JP2013166873A - 発泡部材用キャリアテープ、発泡部材複合体、ポリエステル系発泡部材の搬送方法、ポリエステル系発泡部材の加工方法、および、ポリエステル系発泡部材の組み付け方法 - Google Patents

発泡部材用キャリアテープ、発泡部材複合体、ポリエステル系発泡部材の搬送方法、ポリエステル系発泡部材の加工方法、および、ポリエステル系発泡部材の組み付け方法 Download PDF

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Abstract

【課題】発泡部材に対する接着性及び剥離性に優れる発泡部材用キャリアテープを提供する。
【解決手段】本発明の発泡部材用キャリアテープは、支持体の片面側にシリコーン系粘着剤層を有し、下記で求められる剥離力が0.03〜4.0N/20mmであることを特徴とする。
剥離力:支持体側の面を強接着性両面接着テープにより支持板に固定して、線圧40N/cm、速度2.0m/minの圧着条件でポリエチレンテレフタレートフィルム(商品名「ルミラーS10 #25」、東レ株式会社)を上記シリコーン系粘着剤層上に貼付し、23℃、50%RH環境下で30分間放置した後、引張速度300mm/min、引張角度180°の引張条件で上記ポリエチレンテレフタレートフィルムを上記シリコーン系粘着剤層より引きはがす際の引きはがしに要する力を求め、上記引きはがしに要する力を幅20mm当たりに換算する。
【選択図】なし

Description

本発明は、発泡部材用キャリアテープ、発泡部材複合体、ポリエステル系発泡部材の搬送方法、ポリエステル系発泡部材の加工方法、および、ポリエステル系発泡部材の組み付け方法に関する。詳しくは、発泡部材の搬送、発泡部材に対する打ち抜き加工等の加工、筐体への発泡部材の組み付け、発泡部材のピックアップ等の際に使用される発泡部材用キャリアテープ、上記発泡部材用キャリアテープを有する発泡部材複合体、上記発泡部材用キャリアテープを用いたポリエステル系発泡部材の搬送方法、加工方法、若しくは、組み付け方法に関する。
従来より、発泡体(発泡構造体)からなる発泡部材は、防塵、断熱、防音、防振、緩衝、水密および気密などを目的として、例えば建築土木、電気機器、住宅設備機器、および船舶、車両、自動車等の部材など、各種の産業製品において、隙間を充填するためのシール材として広く利用されている。また、パーソナルコンピューター、携帯電話あるいは携帯情報端末(PDA)などの情報機器分野においても広く用いられている。
発泡部材は、発泡構造を有するので強度に劣る場合があり、さらに被着体への固定のための粘着剤層を有する場合等もある。このため、取り扱いを容易にする点や作業性の点から、通常、発泡部材の搬送、発泡部材に対する打ち抜き加工、筐体への発泡部材の組み付け、発泡部材のピックアップ等を行う際には、発泡部材に対して工程用キャリアテープ(発泡部材用キャリアテープ)が使用される。工程用キャリアテープでは、発泡部材に対する接着性及び発泡部材に対する剥離性が求められる。
このような発泡部材用キャリアテープとして、例えば、支持体の片面側にアクリル系粘着剤層を有する発泡部材用キャリアテープが知られている(特許文献1及び2参照)。
特開2006−143299号公報 特開2011−68860号公報
高温時の特性の観点より、従来のポリオレフィン系樹脂発泡部材に代わって、ポリエステル系樹脂発泡体により構成される発泡部材(ポリエステル系樹脂発泡部材)が用いられるようになってきている。
しかしながら、ポリエステル系樹脂発泡部材に対して、上記の支持体の片面側にアクリル系粘着剤層を有する発泡部材用キャリアテープが使用されると、経時で接着力が上昇して、使用後にポリエステル系樹脂発泡部材からキャリアテープを剥がす際に、ポリエステル系樹脂発泡部材の破壊を生じてしまうという問題があった。
従って、本発明の目的は、発泡部材に対する接着性及び剥離性に優れる発泡部材用キャリアテープを提供することにある。特に、ポリエステル系樹脂発泡部材に対する接着性及び剥離性に優れる発泡部材用キャリアテープを提供することにある。
本発明者らは、上記の問題を解決するために鋭意検討した結果、支持体の片面側にシリコーン系粘着剤層を有する構成とし、特定の方法により求められる剥離力(180°ピールPET剥離力)を特定の範囲内とすると、発泡部材に対する接着性及び剥離性に優れる発泡部材用キャリアテープが得られること、特にポリエステル系樹脂発泡部材に対する接着性及び剥離性に優れる発泡部材用キャリアテープが得られることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、支持体の片面側にシリコーン系粘着剤層を有し、下記で求められる剥離力が0.03〜4.0N/20mmであることを特徴とする発泡部材用キャリアテープを提供する。
剥離力:支持体側の面を強接着性両面接着テープにより支持板に固定して、線圧40N/cm、速度2.0m/minの圧着条件でポリエチレンテレフタレートフィルム(商品名「ルミラーS10 #25」、東レ株式会社)を上記シリコーン系粘着剤層上に貼付し、23℃、50%RH環境下で30分間放置した後、引張速度300mm/min、引張角度180°の引張条件で上記ポリエチレンテレフタレートフィルムを上記シリコーン系粘着剤層より引きはがす際の引きはがしに要する力を求め、上記引きはがしに要する力を幅20mm当たりに換算する。
上記シリコーン系粘着剤層は、剥離剤処理がされていないポリエチレンテレフタレートセパレーターにより保護されていることが好ましい。
上記シリコーン系粘着剤層は、付加反応型のシリコーン系粘着剤により形成されることが好ましい。
上記シリコーン系粘着剤層は、シリコーンガム成分とシリコーンレジン成分とを含むシリコーン系粘着剤により形成されることが好ましい。
上記発泡部材用キャリアテープは、ポリエステル系発泡部材用であることが好ましい。
