JP2013170618A - ボールねじ - Google Patents

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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H25/00Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
    • F16H25/18Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
    • F16H25/20Screw mechanisms
    • F16H25/22Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members
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Abstract

【課題】本体部と一対の脚部とからなる循環部品を取付部品でボールねじの外側平坦面に固定する際に、組立の度に、前記循環部品の本体部の長さ方向での固定位置が変化しないようにする。
【解決手段】循環部品3は、本体部31と一対の脚部32とからなり、本体部31の上面31aに二個の突起39を有する。取付部品4は、上面押え部41に、各突起39が入る穴41aを有する。突起39が穴41aに入ることで、取付部品4による循環部品3の本体部31の長さ方向での固定位置が決まる。
【選択図】図5

Description

この発明は、循環部品の取付構造に特徴を有するボールねじに関する。
ボールねじは、内周面に螺旋溝が形成されたナットと、外周面に螺旋溝が形成されたねじ軸と、ナットの螺旋溝とねじ軸の螺旋溝で形成される軌道の間に配置されたボールと、ボールを軌道の終点から始点に戻すボール戻し経路とを備え、前記軌道内をボールが転動することで前記ナットがねじ軸に対して相対移動する装置である。ボールねじのボール戻し経路としては、組み立てが容易である点から、リターンチューブ方式を採用することが多い。
しかし、従来のリターンチューブ方式のボールねじでは、最近のボールねじの高回転化に伴って、ボールがリターンチューブに衝突するスピードが速くなり、衝突エネルギーが大きくなることで、リターンチューブやねじ溝(ねじ溝の両肩部などを含む)が損傷し易くなる。この損傷を防止するために、ねじ軸の接線方向且つねじ溝のリード角方向にボールを掬い上げるようにすると、リターンチューブの形状が複雑になる。
そのため、金属製のリターンチューブに代えて、合成樹脂製で本体部と一対の脚部とからなる循環部品を使用することが提案されている。この循環部品は、例えば、ボールの移動方向を示すラインに沿って分割された二個の分割体を、合成樹脂の射出成形により形成し、これらの分割体を結合することで組み立てられる。この循環部品の脚部をナットの外側平坦面に設けられた二個一組の循環孔(軸方向に対して略垂直に延びる貫通孔)に挿入し、本体部を前記外側平坦面に接触配置することで、ボールねじのボール戻し経路が形成される。
特許文献1には、合成樹脂製で本体部と一対の脚部とからなる循環部品を、金属製の押え具を用いてナットに固定することが記載されている。金属製の押え具としては、循環部品の本体部全体または一部を上側から覆い、本体部の両側に配置される取付部を有するものが例示されている。これらの押え具は、金属板の曲げ成形加工や絞り成形加工で製造されている。
この循環部品は、ナットの循環孔に各脚部を挿入するとともに、本体部の全体または一部を押え具で上側から覆い、押え具の各取付部に形成された孔にボルトを通し、このボルトをナットの外側平坦部に形成した雌ねじに螺合させることでナットに固定される。
特許文献2には、押え具を用いて取り付けた循環部品にガタつきが生じないようにするために、押え具による適度な締め代を循環部品に付与することが記載されている。すなわち、押え具をねじ止めでナットに固定した時に循環部品が弾性変形し、その弾性変形量が循環部品の内径(ボール戻し路の直径)からボールの直径を差し引いた値より小さくなるように、金属板のプレス成形により押え具を形成している。
