JPH049975A

JPH049975A - 光書込み装置

Info

Publication number: JPH049975A
Application number: JP2113824A
Authority: JP
Inventors: Michio Yagi; 八木　道生; Masaru Nagai; 優永井; Takashi Tsutsumi; 堤　敬; Toyoaki Sugaya; 豊明菅谷; Satoru Haneda; 羽根田　哲
Original assignee: Konica Minolta Inc
Current assignee: Konica Minolta Inc
Priority date: 1990-04-27
Filing date: 1990-04-27
Publication date: 1992-01-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は光プリンタ等に使用される光書込み装置に関す
る。

（発明の背景）レーザービームプリンタ等の多色画像を形成可能な画像
形成装置では、一般に、円筒状のドラムの表面に高感度
のセレン・テルル系やセレン砒素系あるいは有機感光体
材料を塗布したものか用いられており、本願出願人は、
多色画像形成に際して上述の感光体ドラムを周回させな
がらその表面に多色の重ね合わせ像を形成し、１回の転
写で転写紙に多色像を形成する方式を開発している（特
願平２−７６９７等）。この感光体上で重ね合わせ像を
形成する方式の装置は、余分な部材を排して装置の小型
化か可能であるという利点かある。

しかしなから、感光体ドラムか円筒状であるため、ドラ
ムか専有する体積が大きく、さらなる小型化を追及した
場合、これかネックとなって小型化に限界がある。

そこで、本願発明者は、円筒状の感光体に代えてベルト
状の感光体を使用して感光体の縦方向の幅を抑える技術
を開発し、小型化を推進している。

（発明が解決しようとする課題）ベルト状の感光体を用いる技術について本願発明者かさ
らに検討した結果、以下の問題点が明らかとなった。

（１）多色画像を形成するために多重書込みする場合（
感光体上に各色の像を重ね合わせて書込む場合）等にお
いて、感光体の位置すれにより書込み位置のずれか生じ
、主走査方向（書込みビームのライン走査方向）の色す
れや解像度の低下等か生じることがある。これは、ベル
トを別体のロラて駆動するために、すべり等によって相
対的な位置すれが生し易いためである。

（２）上述の問題点を解決するためには機械的な精度を
向上させることが必要であるが、これのみて十分な対策
とするのは困難であり、高精度部品を使用することによ
るコストアップも問題となりζ機械的な対策だけでは限
界がある。

本発明は上述した問題点に鑑みてなされたものであり、
その目的は、多重書込みを行う際、感光体の主走査方向
の位置ずれを厳しく規制することなく書込み位置のずれ
を防止し、主走査方向の色ずれや解像度の低下を防止す
ることにある。また、他の目的は、装置の複雑化を極力
抑制しつつ上述の目的を達成することにある。

（課題を解決するための手段）本発明では、感光体の位置ずれを検出し、この検出結果
に基づいて、位置ずれに対応させて光書込み位置を補正
するようにする。

感光体位置検出手段としては、ＬＥＤ等の非走査型の光
源とＣＣＤ等のアレイ状の位置検出光センサを用いるも
のや、ＬＥＤアレイ等の走査型の光源とフォトトランジ
スタ等の非アレイ状の光センサを用いるものか考えられ
る。

本発明はベルト状またはシート状の感光体を使用する装
置に適用するのか好適であるか、円筒状の感光体を使用
したものにも適用可能である。

書込み位置の補正は、１ラインの書込みことに毎回行う
場合や、１画像の書込みに対して１回または複数回、も
しくは複数の画像の書込みに対し１回適宜行う場合が考
えられる。

感光体の位置検出用光センサの光源として、画像書込み
用の光源を兼用することにより、フォトトランジスタ等
の受光素子を追加するたけて簡便に低コストで感光体位
置を検出できるようになる。

書込みおよび感光体位置検出光源として、レーサー等の
点状光源とポリゴンミラー等の光学的機械的光走査手段
を用いることか考えられる。

この場合、書込み開始タイミングを検出するインデック
スセンサの役割も受光素子にもたせることにより、この
インデックスセンサが不要となり、部品点数の増大を防
止できる。

また、書込み光源としてＬＥＤアレイや液晶アレイ等の
アレイ状光源を用い、その１部または全部を走査し、順
次点灯させることにより感光体位置を検出するようにし
てもよい。

