JP6817964B2 - シール装置、モジュラー式ロータリーバルブ装置およびエンジン - Google Patents

シール装置、モジュラー式ロータリーバルブ装置およびエンジン Download PDF

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Description

本発明は、一般的に内燃エンジンに関し、より具体的にはロータリーバルブを使用したエンジンに関する。
内燃エンジンは周知されており、様々な応用に使用されている。例えば内燃エンジンは自動車、農機具、芝刈り機および船舶に使用される。また、内燃エンジンは、例えば2ストロークまたは4ストローク、点火または圧縮などの様々なサイズおよび構成からなる。
典型的には、内燃エンジン(図1)は多数の可動部品を含み、例えば、吸気および排気バルブ、ロッカーアーム、ばね、カムシャフト、連結ロッド、ピストン、およびクランクシャフトを含む。多数の可動部品を有することに関する問題の1つは、不具合が発生するリスクが高まること(特にバルブトレイン)、および、摩擦損失による効率性低下である。摩擦を低減するために特殊な潤滑油およびコーティングが使用され、不具合を防ぐために特定の合金が使用される場合がある。しかし、これらの強化を以てしても、不具合のリスクおよび摩擦損失のリスクは依然として高いままである。
したがって、低摩擦、高い信頼性、および少数の部品による内燃エンジンのためのバルブトレインの必要性がいまだ残っている。
この課題が本発明によって解消され、本発明は、アパーチャ(開口部)を有する一対のモジュラー式ロータリーバルブシャフトが組み込まれ、当該モジュラー式ロータリーバルブシャフトが内燃エンジンの吸気ポートおよび排気ポートを開閉する働きをするバルブトレインを提供する。
本発明の1つの態様によると、モジュラー式ロータリーバルブ装置は、バルブシャフトを定めるように、互いに連結されるとともに端部間で軸に沿って配置された複数の別々のバルブバレルを含み、各バルブバレルは前端面および後端面の間に延在する環状周囲面、および、反対側の周囲面と連通するように横向きに貫通して延在するアパーチャを有する。
本発明の別の態様によると、モジュラー式ロータリーバルブ装置は、シリンダヘッド内で回転するために取り付けられた上記のバルブシャフトを含み、シリンダヘッドは互いにつながっている吸気開放部(opening)および排気開放部を有する少なくとも1つの内燃エンジン、吸気ポート、および排気ポートを含み、バルブバレルの1つが吸気開放部と吸気ポートの間に配置され、バルブバレルの1つが排気開放部と排気ポートの間に配置されている。
本発明の別の態様によると、モジュラー式ロータリーバルブ装置は、シリンダヘッド内で並んで回転するために取り付けられた第1及び第2のバルブシャフトを含み、シリンダヘッドは、そこに連通する吸気開放部および排気開放部を有する少なくとも1つの内燃室、吸気ポートおよび排気ポートを含み、第1のバルブシャフトの1つのバルブバレルが吸気開放部と吸気ポートの間に配置され、第2のバルブシャフトの1つのバルブバレルが排気開放部と排気ポートの間に配置される。
本発明の別の態様によると、モジュラー式ロータリーバルブ装置の組み立て方法は、分離した複数のバルブバレルの選択された角度方向を決定するステップであって、各バルブバレルは前端面および後端面の間に延在する環状周囲面、および、反対側の周囲面と連通するように横向きに貫通して延在するアパーチャを含む、ステップと、選択された角度方向にある各バルブバレルによってバルブシャフトを定めるように、端部間で軸に沿って配置された状態でバルブバレルを互いに連結するステップを含む。
本発明の別の態様によると、シール装置は、開放部および開放部周囲に形成されたシールスロットを画定するシリンダヘッドと、シーリング面、反対の背面、内周面および外周面を含むレーストラック形状の本体を備え、スロット内に配置されるシールと、シールをシールスロットに対して外側方向に付勢するように、シール下部のシールスロットに配置された少なくとも1つのばねを含む。
本発明の別の態様によると、シリンダヘッドは、ガス圧がシールスロットに対して外側方向にシールを押し出すように、シールスロットおよびシールの背面とつながったガスポートを含む。
本発明は、以下の説明と付属の図面を共に参照することにより、もっとも理解されよう。
図1は従来技術の内燃エンジンの概略的断面図である。
図2は本発明の態様に従って構成された内燃エンジンの概略的透視図である。
図3は図1の内燃エンジンの断面図である。
図4は図2に示されたシリンダヘッドアセンブリの分解透視図である。
図5は図4のシリンダヘッドアセンブリの下方セクションの底部平面図である。
図6は図4のシリンダヘッドアセンブリの上方セクションの底部平面図である。
