JP2013170702A - 空気調和機用電気部品箱のカバー構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】空気調和機に備えられる電気部品箱に設けられた開口部を構造の複雑化を招くことなく覆う。
【解決手段】本実施形態の空気調和機用電気部品箱のカバー構造は、電気部品箱の外郭を構成し、当該電気部品箱の内部に連通したメンテナンス用の開口部を有する筺体と、この開口部を覆うためのカバー部材と、を備える。カバー部材は、開口部を覆うカバー面部の一端側に、筺体に形成されたスリットに差し込まれる仮固定部を有し、カバー面部の他端側に、筺体に形成された被係止部に係止する係止部を有する。
【選択図】図5

Description

本発明の実施形態は、空気調和機用電気部品箱のカバー構造に関する。
例えば空気調和機の室外機に備えられる電気部品箱においては、当該電気部品箱の底面に設けられた配線作業用の開口部を、スライド自在に取り付けられた配線カバーにより開閉自在とした構成が考えられている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、この構成では、配線カバーが電気部品箱の底部の略全体を覆う大きな面積を有し、しかも、このように大きな面積を有する配線カバー全体をスライドさせる構造となっている。従って、構造が複雑であり、また、このような複雑な構造を製造するにはコストがかかる。
再表2009/041424号公報
そこで、空気調和機に備えられる電気部品箱に設けられた開口部を構造の複雑化を招くことなく覆うことができる空気調和機用電気部品箱のカバー構造を提供する。
本実施形態の空気調和機用電気部品箱のカバー構造は、電気部品箱の外郭を構成し、当該電気部品箱の内部に連通したメンテナンス用の開口部を有する筺体と、この開口部を覆うためのカバー部材と、を備える。カバー部材は、開口部を覆うカバー面部の一端側に、筺体に形成されたスリットに差し込まれる仮固定部を有し、カバー面部の他端側に、筺体に形成された被係止部に係止する係止部を有する。
一実施形態に係るものであり、空気調和機の室外機を示す斜視図 室外機の内部構成を示す斜視図 カバー部材を取り付けた電気部品箱を底面側から見た斜視図 カバー部材が仮固定状態である電気部品箱を底面側から見た斜視図(その1) カバー部材が仮固定状態である電気部品箱を底面側から見た斜視図(その2) カバー部材が仮固定状態である電気部品箱を示す底面図 カバー部材の斜視図 カバー部材の側面図 電気部品箱を形成するための材料板の一例を示す図
以下、一実施形態による空気調和機用電気部品箱のカバー構造を図面を参照しながら説明する。図1に示すように、空気調和機の室外機10は、矩形箱状の金属製の室外機本体11を有している。この室外機本体11の前面を構成する前キャビネット12には、図示しない吹出し口に嵌め込まれたファンガード12aが設けられている。また、室外機本体11の右側面を構成する右サイドキャビネット13には、金属製のパックドバルブカバー(側面カバー)14が着脱可能に取り付けられている。また、室外機本体11の上面は天板15により構成され、室外機本体11の左側面は、図示しない左サイドキャビネットにより構成され、室外機本体11の背面は、図示しない後キャビネットにより構成される。左サイドキャビネットは、上下方向に所定間隔を存して桟部を有しており、これら桟部相互間が開口している。後キャビネットは、縦方向と横方向に所定の間隔を存して桟部を有しており、これら桟部相互間が開口している。
次に、室外機10の内部構成について図2を参照しながら説明する。図2に示すように、室外機本体11の内部は、室外機本体11の底面を構成する底板16の上方空間が仕切り板21によって2つの空間に区分された構成である。仕切り板21は、その前端部が前キャビネット12の吹出し口の側部の裏面に当接し、後端部が後キャビネットと右サイドキャビネット13とが交差する隅部に当接している。仕切り板21は、前キャビネット12から背面へ向かって左右のサイドキャビネットに並行に延出され、さらに後キャビネットの近傍部位から右サイドキャビネット13と後キャビネットとが交差する隅部に向って斜めに折り曲げられている。