さらに、本発明は、上記発泡部材用キャリアテープ、及び、ポリエステル系発泡部材を少なくとも有する発泡部材複合体を提供する。
さらに、本発明は、上記発泡部材用キャリアテープを用いるポリエステル系発泡部材の搬送方法を提供する。
さらに、本発明は、上記発泡部材用キャリアテープを用いるポリエステル系発泡部材の加工方法を提供する。
さらに、本発明は、上記発泡部材用キャリアテープを用いるポリエステル系発泡部材の組み付け方法を提供する。
本発明の発泡部材用キャリアテープは、発泡部材に対する接着性及び剥離性に優れる。特に、本発明の発泡部材用キャリアテープは、ポリエステル系樹脂発泡部材に対する接着性及び剥離性に優れる。
発泡部材用キャリアテープの180°ピールPET剥離力測定法の一例を示す概略断面図である。 ピックアップ特性評価用サンプルの一例を示す概略断面図である。
本発明の発泡部材用キャリアテープは、支持体の片面側にシリコーン系粘着剤層(シリコーン系感圧接着剤層)を有する粘着テープ(感圧性接着テープ)である。すなわち、本発明の発泡部材用キャリアテープは、支持体及びシリコーン系粘着剤層を少なくとも有する。なお、本明細書において、「粘着テープ」という場合には、シート状のもの、すなわち「粘着シート(感圧性接着シート)」を含むものとする。また、本明細書では、「本発明の発泡部材用キャリアテープ」を「本発明のキャリアテープ」と称する場合がある。
本発明のキャリアテープは、本発明の効果を損なわない範囲で、上記支持体と上記シリコーン系粘着剤層の間に中間層(例えば、シリコーン系粘着剤層の投錨性を高める下塗層など)を有していてもよい。
本発明のキャリアテープは、シリコーン系粘着剤層を保護する目的で、シリコーン系粘着剤層上に、セパレーター(剥離ライナー)を有していてもよい。なお、本発明のキャリアテープは、ロール状に巻回され、支持体におけるシリコーン系粘着剤層が設けられている面とは反対側の面がシリコーン系粘着剤層を保護する形態を有していてもよい。
(支持体)
上記支持体としては、特に限定されず、例えば、紙などの紙系支持体;布、不織布、ネットなどの繊維系支持体(その原料としては、特に限定されず、例えば、マニラ麻、レーヨン、ポリエステル、パルプ繊維などを適宜選択することができる);金属箔、金属板などの金属系支持体;プラスチックのフィルムやシートなどのプラスチック系支持体;ゴムシートなどのゴム系支持体;発泡シートなどの発泡体や、これらの積層体(例えば、プラスチック系支持体と他の支持体との積層体や、プラスチックフィルム(又はシート)同士の積層体など)等の適宜な薄葉体が挙げられる。
上記のプラスチックのフィルムやシートにおける素材としては、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)等のα−オレフィンをモノマー成分とするオレフィン系樹脂;ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)等のポリエステル系樹脂;ポリ塩化ビニル(PVC);酢酸ビニル系樹脂;ポリフェニレンスルフィド(PPS);ポリアミド(ナイロン)、全芳香族ポリアミド(アラミド)等のアミド系樹脂;ポリイミド系樹脂;ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)などが挙げられる。これらの素材は、単独で又は2種以上を組み合わせて用いられてもよい。
中でも、上記支持体としては、プラスチックのフィルムやシートなどのプラスチック系支持体が好ましく、より好ましくはポリエステル系樹脂を素材とする支持体(ポリエステル系樹脂支持体)である。発泡部材搬送時におけるキャリアや発泡部材に対する打ち抜き加工等の加工時の台紙としては、ある程度の剛性(硬さ)を有することが好ましいからである。
なお、上記支持体として、プラスチック系支持体が用いられている場合は、延伸処理等により伸び率などの変形性を制御していてもよい。
上記支持体の表面は、上記シリコーン系粘着剤層との密着性を高めるため、慣用の表面処理が施されていてもよい。例えば、コロナ処理、クロム酸処理、オゾン暴露、火炎暴露、高圧電撃暴露、イオン化放射線処理等の化学的又は物理的方法による酸化処理等が施されていてもよく、下塗り剤によるコーティング処理が施されていてもよい。
上記支持体の厚さは、特に限定されず、強度や柔軟性、使用目的などに応じて適宜に選択できる。例えば、上記支持体の厚さとしては、特に限定されないが、2〜200μmが好ましく、より好ましくは25〜150μm、さらに好ましくは38〜125μmである。
(シリコーン系粘着剤層)
上記シリコーン系粘着剤層は、シリコーン系粘着剤により形成される。上記シリコーン系粘着剤は、シリコーン系ポリマーを含む組成物である。シリコーン系ポリマーは、シロキサン結合による主骨格を有するポリマーのことをいう。なお、シリコーン系ポリマーは、単独で又は2種以上組み合わせて用いられてもよい。
上記シリコーン系粘着剤層中のシリコーン系ポリマーの含有量は、特に限定されないが、シリコーン系粘着剤層全量(100重量%)に対して、60重量%以上が好ましく、より好ましくは70重量%以上が好ましい。
上記シリコーン系粘着剤は、過酸化物架橋型のシリコーン系粘着剤や、ヒドロシリル化型シリコーン系粘着剤などの付加反応型のシリコーン系粘着剤であることが好ましい。さらに、上記シリコーン系粘着剤は、紫外線や電子線等の光で架橋する活性エネルギー線硬化型のシリコーン系粘着剤であってもよい。上記シリコーン系粘着剤層は、凝集力を高めて良好な粘着性を得る点より、架橋構造を有していることが好ましいためである。
中でも、上記シリコーン系粘着剤は、残渣が粘着剤層に残りにくい点、低温での反応が可能な点、反応速度の点より、付加反応型のシリコーン系粘着剤であることが好ましく、より好ましくはヒドロシリル化型シリコーン系粘着剤である。