図7はバルブシャフトアセンブリの分解透視図である。
図8はバルブバレルの正面図である。
図9はバルブバレルの後面図である。
図10は図4のシリンダヘッドアセンブリの一部の断面図であり、そこに据え付けられたバルブシャフトアセンブリを示している。
図11は図4のシリンダヘッドアセンブリの上面図であり、バルブシャフトが据え付けられている。
図12は図4のシリンダヘッドアセンブリの一部の分解透視図であり、第1の実施形態を示している。
図13は図12の線13−13に沿った図である。
図14は本発明の態様に従って構成されたシールの上面図である。
図15は図14のシールの側面図である。
図16は図14のシールの正面図である。
図17は本発明の態様に従って構成されたシールばねの側面図である。
図18は図17のシールの正面図である。
図19は図4のシリンダヘッドアセンブリの一部の分解透視図であり、第2の実施形態を示している。
図20は図19の線20−20に沿った図である。
図21は本発明の態様に従って構成されたシールシューの上面図である。
図22は図21の線22−22に沿った図である。
図23は駆動アセンブリの正面図である。
図24は駆動アセンブリの後面図である。
図25は吸気行程中の、作動状態のエンジンの一部の概略図である。
図26は圧縮行程中の、作動状態のエンジンの一部の概略図である。
図27は動力行程中の、作動状態のエンジンの一部の概略図である。
図28は排気行程中の、作動状態のエンジンの一部の概略図である。
同一符号は種々の図面を通じて同一の要素を意味する。図2および3は本発明の態様に従って構成された例示の内燃エンジン10を図示している。
図示される例はV型構造の8気筒エンジン10であり、一般に「V8」と呼ばれ、互いに90°の角度がついた4気筒セットのバンクを2つ含んでいる。ただし、当然のことながら、本発明の原則は、例えばオットーサイクルまたはディーゼルサイクルなどの様々なサイクルで動作するエンジン、または流体流動ポートを開閉するバルブを必要とする同様の機構など、あらゆる内燃エンジンに適用される。
エンジンは、構造支持体として、およびエンジン10の他の部品の取付け位置として機能するブロック12を含む。一般に、筒状シリンダ穴14がブロック12内に形成される。上記のとおり、シリンダ穴が、4つのシリンダ穴14がそれぞれ付された2つの長手方向のシリンダバンク16に配置される。オフセットクランクピン20を有するクランクシャフト18が、適切な軸受(ベアリング)で回転するようにブロック12に取り付けられている。ピストン22が各シリンダ穴14に配置され、各ピストン22はピストンロッド24でクランクピン20の1つに連結される。クランクシャフト18、ピストンロッド24およびピストン22は、集合的に回転アセンブリ26を定める。作動時、シリンダ穴14のガス圧はピストン22の直線運動を発生させ、回転アセンブリ26は周知の方法でピストンの直線運動をクランクシャフトの回転に変換する働きをする。
エンジンは、各シリンダバンク16に取り付けられた1つのシリンダヘッドアセンブリ28を含む。シリンダヘッドアセンブリ28は、一般に、各シリンダ穴14に一致するとともに各シリンダ穴14に対して整合(整列、位置合わせ)されるように形成された凹状燃焼室30を有する。各シリンダ穴14および対応する燃焼室30は集合的にシリンダ32を定める。
シリンダヘッドアセンブリ28には複数の吸気ポート34が形成されている。各吸気ポート34は、シリンダヘッドアセンブリ28の外面において、1つの燃焼室30から吸気平面36に向かって延びている。以下に詳述されるように、吸気バルブバレル38は、各吸気ポート34と交差するように配置され、そこを貫通する吸気アパーチャ40を含んでいる。吸気バルブバレル38の第1の角度方向(配向角度)において、吸気平面36と燃焼室30との間で流体流動が許容され、吸気バルブバレル38の第2の角度方向において、吸気平面36と燃焼室30との間で流体流動がブロックされるように、吸気ポート34、吸気バルブバレル38および吸気アパーチャ40が配置される。
シリンダヘッドアセンブリ28はそこに形成された複数の排気ポート42をも含む。各排気ポート42は、シリンダヘッドアセンブリ28の外面において、燃焼室30の1つから排気平面44に延びている。以下に詳述されるように、排気バルブバレル46は、各排気ポート42に交差するように配置され、そこを貫通する排気アパーチャ48を含んでいる。排気バルブバレル46の第1の角度方向において、排気平面44と燃焼室30との間で流体流動が許容され、排気バルブバレル46の第2の角度方向において、排気平面44と燃焼室30の間で流体流動がブロックされるように、排気ポート42、排気バルブバレル46および排気アパーチャ48が配置される。
