLAN(Local Area Network)などで接続される装置として、遠隔管理仲介装置である仲介装置101(101a、101b、101c)、更に仲介装置101と公衆回線(電話回線)103又はインターネット112を介して接続されるサーバ装置として機能する管理装置102がある。
管理装置102は、仲介装置101を介して各被管理装置10を集中的に遠隔管理することができる。公衆回線103としては、アナログ回線、ADSL回線、デジタル回線(ISDN回線)、光ファイバー利用回線等の固定電話回線や、携帯電話回線、PHS回線等の移動電話回線がある。
図1に示す設置環境Aでは、管理装置102とHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)による直接的なコネクションを確立できる仲介装置101aが、被管理装置10aおよび10bを従える単純な階層構造になっている。
また、図1に示す設置環境Bでは、4台の被管理装置10を設置する為、1台の仲介装置101を設置しただけでは負荷が大きくなる。そのため、管理装置102とHTTPによる直接的なコネクションを確立できる仲介装置101bが、被管理装置10cおよび10dだけでなく、他の仲介装置101cを従える。
仲介装置101cは、被管理装置10eおよび10fを更に従えるという階層構造を形成する。この場合、被管理装置10eおよび10fを遠隔管理するために、管理装置102から発せられた情報は、仲介装置101bとその下位のノードである仲介装置101cとを経由して、被管理装置10e又は10fに到達する。
また、被管理装置に仲介装置101の機能を持たせることもでき、この装置を仲介機能付被管理装置(以下、単に「被管理装置」ともいう)という。図1に示す設置環境Cのように、被管理装置11a、11bは、別途仲介装置を介さずに公衆回線103又はインターネット112によって管理装置102と接続するようにしてもよい。
図示はしていないが、仲介機能付被管理装置11の下位に更に被管理装置10と同等の被管理装置を接続することもできる。
ダイヤルアップサーバ111は、中継装置であり、管理装置102と仲介装置101又は被管理装置11とを公衆回線103(専用回線でもよい)およびインターネット112経由で通信可能に接続する。
例えば、ダイヤルアップサーバ111は、仲介装置101又は被管理装置10からの要求(管理装置102との通信要求)により、その要求元と公衆回線103経由でネゴシエーション(通信に関する情報交換)を行う。
ダイヤルアップサーバ111は、ネゴシエーションの結果、公衆回線103およびインターネット112経由で要求元と管理装置102とを通信可能に接続する。つまり、ダイヤルアップサーバ111は、要求元と管理装置102との間を通信可能状態にする。
なお、各設置環境A、B、Cには、セキュリティ面を考慮し、ファイアウォール104(104a、104b、104c)を設置する。このファイアウォール104は、プロキシサーバによって構成する。
図1に示す遠隔管理システム1において、仲介装置101は、これに接続された被管理装置10の制御管理のためのアプリケーションプログラムを実装している。
管理装置102は、各仲介装置101の制御管理、更にはこの仲介装置101を介した被管理装置10の制御管理を行うためのアプリケーションプログラムを実装している。そして、被管理装置10も含め、この遠隔管理システム1におけるこれら各ノードは、RPC(remote procedure call)により、相互の実装するアプリケーションプログラムのメソッドに対する処理の依頼である「要求」を送信し、この依頼された処理の結果である「応答」を取得することができるようになっている。
すなわち、仲介装置101又はこれと接続された被管理装置10では、管理装置102への要求を生成してこれを管理装置102へ引き渡し、この要求に対する応答を取得できる。また、管理装置102は、上記仲介装置101側への要求を生成して、この要求を仲介装置101側へ引き渡し、この要求に対する応答を取得できるようになっている。
この要求には、仲介装置101に被管理装置10に対して各種要求を送信させ、被管理装置10からの応答を、仲介装置101を介して取得することも含まれる。
なお、RPCを実現するために、SOAP(Simple Object Access Protocol)、HTTP、FTP(File Transfer Protocol)、COM(Component Object Model)、CORBA(Common Object Request Broker Architecture)等の既知のプロトコル(通信規格)、技術、仕様などを利用することができる。
図1に示すような遠隔管理システム1により、顧客が利用する機器(被管理装置10)の情報が管理装置102に集まる。管理装置102は、顧客が利用した機器のデバイス情報や使用状況情報を保持する。次に説明するレポート作成システムでは、管理装置102により集められた情報を用いてレポートを作成する。レポートとは、例えば使用状況報告書である。
<レポート作成システム>
次に、レポート作成システムについて説明する。図2は、遠隔管理システム1におけるレポート作成システム2の配置の一例を示す図である。図2に示す遠隔管理システム1では、仲介装置101を介して被管理装置10としてMFP15b、プロジェクタ15cを管理し、仲介管理機能を有する被管理装置10としてMFP15dを管理する。
これまで、遠隔管理する機器としては、MFP(Multifunction Peripheral)15bが主であったが、プロジェクタ15cなどの他の機器も含めるようにする。以下では、他の機器としてプロジェクタ15cを例にして説明する。
このとき、遠隔管理される機器となるMFP15bやプロジェクタ15cは、デバイス情報として、機種機番情報と顧客コードを管理装置102に通知する。機種機番情報とは、社内標準として規定され運用されており、その機器の機種別に決められた機種コードと、1台ごとに異なる機器の識別番号(機番)とを含む情報である。機種機番情報により製品の機種を識別することができる。顧客コードは、顧客を識別するための情報である。
遠隔管理されるMFP15b、MFP15dは、使用状況情報として、故障通知やサプライ通知(トナーサプライ)やコピーやプリントのトータルカウンタなどを管理装置102に通知する機能を持つ。
遠隔管理されるプロジェクタ15cは、使用状況情報として、故障通知やプロジェクタの投影時間などを管理装置102に通知する機能を持つ。
管理装置102は、受け取った使用状況情報について、機種機番情報と関連付けて読み出せるように、自身のデータベース121に保存し、各機器の状態の管理や様々なサービスに利用する。
