JP2013165231A - 携帯端末 - Google Patents

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Yasushi Abe
康 阿部
Sumihito Niwa
純人 丹羽
Mutsumi Yasui
睦美 安井
Keiichiro Yohara
圭一朗 與原
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    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
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Abstract

【課題】回路基板に実装された電子部品が発する熱を効率よく放熱できる携帯端末を提供する。
【解決手段】筐体11に収容され複数の基材21が積層された回路基板20には凹部23が設けられており、凹部23の底面23Aに電子部品40が実装されている。そして、凹部23には、電子部品40を覆い、かつ、凹部23の内面23Bに接触するように、凹部23に熱伝導性樹脂が充填されて被覆部24が形成されているので、被覆部24を介して電子部品40の熱が凹部23の底面23Aおよび内面23Bに伝達される。このため、電子部品40が発する熱を効率よく放熱できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の基材が積層された回路基板に電子部品を取り付けた携帯端末に関するものである。
従来より、携帯端末等の電子機器においては、回路基板に種々の電子機器が取り付けられている(例えば、特許文献1参照)。
図10に示すように、特許文献1に記載の回路モジュール100は、プロセッサが発する熱を拡散するヒートパイプ101をベースとして、発熱量の大きいCPUベアチップ102と回路モジュール基板103を接続した構造である。回路モジュール基板103にはキャビティ(貫通孔)が形成されている。CPUベアチップ102と回路モジュール基板103は、ボンディングワイヤ104で電気的に接続される。回路モジュール100と回路モジュール基板103のキャビティ部及びボンディングワイヤ104との間にできた隙間は、ヒートパイプよりも熱伝導率が低いボッディングレジン105で充填される。
このように構成された回路モジュール基板103には、さらにキャッシュサブモジュール106、システムコントローラ107及びインターフェイス用コネクタ108といった主要部品が搭載される。
特開平11−186771公報(第1図)
しかしながら、従来の携帯端末においては、回路基板(回路モジュール100)の表面に、CPUベアチップ102等の電子部品が搭載されているので、電子部品が発した熱を放熱する回路基板の面積が少なくなって放熱性に限界があるという問題があった。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、回路基板に実装された電子部品が発する熱を効率よく放熱できる携帯端末を提供することを目的とする。
本発明の携帯端末は、筐体と前記筐体に収容され、複数の基材が積層された回路基板と、前記回路基板に設けられた凹部と、前記凹部の底面に実装された電子部品と、前記電子部品を覆い、かつ、前記凹部の内面に接触するように前記凹部に充填された熱伝導性樹脂製の被覆部と、を備えるものである。
また、本発明の携帯端末は、前記回路基板における前記電子部品が実装された実装面とは反対側の面に積層された放熱用板と、前記実装面から前記反対側の面まで貫通するスルーホールと、前記スルーホールに充填された熱伝導性樹脂製の充填部と、を備えるものである。
さらに、本発明の携帯端末は、前記被覆部を覆うとともに孔部が設けられた天板部材を有し、前記孔部から突出する前記被覆部が前記筐体の内面に接触するものである。
本発明は、電子部品が取り付けられている凹部には、電子部品を覆い、かつ、凹部の内面に接触するように、熱伝導性樹脂が充填されて被覆部が形成されているので、被覆部を介して電子部品の熱が凹部の底面および内面に伝達される。このため、電子部品が発する熱を効率よく放熱できるという効果を有する携帯端末を提供できる。
