JP2013170548A5 - - Google Patents

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前述した目的を達成するために、請求項1の発明は
クランクケースと、該クランクケースに結合されたシリンダと、該シリンダ内を摺動するピストンと、を備える内燃機関に対して、前記ピストンのクランクケース側に臨む裏側部分に向けて、前記クランクケースに形成した挿入孔に挿入固定されたオイル噴射ジェットからオイルを噴射し、それによりピストンを冷却する内燃機関のオイル噴射装置において、
前記オイル噴射ジェットが、前記クランクケースに形成した挿入孔に挿入される円筒ケーシングを有しており、
前記円筒ケーシングの先端部に、該円筒ケーシングの軸線の延長方向から外れた方向に角度を持ってオイルを噴射するオイル噴射孔が設けられると共に、
前記円筒ケーシングの外周に、周方向に前記オイル噴射孔と一定の角度関係を持って配置され、前記円筒ケーシングを前記挿入孔に挿入したときに該挿入孔の内周に形成された位置決め凹部または凸部と係合することで前記円筒ケーシングを周方向に位置決めして、それにより前記オイル噴射孔からのオイルの噴射方向を定める位置決め凸部または凹部が設けられていることを特徴とする。
請求項2の発明によれば、複数のシリンダ及びピストンを有する多気筒内燃機関において、オイル噴射ジェットから噴射対象箇所までの距離の条件の異なるシリンダが存在する場合であっても、各シリンダ専用のオイル噴射ジェットをそれぞれ用意することなく、共通のオイル噴射ジェットを使用しながら、各オイル噴射ジェットの噴射方向を、所望の噴射対象箇所に合わせることができる。従って、部品共用化によるコスト削減が図れる。
図1に示されるように、クランク軸2を車幅方向に配置して軸支するクランクケース10は、クランク軸2を中心にして分割面10aで上下に分割さている。上側クランクケース10Aの上には、2つのシリンダボア11a(シリンダボアが形成された部分がシリンダであり、シリンダを同符号11aで示す)を直列に配列して(図2参照)一体に成形されたシリンダブロック11と、シリンダブロック11に締結されたシリンダヘッド12とが、順に重ねられて幾らか前方に傾いて立設されている。シリンダヘッド12の上には、シリンダヘッドカバー13が被せられて締結されている。
なお、吸気ポート33の上流側開口33aにはスロットルボディ37が連結され、その上流に図示しない吸気管を介してエアクリーナが連結されている。また、排気ポート35の下流側開口35aには、図示しない排気管を介してマフラが連結されている。各吸気弁32および各排気弁34は、シリンダヘッド12に回転可能に軸支される吸気カム軸38および排気カム軸39により、クランク軸2の回転に同期して開閉駆動される。そのために、各カム軸38、39には、右端部にカムスプロケット38a、39aが着され、クランク軸2の右端部近傍に装着される駆動スプロケット23と、カムスプロケット38a、39aとの間にカムチェーン40が掛け渡され(図2、図3参照)、クランク軸2の半分の回転速度で回転駆動される。
バランサ軸70には、一対の壁部をなす左端側ジャーナル壁15ALと右端側ジャーナル壁15ARとの間で、一方の壁部である左端側ジャーナル壁15ALの内面に対するようにバランサ従ギヤ72が取り付けられており、また、軸方向においてクランク軸2の2箇所のクランクピン部22と一致する位置に、2気筒に即して180度位相をずらした計2個のバランスウエイト73を備えている。
クランク軸2には、一対の壁部をなす左端側ジャーナル壁15AL、15BLと右端側ジャーナル壁15AR、15BRとの間で、一方の壁部である左端側ジャーナル壁15AL、15BLの内面に対するように、4つのクランクウエブ48のうちの左端側クランクウエブ48Lの左側面に隣接してバランサ駆動ギヤ74が嵌着されている。
<オイル噴射装置>
また、この内燃機関1には、図4〜図6に示すように、各シリンダボア11a内を往復運動するピストン3A、3Bに対して、オイルを噴射(図4〜図6中の矢印Pでオイルの噴射を示す)するオイル噴射装置が装備されている。このオイル噴射装置は、各ピストン3A、3Bのクランクケース10側に臨む裏側前方部分に向けて、上側クランクケース10Aのジャーナル壁15Aに形成した挿入孔110に挿入固定されたオイル噴射ジェット120から、オイルを噴射してピストン3A、3Bを冷却するものであり、オイル噴射ジェット120は、各シリンダ11aピストン3A、3Bに対応して2つ設けられている。
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