JP2013142977A - 通信装置、通信方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ピアツーピア型の通信とクライアントサーバ型の通信とを切り換えて行う通信装置において、クライアントサーバ型の通信が必要なタスクを、なるべく迅速かつ効率的に処理できるようにする。
【解決手段】 ピアツーピア型の通信を行う第1のモードと、クライアントサーバ型の通信を行う第2のモードとを選択的に切り換えて通信を行う通信手段を備える通信装置であるプロジェクタ装置100において、所定の外部装置とのデータ通信が必要なタスクが発生した場合に(S101)、上記通信手段の状態を参照し、上記第1のモードで動作中であると判断した場合には、そのタスクの実行を試みることなくそのタスクを蓄積手段に蓄積し(S102)、上記通信手段が第2のモードでの動作に移行すると判断した場合に蓄積したタスクを実行するようにした(S104,S106)。
【選択図】 図9

Description

ピアツーピア型の通信とクライアントサーバ型の通信とを切り換えて行う通信装置、このような通信装置における通信方法、及びコンピュータをこのような通信装置として機能させるためのプログラムに関する。
従来から、例えば特許文献1に見られるように、ユーザ環境に配置した複数の画像形成装置と、その画像形成装置を管理する管理装置とがインタネットを介して通信する遠隔管理システムが知られている。また、このような遠隔管理システムにおいて、ユーザ環境に、画像形成装置と管理装置との通信を仲介する仲介装置を設け、画像形成装置と管理装置とがこの仲介装置を介して通信を行うようにすることが知られている。
また、通信に関する技術として、ピアツーピア型の通信とアクセスポイントを介したクライアントサーバ型の通信とを切り換えて行うことができる通信手段も知られている。
ところで、特許文献1に記載の管理装置のように、多くの端末装置からの通信を受け付ける装置は、クライアントサーバ型の通信を行うように構成されることが通常である。従って、端末装置がピアツーピア型の通信とアクセスポイントを介したクライアントサーバ型の通信とを切り換えて行う通信インタフェースを用いている場合、ピアツーピア型の通信を行っている間は、管理装置との通信を行うことができないという問題があった。
一方で、端末装置において、定期的に管理装置に情報を通知する機能を設ける場合、端末装置がどのようなモードで通信を行っているかに関係なく、管理装置との通信が必要になるタスクは発生することになる。しかし、ピアツーピア型の通信の実行中であれば、そのタスクは直ちに実行できないことになる。
このようなケースにおいて、OSI参照モデルに見られるような階層化した通信プロトコルを用いるとすると、通知機能を実現するアプリケーションは、下位のプロトコルに対して通信を要求し、通信不可の応答を受け取るのみとなる。従って、確実に通知を実行するためには、通信ができるまでリトライを繰り返すことになる。
しかし、ピアツーピア型の通信が行われている間は何度実行しても通信不可であるので、その間に頻繁にリトライを繰り返しても処理負荷が大きくなるばかりである。一方、リトライの間隔が長いと、通信が可能な状態になっても速やかに通知が行えないことになる。
このような問題は、通信先が管理装置でなくても、また、タスクが通知でなくても、クライアントサーバ型の通信が必要なタスクを自動制御で実行する場合には同様に発生するものである。
この発明は、このような問題を解決し、ピアツーピア型の通信とクライアントサーバ型の通信とを切り換えて行う通信装置において、クライアントサーバ型の通信が必要なタスクを、なるべく迅速かつ効率的に処理できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明の通信装置は、ピアツーピア型の通信を行う第1のモードと、クライアントサーバ型の通信を行う第2のモードとを選択的に切り換えて通信を行う通信手段と、タスクを蓄積する蓄積手段と、所定の外部装置とのデータ通信が必要なタスクが発生した場合に、上記通信手段の状態を参照し、上記第1のモードで動作中であると判断した場合には、そのタスクの実行を試みることなくそのタスクを上記蓄積手段に蓄積し、上記通信手段が第2のモードでの動作に移行すると判断した場合に、上記蓄積手段に蓄積したタスクを実行するタスク管理手段とを設けたものである。
以上のような構成によれば、ピアツーピア型の通信とクライアントサーバ型の通信とを切り換えて行う通信装置において、クライアントサーバ型の通信が必要なタスクを、なるべく迅速かつ効率的に処理できるようにすることができる。
この発明の通信装置の実施形態である被管理装置を含む遠隔管理システムの構成の一例を示す概念図である。 図1に示した仲介装置内の物理的構成の一例を示すブロック図である。 図1に示した管理装置内の物理的構成例を示すブロック図である。 図1に示す被管理装置の一例であるプロジェクタ装置内の物理的構成とそのコントローラボード内のCPUの処理によって実現される機能部の構成との一例を示すブロック図である。 図4に示したプロジェクタ装置のCPUが実行する処理を示すフローチャートである。 その別の処理を示すフローチャートである。 そのさらに別の処理を示すフローチャートである。 そのさらに別の処理を示すフローチャートである。 図5及び図6の処理を実行するプロジェクタ装置と管理装置との通信の動作例を示す図である。
以下、この発明を実施するための形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1は、この発明の通信装置の実施形態である被管理装置を含む遠隔管理システムの構成の一例を示す概念図である。
この実施形態の遠隔管理システムは、プロジェクタ装置と、プリンタ,ファクシミリ(FAX)装置,デジタル複写機,スキャナ装置,デジタル複合機等の画像処理装置と、ネットワーク家電,自動販売機,医療機器,電源装置,空調システム,ガス・水道・電気等の計量システム等に通信機能(通信手段)を持たせた電子装置(通信装置)を被管理装置10(10a,10b,10c,10d,10e,10f)とする遠隔管理システムである。
また、この遠隔管理システムは、被管理装置10と接続される(被管理装置側から見た)外部装置として、被管理装置10と無線ローカルエリアネットワーク(無線LAN)を介して通信可能な遠隔管理仲介装置である仲介装置101(101a,101b,101c)を備えている。
さらに、この遠隔管理システムは、仲介装置101と公衆回線(電話回線)103又はインタネット112を介して接続されるサーバ装置として機能する管理装置102を備えている。
そして、この遠隔管理システムは、管理装置102が、仲介装置101を介して各被管理装置10を集中的に遠隔管理できるようにしたものである。
仲介装置101および被管理装置10は、その利用環境に応じて多様な階層構造を成す。
また、公衆回線103としては、アナログ回線,ADSL回線,デジタル回線(ISDN回線),光ファイバー利用回線等の固定電話回線や、携帯電話回線,PHS回線等の移動電話回線がある。
