JP2012137153A - ボールねじ - Google Patents

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JP2010290629A
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Kazunari Miyazaki
一成 宮崎
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NSK Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H25/00Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
    • F16H25/18Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
    • F16H25/20Screw mechanisms
    • F16H25/22Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members
    • F16H25/2204Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with balls
    • F16H25/2214Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with balls with elements for guiding the circulating balls

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Abstract

【課題】ボール戻し経路を形成するための循環部品がナットに対して長期に渡って確実に固定されるとともに、循環部品を固定する部材のコストが低く抑えられたボールねじを提供する。
【解決手段】循環部品3の本体部31の両側面31aに、突出部33を合成樹脂で一体に形成する。突出部33に金属製の取付部品4を載せて、取付部42の貫通孔42aにボルト5を通し、ボルト5をナット1の外側平坦部12に形成された雌ねじに螺合させることで循環部品3をナット1に固定する。
【選択図】図4

Description

この発明は、本体部と一対の脚部とからなる合成樹脂製循環部品を備えたボールねじに関する。
ボールねじは、内周面に螺旋溝が形成されたナットと、外周面に螺旋溝が形成されたねじ軸と、ナットの螺旋溝とねじ軸の螺旋溝で形成される軌道の間に配置されたボールと、ボールを軌道の終点から始点に戻すボール戻し経路とを備え、前記軌道内をボールが転動することで前記ナットがねじ軸に対して相対移動する装置である。ボールねじのボール戻し経路としては、組み立てが容易である点から、リターンチューブ方式を採用することが多い。
しかし、従来のリターンチューブ方式のボールねじでは、最近のボールねじの高回転化に伴って、ボールがリターンチューブに衝突するスピードが速くなり、衝突エネルギーが大きくなることで、リターンチューブやねじ溝(ねじ溝の両肩部などを含む)が損傷し易くなる。この損傷を防止するために、ねじ軸の接線方向且つねじ溝のリード角方向にボールをすくい上げるようにすると、リターンチューブの形状が複雑になる。
そのため、金属製のリターンチューブに代えて、合成樹脂製で本体部と一対の脚部とからなる循環部品を使用することが提案されている。この循環部品は、例えば、ボールの移動方向を示すラインに沿って分割された2個の分割体を、合成樹脂の射出成形により形成し、これらの分割体を結合することで組み立てられる。この循環部品の脚部をナットの外側平坦面に設けられた二個一組の循環孔(軸方向に対して略垂直に延びる貫通孔)に挿入し、本体部を前記外側平坦面に接触配置することで、ボールねじのボール戻し経路が形成される。
特許文献1には、合成樹脂製で本体部と一対の脚部とからなる循環部品を、金属製の押え具を用いてナットに固定することが記載されている。金属製の押え具としては、循環部品の本体部全体または一部を上側から覆い、本体部の両側に配置される取付部を有するものが例示されている。これらの押え具は、金属板の曲げ成形加工や絞り成形加工で製造されている。
