JPH05100556A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH05100556A
JPH05100556A JP3292128A JP29212891A JPH05100556A JP H05100556 A JPH05100556 A JP H05100556A JP 3292128 A JP3292128 A JP 3292128A JP 29212891 A JP29212891 A JP 29212891A JP H05100556 A JPH05100556 A JP H05100556A
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JP
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pattern
image
image forming
signal
writing
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JP3292128A
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English (en)
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Noboru Sawayama
昇 沢山
Takashi Mama
孝 真間
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンパクトで安価な位置検出手段により,感
光体上に形成するパターン像から作像位置を検出して,
該位置検出信号に基づいて作像位置を調整することによ
り画像劣化を防止する。 【構成】 電子写真プロセスにより感光体ドラム107
を用いて画像を形成する画像形成装置において,感光体
ドラム107の非画像領域に所定のパターン像を形成す
る光書込ユニット101と,光書込ユニット101によ
り形成されたパターン像を光学的に読み取るパターン検
知センサ111と,パターン検知センサ111からの検
知信号に応じて画像書込位置を調整する書込位置調整手
段とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,レーザプリンタやデジ
タル複写機等の画像形成装置に関し,特に,感光体上に
形成された任意のパターン像を光学センサを用いて,そ
の位置を検出し,作像位置を補正する画像形成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般的に用いられているレーザプリンタ
の概略構成を図18に示す。また,図19は従来の光書
込ユニットによる書込例を示す説明図である。このレー
ザプリンタの構成及び動作は,図示される範囲において
本発明の実施例を示した図1と略同一である。
【0003】また,図20は,従来より用いられている
2色カラー画像形成装置の主要構成を示す説明図であ
る。図20において,色毎に出力される画像信号に基づ
いて半導体レーザ(図示せず)から発振されるレーザビ
ームは,各々ポリゴンミラー102により2方向に振り
分けられて偏向走査される。
【0004】先ず,第1色目の偏向走査されたレーザビ
ームは,fθレンズ104により光学補正され,反射ミ
ラー105に導かれ,感光体ドラム107に対して露光
走査を行う。一方,これに先立ち帯電チャージャ109
aにより感光体ドラム107は,その表面を均一に帯電
されているため,感光体ドラム107表面は電位の分布
により画像に応じた静電潜像が形成される。形成された
静電潜像は現像ユニット110aに収納されているトナ
ーによって顕像化される。続いて,第2色の画像を形成
するため,感光体ドラム107を帯電チャージャ109
bにより一様に帯電する。感光体ドラム107は,第2
色に対応するレーザビームにより,第2色目の静電潜像
が形成される。次に,現像ユニット110bにより,該
静電潜像を現像して第2色のトナー像を得る。
【0005】一方,給紙部(図示せず)より搬送された
記録紙は,レジストローラ(図示せず)により,感光体
ドラム107の前記トナー像と位置合わせを行い,転写
部に記録紙を搬送する。この記録紙に対して転写チャー
ジャ112が転写処理を実行する。このようにしてトナ
ー像が転写された記録紙は,所定の温度で制御されてい
る定着ローラ115と加圧ローラ116のニップに送り
込まれ定着処理された後,排紙部(図示せず)に排出さ
れる。また,転写処理後の感光体ドラム107は,クリ
ーニングユニット114により残留トナーが除去され,
次の画像処理実行指令があるまで待機状態となる。
【0006】また,本発明に係わる従来例として,下記
の特開昭63−300259号公報に開示されている
「画像形成装置」,及び特開平1−141746号公報
に開示されている「レジストレーションマーク読取り装
置」がある。
【0007】特開昭63−300259号公報に開示さ
れている「画像形成装置」は,画像を担持する画像担持
体と,転写位置において前記画像担持体上の画像を転写
するように移動する移動手段と,該移動手段に設けられ
た透明体からなるレジストマーク形成領域と,該形成領
域に形成されたレジストマークを検出する検出手段(具
体的には,CCDやMOS等からなる一次元または二次
元撮像素子を用いる)と,該検出手段からの検出信号に
基づいて前記画像担持体上の画像位置を補正する補正手
段からなるものである。
【0008】また,特開平1−141746号公報に開
示されている「レジストレーションマーク読取り装置」
