JPH0990697A - カラー電子写真プリンタ - Google Patents

カラー電子写真プリンタ

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JPH0990697A
JPH0990697A JP7249385A JP24938595A JPH0990697A JP H0990697 A JPH0990697 A JP H0990697A JP 7249385 A JP7249385 A JP 7249385A JP 24938595 A JP24938595 A JP 24938595A JP H0990697 A JPH0990697 A JP H0990697A
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color
magenta
cyan
black
image
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Application number
JP7249385A
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English (en)
Inventor
Kazunori Murakami
和則 村上
Masayuki Satomi
真幸 里美
Tomonori Ikumi
智則 伊久美
Shoji Iketani
昭二 池谷
Mikio Yamamoto
幹夫 山本
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ずれ量検出のために使用するメモリ容量を小さ
くし、また、ずれ量を補正するに必要な制御部の構成を
簡単にし、処理速度も向上する。 【解決手段】イエロー、マゼンタ、シアン及びブラック
の電子写真プロセスステーションを搬送ベルト2上に順
次配置したものにおいて、制御部31で機構部コントロ
ーラ32を駆動制御してマゼンタ、シアン及びブラック
のステーションのみを動作して搬送ベルト上に数ライン
のサンプル画像を転写し、この画像をサンプル画像読取
装置25で読取り、画像データを色ずれ補正回路33内
に設けたメモリに格納する。そして、ブラックの画像デ
ータを基準色としてマゼンタ、シアンの画像データの相
対色ずれ量を求め、この色ずれ量から色ずれを補正すべ
き補正データを作成し、マゼンタ、シアンの電子写真プ
ロセスステーションのレーザ走査装置92 ,93 の露光
動作タイミングのみを調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種色の印刷を行
う電子写真プロセスステーションを3又は4台直列に並
べて転写材の搬送路上に配置したカラー電子写真プリン
タに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のカラー電子写真プリンタ
としては、特開昭63−278074号公報や特開平1
−142681号公報のものが知られている。
【0003】特開昭63−278074号公報のもの
は、感光体、帯電チャージャ、露光手段、現像手段、転
写手段を有する記録装置(電子写真プロセスステーショ
ン)をイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色毎
に複数個配置し、転写ベルトにより転写紙を各記録装置
に順次搬送して各色の画像を重ね転写する画像記録装置
において、転写ベルト上に各色毎に測定用パターン画像
を形成するためのパターン用画像信号発生手段と、各色
パターン像の通過を検知する検知手段と、検知手段によ
る検知タイミングカウント手段と、この検知タイミング
カウント手段によるカウント値を設定値と比較し、必要
に応じてずれ量を演算する比較演算手段と、演算手段か
らの出力値に応じて設定変更可能な各色書き出しタイミ
ング信号発生手段を設け、検知手段を転写ベルトの進行
方向と略直角方向に複数個設けたものである。
【0004】また、特開平1−142681号公報のも
のは、所定の間隔を持って配置された例えば4つの感光
ドラムと、この各感光ドラムで形成され、転写材に順次
転写される各レジストマーク画像を検出する検出手段