エンジン10は、流入する空気流を受容し、可燃性の吸気混合物を生成するために空気流に流入する例えばガソリンのような炭化水素燃料を測定し、吸気混合物をシリンダ32に供給する働きをする燃料供給システム50を含む。
燃料供給システム50は連続流または間欠流であってもよい。また、燃料噴射点は個々のシリンダ32または上流位置であってもよい。燃料噴射点は任意でシリンダ32内部であってもよく、構造は一般に「直接噴射(direct injection)」と呼ばれ、この場合、吸気ポート34は空気のみをシリンダ32に供給する。周知のタイプの燃料供給システムは、キャブレータ、機械式燃料噴射システム、および電子式燃料噴射システムを含む。図示されている具体例は各吸気ポート34に連結された1つの吸気ランナー52を備えた電子式噴射システムである。
エンジン10は、各燃焼室30に取り付けられた、吸気混合物に点火するための1つ以上のスパークプラグ54を備える点火システムを含む。コイルおよびディストリビュータを備えた従来のケタリング点火システムや、トリガーモジュールおよび多重らせんを備えた直接点火システムのような適切な点火動力源が提供される。点火動力源は、例えばリード線56でスパークプラグ54と連結される。
図4はシリンダヘッドアセンブリ28の1つの分解図である。シリンダヘッドアセンブリ28は、シリンダバンク16に取り付けられ、作動部分を包囲するように構成された1つ以上の固定部品を含む。シリンダヘッドアセンブリ28はシリンダヘッド57を含む。図示されている例では、シリンダヘッド57は、上方セクション(分割片)60にボルトで取り付けられた下方セクション58で構成されている。あるいは、シリンダヘッド57が単体のブロックから作られていてもよい。
下方セクション(分割片)58は、ビレットから鋳造または機械加工によって形成されうるブロック状要素である。下方セクション58は燃焼室30(図5参照)および反対側の内面64を包含する外面62を含む。内面64に隣接して、下方セクション58は、そこに形成され、長軸線(longitudinal line)に配置された複数の半円筒形吸気バレル凹部66を有する。各吸気バレル凹部66は吸気開放部68と連通する。複数の半円筒形軸受凹部70は吸気バレル凹部66と交互に配置されてもよい。また、下方セクション58には複数の半円筒形排気バレル凹部72が形成され、長軸線に配置される。各排気バレル凹部72は排気開放部74(図3参照)に連通している。複数の半円筒形軸受凹部70は排気バレル凹部72と交互に配置されてもよい。
上方セクション60も、ビレットから鋳造または機械加工によって形成されうるブロック状要素である。上方セクション60は、外面76および下方セクション58の内面64と結合する反対側の内面78を含む。上記の吸気ポート34は上方セクション60の一部として形成される。内面78に隣接して、上方セクション60はそこに形成され、長軸線に配置された複数の半円筒形吸気バレル凹部69を有する(図6参照)。各吸気バレル凹部69は吸気ポート34の1つと連通する。複数の半円筒形軸受凹部70が排気バレル凹部69と交互に配置されてもよい。また、下方セクション58は、そこに形成され、長軸線に配置された複数の半円筒形排気バレル凹部71を有する。各排気バレル凹部71は排気ポート42の1つに連通している。複数の半円筒形軸受凹部70が排気バレル凹部71と交互に配置されてもよい。
シリンダヘッド57の全部又は一部の流体冷却のための対策が組み込まれる。図示の例では、上方セクション60は、内面78と外面76の間に配置された空洞の内部室(図示されず)を含む。一連の冷却剤注入孔77(図6)が内面78に形成され、内部室とつながっている。冷却剤アウトレット(排出口)79(図4)が外面76に形成されている。作動時、水または不凍剤が混合された水などの適切な流体冷却剤が、下方セクション58の内面64上の対応する冷却材移動孔81を通って冷却材注入孔77へと供給される。冷却剤は熱を吸収しながら内部室を通って循環し、次いで冷却材アウトレット79を通過する。冷却剤は、例えば従来のラジエータ(図示されず)を使用して冷却され、および再利用のために再循環されてもよい。
下方セクション58および上方セクション60は、吸気バルブシャフト80Aおよび排気バルブシャフト80Bを受容する。バルブシャフト80Aおよび80Bは、全般に構造が同様であり、吸気バルブシャフト80はわずかに規模が大きい。吸気バルブシャフト80Aの構造が以下に詳述されるが、当該詳述はバルブシャフト80Aおよび80Bの両方に適用されることが理解されよう。
図示の例は吸気バルブシャフト80Aおよび排気バルブシャフト80Bを含んでいるが、当然のことながら、ここに説明されるモジュラー式バルブシャフトの構造は、吸気および排気バルブバレルを有する単体のバルブシャフトに適用されてもよく、または、吸気および排気アパーチャをそこに有するバルブバレルに適用されてもよい。