管理装置102は、機器の識別情報として機器の機種機番情報を使用し、顧客の識別情報として顧客コードを使用する。
図2に示すレポート作成システム2は、作成装置150、データベース151を備える。作成装置150は、管理装置102により集められたデバイス情報を用いてレポートを作成する情報処理装置である。
データベース151は、レポートを作成するためのデータを記憶したり、作成装置150により作成されたレポートを記憶したりする記憶手段である。なお、データベース151は、作成装置150内に設けられてもよい。
顧客は、情報処理装置(PC:Personal Computer)15aやPC152を用いて、レポート作成システム2からレポートをダウンロードする。
また、レポート作成システム2は、遠隔管理システム1と同一WAM(Wide Area Network)内などに配置される。レポート作成システム2は、遠隔管理システム1のデータベース121にアクセスして必要なデータを読み出すことができる。
レポート作成システム2は、同一WAN内からサービス運用部門のユーザが制御できるような、ネットワーク越しに扱えるインターフェースを保持する。
また、レポート作成システム2は、例えばインターネット越しに顧客がアクセスする登録制のポータルサイトとしてのインターフェースを保持する。顧客は、インターネット越しにレポート作成システム2からレポートをダウンロードするなどのサービスを受けることができる。次に、各機器、管理装置102、作成装置150について具体的に説明する。
<MFP>
次に、遠隔管理される画像形成装置の一例のMFP15bについて説明する。図3は、MFP15bの構成の一例を示すブロック図である。図3に示すように、MFP15bは、コントローラボード200、HDD(ハードディスクドライブ)201、NV−RAM(不揮発性RAM)202、PI(パーソナルインタフェース)ボード203、PHY(物理メディアインタフェース)204、操作パネル205、プロッタ/スキャナエンジンボード206、電源ユニット207、フィニッシャ208、ADF(自動原稿給送装置)209、給紙バンク210、その他周辺機211を備える。これらの各ユニットは、それぞれがMFP15bにおけるハードウェア資源である。
コントローラボード200は、制御手段に相当し、CPU、ROM、RAM等を備え、PCI−BUS(Peripheral Components Interconnect-Bus)212を介して各機能を制御する。
HDD201は、電源ユニット207からの給電に関係なく情報を記憶保存する記憶手段(記録媒体)である。NV−RAM202は、不揮発性記憶手段であり、RAMと電池を利用したバックアップ回路を集積した不揮発性RAMや、EEPROM、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリを使用することができる。コントローラボード200内のRAMは、電源ユニット207からの給電中だけ情報を記憶保存する揮発性記憶手段である。
また、PIボード203とPHY204は、通信手段に相当し、外部との通信を行うためのものであって、例えば、通信ボード等である。PIボード203はRS485規格に準拠したインターフェースを備え、ラインアダプタを介して公衆回線に接続している。PHY204は、LANを介して外部装置と通信を行うためのインターフェースである。
操作パネル205は、各種の操作キー(操作スイッチ又は操作ボタンともいう)を有する操作部と、LCD又はCRTの文字表示器を有する表示部とを備えた操作手段である。
ここで、図3に示すENGRDYは、エンジン側の各種初期設定が完了し、コントローラボード200とコマンドの送受信の準備ができたことをコントローラボード200側に通知するための信号線である。また、図3に示すPWRCTLは、エンジンへの電源供給をコントローラボード200側から制御するための信号線である。
(機能部)
次に、MFP15bのコントローラボード200内のCPUの処理によって実現される主要な機能部について説明する。
MFP15bは、最上位のアプリケーションモジュール層、その下位のサービスモジュール層を含む。
アプリケーションモジュール層のソフトウェアは、CPUを、ハードウェア資源を動作させて所定の機能を実現させる複数のアプリケーション制御手段として機能させるためのプログラムによって構成される。
また、サービスモジュール層のソフトウェアは、CPUを、ハードウェア資源と各アプリケーション制御手段との間に介在する。また、サービスモジュール層のソフトウェアは、複数のアプリケーション制御手段からのハードウェア資源に対する動作要求に基づく動作の実行制御を行うサービス制御手段として機能させるためのプログラムによって構成される。
これらのソフトウェアを構成するプログラムはHDD201やコントローラボード200上のRAMに記憶され、必要に応じて読み出されてコントローラボード200上のCPUによって実行される。
CPUは、これらのプログラムを必要に応じて実行することにより、図3に示したシステム制御部211、ユーザインタフェース部212、対仲介装置通信機能部213、及び対管理装置通信機能部214の各機能部を実現する。
システム制御部211は、MFP15bの全体の制御を司り、対仲介装置通信機能部213、又は対管理装置通信機能部214を用いた通信タスクを実行するタスク実行手順の処理を実行する。
また、システム制御部211は、ユーザインタフェース部212が操作パネル205から自装置に対する電源オフ操作を受け付けた場合に電源ユニット207の給電を停止させる電源制御手順の処理を実行する。
また、システム制御部211は、対仲介装置通信機能部213、対管理装置通信機能部214にそれぞれメッセージ送信の要求を実施する。対仲介装置通信機能部213、対管理装置通信機能部214は、それぞれ受信したメッセージを解釈し、メッセージ内容に従った各制御を実施する。
この通信タスクが実行されることで、MFP15bの機種機番情報、顧客情報(顧客コード)、及び使用状況を示す情報(使用状況情報)が管理装置102に送信される。MFP15bの使用状況情報には、例えば以下の情報がある。
・両面機能や集約機能の利用率や用紙サイズ別の出力数
・両面、集約機能の利用による用紙削減効果(試算値)
・消費電力量や機器使用時のCO排出量(試算値)
<プロジェクタ>
次に、遠隔管理されるプロジェクタ15cについて説明する。図4は、プロジェクタ15cの構成の一例を示すブロック図である。図4に示すプロジェクタ15cのユニットのうち、コントローラボード300、投射エンジン301以外の各ユニットは、図3に示すMFP15bのユニットと同様であるため、同じ符号を付しその説明を省略する。
