JP2002108939A - 電子商取引を行うWebサイトの情報管理システム - Google Patents

電子商取引を行うWebサイトの情報管理システム

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JP2002108939A
JP2002108939A JP2000302618A JP2000302618A JP2002108939A JP 2002108939 A JP2002108939 A JP 2002108939A JP 2000302618 A JP2000302618 A JP 2000302618A JP 2000302618 A JP2000302618 A JP 2000302618A JP 2002108939 A JP2002108939 A JP 2002108939A
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JP2000302618A
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Shinichi Ikeda
池田  進一
Hiromi Egawa
博巳 江河
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WEB BOOTS KK
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  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】検索された情報を、効率良く、利用者に有益なか
たちで表示することのできる電子商取引を行うWebサ
イトを提供すること。 【解決手段】電気通信回線を利用した情報ネットワーク
上に開設された電子商取引を行うWebサイトにおい
て、同Webサイトを運営するサーバは、情報提供者の
提供する各種情報を、情報提供者が所望する最小の単位
に細分化して最小単位情報として登録・管理するととも
に、情報利用者の所望する検索結果を、同情報利用者の
検索実行様式から分析した結果に基づいて、検索結果に
該当する前記最小単位情報を自動的に編集して表示する
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばインター
ネットなど、電気通信回線を利用した情報ネットワーク
上に開設された、電子商取引を行うWebサイトの情報
管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、インターネットなどの電気通信回
線を利用した情報ネットワークの発達にともない、所望
する情報を誰でもがグローバルな規模で検索し入手可能
となってきている。
【0003】また、インターネット上で運営されている
Webサイトも多種多様であり、個人レベルのサイトか
ら各種団体、企業の運営するサイトが無数に存在する一
方、かかる各種サイトを含む莫大な情報の中から、所望
する情報を検索し、即座にアクセスできるように多数の
リンクを張った検索エンジンが所謂ポータルサイトとし
て稼働している。
【0004】また、近年では、専門店やデパート、スー
パーなどに行かずとも買い物ができる、所謂バーチャル
ショッピングモール(以下ショッピングモールという)
が人気サイトとなっている。
【0005】これは、通信販売の一形態といえるもので
あるが、売り手側はインターネット上で情報提供してい
るので、ユーザは、いつでも好きなときにショッピング
モールをモニタ画面上に呼び出し、さらにモールにリン
クされた店へアクセスし、用意されている商品カタログ
などを自由に閲覧することができるとともに、閲覧して
気に入ったものがあれば、購入手続を画面上で行って即
座に購入手続をとることも可能となっている。
【0006】かかるショッピングモールは、時代の流れ
とともに、今後とも発展することが予想される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、現状では、
ショッピングモールに出店しても、商品情報の露出機会
に不均衡が生じることがあった。
【0008】すなわち、商品によっては、同一のカテゴ
リーにあるにもかかわらず、その商品情報の表示順序が
後半部分になってしまったり、同一画面上であっても下
側の目立たない場所にしか表示されないことがあり、利
用者の目にとまりにくくなることがあった。
【0009】検索して得た情報の表示結果が複数のペー
ジにまたがった場合、利用者は、どうしてもトップペー
ジや前半部分のページに掲載された情報の方に注意がい
き、後半部分の情報は読み流されたり、あるいは飛ばさ
れてしまう傾向にあり、また、同一ページであっても、上
側に掲載されている情報が目に入り易いからである。
【0010】これでは、利用者の目にとまりにくい商品
は、他の出店者の商品と比べて受注件数が少なくなって
しまうおそれがあり、同じ出店条件であっても、結果的
には商品情報の露出機会に不均衡を生じ、出店者の営業
成果にも差がついてしまうことになる。
【0011】他方、情報利用者にしても、同一カテゴリ
ーで同一の指定条件で情報検索した場合に、検索するた
びに同じ商品情報が目につくのでは検索効率が悪く、ま
だ見ていない情報を得るためには、複数ページの後半ま
でいちいち画面表示させなければならないので面倒にな
ってしまう。これでは、同ショッピングモールを敬遠し
てしまうことになりかねない。
【0012】そのようなことになると、ショッピングモ
ールの運営もままならなくなり、モール出店者にとって
も大きな不利益となる。
【0013】本発明は、上記課題を解決することのでき
る電子商取引を行うWebサイトの情報管理システムを
提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の本発明では、電気通信回線を利用し
た情報ネットワーク上に開設された電子商取引を行うW
ebサイトにおいて、同Webサイトを運営するサーバ
は、情報提供者の提供する各種情報を、情報提供者が所
望する最小の単位に細分化して最小単位情報として登録
・管理するとともに、情報利用者の所望する検索結果
を、同情報利用者の検索実行様式から分析した結果に基
づいて、検索結果に該当する前記最小単位情報を自動的
に編集して表示するようにした。
【0015】また、請求項2記載の本発明では、上記情
報提供者の提供する各種情報を最小単位情報化する最小
単位化手段を備えていることとした。
【0016】また、請求項3記載の本発明では、上記サ
ーバは、情報検索結果の表示様式を決定する複数のレポ
ートスタイルシートを予め用意しておき、同複数のレポ
ートスタイルシートの中から情報利用者に任意に選択・