は,複数の像担持体を有し,搬送される記録紙に順次各
像担持体で形成された画像を重畳転写する画像形成装置
において,各像担持体で形成され搬送する移動体に転写
される主走査成分と副走査成分からなる各レジストレー
ションマークを読み取るマーク読取り手段(具体的に
は,CCD等の電荷結合素子で構成されるマーク検出器
を用いる)を,前記レジストレーションマークの主走査
成分と副走査成分に所定の傾きをもって直線状に交差配
置したものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記に
示されるような従来例にあっては,装置内の温度変動に
起因して感光体ドラムと書込ユニットの相対的な位置変
化が生じる。また,同時に,書込ユニット内の半導体レ
ーザ,ポリゴンミラー,fθレンズ,反射ミラーに相対
的な位置変化を生じさせる。この位置変化は,図19に
示す如く,感光体ドラム107面のレーザビームのスポ
ット位置(点A,点Bの位置)やレーザビームによる書
込幅(距離L)の変化となり,記録紙上での画像位置ズ
レや画像記録幅の変化として現れ,画像劣化が生ずると
いう問題点があった。
【0010】また,図20に示す2色カラーの画像形成
装置にあっては,上記の不具合が同様に生じ,感光体ド
ラム107上での色合わせ精度に影響を及ぼし,色ズレ
が発生し,画像劣化を招来するという問題点があった。
【0011】また,特開昭63−300259号公報に
開示されている「画像形成装置」及び特開平1−141
746号公報に開示されている「レジストレーションマ
ーク読取り装置」では,上記の問題点を解消するため
に,トナー像の検出手段としてCCD(電荷結合素子)
を用いている。この場合にはCCD専用の駆動回路が必
要となり,装置の小型化を阻害し,装置の高コスト化を
招来するという問題点があった。
【0012】本発明は,上記に鑑みてなされたものであ
って,コンパクトで安価な位置検出手段により,感光体
上に形成するパターン像から作像位置を検出して,その
位置検出信号に基づいて作像位置を調整することにより
画像劣化を防止することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は,上記の目的を
達成するために,電子写真プロセスにより感光体を用い
て画像を形成する画像形成装置において,前記感光体の
非画像領域に所定のパターン像を形成するパターン形成
手段と,前記パターン形成手段により形成されたパター
ン像を光学的に読み取るパターン検知手段と,前記パタ
ーン検知手段からの検知信号に応じて画像書込位置を調
整する書込位置調整手段とを具備する画像形成装置を提
供するものである。
【0014】また,前記書込位置調整手段は,前記パタ
ーン検知手段からの検知信号により主走査方向の書込位
置を検出し,該検出された書込位置と基準位置のズレ量
に応じた補正信号を出力し,該補正信号に基づいて画像
クロックのカウント数と遅延時間を補正することが望ま
しい。
【0015】また,前記パターン形成手段により形成さ
れるパターン像を主走査方向を長辺とする長方形パター
ンとし,該長方形パターンにおける縦方向の一辺の目標
作像位置が前記パターン検知手段の検知領域の中心と一
致するように,画像書込信号を調整することが望まし
い。
【0016】また,前記パターン形成手段により形成さ
れるパターン像をZ形パターンとし,該Z形パターンに
おける中心線の目標作像位置が前記パターン検知手段の
検知領域の中心と一致するように,画像書込信号を調整
することが望ましい。
【0017】また,前記パターン形成手段により形成さ
れるパターン像を主走査方向に濃度を変化させた濃度変
化パターンとし,該濃度変化パターンにおける特定部位
の目標作像位置が前記パターン検知手段の検知領域の中
心と一致するように,画像書込信号を調整することが望
ましい。
【0018】また,前記パターン形成手段により形成さ
れるパターン像を主走査方向に対し平行に複数の長さが
異なる横線パターンとし,該横線パターンにおける特定
部位の目標作像位置が前記パターン検知手段の検知領域
の中心と一致するように,画像書込信号を調整すること
が望ましい。
【0019】また,前記パターン形成手段により形成さ
れるパターン像を主走査方向に対し平行に複数の長さが
異なる横線の繰り返しパターンとし,該横線の繰り返し
パターンにおける特定部位の目標作像位置が前記パター
ン検知手段の検知領域の中心と一致するように,画像書
込信号を調整することが望ましい。
【0020】また,前記パターン検知手段は,前記感光
体面に対して垂直方向に略対称に発光素子と受光素子を
配設して,前記感光体に形成されるパターン像からの正
反射光を検知することが望ましい。
【0021】また,前記パターン検知手段は,発光素子
からの光が前記感光体で正反射する光路外に受光素子を
配設して,前記感光体に形成されるパターン像からの乱
反射光を検知することが望ましい。
【0022】また,前記パターン検知手段は,発光素子
と受光素子をパターン像を介して対向させた状態に配置
し,パターン像からの透過光を検知することが望まし
い。
【0023】
【作用】本発明による画像形成装置は,パターン形成手
段により非画像領域に所定のパターン像を形成し,パタ
ーン検知手段によりパターン像を光学的に読み取り,書
込位置調整手段はパターン検知手段からの検知信号に基
づいて書込位置を調整する。
【0024】また,上記において,書込位置調整手段
は,パターン検知手段からの検知信号により主走査方向
の書込位置を検出し,該検出された書込位置と基準位置
のズレ量に応じた補正信号を出力し,該補正信号に基づ
いて画像クロックのカウント数と遅延時間を補正する。