この仕切り板21の左サイドキャビネット側に形成される空間室が熱交換室11Aであり、右サイドキャビネット13側に形成される空間室が機械室11Bである。仕切り板21の取り付け位置と形態から、熱交換室11Aは、室外機本体11内部の略3/4程度の容積を有し、機械室11Bは、残りの略1/4程度の容積を有する。
熱交換室11Aには室外熱交換器22が配置される。この室外熱交換器22は、室外機本体11の底板16上に載置され、左サイドキャビネット及び後キャビネットに近接して、これら左サイドキャビネット及び後キャビネットに沿うようにして平面視で略L字状に形成されている。この室外熱交換器22は、その一側端が前キャビネット12と左サイドキャビネットとが交差する隅部に延び、他側端が右サイドキャビネット13と後キャビネットとが交差する隅部に延びる。
さらに、熱交換室11Aには送風機支持部材23が設けられていて、この送風機支持部材23に室外送風機24が支持されている。即ち、室外送風機24は、室外機本体11内において、室外熱交換器22と仕切り板21と前キャビネット12とで囲まれた空間内に位置している。この室外送風機24は、室外機本体11の背面側から空気を吸い込んで前面側へ吹き出すプロペラファンにより構成されている。この室外送風機24の送風作用により、開口構造の左サイドキャビネット側及び後キャビネット側が外気の吸い込み側となり、プロペラファンの軸方向前面側に対向する吹出し口を有する前キャビネット12側が熱交換後の空気の吹き出し側となる。なお、送風機支持部材23の上端部には、前キャビネット12に当接する図示しない補強部材が固定具を介して取り付けられている。この補強部材は、前キャビネット12に吹出し口を打ち抜き加工により形成する際に得られた打ち抜き片を利用して形成したものである。
一方、機械室11Bには、コンプレッサ25と気液分離器26が配置されているとともに、これらコンプレッサ25と気液分離器26に接続される四方切換え弁などを備えた配管類27が収容されている。この配管類27は、図示しない室内機から延出する冷媒管が接続されるパックドバルブ(配管接続用開閉弁)27aを備えている。このパックドバルブ27aは、右サイドキャビネット13の下部から露出して、上記したパックドバルブカバー14によって覆われるようになっている。これらコンプレッサ25、気液分離器26、四方切換え弁などは、熱交換室11A内の室外熱交換器22や室内機に収容されている室内熱交換器などと、冷媒管を介して接続されており、これにより、冷凍サイクルを構成している。
機械室11B内に配置されるコンプレッサ25、気液分離器26、四方切換え弁、配管類27などを含む機械室冷凍サイクル部品28は、その全体の高さ方向の寸法が、底板16から天板15までの高さ方向の寸法よりも小さくなっており、従って、室外機本体11内において、機械室冷凍サイクル部品28の上部にはスペース的な余裕が生じる。そして、このスペース部分に電気部品箱31が取り付けられる。即ち、仕切り板21は、その上端が切り欠かれており、この切欠部分に電気部品箱31が嵌め込まれ、仕切り板21と天板15との間に介在した状態で固定される。このとき、電気部品箱31は、室外機本体11内において、コンプレッサ25を含む機械室冷凍サイクル部品28の上方に、当該機械室冷凍サイクル部品28とは間隔を有して配置される。この電気部品箱31は、全体として薄い箱状をなしており、その略3/4程度が機械室11B内に位置し、残りの略1/4程度が熱交換室11A内に突出している。
次に、この電気部品箱31の構成についてさらに図3から図6を参照しながら詳細に説明する。図3から図6に示すように、電気部品箱31の外郭を構成する筺体32は、ベース部33と蓋部34とから構成されている。ベース部33は、金属製であり、上面が開口する矩形箱状をなしている。このベース部33の上面開口部は、同じく金属製の矩形板状の蓋部34によって塞がれ、これにより、矩形箱状の筺体32が形成される。ベース部33と蓋部34との間には、図示しない樹脂製の制御基板ベースが配置されており、この制御基板ベースに、図6に示す制御基板35が取り付けられている。なお、蓋部34は、上面側からベース部33内部への水などの浸入を防ぐために、その周縁部に、制御基板ベースの外周面を覆うように下方に折り曲げられた折曲部を有している。