指定させ、指定された表示様式にしたがって、検索結果
に該当する前記最小単位情報を自動的に編集して表示す
るようにした。
【0017】また、請求項4記載の本発明では、上記情
報提供者の最小単位情報の被検索状況を、一定期間ごと
に情報提供者へ報告するフィードバック機能を有するこ
ととした。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明は、電気通信回線を利用し
た情報ネットワーク上に開設された電子商取引を行うW
ebサイトにおいて、同Webサイトを運営するサーバ
は、情報提供者の提供する各種情報を、情報提供者が所
望する最小の単位に細分化して最小単位情報として登録
・管理するとともに、情報利用者(以下、単に「利用
者」という)の所望する検索結果を、同利用者の検索実
行様式から分析した結果に基づいて、検索結果に該当す
る前記最小単位情報を自動的に編集して表示するように
したものである。
【0019】ここでWebサイトとは、テキスト、画
像、音などの素材から構成された多数の情報をパッケー
ジした情報ページからなり、かかるWebサイトは、H
TML(HyperText Markup Language)ファイルで各ペ
ージを表現している。そして、サイトを運営するWWW
サーバ(以下、単に「サーバ」という)とブラウザと
は、インターネットの標準プロトコルであるHTTP
(HyperText Transfer Protocol)で情報のやりとりを
行っている。
【0020】インターネットの利用者は、CPUやRO
M、RAMなどのメモリー、前記ブラウザが格納された
ハードディスクなどを備えたコンピュータ本体、同本体
に接続されたモニタ、入力デバイスであるキーボード、
マウスなどからなるパソコンなどのコンピュータを利用
してインターネットに接続し、所定のWebサイトにア
クセスして、同サイトの有する様々な情報を前記モニタ
に表示させて閲覧することができる。本実施の形態で
は、所望する情報を表示させるための利用者のアクショ
ンとして、グラフィックユーザインターフェイス(GU
I)環境の下でのコンピュータ操作により行うようにし
ている。すなわち、前記したマウスなどの入力デバイス
によるアイコンなどの選択入力(以下「クリック」とい
う)で行うようにしている。
【0021】本実施の形態では、前記Webサイトを、
専門店やデパート、スーパーなどに行かずとも買い物が
できる、所謂バーチャルショッピングモール(以下ショ
ッピングモールという)としており、同ショッピングモ
ールには、様々なカテゴリーの商品、サービスなどを提
供する者が出店している。
【0022】例えば、ショッピングであれば、家庭用品
関連、ファッション関連、書籍関連、CDなどの音楽関
連、自動車関連など、その他様々なカテゴリー、さらに
は、観光案内、ゴルフ場、スキー場、レストラン、キャ
ンプ場などの様々なサービス施設などが出店している。
【0023】利用者は、これらの中から、所望する目的
情報、商品を検索して閲覧し、気に入ったものがあれ
ば、所定のルールの下での電子商取引を行うことができ
る。
【0024】本ショッピングモールを運営するサーバ
は、情報提供者、すなわち出店者の提供する各種商品や
サービスに関する情報を、出店者が所望する最小の単位
に細分化して最小単位情報として登録・管理し、検索条
件に対応して登録した中から最小単位情報ごとに検索す
るとともに、この最小単位情報が複数にわたれば、それ
らの表示順や表示位置などを適宜編集し、検索結果とし
て画面に表示するようにしている。
【0025】編集に際しては、上記最小単位情報の検索
回数などを加味した自動陳列棚機能を用いることができ
る。
【0026】すなわち、自動陳列棚機能とは、例えば、
売れる商品情報、人気の有る提供情報などと、その他の
情報を上手く組合わせて表示可能とする機能である。
【0027】例えば、一つのカテゴリーの中で、利用者
の指定した条件で検索した結果が多数存在する場合、多
数の情報の中でも検索回数(クリック回数)が多いも
の、少なくいものが生じる。つまり、人気のある情報や
不人気の情報が検索回数からある程度判断できる。
【0028】しかし、ある利用者が、このカテゴリーか
ら同一の指定条件で検索した場合、検索回数の多かった
情報が常に表示画面の上段、すなわち見やすい位置に表
示され、検索回数の少ない情報は、現在表示されていな
い隠された後のページにしか掲載されないとなると、同
一カテゴリーにある商品情報間で露出機会に大きな不均
衡を生じ、同じショッピングモールに出店したとして
も、売上に大きな差が出てしまう。
【0029】そして、出店者側にとって、レポートへの
露出機会が少なくなれば、それだけ情報(商品・サービ
ス)の訴求力もなくなってしまう。
【0030】そこで、同一の利用者が同一カテゴリーの
中で同様な指定条件で検索した場合には、その利用者が
今まであまり閲覧していない、つまりクリック回数の少
なかった情報についても、過去のクリック回数は少ない
にもかかわらず、自動陳列棚機能によってレポートのト
ップ近傍に表示するものである。
【0031】このように、自動陳列棚機能とは、利用者
の検索回数やレポート表示位置出現回数などを考慮し
て、本ショッピングモール出店者のどの最小単位情報に
ついても利用者になるべく多く閲覧してもらえるように
レポート表示位置を自動設定することができるようにし
たものである。
【0032】したがって、利用者は、同じ目的で何度か
検索した場合に、検索するたびに多くの情報に接するこ
とができる。そして、出店者側からしても、不公平とな
ることなく自店の商品情報を露出させることができるの
でショッピングモールへの出店効果を十分に受けること
ができる。
【0033】また、前記最小単位情報を自動的に編集し
て表示する際に、サーバは、情報検索結果の表示様式を
決定する複数のレポートスタイルシートを予め用意して
おき、同複数のレポートスタイルシートの中から利用者
に任意に選択・指定させ、指定された表示様式にしたが
って、検索結果に該当する前記最小単位情報を自動的に
編集して表示することもできる。なお、この複数のレポ
ースタイルシートについては、画面上に一覧表示され
た、所謂プルダウンメニューの中から所望のシートをク
リックする選択方式が望ましい。
【0034】かかる構成とすれば、利用者は、自分に合
った様式で検索結果を表示することができ、商品情報が
見易くなって、ショッピングモールを有効利用すること
ができる。
【0035】以上説明してきたように、本実施の形態で
は、出店者の提供する情報を最小単位情報に作成するこ
とが重要となるが、そのために、サーバでは、出店者の
提供する各種商品・サービス情報を最小単位情報化する
ための最小単位化手段を備えている。
【0036】同最小単位化手段は、出店者の各種情報を