（作用）ベルト状やシート状の感光体において主走査方向に変動
が生しても、光書込み位置がこの変動に自動的に追従し
て変化するため、書込み位置のずれが生じない。

（実施例）次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

本発明が適用される光プリンタの全体構成の一例第９図
に示されるように、光プリンタ３０は、ペーパーカセッ
ト３１を前面から装着するフロントローディング方式な
らびに支点４５を中心にして現像部等の上部を右斜め上
に開放てきるクラムシェル方式を採用している。

合成樹脂からなるヘルド４の表面には感光体が塗布され
ており、この感光体ベルト４はローラ１３ａ、１３ｂに
よって駆動される。感光体ベルト４の下面に臨んで各色
の現像器３２．３３，３４．３５および帯電極４１か配
置され、一方、感光体ベルト４の左側には転写極４２か
、上部にはトナーホックス４６か配置されている。

本発明の対象となる光書込み系は、レーサー光源１と、
ｆ・θレンズ３６と、反射ミラー３７，３８．３９と、
シリンドリカルレンズ４０とを有している。

ペーパーカセット３１から給送された転写紙はベルト感
光体４上の像を転写された後、定着部４３て定着処理が
なされ、排紙ローラ４４を介して排出されるようになっ
ている。

実施例１第１−図は本発明の光書込み装置の第１の実施例の構成
を示す図、第２図は第１図のＡ−Ａ線に沿う部分断面図
である。これらの図において、第９図と同等もしくは相
当する部分には同一の符号を付しである。また、第９図
の反射ミラー３７，３８．３９は第１図ではミラー３と
して総括的に示してあり、ｆ・θレンズ３６やシリンド
リカルレンズ４０も省略しである。この簡略化は以下に
説明する図面に共通している。

一般の書込み動作の概略レーザー光源１から出射された光は等速回転するポリゴ
ンミラー２の一つの面で反射して感光体ベルト４上に導
かれる。インデックスセンサ６にレーザービームが達し
てから所定時間の後に書込みか開始される。このとき、
ポリゴンミラー２の反射光はミラー３で下方に反射して
感光体ベルト４上を順次に走査する。

書込み位置の補正動作感光体位置の検出は、ＬＥＤ１４とアレイ状の感光体位
置検出センサ（ＣＣＤ）１５によってなされる。こ０Ｌ
ＥＤ１４と、感光体ヘルド４と、感光体位置検出センサ
１５の縦方向の位置関係は第２図のようになっており、
センサ１５の光を検知するセルとしないセルとの境界を
判定することにより感光体ベルト４の主走査方向の位置
を検知することができ、この判断は感光体位置検出手段
５が行う。

書込みタイミング決定手段７は、感光体位置検出手段５
からの位置検出信号ＰＳとインデックスセンサ６からの
インデックス信号（書込み先頭を決める基準となる信号
）　ＩＤを受け、書込み開始タイミングを調整し、これ
により感光体ベルト４の位置ずれに対応した書込み位置
の補正を行う。この書込みタイミングの調整は、アント
回路９に供給するライトイネーブル信号ＥＮをオンする
ことによって行われる。すなわち、このライトイネーブ
ル信号ＥＮかオンすると、クロック発生回路８から供給
される動作クロックがアドレスカウンタ１０に供給され
て、画像データの読出し主走査方向アドレスが順次にイ
ンクリメントされ、更新されていく。

これにより、画像メモリ（ＤＲＡＭ構成）１１の指定さ
れたアドレスのメモリセルからデータが読出され、駆動
回路１２に入力データＤＩＮとして供給され、駆動出力
信号ＤＭ　　によってレーサー光源１が駆動される。

レーザー光の走査が１回終了する毎に、書込み制御部４
７はカウンタ１０をクリアするとともに、画像メモリ１
１の読出し副走査アドレスをインクリメントする。

この書込み位置の補正は１ラインの書込み毎に毎回行う
のか望ましく、この場合は、処理の高速性が要求された
めに、書込みタイミング決定手段７は専用のハードウェ
アにより構築される。たたし、補正は１画像の書込みに
対して１回または複数回、もしくは複数の画像の書込み
に対して１回行うこともできる。これらの場合には、コ
ンピュータのソフトウェアによる制御によって処理を行
える。この場合には、書込みタイミング決定手段７は、
ハードウェアがソフトウェアに従って動作する結果とし
て構築される機能ブロックにより実現される。