この循環部品は、ナットの循環孔に各脚部を挿入するとともに、本体部の全体または一部を押え具で上側から覆い、押え具の各取付部に形成された孔にボルトを通し、このボルトをナットの外側平坦部に形成した雌ねじに螺合させることでナットに固定される。
特許文献2には、合成樹脂製で中央部(本体部)と一対の脚部とからなる循環部品を、一方の脚部の内周の中心線と中央部の内周の中心線を含む第1の分割面と、他方の脚部の内周の中心線と中央部の内周の中心線を含む第2の分割面(第1の分割面と異なる面)とで分割することが記載されている。各分割体の中央部に、循環部品をナットに取り付けるための取付座が一体に形成されている。
この循環部品は、ナットの循環孔に各脚部を挿入するとともに、各分割体の取付座に形成された孔にボルトを通し、このボルトをナットの外側平坦部に形成した雌ねじに螺合させることでナットに固定される。この潤滑部品には、取付座が合成樹脂製であるため、経時変化等に伴う劣化によりゆるみが生じて固定不良になり易いという問題点がある。
特開2005−155887号公報 特開2003−232421号公報
この発明の課題は、ボール戻し経路を形成するための循環部品がナットに対して長期に渡って確実に固定されるとともに、循環部品を固定する部材のコストが低く抑えられたボールねじを提供することである。
上記課題を解決するために、この発明は、内周面に螺旋溝が形成されたナットと、外周面に螺旋溝が形成されたねじ軸と、ナットの螺旋溝とねじ軸の螺旋溝で形成される軌道の間に配置されたボールと、ボールを軌道の終点から始点に戻すボール戻し経路とを備え、前記ボール戻し経路は、合成樹脂製で本体部と一対の脚部とからなる循環部品の前記脚部が、前記ナットの外側平坦面に設けられた二個一組の循環孔に挿入され、前記本体部が前記外側平坦面に接触配置されることで形成され、前記軌道内をボールが転動することで前記ナットがねじ軸に対して相対移動するボールねじであって、前記循環部品は、前記本体部の両側面に、前記ナットの外側平坦面との接触面を有する突出部が、合成樹脂により一体に形成されたものであり、前記突出部の前記接触面とは反対側の面を押える押え面と、前記ナットの外側平坦面に接触させる取付面とを有する金属製取付部品を用いて、前記循環部品の本体部が前記ナットの外側平坦面に固定されていることを特徴とする。
この発明のボールねじによれば、合成樹脂製の循環部品に前記突出部を合成樹脂により一体に形成し、前記金属製取付部品を用いて、前記循環部品の本体部が前記ナットの外側平坦面に固定されているため、特許文献2のように、合成樹脂製の取付座で循環部品の本体部を固定する場合と比較して、循環部品がナットに対して長期に渡って確実に固定される。また、特許文献1のように、循環部品の本体部全体または一部を上側から覆う押え具と比較して、固定用の取付部材のコストが低く抑えられる。
この発明のボールねじによれば、ボール戻し経路を形成するための循環部品がナットに対して長期に渡って確実に固定されるとともに、固定用の取付部材のコストを低く抑えることができる。
この発明の実施形態に相当するボールねじを示す平面図である。 図1のボールねじを構成する循環部品を示す斜視図である。 図1のボールねじを構成する取付部品を示す斜視図である。 図2の循環部品と図3の取付部品との接触関係を示す斜視図である。 図1とは異なる実施形態のボールねじを示す平面図である。
以下、この発明の実施形態について説明する。
図1のボールねじは、内周面に螺旋溝が形成されたナット1と、外周面に螺旋溝21が形成されたねじ軸2と、ボールと、循環部品3と、循環部品3をナット1に固定する取付部品4とで構成されている。ボールは、ナット1の螺旋溝とねじ軸2の螺旋溝21で形成される軌道の間と、循環部品3により形成されたボール戻し経路内に配置されている。ナット1の外周部の一部が凹部11とされ、その底面が循環部品3を取り付ける外側平坦面12となっている。ナット1の外側平坦面12に、二個一組の貫通孔(循環孔)13が形成されている。
循環部品3は、図2に示すように、本体部31と一対の脚部32と一対の直方体状の突出部33からなる。突出部33は、本体部31の両側面31aから突出し、ナット1の外側平坦面12との接触面33aとその反対面33bと突出端面33cを有する。本体部31の下面(脚部32側の面)31bもナット1の外側平坦面12との接触面となるため、突出部33の接触面33aと本体部31の下面31bは同一面内に存在する。突出部33の高さ(接触面33aと反対面33bとの距離)は、本体部31の高さ(脚部32が延びる方向の距離)より低く、その半分以上とすることが好ましい。