最小単位の情報として定義するためのもので、出店者は
同手段を利用して、本ショッピングモールへの出店契約
を行うとともに、提供情報を出店者が管理し易い管理単
位に分割して、任意の最小単位情報として登録する。こ
のように、出店者側に都合がよく、なおかつ管理し易い形
式で最小単位情報を登録することができるので、ショッ
ピングモールでは、出店者に最適なモールとなるような
情報管理を行いやすくなる。
【0037】次いで、サーバは、利用者の条件検索に応
じて送信する関連した他の最小単位情報との関係を定義
づけしたり、リンク先URLとの関係付けを行う。
【0038】そして最後に、提供された各種情報に対す
る著作権などの諸権利、最小単位情報の掲載期限などを
決定する。
【0039】ところで、最小単位情報には、所有権者情
報、権利関連情報、本実施形態の特徴の一つである後述
する陳列棚情報、さらには、情報作成年月日、更新年月
日、情報掲載期限、検索回数など、さらに、各最小単位
情報の階層関係テーブルなどの情報が定義され、さら
に、サーバは、全てのデータを最小単位化して記録、管
理するようにしている。
【0040】したがって、利用者の行動検索履歴なども
最小単位情報ごとに把握することができ、商品単位や検
索表示位置単位など、きめ細やかな情報管理を行うこと
ができる。
【0041】さらに、情報提供者の最小単位情報の被検
索状況を、一定期間ごとに情報提供者へ報告するフィー
ドバック機能を備えておくことが好ましい。
【0042】すなわち、サーバでは、出店者の最小単位
情報ごとの利用者による検索回数(クリック回数)、そ
れによる被検索状況、商品の申込状況、前記自動陳列棚機
能の推定効果などを出店者に報告するとともに、提供情
報(商品)の変更や付加価値をつける必要性などを含め
てコンサルティングなどを行って、ショッピングモール
全体の質の向上を図ることも可能となる。
【0043】また、出店者側は、報告書にもとづいて商品
をリニューアルしたり、あるいは市場ニーズを正確に捉
えることができるので、拡販に結びつけることができ、さ
らには、本ショッピングモールを、事業拡大の手段として
も利用可能となる。
【0044】このように、本実施の形態によればショッ
ピングモールの品質を高めることができ、そうなれば、
当然ながら、一般の利用者がこのショッピングモールへ
アクセスする回数も増加し、広告媒体としても利用価値
が高まるので、広告収入などの収益も期待できる。
【0045】
【実施例】以下、本発明を、添付図に示す実施例を通し
てより具体的に説明する。
【0046】図1は、本発明に係る電子商取引を行うW
ebサイトが開設された電気通信回線を利用した情報ネ
ットワークの概念的構成図である。
【0047】本実施例に係る電子商取引を行うWebサ
イトは、所謂オンラインショッピングが可能なショッピ
ングモールであって、電気通信回線を利用した情報ネッ
トワーク、すなわち、インターネットに開設されてお
り、多数の出店者が、それぞれの商品やサービスの情報
を提供し、情報を得ようとする利用者はこれらを自由に
閲覧して、気に入ったものがあれば、所定のルールの下
で電子商取引を行うことができる。
【0048】図1において、1はWWW(World Wide
Web)と呼ばれる電気通信回線で構築されたインターネ
ットであり、同インターネット1を介して、パーソナル
コンピュータ(以下「パソコン」という)などからなる
利用者端末機器(以下、単に「利用者」という)2と、
前記Webサイトを管理運営するサーバ側機器(以下、
単に「サーバ」という)3とが接続されている。
【0049】利用者2やサーバ3は、CPUやROM、
RAMなどのメモリーや、インターネット1上の無数の
データやオブジェクトの中から目的とするものを取り込
むためのソフトウェアであるブラウザが格納されたハー
ドディスクなどを備えたコンピュータ本体20と、同本体
20に接続されたモニタ21と、キーボードやマウスなどか
らなる入力デバイス22などを備えている。
【0050】また、利用者2は、前記ブラウザを起動し
て、ブラウザ画面上で所望するURL(uniform re sou
rse locator)を入力したりするなどして、インターネッ
ト1にリンクした本実施例におけるショッピングモール
などを含め、その他様々なWebサイトをモニタ21で閲
覧することができる。
【0051】サーバ3のハードディスク内には、オペレ
ーティングシステム(OS)やその他ソフトウェア、そ
して、本実施例では、本ショッピングモールを構築する
ためのHTMLファイルや各種データなどが格納されて
いる。
【0052】また、ショッピングモールには、情報検索
用の検索メニューを備えた検索ページが、通常、サイト
の筆頭ページ(ホームページ)に用意されており、同検
索ページの検索メニューを利用して、ショッピングモー
ル内に蓄積されている多数の情報の中から、所望する情
報を検索可能としている。なお、本実施例では、所望す
る情報を表示させるための利用者2のアクションとして
は、グラフィックユーザインターフェイス(GUI)環
境の下でのコンピュータ操作により行うようにしてい
る。すなわち、マウスなどの入力デバイス22によりアイ
コンをクリックすることで行うことが可能である。
【0053】上記した検索ページにおいて、ショッピン
グモールを運営するサーバ3は、情報提供者、すなわち
出店者の提供する各種情報を、出店者が所望する最小の
単位に細分化して最小単位情報として登録・管理すると
ともに、利用者2の所望する検索結果を、同利用者2の
検索実行様式から分析した結果に基づいて、検索結果に
該当する前記最小単位情報を自動的に編集して表示する
ようにした管理システムを備えることに特徴がある。
【0054】上記最小単位情報が、本ショッピングモー
ルの情報管理システムにおける管理単位となっており、
この最小単位情報を、最小のショウウインドウというイ
メージからSST(small shop tray)と定義する。
【0055】かかるSSTは、本ショッピングモールへ
の出店者側で自由にその大きさを決定できるもので、決
定に際しては、基本的に、利用者2が一回のクリックに
よる検索行為で表示させることのできる大きさを最小単
位としている。例えば、プログラムや画像データなどの
ように分割しても意味をなさないようなものは、一つの
情報単位とするものである。
【0056】また、出店者によっては、必ずしも一回の
クリックと規定せずに、利用者2の検索状況を捉え易い
単位、売買目的に作成された個別商品単位を決定するこ
とができ、さらには論文、小説、オーディオ、写真や動
画など、著作権にかかわる情報などに関しては情報提供
者の都合に合わせた管理単位が決定される。
【0057】また、サーバ3は、情報検索結果の表示様
式を決定する複数のレポートスタイルシート10を予め用