実施例２第３図は本発明の光書込み装置の第２の実施例の構成を
示す図、第４図は第３図のＢ−Ｂ線に沿う部分断面図で
ある。

本実施例の特徴は、書込み光源としてアレイ状光源（Ｌ
ＥＤアレイ）１６を使用していること、感光体位置検出
手段として走査型光源（ＬＥＤアレイ）１８と非アレイ
状の位置検出用センサ（フォトダイオード）　１９を使
用していること、および、結合光学系（セルフオツクレ
ンス）　１７と走査信号生成部２０か追加されているこ
とである。

走査型光源１８と、感光体ヘルｌ−４と、位置検出用セ
ンサ１９との縦方向の関係は第４図のようになっており
、感光体ベルト４の位置は、走査型光源１８の走査（オ
ン／オフ）タイミングとセンサ１９の光検出タイミング
との関係から求められ、二の判断は感光体位置検出子段
５が行う。

走査信号生成部２０は、走査型光源１８と書込みタイミ
ング決定手段７に走査信号ＳＣ１，ＳＣ２４供給する。

本実施例では、書込み光源としてＬＥＤアレイを用いて
いるが、レーサー光源とポリゴンミラを用いた書込み光
源（実施例１）の場合と比べ、本発明による効果には差
がない。

実施例３第５図は本発明の第３の実施例の構成を示す図である。

本実施例では、感光体ベルト４の下方に位置検出用セン
サとしてフォトダイオード２１を配置し、このフォトダ
イオード２１の光源として書込み光源１を兼用したもの
である。これにより、感光体ベルト４の位置検出のため
だけに光源を設ける必要がなくなり、部品点数の減少を
図れる。

実施例４第６図は本発明の第４の実施例の構成を示す図である。

本実施例は、感光体位置検出用センサ２１にインデック
スセンサの役割（すなわち、書込みタイミングを決定す
る役割）も果たさせることにより、第５図からインデッ
クスセンサ６を除去した構成となっている。これにより
、さらなる構成の簡素化が図れる。

実施例５第７図は本発明の第５の実施例の構成を示す図、第８図
は第７図のＣ−Ｃ線に沿う部分断面図である。

本実施例は、第３図に示されるＬＥＤアレイ等のアレイ
状書込み光源１６を使用した場合において、書込み光源
１６を感光体位置検出用の光源として兼用し、特別な光
源を除去したものである。感光体位置検出用センサとし
て非走査型のセンサ（フォトダイオード）２２が用いら
れる。

アレイ状書込み光源１６と、結合光学系１７と、感光体
ベルト４と、フォトダイオード２２との縦方向の位置関
係は第８図のようになっており、アレイ状書込み光源１
６は、画像書込み部アと、走査部イとに別れており、走
査部イのセルを順次に点灯させ、このオン／オフのタイ
ミングと、センサ２２か光を検出するタイミンクの関係
から感光体ベルト４の位置を検出することかできる。本
実施例によれば、アレイ状の書込み光源を使用した場合
でも、部品点数の減少を図ることができる。

以上本発明を５つの実施例を用いて説明したか、本発明
はこれらに限定されるものではなく、種々、応用、変形
が可能である。例えば、感光体はベルト状、シート状の
もののみならす、従来のように円筒状のものでもよい。

この場合はスラスト（軸）方向の遊びによる多重書込み
時の書込み位置すれを防止できる。

（発明の効果）以上説明したように本発明によれば、以下の効果か得ら
れる。

（１）ベルト状やシート状の感光体を用いた場合でも、
書込み位置の自動補正機構を設けることにより、カラー
画像等の多重書込みを行う際、感光体の主走査方向の位
置ずれを厳しく規制することなく、書込み位置のずれを
防止でき、主走査方向の色ずれや解像度の低下を確実に
防止できる。

（２）感光体位置検出用光源として、書込み用光源を共
用することにより、感光体位置を簡便に検出することか
できるようになる。これにより、多重書込み時の書込み
位置ずれを簡便な方法により確実に防止できる。特に、
書込みおよび感光体位置検出検出光源としてレーサー等
の点状光源と、ポリゴンミラー等の光学的機械的光走査
手段を用いる場合に、部品点数を増加することなく実現
できる。