【0025】また,上記において,パターン形成手段に
より形成される長方形パターンにおける縦方向の一辺の
目標作像位置が,パターン検知手段の検知領域の中心と
一致するように画像書込信号を調整する。
【0026】また,上記において,パターン形成手段に
より形成されるZ形パターンにおける中心位置の目標作
像位置が,パターン検知手段の検知領域の中心と一致す
るように画像書込信号を調整する。
【0027】また,上記において,パターン形成手段に
より形成される濃度変化パターンにおける特定部位の目
標作像位置が,パターン検知手段の検知領域の中心と一
致するように画像書込信号を調整する。
【0028】また,上記において,パターン形成手段に
より形成される横線パターンにおける特定部位の目標作
像位置が,パターン検知手段の検知領域の中心と一致す
るように画像書込信号を調整する。
【0029】また,上記において,パターン形成手段に
より形成される横線の繰り返しパターンにおける特定部
位の目標作像位置が,パターン検知手段の検知領域の中
心と一致するように画像書込信号を調整する。
【0030】また,上記において,パターン検知手段
は,感光体面に対して垂直方向に略対称に発光素子と受
光素子を配設することにより,感光体に形成されるパタ
ーン像からの正反射光のみを検知する。
【0031】また,上記において,パターン検知手段
は,発光素子の光が感光体で正反射する光路外に受光素
子を配設することにより,感光体に形成されるパターン
像からの乱反射光のみを検知する。
【0032】また,上記において,パターン検知手段
は,発光素子と受光素子をパターン像を介して対向させ
た状態に配置し,パターン像からの透過光のみを検知す
る。
【0033】
【実施例】以下,本発明の一実施例を添付図面を参照し
て説明する。図1は,本発明による画像形成装置の概略
構成を示す説明図である。図において,101はレーザ
ビームによる光書き込みを行う光書込ユニット,102
は正多面体の側面にミラーを配し,ポリゴンモータ10
3の駆動により高速回転してレーザビームを走査するポ
リゴンミラー,103はポリゴンミラー102を回転駆
動するポリゴンモータ,104は等角ピッチで偏向され
るレーザビームを感光体ドラム107面に等直線ピッチ
で走査するように補正するfθレンズ,105は感光体
ドラム107にレーザビームを反射して導く反射ミラ
ー,106は光書込ユニット101内に塵埃の進入を防
止するための防塵ガラスである。
【0034】また,107は電子写真プロセスにより静
電潜像を形成する感光体ドラム,108は感光体ドラム
107上に形成された画像とタイミングを取りながら記
録紙を搬送するレジストローラ,109は感光体ドラム
107面を一様にコロナ放電する帯電チャージャ,11
0はトナーを収容して現像プロセスにより現像処理する
現像ユニット,111は発光素子111aと受光素子1
11b等からなり,感光体ドラム107上に形成される
パターン像(後述)を光学的に検知するパターン検知セ
ンサ,112はコロナ放電により記録紙に対し転写処理
を実行する転写チャージャ,113は転写画像を定着処
理するために記録紙を定着部に搬送する搬送ベルトであ
る。
【0035】また,114は感光体ドラム107面の残
留トナーをクリーニングブレードによりクリーニング処
理するクリーニングユニット,115は内側にヒータを
内蔵し,表面を耐熱性及び離型性材料で構成され,所定
の温度に制御された状態にて回転する定着ローラ,11
6は定着ローラ115と対向して所定の圧力で付勢され
た状態にて回転する加圧ローラ,117は記録紙を複数
枚セットする給紙カセット,118は給紙カセット11
7の記録紙を送り出す給紙ローラ,119は定着処理後
の記録紙を排紙トレイ120に排出する排紙ローラ,1
20は画像形成後の記録紙が排紙される排紙トレイであ
る。
【0036】また,図2は,上記光書込ユニット101
の主要構成を示す説明図であり,光書き込みと感光体ド
ラム107に対する走査関係を示している。図におい
て,201はレーザビームを変調して出力する半導体レ
ーザ,202は半導体レーザ201から発振されるレー
ザビームを平行光束にするコリメートレンズ,203は
主走査方向の書込開始位置を検出する同期センサ(例え
ば,PINフォトダイオードを使用),204は同期セ
ンサ203にレーザビームを導く反射ミラーである。
【0037】次に,その動作を説明する。半導体レーザ
201は,画像処理部(図示せず)において画像処理さ
れた後出力される画像信号に応じ半導体レーザ201よ
りレーザビームを発振する。この半導体レーザ201よ
り発振された或る角度を持ったレーザビームは,コリメ
ートレンズ202により平行光束となりポリゴンミラー
102に照射される。また,既にポリゴンモータ103
によって所定の速度で回転しているポリゴンミラー10
2に照射されたレーザビームは,図示の如く,等角走査
されfθレンズ104で感光体ドラム107上において
等直線ピッチとなるように光学的に補正された後,感光
体ドラム107に対し露光照射される。一方,これに先
立ち帯電チャージャ109により感光体ドラム107
は,その表面を均一に帯電されているため,電位の分布
により画像に応じた静電潜像が形成される。形成された
静電潜像は現像ユニット110のトナーによって顕像化
される。
【0038】一方,給紙ローラ118により送り出され
た記録紙はレジストローラ108により搬送される。こ
のとき,レジストローラ108は感光体ドラム107上
の前記トナー像と位置合わせして転写部に記録紙を搬送
する。この記録紙は転写チャージャ112のコロナ放電
により転写処理される。このようにしてトナー像が転写