図7を参照すると、吸気バルブシャフト80Aは、軸82に沿って配置された複数の吸気バルブバレル38を含む。各吸気バルブバレル38は、前端面86および後端面88の間に延在する環状周囲面84を備えた略筒状の要素である。吸気アパーチャ90は吸気バルブバレル38を横向きに貫通して延在し、反対側の周囲面84とつながっている。アパーチャ90の通水断面はその長さにわたって一定である。図示の例では、吸気アパーチャ90は「レーストラック(競技場)」の断面形状をしており、2つの半円形端部に接続された2つの平行な辺を備えている。他の断面形状が使用されてもよい。
吸気アパーチャ90の(軸82に対して直角な)横方向の寸法、吸気バルブバレル38の直径、およびクランクシャフト速度に対する吸気バルブシャフト80Aの回転速度は、すべてバルブ開放時間、すなわち「継続時間」に影響し、これらの影響は相互に関係している。これは、排気バルブバレル46にも当てはまる。吸気バルブシャフト80Aおよび/または廃棄バルブシャフト80Bを特定の応用に適用させるために、これらの変数が操作されてもよい。例えば、吸気バルブバレル38の直径は排気バルブバレル46の直径と異なっていてもよい。ある非限定的な例示において、吸気バルブバレル38の直径の排気バルブバレル46の直径に対する割合は、約1:1から約4:1であってもよい。
吸気バルブバレル38は、金属合金またはセラミックのような、硬質な耐摩擦性材料でできていてもよい。摩擦性状を改善するために、セラミックまたはカーバイドのような摩擦被覆が、吸気バルブバレル38、具体的には周囲面84の全体または一部に塗布されてもよい。
前端面86と後端面の間に延在する長手方向孔92または他の開放部が、吸気バルブバレル38に任意で形成されてもよい。これらの孔92は、平衡を目的として吸気バルブバレル38の質量を減少させるために、および/または冷却用気流を提供するために使用されてもよい。
筒状の前方スタブシャフト94は前端面86から延伸し、筒状の後方スタブシャフト96は後端面88から延伸する。
スタブシャフト94、96は、隣接する2つの吸気バルブバレル38の間でトルクを移動し、それらの間の特定の角度関係を維持するための、嵌合の機械的位置合わせ機構(mating mechanical alignment features)を含む。例えば、前方スタブシャフト94は軸方向ピン98のリング部(図8参照)を含んでもよく、後方スタブシャフトは対応する駆動孔100(図9参照)のリング部を含んでもよい。吸気バルブシャフト80Aは、各吸気バルブバレル38の軸方向ピン98を、隣接する吸気バルブバレル38の駆動孔100に挿入することによって、モジュラー形式で「組み立て」可能である。当然のことながら、各吸気バルブバレル38の吸気アパーチャ90は、エンジン10のシリンダ点火順序に依存した特定の角度方向を有していなければならない。上記の機械的位置合わせ機構は、任意の吸気バルブバレル38が、吸気バルブシャフト内の任意の位置で使用されうるように構成されてもよい。すなわち、機械的位置合わせ機構は複数の角度位置合わせを提供でき、あるいはその代わりに、機械的位置合わせ機構はただ1つの角度位置合わせとなるように構成されてもよい。この場合、各吸気バルブバレル38が吸気バルブシャフト80A内の特定の位置に配置される必要があるだろう。
バルブスタブシャフト94、96は、締結具、機械的インターロック、または溶接や構造用接着剤といった接着方法を使用して、任意で互いに連結されうる。あるいは、バルブシャフト80は、個々の吸気バルブバレル38から組み立てられる代わりに、単体の一体成形部品として製造されることもできる。
図7および10に見られるように、吸気バルブシャフト80Aには複数の軸受102が備え付けられている。図示の例では、軸受は単純なシリンダである。軸受はすべり軸受またはブッシングで構成されてもよい。さらに、軸受は自己潤滑性材料でできていてもよいし、または流体力学的軸受で構成され、圧油供給を備えていてもよい。あるいは、回転要素軸受が使用されてもよい。吸気バルブシャフト38が組み立てられる場合に、軸受102がスタブシャフト94および96上に据え付けられ、次いで下方セクション58および上方セクション60の軸受凹部70に据え付けられてもよい。あるいは、軸受102は完全な環状部品の代わりにスプリットシェル(貝殻)形状として備わっていてもよい。
組み立てされると、吸気バルブシャフト80Aおよび排気バルブシャフト80Bが軸受凹部70およびバレル凹部66、72に受容されて、下方セクション58と上方セクション60の間に固定される。これらは従来の締結具(図示されず)を使用して共に連結されてもよい。そして、吸気バルブシャフト80Aおよび排気バルブシャフト80Bは、シリンダヘッドアセンブリ28内で自由に回転可能である。図11は、下方セクション58に据え付けられたバルブシャフト80Aおよび80Bを示している。