本発明に係る第1実施形態の携帯端末の全体斜視図 本発明に係る第1実施形態の携帯端末に用いられている回路基板の断面図 本発明に係る第2実施形態の携帯端末に用いられている回路基板の断面図 本発明に係る第3実施形態の携帯端末に用いられている回路基板の断面図 本発明に係る第4実施形態の携帯端末に用いられている回路基板の断面図 本発明に係る第5実施形態の携帯端末に用いられている回路基板の断面図 本発明に係る第5実施形態の携帯端末における基板とシャーシとの位置関係を示す分解斜視図 (A)ないし(D)は回路基板とシャーシとの間に熱伝導性樹脂を充填する工程図 本発明に係る第6実施形態の携帯端末における回路基板付近の断面図 従来の回路基板の断面図
(第1実施形態)
以下、本発明に係る第1実施形態の携帯端末について、図面を用いて説明する。
図1に示すように、本発明に係る第1実施形態の携帯端末10は、例えば全体矩形箱状の筐体11を有しており、筐体11の内部に設けられているシャーシ(図示省略)に、回路基板20が支持されている。
図2に示すように、回路基板20は、複数のプリント配線基板(基材)21が積層されており、回路基板20の表面22から内部に向かって凹部23が形成されている。
凹部23の内部には電子部品40が収容されており、端子41が凹部23の底面23Aにおいてプリント配線基板21に接続されて実装されている。
凹部23には、電子部品40を覆い、かつ、凹部23の側面(内面)23Bに接触するように、熱伝導性樹脂が充填されて、被覆部24が形成されている。
熱伝導性樹脂としては、例えば、シリコンとアルミナから構成される樹脂を使用することができる。
凹部23は、電子部品40の全体形状に合わせた形状のものが考えられるが、例えば、矩形の凹部23を設けた場合には、被覆部24は、凹部23の底面23Aと、4つの側面23Bの合計5面に接する。
従って、電子部品40から発せられた熱は、被覆部24を介して、凹部の底面23A(図2中矢印A参照)および側面23Bに(図2中矢印B参照)伝達される。
以上、説明した本発明に係る第1実施形態の携帯端末10によれば、筐体11に収容され複数のプリント配線基板21が積層された回路基板20には凹部23が設けられており、凹部23の底面23Aに電子部品40が実装されている。
そして、凹部23には、電子部品40を覆い、かつ、凹部23の側面23Bに接触するように熱伝導性樹脂が充填されて被覆部24が形成されているので、被覆部24を介して電子部品40の熱が凹部23の底面23Aおよび側面23Bに伝達される。
このため、電子部品40が発する熱を効率よく放熱できる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る第2実施形態の携帯端末について説明する。
なお、前述した第1実施形態に係る携帯端末10と共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
図3に示すように、本発明に係る第2実施形態の携帯端末10Bでは、回路基板20の表層である実装面25に電子部品40が実装されている。また、実装面25とは反対側の面(下面26)には、放熱用のシートとして放熱用板27が積層されている。放熱用板27は、放熱用のシートであり、金属板やグラファイトシート等がある。また、放熱用板27を、例えば回路基板20を筐体11の内部に保持するシャーシ等の金属板と兼ねてもよい。
また、実装面25から下面26まで貫通してスルーホール28が設けられており、スルーホール28の内部には、熱伝導性樹脂が充填されて充填部29が形成されている。
スルーホール28は、所定間隔で複数個設けられている。
従って、電子部品40から発せられた熱は、回路基板20の実装面25に伝達され、スルーホール28内の充填部29を介して下面26の放熱用板27に伝達される(図3中矢印A参照)。
そして、熱は、放熱用板27の全面に伝達されて(図3中矢印B参照)、外部に放熱される。あるいは、放熱用板27に接続されている筐体11等を介して放熱される。
以上、説明した本発明に係る第2実施形態の携帯端末10Bによれば、回路基板20において電子部品40が実装された実装面25から、実装面25とは反対側の下面26まで貫通するスルーホール28が設けられている。そして、スルーホール28に熱伝導性樹脂が充填されて充填部29が形成されている。
また、下面26には、放熱用板27が積層されており、スルーホール28の充填部29が放熱用板27に接触している。
これにより、電子部品40が発した熱は、スルーホール28の充填部29を介して、積層された回路基板20の各層および実装面25とは反対側の下面26の放熱用板27に伝達されて放熱されるので、効率よく放熱できる。
また、一般に用いられるサーマルビアに対して銅めっきやフィルドめっき等が不要のため、安価な基板製作が可能となる。