された記録紙は,搬送ユニット113により,所定の温
度で制御されている定着ローラ115と加圧ローラ11
6のニップに送り込まれ定着処理された後,排紙ローラ
119の搬送により排紙トレイ120に排出される。ま
た,転写処理後の感光体ドラム107は,クリーニング
ユニット114により残留トナーを除去され,更に,除
電ランプ(図示せず)により残留電荷が消去される。そ
して,次の画像処理実行指令があるまで待機状態とな
る。
【0039】尚,図3は,本発明によるパターン検知セ
ンサ111の感光体ドラム107に対する配置関係を示
す説明図である。このパターン検知センサ111は,主
走査方向における同一ラインの走査開始側と走査終了側
に各々配設されている。また,301aはパターン検知
センサ111の走査開始側に対応する感光体ドラム10
7面に形成されたパターン像,301bはパターン検知
センサ111の走査終了側に対応する感光体ドラム10
7面に形成されたパターン像である。また,パターン像
301a及び301bは,パターン検知センサ111と
同様に主走査方向における同一ラインの走査開始側(3
01a)と走査終了側(301b)のパターン検知セン
サ111a及び111bと対向する位置に形成する。
【0040】ここで,光書込ユニット101の感光体ド
ラム107面に対する画像書き出し位置の設定について
説明する。主走査方向の各ライン毎の書き出し位置を一
定にするため,画像書込の前走査段階でレーザビームが
特定の位置に到達したことを検出して,その検出信号を
出力する。具体的には,上記図2に示す如く,光書込ユ
ニット101内に配設する同期センサ203が,反射ミ
ラー204により導かれたレーザビームを受光して,そ
の検出信号を出力する。そして,同期センサ203の検
出信号を基準として所定時間経過後に画像の書込走査が
実行される。また,この所定時間を変化させることによ
り,画像の書込位置を調整する。
【0041】図4は,本発明による同期センサ203の
出力信号と画像書込開始タイミングを示すタイミングチ
ャートである。図において,(a)は同期センサ203
からの出力信号,(b)は同期センサ203からの出力
信号をt時間遅延させた出力信号,(c)は(b)の出
力信号に同期する画像クロック,(d)は画像書込開始
信号である。
【0042】上記図4において,画像書込開始信号
(d)は(b)の遅延信号の出力後,周期Sの画像クロ
ック(c)をn回カウントした後(T時間後:T=S×
n)に発生する。そして,図示の如く,感光体ドラム1
07面のA点より書き込みが開始される。また,この書
込開始点Aは,画像クロックのカウント数n(nは整
数)と遅延時間tを変化させることにより変更可能とな
る。
【0043】図5は,本発明による画像書込開始信号の
設定を行う回路を示す説明図である。図において,50
1は同期センサ203を構成するPINフォトダイオー
ド,502はPINフォトダイオード501からの出力
信号を増幅する信号増幅部,503は信号増幅部502
の出力信号を基に波形を成形する波形成形部,504は
遅延時間tを設定する遅延回路(ディレイライン),5
05は遅延回路504の遅延時間を選択して出力するデ
ータセレクタ,506はデータセレクタ505の選択信
号を,例えば外部からの信号により切り換える切換スイ
ッチである。
【0044】以上のように構成された回路において,レ
ーザビームを検知し,PINフォトダイオード501か
ら出力される信号は,信号増幅部502により増幅され
る。増幅された信号は,波形成形部503により波形成
形処理が行なわれ,遅延回路504に入力し,更に,各
種の遅延時間を持った信号をデータセレクタ505に入
力する。データセレクタ505のデータ選択信号を,例
えば,外部信号に基づいて切り換える切換スイッチ50
6で所望の値に設定することにより,データセレクタ5
05から所望の遅延時間信号が出力される。また,上記
遅延時間信号に同期する画像クロックは,一般的に用い
られている生成回路や公知の生成回路(例えば,56−
162673号公報,特開昭60−153259号公報
等に開示されているもの)を用いることによって生成す
る。
【0045】図6は,本発明による画像記録幅(倍率)
可変の制御例を示すブロック図である。図において,6
01は発振周波数を出力する発振器,602は位相比較
器,603はローパスフィルタ,604はローパスフィ
ルタ603からの周波数を増幅する増幅器,605はV
CO,606は分周比をセットするプログラマブル分周
器である。尚,この発振器601,位相比較器602,
ローパスフィルタ603,増幅器604,VCO604
及びプログラマブル分周器606で構成するブロックは
一般にPLL制御回路として知られている。
【0046】以上の構成において,発振器601の発振
周波数をf0 ,プログラマブル分周器606の分周比を
1/Nとしたとき,CLKの周波数はNf0 となる。つ
まり,プログラマブル分周器606の分周比を1/(N
+1)とする(プログラマブル分周器606に与えるデ
ータをN+1にする)と,取り出せるCLKの周波数は
(N+1)f0 −Nf0 =f0 分の変化となる。このよ
うにプログラマブル分周器606に与えるデータを変化
させることにより,発振器601の発振周波数f0 の段
階で,画像クロックの周波数が変化する。従って,画像
の記録幅(倍率)の変更が可能となる。
【0047】即ち,パターン検知センサ111(走査開
始側)により検出されたパターン像301aの検出信号
から,主走査方向の書込開始位置を検出する。そして,
この検出されたレーザビームの書込位置と基準位置との
ズレ量を算出し,このズレ量に応じた補正信号HA を出
