JP2013164507A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013164507A
JP2013164507A JP2012027341A JP2012027341A JP2013164507A JP 2013164507 A JP2013164507 A JP 2013164507A JP 2012027341 A JP2012027341 A JP 2012027341A JP 2012027341 A JP2012027341 A JP 2012027341A JP 2013164507 A JP2013164507 A JP 2013164507A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
intermediate transfer
unit
exposure
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012027341A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5901332B2 (ja
Inventor
Eiji Sakamoto
英治 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2012027341A priority Critical patent/JP5901332B2/ja
Publication of JP2013164507A publication Critical patent/JP2013164507A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5901332B2 publication Critical patent/JP5901332B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

【課題】ベルトフレームや本体フレームが変形し、その変形量が経時的に変化しても、露光ユニット並び方向とベルトの搬送方向との傾きによる色ずれを低減する。
【解決手段】感光ドラム12それぞれに対応して設けられ、感光ドラムを露光する露光ユニット11と、露光ユニットによって感光ドラム上に形成された潜像をトナーにより現像し、現像されたトナー像を回転軸によって回転駆動される中間転写ベルト31に転写する画像形成手段と、中間転写ベルトに形成されたトナー像を検知するフォトセンサ51、52と、露光ユニットと中間転写ベルトの相対位置を検知するレーザ照射部61、ラインセンサ72と、中間転写ベルトの搬送方向を制御するために回転軸を揺動させる駆動ローラ32、従動ローラ33と、フォトセンサ、ラインセンサの検知結果に基づいて、駆動ローラ、従動ローラによる回転軸の揺動量を制御する制御部81と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、各露光ユニットからの光ビームによって各感光体を露光し、各感光体に互いに異なる色の画像を形成するタンデム方式の画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、感光体を帯電器により帯電し、露光ユニットが画像情報に応じてレーザ光等により感光体を露光して潜像を形成し、潜像をトナーにより現像し、現像されたトナー像を記録材に転写する、というプロセスによって、画像を形成する。タンデム方式のカラー画像形成装置では、この画像形成プロセスを実行する画像形成部を色毎に備え、各色で現像されたトナー像を各々の感光体上に形成し、各感光体上のトナー像を記録材に重ねて転写することで画像形成を行う。また、高速の印刷速度が要求される機種においては、感光体上に形成されたトナー像を一旦中間転写体(以下、「ベルト」という)に転写してから記録材に転写する方法が主流となっている。
カラー画像を形成した場合、各露光ユニットによる感光体への書き込み位置の変動や、感光体、ベルトの寄り(主走査方向のずれ)や蛇行運動(副走査方向の傾き)によって、主走査方向や副走査方向の色ずれを生ずることがある。そこで、ベルトの寄りや蛇行運動を修正するため、まず、ベルトの搬送方向の2箇所において、ベルト端部の位置を検知する。次に、その検知結果に基づいて、ベルトの搬送方向の最上流及び最下流に設けられたステアリングローラを揺動して、ベルトの寄りや蛇行を調整する方法が、例えば特許文献1において提案されている。
特開2006−76784号公報
前述したベルト端部の位置を検知して、ベルトの寄りや蛇行を調整する方法における課題について、図9を用いて説明する。図9は、従来のタンデム方式の画像形成装置の一例である画像形成装置200の構成を示した図である。図9(a)は、画像形成装置200内部の構成を示す斜視図であり、本体フレーム201、露光ユニット211、感光ドラムを含む現像ユニット212(破線で表示)、トナー像を記録紙に転写するためのベルトユニット220等で構成されている。また、露光ユニット211及び現像ユニット212は、それぞれトナーの色に対応して配設されている。また、ベルトユニット220は、ベルトユニット外枠202内で上下動できるように固定されている。
図9(b)は、ベルトユニット220を画像形成装置200の上部から見た上面図である。ベルトユニット220は、ベルトフレーム221、ベルト222、転写ローラ223、駆動ローラ224、ステアリングローラ225、ガイドローラ226、駆動モータ227、ステアリングモータ228、エッジセンサ230等から構成される。ベルトユニット220では、ベルト222の搬送方向の最上流と最下流に設けられた2つのローラ、駆動ローラ224とステアリングローラ225によりステアリングが行われ、ベルト222はベルトフレーム221に固定された各種ローラによって張架されている。
ベルト端部の変位は、エッジセンサ230によって、エッジセンサ230取り付け位置を基準に検知することができる。エッジセンサ230は、図9(c)に示すようにセンサアーム231、静電容量センサ232、アームステー233、押し当てバネ234から構成され、ベルトフレーム221上に設置されている。センサアーム231の軸(L字の中心)はアームステー233に固定され、ベルト222が幅方向(左右方向)に動くと、センサアーム231の垂直部は軸を中心に回転する。静電容量センサ232は、静電容量センサ232とセンサアーム231間の静電容量を検知し、検知された静電容量により、静電容量センサ232とセンサアーム231間の距離を検知することができる。そして、検知された距離に基づいて、ベルト222の幅方向の変位を算出することができる。
2つのエッジセンサ230で検知されたベルト222の端部の変位が異なれば、ベルト222の搬送方向DBは、ベルトフレーム221に対して傾いていることになる。そこで、駆動ローラ224とステアリングローラ225を、図9(d)のように上下方向に揺動させることにより、ベルト222の搬送方向DBを調整し、ベルトフレーム221に対して平行にすることができる。図9(e)に示すように、ベルト222がベルトフレーム221に対して傾いている場合には、エッジセンサ230によりベルト222の傾きを検知でき、駆動ローラ224とステアリングローラ225を揺動させ、ベルトの搬送方向DBを調整することができる。ところが、図9(f)のように、平行状態のベルトフレーム221とベルト222が一体となり、露光ユニットの並び方向DEに対して傾いる場合には、ベルト222の端部の変位がエッジセンサ230で検知されない。その結果、ベルトの搬送方向DBは調整されないので、ベルトの寄りや蛇行は調整されないことになる。
ベルトフレーム221と本体フレーム201は、図9(c)に示すように、ベルトユニット220が不図示の上下機構により上方に移動され、ベルトフレーム側の位置決めピン229と本体フレーム側の位置決めブロック203によって連結されている。本体フレーム201は比較的ねじれ剛性が弱いので、図9(g)に示すように、本体フレーム201の上部と下部間で、ねじれ変形を起こしやすい。そして、このねじれ変形が原因で、露光ユニットの並び方向DEに対して、ベルトフレーム221とベルト222が一体となって、露光ユニットの並び方向に対して、傾きを生ずることがあるが、この場合も、上述したように、ベルトの搬送方向DBは調整されない。