意しており、利用者2は、図6に示すように、用意され
た複数のレポートスタイルシート10の中から任意に選択
・指定して、利用者2側で情報検索結果の表示様式を決
定可能とし、しかも、決定された表示様式にしたがって、
検索結果は、該当する前記SSTを自動的に編集して表
示するようにしている。
【0058】本ショッピングモールの情報管理システム
については、さらに後に詳述するが、かかる情報管理を行
うために、サーバ3に備えた4種類のデータベース5,6,
7,8について先ず説明する。
【0059】図1において、5は情報データベースであ
り、本ショッピングモール内で提供可能な商品情報、バ
ナー広告、及びその他の提供情報が利用者2に検索させ
る前記SST毎に記録されている。
【0060】また、6は利用者2のショッピングモール
の検索状況を記録する利用者管理用データベースであ
り、記録内容としては、利用者2が選択した後述するレ
ポートスタイルシート10をはじめ、利用者2の住所、電
話番号、メールアドレス、ホームページUR Lなどの個人
情報、同利用者2の本ショッピングモールへのアクセス
回数、さらに、商品購入履歴、その他同モールの利用履
歴等であって、これらの記録によって、利用者2は細か
いサービスを受けることができるようになっている。な
お、利用者2のプライバシーなどを保護するために、個
人情報に関しては暗号化などのセキュリティ対策を施し
ている。
【0061】なお、利用者2は本ショッピングモールに
会員登録を行うことができ、利用者管理用データベース
6ではこの会員情報についても記録している。会員登録
した利用者2は、オークションへの参加や懸賞サービス
などの各種サービスを受けることができる。
【0062】また、会員登録した利用者2は、後述する独
自検索メニュー9を作成することができ、この独自検索
メニュー9の登録状況についても利用者管理用データベ
ース6に記録されている。
【0063】7は検索用ニーズデータベースであり、本
ショッピングモールにおいて中核をなすデータベースで
ある。
【0064】検索用ニーズデータベース7には、独自検
索メニュー9(後に詳述する)を作成するためのタイト
ル文字列や検索用アイコン画像などが格納されている。
そして、これらは前記情報データベース5と結びついて
いる。
【0065】また、前記タイトル文字列や検索用アイコ
ン画像は階層化されており、その階層関係についても、
メニュー階層セルテーブルとして定義されている。
【0066】そして、これらのタイトル文字列や検索用
アイコン画像と、予め用意してある検索メニュースタイ
ルシートを利用して、独自検索メニュー9を作成可能と
している。なお、本実施例では、独自検索メニュー9用
の背景として使用する背景シートも多数格納している。
【0067】8は利用者メニュースタイルデータベース
であり、利用者2が作成した前記独自検索メニュー9の
画面情報や、三階層のメニューの階層関係情報や、利用
者2が独自に指定した検索用文字列や、独自に作成した
検索用アイコン画像などからなる利用者検索用オブジェ
クトなどが格納されている。
【0068】かかるデータベース5,6,7,8を利用するこ
とで、サーバ3はショッピングモール全体の管理を行う
とともに、出店者及び利用者2の管理を行っている。
【0069】ここで、本実施例に係るショッピングモー
ルに、利用者2が実際にアクセスして、所望する情報を
入手する場合について以下に説明する。
【0070】(ホームメニュー4の自動更新)図1にお
いて、利用者2がショッピングモールにアクセスすると
(a)、サーバ3は、利用者2が独自検索メニュー9を既
に登録しているか、登録していればそのスタイルは何
か、あるいは今回が初めてのアクセスであるかなどを、
利用者管理用データベース6を検索して識別し(イ)、
独自検索メニュー9の登録がない場合は、後述するホー
ムメニュー4を送信して(ロ)、利用者2のモニタ21に
表示する(b)。
【0071】ホームメニュー4とは、予めサーバ3側で
設定した標準の検索メニューであり、図2に示す構成と
している。
【0072】すなわち、図2において、41は本実施例にお
けるショッピングモールの共通表示エリアであり、モー
ルのロゴやシンボルマーク、各ページにリンクしたタ
グ、あるいはバナー広告などからなり、本実施例では、
常にページトップに表示されるようにしている。
【0073】42はこのホームメニュー4を含む検索メニ
ューに共通した条件表示エリアであり、検索条件の入力
やその他のリンクなどが常に表示されるもので、本実施
例では、常にページの左側に帯状に表示されるようにし
ている。45は独自検索メニュー指定用のプルダウンメニ
ュー、46は検索結果レポートスタイル指定用のプルダウ
ンメニュー、47は文字列による検索条件指定窓、48は条
件式による検索条件指定窓である。
【0074】43は検索メニュー表示エリアであり、前述
したように、利用者2の利用傾向に合わせて自動的に更
新され、表示内容が変化するもので、本実施例では、常
にページ中央に表示されるようにしている。本実施例に
係るショッピングモールは、多岐にわたる商品を扱って
おり、図示するように、ショッピングを行う場合、ファ
ッション、本、音楽、様々なカテゴリーのモール検索メ
ニュー100がある。さらに、観光案内、ゴルフ場、スキ
ー場、レストラン、キャンプなどのサービス施設の検索
メニュー200も用意されている。
【0075】44は本ショッピングモール共通のサービス
エリアであり、本ショッピングモールの利用状況や、同
モールに登録した会員への各種サービス案内、その他イ
ンフォメーションなどを表示するもので、本実施例で
は、前記検索メニュー表示エリア43の下側に帯状に表示
されるようにしている。
【0076】ところで、本ショッピングモールにおいて
は、利用者2が情報検索する際に、個々の利用者2の利
用履歴に基づいて、各利用者2に最適と判断される形態
となるように、ホームメニュー4を自動更新して表示す
るメニュー最適化プログラムを備えている。
【0077】同プログラムは、図1に示した各種データ
ベース5,6,7,8を参照するものであり、利用者2がアクセ
スすると、かかるメニュー最適化プログラムが起動し
て、サーバ3は前記各データベース5,6,7,8を検索して
アクセスした利用者2を識別するとともに、同利用者2
の検索履歴から同利用者2に最適と判断される形態とな
るように、検索メニュー表示エリア43の検索メニューの
表示順や、表示位置を自動更新して表示することができ
るものである。
【0078】すなわち、利用者2が本ショッピングモー
ルのURLに初めてアクセスした場合、サーバ3は、予
めサーバ3側で設定したホームメニュー4を送信して利
用者2のモニタ21に表示させる。
【0079】そして、利用者2がこのホームメニュー4