特開2005−163893号公報 特開2007−247720号公報
特許文献1および2に記載された押え具では、通常、取付部に形成された孔の直径が、ボルトの軸部の直径に対して余裕を持った大きさに設定されている。そのため、組立の度にボルトの取付状態が変化すると、循環部品の本体部の長さ方向での固定位置が変化する。これに伴い、循環部品の上面の固定状態に偏りが生じる恐れがある。また、特許文献2の循環部品のように締め代が付与されている場合は、位置決めの微調整が難しいため、組立に手間がかかる。
このように、特許文献1および2に記載された押え具は、循環部品の本体部の長さ方向での位置決め機能を有さない。
この発明の課題は、合成樹脂製で本体部と一対の脚部とからなる循環部品を有し、ナットの外側平坦面に形成された貫通孔に前記脚部が挿入され、前記本体部が取付部品により前記外側平坦面に固定されることで、ボール戻し経路が形成されているボールねじにおいて、組立の度に、前記循環部品の本体部の長さ方向での固定位置が変化しないようにすることである。
上記課題を解決するために、この発明のボールねじは、下記の構成(1) 〜(4) を有することを特徴とする。
(1) 内周面に螺旋溝が形成されたナットと、外周面に螺旋溝が形成されたねじ軸と、ナットの螺旋溝とねじ軸の螺旋溝で形成される軌道の間に配置されたボールと、ボールを軌道の終点から始点に戻すボール戻し経路とを備え、前記軌道内をボールが転動することで前記ナットがねじ軸に対して相対移動するボールねじである。
(2) 合成樹脂製で本体部と一対の脚部とからなる循環部品を有し、前記ナットの外側平坦面に形成された一対の循環孔に前記一対の脚部が挿入され、前記本体部が取付部品により前記外側平坦面に固定されることで、前記ボール戻し経路が形成されている。
(3) 前記取付部品は、前記外側平坦面に接触させる取付部と、前記本体部の上面を押える上面押え部と、前記本体部の側面を押える側面押え部と、を有する。
(4) 前記循環部品の本体部に突起が形成され、前記突起により、前記取付部品による前記循環部品の本体部の長さ方向での固定位置が設定されている。
このボールねじによれば、前記突起により、前記取付部品による前記循環部品の本体部の長さ方向での固定位置が設定されているため、組立の度に、前記循環部品の本体部の長さ方向での固定位置が変化することが防止できる。
前記構成(4) の具体的な形態としては、下記の構成(5) および(6) が挙げられる。
(5) 前記循環部品の本体部の上面に突起が形成され、前記取付部品の上面押え部の上面に前記突起が入る穴が形成され、前記取付部品の穴に前記循環部品の突起が入っている。
(6) 前記循環部品の本体部の側面に、対をなす突起が、前記取付部品の側面押え部が入る間隔を開けて形成され、両突起の間に前記側面押え部が配置されている。
この発明によれば、合成樹脂製で本体部と一対の脚部とからなる循環部品を有し、ナットの外側平坦面に形成された貫通孔に前記脚部が挿入され、前記本体部が取付部品により前記外側平坦面に固定されることで、ボール戻し経路が形成されているボールねじにおいて、組立の度に、前記循環部品の本体部の長さ方向での固定位置が変化することが防止できる。
実施形態で組み立てられたボールねじを説明する図であって、ナットの断面を示し、ねじ軸は断面にせず、循環部品を分割ラインに沿った断面で示す図である。 第1実施形態で使用した循環部品を示す斜視図である。 第1実施形態で使用した循環部品の分割体を示す正面図である。 第1実施形態で使用した取付部品を示す斜視図(a)と平面図(b)である。 第1実施形態のボールねじにおける取付部品と循環部品との関係を示す斜視図である。 第2実施形態で使用した循環部品を示す斜視図である。 第2実施形態で使用した取付部品を示す斜視図である。 第2実施形態のボールねじにおける取付部品と循環部品との関係を示す斜視図である。 第3実施形態で使用した循環部品を示す斜視図である。 第3実施形態で使用した取付部品を示す斜視図である。 第3実施形態のボールねじにおける取付部品と循環部品との関係を示す斜視図である。 第4実施形態で使用した循環部品を示す斜視図である。 第4実施形態で使用した取付部品を示す斜視図である。 第4実施形態のボールねじにおける取付部品と循環部品との関係を示す斜視図である。