上記の過酸化物架橋型のシリコーン系粘着剤は、有機過酸化物(例えば、過酸化ベンゾイルなど)を含む。この有機過酸化物により、ラジカル架橋が生じる。また、ヒドロシリル化型シリコーン系粘着剤は、SiH基含有シロキサン架橋剤、及び、白金系触媒を含む。この白金系触媒を利用したヒドロシリル化反応により架橋が生じる。
また、上記シリコーン系粘着剤は、粘着性、剥離性、凝集性のコントロールが可能である点より、シリコーンレジン成分とシリコーンガム成分とを含むシリコーン系粘着剤であることが好ましい。なお、シリコーンレジン成分は、単独で又は2種以上組み合わせて用いられてもよい。また、シリコーンガム成分は、単独で又は2種以上組み合わせて用いられてもよい。
シリコーンレジン成分は、特に限定されないが、分子中にケイ素原子に結合した水酸基を含む分岐状ポリオルガノシロキサンであることが好ましい。上記シリコーンレジン成分としては、M単位(R3 SiO1/2)と、Q単位(SiO2)、T単位(RSiO3/2)及びD単位(R2 SiO)から選ばれるいずれか少なくとも1種の単位を有する共重合体からなるポリオルガノシロキサンを好ましく挙げられる。なお、これらの単位において、Rは一価の炭化水素基または水酸基を示す。また、上記の一価の炭化水素基としてはアルキル基(例えば、メチル基、エチル基、プロピル基など)、アルケニル基(例えば、ビニル基など)、アリール基(例えば、フェニル基など)があげられる。
特に、上記シリコーンレジンは、M単位(R3 SiO1/2)及びQ単位(SiO2)より構成されるMQレジンが好ましい。
また、シリコーンガム成分は、特に限定されないが、下記式(1)で示される構造の直鎖上の高重合度のオルガノポリシロキサンであることが好ましい。
Figure 2013166873
式(1)において、Rは、メチル基、フェニル基、アルケニル基からなる群より選択される基である。また、Rは、同一の基であってもよく、異なる基であってもよい。nは、100〜10000である。なお、シリコーンガム成分が過酸化物により架橋される場合は、メチル基がラジカル架橋される。また、シリコーンガム成分がヒドロシリル化反応により架橋される場合は、アルケニル基としてビニル基を有することが好ましい。
上記のシリコーンレジン成分とシリコーンガム成分とを含むシリコーン系粘着剤では、シリコーンレジン成分とシリコーンガム成分との割合は、特に限定されない。なお、シリコーンレジン成分が多すぎると、180°ピールPET剥離力が大きくなりすぎて、発泡部材からキャリアテープを剥がす際、特にポリエステル系発泡部材からキャリアテープを剥がす際に、発泡部材の破損や破壊を生じやすくなる。一方、シリコーンガム成分が少なすぎると、十分な180°ピールPET剥離力が得られない場合があり、キャリアテープの発泡部材に対する接着性の低下、特にキャリアテープのポリエステル系発泡部材に対する接着性の低下を生じやすくなる。
上記のシリコーンレジン成分とシリコーンガム成分とを含むシリコーン系粘着剤は、凝集力を高めて良好な粘着性を得る点より、過酸化物架橋型のシリコーン系粘着剤や付加反応型のシリコーン系粘着剤であることが好ましく、付加反応型のシリコーン系粘着剤であることがより好ましい。付加反応型のシリコーン系粘着剤であると、低温での反応が可能で、耐熱性に劣る支持体への応用が容易である。また、硬化速度も優れている。すなわち、本発明のキャリアテープのシリコーン系粘着剤層は、シリコーンレジン成分とシリコーンガム成分とを含む付加反応型のシリコーン系粘着剤により形成されることが特に好ましい。
上記シリコーン系粘着剤は、支持体との投錨力向上を目的として、本発明の効果を損なわない範囲で、支持体(基材)密着向上剤(例えば、信越化学工業株式会社製「X-92-185」など)やシランカップリング剤を含んでいてもよい。
また、上記シリコーン系粘着剤は、必要に応じて、添加剤を含んでいてもよい。このような添加剤としては、例えば、上記の架橋を目的とした有機過酸化物、SiH基含有シロキサン架橋剤及び白金系触媒、投錨力向上を目的とした支持体(基材)密着向上剤やシランカップリング剤の他に、充填剤、可塑剤、老化防止剤、帯電防止剤、着色剤(顔料や染料等)などが挙げられる。なお、添加剤は、単独で又は2種以上組み合わせて用いられてもよい。
さらに、上記シリコーン系粘着剤は、有機溶剤(例えば、トルエンやキシレンなど)により、溶液状となっていてもよい。
上記シリコーン系粘着剤は、市販品であってもよい。このような市販品としては、例えば、シリコーン系粘着剤(商品名「KR−3700」、信越化学工業株式会社製)、シリコーン系粘着剤(商品名「X−40−3229」、信越化学工業株式会社製)などが挙げられる。なお、これら市販品は、シリコーンガム成分とシリコーンレジン成分の両方を含む態様の製品として提供されている。
本発明のキャリアテープのシリコーン系粘着剤層は、上記シリコーン系粘着剤により形成される。例えば、上記シリコーン系粘着剤層は、支持体やセパレーター上に、上記シリコーン系粘着剤を層状に塗布し、必要に応じて、乾燥硬化することにより形成される。なお、乾燥硬化の際には、熱が加えられてもよい。
より具体的には、シリコーンレジン成分とシリコーンガム成分とを含む付加反応型のシリコーン系粘着剤によりシリコーン系粘着剤層を形成する場合、該シリコーン系粘着剤層は、例えば、支持体やセパレーター上に、シリコーンレジン成分とシリコーンガム成分とを含む付加反応型のシリコーン系粘着剤を層状に塗布し、100〜130℃で加熱乾燥して硬化反応を生じさせることにより形成される。
上記シリコーン系粘着剤層の厚さは、特に限定されないが、キャリアテープとしての実用特性を満足させる観点より、1〜10μmが好ましく、より好ましくは2〜7μmである。上記シリコーン系粘着剤層は、単層、積層体のいずれの形態を有していてもよい。
(セパレーター)
本発明のキャリアテープは、シリコーン系粘着剤層表面(粘着面)を保護する目的で、シリコーン系粘着剤層上に、セパレーター(剥離ライナー)を有していてもよい。上記セパレーターは、シリコーン系粘着剤層の保護材であり、本発明のキャリアテープが使用される際に剥がされる。なお、本発明のキャリアテープは、セパレーターを有していなくてもよい。