と、この検出手段により順次検出される転写材上の転写
された各感光ドラムに対する複数のレジストマーク画像
中のうち、転写材の搬送方向で最下流側の感光ドラムで
形成され転写材に転写されたレジストマーク画像検出タ
イミングと残る各レジストマーク画像検出タイミングと
の相対差分に基づいて残る各感光ドラムへの光ビームの
照射開始位置、残る各感光ドラムへの光ビームの照射角
度、残る各感光ドラムへの光ビームの光路長を個別に補
正する補正手段を設け、4つの感光ドラムのうち、最下
流の感光ドラムを基準にして残る3つの感光ドラムに対
する光走査装置の位置と書出し位置を基準光走査装置に
対して調整するというものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この公報のものでは、
ずれ量を検出ために各色のパターン画像やレジストマー
ク画像を全て転写する必要があり、かつ、この転写した
各画像を全て読み取ってメモリに格納しなければならな
かった。例えば、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラ
ックの4色を使用するものでは、これらの色全てに対応
する画像を転写し、この転写した画像を全て読み取って
メモリに格納しなければならなかった。
【0006】このため、ずれ量検出のために使用するメ
モリとして、全ての色に対応した画像データを格納でき
る容量が要求され、容量の大きなメモリを使用しなけれ
ばならない問題があった。また、ずれ量を補正する色数
も多くなり、ずれ量を補正するに必要な構成が複雑化
し、かつ、データの処理量も多くなって処理に時間がか
かる問題があった。
【0007】そこで、請求項1及び2記載の発明は、ず
れ量検出のために使用するメモリの容量を小さくでき、
また、ずれ量を補正するに必要な制御部の構成を簡単化
でき、さらに、処理速度も向上できるカラー電子写真プ
リンタを提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
静電潜像保持体、この静電潜像保持体を帯電する帯電装
置、この帯電装置により帯電した静電潜像保持体を光ビ
ームで露光して画像を静電潜像として記録する露光装
置、この露光装置により記録した静電潜像をトナーによ
り現像し顕像化する現像装置及びこの現像装置により顕
像化したトナー像を転写材に転写する転写装置を備えた
電子写真プロセスステーションを、イエロー、マゼン
タ、シアンの3色又はブラックを加えた4色に対応して
3又は4台直列に並べて転写材の搬送路上に配置したカ
ラー電子写真プリンタにおいて、マゼンタ及びシアンの
電子写真プロセスステーション、又はマゼンタ、シアン
及びブラックの電子写真プロセスステーションを動作し
て転写材又は搬送路上に各色毎に色ずれ検出用サンプル
画像を転写するサンプル画像転写手段と、このサンプル
画像転写手段により転写した各色毎の色ずれ検出用サン
プル画像を読取り、それぞれ画像データとして出力する
サンプル画像読取手段と、このサンプル画像読取手段が
出力するマゼンタ及びシアンの画像データ又はマゼン
タ、シアン及びブラックの画像データをそれぞれ格納す
るメモリと、このメモリに格納したマゼンタ及びシアン
の画像データのうちの一方を基準色としてこの基準色に
対する他方の相対色ずれ量を求め、又はマゼンタ、シア
ン及びブラックの画像データのうちの1色を基準色とし
てこの基準色に対する他の色の相対色ずれ量を求め、こ
の相対色ずれ量から色ずれを補正すべき補正データを作
成する補正データ作成手段とを備え、マゼンタ及びシア
ンの2色間の色ずれ検出の場合は、基準色としていない
他方の色に対応する露光装置の露光タイミングを補正デ
ータ作成手段が作成した補正データに基づいて制御し、
マゼンタ、シアン及びブラックの3色間の色ずれ検出の
場合は、基準色としていない残り2色に対応する露光装
置の露光タイミングを補正データ作成手段が作成した補
正データに基づいて制御することにある。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載のカ
ラー電子写真プリンタにおいて、サンプル画像転写手段
は、数ラインからなる主走査方向ラインを色ずれ検出用