力する。更に,補正信号HA に基づいて,図4にて説明
した如く,画像クロックのカウント数nと遅延時間tを
補正して画像書込開始位置を所望の位置に調整する。
【0048】また,同様に,パターン検知センサ111
(走査終了側)により検出されたパターン像301bの
検出信号から,主走査方向の書込終了位置を検出する。
そして,この検出されたレーザビームの書込位置と予め
設定される基準位置とのズレ量を算出し,このズレ量に
応じた補正信号HB を出力する。更に,補正信号HB
基づいて,図6にて説明した如く,プログラマブル分周
器606に与えるデータを変化させて画像記録幅を変更
して書込終了位置を所望の位置に調整する。
【0049】尚,上記のようにパターン検知センサ11
1を走査開始側と走査終了側に各々配設し,その書込開
始位置と書込終了位置を検出して,ズレ量を補正した
が,装置の都合により,パターン検知センサ111を走
査開始側にのみ配設し,書込開始位置の検出と補正を行
ってもよい。
【0050】次に,本発明によるパターン像301のパ
ターンとその検出信号について説明する。尚,この場合
における検出信号は,パターン検出センサ111に正反
射型の光学センサを用いるものとする。
【0051】図7は,本発明によるパターン例(その
1)とその検出信号を示す説明図である。この場合,
(a)はパターン像として主走査方向を長辺とする単純
長方形パターンを形成し,これをパターン検出センサ1
11で検出することにより,図7(b)のような検出信
号を得る。ここでは長方形のソリッドパターンの縦方向
の一辺の目標作像位置が,パターン検知センサ111の
検知領域の中心線A−A’と一致するように,画像書込
開始信号(同期センサ203の出力信号からの遅延時間
t)の中心を決める。
【0052】(イ)は,実際の書込位置が目標作像位置
と一致しているときのパターン検知センサ111の検知
電圧である。(ロ)は,パターン検知センサ111の検
知領域が図7(a)のB−B’ライン上にあるときの検
知電圧であり,その検知電圧は(イ)の検知電圧に比べ
て小さくなる。また,(ハ)は,パターン検知センサ1
11の検知領域が図7(a)のC−C’ライン上にある
ときの検知電圧であり,その検知電圧は(イ)の検知電
圧に比べて大きくなる。従って,パターン検知センサ1
11の検知電圧が目標と一致するように前記遅延時間t
を増減させて,書込位置(厳密にはパターン検知センサ
111との相対位置)を一定にする。
【0053】図8は,本発明によるパターン例(その
2)とその検出信号を示す説明図である。この場合,
(a)はパターン像としてZ形パターンを形成し,これ
をパターン検出センサ111で検出することにより,図
8(b)のような検出信号を得る。ここではZ形パター
ンの中心線の目標作像位置が,パターン検知センサ11
1の検知領域の中心線A−A’と一致するように,画像
書込開始信号(同期センサ203の出力信号からの遅延
時間t)の中心を決める。
【0054】(イ)は,実際の書込位置が目標作像位置
と一致しているときのパターン検知センサ111の検知
電圧である。このときに得られる検知電圧は,図示の如
く,パターン検知センサ111の検知領域をZ形パター
ンのトナー付着部が通過するときに得られる3つの検知
電圧のへこみにおける第1と第2の間隔(t1 )と,第
2と第3の間隔(t2 )とが一致している(t1
2 )。即ち,検出される時間間隔が一致している。
(ロ)は,パターン検知センサ111の検知領域が図8
(a)のB−B’ライン上にあるときの検知電圧であ
り,その検知電圧はt1 >t2 となる。また,(ハ)
は,パターン検知センサ111の検知領域が図8(a)
のC−C’ライン上にあるときの検知電圧であり,その
検知電圧はt1 >t2 となる。従って,パターン検知セ
ンサ111の3つの検知電圧のへこみにおける第1と第
2の間隔(t1 )と,第2と第3の間隔(t2 )とが一
致するように前記遅延時間tを増減させて,書込位置
(厳密にはパターン検知センサ111との相対位置)を
一定にする。
【0055】尚,上記においては,Z形パターンの中心
線の目標作像位置がパターン検知センサ111の検知領
域の中心線A−A’にするように設定したが,パターン
の中心線に限定されるものでなく,パターンの任意の位
置をパターン検知センサ111における検知領域の中心
線A−A’と一致させて目標作像位置にすることができ
る。この場合は,検知電圧のへこみにおける第1と第2
の間隔(t1 )と,第2と第3の間隔(t2 )の比の目
標値が異なった値となる。
【0056】図9は,本発明によるパターン例(その
3)とその検出信号を示す説明図である。この場合,
(a)はパターン像として主走査方向に濃度変化を有す
る濃度変化パターンを形成し,これをパターン検出セン
サ111で検出することにより,図9(b)のような検
出信号を得る。ここでは濃度変化パターンの横方向の特
定の部位A−A’の目標作像位置が,パターン検知セン
サ111における検知領域の中心と一致するように,画
像書込開始信号(同期センサ203の出力信号からの遅
延時間t)の中心を決める。
【0057】(イ)は,実際の書込位置が目標作像位置
と一致しているときのパターン検知センサ111の検知
電圧である。このときに得られる検知電圧は,図示の如
く,パターン検知センサ111の検知領域を濃度変化パ
ターンのトナー付着部が通過するときに得られるへこみ
の大きさがある一定の値Vdipとなる。また,(ロ)
は,パターン検知センサ111の検知領域が図9(a)
のB−B’ライン上にあるときの検知電圧であり,書込
位置が目標作像位置と一致していない場合の出力値であ