上記セパレーターは、剥離剤処理がされていてもよく、剥離剤処理がされていなくてもよい。つまり、上記セパレーターは、剥離処理剤(離型処理剤)による表面処理(すなわち、剥離処理(離型処理))がされていてもよく、されていなくてもよい。
特に、上記セパレーターは、剥離剤処理がされていないことが好ましい。
なお、上記剥離処理剤としては、特に限定されないが、例えば、長鎖アルキル系剥離処理剤、フッ素系剥離処理剤、硫化モリブテン系剥離処理剤などが挙げられる。なお、剥離処理剤は、単独で又は2種以上組み合わせて用いられてもよい。
上記セパレーターとしては、特に限定されないが、例えば、紙基材やプラスチックフィルムなどが好ましく挙げられる。中でも、表面平滑性に優れる点から、プラスチックフィルムが好ましい。
上記プラスチックフィルムとしては、特に限定されないが、例えば、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリブテンフィルムなどのオレフィン系樹脂フィルム;ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリブチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレンナフタレートなどのポリエステル系樹脂フィルム;ポリブタジエンフィルム;ポリメチルペンテンフイルム;ポリ塩化ビニルフィルム、塩化ビニル共重合体フィルム;ポリウレタンフィルム;エチレン−酢酸ビニル共重合体フィルムなどがあげられる。
中でも、シリコーン系粘着剤層に対する低接着性及び易剥離性より、ポリエステル系樹脂フィルムが好ましく、より好ましくはポリエチレンテレフタレートフィルム(PETフィルム)である。すなわち、上記セパレーターは、ポリエステル系樹脂セパレーターであることが好ましく、より好ましくはポリエチレンテレフタレートセパレーター(PETセパレーター)である。
すなわち、上記セパレーターとしては、剥離剤処理がされていないポリエステル系樹脂セパレーター(特に剥離剤処理がされていないポリエチレンテレフタレートセパレーター)が特に好ましい。
なお、上記セパレーターは、公知乃至慣用の方法により、形成される。また、上記セパレーターの厚さは、特に限定されないが、5〜100μmが好ましく、より好ましくは10〜50μmである。
(本発明のキャリアテープ)
本発明のキャリアテープは、上記支持体の片面側に上記シリコーン系粘着剤層を有する片面粘着テープである。本発明のキャリアテープは、下記で求められる剥離力(180°ピールPET剥離力)が0.03〜4.0N/20mmである。
剥離力:支持体側の面を強接着性両面接着テープにより支持板に固定して、線圧40N/cm、速度2.0m/minの圧着条件でポリエチレンテレフタレートフィルム(商品名「ルミラーS10 #25」、東レ株式会社)を上記シリコーン系粘着剤層上に貼付し、23℃、50%RH環境下で30分間放置した後、引張速度300mm/min、引張角度180°の引張条件で上記ポリエチレンテレフタレートフィルムを上記シリコーン系粘着剤層より引きはがす際の引きはがしに要する力を求め、上記引きはがしに要する力を幅20mm当たりに換算する。
なお、本明細書において、上記剥離力を、「180°ピールPET剥離力」と称する場合がある。また、図1は、上記の180°ピールPET剥離力の測定方法を示す概略断面図である。
本発明のキャリアテープの180°ピールPET剥離力は、0.03〜4.0N/20mmであり、好ましくは0.05〜3.6N/20mm、より好ましくは0.06〜3.4N/20mmである。上記180°ピールPET剥離力が0.03N/20mm以上であるので、発泡部材、特にポリエステル系樹脂発泡部材に対して良好な接着性や良好な保持性が得られる。また、上記180°ピールPET剥離力が4.0N/20mm以下であるので、発泡部材、特にポリエステル系樹脂発泡部材に対して良好な剥離性が得られる。
このため、本発明のキャリアテープは、上記180°ピールPET剥離力が特定の範囲内であることにより、発泡部材用のキャリアテープに求められる特性が良好である。例えば、発泡部材(特にポリエステル系樹脂発泡部材)を良好に保持でき、キャリアテープの使用目的達成後には、発泡部材(特にポリエステル系樹脂発泡部材)から簡単に剥離でき、容易に除去される。また、剥離時に発泡部材の破損を生じることはない。
本発明のキャリアテープの厚さは、特に限定されないが、作業性や取り扱いの観点より、3〜210μmが好ましく、より好ましくは40〜135μmである。なお、本発明のキャリアテープの厚さには、上記セパレーターの厚さは含まれない。
本発明のキャリアテープは、公知乃至慣用の方法により作製される。例えば、支持体の片面側の面にシリコーン系粘着剤層を形成することや、支持体の片面側の面に別途形成したシリコーン系粘着剤層を転写することにより作製される。
本発明のキャリアテープが用いられる発泡部材は、少なくとも発泡構造部(気泡構造部)を有する部材のことであり、樹脂発泡体のみで構成されていてもよいし、樹脂発泡体及びその他の構造部により構成されていてもよい。例えば、上記発泡部材は、所望の箇所への固定や仮固定を可能とする目的で、粘着剤層を有していてもよい。つまり、上記発泡部材は、樹脂発泡体及び粘着剤層により構成される発泡部材であってもよい。なお、上記発泡部材が樹脂発泡体及び粘着剤層により構成される発泡部材である場合、キャリアテープは樹脂発泡体に貼付される。なお、本明細書において、発泡体とは、発泡構造からなる構造物(フォーム)を意味する。
他にも、上記発泡部材としては、特に限定されないが、例えば、樹脂発泡体による層を少なくとも1層有する積層部材、樹脂発泡体表面にキャリアテープとの親和性を向上させる層(キャリアテープ対応層)が設けられている部材、樹脂発泡体と両面粘着テープの複合部材などが挙げられる。