サンプル画像として転写する構成とし、サンプル画像読
取手段は、主走査方向にCCDラインセンサを配置し、
このCCDラインセンサで色ずれ検出用サンプル画像を
読取ることにある。このように、色の濃いマゼンタ、シ
アン又はブラックについて色ずれ補正の対象とし、色の
薄いイエローについては色ずれ補正の対象から除外する
ことで、必要とするメモリ容量が小さくなり、また、ず
れ量を補正するに必要な制御部の構成が簡単になり、さ
らに、データ処理量が少なくなって処理速度が向上す
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1に示すように、本体ケース1
の中央部に無端帯状の搬送ベルト2を駆動ローラ3、従
動ローラ4及びテンションローラ5a,5bに掛けわた
して後述する転写紙の搬送路を形成している。そして、
前記搬送ベルト2と対向する上方の位置に4個の電子写
真プロセスステーション61 ,62 ,63 ,64 を所定
の間隔を隔てて直列に配置している。
【0011】前記各電子写真プロセスステーション61
,62 ,63 はカラー印刷に必要なイエロー(Y)、
マゼンタ(M)、シアン(C)の電子写真プロセスステ
ーションであり、前記電子写真プロセスステーション6
4 は黒印刷のためのブラック(K)の電子写真プロセス
ステーションであり、前記搬送ベルト2の搬送方向の上
流から下流に、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック
の順に配置している。
【0012】前記各電子写真プロセスステーション61
〜64 は、静電潜像保持体として感光ドラム71 ,72
,73 ,74 を設け、この各感光ドラム71 ,72 ,
73 ,74 の周囲に帯電装置81 ,82 ,83 ,84 、
露光装置であるレーザ走査装置91 ,92 ,93 ,94
、現像装置101 ,102 ,103 ,104 、転写装
置を構成する転写ローラ111 ,112 ,113 ,11
4 及びクリーニング装置121 ,122 ,123 ,12
4 を配置して構成している。
【0013】前記転写ローラ111 ,112 ,113 ,
114 は、前記搬送ベルト2を間に介して前記感光ドラ
ム71 ,72 ,73 ,74 と対向配置している。前記レ
ーザ走査装置91 ,92 ,93 ,94 は、前記現像装置
101 ,102 ,103 ,104 のトナーを補給するト
ナーボックス131 ,132 ,133 ,134 に隣接し
て縦長に配置している。
【0014】前記本体ケース1の底部には上下2段に給
紙カセット14,15を設けている。そして上段の給紙
カセット14から転写材である転写紙を給紙ローラ16
により1枚ずつピックアップして送り出し、搬送ローラ
17、ガイド18、レジストローラ19を介して前記搬
送ベルト2上に送り出すようになっている。また、下段
の給紙カセット15から転写紙を給紙ローラ20により
1枚ずつピックアップして送り出し、搬送ローラ21、
ガイド22、搬送ローラ17、ガイド18、レジストロ
ーラ19を介して前記搬送ベルト2上に送り出すように
なっている。
【0015】前記搬送ベルト2の先端部に搬送ベルト2
上の転写紙がずれないように静電吸着する吸着装置23
を設け、前記給紙カセット14,15から送り出された
転写紙を搬送ベルト2と共に帯電してこの搬送ベルト2
に密着させるようになっている。前記各電子写真プロセ
スステーション61 〜64 は、搬送ベルト2により搬送
する転写紙に対して、イエロー、マゼンタ、シアン、ブ
ラックの画像を順次重ねて転写することでカラー印刷を
行うようになっている。そして、カラー印刷の終了した
転写紙は最終的に熱定着装置24によって加熱定着して
から外部に排出するようになっている。
【0016】この装置は、外部のホストコンピュータか
ら画像を形成するための信号を入力すると、例えば、給
紙カセット14から給紙ローラ16が転写紙をピックア
ップし、このピックアップした転写紙を搬送ローラ17
で搬送し、かつレジストローラ19でタイミングを合わ
せてから搬送ベルト2上に送り出す。そして転写紙は吸
着装置23によって搬送ベルト2上に静電吸着され搬送