循環部品3は、ボールの移動方向を示すラインLに沿って分割された二個の分割体で構成されている。各分割体が合成樹脂の射出成形により形成され、これらの分割体を結合することで循環部品3が組み立てられている。また、循環部品3の突出部33は、本体部31のラインLに沿った中央部に配置されている。
取付部品4は、図3に示すように、突出部33の接触面33aとは反対側の面33bを押える押え部(押え面)41と、ナット1の外側平坦面12に接触させる取付部(取付面)42と、突出部33の突出端面33cに接触させる段差部43とを有する。取付部42に貫通孔42aが形成されている。この取付部品4は、金属板の曲げ成形加工で安価に製造できる。
この循環部品3をナット1に取り付ける際には、先ず、1対の脚部32をナット1の外側平坦面12の各循環孔13に挿入し、本体部31と突出部33を外側平坦面12に接触させる。次に、図4に示すように、循環部品3の両側面の突出部33に取付部品4を載せる。次に、取付部42の貫通孔42aにボルト5を通し、ボルト5をナット1の外側平坦部12に形成された雌ねじに螺合させる。これにより、図1に示す状態となる。
この実施形態のボールねじによれば、金属製の取付部品4を用いて循環部品3がナット1に固定されているため、合成樹脂製の取付部品を用いた場合と比較して、循環部品3がナット1に対して長期に渡って確実に固定される。また、取付部品4は、循環部品3の本体部31の全体または一部を上側から覆う押え具と比較して安価に製造できるため、循環部品3を固定する部材のコストが低く抑えられる。
さらに、取付部品4が循環部品3の本体部31の上面を覆わないため、循環部品3と取付部材4によるナット1の外側平坦面12からの突出量が抑えられる。その結果、循環部品3を取り付けるために設ける凹部11の深さを浅くできるため、ナット1の外径を小さくすることができる。
なお、図1のボールねじにおいて、循環部品3の突出部33は、本体部31のラインLに沿った中央部に配置されているが、本体部31の両側面に配置されていればラインLに沿った中央部でなくてもよい。例えば、本体部31の各側面でラインLに沿った2カ所に突出部33を設け、図5に示すように、4個の取付部品4A〜4Dで循環部品3を固定してもよいし、各側面で突出部33を互いに向かい合わない配置として、2個の取付部品4A,4Dまたは取付部品4B,4Cで循環部品3を固定してもよい。
1 ナット
11 ナットの凹部
12 ナットの外側平坦面
13 ナットの貫通孔(循環孔)
2 ねじ軸
21 ねじ軸の螺旋溝
3 循環部品
31 循環部品の本体部
31a 本体部の両側面
31b 本体部の下面
32 循環部品の脚部
33 循環部品の突出部
33a 突出部の接触面
33b 突出部の接触面と反対面
33c 突出部の突出端面
4 取付部品
4A〜4D 取付部品
41 取付部品の押え部(押え面)
42 取付部品の取付部(取付面)
42a 取付部の貫通孔
43 取付部品の段差部
5 ボルト
L ボールの移動方向を示すラインに相当する分割ライン

Claims (1)

  1. 内周面に螺旋溝が形成されたナットと、外周面に螺旋溝が形成されたねじ軸と、ナットの螺旋溝とねじ軸の螺旋溝で形成される軌道の間に配置されたボールと、ボールを軌道の終点から始点に戻すボール戻し経路とを備え、
    前記ボール戻し経路は、合成樹脂製で本体部と一対の脚部とからなる循環部品の前記脚部が、前記ナットの外側平坦面に設けられた二個一組の循環孔に挿入され、前記本体部が前記外側平坦面に接触配置されることで形成され、
    前記軌道内をボールが転動することで前記ナットがねじ軸に対して相対移動するボールねじであって、
    前記循環部品は、前記本体部の両側面に、前記ナットの外側平坦面との接触面を有する突出部が、合成樹脂により一体に形成されたものであり、
    前記突出部の前記接触面とは反対側の面を押える押え面と、前記ナットの外側平坦面に接触させる取付面とを有する金属製取付部品を用いて、前記循環部品の本体部が前記ナットの外側平坦面に固定されていることを特徴とするボールねじ。
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