また、ベース部33の底面、つまり、電気部品箱31の底面を構成する部分には、図4から図6に示すように、電気部品箱31の内部に連通した各種メンテナンス用の開口部36が設けられている。この開口部36は、四隅が円弧状に形成された略矩形状をなしており、その大きさは、人の手指が挿入可能な程度の大きさであり、この開口部36を介して、製造工程時およびメンテナンス作業時において、作業者が電気部品箱31の内部に外部から手指を挿入し、制御基板35との配線接続および配線の取り外し作業などを行えるようになっている。
また、この開口部36には、開口縁の一部を外側へ延出することにより配線導出穴部36aが一体に形成されている。この配線導出穴部36aは、電気部品箱31の筺体32内の制御基板35から延出しコンプレッサ25に接続される図示しないコンプレッサ用配線を筺体32内から機械室11B内に導出するための開口穴である。そして、この開口部36は、詳しくは後述する着脱可能なカバー部材51によって、配線導出穴部36aを除く略全体が覆われるようになっている。なお、配線導出穴部36aは、必要以上に大きく形成するのではなく、極力小さく形成することが好ましい。これにより、開口部36がカバー部材51によって覆われた状態において、電気部品箱31の閉塞度、つまり、電気部品箱31の内部が外部から閉塞される度合いを増すことができる。また、配線導出穴部36aは、開口部36とは別体に設けてもよい。
制御基板35は、プリント基板からなり、その上面側あるいは下面側には、室外機10の動作全般を制御するCPU、制御プログラムや運転履歴などを記憶したメモリなどが実装され、制御回路が構成されている。さらに、制御基板35の下面側には電解コンデンサ、パワートランジスタ、サーミスタなどが接続される複数のコネクタが実装され、電動弁用や四方切換え弁用などのワイヤハーネスが接続されている。より具体的には、制御基板35の下面には、機械室11B内のコンプレッサ25、配管類27を構成する四方切換え弁、熱交換室11A内の室外送風機24などの電動部品を制御する電気部品が実装されていて、少なくとも上下寸法の大きい電気部品は、制御基板35の下面に吊持した状態で取り付けられている。また、電気部品箱31のうち熱交換室11A側の側部には、パワートランジスタなどの発熱部品を冷却するための放熱フィン38が設けられている。この放熱フィン38は、室外機本体11内に電気部品箱31が取り付けられた状態で、熱交換室11A内に露出するようになっている。
また、図6に示すように、制御基板35の下面には、サービス端子35aが設けられている。このサービス端子35aは、例えば制御プログラムのバージョンアップや運転履歴の解析などの各種メンテナンス作業の際に、外部の情報処理端末と制御基板35とを図示しない通信ケーブルによって接続するための端子である。上記した開口部36は、電気部品箱31の底面において、このサービス端子35aに対向する位置に設けられている。
電気部品箱31の底面、換言すれば、筺体32のベース部33の底面には、開口部36よりも若干内側の部分に位置してスリット39が形成されている。このスリット39は、開口部36の内側の辺部に沿って直線状に開口している。また、電気部品箱31の開口部36側の側面、換言すれば、筺体32のベース部33のうち開口部36側の側面には、被係止部40が設けられている。この被係止部40は、袋部41および突起部42を有する。袋部41は、下方に袋状に開口しており、その入口部分に、上方に向かって丸みを有して折り返された折返部41aを有している。また、突起部42は、袋部41の両側に位置して、先端部に丸みを有して外方に突出している。