を利用した後、同ショッピングモールとの接続を終了し
て、さらに同利用者2が再度前記ショッピングモールへ
アクセスした場合、サーバ3は、例えば検索メニューの
表示順序や表示位置を、利用者2の利用傾向に合わせて
自動的に更新するようにしている。
【0080】例えば、利用者2が図2で示した最初のホ
ームメニュー4において、サービス施設の検索メニュー
200中のキャンプサイト210の情報を得ていたとすると、
今回のホームメニュー4では、図3に示すように、検索
メニュー表示エリア43には、サービス施設の検索メニュ
ー200がトップに表示され、しかも、キャンプサイト210
がそのメニュー200中のトップに表示されるようにして
いる。
【0081】当然ながら、その後、利用者2の利用状況
によって、サーバ3は、その利用者の検索履歴情報を参
照し、その利用状態から、利用者2にとって最適と思わ
れる表示形態に自動更新したホームメニュー4をモニタ
21に表示する。
【0082】例えば、「行ってみよう」と表示されたサ
ービス施設の検索メニュー200における検索累計が10
00件で、「モールカテゴリー」と表示されたモール検
索メニュー100の検索累計が800件であった場合、図
3においては、図2で示したホームメニュー4とは上下
反対に入れ替わっていることが分かる。
【0083】また同様に、サービス施設の検索メニュー
200の中でも、検索累計の数の変化によって、表示順序
が入れ替わる。
【0084】なお、上述した検索メニューの自動更新に
おいて、その表示順の変更、表示位置の変更などの具体
的な動作は適宜サーバ側で設計可能としている。
【0085】このように、本ショッピングモールではメ
ニュー最適化プログラムを備えていることから、初めて
の検索以降は、その利用者2の検索履歴情報に基づい
て、利用者2の検索動向を反映させて利用者2の志向に
沿ったメニュー形態をとることができ、利用者2は情報
検索を円滑に行うことができる。
【0086】また、図1に示すように、利用者2は、ホ
ームメニュー4が表示されると、同メニュー4の条件表
示エリア42で検索条件を文字列で入力したり、検索メニ
ュー表示エリア43の各メニューをクリックしたりして情
報検索を行うことができる(c)。このときに、サーバ
3は、利用者管理用データベース6及び検索用ニーズデ
ータベース7の該当データを自動更新する(ハ)。
【0087】そして、サーバ3は、利用者2の指定した
条件で要求情報を情報データベース5から捜し出して
(ニ)送信する(d)。
【0088】(検索結果の表示様式指定機能)また、本
ショッピングモールでは、情報検索結果を、利用者2の指
定した様式で表示することができる。
【0089】すなわち、サーバ3は、図2に示すよう
に、そのホームページに予めサーバ3側で設定したホー
ムメニュー4を送信するとともに、会員登録用のタグ49
を表示しておく。そして、利用者2は、会員登録タグ49
をクリックし、リンクされている図示しない登録画面か
ら必要事項を記入したり選択することにより、無料で会
員登録をすることができるようにしている。
【0090】さらに、サーバ3は、前述したように、情報
検索結果の表示様式を決定する複数のレポートスタイル
シート10を予め用意しており(図6参照)、会員登録済
みの利用者2は、用意された前記複数のレポートスタイ
ルシート10の中から任意に選択・指定して、利用者2側
で情報検索結果の表示様式を決定することができる。
【0091】本実施例では、図6に示すように、レポー
トスタイル10は、スタイル表示を行うプルダウンメニュ
ー46に10種類用意されており、各レポートスタイル10は
それぞれ行×列の数が異なっている。
【0092】利用者2は、スタイル表示プルダウンメニ
ュー46から自分好みのレポートスタイル10を簡単に指定
して使用することができる。
【0093】サーバ3は、利用者2が指定したレポート
スタイル10に合わせてこの利用者2の検索結果を編集
し、利用者2へ送信し、モニタ21に表示させる。
【0094】例えば、利用者が、前述したように、温泉
に関する独自検索メニュー9である「温泉めぐりメニュ
ー」を利用とする場合、この独自検索メニュー9を、独
自検索メニュー指定用のプルダウンメニュー45で指定す
るとともに、スタイル表示プルダウンメニュー46(図6
参照)から、所望するレポートスタイルを選択し、文字
列による検索条件指定窓47内に、所望する温泉地の宿を
指定する。
【0095】これらの検索条件を受けて、サーバ3は各
種データベース5,6,7,8を利用して得た情報結果を、図
7に示すように、指定されたレポートスタイルにてモニ
タ21に表示すべく送信する。
【0096】ここでは、利用者2がスタイル表示プルダ
ウンメニュー46(図6参照)から、3行5列(3×5)
のレポートスタイルを選択した場合としており、各検
索結果情報は、3行5列の15のセル11内に、文字や画
像などで作成された前述のSSTで表示されている。こ
こでは情報結果として、温泉地の宿名と宿泊料金が表示
されている。また、画面下部のサービスエリア44には、
検索結果件数やレポートのページ数、その他注意事項な
どが表示されている。
【0097】なお、検索結果を示す3行5列内の各セル
11をクリックすることで、その下の階層にジャンプさせ
ることも可能である。例えば、所望する温泉宿の詳細を
セル11にリンクさせて、利用者11は、興味を引く宿の詳
細を知ることも可能となる。
【0098】他方、利用者2がレポートスタイルシート
10を指定しない場合は、同利用者2が以前に選択・指定
したレポートスタイルシート10で情報検索結果を表示
し、利用者2が会員登録をしていないか、もしくは、同
利用者2が以前にもレポートスタイルシート10を選択・
指定していない場合は、全利用者2中、最も指定頻度の
高いレポートスタイルシート10で情報検索結果を表示す
るようにしている。かかるレポートスタイル10は、それ
だけ人気が高いものなので、一般の利用者2の好みと合
致する可能性が高いものである。
【0099】このように、利用者2は、自分に合った様
式で検索結果を表示することができ、情報が見易くなっ
て、検索メニューを有効利用することができる。
【0100】しかも、自分に合った様式だけではなく、表
示結果は、前述した最小単位情報であるSSTが、利用者
2の検索実行様式から分析した結果に基づいて自動的に
編集されて表示されるので、多様な情報を得やすくな
る。
【0101】(独自検索メニュー9の作成)また、利用
者2は前述したように会員登録すると、以下に説明する
独自検索メニュー9を作成して利用することが可能とな
る。
【0102】すなわち、会員登録した利用者2は、上記
ホームメニュー4を好みに応じてアレンジして、独自検
索メニュー9を作成することができる。また、独自検索