なお、上記発泡部材の形状、大きさ等は、特に限定されない。
上記発泡部材としては、特に限定されないが、例えば、ポリオレフィン系樹脂発泡体により構成される発泡部材(ポリオレフィン系樹脂発泡部材)、ポリエステル系樹脂発泡体により構成される発泡部材(ポリエステル系樹脂発泡部材)、ゴム系樹脂発泡体により構成される発泡部材(ゴム系樹脂発泡部材)などが挙げられる。特に、本発明のキャリアテープは、ポリエステル系樹脂発泡部材に対して好ましく使用される。
上記ポリエステル系樹脂発泡部材を構成するポリエステル系樹脂発泡体は、ポリエステル系樹脂を含む組成物(ポリエステル系樹脂組成物)を発泡成形することにより得られる樹脂発泡体である。なお、上記ポリエステル系樹脂は、ポリエステル系エラストマーであってもよい。
上記ポリエステル系樹脂組成物は、ポリエステル系樹脂を、ポリエステル系樹脂組成物全量(100重量%)に対して、60重量%以上(好ましくは70重量%以上)含む組成物であることが好ましい。上記ポリエステル系樹脂組成物において、ポリエステル系樹脂は、1のみが含まれていてもよいし、2以上が含まれていてもよい。例えば、上記ポリエステル系樹脂組成物には、2種類以上のポリエステル系樹脂が含まれていてもよい。
上記ポリエステル系樹脂は、特に限定されないが、例えば、芳香族ジカルボン酸(二価の芳香族カルボン酸)とジオール成分との重縮合により得られるポリエステル系樹脂、ポリオール成分とポリカルボン酸成分との反応(重縮合)によるエステル結合部位を有するポリエステル系樹脂、ハードセグメント及びソフトセグメントのブロック共重合体であるポリエステル系エラストマーなどが挙げられる。
さらに、上記ポリエステル系樹脂組成物には、必要に応じて、添加剤が含まれていてもよい。このような添加剤としては、例えば、樹脂改質剤(例えば、エポキシ変性ポリマーなど)、架橋剤、結晶化促進剤(例えば、オレフィン系樹脂など)、発泡核剤(例えば、無機粒子、ハードクレイなど)、難燃剤、滑剤(例えば、脂肪族カルボン酸及びその誘導体、アクリル系滑剤など)、可塑剤、着色剤(例えば、カーボンブラック、顔料、染料など)、紫外線吸収剤、酸化防止剤、帯電防止剤、界面活性剤、収縮防止剤、充填剤、補強剤、加硫剤、表面処理剤、分散剤などが挙げられる。なお、添加剤は、単独で又は2種以上組み合わせて用いられてもよい。
上記ポリエステル系樹脂組成物の発泡方法としては、特に限定されないが、物理的発泡方法(高圧の発泡剤ガスをポリエステル系樹脂組成物に含浸させた後、減圧する(圧力を開放する)発泡方法)が好ましい。また、上記ポリエステル系樹脂組成物の発泡成形する際には、下記のバッチ方式を採用してもよいし、下記の連続方式を採用してもよい。
バッチ方式:予めポリエステル系樹脂組成物を成形し未発泡成形物とした後、該未発泡成形物に高圧の発泡剤ガスを含浸させて圧力を開放させることより発泡させる方式
連続方式:ポリエステル系樹脂組成物を加圧下、高圧の発泡剤ガスと共に混練し、成形すると同時に圧力を開放し、成形と発泡を同時に行う方式
上記発泡剤ガスとしては、不純物や汚染物の残存を抑制し、クリーンな樹脂発泡体を得ることができる点より、不活性ガスが好ましい。上記不活性ガスとしては、特に限定されないが、例えば、二酸化炭素ガス、窒素ガス、ヘリウム、空気等が挙げられる。中でも、樹脂への含浸量や含浸速度の点より、二酸化炭素ガスが好ましい。なお、不活性ガスは混合ガスであってもよい。
特に、上記不活性ガス(特に二酸化炭素ガス)は、微細な気泡構造を得る点、樹脂への含浸速度の点より、高圧状態であることが好ましく、より好ましくは超臨界状態である。つまり、上記不活性ガスは、超臨界状態の二酸化炭素であることが特に好ましい。超臨界状態では、溶解度が増大し、高濃度の混入が可能である。また、含浸後の急激な圧力解放時には、上記のように高濃度で含浸可能であるため、気泡核の発生が大きくなり、その気泡核が成長してできる気泡の密度が気孔率が同じであっても大きくなるため、微細な気泡を得ることができる。なお、二酸化炭素の臨界温度は31℃、臨界圧力は7.4MPaである。
上記発泡部材は、市販品であってもよい。例えば、ポリエステル系樹脂発泡部材の市販品としては、薄層フォーム材(商品名「SCF T100」、日東電工株式会社製)などが挙げられる。
本発明のキャリアテープは、発泡部材(特にポリエステル系樹脂発泡部材)に対する接着性、発泡部材(特にポリエステル系樹脂発泡部材)からの剥離性に優れる。
本発明のキャリアテープは、発泡部材用のキャリアテープである。本発明のキャリアテープは、例えば、発泡部材の搬送、発泡部材に対する加工(特に、打ち抜き加工、スライス加工など)、筐体等への発泡部材の組み付け、発泡部材のピックアップなどに好ましく用いられる。
また、本発明のキャリアテープは、(1)発泡部材への貼り合わせ、(2)発泡部材の搬送、(3)発泡部材の加工、(4)発泡部材のピックアップ、(5)発泡部材への組み付け、(6)発泡部材から剥離除去などの一連の流れで使用することができる。
例えば、粘着剤層A及びポリエステル系樹脂発泡体シートAから構成され、粘着剤層AがセパレーターAにより保護されているシート状のポリエステル系樹脂発泡部材Aより、窓枠状(額縁状)のポリエステル系樹脂発泡部材Aを得て、該窓枠状のポリエステル系樹脂発泡部材Aを筐体等に組み込むという一連の流れの場合、下記の(1a)〜(6a)の流れで使用することができる。
(1a)ポリエステル系樹脂発泡部材Aに、ポリエステル系樹脂発泡体A側より、四角形状で、ハーフカット(すなわち、ポリエステル系樹脂発泡体A及び粘着剤層Aが切断され、セパレーターAが切断されていない状態)となるように打ち抜き加工を施し、四角形状の孔部を有するポリエステル系樹脂発泡部材Aを得る。次に、ポリエステル系樹脂発泡部材Aの四角形状の孔部を有する面側(ポリエステル系樹脂発泡体A側)にキャリアテープを貼り合わせる。