（３）機械的精度を極端に向上させる必要がないため、
装置コストの上昇を抑制できる。

（４）これらにより、感光体上で多重書込みを行うプリ
ンタ等の装置のさらなる小型化を、信頼性を損ねること
なく達成できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の光書込み装置の第１の実施例の構成を
示す図、第２図は第１図のＡ−Ａ線に沿う部分断面図、第３図は
本発明の光書込み装置の第２の実施例の構成を示す図、第４図は第３図のＢ−Ｂ線に沿う部分断面図、第５図は
本発明の第３の実施例の構成を示す図、第６図は本発明
の第４の実施例の構成を示す図、第７図才本発明の第５
の実施例の構成を示す図、第８図は第７図のＣ−Ｃ線に
沿う部分断面図、第９図は光プリンタの全体構成の一例
を示す図である。トレーサー光源　　　２・・ポリゴンミラー３・　ミラ
ー　　　　　　４・感光体ベルト５・・感光体位置検出
手段６・・インデックスセンサ７・・・書込みタイミング決定手段８・・クロック発生回路　９・アンド回路１０・カウン
タ　　　　　１１・画像メモリ１２・駆動手段１３　（１３ａ、１３ｂ）・＝ｏ−ラ１４・・感光体位置検出用点状光源１５・・感光体位置検出用アレイ状センサ１６・・・走
査型書込み光源（ＬＥＤアレイ）１７・・・結合光学系１８・・・感光体位置検出用アレイ状光源１９・・感光
体位置検出用非アレイ状センサ２０・・・走査信号生成
部２１２２・・・感光体位置検出用非アレイ状センサ３０
・・光プリンタ３１・・・ペーパーカセット３２〜３５・・現像器　　　　３６・　ｆ・θリンス３
フ〜３９・・反射ミラ４０・・・シリントリ力ルレンス４１・・帯電極　　　　　　４２・・・転写極４３・定
着部　　　　　　４４・・排紙ローラ４５・・クラムン
エル開放支点４６・　トナーホックス

Claims

【特許請求の範囲】

（１）書込み光源（１、１６）の光により感光体（４）
に情報を書込む光書込み装置において、前記感光体（４
）の主走査方向における位置を検出する感光体位置検出
手段（１４，１５、１８，１９、２１，２２）と、該感
光体位置検出手段（１４，１５、１８，１９、２１，２
２）からの検出信号に基づいて前記感光体（４）への光
書込み位置の補正を行う機構（５、７、８、９、１０、
１１、１２）とを有することを特徴とする光書込み装置
。
（２）感光体位置検出手段として一対の非走査型の光源
（１４）およびアレイ状の光センサ（１５）もしくは、
一対の走査型の光源（１８）および非アレイ状の光セン
サ（１９）のうちのいずれか一つが用いられる請求項１
記載の光書込み装置。
（３）感光体（４）はベルト状である請求項１記載の光
書込み装置。
（４）書込み位置の補正を１ラインの書込み毎に行う請
求項１記載の光書込み装置。
（５）書込み位置の補正を１画像の書込みに対して１回
もしくは複数回もしくは複数の画像に対して１回行う請
求項１記載の光書込み装置。
（６）書込み光源（１、１６）の光により感光体（４）
に情報を書込む光書込み装置において、前記感光体（４
）の主走査方向における位置を検出する感光体位置検出
手段（２１、２２）と、該感光体位置検出手段（２１、
２２）からの検出信号に基づいて前記感光体（４）への
光書込み位置の補正を行う機構（５、７、８、９、１０
、１１、１２）とを有し、前記感光体位置検出手段（２
１、２２）は、前記書込み光源（１、１６）からの光を
利用して感光体位置を検出することを特徴とする光書込
み装置。
（７）感光体（４）への、主走査方向の書込み開始タイ
ミングを前記感光体位置検出センサ（２１、２２）の検
出信号を利用して決定する請求項６記載の光書込み装置
。
（８）書込み光源としてアレイ状光源（１６）を使用し
、その一部あるいは全部を走査して順次点灯させること
により感光体位置を検出する請求項６記載の光書込み装
置。