中に位置ずれを起こすこと無く搬送ベルト2と共に移動
する。
【0017】一方、画像信号は各色に対応した信号とし
て、レーザ走査装置91 〜94 にそれぞれ供給する。例
えば、イエローの画像信号はレーザ走査装置91 に供給
し、レーザ走査装置91 はこの画像信号に応じてレーザ
光を射出し、帯電装置81 により一様に帯電した感光ド
ラム71 を露光して静電潜像を形成する。そして、感光
ドラム71 上の静電潜像を現像装置101 によりイエロ
ーのトナーで現像して顕像化し、転写ローラ111 によ
り搬送ベルト2上の転写紙にイエローのトナー像を転写
する。転写後の感光ドラム71 はクリーニング装置12
1 により残留トナーがクリーニングされ、さらに除電ラ
ンプ(図示せず)により除電されて次の電子写真プロセ
スに備えるようになる。
【0018】同様に、マゼンタ、シアン、ブラックの画
像信号はレーザ走査装置92 〜94にそれぞれ供給し、
マゼンタ、シアン、ブラックの電子写真プロセスステー
ション62 ,63 ,64 により搬送ベルト2上の転写紙
にマゼンタ、シアン、ブラックのトナー像を順次転写す
る。こうして転写紙上にはカラー画像の印刷が施され、
この転写紙は熱定着装置24によって加熱定着されてか
ら排出される。
【0019】ところで、この装置では、イエロー、マゼ
ンタ、シアン、ブラックの各色の画像を重ね合わせてカ
ラー印刷を行うため、各色を重ねたときの色ずれが問題
となる。このため、色ずれを補正して各色が精度よく重
なることが要求される。この色ずれの補正は以下のよう
に行う。
【0020】この装置では、各電子写真プロセスステー
ション61 〜64 によるイエロー、マゼンタ、シアン、
ブラックの色印刷のうち、イエローについては色が薄
く、色ずれがあっても見た目にはほとんど分からないの
で色ずれの補正対象から除外する。従って、色ずれの調
整を行うときには、サンプル画像転写手段により、イエ
ローを除いたマゼンタ、シアン及びブラックの電子写真
プロセスステーション62 〜64 を動作して前記搬送ベ
ルト2上に各色の色ずれ検出用サンプル画像を転写す
る。色ずれ検出用サンプル画像としては、例えば、数ラ
インからなる主走査方向ラインを前記搬送ベルト2上に
転写する。そして、色ずれ検出用サンプル画像である主
走査方向ラインをサンプル画像読取装置25により読み
取る。
【0021】前記サンプル画像読取装置25は、具体的
には、図2に示すように、ブラックの電子写真プロセス
ステーション64 を通過した搬送ベルト2が駆動ローラ
3を経由して従動ローラ4側に戻る経路の先端部、すな
わち、ブラックの電子写真プロセスステーション64 に
対向した搬送ベルト2の下方部に配置し、搬送ベルト2
を走査方向全体にわたって照明する蛍光ランプ26、こ
の蛍光ランプ26で搬送ベルト2を照明したときの搬送
ベルト2からの反射光を受光し、略水平方向に折り返す
第1の折返しミラー27、この第1の折返しミラー27
からの反射光を受光し略180度折り返す第2の折返し
ミラー28、主走査方向に多数のCCD素子が並ぶよう
に配置したCCDラインセンサ29及び前記第2の折返
しミラー28からの反射光を前記CCDラインセンサ2
9上に結像させる結像レンズ30によって構成してい
る。
【0022】図3は色ずれ検出及び色ずれ調整を行う回
路構成を示すブロック図で、色ずれを検出するときは、
サンプル画像転写手段としての機能を果たす制御部31
により機構部コントローラ32を駆動制御し、この機構
部コントローラ32でマゼンタ(M)、シアン(C)、
ブラック(K)の電子写真プロセスステーション62,
63 ,64 のレーザ走査装置92 〜94 を同時に制御し
て感光ドラム72 〜74 に色ずれ検出用の主走査方向ラ
インを転写するための露光を行わせ、その後、現像、転
写を経由してからこの感光ドラム72 〜74 から搬送ベ
ルト2上に色ずれ検出用の主走査方向ラインを例えば同
時に転写させる。そして、前記搬送ベルト2を図中矢印
方向に移動させて、マゼンタ、シアン、ブラックの各色
毎の主走査方向ラインを順次サンプル画像読取装置25
の前を通過させる。前記サンプル画像読取装置25は、
通過するマゼンタ、シアン、ブラックの各色の主走査方
向ラインを順次読取り、画像データを色ずれ補正回路3