更に、定着器や駆動モータ等の熱源からの発熱量は印刷モード等により変化し、これらの熱源からの熱により、印刷中に本体フレーム201やベルトフレーム221が変形することがある。経時的に変化する熱源からの発熱量により、本体フレーム201やベルトフレーム221の変形量も経時的に変化するため、ベルトの傾き調整では対応が難しい。
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、ベルトフレームや本体フレームが変形し、その変形量が経時的に変化しても、露光ユニット並び方向とベルトの搬送方向との傾きによる色ずれを低減することを目的とする。
前述の課題を解決するために、本発明は以下の構成を備える。
(1)複数の像担持体それぞれに対応して設けられ、前記複数の像担持体それぞれを露光する複数の露光手段と、前記複数の露光手段によって露光されることで前記複数の像担持体上に形成された潜像をトナーにより現像し、前記複数の像担持体上に現像されたトナー像を回転軸によって回転駆動される無端状の中間転写体に転写する画像形成手段と、前記複数の露光手段及び前記画像形成手段により前記中間転写体に形成されたトナー像を検知する像検知手段と、前記複数の露光手段それぞれと前記中間転写体の相対位置を検知する位置検知手段と、前記中間転写体の搬送方向を制御するために前記回転軸を揺動させる駆動手段と、前記中間転写体の搬送方向と前記複数の露光手段の並び方向との傾きによる前記複数の像担持体上に形成されるトナー像間の前記像担持体上におけるずれが低減するように、前記像検知手段及び前記位置検知手段の検知結果に基づいて前記駆動手段による前記回転軸の揺動量を制御する制御手段と、を備えた画像形成装置。
(2)複数の像担持体それぞれに対応して設けられ、前記複数の像担持体それぞれを露光する複数の露光手段と、前記複数の露光手段によって露光されることで前記複数の像担持体上に形成された潜像をトナーにより現像し、前記複数の像担持体上に現像されたトナー像を回転軸によって回転駆動される無端状の中間転写体に転写する画像形成手段と、前記複数の露光手段及び前記画像形成手段により前記中間転写体に形成されたトナー像を検知する像検知手段と、前記複数の露光手段の前記中間転写体の幅方向の端部に沿って設けられ、前記中間転写体の幅方向に広がるシート状のレーザ光の一部が、前記中間転写体の幅方向の端部により遮断されるように、シート状のレーザ光を照射するレーザ照射手段と、前記レーザ照射手段に対向して、張架された前記中間転写体と連結されたベルトフレームに設けられ、前記レーザ照射手段からのシート状のレーザ光を検知する受光素子が前記中間転写体の幅方向に直線状に配置され、前記レーザ照射手段から照射され、前記中間転写体の幅方向の端部により遮断されなかったシート状のレーザ光を検知するラインセンサと、前記複数の露光手段の並び方向に対する前記ベルトフレームの傾きを調整するための調整手段と、前記中間転写体の搬送方向と前記複数の露光手段の並び方向との傾きによる前記複数の像担持体上に形成されるトナー像間の前記像担持体上におけるずれが低減するように、前記像検知手段及び前記ラインセンサの検知結果に基づいて前記調整手段による前記ベルトフレームの傾き量を制御する制御手段と、を備えた画像形成装置。
本発明によれば、ベルトフレームや本体フレームが変形し、その変形量が経時的に変化しても、露光ユニット並び方向とベルトの搬送方向との傾きによる色ずれを低減することができる。
実施例1〜4のカラー画像形成装置の概略断面図 実施例1の露光ユニット、ベルトユニット近傍の構成図 実施例1〜3のベルト搬送方向を制御するための制御系を示すブロック図 実施例1〜3のベルト搬送方向を制御するための制御処理手順を示すフローチャート 実施例1〜3の初期ベルト傾き検知処理、ベルト傾き補正処理の詳細を示すフローチャート 実施例2におけるベルト幅方向検知手段の構成を示す図 実施例3におけるベルト幅方向検知手段の構成を示す図 実施例4におけるベルトユニット駆動手段の構成を示す図、及びベルトユニット駆動方法を説明する図 従来例のカラー画像形成装置を説明する図
以下に、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
[画像形成装置の概要]
図1は、複数の露光ユニット(露光部)を搭載したタンデム方式のカラー画像形成装置100(以下、「画像形成装置100」という)の要部縦断面図である。画像形成装置100には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)の各色に対応したトナー像を形成するため、4セットの画像形成部が配置されている。図1において、符号の添え字Y、M、C、BKは、トナー色を示す。各画像形成部の構成は同一なので、以下の説明では、特に必要のない場合には、符号の添え字Y、M、C、BKを省略する。
画像形成部は、感光ドラム12、一次帯電器13、現像装置14、クリーニング装置15等により構成される。像担持体としての感光ドラム12は、画像形成部の中心で軸支され、矢印方向に回転駆動される。各感光ドラム12の外周面に対向してその回転方向に、一次帯電器13、現像装置14が配置されている。一次帯電器13は、感光ドラム12の表面に均一な帯電量の電荷を与える。露光ユニット11は、記録画像信号に応じて変調したレーザ光16により、感光ドラム12を走査して露光し、感光ドラム12上に、静電潜像を形成する。各画像形成部の感光ドラム12上に形成された静電潜像は、対応する各現像装置14で、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)の現像剤(以下、「トナー」という)により、トナー像として可視像化される。可視像化された感光ドラム12上のトナー像は、中間転写体である中間転写ベルト31(以下、「ベルト31」という)上に転写される。感光ドラム12は、転写されずに感光ドラム12の表面に残されたトナーを、ベルト31への転写位置の下流側に設けられたクリーニング装置15で掻き落とすことにより、感光ドラム12の表面が清掃される。
感光ドラム12からベルト31上に転写されたトナー像は、記録媒体である記録材22上に転写される。そのため、画像形成装置100の内部には、記録材22を収納したカセット21が配置され、カセット21から給紙された記録材22は、給紙ローラ対23、給紙ガイド24によって、レジストローラ対25まで搬送される。そして、画像形成タイミングに合わせて、レジストローラ対25が駆動されることにより、記録材22は二次転写部へ搬送される。
二次転写部は、駆動ローラ32、従動ローラ33に張架された無端状のベルト31と、二次転写ローラ35と、二次転写対向ローラ34から構成されている。ベルト31は、駆動ローラ32により周回動作する。駆動ローラ32、従動ローラ33は、ベルト31の回転方向と直交する上下方向に揺動可能であり、ベルト31の蛇行を調整することができる。また、二次転写ローラ35は、ベルト31と給紙された記録材22を、二次転写対向ローラ34との間に挟んで、適度な圧力で加圧し、ベルト31上のトナー像を記録材22に転写する。
二次転写部でトナー像が転写された記録材22は、定着ユニット41へ搬入され、加熱定着処理が行われる。定着ユニット41は、定着ローラ対42、搬送ガイド26、定着断熱カバー43、44、排紙ローラ45等から構成され、定着断熱カバー43、44は、熱を定着ユニット41内部に閉じ込めるように、構成されている。この定着ユニット41では、搬送ガイド26によって、記録材22は定着ローラ対42へ導かれ、内部にハロゲンヒータ等の熱源を備えた定着ローラ対42は、記録材22を加熱及び加圧して、トナー像を記録材22上に定着させる。トナー像が定着された状態で、定着ローラ対42から排出された記録材22は、排紙ローラ45により、画像形成装置外部に導き出される。
また、ベルト31の搬送方向の最下流に位置する感光ドラム12BKと従動ローラ33の間に、像検知手段であるフォトセンサ51、52がそれぞれ、主走査方向の右側、左側に設けられている。画像形成装置100では、電源を入れた直後の印刷開始前と、色ずれ調整要求の発生時に、ベルト31上に色ずれ補正用のトナーパターンが形成され、フォトセンサ51、52によって読み取られる「レジ検知」が行われる。そして、フォトセンサ51、52による検知結果に基づいて、必要な色ずれの補正量が算出される。更に、算出された補正量に基づいて、画像形成される画像信号に電気的な補正が施され、レーザ光の光路中に設けられている補正光学系を駆動することによって、適切な色重ねの調整である「レジ調整」が行われる。レジ検知、レジ調整は、トナーを消費し、色重ね調整に時間を要し、生産性を低下させることから、実施頻度は低いことが望ましい。