図4に示すコントローラボード300は、制御手段に対応し、CPU、ROM、RAMを含むマイクロコンピュータを備え、例えば、PCI−BUS(Peripheral Components Interconnect-Bus)を介して他の各ユニットの動作を制御する。
ここで、図4中のENGRDYは、投射エンジン301側の各種初期設定が完了し、コントローラボード300とコマンドの送受信の準備ができたことをコントローラボード300側に通知するための信号線である。
また、PWRCTLは、電源ユニット207に対して投射エンジン301への電源供給をコントローラボード300側から制御するための信号線である。
投射エンジン301は、センサ302、ランプ303、冷却部304を備える。ランプ303は、被投射面としてのスクリーンに映像を照射し、スクリーンに拡大像を投影して表示する光源である。
センサ302は、ランプ303の温度を検出するセンサと、ランプ303の稼働時間を検知するセンサと、投射エンジン301内の異常(ランプ異常、冷却ファン異常)等の所定の事象を検出するためのセンサとを有する。
冷却部304は、高温になったランプ303を冷却する装置であり、例えば、ランプ303に送風して冷却する冷却ファン、ランプ303にペルチェ素子を接触して設ける。冷却部304は、そのペルチェ素子への通電による冷却効果によってランプ303を冷却する冷却装置などである。
(機能部)
次に、プロジェクタ15cのコントローラボード300内のCPUの処理によって実現される主要な機能部について説明する。
MFP15bは、最上位のアプリケーションモジュール層、その下位のサービスモジュール層を含む。
アプリケーションモジュール層やサービスモジュール層のソフトウェアを構成するプログラムはHDD201やコントローラボード300上のRAMに記憶され、必要に応じて読み出されてコントローラボード300上のCPUによって実行される。
CPUは、これらのプログラムを必要に応じて実行することにより、図4に示したシステム制御部311、ユーザーインターフェース部312、対仲介装置通信機能部313、及び対管理装置通信機能部314の各機能部を実現する。
システム制御部311は、プロジェクタ15cの全体の制御を司り、対仲介装置通信機能部313、又は対管理装置通信機能部314を用いた通信タスクを実行するタスク実行手順の処理を実行する。
また、システム制御部311は、ユーザーインターフェース部312が操作パネル205から自装置に対する電源オフ操作を受け付けた場合に電源ユニット207の給電を停止させる電源制御手順の処理を実行する。
また、システム制御部311は、対仲介装置通信機能部313、対管理装置通信機能部314にそれぞれメッセージ送信の要求を実施する。対仲介装置通信機能部313、対管理装置通信機能部314は、それぞれ受信したメッセージを解釈し、メッセージ内容に従った各制御を実施する。
この通信タスクが実行されることで、プロジェクタ15cの機種機番情報、顧客情報、及び使用状況情報が管理装置102に送信される。プロジェクタ15cの使用状況情報には、例えば以下の情報がある。
・ランプ可動時間、プロジェクタの投影時間
・エコモードでのランプ点灯時間、エコモードでの機器の使用時間
・通常モード時の二酸化炭素(CO)の排出量からエコモード時のCOの排出量を減算した値を示すCO削減量
各機器から、機種機番情報、顧客情報、及び使用状況情報が送信されるタイミングは、予め設定されたタイミングでもよいし、定期的(例えば1日や1週間ごと)であってもよい。
<仲介装置>
次に、仲介装置101について説明する。図5は、仲介装置101の構成の一例を示すブロック図である。
仲介装置101は、CPU31、DRAM32、フラッシュROM33、カードメモリコントローラ34、カードメモリ35、機器I/F36、リアルタイムクロック回路(RTC)37、モデム38、NCU(網制御装置)39、NIC40、41、および電源回路42を備える。
CPU31は、DRAM32内のOS(オペレーションシステム)を含む各種プログラムに基づいて、仲介装置101に接続されている機器(例えばMFP15b、プロジェクタ15c)を制御する。
また、CPU31は、NCU39又はNIC40、41等により、公衆回線103又はインターネット112経由で管理装置102に対する各種データ(又は信号)の送受信を制御する。
CPU31は、機器からのデータにより公衆回線103経由で管理装置102に対して発呼を行ったり、回線を機器側に接続するか、外部通信機器である一般電話器(TEL)又はファクシミリ装置(FAX)側に接続するかの切り替え制御を行ったりする。CPU31は、仲介装置101全体を統括的に制御する中央処理装置である。
DRAM32は、OSを含む各種プログラムを記憶するプログラムメモリや、CPU31がデータ処理を行う際に使用するワークメモリ等として使用するメインメモリである。なお、このDRAM32の代わりに、SRAMを使用してもよい。
フラッシュROM33は、ブート・プログラムを記憶するプログラムメモリや、管理装置102および各機器の一方から他方への送信データなどを記憶するデータベース(DB)として使用する不揮発性メモリである。フラッシュROM33は、電源がオフになっても記憶内容を保持するようになっている。なお、このフラッシュROM33の代わりに、EEPROM等の他の不揮発性メモリを使用してもよい。
カードメモリコントローラ34は、カードメモリ35に対する各種データの読み書きを制御するものである。
カードメモリ35は、SDメモリ等の記録媒体であり、OS、ドライバ、アプリケーション等の各種プログラムを記録している。この各種プログラムは、フラッシュROM33に記憶するようにしてもよい。また、各種プログラムは、別途設けられたHDDに記憶するようにしてもよい。
機器I/F36は、遠隔管理対象となる機器(例えばMFP15b、プロジェクタ15c)を接続する機器接続手段である。
リアルタイムクロック回路(RTC)37は、時刻情報を発生するものであり、CPU31が時刻情報を読み込むことによって現在の時刻を知ることができる。
モデム38は、変復調手段であり、管理装置102へ公衆回線103経由でデータを送信する場合、そのデータを公衆回線103に流せる形に変調する。また、管理装置102から送られてくる変調されたデータを受信した場合、そのデータを復調する。
NCU39は、公衆回線103経由で管理装置102を含む各種外部装置あるいは外部通信機器との通信を制御するものである。
NIC40、41は、LAN(他のネットワークでもよい)上の遠隔管理対象となる各機器、ファイアウォール104、又は図示しないパーソナルコンピュータ等を用いた管理用端末を含む他の電子装置との通信を制御する。