(2a)ポリエステル系樹脂発泡部材Aを次の工程に搬送する。つまり、(2a)は搬送工程である。
(3a)搬送後、キャリアテープが貼り合わされているポリエステル系樹脂発泡部材Aを、キャリアテープ側の面より、上記(1a)より面積の大きい四角形状で、孔部の周りを打ち抜いて、四角形状のキャリアテープ、窓枠形状のポリエステル系樹脂発泡部材A(窓枠形状のポリエステル系樹脂発泡体A/窓枠形状の粘着剤層A)及び四角形状のセパレーターAの構成の積層構造物Aを得る。つまり、(3a)は、打ち抜き加工工程である。
(4a)上記積層構造物AよりセパレーターAを剥離除去して、四角形状のキャリアテープ及び窓枠形状のポリエステル系樹脂発泡部材A(窓枠形状のポリエステル系樹脂発泡体A/窓枠形状の粘着剤層A)の構成の積層構造物Bを得る。つまり、(4a)はピックアップ工程である。
(5a)積層構造物Bを筐体等に搬送し、窓枠形状の粘着剤層Aにより、所望の位置に窓枠形状のポリエステル系樹脂発泡部材Aを固定する。つまり、(5a)は組み付け工程である。
(6a)窓枠形状のポリエステル系樹脂発泡部材Aより、四角形状のキャリアテープを剥離して除去する。
(発泡部材複合体)
発泡部材複合体は、上記の本発明のキャリアテープ、及び、上記発泡部材を少なくとも有する。特に、上記発泡部材複合体は、上記の本発明のキャリアテープ、及び、上記ポリエステル系樹脂発泡部材を少なくとも有することが好ましい。なお、本明細書では、「上記の本発明のキャリアテープ、及び、上記ポリエステル系樹脂発泡部材を少なくとも有する発泡部材複合体」を「ポリエステル系発泡部材複合体」と称する場合がある。
上記ポリエステル系発泡部材複合体としては、例えば、上記の本発明のキャリアテープ及び上記ポリエステル系発泡部材の積層構造を有するポリエステル系発泡部材複合体が挙げられる。このようなポリエステル系発泡部材複合体では、上記の本発明のキャリアテープのシリコーン系粘着剤層が提供する粘着面により上記ポリエステル系発泡部材が固定されている。
上記ポリエステル系発泡部材複合体は、上記の本発明のキャリアテープを有するので、上記の本発明のキャリアテープとポリエステル系発泡部材との間の接着性に優れ、且つ、上記の本発明のキャリアテープとポリエステル系発泡部材との間の剥離性に優れる。このため、上記ポリエステル系発泡部材複合体は、発泡部材の搬送、発泡部材の加工(特に、打ち抜き加工、スライス加工など)、発泡部材の組み付けなどに好ましく用いられる。また、上記ポリエステル系発泡部材複合体によれば、発泡部材の搬送、発泡部材の加工、発泡部材の組み付け等を連続して行うことができる。
(発泡部材への貼付方法)
発泡部材の貼付方法では、上記の本発明のキャリアテープが用いられる。本発明のキャリアテープは発泡部材(特にポリエステル系発泡部材)に対する接着性が優れ、また本発明のキャリアテープは支持体を有するので強度を有する。このため、上記発泡部材の貼付方法によれば、運搬工程や加工工程で求められる強度が不足している発泡部材をキャリアテープにより補強でき、運搬工程や加工工程で求められる強度を満足するキャリアテープ付き発泡部材を得ることができる。
上記発泡部材の貼付方法は、ポリエステル系発泡部材に対して用いられることが好ましい。すなわち、上記発泡部材の貼付方法は、上記の本発明のキャリアテープが用いられるポリエステル系発泡部材への貼付方法であることが好ましい。
(発泡部材の搬送方法)
発泡部材の搬送方法では、上記の本発明のキャリアテープを用いる。本発明のキャリアテープは、発泡部材(特にポリエステル系発泡部材)に対する接着性に優れ、発泡部材を保持できるので、この発泡部材の搬送方法によれば、搬送不良(例えば、搬送途中で、発泡部材が脱落したり、発泡部材がずれたりすること)を抑制して、発泡部材を搬送することができる。なお、この発泡部材の搬送方法では、本発明のキャリアテープは、運搬を担う。
上記発泡部材の搬送方法は、ポリエステル系発泡部材に対して用いることが好ましい。すなわち、上記発泡部材の搬送方法は、上記の本発明のキャリアテープを用いるポリエステル系発泡部材の搬送方法であることが好ましい。
(発泡部材の加工方法)
本発明の発泡部材の加工方法では、上記の本発明のキャリアテープを用いる。本発明のキャリアテープは、発泡部材に対する接着性に優れ、発泡部材を保持できるので、この発泡部材の加工方法によれば、加工途中での発泡部材の脱落やズレを抑制でき、発泡部材の加工不良を抑制できる。なお、この発泡部材の加工方法では、本発明のキャリアテープは、加工用の台紙としての役割を担う。
上記発泡部材の加工方法は、ポリエステル系発泡部材に対して用いることが好ましい。すなわち、上記発泡部材の加工方法は、上記の本発明のキャリアテープが用いるポリエステル系発泡部材の加工方法であることが好ましい。
(発泡部材のピックアップ方法)
発泡部材のピックアップ方法では、上記の本発明のキャリアテープを用いる。本発明のキャリアテープは発泡部材に対する接着性に優れているので、この発泡部材のピックアップ方法によれば、ピックアップ不良(例えば、ピックアップ時に発泡部材が脱落したり、ずれたりすること;ピックアップ時にキャリアテープと発泡部材との界面で剥離すること)を抑制して、発泡部材をピックアップすることができる。なお、発泡部材のピックアップとは、キャリアテープにより、発泡部材を拾い上げること、取り上げることをいう。
上記発泡部材のピックアップ方法は、ポリエステル系発泡部材に対して用いることが好ましい。すなわち、上記発泡部材のピックアップ方法は、上記の本発明のキャリアテープを用いるポリエステル系発泡部材のピックアップ方法であることが好ましい。
(発泡部材の組み付け方法)
発泡部材の組み付け方法では、上記の本発明のキャリアテープを用いる。本発明のキャリアテープは、発泡部材に対する接着性及び剥離性に優れるので、この発泡部材の組み付け方法によれば、発泡部材を目的の箇所に搬送して組み付けた後、発泡部材から容易にキャリアテープを除去することができる。