例えば、図1に示す設置環境Aでは、管理装置102とHTTP(Hypertext Transfer Protocol)による直接的なコネクションを確立できる仲介装置101aが、被管理装置10aおよび10bを従える単純な階層構造になっている。
しかし、図1に示す設置環境Bでは、4台の被管理装置10を設置する為、1台の仲介装置101を設置しただけでは負荷が大きくなる。
そのため、管理装置102とHTTPによる直接的なコネクションを確立できる仲介装置101bが、被管理装置10cおよび10dだけでなく、他の仲介装置101cを従え、この仲介装置101cが被管理装置10eおよび10fを更に従えるという階層構造を形成している。
この場合、被管理装置10eおよび10fを遠隔管理するために管理装置102から発せられた情報は、仲介装置101bとその下位のノードである仲介装置101cとを経由して、被管理装置10e又は10fに到達することになる。
また、設置環境Cのように、被管理装置10に仲介装置101の機能を併せ持たせた仲介機能付被管理装置(以下単に「被管理装置」ともいう)11a,11bを、別途仲介装置を介さずに図示を省略した無線LANアダプタ装置を介して接続されるインタネット112によって管理装置102に接続するようにしてもよい。
この仲介機能付被管理装置11については、仲介装置101の機能を実現するためにこれらのユニットを単に被管理装置10に付加しても良い。
あるいは、被管理装置10に備えるCPU,ROM,RAM等のハードウェア資源を利用し、CPUに適当なアプリケーションやプログラムモジュールを実行させることによって仲介装置101の機能を実現することもできる。
さらに、図1には図示をしていないが、仲介機能付被管理装置11の下位に更に被管理装置10と同等の被管理装置を接続することもできる。
ダイヤルアップサーバ111は、中継装置であり、管理装置102と仲介装置101又は被管理装置11とを公衆回線103(専用回線でもよい)およびインタネット112経由で通信可能に接続する。
例えば、仲介装置101又は被管理装置11からの要求(管理装置102との通信要求)により、その要求元と公衆回線103経由でネゴシエーション(通信に関する情報交換)を行い、公衆回線103およびインタネット112経由で要求元と管理装置102とを通信可能に接続する(要求元と管理装置102との間を通信可能状態にする)。
なお、各設置環境A,B,Cには、セキュリティ面を考慮し、ファイアウォール104(104a,104b,104c)を設置する。
このファイアウォール104は、プロキシサーバによって構成する。
このような遠隔管理システムにおいて、仲介装置101は、これに接続された被管理装置10の制御管理のためのアプリケーションプログラムを実装している。
管理装置102は、各仲介装置101の制御管理、更にはこの仲介装置101を介した被管理装置10の制御管理を行うためのアプリケーションプログラムを実装している。
そして、被管理装置10も含め、この遠隔管理システムにおけるこれら各ノードは、RPC(remote procedure call)により、相互の実装するアプリケーションプログラムのメソッドに対する処理の依頼である「要求」を送信し、この依頼された処理の結果である「応答」を取得することができるようになっている。
すなわち、仲介装置101又はこれと接続された被管理装置10では、管理装置102への要求を生成してこれを管理装置102へ引き渡し、この要求に対する応答を取得できる一方で、管理装置102は、上記仲介装置101側への要求を生成してこれを仲介装置101側へ引き渡し、この要求に対する応答を取得できるようになっている。
この要求には、仲介装置101に被管理装置10に対して各種要求を送信させ、被管理装置10からの応答を仲介装置101を介して取得することも含まれる。
なお、RPCを実現するために、SOAP(Simple Object Access Protocol),HTTP,FTP(File Transfer Protocol),COM(Component Object Model),CORBA(Common Object Request Broker Architecture)等の既知のプロトコル(通信規格),技術,仕様などを利用することができる。
次に、被管理装置10と管理装置102との間のデータ送受手順について説明する。
(A)被管理装置10で管理装置102に対する要求が発生した場合のデータ送受手順
(A)のデータ送受モデルでは、被管理装置10が被管理装置側要求を生成し、これを仲介装置101を経由して受け取った管理装置102がこの要求に対する応答を返すという手順になる。この場合、仲介装置101は複数であるケースも想定できる(図1の設置環境B)。
なお、(A)のデータ送受手順では、応答だけでなく応答遅延通知を返信することもできる。これは、管理装置102を、仲介装置101を経由して被管理装置側要求を受け取って、当該要求に対する応答を即座に返せないと判断したときには、応答遅延通知を通知して一旦接続状態を切断し、次回の接続の際に上記要求に対する応答を改めて引き渡す構成としているためである。
(B)管理装置102で被管理装置10に対する要求が発生した場合のデータ送受手順
(B)のデータ送受手順では、管理装置102が管理装置側要求を生成し、これを仲介装置101を経由して受け取った被管理装置10が、当該要求に対する応答を返すという手順になっている。
なお、(B)のデータ送受手順でも、応答を即座に返せないときに応答遅延通知を返すことは(A)のデータ送受手順と同様である。
次に、仲介装置101の物理的構成について説明する。
図2は、仲介装置101内の物理的構成の一例を示すブロック図である。
仲介装置101は、CPU31,DRAM32,フラッシュROM33,カードメモリコントローラ34,カードメモリ35,リアルタイムクロック回路(RTC)37,モデム38,NCU(網制御装置)39,無線ネットワークインタフェースカード(NIC)40,NIC41,および電源回路42を備える。
CPU31は、仲介装置101全体を統括的に制御する中央処理装置であり、DRAM32内のOS(オペレーションシステム)を含む各種プログラムを実行することにより、以下に説明する種々の機能を実現する。この機能には、NCU39又は無線NIC40,NIC41等による、公衆回線103又はインタネット112経由での管理装置102及び被管理装置10,11との間での各種データ(又は信号)の送受信の制御も含まれる。
DRAM32は、OSを含む各種プログラムを記憶するプログラムメモリや、CPU31がデータ処理を行う際に使用するワークメモリ等として使用するメインメモリである。なお、このDRAM32の代わりに、SRAMを使用してもよい。
フラッシュROM33は、ブート・プログラムを記憶するプログラムメモリ、管理装置102および後述する各プロジェクタ装置100の一方から他方への送信データ、同じく後述するプロジェクタ装置100からの定期通知情報、エラー自動通報情報を含む各種情報を記憶するデータベース(DB)として使用する不揮発性メモリ(不揮発性記憶手段)であり、電源がオフになっても記憶内容を保持するようになっている。
なお、このフラッシュROM33の代わりに、EEPROM等の他の不揮発性メモリを使用してもよい。