以下、この発明の実施形態について説明する。
[第1実施形態]
図1のボールねじは、内周面に螺旋溝11が形成されたナット1と、外周面に螺旋溝21が形成されたねじ軸2と、ボール23と、循環部品3と、循環部品3をナット1に固定する取付部品4とで構成されている。ボール23は、ナット1の螺旋溝とねじ軸2の螺旋溝21で形成される軌道の間と、循環部品3により形成されたボール戻し経路35内に配置されている。
ナット1の外周部の一部に凹部11が形成されている。この凹部11の底面が循環部品3を取り付ける外側平坦面12となっている。ナット1の外側平坦面12に、二個一組の貫通孔(循環孔)13が形成されている。
循環部品3は本体部31と一対の脚部32とからなる。本体部31の下面(脚部32側の面)31bがナット1の外側平坦面12に接触する面である。図2に示すように、循環部品3は、ボールの移動方向を示すラインLに沿って分割された二個の分割体で構成されている。本体部31の上面31aに、二個の突起39が形成されている。二個の突起39は、分割ラインLを挟んだ両側の長手方向で異なる位置に形成されている。
図3に示すように、循環部品3の分割体30は、本体部310と一対の脚部320とからなり、ボール戻し経路35に対応する溝350が形成されている。一方の脚部320の先端に、ボール掬いあげ用のタング部32aが形成されている。分割体30のラインLに沿った外側端面312の二つの屈曲部360(肩部36となる部分)に、結合用の突起37とこれが嵌まる凹部38が形成されている。
分割体30の本体部310の上面に一個の突起39が形成されている。突起39は、分割体30を射出成形により作製する際に、金型の内面に対応する凹部を設けることで形成されている。
図3に示す同じ分割体30を結合することで循環部品3が組み立てられ、その内部に二つの溝350によるボール戻し経路35が形成される。
図4(a)および(b)に示すように、取付部品4は、循環部品3の本体部31の上面を押える上面押え部41と、本体部31の側面を押える側面押え部42と、ナット1の外側平坦面12に接触させる取付部43を有する。取付部43には貫通孔43aが形成されている。上面押え部41に、循環部品3の二個の突起39がそれぞれ僅かな隙間で入る穴41aが形成されている。この取付部品4は金属板のプレス加工で安価に製造できる。
図1に示すように、この取付部品4を用いて、循環部品3をナット1の外側平坦面12に固定する。すなわち、先ず、1対の脚部32をナット1の外側平坦面12の各貫通孔13に挿入し、本体部31を外側平坦面12に接触させる。次に、取付部品4の上面押え部41を循環部品3の本体部31の上に配置し、図5に示すように、各突起39を各穴41aに入れた状態としてから、取付部43の貫通孔43aにボルトを通し、ボルトをナット1の外側平坦部12に形成された雌ねじに螺合させる。
この実施形態のボールねじによれば、ナット1の外側平坦面12に循環部品3を取付部品4で取り付ける際に、循環部品3の突起39を取付部品4の穴41aに入れることにより、取付部品4による循環部品3の本体部31の長さ方向での固定位置が決まる。そのため、組立の度に、循環部品3の本体部31の長さ方向での固定位置が変化することが防止される。
[第2実施形態]
この実施形態では、第1実施形態の循環部品3と取付部品4に代えて、図6に示す循環部品3Aと図7に示す取付部品4Aを使用して、図1のボールねじを組み立てる。
図6に示すように、循環部品3Aは本体部31と一対の脚部32とからなる。本体部31の上面31aに、本体部31の長さ方向に延びる長穴の面形状を有する突起39が形成されている。循環部品3Aは、ボールの移動方向を示すラインLに沿って分割された二個の分割体で構成されている。各分割体に、突起39が分割ラインLに沿って幅方向に二等分された形状の突起分割体39aが形成されている。
この実施形態の循環部品3Aの形状は、突起39の形状が異なる点を除くと、第1実施形態の循環部品3と同じである。すなわち、循環部品3Aは、突起39の形状が異なる以外は図3の分割体30と同じ分割体で構成されている。