画像形成装置100では、露光ユニット11とベルト31の相対的な位置関係を検知するため、2つの露光ユニット11Yと11BKには、例えば、LEDで構成されたレーザ照射部61Y、61BKが設けられている。詳細については後述するが、レーザ照射部61Y、61BKからのレーザ光70Y、70BKは、それぞれ、ベルト31の幅方向の端部(以下、「ベルト31の端部」と略記する)に当接したエッジセンサ71Y、71BKで検知される。そして、検知結果に基づいて、駆動ローラ32、従動ローラ33を揺動させることにより、ベルト31の搬送方向が制御され、その結果、ベルト31の端部の寄り量、蛇行量を小さくすることができる。
ところで、露光ユニット11の温度が変動すると、露光ユニット内の光学素子群17の熱変形等により、レーザ光16による感光ドラム12への走査線が変形する。走査線が変形した結果、主走査方向の倍率ずれ、シフト(左右方向のずれ)、副走査方向のシフト(感光ドラムの回転方向のずれ)、傾き、湾曲(ラインの曲がり)が現れる。即ち、各露光ユニット11に温度差があると、走査線が変形し、色ずれが発生することになる。そのため、本実施例の画像形成装置100では、露光ユニット11が設置された空間は、不図示の温度調整手段により適切に温度管理が行われ、光学素子群17の熱変形等により走査線が変形し、色ずれが発生しないように、温度差が小さく保たれている。
[露光ユニットの位置検知]
次に、本実施例における露光ユニット11とベルト31の相対的な位置関係を検知する方法について、詳細に説明する。図2は露光ユニット、ベルトユニット近傍の構成を示した図である。図2(a)は、ベルト31の搬送方向上流側から見た図である。図2(b)は、レーザ照射部61Y(61BK)を有する露光ユニット11Y(11BK)をベルト31の幅方向(図2(a)右方向)から見た図であり、ベルト31上の矢印はベルトの搬送方向を、感光ドラム12内の矢印は回転方向を示している。図2(c)は、露光ユニット11、ベルトユニットを画像形成装置100の上部方向から見た上面図である。なお、以下の説明は、イエローの露光ユニット11Yに設けられたレーザ照射部61Yについて行う。ブラックの露光ユニット11BKに設けられたレーザ照射部61BKも同一構成なので、以下では、括弧内に対応する符号を記載するものとする。
図2(a)に示すように、レーザ照射部61Y(61BK)は、露光ユニット11Y(11BK)に固定され、ベルト31に対して垂直方向に、スポット状のレーザ光70Y(70BK)を照射する。レーザ光70Y(70BK)は、平行光、又はラインセンサ72Y(72BK)上に集光するように設計され、スポット径はφ10〜20μm程度となる。
エッジセンサ71Y(71BK)は、ラインセンサ72Y(72BK)、センサステー73Y(73BK)、一軸ガイド74Y(74BK)から構成されている。センサステー73Y(73BK)は、ラインセンサ72Y(72BK)を支持する支持部である。更に、センサステー73Y(73BK)は、ベルトフレーム101に支持された一軸ガイド74Y(74BK)によって、ベルト31に押し当てられることにより、ベルト31の端部の動きに追従する。
ラインセンサ72Y(72BK)は、レーザ光70Y(70BK)の受光素子の並び方向が、ベルト31の幅方向とほぼ平行になるように、センサステー73Y(73BK)上部に固定され、レーザ光70Y(70BK)を受光する。ラインセンサ72Y(72BK)は、直線状に一列に並んだ受光素子(フォトダイオード)から、レーザ光70Y(70BK)の受光量に応じた電荷を、CCD方式やCMOS方式によって読み出す。受光素子のピッチは数μm〜5μm程度、受光素子数は5000〜7500個程度であり、ベルト31の端部に設けられた、ラインセンサ72Y(72BK)のレーザ光70Y(70BK)の検知可能範囲は、概ねピッチ数×受光素子数となる。
本実施例では、露光ユニット11Y、11BKに設けられた、2箇所のレーザ照射部61Y、61BKから照射されたレーザ光70Y、70BKを、ラインセンサ72Y、72BKがそれぞれ検知し、スポット中心位置を算出する。算出されたスポット中心位置の位置情報は、露光ユニットに設けられたレーザ照射部の、ベルト31の端部からの距離を示している。算出された2点のスポット中心位置を結んだ、ベルト31の搬送方向を示す直線DB(図2(c)破線)と、露光ユニットが一列に並んでいる方向(以下、「露光ユニット並び方向」と略記する)を示す直線DE(図2(c)実線)が平行であれば、色ずれは生じない。逆に、直線DBと直線DEが平行でなければ、主走査方向のシフトが生じ、その結果、ベルト31上に形成された画像に色ずれが生じる。そのため、ベルト31の搬送方向を示す直線DBが、露光ユニット並び方向を示す直線DEに対して平行になるように、ベルト31の搬送方向が制御される。
従って、2箇所のレーザ照射位置は、できるだけ離れている方がよいので、露光ユニット並びの両端に相当する、イエローの露光ユニット11Yと、ブラックの露光ユニット11BKに、レーザ照射部61Y、61BKを設けている。更に、レーザ照射位置は2箇所以上あればよいので、例えば各露光ユニットにレーザ照射部を設けてもよい。その場合は、各レーザ照射位置からの距離の二乗和が最小となるように定義された直線を、露光ユニット並び方向を示す直線DEとすればよい。
また、本実施例では、レーザ照射部61Y(61BK)を露光ユニット11Y(11BK)に、ラインセンサ72Y(72BK)をベルトユニット側に設置している。これとは逆に、レーザ照射部61Y(61BK)をセンサステー73Y(73BK)上に設け、ラインセンサ72Y(72BK)を露光ユニット11Y(11BK)上に設けても、同様の効果が得られる。更に、本実施例では、レーザ照射部61Y(61BK)を露光ユニット11Y(11BK)に設けている。要求される精度の許容範囲内であれば、レーザ照射部61Y(61BK)を露光ユニット11Y(11BK)から離しても良く、例えば露光ユニット11Y(11BK)が設置された本体フレームの露光ユニット近傍に設置してもよい。
なお、本実施例の画像形成装置100では、前述したように、露光ユニット11が設置された空間は、不図示の温度調整手段によって、適切に温度管理されている。これにより、本実施例においては、露光ユニット11が設置されている本体フレームは、温度変動により伸び縮みしないものとする。また、各露光ユニット11は、温度変動等の経時的な外乱の影響を受けにくいため、各露光ユニット間の相対位置関係が大きくずれることはなく、露光ユニットの並び方向は、直線上に整列されているものとする。
[ベルト制御系の概要]
図3は、ベルト31の搬送方向を制御する制御系の構成を概略的に示すブロック図である。図3の制御部81は、画像形成装置100全体の制御を行う。メモリ82は、不図示のROMとRAMを有しており、ROMには、制御部81が実行する制御プログラムやデータが保持され、RAMは、制御部81が実行する制御プログラムが一時的に情報を保持するために使用される。
レーザ照射部61Y、61BKから照射されたレーザ光70Y、70BKは、ラインセンサY(以下、ラインセンサ72Yとする)、ラインセンサBK(以下、ラインセンサ72BKとする)により受光される。ラインセンサ72Y、ラインセンサ72BKは、受光素子から読み出した受光量に応じた電荷データを制御部81に出力する。制御部81は、ラインセンサ72Y、72BKから出力されたデータに基づいて、ラインセンサ72Y、72BK上のレーザ光70Y、70BKのスポット中心位置を算出し、メモリ82のRAMにレーザ光70Y、70BKのスポット中心位置データを保存する。
フォトセンサR(「フォトセンサ51」ともいう)、フォトセンサL(「フォトセンサ52」ともいう)は、色ずれ量を検知するためにベルト31上の搬送方向の右側、左側に形成されたトナーパターンを読み取り、読み取ったデータは制御部81に出力される。
制御部81は、フォトセンサ51、52から出力されたデータに所定の処理を行う。そして、制御部81は、各色の色ずれデータを、感光ドラムにおける主走査方向の倍率ずれ、シフト(左右のずれ)、副走査方向のシフト(感光ドラムの回転方向のずれ)、傾きに分解して、メモリ82のRAMに保存する。