カードメモリコントローラ34は、カードメモリ35に対する各種データの読み書きを制御するものである。
カードメモリ35は、SDメモリ等の記録媒体(不揮発性記憶手段)であり、OS,ドライバ,アプリケーション等の各種プログラムを記録している。
このプログラムは、フラッシュROM33に記憶するようにしてもよい。
また、HDDを設け、プログラムをそのHDDに記憶するようにしてもよい。
リアルタイムクロック回路37は、時刻情報を発生するものであり、CPU31がそれを読み込むことによって現在の時刻を知ることができる。
モデム38は、変復調手段であり、管理装置102へ公衆回線103経由でデータを送信する場合、そのデータを公衆回線103に流せる形に変調する。
また、モデム38は、管理装置102から送られてくる変調されたデータを受信した場合、そのデータを復調する。
NCU39は、公衆回線103経由で管理装置102を含む各種外部装置あるいは外部通信機器(一般電話器又はファクシミリ装置)との通信(データの送受信)を制御するものである。よって、外部通信機器接続手段としての機能を実現できる。
無線NIC40,NIC41は、LAN(他のネットワークでもよい)上の遠隔管理対象となる各プロジェクタ装置100,ファイアウォール104,又は図示しないパーソナルコンピュータ等を用いた管理用端末を含む他の電子装置との通信の制御、ファイアウォール104およびインタネット112を介した管理装置102を含む各種の外部装置との通信の制御を含む通信制御をするものである。よって、上記接続手段としての機能を実現できる。
電源回路42は、ACアダプタ43からのAC電源(商用電源)をDC電源に変換して仲介装置101内の上述した各部に供給するものである。
ここで、モデム38とCPU31とは、送信データ(TX),受信データ(RX)のデータ線、および送信可能信号(CTS),送信要求信号(RTS),データセットレディ信号(DSR),キャリア検出信号(DCD)の信号線によって接続されている。
モデム38は、CPU31からの送信要求信号(RTS)およびキャリア検出信号(DCD)に従って制御する。
また、NCU39とモデム38とは、受信データ(RXD)および送信データ(TXD)の信号線によって接続されている。
受信データ(RXD)は、管理装置102のモデムにより変調されたアナログ信号、送信データ(TXD)はモデム38によって変調されたアナログ信号である。
また、CPU31は、電源ON(電源回路42からの電源投入)時に、フラッシュROM33内のブート・プログラムに従い、カードメモリコントローラ34を制御してカードメモリ35内のOSを含む各種プログラムを読み出し、DRAM32のプログラムメモリにインストールする。
そして、その各種プログラムに従って動作する(その各種プログラムを必要に応じて選択的に実行する)と共に、リアルタイムクロック回路37,モデム38,NCU(網制御装置)39,無線NIC40,NIC41を必要に応じて選択的に使用する。
次に、管理装置102の物理的構成について説明する。
図3は、管理装置102内の物理的構成例を示すブロック図である。
管理装置102は、モデム601,通信端末602,プロキシ(Proxy)サーバ603,操作者端末604,データベース605,制御装置606等を備える。
モデム601は、公衆回線103を介して機器利用者側(例えば、プロジェクタ装置100を利用しているユーザ先)の仲介装置101と通信するものであり、送受信するデータを変復調する。
通信端末602は、モデム601による通信を制御するものである。
プロキシサーバ603は、インタネット112を介して機器利用者側の仲介装置101又はプロジェクタ装置100との通信およびセキュリティ管理を行う。
操作者端末604は、各種データの入力をオペレータによるキーボードやポインティングデバイス(マウス等)等の入力部上の操作により受け付ける。
データベース605は、図示しないサーバのハードディスク装置等の記憶装置に存在し、各機器利用者側の仲介装置101およびプロジェクタ装置100から受信したデータ、仲介装置101を介して受信した後述するプロジェクタ装置100からの定期通知情報、エラー自動通報情報を含む各種情報、操作者端末604から入力されたデータおよびプログラム等の各種データを記憶する。
このデータベース605の所定領域には、パラメータ設定エリアを備え、回線パラメータを含む各種パラメータを記憶する。
制御装置606は、図示しないCPU,ROM,RAM等からなるマイクロコンピュータを備えており、管理装置102全体を統括的に制御する。
そのCPUが、上記プログラムに従って動作する(上記プログラムを必要に応じて実行する)と共に、モデム601,通信端末602,又はプロキシサーバ603を必要に応じて選択的に使用することにより、各種機能を実現することができる。
ここで、上記回線パラメータについて簡単に説明しておく。
なお、そのパラメータ設定エリアに記憶される回線パラメータの一部は、仲介装置101(又は被管理装置11)のフラッシュROM33にも記憶される。
回線パラメータには、サーバ情報(仲介装置101のIPアドレス,デフォルトゲートウェイアドレス,DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)仕様の有無,サブネットマスク,SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバ名,管理装置102のメールアドレス,SMTPのアドレスとパスワード)やプロキシ情報(プロキシのIPアドレス又は名称であるプロキシアドレス)がある。
また、プロキシへの認証キーであるプロキシ認証キー,HTTPポーリングモード,管理装置102のポーリング間隔(通常時と異常時))やPPP情報(PB(Push Button)またはDP(Dial Pulse)等の回線種別情報,管理装置102とのポーリング回数やポーリング間隔)といったネットワーク環境に関する秘密情報であるネットワーク環境情報(ネットワーク環境パラメータ)がある。
さらに、被管理装置10のIPアドレスや機種機番といった管理対象に対する秘密情報である管理対象情報(管理対象パラメータ)がある。
この管理対象情報は、仲介装置101から公衆回線103経由で管理装置102へ送信されるものであり、端末装置(ユーザ/CE端末)等から仲介装置101に入力されるか、仲介装置101のCPU31により被管理装置10から取得(収集)され、フラッシュROM33に書き込まれる。
また、経路(Proxy利用かPPP(Point to Point Protocol)利用),管理装置102のIPアドレス,仲介装置101の認証キーやURL(uniform resource locator),ポート番号,タイムアウト時間,定期通知間隔,管理装置102の電話番号,仲介装置101の電話番号,仲介装置101から管理装置102へのダイヤルアップ認証キー,管理装置102から仲介装置101へのダイヤルアップ認証キーといったネットワーク環境情報がある。