また、NIC40、41は、ファイアウォール104およびインターネット112を介して管理装置102を含む各種の外部装置と通信を制御する。
電源回路42は、ACアダプタ43からのAC電源(商用電源)をDC電源に変換して仲介装置101内の上述した各部に供給する。
ここで、モデム38とCPU31とは、送信データ(TX)、受信データ(RX)のデータ線、および送信可能信号(CTS)、送信要求信号(RTS)、データセットレディ信号(DSR)、キャリア検出信号(DCD)の信号線によって接続されている。モデム38は、CPU31からの送信要求信号(RTS)およびキャリア検出信号(DCD)に従って制御される。
また、NCU39とモデム38とは、受信データ(RXD)および送信データ(TXD)の信号線によって接続されている。受信データ(RXD)は、管理装置102のモデムにより変調されたアナログ信号、送信データ(TXD)はモデム38によって変調されたアナログ信号である。
この仲介装置101により、各機器から送信された機種機番情報、顧客情報、使用状況情報は、管理装置102に送信される。
<管理装置>
次に、管理装置102の構成について説明する。図6は、管理装置102の構成の一例を示すブロック図である。
管理装置102は、モデム601、通信部602、プロキシ(Proxy)サーバ603、操作部604、データベース605、および制御部606等を有する。
モデム601は、公衆回線103を介して機器側(例えば、プロジェクタ15cを利用している顧客先)の仲介装置101又は各機器と通信し、送受信するデータを変復調する。通信部602は、モデム601による通信を制御する。
プロキシサーバ603は、インターネット112を介して機器側の仲介装置101又は各機器との通信およびセキュリティ管理を行う。
操作部604は、各種データの入力をオペレータによるキーボードやポインティングデバイス(マウス等)等の入力部上の操作により受け付ける。
データベース605は、ハードディスク装置等の記憶装置に存在し、各機器側の仲介装置101および各機器から受信したデータ、仲介装置101を介して受信した各機器からの各種データを記憶する。データベース605に記憶されるデータとして、例えば、各機器の機種機番情報、顧客情報、及び使用状況情報がある。データベース605は、図2に示すデータベース121に相当する。
制御部606は、CPU、ROM、RAM等からなるマイクロコンピュータを備えており、管理装置102全体を統括的に制御する。
そのCPUが、プログラムに従って動作すると共に、モデム601、通信部602、又はプロキシサーバ603を必要に応じて選択的に使用することにより、各種機能を実現することができる。
<作成装置>
次に、作成装置(レポート作成装置)150の構成について説明する。図7は、作成装置150の構成の一例を示す図である。作成装置150は、レポートを作成するPCやサーバなどの情報処理装置である。
図7に示す作成装置150は、制御部701、主記憶部702、補助記憶部703、ドライブ装置704、ネットワークI/F部706、入力部707、および表示部708を有する。これら各構成は、バスを介して相互にデータ送受信可能に接続されている。
制御部701は、コンピュータの中で、各装置の制御やデータの演算、加工を行うCPUである。また、制御部701は、主記憶部702や補助記憶部703に記憶されたレポート作成プログラムを実行する演算装置であり、入力部707や記憶装置からデータを受け取り、演算、加工した上で、表示部708や記憶装置などに出力する。
主記憶部702は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などであり、制御部701が実行する基本ソフトウェアであるOSやアプリケーションソフトウェアなどのプログラムやデータを記憶又は一時保存する記憶装置である。
補助記憶部703は、HDD(Hard Disk Drive)などであり、アプリケーションソフトウェアなどに関連するデータを記憶する記憶装置である。
ドライブ装置704は、記録媒体705、例えばSDカードなどからプログラムを読み出し、記憶装置にインストールする。また、記録媒体705に、レポート作成プログラムを格納し、サポート作成プログラムはドライブ装置704を介して作成装置150にインストールされる。インストールされたレポート作成プログラムは、作成装置150により実行可能となる。
ネットワークI/F部706は、有線及び/又は無線回線などのデータ伝送路により構築されたLAN、WANなどのネットワークを介して接続された通信機能を有する周辺機器と作成装置150とのインターフェースである。
入力部707は、カーソルキー、数字入力及び各種機能キー等を備えたキーボード、表示部708の表示画面上でキーの選択等を行うためのマウスやスライスパット等を有する。
表示部708は、LCD(Liquid Crystal Display)等を有し、制御部701から入力される表示データに応じた表示が行われる。
(機能部)
次に、作成装置150の制御部701内の処理によって実現される主要な機能部について説明する。作成装置150は、最上位のアプリケーションモジュール層、その下位のサービスモジュール層を含む。
アプリケーションモジュール層やサービスモジュール層のソフトウェアを構成するプログラムは補助記憶部703や主記憶部702に記憶され、必要に応じて読み出されて制御部701によって実行される。
制御部701は、これらのプログラムを必要に応じて実行することにより、図8に示す各機能部を実現する。図8は、作成装置150の機能の一例を示すブロック図である。図8に示す例では、作成装置150は、種類識別部801、利用パターン特定部(第1特定部)802、レポートタイプ特定部(第2特定部)803、レポート作成部804、レポート選択部805、およびダウンロード制御部806を備える。
種類識別部801は、遠隔管理システム1のデータベース121にアクセスし、1又は複数の機器の機種コードを含む機種機番情報を取得する。よって、種類識別部801は、機種機番情報を取得する取得部としても機能する。また、種類識別部801は、データベース151にアクセスし、各機器の機種コード毎に機器の種類を関連付けた機種情報を取得する。
種類識別部801は、取得した機種コードと、機種情報とに基づいて、各機器の種類を識別する。機器の種類とは、例えばMFPやプロジェクタなどである。識別された各機器の種類は、顧客に利用されている機器の種類を表す。
また、種類識別部801は、所定の顧客のレポートが作成される場合は、その所定の顧客の顧客コードに対応する全ての機種機番情報を、データベース121から取得する。これにより、顧客毎に利用されている機器の種類を識別することができる。