制御部81は、メモリ82のRAMに保存されたデータから、露光ユニット11Y、11BKの並び方向を基準に、ベルト31の寄り量(ベルト幅方向の変位量)、蛇行量(ベルトの搬送方向に対する、ベルト端部の傾き)を算出する。そして、制御部81は、算出された寄り量、蛇行量を小さくするために、図2(c)に示すステアリングモータU36、ステアリングモータD37の駆動量を算出し、モータドライバU83、モータドライバD84に出力する。モータドライバU83、モータドライバD84は、制御部81から出力されたステアリングモータの駆動量に基づいて、ステアリングモータU36、ステアリングモータD37を駆動する。これにより、駆動ローラ32、従動ローラ33の回転軸は、図9(d)のように、ベルト31の搬送方向に直交する上下方向に傾けられ(揺動され)、ベルト31の搬送方向を調整することができる。
[ベルトの搬送方向の制御]
図4は、ベルトの搬送方向を制御する制御シーケンスを示すフローチャートである。図4に示す処理は、メモリ82のROMに格納された制御プログラムに基づいて、制御部81により実行され、以降のフローチャートの処理も、同様に制御部81により実行される。
まず、ステップ1(以下、S1のように記す)では、画像形成装置100の電源がオンされると、制御部81が起動され、各種エラーチェック等の所定の初期化処理を行う。次に、S2では、制御部81は、各露光ユニットに対するレジ検知及びレジ調整(主走査方向のシフト調整を除く)と、主走査方向のシフト調整のために、露光ユニット並び方向DEに対するベルト31の搬送方向DBの傾き量の算出を行う。そして、制御部81は、露光ユニット並び方向DEとベルト31の搬送方向DBが平行となるように、露光ユニットのベルト31に対する目標位置を算出する初期ベルト傾き検知処理を行う。更に、制御部81は、色ずれ調整要求のタイミングを判断するために、タイマをスタートさせると共に、印刷枚数をカウントするカウンタをリセットする。
S3では、制御部81は、印刷要求があるかどうかを判断し、あればS4に進み、なければS3の処理を繰り返す。S4では、制御部81は、露光ユニットのベルト31に対する位置が、S2で算出した目標位置から所定の誤差範囲以内に入るように、ベルト傾き補正処理を行う。S5では、制御部81は、前述した画像形成部による印刷処理を行い、印刷枚数をカウントするカウンタを更新する。S6では、制御部81は、タイマのタイマ値を読み出し、前回の色ずれ調整から所定の時間が経過したかどうか判断すると共に、前回の色ずれ調整から所定枚数分の印刷が行われたかどうか判断する。制御部81は、所定の時間の経過、又は所定枚数分の印刷実行により、色ずれ調整を行う必要があればS2に戻り、必要がなければS7に進む。S7では、制御部81は、画像形成装置100の停止要求があるかどうか判断し、なければS3に戻り、あれば、全ての処理を停止する。
[ベルトの傾き検知]
図5(a)は、図4のS2において実行される、初期ベルト傾き検知処理の詳細な制御シーケンスを示すフローチャートである。図5(a)では、ベルト31の傾き調整によって調整が可能な主走査方向のシフト量調整を除いたレジ調整は、S14で行う。そして、図5(a)では、ベルト31の傾き検知のみを行い、ベルト31の傾き調整は、図5(b)の処理で行われる。図5(a)のS15において、ベルト31の傾きを検知するために、ラインセンサ72Y、72BKにおいて検知されたレーザ光の検知位置を用いていない。その理由は、ラインセンサ72Y、及びラインセンサ72BKの基準位置(端部の位置)が必ずしも一致しておらず、更に、ベルト31の同じ端部位置で検知が行われるとは限らず、ベルト幅が異なるとずれが生じる。その結果、ラインセンサの検知位置に基づいてベルト31の傾きの有無を判断すると、露光ユニット並び方向とベルト31の搬送方向とが平行とはなっていない場合がある。そのため、後述するS15の処理においては、ベルト31の傾きの有無を判断するのに、トナーパターンに基づいた主走査方向のシフト量の有無を用いている。
S11では、制御部81は、画像形成部を制御して、色ずれ検知用のイエローのトナーパターンをベルト31上に形成すると共に、露光ユニット11Yに設けられたレーザ照射部61Yを制御して、ラインセンサ72Yにレーザ光70Yを照射する。そして、制御部81は、ラインセンサ72Yが検知したレーザ光70Yの検知位置Y0を、メモリ82のRAMに保存する。
S12では、制御部81は、画像形成部を制御して、色ずれ検知用のマゼンタのトナーパターン、シアンのトナーパターンを順次、ベルト31上に形成する。S12の処理は、画像形成装置の設置直後で、露光ユニットが一直線上に並んでいない可能性が高い場合や、露光ユニットが交換された直後には実行され、それ以外の場合には、省略することができる。
S13では、制御部81は、画像形成部を制御して、色ずれ検知用のブラックのトナーパターンをベルト31上に形成すると共に、露光ユニット11BKに設けられたレーザ照射部61BKを制御して、ラインセンサ72BKにレーザ光70BKを照射する。そして、制御部81は、ラインセンサ72BKが検知したレーザ光70BKの検知位置BK0を、メモリ82のRAMに保存する。
S14では、ベルトの搬送方向最下流に設置されたフォトセンサ51、52により、ベルト31上に形成されたトナーパターンが読み取られ、制御部81は、読み取りデータをフォトセンサ51、52より受信する。制御部81は、フォトセンサ51、52から出力されたデータに所定の処理を行い、各色の色ずれデータを主走査方向の倍率ずれ、シフト(左右のずれ)、副走査方向のシフト(上下のずれ)、傾きに分解して、メモリ82のRAMに保存する。また、ベルト31の搬送方向の調整では調整ができない主走査方向の倍率ずれや、副走査方向のシフト、傾きについては、制御部81は、検知された色ずれデータに基づいて、露光ユニットの露光タイミングの調整等により、例えば公知の色ずれ調整処理を行う。
S15では、制御部81は、メモリ82のRAMに保存された色ずれデータを読み出し、検知された主走査方向のシフト量が所定の誤差範囲以内かどうかを判断する。そして、制御部81は、所定の誤差範囲以内であれば、メモリ82のRAMに保存されたレーザ光の検知位置Y0、BK0に対するレーザ光検知位置の補正量ΔY、ΔBKを0とし、S16に進む。逆に、主走査方向のシフト量が所定の誤差範囲より大きければ、制御部81は、露光ユニット並び方向に対する、ベルト31の搬送方向の傾き量θを算出する。傾き量θは、レーザ照射部61Y、61BK間の距離であるL(図2(c))を用いて、算出式θ=主走査方向のシフト量/Lにより、算出することができる。そして、算出された傾き量θを0にする、即ち、ベルト31の搬送方向DBを露光ユニット並び方向DEと平行にすることにより、主走査方向のシフト量が0となり、主走査方向のシフトによるベルト31上の色ずれが解消できる。そのため、制御部81は、ベルト31の搬送方向DBを露光ユニット並び方向DEと平行にするよう、メモリ82のRAMに保存されたレーザ光の検知位置Y0、BK0に対するレーザ光検知位置の補正量ΔY、ΔBKを算出する。主走査方向のシフト量はL×tanθにより求められるので、補正量ΔY、ΔBKの決め方としては、例えば、ΔYを0にし、ΔBK=L×tanθとしてもよいし、ΔBKを0にして、ΔY=−L×tanθとしてもよい。また、ラインセンサ72Y、72BKの中心付近がレーザ光70Y、70BKの検知位置となるように、レーザ光Yの検知位置がラインセンサ72Yの中心からαだけずれていた場合には、ΔY=−α、ΔBK=−α+L×tanθとしてもよい。なお、補正量において、L×tanθは、主走査方向のシフト量と同じ値であるため、L×tanθの代わりに、主走査方向のシフト量を用いてもよい。また、補正量ΔY、ΔBKの符号(+の符号又は−の符号)については、露光ユニット並び方向DEと平行にするため、ベルト31の搬送方向DBを調整しようとする方向(右側、左側)により決定される。
S16では、制御部81は、S11においてラインセンサ72Yが検知したレーザ光70Yの検知位置Y0に、S15で算出した補正量ΔYを加え、ラインセンサ72Yにおけるレーザ光検知の目標位置Y0として、メモリ82のRAMに保存する。同様に、制御部81は、S14においてラインセンサ72BKが検知したレーザ光70BKの検知位置BK0に、S15で算出した補正量ΔBKを加え、ラインセンサ72BKにおけるレーザ光検知の目標位置BK0として、メモリ82のRAMに保存する。
[ベルトの傾き補正]
図5(b)は、図4のS4において実行される、ベルト傾き補正処理の詳細な制御シーケンスを示すフローチャートである。S21では、制御部81は、露光ユニット11Yに設けられたレーザ照射部61Yを制御して、ラインセンサ72Yにレーザ光70Yを照射する。そして、制御部81は、ラインセンサ72Yが検知したレーザ光70Yの検知位置Y1(ベルト31の端部からの位置)を、メモリ82のRAMに保存する。