このネットワーク環境情報は、管理装置102から公衆回線103又はインタネット112経由で仲介装置101へ送信されるものであり、管理装置102のデータベース605のパラメータ設定エリアに予め記憶されているか、操作者端末604から入力され、制御装置606によりデータベース605のパラメータ設定エリアに書き込まれる。
次に、仲介装置101のCPU31は、例えば、SNMPにより、被管理装置10の定期通知情報、エラー通知情報を取得し、フラッシュROM33に書き込んで設定する。
また、端末装置等からオペレータの操作によってネットワーク環境情報が入力された場合に、そのネットワーク環境情報もフラッシュROM33に書き込んで設定する。
ここで、「SNMP(Simple Network Management Protocol)」とは、TCP/IPネットワークにおいて、ルータやコンピュータ,端末など、ネットワークに接続された通信機器をネットワーク経由で監視・制御するためのプロトコルである。
次に、被管理装置10,11の具体例の一つであるプロジェクタ装置について説明する。
図4は、そのプロジェクタ装置内の物理的構成とそのコントローラボード内のCPUの処理によって実現される機能部の構成との一例を示すブロック図である。
図4に示すプロジェクタ装置100は、被投射面としてのスクリーンに画像データに基づく映像を照射し、スクリーンに拡大像を投影して表示する画像表示装置である。
このプロジェクタ装置100は、コントローラボード200、HDD(ハードディスクドライブ)201、NV−RAM(不揮発性RAM)202、無線通信モジュール204、操作パネル205、投射エンジン206、及び電源ユニット207を含む各ユニットを備えている。
これらのユニットは、それぞれがプロジェクタ装置100におけるハードウェア資源である。
ここで、コントローラボード200は、制御手段に該当し、CPU,ROM,RAMを含むマイクロコンピュータを備え、例えば、PCI−BUS(Peripheral Components Interconnect-Bus)を介して他の各ユニットの動作を制御している。
HDD201は、電源ユニット207からの給電に関係なく各種の情報を記憶保存する記憶手段(記録媒体)である。
NV−RAM202は、不揮発性記憶手段であり、RAMと電池を利用したバックアップ回路を集積した不揮発性RAMや、EEPROM,フラッシュメモリ等の不揮発性メモリを使用することができる。このNV−RAM202が、後述する実行時期を延ばせる通信タスクを蓄積する蓄積手段に相当する。
コントローラボード200内のRAMは、電源ユニット207からの給電中だけ情報を記憶保存する揮発性記憶手段である。
また、無線通信モジュール204は、通信手段に該当し、外部との通信を行うためのものであって、例えば、通信ボード等が該当する。
無線通信モジュール204は、外部装置と無線通信を行うための通信手段である。また、アクセスポイントとLANあるいはその他のネットワークとを経由して外部装置とクライアントサーバ型の通信を行うインフラストラクチャモード(第2のモード)の通信と、アクセスポイントを介さずに外部装置とピアツーピア型の通信を行うアドホックモード(第1のモード)の通信とを、任意に切り換えて実行可能である。より具体的には、無線通信モジュール204は、アドホックモードが設定されている場合にはアドホックモードの通信を、そうでない場合(アドホックモードが設定される前とアドホックモードが解除された後)にはインフラストラクチャモードの通信を行う。
操作パネル205は、各種の操作キー(操作スイッチ又は操作ボタンともいう)を有する操作部と、LCD又はCRTの文字表示器を有する表示部とを備えた操作手段である。
ここで、図4中のENGRDYは、投射エンジン206側の各種初期設定が完了し、コントローラボード200とコマンドの送受信の準備ができたことをコントローラボード200側に通知するための信号線である。
また、PWRCTLは、電源ユニット207に対して投射エンジン206への電源供給をコントローラボード200側から制御するための信号線である。
投射エンジン206は、ランプ208、センサ209、冷却部210を備えている。
ランプ208は、被投射面としてのスクリーンに映像を照射し、スクリーンに拡大像を投影して表示する光源である。
センサ209は、ランプ208の温度を検出するセンサと、ランプ208の稼働時間を検知するセンサと、投射エンジン206内の異常(ランプ異常、冷却ファン異常)等の所定の事象を検出するためのセンサとを有する。
冷却部210は、高温になったランプ208を冷却する装置であり、例えば、ランプ208に送風して冷却する冷却ファン、ランプ208にペルチェ素子を接触して設け、そのペルチェ素子への通電による冷却効果によってランプ208を冷却する冷却装置などがある。
電源ユニット207は、プロジェクタ装置100内の各部へ電力を供給する電源装置である。
次に、プロジェクタ装置100のコントローラボード200内のCPUの処理によって実現される主要な機能部について説明する。
プロジェクタ装置100のCPUが実行するソフトウェアは、最上位のアプリケーションモジュール層と、その下位のサービスモジュール層とを備える。
アプリケーションモジュール層のソフトウェアは、CPUを、ハードウェア資源を動作させて所定の機能を実現させる複数のアプリケーション制御手段(処理実行手段)として機能させるためのプログラムによって構成される。
また、サービスモジュール層のソフトウェアは、CPUを、ハードウェア資源と各アプリケーション制御手段との間に介在し、複数のアプリケーション制御手段からのハードウェア資源に対する動作要求の受付,その動作要求の調停,およびその動作要求に基づく動作の実行制御を行うサービス制御手段(処理実行手段)として機能させるためのプログラムによって構成される。
これらのソフトウェアを構成するプログラムはHDD201やコントローラボード200上のRAMに記憶され、必要に応じて読み出されてコントローラボード200上のCPUによって実行される。
そして、CPUは、これらのプログラムを必要に応じて実行することにより、図4に示したシステム制御部211、ユーザインタフェース部212、対仲介装置通信機能部213、対管理装置通信機能部214、モード制御部215、及びタスク管理部216の各機能部を実現する。
システム制御部211は、プロジェクタ装置100の全体の制御を司り、対仲介装置通信機能部213、又は対管理装置通信機能部214を用いた通信タスクを実行するタスク実行手順と、ユーザインタフェース部212が操作パネル205から自装置に対する電源オフ操作を受け付けた場合に冷却部210にランプ208の冷却動作をさせた後に電源ユニット207の給電を停止させる電源制御手順の処理を実行する。
システム制御部211は、プロジェクタ装置100の起動制御や終了制御、投射エンジン206の制御、NV−RAM202の制御を実施する。
また、対仲介装置通信機能部213、対管理装置通信機能部214にそれぞれメッセージ送信の要求を実施し、対仲介装置通信機能部213、対管理装置通信機能部214でそれぞれ受信したメッセージを解釈し、メッセージ内容に従った各制御を実施する。
さらに、ユーザインタフェース部212からの要求を受けて各制御を実施する。