上記のとおり、各吸気バレル凹部66が吸気開放部68と連通しており、各排気バレル凹部72が排気開放部74と連通している。これらの開放部の各々がシーリングアセンブリを組み込んでいる。吸気開放部68のうちの1つにある単体のシーリングアセンブリが図12から18を参照して全般的に説明されている。この説明は、すべてのシーリングアセンブリ、および吸気および排気の両方に適用可能であるという理解に基づいている。
シールスロット104が吸気開放部68の周囲に形成される。シール106がシールスロット104に受容され、シリンダ32と吸気バルブバレル38の間の漏出を低減または防止するように働く。
図14から16にはシール(封止体)106がより詳細に示されている。シール106は全般に細長のリング状であり、シーリング面108、その反対の背面110、内周面112および外周面114を含み、正面図では、シールはレーストラック形状をしており、2つの半円形端部に接続された2つの平行な辺を備えている。内周面112と外周面114との間で計測されるシールの幅「W」は、シールスロット104の対応する幅よりもわずかに小さくなるように選択され、そうすることでシールがシールスロット104に対して摺動できる。図16に見られるように、シーリング面108は、吸気バルブバレル38の周囲面84の屈曲に一致する凹曲度を有する。シール106の厚さ「T」は、シール面108と背面110の間で計測され、レーストラック形状の辺に沿って一定の厚さであり、半円端部部分ではより薄い厚さになるように、テーパー状になる。
シール106は金属合金またはセラミックのような、硬質な耐摩擦性材料でできていてもよい。摩擦性状を改善するために、セラミックまたはカーバイドのような摩擦被覆が、シール106の全体または一部に塗布されてもよい。
一対のシールばね116がシール106下方のシールスロット104に配置される。図17および18に示されているように、シールばね116は細長形状であり、ばね鋼の一対のストリップ(一片)118でできていてもよい。各々には1つ以上の波形または起伏120が形成されている。ストリップ118は各々がろう付けまたは他の適切な接着方法で付着されてもよい。図13に見られるように、シールばね116はシールスロット104に対して外側方向にシール106を押し出し、吸気バルブバレル38の周囲面84に接触させる。シールばね116はシール106にあらかじめ負荷をかけ、正しいアセンブリ位置にシール106を保持することが意図されているが、シール106に根本的な駆動力を与えることはない。
さらに図13に見られるように、吸気開放部68は、シールスロット104と連通した1つ以上の小型のガスポート121を有する。作動中、シリンダ32内の上昇するガス圧は、ガスポート121へと通過し、シール106の後面110に衝突し、シール106のシーリング面108を押圧して吸気バルブバレル38の周囲面84に接触させる駆動力を与える。上記はシーリング面108と周囲面84の間の流体漏出に抵抗する。シリンダ32内の圧力が低下すると、シール106に対して作用する力も低下する。上記は、シール106に対する大きな力が必要な場合にのみ印加され、シール106と吸気バルブバレル38の間の滑り摩擦力および摩耗を大幅に低減する「一時的な(timed)」シーリング効果をもたらす。
上記シールスロット104は下方セクション58に直接的に機械加工されてもよい。ただし、図19から22に見られるように、下方セクション58は、吸気開放部68の周囲に形成されたポケット122を任意で有してもよい。シュー124はポケット122で受容され、例えば締結具、締まりばめ、またはろう付けや溶接などの接着工程を使用してそのなかに固定される。シュー124は、上記のように、吸気バレル凹部66の一部を画定し、シールスロット104、シール106およびシールばね116が備わった外部面126を有する。シール106の機能は上記と同一である。
組み立てされたエンジンにおいて、駆動アセンブリ128(図7)が、プーリ(滑車)130およびカプラ(結合器)132を含む各々のバルブシャフト80に提供される。カプラ132は、図23に見られるスロットのような機械的位置合わせ機構134を含み、カプラ132は、上記の軸方向ピン98のようなバルブシャフト80の機械的位置合わせ機構と嵌合するように形成され、そのような寸法に形成される。
プーリ130は駆動ベルト、チェーンまたは同様の伝達要素と係合するように構成される。図示されている例では、プーリ130はその外周に歯136を有し、従来の歯付き駆動ベルトと係合するように構成される。