ラインセンサがレーザ光の検知を行う際のベルト31の搬送方向における位置は、図4のS2において、初期ベルト傾き検知処理を行った際の同じ位置でもよいし、任意の位置でもよい。ベルト31の幅は、製造時の加工精度によりベルト31全体で必ずしも同じであるとは限らず、ラインセンサ72Y、72BKが、それぞれベルト31の異なる検知位置でレーザ光の検知を行った場合に、検知位置におけるベルト幅が異なることがある。その結果、ベルト31の搬送方向と露光ユニット並び方向が平行であっても、ラインセンサ72Y、72BKが検知したレーザ光の検知位置、即ち、ベルト31の端部からの距離が異なると、ベルト31が傾いていると誤検知される可能性がある。そのため、ラインセンサ72Y、72BKそれぞれにおいて、レーザ光の検知を行う際のベルト31の搬送方向の検知位置は、ほぼ同じ位置である必要がある。なお、ベルト31上の幅方向の位置検知を行う搬送方向のスタート位置を決めて、ベルト31の端部の位置をベルト1周分検知し、メモリ82に記憶しておけば、ベルトの搬送方向の任意の位置で、ベルトの幅方向の位置制御をすることは可能である。
S22では、制御部81は、S21でラインセンサ72Yが検知したレーザ光70Yの検知位置Y1が図5(a)のS16で算出した目標位置Y0に一致するよう、2つの位置Y0、Y1のずれ量、揺動方向を算出し、ステアリングモータU36の駆動量を算出する。そして、制御部81は、駆動ローラ32の揺動量を示すステアリングモータU36の駆動量を用いて、モータドライバU83を介して、ステアリングモータU36を駆動することで、駆動ローラ32を揺動し、ベルト31の搬送方向上流側の端部位置の補正を行う。
S23では、制御部81は、露光ユニット11BKに設けられたレーザ照射部61BKを制御して、ラインセンサ72BKにレーザ光70BKを照射する。そして、制御部81は、ラインセンサ72BKが検知したレーザ光70BKの検知位置(ベルト31の端部からの位置)をBK1として、メモリ82のRAMに保存する。
S24では、制御部81は、ラインセンサ72BKが検知したレーザ光70BKの検知位置BK1が、S16で算出した目標位置BK0に一致するよう、2つの位置BK0、BK1のずれ量、揺動方向を算出し、ステアリングモータD37の駆動量を算出する。そして、制御部81は、従動ローラ33の揺動量を示すステアリングモータD37の駆動量を用いて、モータドライバD84を介して、ステアリングモータD37を駆動することで、従動ローラ33を揺動し、ベルト31の搬送方向下流側の端部位置の補正を行う。
S25では、制御部81は、S21で検知したレーザ光70Yの検知位置Y1と、図5(a)のS16で算出したレーザ光70Yの目標位置Y0との差分が所定の規定値よりも大きいかどうかを判断する。制御部81は、2つの検知位置Y1、Y0の差分が所定の規定値よりも大きければS21に戻り、所定の規定値以下であればS26に進む。
S26では、制御部81は、S23で検知したレーザ光70BKの検知位置BK1と、図5(a)のS16で算出したレーザ光70BKの目標位置BK0との差分が所定の規定値よりも大きいかどうかを判断する。2つの検知位置BK1、BK0の差分が所定の規定値よりも大きければS23に戻り、所定の規定値以下であれば処理を終了する。
以上説明したように、本実施例によれば、ベルトフレームや本体フレームが変形し、その変形量が経時的に変化しても、露光ユニット並び方向とベルトの搬送方向との傾きによる色ずれを低減することができる。これにより、本実施例は、各色の画像が主走査方向にシフトすることにより発生する色ずれを低減させる効果がある。また、露光ユニット並び方向を基準に、ベルトの搬送方向を調整し、ベルトの寄り、蛇行に起因する色ずれを小さくできるので、定期的に行われるトナーパターンによるレジ検知、レジ調整の頻度を低減できるという効果もある。更に、露光ユニット並び方向を基準にベルトの搬送方向を制御するので、本体フレームのねじれ剛性を過度に高くする必要がなく、画像形成装置の重量を軽減できるという効果もある。
本実施例では、ベルトの傾き制御は、ステアリングローラである駆動ローラと従動ローラにより行われる。露光ユニット並び方向とベルトの搬送方向との傾きによって発生する副走査方向の傾きが許容され、主走査方向のシフトのみを補正する場合には、ステアリングローラによるベルトの搬送方向の制御でなく、露光ユニットの書き出しタイミング調整で対応してもよい。
また、本実施例では、トナー色毎に独立した露光ユニットを採用した画像形成装置の場合について説明しているが、2色が1つの露光ユニット、あるいは全色とも1つの露光ユニットに収められている画像形成装置の場合についても適用できる。この場合、露光ユニットとベルトの相対的な位置関係を検知するため、2色が1つの露光ユニットの場合には、露光ユニットに少なくとも1つ以上、全色が1つの露光ユニットの場合には少なくとも2つ以上のレーザ照射部が設けられる。更に、本実施例では、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順に、ベルト31上に色重ねを行っているが、色の順序は、これに限られたものではなく、各色の並びは、自由に設定することができる。
実施例1においては、レーザ照射部はスポット状のレーザ光を照射し、ラインセンサは、照射されたレーザ光のスポット中心位置を検知していた。本実施例は、レーザ照射部はシート状(帯状)のレーザ光を照射し、ラインセンサは検知されたレーザ光の幅を検知する点が、実施例1とは異なる。なお、図6で説明するレーザ照射部やラインセンサの構成を除き、その他の画像形成装置の構成は、実施例1と同様なので、説明を省略する。
[露光ユニットの位置検知]
図6は、本実施例の露光ユニット11、ベルトユニット近傍の構成を、ベルト31の搬送方向上流側から見た図である。図6は、本実施例の特徴的な構成を示すためのものであり、感光ドラム12Y、12BK等は省略されている。図6に示すように、露光ユニット11Y(11BK)の位置検知手段は、シート状のレーザ光75Y(75BK)を照射可能なレーザ照射部62Y(62BK)とラインセンサ76Y(76BK)で構成されている。レーザ照射部62Y(62BK)は、照射するレーザ光75Y(75BK)の広がり方向(ベルト31の幅方向)の半分程度がベルト31に遮断されるように、露光ユニット11Y(11BK)に設置されている。ラインセンサ76Y(76BK)は、レーザ照射部62Y(62BK)に対向するように、ベルトフレーム101上に設置され、ベルト31に遮られずに通過したシート状のレーザ光75Y(75BK)を検知する。
ラインセンサ76Y(76BK)に検知されたシート状のレーザ光75Y(75BK)の両端の位置のうち、ベルト31のエッジ(端部)側に相当する位置をC、反対側の位置をSとする。位置Cと位置S間の距離は、図6より、露光ユニット11Y(11BK)に設けられたレーザ照射部62Y(62BK)の、ベルト31の端部からの距離を示していることが分かる。従って、位置Cと位置S間の距離がレーザ照射部62Y、62BKにおいて同じであれば、露光ユニット並び方向とベルト31の搬送方向は平行であるといえる。逆に、レーザ照射部62Y、62BKにおける位置Cと位置S間の距離が異なれば、露光ユニット並び方向とベルト31の搬送方向が平行ではないことが分かる。
そして、実施例1で説明した図5(a)、(b)のフローチャートにおいて、ラインセンサが検知したレーザ光の検知位置を以下のように読み替えることにより、図5(a)、(b)に記載された制御シーケンスを実施例2でも、そのまま適用することができる。即ち、図5(a)のS11のレーザ光70Yの検知位置であるY0をシート状のレーザ光75Yの検知位置であるSY0、CY0の差分から算出されるレーザ光の幅(SY0−CY0)に置き換える。同様にして、図5(a)のS13のレーザ光70BKの検知位置であるBK0を、シート状のレーザ光75BKの検知位置であるSBK0、CBK0の差分から算出されるレーザ光の幅(SBK0−CBK0)に置き換える。これにより、図5(a)のS15では、ベルト31の傾き量θは、レーザ照射部62Y、62BK間の距離であるL(図2(c))を用いて、算出式θ=((|SBK0−CBK0|−|SY0−CY0|)/L)により算出することができる。更に、(|SBK0−CBK0|−|SY0−CY0|)の差分の符号が正であれば、ベルト31は搬送方向の右側に傾いていることが分かり、差分の符号が負であれば、ベルト31は搬送方向の左側に傾いていることが分かる。なお、主走査方向のシフト量はL×tanθで算出することができるが、主走査方向のシフト量として、(|SBK0−CBK0|−|SY0−CY0|)を用いてもよい。そして、算出された主走査方向のシフト量に基づいて、制御部81は、実施例1で説明した方法により、露光ユニット並びに対するベルト31の傾きを0にする傾き補正量を算出することができる。S16では、制御部81は、求められた傾き補正量を加えたラインセンサ76Y、76BKにおけるレーザ光検知の目標位置(レーザ光の目標幅(位置Cと位置S間の距離))を算出する。