種類識別部801は、顧客コードを予め保持しておいてもよいし、顧客からPC152などを用いて顧客コードを取得するようにしてもよい。種類識別部801は、識別した各機器の種類を利用パターン特定部802に通知する。
利用パターン特定部(第1特定部)802は、種類識別部801により識別された機器の種類を取得した場合、データベース151から各機器の種類の利用有無による利用パターンを示すパターン情報を取得する。利用パターンとは、どの機器の種類が利用されていて、どの機器の種類が利用されていないかを表す組み合わせである。
利用パターン特定部802は、種類識別部801により識別された機器の種類と、パターン情報とに基づき、利用パターンを特定する。利用パターン特定部802は、特定した利用パターンをレポートタイプ特定部803に通知する。
レポートタイプ特定部(第2特定部)803は、利用パターン特定部802により特定された利用パターンを取得した場合、データベース151から利用パターン毎にレポートタイプを関連付けたタイプ情報を取得する。
レポートタイプとは、レポートに使用するデータ、レポートで提示するデータ、レポートで扱うデータの整理方法や集計方法や加工方法、レポートのフォーマットなどの規定である。つまり、レポートタイプは、レポートの内容を表すものである。データベース151には、レポートタイプ毎の規定が記憶されている。
レポートタイプ特定部803は、利用パターン特定部802により特定された利用パターンとタイプ情報とに基づき、レポートタイプを特定する。レポートタイプ特定部803は、特定したレポートタイプをレポート作成手段804に通知する。
なお、レポートタイプ特定部803は、特定したレポートタイプが複数ある場合、複数のレポートタイプをレポートタイプ選択部805に通知する。
レポートタイプ選択部805は、レポートタイプ特定部803から複数のレポートタイプを取得した場合、ユーザーインターフェースなどを用いて、レポートタイプの選択画面を表示し、顧客に1又は複数のレポートタイプを選択してもらう。レポートタイプ選択部805は、顧客により選択されたレポートタイプをレポート作成部804に通知する。なお、レポートタイプ特定部803とレポートタイプ選択部805とは1つの構成であってもよい。
レポート作成部804は、レポートタイプ特定部803により特定されたレポートタイプ、又はレポートタイプ選択部805により選択されたレポートタイプを取得した場合、このレポートタイプに対する規則をデータベース151から取得する。
レポート作成部804は、レポートタイプに対する規則で用いるデータを、遠隔管理システム1のデータベース121から取得する。レポート作成部804は、顧客コードがある場合、その顧客コードに対応する使用状況情報から必要なデータを取得する。使用状況情報は、機器の使用状況を示す情報である。
レポート作成部804は、使用状況情報から取得したデータと、レポートタイプに定義された整理方法や集計方法や加工方法とに基づいて、レポートを作成する。このレポートは、例えば、所定の顧客で利用されている機器の種類に応じた使用状況報告書である。これにより、顧客毎に利用されている機器の種類に応じた使用状況報告書を作成することができる。
レポート作成部804は、作成したレポートを顧客コードと関連付けてデータベース151に記憶する。これにより、データベース内で顧客毎にレポートを管理することができる。
また、レポート作成部804は、スケジューリング機能に基づき、予め決められたタイミングでレポートを作成してもよい。この場合、種類識別部801が、予め決められたタイミングでデバイス情報を取得するようにすれば、予め決められたタイミングでレポートを作成することができる。
また、種類識別部801は、遠隔管理システム1のデータベース121からデータを取得するようにしていたが、このデータベース121内のデータを保持する記憶装置が遠隔管理システム1とは別にあるのであれば、その記憶装置から取得するようにしてもよい。
しかし、レポート作成システム2は、遠隔管理システム1とシステム連携することで、種類識別部801は、データベース121からデータを取得する方が好適である。
ダウンロード制御部806は、ネットワークを介して接続される機器(例えばPC152やPC15a)からのレポートのダウンロード要求があった場合、ダウンロードの実行を制御する。また、ダウンロード制御部806は、定期的に、顧客に対してレポートをダウンロードさせるようにしてもよい。
ダウンロード制御部806は、レポートのダウンロードが行われた場合、ダウンロードした顧客の顧客コード、ダウンロードされたレポート、このレポートの識別情報、及びダウンロード日時を含むダウンロード履歴をデータベース151に記憶する。これにより、データベース151でダウンロード履歴を管理することができる。なお、ダウンロード履歴を管理する記憶装置は、必ずしもデータベース151である必要はない。
<データ例>
次に、本実施例で用いられるデータ例について説明する。図9は、遠隔管理システム1のデータベース121内に管理されるデバイス情報の一例を示す図である。デバイス情報は、顧客コードと機種機番情報とが関連付けられた情報である。
例えば、顧客コード「456001」に対し、機種機番情報「A284,111111」が関連付けられる。なお、機種機番情報では、コンマ「,」で情報が区切られ、コンマの前の情報が機種コードを示し、コンマの後の情報が機番情報を示す。
図9に示す情報は、遠隔管理システム1において、遠隔管理される各機器(例えば、図2に示すMFP15b、プロジェクタ15c)から送信されて、データベース121で管理される。
図10は、レポート作成システム2のデータベース151内に管理される機種情報の一例を示す図である。機種情報は、機種コード、機種名、および機器の種類が関連付けられた情報である。なお、機種名は、機種情報に必ずしも必要な情報ではない。
例えば、機種コード「A284」に対し、機種名「MP C4500」、種類「MFP」が関連付けられる。図10に示す情報は、予めデータベース151に登録されている。
図11は、レポート作成システム2のデータベース151内に管理されるパターン情報の一例を示す図である。パターン情報は、利用パターン、各機器の種類の利用有無が関連付けられる。図11に示す各機器の種類は、例えばMFPとプロジェクタとする。
例えば、利用パターン「101」は、MFP「×」、プロジェクタ「○」を示す。ここで、「×」は利用無しを示し、「○」は利用有りを示す。つまり、利用パターン「101」は、プロジェクタを利用し、MFPは利用しておらず、利用しているプロジェクタが、遠隔管理システム1により管理されていることを表す。