駆動アセンブリ128は調整可能である。より具体的には、プーリと機械的位置合わせ機構134の相対的な角度位置は可変である。図7および24に示される例において、プーリ130はスロット140を貫通するボルト138によってカプラ132に取り付けられる。ボルト138が緩められ、プーリが選択された方向に回転し、さらにボルトが再度締め付けられる。この調整により、バルブシャフト80が、エンジン10の動作特性を調整するように変更されることが可能になる。
図2に示されているように、1つの駆動アセンブリ128が各バルブシャフト80に備えられてもよい。第1の駆動ベルト144は、1つのシリンダバンク16の2つの駆動アセンブリ128を遊びプーリ146に連結し、第2の駆動ベルト148が遊びプーリ146をエンジン10のクランクプーリ150に連結する。クランクプーリ150、遊びプーリ146および駆動アセンブリ128は、各バルブシャフト80がクランクシャフト18の回転速度の1/4の速度で回転するように、換言すると、駆動構成により4:1で減速させるように形成される。図示されている例において、第2の駆動ベルト148は、遊びプーリ146をクランクシャフトに2:1の駆動比で連結し(すなわち、遊びプーリ146はクランクシャフトの速度の半分の速度で運動する)、第1の駆動ベルト144は、駆動アセンブリ128を遊びプール146に2:1の駆動比で連結する(すなわち、駆動アセンブリは遊びプーリの速度の半分の速度で運動する)。1つ以上の駆動アセンブリ128が、例えば電子制御ユニット(図示されず)による制御下にあって、バルブシャフト80のプーリ130に対する角度関係を変更するのに効果的な周知のタイプの能動的調整機構(図示されず)を任意で組み込んでいてもよい。このタイプの装置は一般に「カム位相器(cam phaser)」と呼ばれている。この装置は、クランクシャフト18に対する、1つまたは両方のバルブシャフト80Aおよび80Bの角度方向または位相を能動的に制御することに使用されてもよい。この機能は、作動中のエンジン10の動作特性を能動的に制御することに便利である。ディーゼルサイクルエンジンにおいて、この機能は、ブレーキが所望されるときに、吸気バルブシャフト80Aを選択的に促進させることで圧縮ブレーキの機能を果たすために使用されてもよい。
エンジン10の動作が、エンジン10の単体シリンダ32を概略的に描写している図25から28を参照して説明される。上記のように、吸気バルブシャフト80Aおよび排気バルブシャフト80Bは、ベルトまたは他の適切な駆動装置によって駆動され、クランクシャフト18の1/4の回転速度で回転する。従来のオットーサイクルを使用したエンジン10の4ストローク(行程)中に、吸気バルブシャフト80Aおよび排気シャフト80Bは連続して回転し、吸気ポート34および排気ポート42に対して適切な位置にアパーチャ40および48のそれぞれを配置する。図示されているように、吸気行程(図25)の間、吸気バルブシャフト80Aの吸気アパーチャ40が吸気ポート34に対して実質的に整合(整列、位置合わせ)され、空気が燃焼室30に入る。排出バルブシャフト80Bの排出アパーチャ48は、排出バルブシャフト80Bが排出ポート42を閉鎖して、空気またはガスが排気ポート42を通って燃焼室から漏出するのを防ぐように配置される。圧縮行程の間(図26)、吸気バルブシャフト80Aのアパーチャ40および排気バルブシャフト80Bのアパーチャ48は、いずれも回転して給気ポート34および排気ポート42を閉鎖する。動力行程の間(図27)、吸気バルブシャフト80Aのアパーチャ40および排気バルブシャフト80Bのアパーチャ48は、吸気ポート34および排気ポート42を閉鎖し続ける。最後に、排気行程の間(図28)、吸気バルブシャフト80Aが吸気ポート34を閉鎖し続け、排気バルブシャフト80Bが排気アパーチャ48を排気ポート42と実質的に位置合わせすることによって、排気ポート42が開放されるように配置される。このサイクルは継続される。この行程の間、従来のポペット弁エンジンにおけるバルブオーバーラップと同様に、バルブシャフト80Aおよび80Bの開放部のオーバーラップが存在してもよい。例えば、吸気ポート34は、吸気ポート34および排気ポート42の両方がある一定の時間、開いた状態になるように、排気ポート42が閉鎖し始めると開き始める。このオーバーラップが、吸気混合物によるシリンダ32の充填を加速するのに有効になりうる。上記のとおり、アパーチャ40および48の角度分離は、バルブ事象のタイミングおよびオーバーラップの程度を変更するために調整されてもよい。
上記の装置は先行技術に対していくつかの優位点を有している。回転バルブ構造は、従来のポペットバルブトレインと比較して、極めて少ない部品数および摩擦損失を有する。また、回転バルブ構造は往復運動を必要とせず、高エンジン速度での動作のための高圧力下のバルブばねに依存していないことから、従来のバルブトレインよりもはるかに信頼性が高い潜在力を有している。
さらに、ここに説明されるシーリングアセンブリは低い機械的負荷および長い要素寿命を可能にしつつ、回転バルブ装置の効果的なシーリングを提供するであろう。