モード制御部215は、無線通信モジュール204にアドホックモードの通信を行わせるかインフラストラクチャモードの通信を行わせるかを切り換える機能を有する。合わせて、無線通信モジュール204における通信の状態(アクセスポイントとの接続の確立有無やネットワークへの接続状況など)の管理を行う機能も有する。
なお、アドホックモードとインフラストラクチャモードとの切替は、ユーザの操作に従って行ったり、外部の装置からの要求に従って行ったりすることが考えられる。また、アドホックモードの用途としては、近くに置かれたPCからネットワークを介さずに表示用の画像データを受信する等が考えられる。また、インフラストラクチャモードの用途としては、仲介装置101あるいは管理装置102との通信が考えられるが、ネットワークを経由して他の装置から表示用の画像データを取得することも考えられる。
タスク管理部216は、プロジェクタ装置100が実行するタスクを管理する機能を有する。その中でも、この実施形態の特徴に関連する機能として、仲介装置101又は管理装置102とのデータ通信が必要なタスクが発生した場合に、モード制御部215の状態を参照し、無線通信モジュール204がアドホックモードで動作中であると判断した場合には、そのタスクを所定のメモリに設けた蓄積手段に蓄積する機能を有する。また、無線通信モジュール204がインフラストラクチャモードでの動作に移行したことを検出した場合に、蓄積手段に蓄積したタスクを実行する機能も有する。
すなわち、このタスク管理部216がタスク管理手段の機能を果たす。
次に、仲介装置101又は管理装置102とのデータ通信が必要なタスクの例について説明する。
仲介装置101又は管理装置102とのデータ通信が必要な各種のタスクは、プロジェクタ装置100の起動中に随時発生する。
このようなタスクの一例としては、プロジェクタ装置100でエラーが発生したときに管理装置へ即時に通知するエラー自動通報情報の通知をするタスクがある。
上記エラー自動通報情報には、「ランプ異常」「プロジェクタ装置本体高温異常」「プロジェクタ装置内部冷却ファン異常」「プロジェクタ装置本体内部異常」「電源オン時メモリ読み込み異常」等の情報がある。
ランプ異常のエラー自動通報情報は、システム制御部211がセンサ209からのランプ208の点灯及び消灯の異常の検出結果に基いて作成する。
また、プロジェクタ装置本体高温異常のエラー自動通報情報は、システム制御部211がセンサ209からの投射エンジン206内の温度の検出結果が所定温度を超えている場合に作成する。
さらに、図示を省略したプロジェクタ装置100内の各所に設けられた温度センサによって装置内の温度を検出し、システム制御部211は、いずれかの温度センサの検出温度が異常を示した場合にもプロジェクタ装置本体高温異常のエラー自動通報情報を作成する。
プロジェクタ装置内部冷却ファン異常のエラー自動通報情報は、システム制御部211がセンサ209からの冷却部210の異常の検出結果に基いて作成する。
プロジェクタ装置本体内部異常のエラー自動通報情報は、システム制御部211が図示を省略したプロジェクタ装置100内の各所に設けられたセンサによって装置内の各部の異常を検出し、システム制御部211がいずれかのセンサが異常を示した場合にそのセンサに該当する部分の異常を示すものとして作成する。
電源オン時メモリ読み込み異常のエラー自動通報情報は、システム制御部211がRAM、NV−RAM202、HDD201の読み込み時のエラーを検出したときに作成する。
このエラー自動通報情報を通知するタスクは、いつ発生するかの予測は難しく、また緊急性が高いものである。
また、仲介装置101又は管理装置102とのデータ通信が必要なタスクの別の例としては、プロジェクタ装置100が自装置に関する情報を管理装置に定期的(例えば、一日一回)に通知する定期通知のタスクがある。
定期通知を行う情報には、「プロジェクタ装置100の製品名」、「プロジェクタ装置100のシリアル番号」、「プロジェクタ装置100の機種機番」、「プロジェクタ装置100に搭載された投射エンジンのエンジン番号」、「プロジェクタ装置100の搭載ランプ数」がある。
また、定期通知を行う情報には、「プロジェクタ装置100に搭載されたメイン基板(コントローラボード)のROMにインストールされているソフトウェアのバージョン」、「プロジェクタ装置100に搭載されたメイン基板(コントローラボード)のROMにインストールされているスタンバイソフトウェアのバージョン」、「プロジェクタ装置100に搭載されたネットワーク基板のROMにインストールされているソフトウェアバージョン」もある。
さらに、「プロジェクタ装置100のデジタル証明書」、「プロジェクタ装置100のランプ点灯のべ時間であるランプ稼働時間」、「プロジェクタ装置100の総使用時間であるトータル時間(累積稼働時間)」、「プロジェクタ装置100のエコモードでのランプ点灯のべ時間であるトータルエコモードランプ稼働時間」、「プロジェクタ装置100の通常モード時の二酸化炭素(CO)の排出量からエコモード時のCOの排出量を減算した値を示すCO削減量」もある。
「プロジェクタ装置100でランプ使用時間をリセットした回数を示すランプリセット回数」、「プロジェクタ装置100を標準モードのランプパワーで動作させた場合のランプ耐性時間(標準動作時)」、「プロジェクタ装置100をエコモードのランプパワーで動作させた場合のランプ耐性時間(エコモード動作時)」、「プロジェクタ装置100のエアフィルタ使用時間(消耗品使用時間)」等もある。
これらの情報は、例えば、NV−RAM202にテーブル形式で記憶するようにするとよい。
また、ランプ点灯のべ時間等の計測又は計算が必要なパラメータについては、システム制御部211が稼働中に計測又は計算した値をNV−RAM202にテーブル形式で記憶させることができる。
さらに、上記タスクには、プロジェクタ装置100の稼働中にユーザが作成したタスクも含めることができる。
次に、プロジェクタ装置100のタスク管理部216の機能のうち、上述したこの実施形態の機能と対応する処理を図5及び図6によって説明する。
図5及び図6は、図4のプロジェクタ装置100のCPUが実行する処理を示すフローチャートである。
プロジェクタ装置100のCPUは、上述した、仲介装置101又は管理装置102とのデータ通信が必要なタスクの発生を検出すると、図5に示す処理を開始する。どのタスクにデータ通信が必要かは、タスクの名称等により識別することができる。なお、基本的には、プロジェクタ装置100は、特定の管理装置102に管理され、また、管理装置102との通信の仲介を担当する仲介装置101も特定の仲介装置101であり、頻繁に変更されることはない。そして、遠隔管理を受けるために通信すべき仲介装置101あるいは管理装置102のアドレスは、予めプロジェクタ装置100に登録しておく。
そして、まずステップS1で、モード制御部215の状態を参照する。無線通信モジュール204は、アドホックモードが解除された場合は自動的にインフラストラクチャモードの通信を開始するが、アドホックモード動作中の場合はモード制御部215がその状態を示すステータスを保持するようにすれば、タスク管理部216はそのステータスを参照することによって無線通信モジュール204がアドホックモード動作中か否かを判断することができる。