3に供給する。
【0023】前記色ずれ補正回路33は、図4に示す構
成のメモリ34を備え、サンプル画像読取装置25から
の画像データをこのメモリ34に順次格納する。前記メ
モリ34は、S(スタティック)RAMからなり、マゼ
ンタ読込みデータ格納エリア34a、シアン読込みデー
タ格納エリア34b、ブラック読込みデータ格納エリア
34cを設け、前記サンプル画像読取装置25がマゼン
タの主走査方向ラインを読取ったときの画像データをマ
ゼンタ読込みデータ格納エリア34aに格納し、シアン
の主走査方向ラインを読取ったときの画像データをシア
ン読込みデータ格納エリア34bに格納し、ブラックの
主走査方向ラインを読取ったときの画像データをブラッ
ク読込みデータ格納エリア34cに格納するようになっ
ている。なお、このメモリ34には、その他、白のシェ
ーディング補正データや黒のシェーディング補正データ
を格納するエリアやワークエリア等が形成されている。
【0024】前記色ずれ補正回路33は、また、補正デ
ータ作成手段を構成し、前記メモリ34の各エリア34
a,34b,34cに格納した画像データを使用して各
色間の位置ずれ量を検出するようになっている。これ
は、例えば、ブラックを基準色とし、ブラックの主走査
方向ラインを読取ったときの画像データに対するマゼン
タ及びシアンの主走査方向ラインを読取ったときの画像
データの相対ずれ量を求め、補正データを作成して前記
メモリ34の別のエリアに格納する。
【0025】通常のカラー印刷を行うときは、前記制御
部31により機構部コントローラ32を駆動制御し、こ
の機構部コントローラ32でイエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)、ブラック(K)の電子写真プロ
セスステーション61 ,62,63 ,64 のレーザ走査
装置91 〜94 を転写紙の搬送に合わせて所定のタイミ
ングで順次制御して感光ドラム71 〜74 に印刷する画
像情報に基づいて露光を行わせる。
【0026】このとき、イエローの電子写真プロセスス
テーション61 のレーザ走査装置91 に対しては何等色
ずれの調整は行わずに機構部コントローラ32で直接制
御する。また、ブラックは基準色としているので、ブラ
ックの電子写真プロセスステーション64 のレーザ走査
装置94 も調整は行わない。しかし、マゼンタ、シアン
の電子写真プロセスステーション62 ,63 のレーザ走
査装置92 ,93 に対しては色ずれ補正回路33により
タイミングを制御する。すなわち、前記色ずれ補正回路
33では、すでに求めてあるブラックの画像データに対
するマゼンタ及びシアンの画像データの相対ずれ量に基
づいて、マゼンタ及びシアンのレーザ走査装置93 ,9
4 の露光動作タイミングを調整する。こうして、感光ド
ラム71 〜74 に対する露光が終了すると、現像、転写
を経由してからこの感光ドラム71 〜74 から搬送ベル
ト2上の転写紙に各色毎のトナー画像を所定のタイミン
グで転写させる。
【0027】図5は、前記サンプル画像読取装置25を
駆動制御する回路のブロック図で、マイクロプロセッサ
41を備え、このマイクロプロセッサ41でドライバー
42を駆動制御して前記蛍光ランプ26及びCCDライ
ンセンサ26を動作させる。そして、CCDラインセン
サ26からの信号をドライバー42を経由し、さらに各
色毎に異なる増幅器43,44,45を介して増幅した
後、ASIC回路46に供給している。
【0028】前記ASIC回路46は、前記マイクロプ
ロセッサ41に制御されて動作し、プログラマブル・ロ
ジック・デバイス(PLD)47(ここではPLDを使
って構成した回路例で説明する。)から白シェーディン
グ補正データS1 及び黒のシェーディング補正データS
2 を受取り、CCDラインセンサ26からの各色の信号
のシェーディング補正を行ってから前記プログラマブル
・ロジック・デバイス47に供給している。
【0029】前記プログラマブル・ロジック・デバイス
47は、前記メモリ34を制御して前記ASIC回路4
6に白シェーディング補正データS1 及び黒のシェーデ
ィング補正データS2 を送出したり、前記ASIC回路