メニュー9は、サーバ3側が予め用意したメニュー作成
ツールを用いて、前記した検索用ニーズデータベース7
内のデータを、モニタ21上でセットアップしながらオン
ラインにて簡単に作成することができる。そして、この
独自検索メニュー9はサーバ3の利用者管理用データベ
ース6に登録されて運用される。
【0103】例えば、図4に示すように、メニュー作成
ツールの一つであるフリーフォームのスタイルシート91
を用い、利用者2は、タイトル92と標準検索用オブジェ
クト(検索対象項目のタイトル文字列や検索用アイコン
画像など)93とマークオブジェクト94とを、スタイルシ
ート91上の任意の位置に配置しながら作成していく。こ
のとき、スタイルシート91の背景95やマークオブジェク
ト94は、前述したように検索用ニーズデータベース7内
に複数種格納されており、これらの中から、好みに応じ
て選択することができる。図4中、96は文字列で背景95
やマークオブジェクト94を検索選択するプルダウンメニ
ュー群である。
【0104】また、好みのマークオブジェクト94がない
場合、利用者2は独自にこれを作成登録することもでき
る。そして、この作成したマークオブジェクト94は、オ
ープンシンボルマークとして、このショッピングモール
にアクセスした他の誰でもが利用できる。
【0105】上述のメニュー作成ツールを利用して作成
した独自検索メニュー9の一例を図5に示す。ここで
は、利用者2が温泉に関する情報を検索しやすいように
独自に作成し「温泉めぐりメニュー」と名付けたメニュ
ーを独自検索メニュー9としている。
【0106】図示するように、検索メニュー表示エリア
43には、利用者2が指定した県別の複数の温泉地がそれ
ぞれボタン化されて表示されており(図中ではアンダー
ラインで表示している)、しかも、メニュー階層を二階
層としている。したがって、ボタン化されたメニュー項
目300をクリックすると、ニ階層目のサブメニューに該
当温泉地の個別の温泉情報が表示され、さらにこれをク
リックすると、個別温泉の情報ページへとジャンプして
必要な情報を得ることが可能となっている。
【0107】また、必要であれば、その温泉地のホテル
などの宿泊所情報や地図情報へアクセス可能なリンクボ
タン310なども設定しておくことができる。
【0108】かかる独自検索メニュー9は、例えば10
個程度の複数登録が可能であり、利用者2は、本モール
ショッピングにアクセスするたびに、目的に合った独自
検索メニュー9を適宜選択して使用して、効率的に目的
情報を呼び出すことが可能である。したがって、検索時
間を短縮することができ、効率的なインターネット1の
利用が可能となる。
【0109】本実施例では、独自検索メニュー9を既に
登録した利用者2が本ショッピングモールにアクセスす
ると、自動的に最新登録の独自検索メニュー9を検索メ
ニュー表示エリア43に表示するようにして、その他の登
録済み独自検索メニュー9は、検索メニュー表示エリア
43の下方のサービスエリア44に、登録時に付けた名前で
表示されるようにしている。
【0110】このように、利用者2は自分のよく利用す
る情報を、自分に合った様式からなる自分好みの独自検
索メニュー9を作成してこれを利用することにより、効
率的な情報検索が可能となる。
【0111】(検索用ニーズデータベース7の自動更
新)さらに、本実施例では、利用者2がホームメニュー
4なり独自検索メニュー9なりで、キーワード検索など
のように文字列を入力して検索を行った場合に、その条
件が、前記検索用ニーズデータベース7内に格納された
どの検索用オブジェクトにも合致しない検索条件であっ
たとすると、サーバ3は前述したように、これを新規の
利用者検索用オブジェクトとして、前記検索用ニーズデ
ータベース7内に追加するようにして、検索用ニーズデ
ータベース7についても自動更新することができる。
【0112】かかる利用者検索用オブジェクトには、マ
ークオブジェクト(画像情報、あるいはアイコンなどの
シンボル情報としてのマークオブジェクト)を利用者が
追加することができ、しかも、追加された利用者検索用
オブジェクトは、これもオープンなものとして、このシ
ョッピングモールにアクセスした者は誰でも自由に利用
できるようにしている。すなわち、サーバ3は、追加さ
れた利用者検索用オブジェクトをホームメニュー4に追
加することとしている。
【0113】しかし、かかるオブジェクトを利用しての
検索頻度が予め設定した値よりも少ない場合はホームメ
ニュー4から削除し、このオブジェクトを最初に入力し
た利用者2の独自検索メニュー9にのみ表示するように
している。
【0114】(ショッピングモールの管理体系)本ショ
ッピングモールは、伝えたい情報を利用者2に便利な形
で提供できるように、出店者の提供する商品情報を、出
店者が所望する最小の単位に細分化して最小単位情報で
あるSSTとして登録・管理するとともに、利用者2の
所望する検索結果を、同利用者2の検索実行様式から分
析した結果に基づいて、検索結果に該当する前記SST
を自動的に編集して表示するようにしたことに特徴があ
る。
【0115】すなわち、前述したように、最小のショウウ
インドウというイメージから定義したSSTを用い、か
かるSSTに関する情報を参照することにより、利用者
2の指定した検索条件や、指定した検索結果のレポート
スタイルに最適な様式で処理できる管理体系を備えるこ
とに特徴がる。
【0116】ここで、SSTの構成についてさらに詳述
する。
【0117】図8にSSTの構造を示す。
【0118】SSTには、利用者2に提供される情報や
各種プログラム、文字、画像、音声などのオブジェクト
などの情報そのものと、SSTの管理情報であるである
ところの情報カテゴリー、SST所有権者情報、権利関
連情報、後述する陳列棚情報、情報作成年月日、更新年
月日、SST掲載期限、検索回数など、さらに、各SS
Tの階層関係テーブルなどの情報が定義されている。
【0119】また、SSTは、図9に示すように、本実
施例に係るショッピングモールの管理体系の中心的役割
を担っているもので、全てのデータがSSTとしてサー
バ3に登録され、記録、管理されている。
【0120】したがって、利用者2の行動検索履歴をS
STごとに把握することができ、商品単位や検索表示位
置単位など、きめ細やかな情報管理を行うことができ
る。
【0121】かかるSSTを実現するために、本実施例
では、サーバ3は下記の処理機能を備えている。
【0122】本ショッピングモールに出店する企業な
どの出店者に対し、その提供情報、すなわち、商品情
報、広告、ニュース、その他情報を、SST化(最小単
位化)するオーソライズツール。
【0123】SSTの検索回数などを加味した自動陳
列棚機能。
【0124】出店者へ、各SSTの状況をレポートす