例えば、上記発泡部材の組み付け方法によれば、本発明のキャリアテープにより保持されている発泡部材を、目的物(例えば、製品、筐体、容器等)に固定あるいは位置させてから、キャリアテープを発泡部材より剥離して除去することにより、目的物に容易に発泡部材を組み付けることができる。
上記発泡部材の組み付け方法は、ポリエステル系発泡部材に対して用いることが好ましい。すなわち、上記発泡部材の組み付け方法は、上記の本発明のキャリアテープを用いるポリエステル系発泡部材の組み付け方法であることが好ましい。
(発泡部材の加工組み付け方法)
発泡部材の加工組み付け方法では、上記の本発明のキャリアテープを用いる。本発明のキャリアテープは、発泡部材に対する接着性及び剥離性に優れるので、この発泡部材の加工組み付け方法によれば、発泡部材を所望の形状に加工して、加工後の発泡部材を所望の場所に組み付けることができる。
例えば、上記発泡部材の加工組み付け方法によれば、(i)発泡部材にキャリアテープを貼り合わせ、キャリアテープ付き発泡部材とし、(ii)このキャリアテープ付き発泡部材を加工工程に搬送して、(iii)キャリアテープ付き発泡部材を加工することにより、発泡部材を所望の形状にして、(iv)加工後のキャリアテープ付き発泡部材をピックアップし、(v)加工後のキャリアテープ付き発泡部材を目的物に組み込んで、(vi)組み込み後のキャリアテープ付き発泡部材よりキャリアテープを剥離除去することにより、発泡部材を所望の形状に加工し、所望の形状に加工した発泡部材を目的物に置いたり、固定できる。
上記発泡部材の加工組み付け方法は、ポリエステル系発泡部材に対して用いることが好ましい。すなわち、上記発泡部材の加工組み付け方法は、上記の本発明のキャリアテープを用いるポリエステル系発泡部材の加工組み付け方法であることが好ましい。
以下に実施例を挙げて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれら実施例により何ら限定されるものではない。
(実施例1)
シリコーン系粘着剤(商品名「KR−3700」、信越化学工業株式会社製)65重量部、シリコーン系粘着剤(商品名「X−40−3229」、信越化学工業株式会社製)35重量部、及び、触媒としての白金系触媒(諸品名「CAT−PL−50T」、信越化学工業株式会社製)0.5重量部を混合することにより得られるシリコーン系粘着剤(付加反応型シリコーン系粘着剤)を、支持体(ポリエステルフィルム、商品名「ルミラー ♯75 S−27」、東レ株式会社製、厚さ:75μm)の片面に塗布して、130度℃で2分間乾燥することにより、シリコーン系粘着剤層(厚さ:5μm)を形成した。そして、支持体の片面側にシリコーン系粘着剤層を有する粘着テープを得た。
(実施例2)
シリコーン系粘着剤(商品名「KR−3700」、信越化学工業株式会社製)を60重量部、シリコーン系粘着剤(商品名「X−40−3229」、信越化学工業株式会社製)を40重量部とし、実施例1と同様にして、粘着テープを得た。
(実施例3)
シリコーン系粘着剤(商品名「KR−3700」、信越化学工業株式会社製)を50重量部、シリコーン系粘着剤(商品名「X−40−3229」、信越化学工業株式会社製)を50重量部とし、実施例1と同様にして、粘着テープを得た。
(実施例4)
シリコーン系粘着剤(商品名「KR−3700」、信越化学工業株式会社製)を25重量部、シリコーン系粘着剤(商品名「X−40−3229」、信越化学工業株式会社製)を75重量部とし、実施例1と同様にして、粘着テープを得た。
(比較例1)
シリコーン系粘着剤(商品名「KR−3700」、信越化学工業株式会社製)を75重量部、シリコーン系粘着剤(商品名「X−40−3229」、信越化学工業株式会社製)を25重量部とし、実施例1と同様にして、粘着テープを得た。
(比較例2)
シリコーン系粘着剤(商品名「KR−3700」、信越化学工業株式会社製)を0重量部、シリコーン系粘着剤(商品名「X−40−3229」、信越化学工業株式会社製)を100重量部とし、実施例1と同様にして、粘着テープを得た。比較例2では、シリコーン系粘着剤(商品名「KR−3700」、信越化学工業株式会社製)を使用していない。
(測定又は評価)
実施例及び比較例の粘着テープについて、180°ピールPET剥離力、剥離特性、及び、ピックアップ特性を測定又は評価した。その結果を、表1に示した。
(180°ピールPET剥離力)
支持体の片面側にシリコーン系粘着剤層を有する粘着テープを幅20mm、長さ100mmのサイズにカットし、試験片とした。この試験片の支持体側を、強接着性の両面接着テープ(商品名「No.500」、日東電工株式会社製)によりステンレス板(SUS)板に貼り付け、固定した。
次に、試験片のシリコーン系粘着剤層上に、ポリエチレンテレフタレートフィルム(商品名「ルミラー S−10 ♯25」、厚さ:23μm)を、線圧40N/cm、速度2.0m/minの圧着条件で貼付した。そして、23℃、50%RH環境下で30分間放置した。
放置後、引張試験機(装置名「AG−20k NISD」、株式会社島津製作所製)を用いて、引張速度300mm/min、引張角度180°の引張条件で、ポリエチレンテレフタレートフィルムをシリコーン系粘着剤層より引き剥がし、その引き剥がしに要する力を求めた。
そして、この引き剥がしに要する力を、180°ピールPET剥離力(N/20mm)とした。
(剥離特性)
支持体の片面側にシリコーン系粘着剤層を有する粘着テープを幅20mm、長さ100mmのサイズにカットし、試験片とした。
ポリエステル系樹脂発泡体(商品名「SCF T100」、厚さ1.0mm、シート状)に、試験片を、線圧40N/cm、速度2.0m/minの圧着条件で貼付した。そして、23℃、50%RH環境下で30分間放置した。
放置後、引張試験機(装置名「高速剥離試験機」、テスター産業株式会社製)を用いて、引張速度300mm/min、引張角度180°の引張条件で、ポリエステル系発泡体から試験片を引き剥がした。