46から各色の信号を受取ると前記メモリ34のマゼン
タ読込みデータ格納エリア34a、シアン読込みデータ
格納エリア34b、ブラック読込みデータ格納エリア3
4cにそれぞれ画像データとして格納させる制御を行
う。
【0030】前記プログラマブル・ロジック・デバイス
47は、また、前記マイクロプロセッサ41とバスライ
ンを介して接続しており、前記マイクロプロセッサ41
に制御されて前記メモリ34の各格納エリア34a、3
4b,34cに格納した画像データをマイクロプロセッ
サ41に転送する動作も行うようになっている。
【0031】前記色ずれ補正回路33が求める基準色に
対する相対ずれ量としては、走査幅、主走査平行ずれ、
スキュー、副走査平行ずれの相対ずれ量がある。走査幅
は、例えばブラックKを基準色とした場合に、図6に示
すように、ブラックの走査開始点の座標が(xK0,yK
0)で走査終了点の座標が(xK ,yK )とき、マゼン
タMの走査開始点の座標が(xY0,yY0)で走査終了点
の座標が(xY ,yY )であったとすると、ブラックK
の走査幅は(xK −xK0)となり、マゼンタMの走査幅
は(xY −xY0)となる。
【0032】従って、ブラックKを基準色とした場合
に、この基準色に対するマゼンタMの走査幅のずれ量を
調整するには、ブラックKを印刷するのに使用するクロ
ックCLK(レーザ走査装置94 の半導体レーザ発振器
を駆動するクロック)に対して、マゼンタMを印刷する
のに使用するクロック(レーザ走査装置92 の半導体レ
ーザ発振器を駆動するクロック)の周波数を(xY −x
Y0)/(xK −xK0)倍に設定すればよい。これには、
予め数種類の周波数のクロックを用意しておき、その中
から適当なクロックを選択して行う。
【0033】また、主走査平行ずれは、書出し位置検知
センサの信号を受けてからDATAを書出すまでの時間
を読取った色ズレデータから作成して使用する。すなわ
ち、図7に示すように、ブラックKを基準にする場合に
は、イエローY以外のマゼンタMとシアンCの書出し位
置検知センサの信号からDATA書出しまでの時間を変
更することで調整する。
【0034】また、スキューは、例えばブラックKを基
準色とした場合に、図8に示すように、ブラックの走査
開始点の座標が(xK0,yK0)で、途中のA点での座標
が(xK1,yK1)、B点での座標が(xK2,yK2)で、
走査終了点の座標が(xK ,yK )とき、マゼンタMの
走査開始点の座標が(xY0,yY0)で、途中のA点での
座標が(xY1,yY1)、B点での座標が(xY2,yY2)
で、走査開始点でのブラックKとマゼンタMとの距離が
dyY0で、A点でのブラックKとマゼンタMとの距離が
dyY1で、B点でのブラックKとマゼンタMとの距離が
dyY2あったとすると、A点〜B点ではdyY1=dyY0
±1/2のとき、スキューデータ=dyY1/走査幅で選
択したクロックとなり、B点〜ではdyY1=dyY0±1
のとき、スキューデータ=dyY2/走査幅で選択したク
ロックとなる。すなわち、スキューによるずれ量を調整
するには、主走査方向に平行な各色毎の基準線を読取
り、ずれた方向の逆に湾曲させるがごとくデータを転送
する。
【0035】また、副走査平行ずれは、例えばブラック
Kを基準色とした場合に、図9に示すように、ブラック
の走査開始点の座標が(xK0,yK0)で、中間点での座
標が(xKC,yKC)で、走査終了点の座標が(xK ,y
K )とき、マゼンタMの中間点の座標が(xYC,yYC)
であったとすると、副走査平行ずれ量は、128ドット
−(yYC−yKC)+dyY となる。これを調整するに
は、設計上のピッチから算出した色間ピッチ量を変更す
るなどで対応できる。
【0036】このように、各色毎の色ずれデータを数ラ
イン分持つことでレーザ走査装置91 ,92 ,93 ,9
4 を動かすこと無く電気的に色ずれ補正ができる。実際
には、初期組立時に、基準色であるブラックKとイエロ
ーYの取り付け調整を行わずにマゼンタ、シアンの取り
付け調整のみを行い、経時的変動、環境変動に付随する
変動分のみに電気補正を適用することが望ましい。
【0037】このように、イエロー、マゼンタ、シア
ン、ブラックの電子写真プロセスステーション61 〜6