また、図5(b)についても同様に、S21のレーザ光70Yの検知位置であるY1をシート状のレーザ光75Yの検知位置であるSY1、CY1の差分から算出されるレーザ光の幅(SY1−CY1)に置き換える。更に、図5(b)のS23のレーザ光70BKの検知位置であるBK1は、シート状のレーザ光75BKの検知位置であるSBK1、CBK1の差分から算出されるレーザ光の幅(SBK1−CBK1)に置き換える。これらの置き換えにより、実施例1同様に、制御部81は、駆動ローラ32、従動ローラ33の駆動制御(揺動制御)により、ベルト31の傾き補正を行うことができる。
以上説明したように、本実施例によれば、ベルトフレームや本体フレームが変形し、その変形量が経時的に変化しても、露光ユニット並び方向とベルトの搬送方向との傾きによる色ずれを低減することができる。特に、本実施例によれば、実施例1におけるラインセンサ72Y、72BKをベルト31の端部に当接して移動する機構(センサステー73Y、73BK、一軸ガイド74Y、74BK)を削除することができる。また、本実施例では、レーザ照射部を露光ユニットに、ラインセンサをベルトフレーム上に設置しているが、ベルトフレーム上にレーザ照射部を設け、露光ユニット上にラインセンサを設けても、同様の効果が得られる。
実施例1におけるレーザ照射部61Y、61BK、実施例2におけるレーザ照射部62Y、62BKは、独立した装置として、露光ユニット11Y、11BKの外部に取り付けられ、内部にレーザ光源を備えている。本実施例では、露光ユニット11(Y、BKの添え字は省略する)から感光ドラム12を露光するレーザ光16の一部を取り出して、レーザ照射部として用いる点が、実施例1、2とは異なる。なお、図7で説明する露光ユニットを用いたレーザ照射部の構成を除き、その他の画像形成装置の構成は、実施例1と同様なので説明を省略する。
[露光ユニットの位置検知]
図7(a)、(b)は、実施例1で使用された露光ユニット11、レーザ照射部61の代替となる露光ユニット18を示す図である。図7(a)は、露光ユニット18を画像形成装置100の上部方向から見た上面図であり、図7(b)は、ベルト31の搬送方向上流側から見た図である。
図7(a)、(b)において、レーザ光源90から照射されたレーザ光16は、回転する回転多面鏡91によって反射走査された後、光学素子群92を通過し、ミラー93で反射され、感光ドラム12上を図7(b)の矢印方向に走査露光する。レーザ光16の一部は、ミラー94で反射され、走査露光光の書き出し位置を揃えるために用いられるレーザ検知センサ95に入射する。更に、レーザ光16の一部は、ミラー94、96に反射され、光学系97を通過した後、ミラー98で反射され、露光ユニット18の、ベルト31の端部からの位置検知のためのレーザ照射部のレーザ光70として使用される。ラインセンサは、実施例1において説明した構成のものをそのまま使用することができ、更に、ベルト31の傾き検知や傾き補正処理は、実施例1の図5(a)、(b)に記載された制御シーケンスを、本実施例においても、そのまま適用することができる。
次に、図7(c)〜(e)は、実施例2に使用された露光ユニット11、レーザ照射部62の代替となる露光ユニット19を示す図である。図7(c)は、露光ユニット19を画像形成装置100の上部方向から見た上面図、図7(d)は、露光ユニット19をベルト31の搬送方向上流側から見た図、図7(e)は、露光ユニット19をベルト31の幅方向から見た図である。レーザ光16の一部は、シート状に切り出され、ミラー94、96に反射され、光学系97を通過した後、ミラー群99に反射され、露光ユニット19の、ベルト31の端部からの位置検知のためのレーザ照射部のレーザ光75として使用される。ラインセンサは、実施例2において説明した構成のものがそのまま使用することができる。更に、ベルト31の傾き検知や傾き補正処理は、実施例1の図5(a)、(b)に記載された制御シーケンスを実施例2と同様に読み替えることにより、本実施例においても、そのまま適用することができる。
以上説明したように、本実施例によれば、ベルトフレームや本体フレームが変形し、その変形量が経時的に変化しても、露光ユニット並び方向とベルトの搬送方向との傾きによる色ずれを低減することができる。特に、本実施例によれば、露光ユニットとベルトの相対的な位置関係を検知するための、露光ユニットと独立したレーザ照射部を、別途設ける必要がない。
前述した実施例1〜3においては、ステアリングローラである駆動ローラ32、従動ローラ33を使用して、ベルト31の傾き補正が行われていた。本実施例では、ベルト31の傾き補正手段として、ステアリングローラを使わず、一軸駆動部を使用している点が、同様の構成のレーザ照射部、ラインセンサを用いた実施例2と異なる点である。なお、図8で説明する構成を除き、その他の画像形成装置の構成は、実施例1と同様なので説明を省略する。
[ベルトの傾き補正]
図8(a)は、本実施例の露光ユニット、ベルトユニット近傍の構成を、ベルト31の搬送方向上流側から見た図である。図8(a)は、本実施例の特徴的な構成を示すためのものであり、感光ドラム12Y、12BK等は省略されている。また、露光ユニット11Y(11BK)の位置検知を行う、シート状のレーザ光75Y(75BK)を照射可能なレーザ照射部62Y(62BK)とラインセンサ76Y(76BK)は、実施例2と同じであり、説明を省略する。図8(a)において、本体フレーム201とベルトユニット外枠202は、位置決めピン229と位置決めブロック203によって連結されている。ベルトフレーム101は、一軸駆動部103Y、103BKによって、ベルトユニット外枠202に連結されている。一軸駆動部103Y、103BKには、例えばエアシリンダ、圧電アクチュエータ等を使用することができる。ベルトフレーム101は、ベルトユニット外枠202上を滑らかに移動できるように、少なくとも3箇所にベアリング機構102を有している。ベルト31は、ステアリング機構を持たない固定ローラのみで構成され、ベルトフレーム101に張架され、一体化されている。制御部81は、ラインセンサ76Y、76BKにて検知されたシート状のレーザ光のエッジ位置S、Cに基づいて、露光ユニット並び方向に対する、ベルト31の搬送方向の傾きを算出する。そして、制御部81は、ベルト31の搬送方向を露光ユニット並び方向と平行にするために必要な一軸駆動部103Y、103BKの駆動量を算出する。そして、ドライバ85は、制御部81から指示された駆動量に基づいて、一軸駆動部103Y、103BKを駆動する。
図8(b)、(c)は、本実施例における露光ユニットの並び方向DEに、ベルト31の搬送方向を示す直線DBを合わせる(平行にする)ように調整している様子を示した図である。図8(b)は、本体フレーム201が、露光ユニットを備えた上部とベルトユニットを備えた下部で、ねじれ変形を起こした様子を示した図である。図8(b)では、ベルトフレーム101とベルトユニット外枠202は平行であるが、本体フレームに連結された露光ユニット11とは、ねじれた位置関係となり、露光ユニット11の並び方向DEに対して、ベルト31の搬送方向DBは傾いている。図8(c)は、一軸駆動部103Y、103BKがベルトフレーム101を駆動した結果、ベルトフレーム101はベルトユニット外枠202に対し傾いているが、ベルト31の搬送方向DBと露光ユニット11の並び方向DEが平行になった様子を示す図である。
以上説明したように、本実施例によれば、ベルトフレームや本体フレームが変形し、その変形量が経時的に変化しても、露光ユニット並び方向とベルトの搬送方向との傾きによる色ずれを低減することができる。特に、本実施例によれば、構成部品の多い、複雑なステアリング機構を使わずに、2つの単純な一軸駆動部によって、ベルトの傾き補正が可能となる。