そして、引きはがす際の様子、引きはがし後のポリエステル系樹脂発泡体の状態、引きはがし後の試験片の状態を目視で観察し、下記基準で、評価した。
剥離特性の評価基準
「良好」:試験片とポリエステル系樹脂発泡体との界面で剥離して、ポリエステル系樹脂発泡体の破損を生じない場合
「フォーム破壊」:試験片のシリコーン系粘着剤層にポリエステル系樹脂発泡体の切片が付着しており、ポリエステル系樹脂発泡体の破損が生じた場合
(ピックアップ特性)
両面粘着テープ(商品名「AS−02P12」、日東電工株式会社製、セパレーター/粘着剤層の積層構成)を、ポリエステル系樹脂発泡体(商品名「SCF T100」、厚さ1.0mm、シート状)に、線圧40N/cm、速度2.0m/minの圧着条件で貼付した。そして、23℃、50%RH環境下で30分間放置し、積層体を得た。
次に、粘着テープ(実施例及び比較例の粘着テープ)を、シリコーン系粘着剤層とポリエステル系樹脂発泡体とが接するように、線圧40N/cm、速度2.0m/minの圧着条件で上記積層体に貼付した。そして、23℃、50%RH環境下で30分間放置し、ピックアップ特性評価用サンプルを得た。
なお、図2に、ピックアップ特性評価用サンプルの概略断面図を示す。図2に示すように、ピックアップ特性評価用サンプル20は、両面粘着テープ21、ポリエステル系樹脂発泡体22及び粘着テープ23(実施例及び比較例の粘着テープ23)から構成され、セパレーター211/粘着剤層212/ポリエステル系樹脂発泡体22/シリコーン系粘着剤層231/支持体232の積層構成を有する。
そして、ピックアップ特性評価用サンプルの両面粘着テープ(図2の両面粘着テープ21)のセパレーター(図2のセパレーター211)を手で剥がすことにより、下記の評価基準で、ピックアップ特性を評価した。
評価基準
「良好」:ポリエステル系樹脂発泡体が粘着テープ(実施例又は比較例の粘着テープ)から剥離することなく、セパレーターを除去することができた。
「不良」:セパレーターを剥離する際に、ポリエステル系樹脂発泡体が粘着テープ(実施例又は比較例の粘着テープ)から剥離する現象が生じた。
Figure 2013166873
なお、表1において、「KR−3700」は「シリコーン系粘着剤(商品名「KR−3700」、信越化学工業株式会社製)」であり、「X−40−3229」はシリコーン系粘着剤(商品名「X−40−3229」、信越化学工業株式会社製)である。
また、実施例の粘着テープでは、シリコーン系粘着剤層上にポリエチレンテレフタレートセパレーター(離型剤処理がされていないポリエチレンテレフタレートフィルム、厚さ:23μm、商品名「ルミラー S−10 ♯25」、東レ株式会社製)を貼り合わせることにより、シリコーン系粘着剤層を保護することが可能であった。上記ポリエチレンテレフタレートセパレーターは、離型剤処理がされていないため、粘着特性に対して悪影響を与えることが少ない。なお、離型剤処理ありの場合、離型剤が粘着層表面に転写し、粘着力低下などを引き起こす可能性がある。
実施例の粘着テープは、ポリエステル系樹脂発泡体に対する接着性、ポリエステル系樹脂発泡体からの剥離性に優れる。また、ポリエステル系樹脂発泡体のピックアップ特性に優れる。このため、実施例の粘着テープは、ポリエステル系樹脂発泡体のキャリアテープに求められる特性を満足する。
1 粘着テープ
11 支持体
12 シリコーン系粘着剤層
2 ポリエチレンテレフタレートフィルム
3 粘着テープ(裏打ち用粘着テープ)
4 ステンレス板(SUS板)
5 引張試験機
51 チャック
a 引張方向(剥離方向)
20 ピックアップ特性評価用サンプル
21 両面粘着テープ
211 セパレーター
212 粘着剤層
22 ポリエステル系樹脂発泡体
23 粘着テープ(実施例及び比較例の粘着テープ)
231 シリコーン系粘着剤層
232 支持体

Claims (9)

  1. 支持体の片面側にシリコーン系粘着剤層を有し、下記で求められる剥離力が0.03〜4.0N/20mmであることを特徴とする発泡部材用キャリアテープ。
    剥離力:支持体側の面を強接着性両面接着テープにより支持板に固定して、線圧40N/cm、速度2.0m/minの圧着条件でポリエチレンテレフタレートフィルム(商品名「ルミラーS10 #25」、東レ株式会社製)を前記シリコーン系粘着剤層上に貼付し、23℃、50%RH環境下で30分間放置した後、引張速度300mm/min、引張角度180°の引張条件で前記ポリエチレンテレフタレートフィルムを前記シリコーン系粘着剤層より引きはがす際の引きはがしに要する力を求め、前記引きはがしに要する力を幅20mm当たりに換算する。
  2. 前記シリコーン系粘着剤層が、剥離剤処理がされていないポリエチレンテレフタレートセパレーターにより保護されている請求項1記載の発泡部材用キャリアテープ。
  3. 前記シリコーン系粘着剤層が、付加反応型のシリコーン系粘着剤により形成される請求項1又は2記載の発泡部材用キャリアテープ。
  4. 前記シリコーン系粘着剤層が、シリコーンガム成分とシリコーンレジン成分とを含むシリコーン系粘着剤により形成される請求項1〜3の何れか1項に記載の発泡部材用キャリアテープ。
  5. ポリエステル系発泡部材用である請求項1〜4の何れか1項に記載の発泡部材用キャリアテープ。
  6. 請求項5記載の発泡部材用キャリアテープ、及び、ポリエステル系発泡部材を少なくとも有する発泡部材複合体。
  7. 請求項5記載の発泡部材用キャリアテープを用いるポリエステル系発泡部材の搬送方法。
  8. 請求項5記載の発泡部材用キャリアテープを用いるポリエステル系発泡部材の加工方法。
  9. 請求項5記載の発泡部材用キャリアテープを用いるポリエステル系発泡部材の組み付け方法。
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