る。(ハ)は,パターン検知センサ111の検知領域が
図9(a)のC−C’ライン上にあるときの検知電圧で
あり,書込位置が目標作像位置と一致していない場合の
出力値である。(ロ)及び(ハ)共に,(イ)の検知電
圧に対して大きくなったり小さくなったりする。従っ
て,パターン検知センサ111の3つの検知電圧のへこ
みの大きさがVdipと一致するように前記遅延時間t
を増減させて,書込位置(厳密にはパターン検知センサ
111との相対位置)を一定にする。
【0058】図10は,本発明によるパターン例(その
4)とその検出信号を示す説明図である。この場合,
(a)はパターン像として図示のような横線パターン
(感光体ドラム107の移動方向に対して直交して長さ
が異なり,且つ,平行な複数の横線)を形成し,これを
パターン検出センサ111で検出することにより,図1
0(b)のような検出信号を得る。ここでは横線パター
ンの横方向の特定の部位A−A’の目標作像位置が,パ
ターン検知センサ111における検知領域の中心と一致
するように,画像書込開始信号(同期センサ203の出
力信号からの遅延時間t)の中心を決める。
【0059】(イ)は,実際の書込位置が目標作像位置
と一致しているときのパターン検知センサ111の検知
電圧である。このときに得られる検知電圧は,図示の如
く,パターン検知センサ111の検知領域を横線パター
ンのトナー付着部が通過するときに得られるへこみの数
がある一定の値N(この場合,N=4)となる。また,
(ロ)は,パターン検知センサ111の検知領域が図1
0(a)のB−B’ライン上にあるときの検知電圧であ
り,書込位置が目標作像位置と一致していない場合の出
力値であり,へこみの数が(イ)に対して少なくなる。
(ハ)は,パターン検知センサ111の検知領域が図1
0(a)のC−C’ライン上にあるときの検知電圧であ
り,書込位置が目標作像位置と一致していない場合の出
力値であり,へこみの数が(イ)に対して多くなる。従
って,パターン検知センサ111の3つの検知電圧のへ
こみの数が所定の値Nと一致するように前記遅延時間t
を増減させて,書込位置(厳密にはパターン検知センサ
111との相対位置)を一定にする。
【0060】図11は,本発明によるパターン例(その
5)とその検出信号を示す説明図でる。この場合,
(a)はパターン像として図示のような横線パターン
(感光体ドラム107の移動方向に対して直交して長さ
が異なり,且つ,平行な複数の横線模様を繰り返して並
べる)を形成し,これをパターン検出センサ111で検
出することにより,図11(b)のような検出信号を得
る。ここでは横線パターンの横方向の特定の部位A−
A’の目標作像位置が,パターン検知センサ111にお
ける検知領域の中心と一致するように,画像書込開始信
号(同期センサ203の出力信号からの遅延時間t)の
中心を決める。このときパターン検知センサ111の検
知領域をパターン像301が通過するとき,検知電圧に
おける変化の周波数として,ある特定の値Nが得られ
る。
【0061】図11(b)の(イ)は,実際の書込位置
が目標作像位置と一致しているときのパターン検知ンサ
111の検知電圧である。このときに得られる検知電圧
は,図示の如く,パターン検知センサ111の検知領域
を横線パターンのトナー付着部が通過するときに得られ
るへこみの数がある一定の値Nとなる。また,(ロ)
は,パターン検知センサ111の検知領域が図11
(a)のB−B’ライン上にあるときの検知電圧であ
り,書込位置が目標作像位置と一致していない場合の出
力値であり,へこみの数が(イ)に対して少なくなる。
(ハ)は,パターン検知センサ111の検知領域が図1
1(a)のC−C’ライン上にあるときの検知電圧であ
り,書込位置が目標作像位置と一致していない場合の出
力値であり,へこみの数が(イ)に対して多くなる。従
って,パターン検知センサ111の検知領域をパターン
像301が通過するときに得られる検知電圧の変化の周
波数がある特定の値Nと一致するように前記遅延時間t
を増減させて,書込位置(厳密にはパターン検知センサ
111との相対位置)を一定にする。このように検知電
圧における周波数の変化を検出することにより,感光体
ドラム107の速度変動に影響されない位置ズレ量が検
出可能となる。
【0062】図12は,本発明による正反射型のパター
ン検知センサ111の構成例を示す説明図である。図示
の如く,発光素子111aと受光素子111bを感光体
ドラム107面に対して垂直方向に略対称に配設する。
また,1201は発光素子111aからの光が感光体ド
ラム107で正反射した反射光のみを検出するための絞
りカバーである。
【0063】図13は,上記正反射型のパターン検知セ
ンサ111による検出電圧を示す説明図である。図13
(a)は図7で示したパターン例と同一のパターンを使
用する。図13(b)の破線は,通常の正反射・乱反
射共に検知するパターン検知センサ111を用い,黒ト
ナー(カーボン分散型)の図13(a)のソリッドパタ
ーンを検知したときの検知電圧である。一点鎖線は,
通常の正反射・乱反射共に検知するパターン検知センサ
111を用い,カラートナーの図13(a)のソリッド
パターンを検知したときの検知電圧である。実線は上
記図12のように構成された正反射型のパターン検知セ
ンサ111を用い,カラートナーの図13(a)のソリ
ッドパターンを検知したときの検知電圧である。また,
(イ)は,実際の書込位置が目標作像位置と一致してい
るときのパターン検知センサ111(検知領域がA−
A’のとき)の検知電圧である。(ロ)は,パターン検
知センサ111の検知領域が図13(a)のB−B’ラ
イン上にあるときの検知電圧であり,(ハ)は,パター