そして、ステップS2で、無線通信モジュール204がアドホックモードで動作中か否かを判断し、アドホックモードで動作中ではない場合(「N」の場合)、すなわち、インフラストラクチャモードで動作中の場合、ステップS3で、検出したタスクに係る処理を実行し(実行を担当するモジュールに渡し)、図5の処理を終了する。
一方、ステップS2の判断でアドホックモードで動作中の場合(「Y」の場合)、ステップS4で、検出したタスクのデータを蓄積手段のキューに蓄積し、図5の処理を終了する。
ここで、ステップS2の判断がYesである場合、仲介装置101又は管理装置102とのデータ通信が必要なタスクを実行しても成功する見込みはないので、処理負荷の観点から、実行を試みずに蓄積することが好ましい。また、無線通信モジュール204がアドホックモードで動作中の間は、その蓄積したタスクを実行しても成功する見込みはないので、リトライも試みないことが好ましい。
また、プロジェクタ装置100のCPUは、無線通信モジュール204がインフラストラクチャモードの動作に移行すると判断した場合に、図6のフローチャートに示す処理を開始する。
この処理においては、まずステップS11で、図5のステップS4でキューに蓄積されているタスクがあるか否か判断する。そして、あれば、ステップS12でそのタスクを順次実行し、処理を終了する。蓄積されているタスクがない場合には、そのまま処理を終了する。
プロジェクタ装置100のCPUが以上の図5及び図6の処理を実行することにより、アドホックモードの通信中であってデータ通信が必要なタスクを実行しても成功する見込みがない場合にそのタスクを無用に実行することがない。従って、プロジェクタ装置100におけるタスク処理の負荷を低く抑えることができる。
また、インフラストラクチャモードでの通信が可能となるか、可能となる見込みとなった場合に、実行を延期したタスクを速やかに実行できる。従って、タスクの実行が必要以上に遅れてしまうこともない。また、アドホックモードの通信中であってもタスクを生成したり、それに伴って通知すべきデータを収集したりすることは可能である。従って、この部分までは通信ができない場合でもやっておくことにより、通信可能になった場合に一層速やかにタスクを実行することができる。
すなわち、クライアントサーバ型の通信が必要なタスクを、なるべく迅速かつ効率的に処理できるようにすることができる。
なお、インフラストラクチャモードの動作への移行に関する判断は、実際にインフラストラクチャモードの通信が開始されたことをもって移行すると判断するようにしてもよい。
しかし、無線通信モジュール204においては、上述のようにアドホックモードが解除された場合に自動的にインフラストラクチャモードの通信を開始する。そこで、アドホックモードが解除されたことを検出した場合にインフラストラクチャモードの動作に移行すると判断することができる。
このような基準で判断することには、以下のような利点がある。
まず、実際のプロジェクタ装置100の利用形態を考慮すると、ユーザがアドホックモードでプロジェクタ装置100を利用する場合、ユーザはその利用目的が達せられた時点で、アドホックモードが解除することが多い。しかし、それに留まらず、利用目的が達せられていることから、アドホックモード解除とほぼ同時に電源オフを実行するケースや、アドホックモードのまま電源オフを実行するケースも多い。しかし、電源オフされてしまうと、次回電源オンされるまで、蓄積しておいたタスクを実行する機会を失うことになる。
このような想定下では、アドホックモード解除後に電源オフを実行する場合ですら、インフラストラクチャモードで接続できる時間は、とても少ない(例えば電源オフされてしまうまでの数秒)。従って、蓄積していたタスクをより速やかにより多く実行するためには様々な工夫が求められる。
一方、インフラストラクチャモードを起動して、インフラストラクチャモードにてアクセスポイントを検索して接続確立するまでには、通常数秒かかると言われている。設置箇所の電波状況や、セキュリティの設定によっては、より多くの時間がかかると言われている。
そこで、アドホックモードが解除されたことをトリガにタスクの実行を開始することにより、インフラストラクチャモードの通信が開始されたことをトリガにタスクの実行を開始する場合と比べ、アドホックモードの解除からインフラストラクチャモードの通信が開始されるまでの時間も利用して、短時間でより多くのタスクを実行することができる。
また、同様な考え方から、アドホックモードの解除だけでなく、それ以前の、アドホックモードの解除のトリガとなる所定のイベント、例えばアドホックモードを解除する操作のイベントを検出した場合に、インフラストラクチャモードの動作に移行すると判断することも考えられる。
アドホックモード解除のイベントを検出してから実際にアドホックモード解除が完了するまでも、数秒かかることもあるので、このようにすることにより、アドホックモード解除のイベントを検出してからインフラストラクチャモードの通信が開始されるまでの時間を、タスク実行の準備により効率的に活用することができる。従って、アドホックモードが実際に解除されたことを検出するのを待ってからタスク開始するよりも、更により速やかにより多くのタスクを実行できるという利点がある。
同様な判断に用いることができるイベントとしては、電源オフイベントや、インフラストラクチャモードへの切替イベントが挙げられる。これらは、アドホックモードの解除が前提となるイベントだからである。
また、図5及び図6の処理を実行するようにすれば、プロジェクタ装置100のアドレスが、タスクの発生時と実行時とで異なっていても問題なくタスクを実行可能である。従って、プロジェクタ装置100のように、いろいろな場所に持ち運ばれ、いろいろなアクセスポイントと通信する可能性のある装置であっても、インフラストラクチャモードの動作を開始した時点の環境を利用して通知を行うことができる。
次に、プロジェクタ装置100のタスク管理部216の機能のうち、上述したこの実施形態の機能と対応する別の処理を図7及び図8によって説明する。
図7及び図8はぞれぞれ、図4のプロジェクタ装置100のCPUが実行する、図5及び図6と対応する処理を示すフローチャートである。
プロジェクタ装置100のCPUは、図5の場合と同様、仲介装置101又は管理装置102とのデータ通信が必要なタスクの発生を検出すると、図7に示す処理を開始する。
そして、まずステップS21で、モード制御部215の状態を参照する。ここで、モード制御部215は、無線通信モジュール204の動作状態や設定状態を、タスク管理部216の機能と対応するプロセスから参照可能なように提供しているとする。提供する情報としては、例えば、アドホックモードで通信中か、インフラストラクチャモードで通信中か、さらにはアクセスポイントを利用可能な状態か(認証が正常に行えているか)、どのようなネットワークに接続されているか、等が考えられる。