図12Aは、レポート作成システム2のデータベース151内に管理されるタイプ情報(その1)の一例を示す図である。タイプ情報は、利用パターンと、レポートタイプとが関連付けられる。例えば、利用パターン「101」に、レポートタイプ「タイプA」が関連付けられる。
このタイプAには、レポートに使用するデータや、レポートで提示するデータ、レポートで扱うデータの整理方法、集計方法、及び加工方法、レポートのフォーマットがそれぞれ規定されている。
図12Bは、レポート作成システム2のデータベース151内に管理されるタイプ情報(その2)の一例を示す図である。図12Bに示す例では、1つの利用パターンに複数のレポートタイプが関連付けられる。
例えば、利用パターン「101」に、レポートタイプ「タイプA、D、E」の3つが関連付けられる。この場合、レポートタイプ選択部805により、1つ又は複数のレポートタイプが選択されればよい。
タイプ情報として、図12Aに示すタイプ情報、図12Bに示すタイプ情報のいずれかが、データベース151に記憶されていればよい。なお、レポートタイプの詳細な規定は、データベース151に記憶されている。
<レポートタイプ選択画面>
次に、レポートタイプ選択画面について説明する。図13は、レポートタイプ選択画面の一例を示す図である。利用パターンに対応するレポートタイプが複数ある場合、図13に示すような選択画面がレポートタイプ選択部805により表示制御される。
顧客は、図13に示すような選択画面から1つのレポートタイプにチェックを入れ、OKボタンを押下する。レポートタイプ選択画面805は、チェックが入っているレポートタイプが選択されたことを検知すると、そのレポートタイプをレポート作成手段804に通知する。
図13に示す選択画面で、「詳細」が選択されると、そのレポートタイプで定義された規則が表示される。これにより、顧客は、レポートタイプの詳細を確認してからレポートタイプを選択することができる。
<レポート例>
次に、レポートタイプに応じて作成されるレポートについて説明する。図14〜16に示すレポートは、利用パターンがMFPのみの場合のレポートを示し、図17に示すレポートは、利用パターンがプロジェクタのみの場合のレポートを示し、図18に示すレポートは、利用パターンがMFP及びプロジェクタの場合のレポートを示す。また、以下に示すレポートは、使用状況報告を例にする。
図14は、両面、集約の活用状況を報告するレポートタイプに基づくレポートの一例を示す図である。図14に示す例では、機種名毎に、機番、設置部門名、データ取得日、出力合計数、両面の各データ、集約の各データを含むレポートが、レポート作成部804により作成される。
図15は、カラーモード別出力状況を報告するレポートタイプに基づくレポートの一例を示す図である。図15に示す例では、機種名毎に、機番、設置部門名、データ取得日、カラーモード別出力の各データを含むレポートが、レポート作成部804により作成される。
図16は、稼働状態別時間状況を報告するレポートタイプに基づくレポートの一例を示す図である。図16に示す例では、機種名毎に、機番、設置部門名、稼働状態別時間(分)の各データを含むレポートが、レポート作成部804により作成される。
図17は、プロジェクタのモード別投影時間を報告するレポートタイプに基づくレポートの一例を示す図である。図17に示す例では、機種名毎に、機番、データ取得日、投影時間の各データを含むレポートが、レポート作成部804により作成される。
図18は、MFPとプロジェクタの使用状況を報告するレポートタイプに基づくレポートの一例を示す図である。図18に示す例では、MFPの機種名毎に、月毎の出力合計数、プロジェクタの機種名毎に、月毎の投影時間を含むレポートを、レポート作成部804が作成する。
上記レポート例は、テーブル形式を説明したが、グラフや図などを用いてレポートが作成されてもよい。
本実施例では、図17や図18に示すように、顧客の利用パターンに応じて、プロジェクタの使用状況を示すレポートや、MFPとプロジェクタ両方の使用状況を示すレポートを作成することができる。
<処理手順(その1)>
次に、レポート作成システムにおけるレポート作成手順について説明する。図19は、レポート作成処理の一例を示すフローチャートである。図19に示す例では、所定の顧客に対するレポートを作成する手順を示す。なお、この作成処理の開始は、スケジュール機能により定期的に自動で動作しても良いし、サービス運用部門の制御により開始しても良い。
図19に示すステップS101で、作成装置150は、所定の顧客の顧客コードに対応する全ての機種機番情報を、遠隔管理システム1内のデータベース121から読み出す。データベース121では、同一の顧客コードに対応する全ての機種機番情報が読み出せるように管理されている(図9参照)。
ステップS102で、作成装置150(種類識別部801)は、データベース121から読み出した1又は複数の機種機番情報に対し、データベース151内に保持する機種情報(図10参照)を参照することで、機器の種類を識別する。機器の種類とは、例えば、MFPやプロジェクタなどであり、遠隔管理システム1により遠隔管理されている装置の種類である。
ステップS103で、作成装置150(利用パターン特定部802)は、識別された機器の種類により、機器の種類毎の利用有無を特定する。例えば、この顧客が利用している機器の種類は、プロジェクタとMFPの両方である、などの特定である。
機器の種類は事前に定義できるので、図11に示すようなパターン情報は、予めデータベース151に記憶しておく。作成装置150は、特定した種類の利用有無情報と、パターン情報とを用いて、利用パターンを特定する。
パターン情報における機器の種類は、何種類あっても構わない。利用有無を判断する利用機器の種類の決め方は、レポート作成にあたって必要と判断した粒度で決めて良い。
また、機種機番情報に対する機器の種類の識別処理は、利用パターンが特定できた時点でやめるように処理順序の効率化を考えても構わない。例えば、識別した機器の種類数が、機器の種類の上限値に達した場合には、識別処理を終了してもよい。
ステップS104で、作成装置150(レポートタイプ特定部803)は、特定された利用パターンを基に、タイプ情報(図12A又は図12B参照)を参照してレポートのタイプを特定する。
レポートタイプとは、レポートに使用するデータ、レポートで提示するデータ、レポートで扱うデータの整理方法や集計方法や加工方法、レポートのフォーマット、等の規定である。タイプ情報のレポートタイプ毎に、定義された規定(ルール)はデータベース151内に保持される。