次に、上記したカバー部材51についてさらに図7から図9を参照しながら詳細に説明する。図7および図8に示すように、カバー部材51は、カバー面部52と仮固定部53と係止部54とを有する。カバー面部52は、上記した開口部36よりも若干大きく形成され、当該開口部36と同様に四隅が円弧状に形成された略矩形状をなす板状の部分である。従って、カバー部材51は、このカバー面部52によって、配線導出穴部36aを除く開口部36の略全体を覆う構成となっている。仮固定部53は、カバー面部52の一端側、この場合、電気部品箱31の底面において開口部36よりも内側の部分に取り付けられる部分に形成されている。この仮固定部53は、カバー面部52の一端部から段差状に形成されており、且つ、カバー面部52の一端部から当該カバー面部52に対して平行に延びる爪状をなしている。係止部54は、カバー面部52の他端側、つまり、仮固定部53が形成された側とは反対側であり、この場合、電気部品箱31の開口部36側の側面に取り付けられる部分に形成されている。
カバー部材51は、他端側が折り曲げられた構成であり、この折り曲げられた部分が係止部54として構成されている。従って、この係止部54は、カバー面部52の他端側から当該カバー面部52に対して垂直に延びるように形成されている。つまり、係止部54は、カバー部材51において仮固定部53が延びる方向と直交する方向に延びており、これにより、カバー部材51は、図8に示すように、仮固定部53と係止部54とを結ぶ断面が略L字状となる構成である。
カバー部材51の係止部54についてさらに詳細に説明すると、この係止部54は、3つの係止片部54a,54b,54cを有している。そして、それら3つの係止片部54a,54b,54cのうち、中央の係止片部54aは、その上端部が内側に向かって緩やかに曲っており、また、図8に矢印Aで示すように、さらに内側に向かって弾性変形可能に構成されている。この係止片部54aは、上記した袋部41内に差し込まれることで係止部54を被係止部40に係止するものであるが、袋部41内に挿入される際には、入口部の折返部41aに案内されて弾性変形しながら滑らかに挿入されるようになっている。一方、両側の係止片部54b,54cは、その上端部が外側に向かって緩やかに曲っているとともに、上下方向の略中心部分に孔部55を有している。これら係止片部54b,54cは、上記した突起部42が孔部55に嵌め込まれることで係止部54を被係止部40に係止するものである。
なお、図9に示すように、カバー部材51は、金属製の材料板61から電気部品箱31の筺体32を形成する際に生じた端材61aから形成されている。この場合、端材61aとしては、筺体32のベース部33を形成するベース部形成材61b以外の部分が利用されている。
次に、上記のように構成されたカバー部材51を電気部品箱31に取り付ける場合、つまり、開放状態の開口部36を覆う場合、および、カバー部材51を電気部品箱31から取り外す場合、つまり、閉塞状態の開口部36を開放する場合について説明する。
カバー部材51を取り付ける場合には、まず、カバー部材51の仮固定部53を、電気部品箱31のスリット39に差し込む。これにより、図4から図6に示すように、カバー部材51が開口部36から離間し且つ当該開口部36に対して傾斜した状態で対向した仮固定状態となる。次に、この仮固定状態のカバー部材51全体を、仮固定部53の根本部分、つまり、カバー面部52と仮固定部53との境界部分を支点として開口部36側に回動させ、係止部54を被係止部40側に近付ける。そして、さらにカバー部材51を回動させて、係止部54の係止片部54aを被係止部40の袋部41内に挿入しながら、係止部54の係止片部54b,54cの孔部55に被係止部40の突起部42を嵌め込む。
このように、係止片部54aが袋部41内に差し込まれ、係止片部54b,54cの孔部55に突起部42が嵌め込まれた状態では、袋部41内への挿入に伴い内側に若干弾性変形した係止片部54aの弾性力により、被係止部40が、袋部41を中心として係止片部54aと係止片部54b,54cとにより挟まれたような状態となる。これにより、係止部54は、被係止部40に強固に係止する。また、カバー部材51は、仮固定部53がスリット39に差し込まれ、係止部54が被係止部40に強固に係止することで、開口部36を覆った状態、つまり、閉塞状態で電気部品箱31に強固に取り付けられる。
このようにして、カバー部材51は、ねじなどによる固定を要することなく電気部品箱31に強固に取り付けられる。特に、この場合、カバー部材51は、電気部品箱31の底面に取り付けられるが、当該電気部品箱31に強固に取り付けられることから、自重による落下が防止される。なお、電気部品箱31にカバー部材51を取り付ける際には、電気部品箱31内から延びるコンプレッサ用配線を予め配線導出穴部36aに収めておくようにしてもよいし、カバー部材51を取り付けながらコンプレッサ用配線を配線導出穴部36aに収めるようにしてもよい。