図7に示すように、取付部品4Aは、循環部品3Aの本体部31の上面を押える上面押え部41と、本体部31の側面を押える側面押え部42と、ナット1の外側平坦面12に接触させる取付部43を有する。取付部43には貫通孔43aが形成されている。上面押え部41に、循環部品3Aに形成された長穴状の突起39が僅かな隙間で入る一個の長穴41bが形成されている。この取付部品4Aは、金属板のプレス加工で安価に製造できる。
この実施形態のボールねじを組み立てる際には、図8に示すように、循環部品3Aの突起39を取付部品4Aの長穴41bに入れた状態としてから、取付部品4Aの取付部43の貫通孔43aにボルトを通し、ボルトを、図1に示すナット1の外側平坦部12に形成された雌ねじに螺合させる。
この実施形態のボールねじによれば、ナット1の外側平坦面12に循環部品3Aを取付部品4Aで取り付ける際に、循環部品3Aの突起39を取付部品4Aの長穴41bに入れることにより、取付部品4Aによる循環部品3Aの本体部31の長さ方向での固定位置が決まる。そのため、組立の度に、循環部品3Aの本体部31の長さ方向での固定位置が変化することが防止される。
[第3実施形態]
この実施形態では、第1実施形態の循環部品3と取付部品4に代えて、図9に示す循環部品3Bと図10に示す取付部品4Bを使用して、図1のボールねじを組み立てる。
図9に示すように、循環部品3Bは本体部31と一対の脚部32とからなる。本体部31の上面31aに、本体部31の幅方向に延びる長穴の面形状を有する二個の突起39が形成されている。循環部品3Bは、ボールの移動方向を示すラインLに沿って分割された二個の分割体で構成されている。各分割体に、両突起39が分割ラインLに沿って幅方向に二等分された形状の突起分割体39bが形成されている。
この実施形態の循環部品3Bの形状は、突起39の形状が異なる点を除くと、第1実施形態の循環部品3と同じである。すなわち、循環部品3Bは、突起39の形状が異なる以外は図3の分割体30と同じ分割体で構成されている。
図10に示すように、取付部品4Bは、循環部品3Bの本体部31の上面を押える上面押え部41と、本体部31の側面を押える側面押え部42と、ナット1の外側平坦面12に接触させる取付部43を有する。取付部43には貫通孔43aが形成されている。上面押え部41に、循環部品3Bに形成された長穴状の二個の突起39が僅かな隙間で入る各長穴41cが形成されている。この取付部品4Bは、金属板のプレス加工で安価に製造できる。
この実施形態のボールねじを組み立てる際には、図11に示すように、循環部品3Bの二個の突起39を取付部品4Bの各長穴41cに入れた状態としてから、取付部品4Bの取付部43の貫通孔43aにボルトを通し、ボルトを、図1に示すナット1の外側平坦部12に形成された雌ねじに螺合させる。
この実施形態のボールねじによれば、ナット1の外側平坦面12に循環部品3Bを取付部品4Bで取り付ける際に、循環部品3Bの二個の突起39を取付部品4Bの各長穴41cに入れることにより、取付部品4Bによる循環部品3Bの本体部31の長さ方向での固定位置が決まる。そのため、組立の度に、循環部品3Bの本体部31の長さ方向での固定位置が変化することが防止される。
[第4実施形態]
この実施形態では、第1実施形態の循環部品3と取付部品4に代えて、図12に示す循環部品3Cと図13に示す取付部品4Cを使用して、図1のボールねじを組み立てる。
図12に示すように、循環部品3Cは本体部31と一対の脚部32とからなる。本体部31の両方の側面31cに、それぞれ一対の直方体状の突起391が間隔を開けて形成されている。循環部品3Cは、ボールの移動方向を示すラインLに沿って分割された二個の分割体で構成されている。各分割体に、一対の突起391が形成されている。
この実施形態の循環部品3Cの形状は、上面31aに突起39が形成されず側面31cに突起391が形成されている点を除くと、第1実施形態の循環部品3と同じである。すなわち、循環部品3Cは、これらの点以外は図3の分割体30と同じ分割体で構成されている。
図13に示すように、取付部品4Cは、循環部品3の本体部31の上面を押える上面押え部41と、本体部31の側面を押える側面押え部42と、ナット1の外側平坦面12に接触させる取付部43を有する。取付部43には貫通孔43aが形成されている。この実施形態の取付部品4Cの形状は、第1実施形態の取付部品4で穴41aが形成されていないものである。