ステップS105で、作成装置150(レポート作成部804)は、決定されたレポートタイプに対応する、予め決められたレポートタイプ毎の規定を用いて、レポートを作成する。
このとき、作成装置150は、レポート作成に必要な使用状況情報を、遠隔管理システム1から取得し、使用状況情報に含まれる各種データを加工、集計したりしてレポートを作成する。各種データには、プロジェクタの投影時間やMFPのトータルカウンタ(出力枚数)などが含まれる。
ステップS106で、作成装置150(レポート作成部804)は、作成したレポートを、顧客コードと関連付けてデータベース151に保存する。
これにより、顧客の利用機器の種類に応じて、様々なタイプのレポートを作成することができる。
<処理手順(その2)>
次に、遠隔管理システムを含めたレポート作成システムにおけるレポート作成手順について説明する。図20は、遠隔管理システムを含めたレポート作成処理の一例を示すシーケンス図である。図20に示す例では、所定の顧客に対するレポートを作成する手順を示す。被管理装置10は、例えばMFPやプロジェクタなどである。
ステップS201で、仲介装置101は、被管理装置10に対し、機種機番情報の取得を要求する。
ステップS202で、被管理装置10は、仲介装置101から機種機番情報の取得要求を受けると、自装置の機種機番情報を仲介装置101に送信する。
ステップS203で、仲介装置101は、管理装置102に対し、機器登録を行う。機器登録には、その機器を使用している顧客の顧客コード、被管理装置10から取得した機種機番情報が含まれる。
ステップS204で、管理装置102は、仲介装置101から機器登録の要求を受けると、顧客コードと機種機番情報とを関連付けてデータベース121に保存する。
ステップS201〜S204の処理は、遠隔管理システム1で行われている機器登録処理である。
ステップS205で、被管理装置10は、例えば定期的に被管理装置10に対して、カウンタ情報などの使用状況情報の取得を要求する。被管理装置10がMFPである場合は、故障通知やサプライ通知(トナーサプライ)やコピーやプリンタのカウンタなどが使用状況情報に含まれる。また、被管理装置10がプロジェクタである場合は、故障通知やプロジェクタの投影時間などが、使用状況情報に含まれる。
ステップS206で、被管理装置10は、使用状況情報の取得要求を受けた場合、使用状況情報を仲介装置101に送信する。
ステップS207で、仲介装置101は、使用状況情報を管理装置102に送信する。これは、遠隔管理システム1のカウンタ通知機能を適用すれば実施することができる。
ステップS208で、管理装置102は、仲介装置101から使用状況情報を取得すると、自装置の機種機番情報と関連付けて使用状況情報をデータベース121に保存する。
ステップS206〜S208の処理は、遠隔管理システム1で行われている情報通知処理である。
ステップS209で、作成装置150は、データベース121にアクセスし、所定の顧客コードに対応する全ての機種機番情報の取得を要求する。
ステップS210で、作成装置150は、要求した全ての機種機番情報をデータベース121から取得する。
ステップS211、S212で、作成装置150(種類識別部801)は、データベース121から読み出した1又は複数の機種機番情報に対し、データベース151内に保持する機種情報(図10参照)を参照することで、機器の種類を識別する。機器の種類とは、例えば、MFPやプロジェクタなどであり、遠隔管理システム1により遠隔管理されている装置の種類である。
ステップS213、S214で、作成装置150(利用パターン特定部802)は、識別された機器の種類により、機器の種類毎の利用有無を特定する。例えば、この顧客が利用している機器の種類は、プロジェクタとMFPの両方である、などの特定である。作成装置150は、特定した種類の利用有無情報と、パターン情報とを用いて、利用パターンを特定する。
ステップS215、S216で、作成装置150(レポートタイプ特定部803)は、特定された利用パターンを基に、タイプ情報(図12A又は図12B参照)を参照してレポートのタイプを特定する。
ステップS217で、作成装置150(レポート作成部804)は、データベース121にアクセスし、機種機番情報を基に、使用状況情報の取得を要求する。
ステップS218で、作成装置150(レポート作成部804)は、全ての使用状況情報をデータベース121から取得する。
ステップS219で、作成装置150(レポート作成部804)は、決定されたレポートタイプに対応する、予め決められたレポートタイプ毎の規定に従って、使用状況情報を用いてレポートを作成する。
ステップS220で、作成装置150(レポート作成部804)は、作成したレポートを、顧客コードと関連付けてデータベース151に保存する。
これにより、顧客の利用機器の種類に応じて、様々なタイプのレポートを作成することができる。
<運用例>
上記レポート作成システム2の運用例について説明する。まず、ある顧客の遠隔管理システム1で管理される機器が、これまでMFPだけであったが、プロジェクタも管理される機器として導入されたとする。
このとき、「プロジェクタを導入して利用することにより、会議での紙の配布が減った。紙の利用が減ることで、ドキュメントコストや環境負荷が減る。」という理屈での説明だけでは顧客は納得しない場合がある。よって、この理屈を明示的に数値化したレポートを顧客に証拠提示することに、ビジネス上の利点がある。
例えば、遠隔管理システム1を利用して「プロジェクタの投影時間」や「MFPのカウンタ」などを数値情報として収集することができる。実施例におけるレポート作成システム2では、「プロジェクタの投影時間が増えることで、MFPのカウンタが減る」ということを、定期的なレポートとして顧客に提示することができる。
また、これにより、機器環境の最適化と管理・運用業務の見直しによるドキュメントコストの削減と環境負荷の低減を推進することができる。
[変形例]
実施例の作成装置150は、種類識別部801の機種機番情報を取得する取得部としての機能と、種類識別部801の取得部以外の機能、利用パターン特定部802、レポートタイプ特定部803、及びレポート作成部804をまとめた作成部との機能とに分けることもできる。
このとき、取得部は、遠隔管理されている機器の種類を識別するための機種機番情報(第1識別情報)を取得する。作成部は、取得部により取得された機種機番情報(第1識別情報)により識別された機器の種類に応じたレポートを作成する。