当然のことながら、本発明は完結したエンジンとして実施されてもよい。または、ここに説明されるシリンダヘッドアセンブリは、既存の内燃エンジンに改良されてもよい。または、回転バルブ装置および/またはシーリングアセンブリはシリンダヘッド設計に組み込まれてもよい。
前述は回転バルブ装置、回転バルブ装置のためのシール装置、および回転バルブ装置を備えたエンジンについて説明してきた。この明細書(付随する請求項、要約および図面を含む)に開示されるすべての特徴、および/または開示されているあらゆる方法または工程のすべてのステップは、かかる特徴および/またはステップの少なくともいくつかが互いに矛盾する組み合わせを除き、あらゆる組み合わせに組み合されてもよい。
本明細書(添付の請求項、要約および図面を含む)内で開示されている各特徴は、明示的に言及されていない限り、同一、同等、または同様の目的に適う別の特徴によって差し替えられてもよい。よって、明示的に言及されていない限り、開示される各特徴は同等または同様の特徴の包括的な一組の、単なる1つの例に過ぎない。
本発明は先述の実施形態の詳細に限定されない。本発明は、本明細書で開示された特徴のうち、あらゆる新規の1つまたはあらゆる新規の組合せにまで及ぶものであり、または、開示されたあらゆる方法または工程のステップの、あらゆる新規の1つまたはあらゆる新規の組み合わせに及ぶ。
(付記)
本発明は、以下の形態を取り得る。
[形態1]
開放部および前記開放部周囲に形成されたシールスロットを定めるシリンダヘッドと、
シーリング面、反対の背面、内周面および外周面を有するレーストラック形状の本体を備え、前記スロット内に配置されるシールと、
前記シールを前記シールスロットに対して外側方向に付勢するように、前記シール下部の前記シールスロットに配置された少なくとも1つのばねと、を含むことを特徴とするシール装置。
[形態2]
前記シリンダヘッドは、ガス圧が前記シールスロットに対して外側方向に前記シールを付勢することを許容するように、前記シールスロットおよび前記シールの背面に連通するガスポートを含むことを特徴とする形態1に記載の装置。

Claims (15)

  1. バルブシャフトを定めるように、互いに結合されるとともに端部間で軸に沿って配置された複数の分離したバルブバレルを備え、前記各バルブバレルは前端面と後端面の間に延在する環状周囲面、および、反対側の周囲面と連通するように横向きに貫通して延在するアパーチャを有し、軸方向に隣接する前記バルブバレルの間では、前記アパーチャが、エンジンのシリンダ点火順序に異存した特定の角度関係に配置され、
    前記各バルブバレルは、前記前端面から延伸し、第1の機械的位置合わせ機構を含む前方スタブシャフトと、前記後端面から延伸し、第2の機械的位置合わせ機構を含む後方スタブシャフトと、を含み、
    軸方向に隣接する前記バルブバレルの前記第1及び第2の機械的位置合わせ機構は、隣接する前記バルブバレルの間の特定の角度関係を維持するように互いに係合し、
    前記第1及び第2の機械的位置合わせ機構は、隣接する前記バルブバレルが複数の所定の角度方向に組み立てられることを許容するように構成され、前記特定の角度関係は前記複数の所定の角度方向のうちの1つから選択され、
    一方の前記機械的位置合わせ機構は、1つの前記スタブシャフトから延伸する複数のピンのリング部を備え、他方の前記機械的位置合わせ機構は、反対側の前記スタブシャフトに形成された複数の孔のリング部を備え、前記前方スタブシャフトおよび前記後方スタブシャフト上に軸受けが据付けられていることを特徴とするモジュラー式ロータリーバルブ装置。
  2. 前記各バルブバレルには、冷却用気流を提供するために前記前端面と前記後端面との間に延在する長手方向孔が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の装置
  3. シリンダヘッド内で回転するために取り付けられた請求項1に記載のバルブシャフトを含み、前記シリンダヘッドは、
    そこに連通する吸気開放部および排気開放部を有する少なくとも1つの燃焼室と、
    吸気ポートと、
    排気ポートと、を含み、
    前記バルブバレルの1つが前記吸気開放部と前記吸気ポートとの間に配置され、前記バルブバレルの1つが前記排気開放部と前記排気ポートとの間に配置されていることを特徴とするモジュラー式ロータリーバルブ装置。
  4. シリンダヘッド内で並んで回転するために取り付けられた請求項1に記載の第1及び第2のバルブシャフトを含み、前記シリンダヘッドは、
    そこに連通する吸気開放部および排気開放部を有する少なくとも1つの燃焼室と、
    吸気ポートと、
    排気ポートと、を含み、