一対の突起391の配置間隔は、取付部品4Cの側面押え部42が僅かな隙間で入る寸法である。
この実施形態のボールねじを組み立てる際には、図14に示すように、循環部品3Cの対をなす突起391の間に取付部品4Cの側面押え部42を配置した状態としてから、取付部品4Cの取付部43の貫通孔43aにボルトを通し、ボルトを、図1に示すナット1の外側平坦部12に形成された雌ねじに螺合させる。
この実施形態のボールねじによれば、ナット1の外側平坦面12に循環部品3Cを取付部品4Cで取り付ける際に、循環部品3Cの対をなす突起391の間に取付部品4Cの側面押え部42を配置することにより、取付部品4Cによる循環部品3Cの本体部31の長さ方向での固定位置が決まる。そのため、組立の度に、循環部品3Cの本体部31の長さ方向での固定位置が変化することが防止される。
なお、この発明のボールねじにおいて、循環部品に形成する突起の形状、寸法、および数は、上述の各実施形態で挙げたものに限定されず、循環部品の突起と同等の寸法の穴(循環部品の突起が僅かな隙間で入る穴)が取付部品に形成されているか、循環部品に形成された対をなす突起の配置間隔が取付部品の側面押え部の幅と同等の寸法(取付部品の側面押え部が僅かな隙間で入る寸法)になっていればよい。
1 ナット
11 ナットの螺旋溝凹部
12 ナットの外側平坦面
13 ナットの貫通孔(循環孔)
2 ねじ軸
21 ねじ軸の螺旋溝
3 循環部品
3A 循環部品
3B 循環部品
3C 循環部品
31 循環部品の本体部
31a 本体部の上面
31b 本体部の下面
31c 本体部の側面
32 循環部品の脚部
32a タング部
35 ボール戻し経路
36 肩部
37 突起
38 凹部
39 循環部品の上面に設けた突起
39a 突起分割体
39b 突起分割体
391 循環部品の側面に設けた突起
30 循環部品の分割体
310 本体分割部
320 脚分割部
350 ボール戻し経路を構成する溝
360 分割体の屈曲部
4 取付部品
4A 取付部品
4B 取付部品
4C 取付部品
41 取付部品の上面押え部
41a 上面押え部の穴
41b 上面押え部の長穴
41c 上面押え部の長穴
42 取付部品の側面押え部
43 取付部品の取付部
43a 取付部の貫通孔
L ボールの移動方向を示すラインに相当する分割ライン

Claims (3)

  1. 内周面に螺旋溝が形成されたナットと、外周面に螺旋溝が形成されたねじ軸と、ナットの螺旋溝とねじ軸の螺旋溝で形成される軌道の間に配置されたボールと、ボールを軌道の終点から始点に戻すボール戻し経路とを備え、前記軌道内をボールが転動することで前記ナットがねじ軸に対して相対移動するボールねじであって、
    合成樹脂製で本体部と一対の脚部とからなる循環部品を有し、前記ナットの外側平坦面に形成された一対の循環孔に前記一対の脚部が挿入され、前記本体部が取付部品により前記外側平坦面に固定されることで、前記ボール戻し経路が形成され、
    前記取付部品は、前記外側平坦面に接触させる取付部と、前記本体部の上面を押える上面押え部と、前記本体部の側面を押える側面押え部と、を有し、
    前記循環部品の本体部に突起が形成され、前記突起により、前記取付部品による前記循環部品の本体部の長さ方向での固定位置が設定されていることを特徴とするボールねじ。
  2. 前記循環部品の本体部の上面に突起が形成され、前記取付部品の上面押え部の上面に前記突起が入る穴が形成され、前記取付部品の穴に前記循環部品の突起が入っている請求項1記載のボールねじ。
  3. 前記循環部品の本体部の側面に、対をなす突起が、前記取付部品の側面押え部が入る間隔を開けて形成され、両突起の間に前記側面押え部が配置されている請求項1記載のボールねじ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109715982A (zh) * 2016-10-07 2019-05-03 日本精工株式会社 循环部件按压件和滚珠丝杠

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