(第3実施形態)
次に、本発明に係る第3実施形態の携帯端末について説明する。
なお、前述した第1実施形態に係る携帯端末10ないし第2実施形態に係る携帯端末10Bと共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
図4に示すように、本発明に係る第3実施形態の携帯端末10Dにおいては、実装面25の内側(下側)の層に回路パターン31が設けられており、電子部品40は、回路基板20の実装面25に実装されて回路パターン31に接続されている。
また、実装面25から下面26まで貫通してスルーホール28が設けられており、スルーホール28の内部には、熱伝導性樹脂が充填されて充填部29を形成している。
回路パターン31の31Aがスルーホール28に露出しており、充填部29に接触している。
さらに、実装面25とは反対側の下面26には、放熱用板27が積層されている。
従って、電子部品40から発せられた熱は、端子41を介して回路パターン31に伝達され(図4中矢印A参照)、回路パターン31を介して充填部29に伝達される(図4中矢印B参照)。
そして、充填部29を介して放熱用板27に伝達され(図4中矢印C参照)、放熱用板27を経由して(図4中矢印D参照)放熱される。あるいは、放熱用板27に接続されている筐体11等を介して放熱される。
以上、説明した本発明に係る第3実施形態の携帯端末10Dによれば、前述した第2実施形態の携帯端末10Bと同様の作用・効果を得ることができる。
さらに、スルーホールとシャーシの接続箇所を任意に設計することが可能となり、放熱構造の自由度を高めることができる。
(第4実施形態)
次に、本発明に係る第4実施形態の携帯端末について説明する。
なお、前述した第1実施形態に係る携帯端末10ないし第3実施形態に係る携帯端末10Dと共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
図5に示すように、本発明に係る第4実施形態の携帯端末10Eにおいては、実装面25の内側(下側)の層およびさらに内側の層に回路パターン31、32が設けられている。電子部品40は、回路基板20の実装面25に実装されて回路パターン31、32に接続されている。
また、実装面25から下面26まで貫通してスルーホール28が設けられており、スルーホール28の内部には、熱伝導性樹脂が充填されて充填部29が形成されている。回路パターン31、32の31A、32Aがスルーホール28に露出しており、充填部29に接触している。
さらに、実装面25とは反対側の下面26には、放熱用板27が積層されており、放熱用板27の切欠部27Aには、電子部品42および電子部品43が配置されて下面26に実装されている。
従って、電子部品40から発せられた熱は、端子41を介して回路パターン31または回路パターン32に伝達され(図5中矢印A参照)、回路パターン31、32を介して充填部29に伝達される(図5中矢印B参照)。
そして、充填部29を介して放熱用板27に伝達され(図5中矢印C参照)、放熱用板27を経由して(図5中矢印D参照)放熱される。あるいは、放熱用板27に接続されている筐体11等を介して放熱される。
以上、説明した本発明に係る第4実施形態の携帯端末10Eによれば、前述した第2実施形態の携帯端末10Bと同様の作用・効果を得ることができる。
さらに、スルーホールとシャーシの接続箇所を任意に設計することが可能となり、放熱構造の自由度を高めることができる。
(第5実施形態)
次に、本発明に係る第5実施形態の携帯端末について説明する。
なお、前述した第1実施形態に係る携帯端末10ないし第4実施形態に係る携帯端末10Eと共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
図6および図7に示すように、本発明に係る第5実施形態の携帯端末10Fでは、筐体11の内側にはシャーシ(天板部材)33が取り付けられており、シャーシ33に回路基板20が取り付けられる。
なお、シャーシ33には、複数の孔(孔部)33Aが設けられている。
回路基板20の実装面25には、電子部品40が実装されている。また、実装面25には、電子部品40を覆うように熱伝導性樹脂24Bが設けられて被覆部24が形成されている。
被覆部24は、回路基板20の実装面25とシャーシ33との間に充填されており、被覆部24の一部はシャーシ33の孔33Aから突出(突出部24A)して、筐体11の内面11Aに当接している。