なお、本実施例のシート状のレーザ光とラインセンサによるベルトの幅方向の端部検知により、1つのラインセンサで2つの位置データ(2つのエッジ位置S、C)を得ることができる。そこで、本実施例にステアリングローラを有するステアリング機構を追加し、ステアリングローラと一軸駆動部を組み合わせることにより、ベルトの搬送方向を制御することができる。即ち、エッジ位置Sのデータに基づいて一軸駆動部を駆動し、エッジ位置Cのデータに基づいて、ステアリングローラの制御をすることにより、ベルトの搬送方向を制御することができる。例えば、本実施例では、本体フレームのねじれ剛性を低く抑えることができるので、その結果、生じる大きなねじれ変形に対しては、一軸駆動部によりステアリング機構の傾き制御範囲内に追い込み、残る傾きについてはステアリング機構で制御することができる。
11Y、11M、11C、11BK 露光ユニット
12Y、12M、12C、12BK 感光ドラム
31 中間転写ベルト
32 駆動ローラ
33 従動ローラ
51、52 フォトセンサ
61Y、61BK レーザ照射部
72Y、72BK ラインセンサ
81 制御部

Claims (8)

  1. 複数の像担持体それぞれに対応して設けられ、前記複数の像担持体それぞれを露光する複数の露光手段と、
    前記複数の露光手段によって露光されることで前記複数の像担持体上に形成された潜像をトナーにより現像し、前記複数の像担持体上に現像されたトナー像を回転軸によって回転駆動される無端状の中間転写体に転写する画像形成手段と、
    前記複数の露光手段及び前記画像形成手段により前記中間転写体に形成されたトナー像を検知する像検知手段と、
    前記複数の露光手段それぞれと前記中間転写体の相対位置を検知する位置検知手段と、
    前記中間転写体の搬送方向を制御するために前記回転軸を揺動させる駆動手段と、
    前記中間転写体の搬送方向と前記複数の露光手段の並び方向との傾きによる前記複数の像担持体上に形成されるトナー像間の前記像担持体上におけるずれが低減するように、前記像検知手段及び前記位置検知手段の検知結果に基づいて前記駆動手段による前記回転軸の揺動量を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記位置検知手段は、前記複数の露光手段の前記中間転写体の幅方向の端部に沿って設けられ、スポット状のレーザ光を照射するレーザ照射手段と、前記レーザ照射手段に対向して設けられ、前記レーザ照射手段からのレーザ光を検知する受光素子が前記中間転写体の幅方向に直線状に配置されたラインセンサと、前記ラインセンサを支持する支持部と、を有し、
    前記支持部は、前記中間転写体の幅方向の端部に当接していることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記位置検知手段は、前記複数の露光手段の前記中間転写体の幅方向の端部に沿って設けられ、シート状のレーザ光を照射するレーザ照射手段と、前記レーザ照射手段に対向して設けられ、前記レーザ照射手段からのシート状のレーザ光を検知する受光素子が前記中間転写体の幅方向に直線状に配置されたラインセンサと、を有し、
    前記レーザ照射手段は、前記中間転写体の幅方向に照射されるシート状のレーザ光の一部が、前記中間転写体の幅方向の端部により遮断されるように、シート状のレーザ光を照射し、
    前記ラインセンサは、前記中間転写体を張架する前記駆動手段を支持するベルトフレームに設けられ、前記レーザ照射手段から照射され、前記中間転写体の幅方向の端部により遮断されなかったシート状のレーザ光を検知することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記複数の露光手段の並び方向に対する前記ベルトフレームの傾きを調整する調整手段を更に有し、
    前記制御手段は、前記像検知手段及び前記ラインセンサの検知結果から、前記複数の露光手段の並び方向に対する前記ベルトフレームの傾き量と、前記ベルトフレームに対する前記中間転写体の幅方向の端部の傾き量を算出し、前記複数の露光手段の並び方向に対する前記ベルトフレームの傾き量に基づいて、前記調整手段を制御し、前記ベルトフレームに対する前記中間転写体の幅方向の端部の傾き量に基づいて、前記駆動手段を制御することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 複数の像担持体それぞれに対応して設けられ、前記複数の像担持体それぞれを露光する複数の露光手段と、
    前記複数の露光手段によって露光されることで前記複数の像担持体上に形成された潜像をトナーにより現像し、前記複数の像担持体上に現像されたトナー像を回転軸によって回転駆動される無端状の中間転写体に転写する画像形成手段と、
    前記複数の露光手段及び前記画像形成手段により前記中間転写体に形成されたトナー像を検知する像検知手段と、
    前記複数の露光手段の前記中間転写体の幅方向の端部に沿って設けられ、前記中間転写体の幅方向に広がるシート状のレーザ光の一部が、前記中間転写体の幅方向の端部により遮断されるように、シート状のレーザ光を照射するレーザ照射手段と、
    前記レーザ照射手段に対向して、張架された前記中間転写体と連結されたベルトフレームに設けられ、前記レーザ照射手段からのシート状のレーザ光を検知する受光素子が前記中間転写体の幅方向に直線状に配置され、前記レーザ照射手段から照射され、前記中間転写体の幅方向の端部により遮断されなかったシート状のレーザ光を検知するラインセンサと、
    前記複数の露光手段の並び方向に対する前記ベルトフレームの傾きを調整するための調整手段と、
    前記中間転写体の搬送方向と前記複数の露光手段の並び方向との傾きによる前記複数の像担持体上に形成されるトナー像間の前記像担持体上におけるずれが低減するように、前記像検知手段及び前記ラインセンサの検知結果に基づいて前記調整手段による前記ベルトフレームの傾き量を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記レーザ照射手段が照射するレーザ光は、前記露光手段のレーザ光源から照射されたレーザ光であることを特徴とする請求項2ないし5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記レーザ照射手段が照射するレーザ光は、前記レーザ照射手段が有する、前記露光手段のレーザ光源とは異なるレーザ光源から照射されたレーザ光であることを特徴とする請求項2ないし5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記像検知手段は、前記中間転写体に形成されたトナーパターンを読み取り、色ずれを検知することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
JP2012027341A 2012-02-10 2012-02-10 画像形成装置 Expired - Fee Related JP5901332B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012027341A JP5901332B2 (ja) 2012-02-10 2012-02-10 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012027341A JP5901332B2 (ja) 2012-02-10 2012-02-10 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013164507A true JP2013164507A (ja) 2013-08-22
JP5901332B2 JP5901332B2 (ja) 2016-04-06

Family

ID=49175887

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012027341A Expired - Fee Related JP5901332B2 (ja) 2012-02-10 2012-02-10 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5901332B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017062420A (ja) * 2015-09-25 2017-03-30 富士ゼロックス株式会社 転写装置及び画像形成装置