そして、CPUは、ステップS22で、ステップS21で参照した情報に基づき、無線通信モジュール204が、検出したタスクの実行に必要な通信先と通信可能な状態であるか否か判断する。例えば、LAN内に配置された仲介装置101との通信が必要なタスクであれば、アクセスポイントを利用可能であれば通信可能な状態と判断することができる。LAN外に配置された管理装置102との通信が必要なタスクであれば、アクセスポイントを利用可能であってかつアクセスポイントからインタネットへのアクセスが可能であれば、通信可能な状態と判断することができる。
なお、ステップS22では、実際に仲介装置101や管理装置102とデータを送受信できるかや、認証を受けることができるかまで確認することは要さない。あくまでモード制御部215が提供する無線通信モジュール204の動作状態や設定状態から、仲介装置101や管理装置102へアクセスし得る状態か否かを判断すればよい。
そして、通信可能である場合(「Y」の場合)、ステップS23で、検出したタスクに係る処理を実行し(実行を担当するモジュールに渡し)、図7の処理を終了する。
一方、ステップS22の判断で、無線通信モジュール204がタスクの実行に必要が通信先と通信できない状態であった場合(「N」の場合)、ステップS24で、検出したタスクのデータを蓄積手段のキューに蓄積し、ステップS25で、そのタスクの実行に必要な通信先の情報を記憶して、図7の処理を終了する。
ここで、ステップS22の判断がNoである場合、仲介装置101又は管理装置102とのデータ通信が必要なタスクを実行しても成功する見込みはないので、処理負荷の観点から、実行を試みずに蓄積することが好ましい。また、無線通信モジュール204がタスクの実行に必要な通信先の装置と通信できない状態である間は、その蓄積したタスクを実行しても成功する見込みはないので、リトライも試みないことが好ましい。
また、プロジェクタ装置100のCPUは、キューへタスクを蓄積した場合には、モード制御部215の状態を随時監視しており、図7のステップS25で記憶した通信先との通信が可能な状態となった場合に、図8のフローチャートに示す処理を開始する。
この処理においては、ステップS31でモード制御部215の状態を参照するとともに、キューに蓄積されている各タスクを順次処理対象として、ステップS32及びS33の処理を実行する。
すなわち、ステップS32で、ステップS31で参照した情報に基づき、無線通信モジュール204が、処理対象のタスクの実行に必要な通信先と通信可能な状態であるか否か判断する。そして、通信可能な状態であればステップS33で処理対象のタスクを実行し、通信可能な状態でなければ実行しない。
プロジェクタ装置100のCPUが以上の図7及び図8の処理を実行することによっても、データ通信が必要なタスクを実行しても成功する見込みがない場合にそのタスクを無用に実行することがない。また、通信が可能となった場合に、実行を延期したタスクを速やかに実行できる。従って、図5及び図6の処理の場合と同様な効果を得ることができる。さらに、無線通信モジュール204の動作モードだけでなく、ネットワークへの接続状態等も考慮できるので、より精度よく通信可否を判断した制御が可能である。
なお、キューに蓄積するタスクが常に同じ通信先とのデータ通信にかかるタスクである場合、図8の処理において、ステップS31及びS32の処理は不要である。図8の処理を開始した場合、必ずタスクの実行に必要な通信先との通信が可能な状態であると考えられるためである。
このような場合としては、例えば、遠隔管理を受けるために特定の仲介装置101を介して管理装置102に情報を通知するタスクについてのみを図7の処理の対象とする場合が考えられる。
次に、図9に、図5及び図6の処理を実行するプロジェクタ装置100と管理装置102との通信の動作例を示す。なお、この例では、プロジェクタ装置100は仲介機能を備え、仲介装置101の仲介なしで管理装置102と通信を行うとする。
図9の例において、プロジェクタ装置100のタスク管理部216は、ステップS101で、管理装置102へ定期通信情報を送信するタスクの発生を検出すると、ステップS102でモード制御部215を参照して無線通信モジュール204の状態を把握する。ここで、アドホックモードで通信中であるとすると、検出したタスクはキューに蓄積しておくことになる。
この状態で、ユーザがステップS103でリモートコントローラあるいは本体操作子の操作によりアドホックモード解除の操作をすると、プロジェクタ装置100は、ステップS104で、この操作をアドホックモードの解除のトリガとなるイベントとして検出する。そして、ステップS105でインフラストラクチャモードの通信を確立する。
また、プロジェクタ装置100は、ステップS104でのイベント検出に応じて、図7の処理を実行し、ステップS102で蓄積したタスク、すなわち管理装置102へ定期通信情報を送信するタスクを実行する(S106)。
管理装置102は、ステップS107でこの定期通知情報を受信し、ステップS108で、その受信した通知の内容に基づき、プロジェクタ装置100について保持している情報を更新する。
以上で実施形態の説明を終了するが、この発明において、各部の具体的な構成、処理の内容、使用する通信規格、タスクの内容等は、実施形態で説明したものに限るものではない。
例えば、上述した実施形態では、ピアツーピア型の通信方式としてアドホック方式を、クライアントサーバ型の通信方式としてインフラストラクチャ方式を用いる例について説明した。しかし、具体的な通信方式は、これらに限られることはない。
また、上述した実施形態の機能は、ピアツーピア型の通信とクライアントサーバ型の通信とが同時にできない、これらの方式を選択的に切り換えて行う通信インタフェースを1つのみ備えた装置に適用すると好適である。しかしながら、複数の通信インタフェースを備えた装置であっても、通信障害等によりクライアントサーバ型の通信ができない場合があり得るので、少なくとも図7及び図8の処理については、有効である。また、複数の通信インタフェースを全てピアツーピア型の通信に使ってしまってクライアントサーバ型の通信ができなくなるケースがある場合には、図5及び図6の処理についても、有効である。
また、この発明は、プロジェクタ装置に限らず、任意の電子装置に上述の実施形態で説明した通信機能を設けた装置として構成可能である。例えば、ネットワーク家電、自動販売機、医療機器、電源装置、空調システム、ガス・水道・電気等の計量システム、自動車、航空機あるいは汎用コンピュータ等に適用可能である。
また、この発明が、遠隔管理機能を有さない通信システムにも適用可能であることは、もちろんである。図5乃至図8の処理対象とするタスクも、遠隔管理のために用いるタスクには限らない。通信の相手先装置が仲介装置や管理装置である必要もない。ピアツーピアで通信中の相手先装置以外の相手先装置との通信が必要なタスクについては、図5乃至図8の処理と同様な取り扱いが可能である。ただし、このようなタスク全てについて図5乃至図8の処理のような取り扱いをすることは必須ではない。相手先装置によって、あるいはタスクの種類(要求される動作の内容)によって取り扱いを変えてもよい。
また、この発明によるプログラムは、コンピュータを、上述したタスク管理部216に相当する通信機能を備える通信装置として機能させるためのプログラムであり、このようなプログラムをコンピュータに実行させることにより、上述したような効果を得ることができる。