次に、熱伝導性樹脂24Bにより被覆部24を形成する工程について説明する。
まず、図8(A)に示すように、回路基板20の実装面25に電子部品40を取り付ける。
次いで、図8(B)に示すように、実装面25の上に熱伝導性樹脂24Bを塗布して被覆部24を形成し、電子部品40を完全に覆う。
そして、図8(C)に示すように、シャーシ33を被覆部24の上面にセットし、図8(D)に示すように、シャーシ33を被覆部24に押さえつける。これにより、熱伝導性樹脂24Bの一部がシャーシ33の孔33Aからはみ出して、突出部24Aを形成する。
従って、図6に示すように、電子部品40から発せられた熱は、被覆部24を介してシャーシ33に伝達され(図6中矢印A参照)、シャーシ33から放熱される。
また、一部の熱は、被覆部24の突出部24Aを介してシャーシ33の孔33Aから筐体11に伝達されて(図6中矢印B参照)、筐体11から放熱される(図6中矢印C参照)。
なお、シャーシ33に設けられている孔33Aは、回路基板20に実装されている電子部品40に対応して設けられており、配置および孔33Aの大きさを変えることにより、電子部品40と筐体11との間の熱伝導を調整することができる。
なお、シャーシ33は、電子部品40を覆うシールドケースであってもよい。
以上、説明した本発明に係る第5実施形態の携帯端末10Fによれば、被覆部24を形成する熱伝導性樹脂24Bが、シャーシ33に設けられている孔33Aから突出して筐体11に接触している。
このため、電子部品40から発せられた熱は、被覆部24を介してシャーシ33に伝達される。また、熱は、被覆部24の突出部24Aを介して筐体11に伝達されて筐体11から放熱されるので、効率よく放熱できる。
(第6実施形態)
次に、本発明に係る第6実施形態の携帯端末について説明する。
なお、前述した第1実施形態に係る携帯端末10ないし第5実施形態に係る携帯端末10Fと共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
図9に示すように、本発明に係る第6実施形態の携帯端末10Gでは、筐体11の内側には放熱用板27およびシャーシ33が取り付けられており、放熱用板27に回路基板20が取り付けられている。
回路基板20の表面22には、内部に向かって凹部23が形成されている。凹部23の内部には電子部品40が収容されており、端子41が凹部23の底面23Aにおいて回路基板20に実装されている。
なお、凹部23の底面23Aの下側の層には回路パターン31が設けられており、電子部品40は、凹部23の底面23Aに実装されて回路パターン31に接続されている。
また、放熱用板27の切欠部27Aには、電子部品42および電子部品43が配置されて回路基板20の下面26に実装されている。
凹部23には、電子部品40を覆い、かつ、凹部の側面23Bに接触するように、熱伝導性樹脂が充填されて、被覆部24が形成されている。
熱伝導性樹脂としては、例えば、シリコンとアルミナとから構成される樹脂が使用できる。
凹部23は、電子部品40の全体形状に合わせた形状のものが考えられるが、例えば、矩形の凹部23を設けた場合には、被覆部24は、凹部23の底面23Aと、4つの側面23Bの合計5面に接する。
従って、電子部品40から発せられた熱は、被覆部24を介して、凹部の底面23Aおよび側面23Bに伝達される。
電子部品40が実装されている凹部23の底面23Aから回路基板20の下面26まで、貫通してスルーホール28Gが設けられており、スルーホール28Gの内部には、熱伝導性樹脂が充填されて充填部29Gが形成されている。
従って、充填部29Gは、被覆部24と連続している。
充填部29Gは、放熱用板27の上面に当接している。また、充填部29Gは、回路パターン31の端面31Aや下面31Bに当接している。
なお、スルーホール28Gは、所定間隔で複数個設けられている。
従って、電子部品40から発せられた熱は、回路基板20の凹部23の底面23Aに伝達され、スルーホール28G内の充填部29Gを介して下面26の放熱用板27に伝達される。あるいは、端子41から回路パターン31に伝達され、さらにスルーホール28Gの充填部29Gに伝達されて、放熱用板27に伝達される。
そして、熱は、放熱用板27の全面に伝達されて、外部に放熱される。あるいは、放熱用板27に接続されている筐体11等を介して放熱される。
また、電子部品40から発せられた熱の一部は、充填部29Gから回路基板20の各プリント配線基板21に伝達される。