ン検知センサ111の検知領域が図13(a)のC−
C’ライン上にあるときの検知電圧である。
【0064】このように,図13(b)の検知電圧から
明らかなように,カラートナーのパターンの場合は,通
常の正反射・乱反射共に検知するパターン検知センサ1
11では殆ど感度を持たないが,図12のような正反射
型のパターン検知センサ111で乱反射の大部分を遮断
して正反射のみを検知することにより,カラートナーの
パターンの検出が可能となる。
【0065】図14は,本発明による乱反射型のパター
ン検知センサ111の構成例を示す説明図である。図示
の如く,発光素子111aからの光が感光体ドラム10
7で正反射したものを受光素子111bに入光しないよ
うな位置(乱反射光のみを検知する位置)に,発光素子
111aと受光素子111bを配設する。
【0066】図15は,上記乱反射型のパターン検知セ
ンサ111の検出電圧を示す説明図である。図15
(a)はカラートナーで形成されたソリッドパターン
(図7(a)と同一パターン)である。図15(b)は
図15(a)のカラーパターンを乱反射型のパターン検
知センサ111で検出したときに得られる検出電圧であ
る。(イ)は,実際の書込位置が目標作像位置と一致し
ているときのパターン検知センサ111(検知領域がA
−A’のとき)の検知電圧である。(ロ)は,パターン
検知センサ111の検知領域が図15(a)のB−B’
ライン上にあるときの検知電圧であり,(ハ)は,パタ
ーン検知センサ111の検知領域が図15(a)のC−
C’ライン上にあるときの検知電圧である。このように
発光素子111aの光が感光体ドラム107で正反射す
る光路の外に受光素子111bを配設するため,カラー
トナーの場合においても正常な検出が可能となる。
【0067】図16は,本発明による透過型のパターン
検出例を示す説明図である。図における構成は,一般的
な4ドラム方式(感光体を色毎に4個並設し,順次各色
毎に画像形成を実行して重畳転写することにより多色画
像を得る)のベルト搬送型の多色画像形成装置の主要部
を示しており,1601は感光体ドラム107上に形成
されたトナー像を記録紙に転写して搬送する透明材料で
なる搬送ベルト,1602は搬送ベルト1601にコロ
ナ放電して所定の電荷を与える搬送ベルトチャージャ,
1603は搬送ベルト1601を懸巻くして回転する駆
動ローラである。また,パターン検知センサ111の発
光素子111aと受光素子111bを図示の如く,搬送
ベルト1601上(非画像部)に形成するパターン像3
01を透過するように配設する。
【0068】図17は,上記図16で示した発明による
透過型のパターン検知センサ111による検出例を示す
説明図である。図17(a)はカラートナーで形成され
たソリッドパターン(図7(a)と同一パターン)であ
る。図17(b)は図17(a)のカラーパターンを透
過型のパターン検知センサ111で検出したときに得ら
れる検出電圧である。
【0069】(イ)は,実際の書込位置が目標作像位置
と一致しているときのパターン検知センサ111(検知
領域がA−A’のとき)の検知電圧である。(ロ)は,
パターン検知センサ111の検知領域が図17(a)の
B−B’ライン上にあるときの検知電圧であり,(ハ)
は,パターン検知センサ111の検知領域が図17
(a)のC−C’ライン上にあるときの検知電圧であ
る。この場合にも,前述したと同様に,パターン検知セ
ンサ111の検知電圧が目標と一致するように前記遅延
時間tを増減させて,書込位置(厳密にはパターン検知
センサ111との相対位置)を一定にする。また,上記
の図17(a)のパターンを黒トナーで形成した場合に
おいても,この透過型のパターン検知センサ111で検
出が可能である。このように透光性の搬送ベルト160
1上(非画像部)の表と裏に発光素子111aと受光素
子111bを対向して配設することにより,黒トナーに
対してもカラートナーに対しても検知が可能となる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように,本発明による画像
形成装置によれば,電子写真プロセスにより感光体を用
いて画像を形成する画像形成装置において,前記感光体
の非画像領域に所定のパターン像を形成するパターン形
成手段と,前記パターン形成手段により形成されたパタ
ーン像を光学的に読み取るパターン検知手段と,前記パ
ターン検知手段からの検知信号に応じて画像書込位置を
調整する書込位置調整手段とを具備するため,コンパク
トで安価な位置検出手段により,感光体上に形成するパ
ターン像から作像位置を検出して,その位置検出信号に
基づいて作像位置を調整することにより画像劣化を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像形成装置の概略構成を示す説
明図である。
【図2】本発明による光書込ユニットの主要構成を示す
説明図である。
【図3】本発明によるパターン検知センサの感光体ドラ
ムに対する配置関係を示す説明図である。
【図4】本発明による同期センサの出力信号と画像書込
開始タイミングを示すタイミングチャートである。
【図5】本発明による画像書込開始信号の設定を行う回
路を示す説明図である。
【図6】本発明による画像記録幅(倍率)可変の制御系
を示すブロック図である。
【図7】本発明によるパターン例(その1)とその検出
信号を示す説明図である。
【図8】本発明によるパターン例(その2)とその検出
信号を示す説明図である。
【図9】本発明によるパターン例(その3)とその検出
信号を示す説明図である。
【図10】本発明によるパターン例(その4)とその検
出信号を示す説明図である。