4 を搬送ベルト2の搬送方向の上流から下流に順に配置
してカラー印刷するものにおいて、色の薄いイエローを
除外した残りのマゼンタ、シアン、ブラックについて、
数ラインからなる主走査方向ラインを色ずれ検出用サン
プル画像として搬送ベルト2上に転写し、これをサンプ
ル画像読取装置25により読取って色ずれ補正回路33
のメモリ34に読取った画像データを格納する。そし
て、このメモリ34に格納した画像データを使用して、
例えば、ブラックを基準色とし、ブラックの主走査方向
ラインを読取ったときの画像データに対するマゼンタ及
びシアンの主走査方向ラインを読取ったときの画像デー
タの走査幅、主走査平行ずれ、スキュー、副走査平行ず
れ等の相対ずれ量を検出し、このずれ量に応じてマゼン
タ及びシアンの電子写真プロセスステーション62 ,6
3 のレーザ走査装置92 ,93 の半導体レーザ発振器を
駆動するクロックの周波数を可変してずれ量を電気的に
調整しているので、ずれ量検出のためにイエローの画像
データをメモリ34に格納する必要がなく、メモリ34
の容量を小さくできる。さらに、ずれ量を補正するのに
イエローの電子写真プロセスステーション61 による色
ずれ検出用サンプル画像の搬送ベルト2上への転写制御
を不要にでき、また、ずれ量に応じてイエローの電子写
真プロセスステーション61 のレーザ走査装置92 ,9
3 を駆動するクロック周波数の可変制御も不要としてい
るので、ずれ量を補正するのに必要な制御部の構成を簡
単化でき、さらに、データの処理量も少なくなるので、
処理速度も向上できる。
【0038】また、濃度の薄いイエローを除いて濃度の
濃いマゼンタ、シアン、ブラックについてのみ色ずれ検
出を行うようにしているので、サンプル画像読取装置2
5としては濃度の濃い色のみを読取ればよく、画像読取
りのためのダイナミックレンジの調整が容易となる。
【0039】なお、前述した実施の形態では、イエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラックの電子写真プロセスス
テーションを全て使用してカラー印刷するものについて
述べたが、例えばブラックをカラー印刷に使用せずにモ
ノクロ印刷のみに使用するものであってもよく、この場
合にはブラックの色ずれ調整は不要となるので、残りの
マゼンタとシアンについてのみ色ずれ調整を行えばよ
い。
【0040】また、前述した実施の形態では、イエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラックの4つ電子写真プロセ
スステーションを配置してカラー印刷するものについて
述べたが必ずしもこれに限定するものではなく、ブラッ
クの電子写真プロセスステーションを配置せずに、イエ
ロー、マゼンタ、シアンの3つ電子写真プロセスステー
ションを配置してカラー印刷するプリンタにも本発明は
適用できるものである。この場合はイエローを除くマゼ
ンタとシアンについてのみ色ずれ調整を行うことにな
る。
【0041】さらに、前述した実施の形態では、色ずれ
検出用サンプル画像を搬送ベルト上へに直接転写する場
合について述べたが必ずしもこれに限定するものではな
く、転写紙を搬送し、この転写紙上に色ずれ検出用サン
プル画像を転写してもよい。但し、この場合はサンプル
画像読取装置は転写紙の搬送路上に配置する必要があ
る。
【0042】
【発明の効果】以上、請求項1及び2記載の発明によれ
ば、ずれ量調整を電気的に行うものにおいて、ずれ量調
整から色の薄いイエローを除外しているので、ずれ量検
出のために使用するメモリの容量を小さくでき、また、
ずれ量を補正するに必要な制御部の構成を簡単化でき、
さらに、データ処理量が少なくなるので、処理速度も向
上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す概略構成図。
【図2】同実施の形態におけるサンプル画像読取装置の
構成を示す斜視図。
【図3】同実施の形態における色ずれ検出及び色ずれ調
整を行う回路構成を示すブロック図。
【図4】同実施の形態におけるメモリ構成を示す図。
【図5】同実施の形態におけるサンプル画像読取装置の
駆動制御回路のブロック図。