回路基板20と筐体11との間に設けられているシャーシ33には、複数の孔33Aが設けられている。
被覆部24は、シャーシ33の孔33Aから筐体11側に突出する突出部24Aを有しており、突出部24Aは筐体11の内面11Aに当接している。
従って、電子部品40から発せられた熱の一部は、被覆部24を介してシャーシ33に伝達され、シャーシ33から放熱される。
また、一部の熱は、被覆部24の突出部24Aを介してシャーシ33の孔33Aから筐体11に伝達されて、筐体11から放熱される。
なお、シャーシ33に設けられている孔33Aは、回路基板20に実装されている電子部品40に対応して設けられており、配置および孔33Aの大きさを変えることにより、電子部品40と筐体11との間の熱伝導を調整することができる。
以上、説明した本発明に係る第6実施形態の携帯端末10Gによれば、電子部品40が実装されている凹部23には、電子部品40を覆い、かつ、凹部23の側面23Bに接触するように、熱伝導性樹脂が充填されて被覆部24が形成されている。
このため、被覆部24を介して電子部品40の熱が凹部23の底面23Aおよび側面23Bに伝達されるので、電子部品40が発する熱を効率よく放熱できる。
また、実装面25とは反対側の下面26まで貫通するスルーホール28Gが設けられており、スルーホール28Gに熱伝導性樹脂が充填されて充填部29Gが形成されていて、充填部29Gが放熱用板27に接触している。
このため、電子部品40が発した熱は、充填部29Gを介して、積層された回路基板20の各層および実装面25とは反対側の下面26の放熱用板27に伝達されて放熱されるので、効率よく放熱できる。
また、電子部品40から発せられた熱は、端子41を介して回路パターン31に伝達され、回路パターン31を介して充填部29Gに伝達される。
そして、充填部29Gを介して放熱用板27に伝達され、放熱用板27を経由して放熱される。あるいは、放熱用板27に接続されている筐体11等を介して放熱されるので、効率よく放熱できる。
さらに、被覆部24を形成する熱伝導性樹脂が、シャーシ33に設けられている孔33Aから突出して筐体11に接触しているので、電子部品40から発せられた熱は、被覆部24を介してシャーシ33に伝達される。
また、熱は、被覆部24の突出部24Aを介して筐体11に伝達されて筐体11から放熱されるので、効率よく放熱できる。
なお、本発明の携帯端末は、前述した各実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形、改良等が可能である。
以上のように、本発明にかかる携帯端末は、電子部品が取り付けられている凹部には、電子部品を覆い、かつ、凹部の内面に接触するように、熱伝導性樹脂が充填されて被覆部が形成されているので、被覆部を介して電子部品の熱が凹部の底面および内面に伝達される。このため、電子部品が発する熱を効率よく放熱できるという効果を有し、複数の基材が積層された回路基板に電子部品を取り付けた携帯端末等として有用である。
10、10B、10D、10E、10F、10G 携帯端末
11 筐体
11A 内面
20 回路基板
21 プリント配線基板(基材)
23 凹部
23A 底面
23B 側面(内面)
24 被覆部
26 下面(反対側の面)
27 放熱用板
28、28G スルーホール
29、29G 充填部
33 シャーシ(天板部材)
33A 孔(孔部)
40、42、43 電子部品

Claims (3)

  1. 筐体と、
    前記筐体に収容され、複数の基材が積層された回路基板と、
    前記回路基板に設けられた凹部と、
    前記凹部の底面に実装された電子部品と、
    前記電子部品を覆い、かつ、前記凹部の内面に接触するように前記凹部に充填された熱伝導性樹脂製の被覆部と、を備える携帯端末。
  2. 請求項1に記載の携帯端末であって、
    前記回路基板における前記電子部品が実装された実装面とは反対側の面に積層された放熱用板と、
    前記実装面から前記反対側の面まで貫通するスルーホールと、
    前記スルーホールに充填された熱伝導性樹脂製の充填部と、を備える携帯端末。
  3. 請求項1または請求項2に記載の携帯端末であって、
    前記被覆部を覆うとともに孔部が設けられた天板部材を有し、
    前記孔部から突出する前記被覆部が前記筐体の内面に接触する携帯端末。
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