【図11】本発明によるパターン例(その5)とその検
出信号を示す説明図である。
【図12】本発明による正反射型パターン検知センサの
構成/配置を示す説明図である。
【図13】本発明による正反射型パターン検知センサの
検出電圧を示す説明図である。
【図14】本発明による乱反射型パターン検知センサの
構成/配置を示す説明図である。
【図15】本発明による乱反射型パターン検知センサの
検出電圧を示す説明図である。
【図16】本発明による透過型パターン検出センサの構
成/配置を示す説明図である。
【図17】本発明による透過型パターン検知センサの検
出電圧を示す説明図である。
【図18】従来におけるレーザプリンタの概略構成を示
す説明図である。
【図19】従来における光書込ユニットによる書込例を
示す説明図である。
【図20】従来における2色カラーの画像形成装置の主
要構成を示す説明図である。
【符号の説明】
101 光書込ユニット 107 感
光体ドラム 111 パターン検知センサ 111a 発
光素子 111b 受光素子 301 パ
ターン像 504 遅延回路 505 デ
ータセレクタ 606 プログラマブル分周器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/04 106 A 7251−5C 1/29 G 9186−5C

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真プロセスにより感光体を用いて
    画像を形成する画像形成装置において,前記感光体の非
    画像領域に所定のパターン像を形成するパターン形成手
    段と,前記パターン形成手段により形成されたパターン
    像を光学的に読み取るパターン検知手段と,前記パター
    ン検知手段からの検知信号に応じて画像書込位置を調整
    する書込位置調整手段とを具備することを特徴とする画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記書込位置調整手段は,前記パターン
    検知手段からの検知信号により主走査方向の書込位置を
    検出し,該検出された書込位置と基準位置のズレ量に応
    じた補正信号を出力し,該補正信号に基づいて画像クロ
    ックのカウント数と遅延時間を補正することを特徴とす
    る請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記パターン形成手段により形成される
    パターン像を主走査方向を長辺とする長方形パターンと
    し,該長方形パターンにおける縦方向の一辺の目標作像
    位置が前記パターン検知手段の検知領域の中心と一致す
    るように,画像書込信号を調整することを特徴とする請
    求項1の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記パターン形成手段により形成される
    パターン像をZ形パターンとし,該Z形パターンにおけ
    る中心線の目標作像位置が前記パターン検知手段の検知
    領域の中心と一致するように,画像書込信号を調整する
    ことを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記パターン形成手段により形成される
    パターン像を主走査方向に濃度を変化させた濃度変化パ
    ターンとし,該濃度変化パターンにおける特定部位の目
    標作像位置が前記パターン検知手段の検知領域の中心と
    一致するように,画像書込信号を調整することを特徴と
    する請求項1の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記パターン形成手段により形成される
    パターン像を主走査方向に対し平行に複数の長さが異な
    る横線パターンとし,該横線パターンにおける特定部位
    の目標作像位置が前記パターン検知手段の検知領域の中
    心と一致するように,画像書込信号を調整することを特
    徴とする請求項1の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記パターン形成手段により形成される
    パターン像を主走査方向に対し平行に複数の長さが異な
    る横線の繰り返しパターンとし,該横線の繰り返しパタ
    ーンにおける特定部位の目標作像位置が前記パターン検
    知手段の検知領域の中心と一致するように,画像書込信
    号を調整することを特徴とする請求項1の画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】 前記パターン検知手段は,前記感光体面
    に対して垂直方向に略対称に発光素子と受光素子を配設
    して,前記感光体に形成されるパターン像からの正反射
    光を検知することを特徴とする請求項1の画像形成装
    置。
  9. 【請求項9】 前記パターン検知手段は,発光素子から
    の光が前記感光体で正反射する光路外に受光素子を配設
    して,前記感光体に形成されるパターン像からの乱反射
    光を検知することを特徴とする請求項1の画像形成装
    置。
  10. 【請求項10】 前記パターン検知手段は,発光素子と
    受光素子をパターン像を介して対向させた状態に配置
    し,パターン像からの透過光を検知することを特徴とす
    る請求項1の画像形成装置。
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