このようなプログラムは、はじめからコンピュータに備えるROMあるいはHDD等の記憶手段に格納しておいてもよいが、記録媒体であるCD−ROMあるいはフレキシブルディスク,SRAM,EEPROM,メモリカード等の不揮発性記録媒体(メモリ)に記録して提供することもできる。そのメモリに記録されたプログラムをコンピュータにインストールしてCPUに実行させるか、CPUにそのメモリからこのプログラムを読み出して実行させることにより、上述した各処理を実行させることができる。
さらに、ネットワークに接続され、プログラムを記録した記録媒体を備える外部機器あるいはプログラムを記憶手段に記憶した外部機器からダウンロードして実行させることも可能である。
また、以上説明してきた各実施形態、動作例及び変形例の構成は、相互に矛盾しない限り任意に組み合わせて実施可能であることは勿論である。
10:被管理装置 11:仲介機能付被管理装置 31:CPU 32:DRAM 33:フラッシュROM 34:カードメモリコントローラ 35:カードメモリ 37:リアルタイムクロック回路(RTC) 38,601:モデム 39:NCU 40:無線NIC 41:NIC 42:電源回路 100:プロジェクタ装置 101:仲介装置 102:管理装置 103:公衆回線 104:ファイアウォール 111:ダイヤルアップサーバ 112:インタネット 200:コントローラボード 201:HDD 202:NV−RAM 204:無線通信モジュール 205:操作パネル 206:投射エンジン 207:電源ユニット 208:ランプ 209:センサ 210:冷却部 211:システム制御部 212:ユーザインタフェース部 213:対仲介装置通信機能部 214:対管理装置通信機能部 215:モード制御部 216:タスク管理部 602:通信端末 603:プロキシサーバ 604:操作者端末 605:データベース 606:制御装置
特許第4163550号公報

Claims (9)

  1. ピアツーピア型の通信を行う第1のモードと、クライアントサーバ型の通信を行う第2のモードとを選択的に切り換えて通信を行う通信手段と、
    タスクを蓄積する蓄積手段と、
    所定の外部装置とのデータ通信が必要なタスクが発生した場合に、前記通信手段の状態を参照し、前記第1のモードで動作中であると判断した場合には、該タスクの実行を試みることなく該タスクを前記蓄積手段に蓄積し、前記通信手段が第2のモードでの動作に移行すると判断した場合に、前記蓄積手段に蓄積したタスクを実行するタスク管理手段とを備えることを特徴とする通信装置。
  2. 請求項1に記載の通信装置であって、
    前記通信手段は、第1のモードが解除された場合に自動的に第2のモードでの通信を開始する通信手段であり、
    前記タスク管理手段は、前記第1のモードが解除されたことを検出した場合に前記通信手段が前記第2のモードでの動作に移行すると判断することを特徴とする通信装置。
  3. 請求項1に記載の通信装置であって、
    前記通信手段は、第1のモードが解除された場合に自動的に第2のモードでの通信を開始する通信手段であり、
    前記タスク管理手段は、前記第1のモードの解除のトリガとなる所定のイベントを検出した場合に前記通信手段が前記第2のモードでの動作に移行すると判断することを特徴とする通信装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の通信装置であって、
    前記第1のモードはアドホックモードの通信を行うモードであり、前記第2のモードはインフラストラクチャモードの通信を行うモードであることを特徴とする通信装置。
  5. 通信手段を備える通信装置であって、
    タスクを蓄積する蓄積手段と、
    外部装置とのデータ通信が必要なタスクが発生した場合に、前記通信手段の状態を参照し、該参照した状態に基づいて前記通信手段が前記外部装置と通信できない状態であると判断した場合には、該タスクの実行を試みることなく該タスクを前記蓄積手段に蓄積するタスク管理手段を備え、
    前記タスク管理手段は、前記通信手段が前記外部装置と通信できる状態に移行するトリガとなるイベントの発生を検出した場合に、前記蓄積手段に蓄積したタスクを実行する手段を備えることを特徴とする通信装置。
  6. ピアツーピア型の通信を行う第1のモードと、クライアントサーバ型の通信を行う第2のモードとを選択的に切り換えて通信を行う通信手段と、タスクを蓄積する蓄積手段とを備える通信装置における通信方法であって、
    前記通信装置が、所定の外部装置とのデータ通信が必要なタスクが発生した場合に、前記通信手段の状態を参照し、前記第1のモードで動作中であると判断した場合には、該タスクの実行を試みることなく該タスクを前記蓄積手段に蓄積するステップと、
    前記通信手段が第2のモードでの動作に移行すると判断した場合に、前記蓄積手段に蓄積したタスクを実行するステップとを実行することを特徴とする通信方法。
  7. 通信手段と、タスクを蓄積する蓄積手段とを備える通信装置における通信方法であって、
    前記通信装置が、
    外部装置とのデータ通信が必要なタスクが発生した場合に、前記通信手段の状態を参照し、該参照した状態に基づいて前記通信手段が前記外部装置と通信できない状態であると判断した場合には、該タスクの実行を試みることなく該タスクを前記蓄積手段に蓄積するステップと、
    前記通信手段が前記外部装置と通信できる状態に移行するトリガとなるイベントの発生を検出した場合に、前記蓄積手段に蓄積したタスクを実行するステップとを実行することを特徴とする通信方法。
  8. ピアツーピア型の通信を行う第1のモードと、クライアントサーバ型の通信を行う第2のモードとを選択的に切り換えて通信を行う通信手段を備えるコンピュータを、
    タスクを蓄積する蓄積手段と、
    所定の外部装置とのデータ通信が必要なタスクが発生した場合に、前記通信手段の状態を参照し、前記第1のモードで動作中であると判断した場合には、該タスクの実行を試みることなく該タスクを前記蓄積手段に蓄積し、前記通信手段が第2のモードでの動作に移行すると判断した場合に、前記蓄積手段に蓄積したタスクを実行するタスク管理手段として機能させるためのプログラム。
  9. 通信手段を備えるコンピュータを、
    タスクを蓄積する蓄積手段と、
    外部装置とのデータ通信が必要なタスクが発生した場合に、前記通信手段の状態を参照し、該参照した状態に基づいて前記通信手段が前記外部装置と通信できない状態であると判断した場合には、該タスクの実行を試みることなく該タスクを前記蓄積手段に蓄積するタスク管理手段として機能させるためのプログラムであって、
    前記タスク管理手段は、前記通信手段が前記外部装置と通信できる状態に移行するトリガとなるイベントの発生を検出した場合に、前記蓄積手段に蓄積したタスクを実行する手段を備えることを特徴とするプログラム。
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