る報告書作成機能。
【0125】ここで、オーソライズツールとは、出店
者の情報をSSTとして定義するためのツールであり、
出店者は本ツールを利用して、本ショッピングモールへ
の出店契約を行うとともに、提供情報を出店者が管理し
易い管理単位に分割して任意のSSTとして登録する。
次いで、利用者2の条件検索に応じて送信する関連した
SSTとの関係を定義づけしたり、リンク先URLとの
関係付けを行う。最後に、提供情報に対する著作権など
の諸権利、SSTの掲載期限を決定する。
【0126】このように、オーソライズツールを用いる
ことにより、情報管理しやすい形式でSST(最小単位
情報)を登録することができるので、ショッピングモー
ルでは、出店者に最適なモールとなるような情報管理を
行いやすくなる。
【0127】また、掲載期限などの情報管理により、SS
Tの消去も自動的に行えるので、サーバ3にとっても効
率的なデータベース管理、及びショッピングモール運営
が行える。
【0128】ところで、出店者は、SSTを登録する際
に、地図や動画情報などのように膨大なデータ量を有す
る情報で、論理的な分割が適当でない情報については、
SSTとして定義するのではなく、SSTとは別の情報
として定義しておき、利用者から検索指定を受け、その
検索条件により順次、別途定義した情報データから取出
し、動的に作成した仮想SSTを利用者2へ送信するこ
とができる。
【0129】図10にオーソライズツールの使用例を示
しており、出店者は、インターネット画面上の表示エリ
ア51で出店に関する情報入力が可能となっている。
【0130】例えば、ショップとしての登録、商品の登
録、特別セール商品の登録、マップの登録、ショップ契
約などを行うことができる。また、エリア52は商品登録
のときに、ショップ登録の情報を表示するエリアとな
り、エリア53は、ショップや、商品に関しての利用者2
の検索状況を表示するエリアとなっている。
【0131】また、上記した自動陳列棚機能とは、売
れる商品情報、人気の有る提供情報などと、その他の情
報を上手く組合わせて表示可能とした機能である。
【0132】例えば、図6、図7で示したように、温泉
に関する独自検索メニュー9である「温泉めぐりメニュ
ー」を利用した場合の検索結果についても自動陳列機能
がはたらいいる。
【0133】すなわち、利用者2が「温泉めぐりメニュ
ー」を何度か利用したとすると、検索情報結果の31件
のSST(この場合は宿となる)の中でも、この利用者
2の好む宿は検索回数(クリック回数)が多く、あまり
興味を引かない宿は検索回数が少なくなることは当然で
ある。したがって、逆に、検索回数によって、この利用
者2の好みがある程度判断することができる。なお、図
6では、レポートスタイルシート10が標準の3行4列
(3×4)のレポートスタイルで表示されている。
【0134】しかし、この利用者2が「温泉めぐりメニ
ュー」を利用するときに、検索回数の多かったSST
(宿)が常にレポートの上段、すなわち見やすい位置に
表示され、検索回数の少ないSST(宿)は、現在表示
されていない隠されたページにしか掲載されないという
のでは、SST間に不均衡が生じる。すなわち、利用者2
は、次ページ以降の情報を見るのは面倒になる傾向があ
るので、同じショッピングモールに出店したとしても、S
ST間で検索回数の格差が大きく広がりやすい。
【0135】そして、出店者側にとって、レポートへの
露出機会が少なくなれば、それだけ情報(商品)の訴求
力もなくなってしまう。
【0136】そこで、利用者2がその後再度「温泉めぐ
りメニュー」を利用した場合は、今まであまり閲覧して
いないクリック回数の少なかったSST(宿)、例え
ば、図7の場合であれば、Aホテル、B民宿、ペンショ
ンD、E旅館別館が、過去のクリック回数は少ないにも
かかわらず、自動陳列機能によって、今回初めてレポー
トの最初の行に表示されている。
【0137】そして、Fホテル、JJ旅館が利用者2が
よくクリックして情報を得ていたSST(検索回数の多
い宿)であった場合は、これらのSST(宿)について
も当然ながら、レポートの筆頭ページのしかるべき位置
に表示するようにしている。なお、図7においては、利用
者2は3行5列(3×5)のレポートスタイルを選択
している。
【0138】このように、自動陳列棚機能とは、利用者
2の検索回数やレポート表示位置出現回数などを考慮し
て、本ショッピングモール出店者のどのSSTについて
も利用者2になるべく多く閲覧してもらえるようにレポ
ート表示位置を自動設定することができるものである。
【0139】したがって、利用者2は、「温泉めぐりメ
ニュー」を利用するたびに、多くのSST、すなわち宿
情報に接することができる。そして、出店者側からして
も、不公平となることなく自店のSSTを露出させるこ
とができるのでショッピングモールへの出店効果を十分
に受けることができる。
【0140】さらに、報告書作成機能は、出店者へ、各
SSTの状況を週、月、年ごとにレポートするもので、本
ショッピングモールを運営するサーバ3側は、出店者の
SSTごとの利用者2による検索回数(クリック回数)
による被検索状況、商品の申し込み状況、前記自動陳列棚
機能の推定効果などを、各出店者に報告するとともに、
提供情報(商品)の変更や付加価値の必要性を含めてコ
ンサルティングなどを行って、ショッピングモール全体
の質の向上をいち早く図ることが可能となっている。
【0141】この報告書を受けて、出店者は、利用者2
にとって魅力有る商品となるように付加価値をつけた
り、デザインを変更したり、さらには新たな商品開発を
行ったりして、市場ニーズに即応していくことが可能と
なる。
【0142】そして、インターネット1上における本シ
ョッピングモールの取扱う商品品質が高まれば、当然な
がら、一般利用者がこのショッピングモールへアクセス
する回数も増加し、広告媒体としても利用価値が高まる
ので、広告収入などの収益も期待できる。
【0143】さらに、出店者側は、前記報告書を利用して
拡販を図るだけにとどまらず、本ショッピングモールを
事業拡大の手段として利用することが可能となる。
【0144】以上説明してきたように、本実施例に係る
ショッピングモールでは、利用者2が好みの検索画面メ
ニューを自分好みに編集変更することができ、検索効率
を向上させることができる。
【0145】また、特に、検索結果の表示画面を、自分
の好みのレイアウトに変更できるので、常に見やすい状
態で検索結果を得ることができる。
【0146】さらに、出店者は、自動陳列機能により自
店の商品情報(SST)の露出機会が増え、従来のショ
ッピングモールなどへの出店に比べて商品などの訴求力
が高まり、販売力も増大する。
【0147】したがって、多数の利用者2が本モールに