【図6】同実施の形態における走査幅のずれ量調整を説
明するための図。
【図7】同実施の形態における主走査平行ずれのずれ量
調整を説明するための図。
【図8】同実施の形態におけるスキューのずれ量調整を
説明するための図。
【図9】同実施の形態における副走査平行ずれのずれ量
調整を説明するための図。
【符号の説明】
2…搬送ベルト(搬送路) 61 ,62 ,63 ,64 …電子写真プロセスステーショ
ン 71 ,72 ,73 ,74 …感光ドラム(静電潜像保持
体) 81 ,82 ,83 ,84 …帯電装置 91 ,92 ,93 ,94 …レーザ走査装置(露光装置) 101 ,102 ,103 ,104 …現像装置 111 ,112 ,113 ,114 …転写ローラ(転写装
置) 25…サンプル画像読取装置(サンプル画像読取手段) 31…制御部(サンプル画像転写手段) 33…色ずれ補正回路(補正データ作成手段) 34…メモリ
フロントページの続き (72)発明者 池谷 昭二 静岡県田方郡大仁町大仁570番地 株式会 社テック大仁事業所内 (72)発明者 山本 幹夫 静岡県田方郡大仁町大仁570番地 株式会 社テック大仁事業所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像保持体、この静電潜像保持体を
    帯電する帯電装置、この帯電装置により帯電した前記静
    電潜像保持体を光ビームで露光して画像を静電潜像とし
    て記録する露光装置、この露光装置により記録した静電
    潜像をトナーにより現像し顕像化する現像装置及びこの
    現像装置により顕像化したトナー像を転写材に転写する
    転写装置を備えた電子写真プロセスステーションを、イ
    エロー、マゼンタ、シアンの3色又はブラックを加えた
    4色に対応して3又は4台直列に並べて前記転写材の搬
    送路上に配置したカラー電子写真プリンタにおいて、 マゼンタ及びシアンの電子写真プロセスステーション、
    又はマゼンタ、シアン及びブラックの電子写真プロセス
    ステーションを動作して前記転写材又は搬送路上に各色
    毎に色ずれ検出用サンプル画像を転写するサンプル画像
    転写手段と、このサンプル画像転写手段により転写した
    各色毎の色ずれ検出用サンプル画像を読取り、それぞれ
    画像データとして出力するサンプル画像読取手段と、こ
    のサンプル画像読取手段が出力するマゼンタ及びシアン
    の画像データ又はマゼンタ、シアン及びブラックの画像
    データをそれぞれ格納するメモリと、このメモリに格納
    したマゼンタ及びシアンの画像データのうちの一方を基
    準色としてこの基準色に対する他方の相対色ずれ量を求
    め、又はマゼンタ、シアン及びブラックの画像データの
    うちの1色を基準色としてこの基準色に対する他の色の
    相対色ずれ量を求め、この相対色ずれ量から色ずれを補
    正すべき補正データを作成する補正データ作成手段とを
    備え、 マゼンタ及びシアンの2色間の色ずれ検出の場合は、基
    準色としていない他方の色に対応する露光装置の露光タ
    イミングを前記補正データ作成手段が作成した補正デー
    タに基づいて制御し、マゼンタ、シアン及びブラックの
    3色間の色ずれ検出の場合は、基準色としていない残り
    2色に対応する露光装置の露光タイミングを前記補正デ
    ータ作成手段が作成した補正データに基づいて制御する
    ことを特徴とするカラー電子写真プリンタ。
  2. 【請求項2】 サンプル画像転写手段は、数ラインから
    なる主走査方向ラインを色ずれ検出用サンプル画像とし
    て転写する構成とし、サンプル画像読取手段は、主走査
    方向にCCDラインセンサを配置し、このCCDライン
    センサで前記色ずれ検出用サンプル画像を読取ることを
    特徴とする請求項1記載のカラー電子写真プリンタ。
JP7249385A 1995-09-27 1995-09-27 カラー電子写真プリンタ Pending JPH0990697A (ja)

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