一方、カバー部材51を取り外す場合には、外方に向かって緩やかに曲っている係止部54の係止片部54b,54cの上端部を外側に引くことで、孔部55と突起部42との嵌合状態を解除する。そして、カバー部材51全体を仮固定部53の根本部分を支点として、取り付け時とは反対側、つまり、開口部36から離れる方向に回動させ、係止部54を被係止部40から遠ざける。このとき、カバー部材51の回動に伴い、係止部54の係止片部54aが被係止部40の袋部41から引き抜かれ、これにより、係止部54と被係止部40との係止状態が完全に解除され、カバー部材51が仮固定状態となる。そして、カバー部材51の仮固定部53を電気部品箱31のスリット39から引き抜き、これにより、カバー部材51が電気部品箱31から取り外され、開口部36が外部に開放した開放状態となる。
以上に説明した一実施形態に係る空気調和機用電気部品箱のカバー構造は、電気部品箱の外郭を構成し、当該電気部品箱の内部に連通したメンテナンス用の開口部を有する筺体と、この開口部を覆うためのカバー部材と、を備える。カバー部材は、開口部を覆うカバー面部の一端側に、筺体に形成されたスリットに差し込まれる仮固定部を有し、カバー面部の他端側に、筺体に形成された被係止部に係止する係止部を有する。この構成によれば、空気調和機に備えられる電気部品箱に設けられた開口部を構造の複雑化を招くことなく覆うことができる。
なお、本実施形態において、開口部を「覆う」とは、開口部の全体を覆うという概念のみならず、開口部の一部を覆うという概念も含む。
上述の一実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。本実施形態及びその変形は、発明の範囲及び要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、10は室外機、25はコンプレッサ、31は電気部品箱、32は筺体、36は開口部、36aは配線導出穴部、39はスリット、40は被係止部、42は突起部、51はカバー部材、52はカバー面部、53は仮固定部、54は係止部、54a,54b,54cは係止片部、55は孔部、61aは端材を示す。

Claims (6)

  1. 空気調和機に備えられる電気部品箱のカバー構造であって、
    前記電気部品箱の外郭を構成し、当該電気部品箱の内部に連通したメンテナンス用の開口部を有する筺体と、
    前記開口部を覆うためのカバー部材と、を備え、
    前記カバー部材は、前記開口部を覆うカバー面部の一端側に、前記筺体に形成されたスリットに差し込まれる仮固定部を有し、前記カバー面部の他端側に、前記筺体に形成された被係止部に係止する係止部を有する空気調和機用電気部品箱のカバー構造。
  2. 前記カバー部材は、他端側が折り曲げられており、その折り曲げられた部分が前記係止部として構成されている請求項1に記載の空気調和機用電気部品箱のカバー構造。
  3. 前記係止部は、3つの係止片部を有し、そのうち中央の前記係止片部が内側に曲がっている請求項1または2に記載の空気調和機用電気部品箱のカバー構造。
  4. 前記被係止部は、外方に突出する突起部を有し、
    両側の前記係止片部は、前記突起部が嵌め込まれる孔部を有する請求項3に記載の空気調和機用電気部品箱のカバー構造。
  5. 前記電気部品箱は、前記空気調和機の室外機内においてコンプレッサの上方に配置され、
    前記開口部は、前記筺体の内部から延び前記コンプレッサに接続されるコンプレッサ用配線を導出するための配線導出穴部を一体に有している請求項1から4の何れか1項に記載の空気調和機用電気部品箱のカバー構造。
  6. 前記カバー部材は、前記筺体を形成する際に生じた端材から形成されている請求項1から5の何れか1項に記載の空気調和機用電気部品箱のカバー構造。
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