実施例の作成装置150で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、実施例の作成装置150で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、実施例の作成装置150で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
また、実施例の作成装置150で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
実施例の作成装置150で実行されるプログラムは、前述した各部を含むモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしては制御部701が、主記憶部702や補助記憶部703からプログラムを読み出して実行することにより、上記各部のうち1又は複数の各部が主記憶部702上にロードされ、1又は複数の各部が主記憶部702上に生成される。
また、実施例におけるレポートは、使用状況報告書を例に説明したが、各機器から取得されたデータに基づくレポートであればよい。また、遠隔管理される機器として、MFPやプロジェクタを説明したが、ネットワークを介して情報を送信できる機器であればよい。
なお、本発明は、上記実施例そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施例に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施例に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。
1 遠隔管理システム
2 レポート作成システム
15b MFP
15c プロジェクタ
102 管理装置
121 データベース
150 作成装置
151 データベース
801 種類識別部
802 利用パターン特定部
803 レポートタイプ特定部
804 レポート作成部
805 レポートタイプ選択部
806 ダウンロード制御部
特許4163550号公報 特開2002−269293号公報

Claims (10)

  1. 各機器の機種コード毎に機器の種類を関連付けた機種情報と、各機器の種類の利用有無による利用パターンを示すパターン情報と、前記利用パターン毎にレポートタイプを関連付けたタイプ情報とを記憶する記憶手段と、
    遠隔管理システムにより遠隔管理された1又は複数の機器の機種コードを取得し、前記機種コードと前記機種情報とに基づき、前記1又は複数の機器の種類を識別する識別手段と、
    前記識別手段により識別された機器の種類と前記パターン情報とに基づき、利用パターンを特定する第1特定手段と、
    前記第1特定手段により特定された利用パターンと前記タイプ情報とに基づき、レポートタイプを特定する第2特定手段と、
    前記第2特定手段により特定されたレポートタイプに基づき、レポートを作成する作成手段と、
    を備えるレポート作成システム。
  2. 前記識別手段は、
    遠隔管理された各機器の前記機種コードを含む情報を管理する前記遠隔管理システムの記憶装置から、前記機種コードを取得する請求項1記載のレポート作成システム。
  3. 前記機種コードを含む情報に、各機器を利用する顧客の顧客コードが関連付けられている場合、
    前記識別手段は、
    所定の顧客コードに対応する全ての機種コードを取得し、
    前記作成手段は、
    作成したレポートと、前記所定の顧客コードとを関連付けて前記記憶手段に記憶する請求項2記載のレポート作成システム。
  4. 前記タイプ情報は、前記利用パターンに対して複数のレポートタイプを関連付け、
    前記第2特定手段は、
    前記複数のレポートタイプのうち、ユーザにより選択されたレポートタイプを特定する請求項1乃至3いずれか一項に記載のレポート作成システム。
  5. ネットワークを介して接続される機器からの前記レポートのダウンロードを制御し、ダウンロードした顧客の顧客コード、ダウンロードされたレポート、前記ダウンロードされたレポートの識別情報、及びダウンロード日時を含むダウンロード履歴を前記記憶手段に記憶するダウンロード制御部をさらに備える請求項1乃至4いずれか一項に記載のレポート作成システム。
  6. スケジューリング機能に基づき、予め決められたタイミングで前記レポートの作成処理を開始する請求項1乃至5いずれか一項に記載のレポート作成システム。
  7. 前記作成手段は、
    前記遠隔管理システムで管理される、遠隔管理された各機器の使用状況を示す情報のうち、前記特定されたレポートタイプで用いる情報を取得し、前記遠隔管理された各機器の使用状況を示すレポートを作成する請求項1乃至6いずれか一項に記載のレポート作成システム。
  8. 1又は複数の機器を遠隔管理する遠隔管理システムとネットワークを介して接続されたレポート作成装置であって、
    前記機器の種類を識別するための第1識別情報を取得する取得手段と、
    前記取得された第1識別情報により識別された機器の種類に応じたレポートを作成する作成手段と、
    を備えるレポート作成装置。
  9. 遠隔管理システムにより遠隔管理された1又は複数の機器の機種コードを取得し、前記機種コードと、各機器の機種コード毎に機器の種類を関連付けた機種情報とに基づき、前記1又は複数の機器の種類を識別する識別ステップと、
    前記識別された機器の種類と、各機器の種類の利用有無による利用パターンを示すパターン情報とに基づき、利用パターンを特定する第1特定ステップと、
    前記特定された利用パターンと、利用パターン毎にレポートタイプを関連付けたタイプ情報とに基づき、レポートタイプを特定する第2特定ステップと、
    前記特定されたレポートタイプに基づき、レポートを作成する作成ステップと、
    をコンピュータが実行するレポート作成方法。
  10. 遠隔管理システムにより遠隔管理された1又は複数の機器の機種コードを取得し、前記機種コードと、各機器の機種コード毎に機器の種類を関連付けた機種情報とに基づき、前記1又は複数の機器の種類を識別する識別ステップと、
    前記識別された機器の種類と、各機器の種類の利用有無による利用パターンを示すパターン情報とに基づき、利用パターンを特定する第1特定ステップと、
    前記特定された利用パターンと、利用パターン毎にレポートタイプを関連付けたタイプ情報とに基づき、レポートタイプを特定する第2特定ステップと、
    前記特定されたレポートタイプに基づき、レポートを作成する作成ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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