    前記バルブバレルの1つが前記吸気開放部と前記吸気ポートとの間に配置され、前記バルブバレルの1つが前記排気開放部と前記排気ポートとの間に配置されていることを特徴とするモジュラー式ロータリーバルブ装置。
  5. 前記シリンダヘッドは複数のバルブバレル凹部を含み、前記各バルブバレル凹部は1つのバルブバレルを受容することを特徴とする請求項3に記載の装置。
  6. 前記シリンダヘッドは上方セクションおよび下方セクションを有し、各セクションはそこに形成されたバルブバレル凹部および軸受凹部を含み、前記上方セクションの前記バルブバレル凹部は前記下方セクションの対応するバルブバレル凹部に対して整合されることを特徴とする請求項3に記載の装置。
  7. シリンダ穴を定めるブロックと、
    回転するために前記ブロックに取り付けられたクランクシャフトと、
    前記シリンダ穴に配置されるピストンと、
    前記ピストンを前記クランクシャフトに相互連結する連結ロッドと、
    請求項3に記載のモジュラー式ロータリーバルブ装置を備え、前記シリンダヘッドは前記ブロックに結合され、前記燃焼室は前記シリンダ穴に対して整合されることを特徴とするエンジン。
  8. シリンダ穴を定めるブロックと、
    回転するために前記ブロックに取り付けられたクランクシャフトと、
    前記シリンダ穴に配置されるピストンと、
    前記ピストンを前記クランクシャフトに相互連結する連結ロッドと、
    請求項4に記載のモジュラー式ロータリーバルブ装置を備え、前記シリンダヘッドが前記ブロックに結合され、前記燃焼室が前記シリンダ穴に対して整合されることを特徴とするエンジン。
  9. 前記第1のバルブシャフトの前記バルブバレルは第1の直径を有し、前記第2のバルブシャフトの前記バルブバレルは第2の直径を有し、前記第1の直径は前記第2の直径よりも大きいことを特徴とする請求項8に記載のエンジン。
  10. 前記第1の直径の前記第2の直径に対する割合は約4:1から1:1であることを特徴とする請求項9に記載のエンジン。
  11. 前記第1のバルブシャフトおよび前記第2のバルブシャフトは、前記クランクシャフトの回転速度の1/4で回転するように、前記クランクシャフトに相互連結されることを特徴とする請求項8に記載のエンジン。
  12. 前記クランクシャフトに連結されたクランクプーリと、
    2:1の駆動比で第1の駆動ベルトによって前記クランクシャフトに連結された遊びプーリと、
    各バルブシャフトに連結されたプーリを含む駆動アセンブリと、
    2:1の駆動比で前記駆動アセンブリを前記遊びプーリに連結する第2の駆動ベルトと、をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載のエンジン。
  13. 前記駆動アセンブリはプーリおよびカプラを含み、前記プーリおよび前記カプラの相対的な角度位置が可変であることを特徴とする請求項12に記載のエンジン。
  14. モジュラー式ロータリーバルブ装置を組み立てる方法であって、
    分離した複数のバルブバレルの選択された角度方向を決定するステップであって、各バルブバレルは前端面と後端面との間に延在する環状周囲面反対側の周囲面と連通するように横向きに貫通して延在するアパーチャ、前記前端面から延伸する前方スタブシャフト、および、前記後端面から延伸する後方スタブシャフトを含む、ステップと、
    前記各バルブバレルが前記選択された角度方向にある状態でバルブシャフトを定めるように、前記バルブバレルを端部間で軸に沿って配置して互いに連結するステップであって、軸方向に隣接するバルブバレルの間では、前記アパーチャが、エンジンのシリンダ点火順序に異存した特定の角度関係に配置される、ステップと、を含み、
    前記バルブバレルを互いに連結するステップは、隣接するバルブバレルの機械的位置合わせ機構を係合することを含み、
    前記機械的位置合わせ機構は、隣接する前記バルブバレルが複数の所定の角度方向に組み立てられることを許容するように構成され、前記特定の角度関係は前記複数の所定の角度方向のうちの1つから選択され、
    一方の前記機械的位置合わせ機構は、1つの前記スタブシャフトから延伸する複数のピンのリング部を備え、他方の前記機械的位置合わせ機構は、反対側の前記スタブシャフトに形成された複数の孔のリング部を備え、前記前方スタブシャフトおよび前記後方スタブシャフト上に軸受けが据付けられることを特徴とするモジュラー式ロータリーバルブ装置を組み立てる方法。
  15. 前記各バルブバレルには、冷却用気流を提供するために前記前端面と前記後端面との間に延在する長手方向孔が設けられていることを特徴とする請求項14に記載の方法。
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