アクセスすることになり、ショッピングモールとしての
インターネット1上での地位が向上し、広告媒体として
の利用価値も高まるなど、付随するさらなる効果も期待
することができる。
【0148】なお、Webサイトとしては、ショッピン
グモールのみならず、検索エンジンに適用することもで
きる。この場合、電子商取引よりも、無償の情報提供が
主体となるが、きわめて検索しやすいことから、利用者
がインターネット接続時の入口サイトとして、所謂ポー
タルサイトとして多数の利用者に貢献することができ
る。
【0149】
【発明の効果】本発明は上記のような形態で実施される
もので、以下の効果を奏する。
【0150】(1)請求項1記載の本発明では、電気通信
回線を利用した情報ネットワーク上に開設された電子商
取引を行うWebサイトにおいて、同Webサイトを運
営するサーバは、情報提供者の提供する各種情報を、情
報提供者が所望する最小の単位に細分化して最小単位情
報として登録・管理するとともに、情報利用者の所望す
る検索結果を、同情報利用者の検索実行様式から分析し
た結果に基づいて、検索結果に該当する前記最小単位情
報を自動的に編集して表示するようにしたことにより、
例えば利用者の検索回数やレポート表示位置出現回数な
どを考慮して、本ショッピングモール出店者のどの最小
単位情報についても利用者になるべく多く閲覧してもら
えるようにレポート表示位置を自動設定することができ
るようになり、利用者にとっては、同じ目的で何度か検
索した場合に、検索するたびに多くの情報に接すること
ができ、一方、出店者側からすると、不公平となること
なく自店の商品情報を露出させることができるので、シ
ョッピングモールへの出店効果を十分に受けることがで
きる。
【0151】(2)請求項2記載の本発明では、上記情報
提供者の提供する各種情報を最小単位情報化する最小単
位化手段を備えていることとしたことにより、出店者側
に都合のいいように最小単位情報を登録することができ
るので、ショッピングモールでは、出店者に最適なモール
となるような情報管理を行いやすくなる。
【0152】(3)請求項3記載の本発明では、上記サー
バは、情報検索結果の表示様式を決定する複数のレポー
トスタイルシートを予め用意しておき、同複数のレポー
トスタイルシートの中から情報利用者に任意に選択・指
定させ、指定された表示様式にしたがって、検索結果に
該当する前記最小単位情報を自動的に編集して表示する
ようにしたことにより、利用者は、自分に合った様式で
検索結果を表示することができ、商品情報が見易くなる
とともに、検索するたびに多くの情報に接することがで
きるので、ショッピングモールを有効利用することがで
きる。
【0153】(4)請求項4記載の本発明では、上記情報
提供者の最小単位情報の被検索状況を、一定期間ごとに
情報提供者へ報告するフィードバック機能を有すること
としたので、提供される商品情報の変更や付加価値をつ
ける必要性などを含めてコンサルティングなどを行うこ
ともでき、ショッピングモール全体の質の向上を図るこ
とが可能となり、いつまでも利用者の人気を保持するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子商取引を行うWebサイトが
開設された電気通信回線を利用した情報ネットワークの
概念的構成図である。
【図2】ホームメニューの一形態を示す説明図である。
【図3】自動更新されたホームメニューの一例を示す説
明図である。
【図4】スタイルシートの説明図である。
【図5】独自検索メニューの一例を示す説明図である。
【図6】レポートスタイルシートの説明図である。
【図7】レポートスタイルシートを使用した検索結果表
示例を示す説明図である。
【図8】本実施例に係るショッピングモールの管理体系
を概念的に示す説明図である。
【図9】同管理体系の中核をなすSSTの説明図であ
る。
【図10】オーソライズツールの説明図である。
【符号の説明】
1 インターネット 2 利用者(利用者端末機器) 3 サーバ(サーバ側機器) 4 ホームメニュー(標準の検索メニュー) 5 情報データベース 6 利用者管理用データベース 7 検索用ニーズデータベース 8 利用者メニュースタイルデータベース 9 独自検索メニュー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 ZEC G06F 17/60 ZEC 310 310E 504 504 (72)発明者 江河 博巳 福岡県福岡市博多区吉塚4丁目10番48号福 岡インタービル5階 株式会社アイシステ ム内 Fターム(参考) 5B049 AA01 BB11 CC05 DD01 FF03 GG02 GG04 GG07 5B075 ND16 PP02 PP12 PP22 PQ42 PQ72 5B082 GC04 GC06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気通信回線を利用した情報ネットワーク
    上に開設された電子商取引を行うWebサイトにおい
    て、 同Webサイトを運営するサーバは、情報提供者の提供
    する各種情報を、情報提供者が所望する最小の単位に細
    分化して最小単位情報として登録・管理するとともに、
    情報利用者の所望する検索結果を、同情報利用者の検索
    実行様式から分析した結果に基づいて、検索結果に該当
    する前記最小単位情報を自動的に編集して表示するよう
    にしたことを特徴とする電子商取引を行うWebサイト
    の情報管理システム。
  2. 【請求項2】情報提供者の提供する各種情報を最小単位
    情報化する最小単位化手段を備えていることを特徴とす
    る請求項1記載の電子商取引を行うWebサイトの情報
    管理システム。
  3. 【請求項3】サーバは、情報検索結果の表示様式を決定
    する複数のレポートスタイルシートを予め用意してお
    き、同複数のレポートスタイルシートの中から情報利用
    者に任意に選択・指定させ、指定された表示様式にした
    がって、検索結果に該当する前記最小単位情報を自動的
    に編集して表示するようにしたことを特徴とする請求項
    1又は2に記載の電子商取引を行うWebサイトの情報
    管理システム。
  4. 【請求項4】情報提供者の最小単位情報の被検索状況
    を、一定期間ごとに情報提供者へ報告するフィードバッ
    ク機能を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    か1項に記載の電子商取引を行うWebサイトの情報管
    理システム。
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