WO2019083202A1 (en) * 2017-10-27 2019-05-02 Hp Printing Korea Co., Ltd. BELT DRIVE DEVICE WITH GUIDE ROLLER
WO2019088493A1 (en) * 2017-10-31 2019-05-09 Hp Printing Korea Co., Ltd. Belt driving device with tiltable steering member
JP2020013040A (ja) * 2018-07-20 2020-01-23 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置及び画像形成装置の調整作業支援方法
US10768563B2 (en) 2018-03-05 2020-09-08 Konica Minolta, Inc. Image forming system with strain detection

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH049975A (ja) * 1990-04-27 1992-01-14 Konica Corp 光書込み装置
JPH04181276A (ja) * 1990-11-15 1992-06-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像記録装置
JPH05119574A (ja) * 1991-10-24 1993-05-18 Konica Corp カラー画像形成装置
JP2000089529A (ja) * 1998-09-10 2000-03-31 Minolta Co Ltd 画像形成装置
JP2005138986A (ja) * 2003-11-07 2005-06-02 Canon Inc シート搬送装置及び画像形成装置
JP2008299102A (ja) * 2007-05-31 2008-12-11 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及びプログラム
JP2011033766A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Brother Industries Ltd 画像形成装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH049975A (ja) * 1990-04-27 1992-01-14 Konica Corp 光書込み装置
JPH04181276A (ja) * 1990-11-15 1992-06-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像記録装置
JPH05119574A (ja) * 1991-10-24 1993-05-18 Konica Corp カラー画像形成装置
JP2000089529A (ja) * 1998-09-10 2000-03-31 Minolta Co Ltd 画像形成装置
JP2005138986A (ja) * 2003-11-07 2005-06-02 Canon Inc シート搬送装置及び画像形成装置
JP2008299102A (ja) * 2007-05-31 2008-12-11 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及びプログラム
JP2011033766A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Brother Industries Ltd 画像形成装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017062420A (ja) * 2015-09-25 2017-03-30 富士ゼロックス株式会社 転写装置及び画像形成装置
WO2019083202A1 (en) * 2017-10-27 2019-05-02 Hp Printing Korea Co., Ltd. BELT DRIVE DEVICE WITH GUIDE ROLLER
US11143988B2 (en) 2017-10-27 2021-10-12 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Belt driving device with steering roller
WO2019088493A1 (en) * 2017-10-31 2019-05-09 Hp Printing Korea Co., Ltd. Belt driving device with tiltable steering member
US11169470B2 (en) 2017-10-31 2021-11-09 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Belt driving device with tiltable steering member
US10768563B2 (en) 2018-03-05 2020-09-08 Konica Minolta, Inc. Image forming system with strain detection
JP2020013040A (ja) * 2018-07-20 2020-01-23 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置及び画像形成装置の調整作業支援方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5901332B2 (ja) 2016-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4733437B2 (ja) ベルト走行装置及びこれを用いた画像形成装置
JP2007148113A (ja) 画像形成装置
JP2006187993A (ja) 光量調整装置、色ずれ量検出装置及び画像形成装置
JP4150905B2 (ja) ベルト駆動装置およびそれを用いた画像形成装置
JP5901332B2 (ja) 画像形成装置
JP4311459B2 (ja) カラー画像形成装置
JP2004271746A (ja) 画像形成装置
JP4827939B2 (ja) 画像読取装置及び画像形成装置並びに画像処理装置
JP5151283B2 (ja) 画像形成装置及び位置ずれ補正方法
JP4877371B2 (ja) 画像形成装置
JP5459609B2 (ja) ベルト装置及び画像形成装置
JP5482163B2 (ja) カール補正装置およびこれを備えた画像形成装置
JP2008129485A (ja) 速度制御装置及び画像形成装置
JP2008070801A (ja) 画像形成装置
JP2008107644A (ja) 自動蛇行補正機構及びそれを備えた画像形成装置
JP2012189633A (ja) ベルト搬送装置及び画像形成装置
US8837963B2 (en) Image forming apparatus that forms color images on recording sheet based on image information
JP2001125347A (ja) 画像形成装置におけるプリントヘッド位置調整方法
JP5072080B2 (ja) ベルト駆動装置及び画像形成装置
JP2005309050A (ja) 画像形成装置
JP4738002B2 (ja) 画像形成装置
JP2005338522A (ja) 画像形成装置
JP2008275811A (ja) 画像形成装置及び速度制御装置
JP2008225110A (ja) 画像形成装置
JP6677028B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151201

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160209

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160308

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5901332

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees