JP2000229443A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000229443A
JP2000229443A JP3341099A JP3341099A JP2000229443A JP 2000229443 A JP2000229443 A JP 2000229443A JP 3341099 A JP3341099 A JP 3341099A JP 3341099 A JP3341099 A JP 3341099A JP 2000229443 A JP2000229443 A JP 2000229443A
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phase
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Akihiro Fujimoto
昭宏 藤本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価な構成で各偏向反射面の面位相を正確に
揃えて回転制御すること。 【解決手段】 モータ制御部21a〜21dが偏向反射
板面により偏向走査された光ビームをBDセンサ23a
〜23dが受光することにより出力される水平同期信号
S2a〜S2dと各偏向反射面の回転の基準となる回転
基準信号S1との位相差に応じて偏向反射面の回転を制
御する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像信号に応じた
光ビームを回転多面体により像担持体上に偏向走査する
ことにより静電潜像を形成する複数の画像形成手段を備
える画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、図16〜図18を参照して、従来
の画像形成装置について説明する。
【0003】図16は、従来の画像形成装置の概略構成
を説明する図である。ここでは、4色すなわちイエロー
Y,マゼンタM,シアンC,ブラックKの画像形成部を
備えたカラープリンタ等のカラー画像形成装置を一例に
用いて説明する。
【0004】図において、2000はカラープリンタで
ある。1a〜1dは感光ドラムであり、感光ドラム1a
はブラックK,感光ドラム1bはシアンC,感光ドラム
1cはマゼンタM,感光ドラム1dはイエローY用の静
電潜像が形成される。2a〜2dは第1〜第4レーザス
キャナで、画像信号に応じて露光を行い感光ドラム1a
〜1d上に静電潜像を形成する。
【0005】また、ブラック画像形成部は、感光ドラム
1a,第1レーザスキャナ2a等から構成される。シア
ン画像形成部は、感光ドラム1b,第2レーザスキャナ
2b等から構成される。マゼンタ画像形成部は、感光ド
ラム1c,第3レーザスキャナ2c等から構成される。
イエロー画像形成部は、感光ドラム1d,第4レーザス
キャナ2d等から構成される。
【0006】3は無端状の搬送ベルトで、図示しない用
紙を各色の画像形成部に順次搬送する転写ベルトを兼ね
るものである。4は駆動ローラで、図示しないモータと
ギア等でなる駆動手段と接続され搬送ベルト3を駆動す
る。5は従動ローラで、搬送ベルト3の移動に従って回
転し、かつ搬送ベルト3に一定の張力を付与する。6
a,6bは1対の光センサで、搬送ベルト3の両サイド
に設けられ、搬送ベルト3上に形成された画像ずれ検出
用パターン(後述する図3に示す画像ずれ検出用パター
ン7a〜10a,7b〜10b等)を検出する。
【0007】1000はコントローラで、CPU100
1,RAM1002,ROM1003等から構成され、
CPU1001はROM1003に格納される制御プロ
グラムに基づいてカラープリンタを統括制御する。RA
M1002はCPU1001のワークエリア等として使
用される。
【0008】図17は、図16に示したレーザスキャナ
2a〜2dの構成を説明する図である。なおここでは、
マルチビームレーザ走査光学系を用いて説明する。
【0009】図において、200はマルチビームレーザ
走査光学系で、複数の光源210,211を備えてお
り、画像情報に応じてレーザドライバ213,214に
より変調される複数の光源210,211からのレーザ
ビームはコリメートレンズ212によりコリメートされ
た後、スキャナモータドライバ201により制御される
図示しないスキャナモータの偏向反射面202により反
射され、fθレンズ203,204を通ってミラー20
6により反射されて図16に示した感光ドラム1a〜1
d上を走査する。
【0010】207は受光素子で、レーザ走査の走査範
囲内の画像領域外に配置され複数本のレーザビームのう
ち少なくとも一つのレーザビームを受光検出し、主走査
方向の水平同期信号を出力する。ここでは、反射ミラー
205により反射されたレーザビームを受光検出してい
る。
【0011】図18は、図16に示した感光ドラム1a
〜1d上に照射されるレーザスポットの配置の一例を説
明する模式図である。
【0012】図において、14,15はレーザスポット
である。このように一般的には副走査方向には画素密度
に応じた画素ピッチδpだけ離れた状態で配置されて1
回の走査で副走査方向に連続した複数本のラインを走査
することができる。なお、図18では簡単に説明するた
め2ビームの場合の図を示した。しかし、レーザビーム
の本数は2本以上でもよい。その場合は、1回の走査で
同時に走査されるライン数が増える。
【0013】以下、従来の画像形成装置の動作について
説明する。
【0014】図示しないコンピュータ(PC)等からプ
リントすべきデータがカラープリンタに送られ、プリン
タエンジンの方式に応じた画像処理が終了しプリンタ可
能状態となると、図示しない用紙カセットから用紙が供
給され搬送ベルト3に到達し、搬送ベルト3により用紙
が各色の画像形成部に順次搬送される。
【0015】搬送ベルト3による用紙搬送とタイミング
を合せて、各色の画像信号が各レーザスキャナ2a〜2
dに送られ、第1〜第4レーザスキャナ2a〜2dがレ
ーザ光を照射して各感光ドラム1a〜1d上に静電潜像
を形成し、図示しない現像器が各感光ドラム1a〜1d
上に形成された静電潜像をトナーで現像し、図示しない
転写部で感光ドラム1a〜1d上のトナー像が搬送ベル
ト3により搬送される用紙上に転写される。
【0016】図16に示したカラープリンタ2000で
は、Y,M,C,Kの順に順次画像形成される。その
後、トナー像が転写された用紙は搬送ベルト3から分離
され、図示しない定着器で熱によってトナー像が用紙上
に定着され、外部へ排出される。
【0017】上記従来の画像形成装置が備える各画像形
成部のレーザスキャナにおいては、光ビーム発生手段
と、該発生した光ビームを画像信号によって点灯制御す
る光ビーム制御手段と、前記光ビームを感光ドラム上に
偏向走査するスキャナモータと、前記スキャナモータを
回転駆動するスキャナモータ駆動手段と、前記スキャナ
モータにより偏向走査された光ビームを所定の位置で検
出して水平同期信号を出力する水平同期信号検出手段
と、スキャナモータの回転基準信号を発生する回転基準
信号発生手段と、スキャナモータの回転位置を検出する
回転位置検出手段を備え、回転基準信号と回転位置検出
手段の出力信号に基づいて、各スキャナモータが等速回
転するように各駆動手段を制御する。
【0018】そして、各画像形成部で形成された画像を
用紙上に重ね合わせて転写する。ここで、各画像を用紙
上に正確に重ね合わせて転写するには各感光ドラム上の
各画像の主走査方向および副走査方向における画像形成
開始位置が正確に調整されていなければならない。
【0019】主走査方向については、各光ビームの水平
同期信号に基づいて各画像の書き出しタイミングを各画
像形成部毎に調整することによって、各スキャナモータ
の偏向反射面の面位相が互いに一致していなくても画像
のずれを補正することができる。
【0020】副走査方向については、各画像形成部間の
距離を副走査方向の画像ピッチの整数倍に設定し、各画
像書き出しのタイミングを1回の光ビーム走査の周期毎
に調整することによって1画素ピッチ以下の画像ずれに
調整することができる。ところが、スキャナモータの偏
向反射面の面位相が正確に合っていないと1画素ピッチ
以下のずれが発生してしまう。この不具合を解消するた
めに、各スキャナモータ制御部に供給する回転基準信号
を共通にして各スキャナモータをPLL制御することが
行なわれている。
【0021】また、副走査方向については、シングルビ
ームで走査露光を行うときには各画像形成部間の距離を
副走査方向の画像ピッチの整数倍に設定し、各画像書き
出しのタイミングを1回の光ビーム走査の周期毎に調整
することによって1画素ピッチ以下の画像ずれに調整す
ることができる。
【0022】ところが、この例のように2本のレーザビ
ームで同時に走査露光を行うときには、各画像書き出し
タイミングを1回の光ビーム走査の周期毎に調整しても
最悪時には2画素ピッチの画像ずれを生じてしまう。
【0023】この不具合を解消するために、特開平8−
142412号公報では、副走査方向の記録開始位置を
決定する記録開始信号発生手段からの画像記録開始信号
と水平同期信号の時間差を検出する検出手段と前記検出
手段からの信号に応じて最初の1ライン目の記録に用い
る光源を複数の光源から選択する光源選択手段を有する
ことで1ライン目の記録に用いる光源を選択して画像ず
れを1画素ピッチ以下に抑える方法が提案されている。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像形成装置では、回転位置検出手段と光ビーム検
出手段との相対位置が各画像形成部毎に異なっていると
各スキャナモータの偏向反射板の面位相を正確に一致さ
せることができない。また、各スキャナモータの偏向反
射面の面位相を正確に一致させるために回転位置検出手
段と光ビーム検出手段との相対位置を一致させるにはか
なりのコストがかかってしまうという問題点があった。
【0025】さらに、各スキャナモータの偏向反射面の
面位相は常にある一つの位相の状態に固定されてしまう
ために、各画像形成部間の距離の取り付け位置誤差等で
生じる副走査方向の1画素ピッチ以下のずれを、各スキ
ャナモータの偏向反射面の面位相を調整することによっ
て補正することができないという問題点があった。
【0026】また、画像記録開始信号と水平同期信号の
時間差を検出する検出手段と前記検出手段からの信号に
応じて最初の1ライン目の記録に用いる光源を複数の光
源から選択する光源選択手段とが必要となるので、コス
トアップしてしまうとともに、1画素ピッチ以下の画像
ずれを補正できないという課題があった。
【0027】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明の目的は、各回転多面体により
偏向走査された光ビームを所定位置で受光することによ
り出力される水平同期信号と各回転多面体の回転基準信
号との位相差に応じて前記各回転多面体の回転を制御す
ることにより、回転多面体の回転を検知するセンサを備
えることなく各回転多面体の面位相を揃えて回転制御す
ることができ、安価な構成で精度良く副走査方向の書き
出し位置を補正でき、画像ずれを低減させることができ
る画像形成装置を提供することである。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、画像信号に応じた光ビームを発生する第1発生手段
(図17に示した光源210,211)と、前記光ビー
ムを像担持体(図16に示した感光ドラム1a〜1d)
上に偏向走査する回転多面体(図17に示した偏向反射
面202)と、前記回転多面体を回転駆動する駆動手段
(図1に示すスキャナモータ24a〜24d)と、前記
回転多面体により偏向走査された光ビームを所定位置で
受光して水平同期信号を出力する検出手段(図1に示す
BDセンサ23a〜23d)とを備える複数の画像形成
手段を有する画像形成装置であって、前記各画像形成手
段に前記回転多面体の回転基準信号を発生する第2発生
手段(図1に示す回転基準信号発生部20)と、前記各
水平同期信号と前記回転基準信号との位相差に応じて前
記各回転多面体の回転を制御する駆動制御手段(図1に
示すモータ制御部21a〜21d,モータ駆動部22a
〜22d)とを有するものである。
【0029】本発明に係る第2の発明は、いずれかの画
像形成手段により形成された画像と他の画像形成手段に
より形成された画像の副走査方向のずれ量を測定する測
定手段(図7に示すコントローラ1000)と、前記測
定手段により測定された画像の副走査方向のずれ量に応
じていずれかの画像形成手段に供給される回転基準信号
と前記他の画像形成手段に供給される回転基準信号との
位相差を調整する位相制御手段(図7に示す位相回転基
準信号選択信号発生部42a〜42d,図12に示す位
相量制御手段42b〜42d)とを有し、前記駆動制御
手段は、前記位相制御手段により位相差が調整された回
転基準信号と前記各水平同期信号との位相差に応じて前
記各回転多面体の回転を制御するものである。
【0030】本発明に係る第3の発明は、前記第2発生
手段(図7に示す位相回転基準信号発生部41)は、位
相の異なる複数の回転基準信号を発生し、前記位相制御
手段は、前記測定手段により測定された画像の副走査方
向のずれ量に応じて前記複数の回転基準信号の中から前
記他の画像形成手段に供給する回転基準信号を選択する
ものである。
【0031】本発明に係る第4の発明は、前記位相制御
手段は、前記各画像形成手段により形成される画像の副
走査方向のずれ量が最小となる回転基準信号を選択する
ものである。
【0032】本発明に係る第5の発明は、前記第2発生
手段は、位相が1/nずつずれたn個の信号(nは自然
数)(図9に示す回転基準信号SS0〜SS3)を発生
するものである。
【0033】本発明に係る第6の発明は、前記位相制御
手段は、前記他の画像形成手段に供給される回転基準信
号の位相を調整するものである。
【0034】本発明に係る第7の発明は、前記位相制御
手段は、前記各画像形成手段に供給される回転基準信号
の位相を調整可能であるものである。
【0035】本発明に係る第8の発明は、前記いずれか
の画像形成手段は、前記複数の画像形成手段の中から選
択可能であるものである。
【0036】本発明に係る第9の発明は、前記第1発生
手段は、光ビームを発光する複数の発光源を備えるもの
である。
【0037】本発明に係る第10の発明は、前記駆動制
御手段は、前記水平同期信号が入力される速度ディスク
リ(図5に示す速度ディスクリ30)と前記水平同期信
号と前記回転基準信号の位相を比較する位相比較器(図
5に示す位相比較器31)と、前記速度ディスクリと前
記位相比較器の出力を積分する積分器(図5に示す積分
アンプ29)とを備え、前記積分器の出力電圧に応じて
前記駆動手段を制御するものである。
【0038】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕以下、図面を参
照して、本発明の実施形態について説明する。
【0039】なお、以下の実施形態で示す画像形成装置
では、図16に示した斜視図のようにイエローY,マゼ
ンタM,シアンC,ブラックKの4色の画像形成部を有
する4ドラム方式のカラープリンタ2000等のカラー
画像形成装置を一例に用いて説明する。
【0040】図1は、本発明の第1実施形態を示す画像
形成装置のスキャナモータ制御部の構成を説明するブロ
ック図である。なお、図中のa,b,c,dはブラック
K,シアンC,マゼンタM,イエローYに対応してい
る。
【0041】図において、20は回転基準信号発生部
で、回転基準信号S1をモータ制御部21a〜21dに
出力する。モータ制御部21a〜21dは、後述する図
2に示す構成を備え、回転基準信号S1と水平同期信号
検出部(BDセンサ)23a〜23dからの水平同期信
号(/BD信号)S2a〜S2dに基づいてモータ駆動
部22a〜22dに出力されるモータ制御電圧(制御信
号)S4a〜S4dを調整する。モータ駆動部22a〜
22dは入力されるモータ制御電圧S4a〜S4dに基
づいてスキャナモータ24a〜24dを回転制御する。
【0042】以下、動作について説明する。図示しない
光ビーム発生手段からの光ビームは、図示しないポリゴ
ンミラーを有するスキャナモータ24a〜24dによっ
て図16に示した感光ドラム1a〜1d上を走査する。
スキャナモータ24a〜24dの回転に応じて光ビーム
は、光ビーム走査の所定の位置に取り付けられて光ビー
ムの走査に応じて/BD信号を出力するためのBDセン
サ23a〜23dにより各々検出される。
【0043】/BD信号S2(S2a〜S2d)は、ス
キャナモータ24a〜24dを等速に回転制御するため
の回転基準信号発生部20から供給される共通の回転基
準信号S1とともにモータ制御部21a〜21dに入力
される。モータ制御部21a〜21dは各々の/BD信
号S2と回転基準信号S1に基づいて各スキャナモータ
24a〜24dを駆動するためのモータ駆動部22a〜
22dに制御信号S4a〜S4dを出力する。モータ駆
動部22a〜22dは制御信号S4(S4a〜S4d)
に基づいてスキャナモータ24a〜24dを回転制御す
る。
【0044】図2は、図1に示したモータ制御部21a
〜21dの構成を説明するブロック図である。
【0045】図において、25は位相比較部で、回転基
準信号S1および/BD信号S2が入力され、両者の位
相を比較してその結果(位相比較器出力,信号S3)を
ローパスフィルタ26に出力する。ローパスフィルタ2
6は、位相比較部25の出力S3に基づいてモータ制御
電圧(ローパスフィルタ出力)S4(S4a〜S4d)
を生成する。
【0046】以下、図3のタイミングチャートを参照し
て、図2に示したモータ制御部21a〜21dの動作を
説明する。
【0047】図3は、図2に示した各出力S1〜S4の
変化の一例を説明するタイミングチャートである。
【0048】図1に示した回転基準信号発生部20は、
あらかじめ決められたスキャナモータ24a〜24dの
回転数の/BD信号S2の周期で回転基準信号S1を発
生する。位相比較部25は回転基準信号S1と前記BD
センサからの/BD信号S2の立ち下がりエッジを比較
し、その結果、/BD信号S2が回転基準信号S1より
も遅れている間は加速(HIGH)、進んでいる間は減
速(LOW)、それ以外は保持(MIDDLE)の信号
S3を出力する。
【0049】ローパスフィルタ26は位相比較部25の
出力信号S3に基づいて、加速(HIGH)のときは出
力電圧を増加、減速(LOW)のときは出力電圧を減
少、保持(MIDDLE)のときは出力電圧を保持す
る。したがって、モータ制御部21a〜21dはモータ
制御電圧S4a〜S4dをスキャナモータ24a〜24
dの回転速度に応じて電圧を変化させていき、最終的に
は回転基準信号S1と/BD信号S2の位相および周期
が正確に一致するときの電圧を保持することになる。
【0050】以下、図4を参照して、本実施形態の画像
形成装置において上述したモータ制御を行ったときの制
御結果を説明する。
【0051】図4は、本発明の実施形態を示す画像形成
装置におけるスキャナモータ制御の実行結果を説明する
タイミングチャートである。なお、一例として回転基準
信号S1とブラックのスキャナモータ24aの/BD信
号S2aを用いて説明する。
【0052】このように、回転基準信号S1と/BD信
号S2aの位相および周期が一致している。この状態で
スキャナモータ24aは回転基準信号S1により決めら
れた速度で回転している。
【0053】上述した動作により、各スキャナモータ2
4a〜24dを共通の回転基準信号S1に位相を揃えて
回転させることができる。すなわち、第1実施形態によ
ると、回転基準信号と各水平同期信号に基づいて各スキ
ャナモータ24a〜24dを等速で回転制御することに
より、コストをかけることなく、各スキャナモータ24
a〜24dの偏向反射面の面位相は正確に一致した状態
で等速に回転することができ、各画像形成部で形成され
る画像の副走査方向の書き出し位置のずれを低減させる
ことができる。
【0054】〔第2実施形態〕上記第1実施形態では、
図1に示したモータ制御部21a〜21dが図2に示し
た様に位相比較部25を備える場合を説明した。本実施
形態では、後述する図5に示すように、速度ディスクリ
と位相比較器とを備える場合について説明する。
【0055】第2実施形態で示す画像形成装置は、上記
第1実施形態と同様に図1のブロック図で示されるスキ
ャナモータ制御部を備え、モータ制御部21a〜21d
は図5のような構成を有している。
【0056】図5は、図1に示したモータ制御部21a
〜21dの構成を説明するブロック図である。
【0057】図において、27はゲイン調整部、28は
ゲイン位相調整部、29は積分アンプ、30は速度ディ
スクリ、31は位相比較器である。
【0058】以下、動作について説明する。/BD信号
S2は速度ディスクリ30および位相比較器31に入力
される。回転基準信号S1は位相比較器31に入力され
る。速度ディスクリ30の出力と位相比較器31の出力
はそれぞれゲイン調整部27,ゲイン位相調整部28で
ゲイン調整および位相補償をして積分アンプ29に出力
される。
【0059】このとき速度ディスクリ30のゲインは位
相比較器31のゲインよりも数十から数百倍大きくする
とよい。また、位相比較器31の出力のゲインおよび位
相を調整するゲイン位相調整部28では、位相進み補償
をするとよい。ゲイン調整部27およびゲイン位相調整
部28は使用するスキャナモータや制御路等に応じて最
適な定数を調整する。積分アンプ29ではゲイン調整部
27,ゲイン位相調整部28からの2つの入力を加算し
たものから積分動作をしてモータ駆動部22a〜22d
に出力するモータ制御電圧S4をつくる。
【0060】図6は、図5に示した速度ディスクリ30
の詳細構成を説明するブロック図である。
【0061】図において、32は1/2分周器、33は
立ち上がり検出部、34は立ち下り検出部、35,36
はカウンタ、37はチャージポンプ部である。
【0062】以下、動作について説明する。/BD信号
S2は1/2分周器32に入力されて1/2の周期に分
周されてデューティ50%の信号となる。この1/2分
周された/BD信号の立ち上がりエッジを立ち上がり検
出部33で、立ち下がりエッジを立ち下がり検出部34
で検出する。
【0063】カウンタ35は立ち上がり検出部33の出
力をトリガとしてカウントを開始してあらかじめ決めら
れた、/BD信号S2の周期に相当する時間の所定パル
ス数だけクロックをカウントして停止する。このとき、
カウンタ35はクロックをカウントしている間はLOW
を出力して停止している間はHIGHを出力する。
【0064】同様に、カウンタ36は立ち下がり検出部
34の出力をトリガとしてカウントを開始してあらかじ
め決められた、/BD信号S2の周期に相当する時間の
所定パルス数だけクロックをカウントして停止する。カ
ウンタ36もクロックをカウントしている間はLOWを
出力して停止しているときはHIGHを出力する。
【0065】上述した動作をするカウンタ35,36の
出力のNAND出力を加速信号とし、OR出力を減速信
号とすることで/BD信号S2の周期が所定の周期より
も長い場合は加速信号を、短い場合は減速信号を、等し
い場合は保持する信号を得ることができる。これらの加
速信号、減速信号に応じてチャージポンプ37は出力電
圧を増減して速度ディスクリ30の出力を生成する。
【0066】上述したように、本実施形態の画像形成装
置では、図5に示したモータ制御部21a〜21dは第
1実施形態の画像形成装置に備わるモータ制御部と同様
に回転基準信号S1と/BD信号S2の周波数の位相を
合わせるように制御信号S4a〜S4dを出力する。な
お、第2実施形態において図1のブロック図で示される
各スキャナモータ24a〜24dの回転制御に関しては
上記第1実施形態と同様な動作により各スキャナモータ
24a〜24dの偏向反射面の面位相を正確に一致した
状態で等速に回転することができる。
【0067】すなわち、/BD信号S2の周期と位相と
に応じて積分アンプ29の出力が変化して最終的には各
スキャナモータ24a〜4dは共通の回転基準信号S1
に位相を揃えて回転することになる。
【0068】したがって、本発明の第2実施形態におい
ても、各画像形成部間での副走査方向の画像ずれをなく
すことができる。また、第2実施形態においては位相比
較器31とともに速度ディスクリ30も併用しているの
でスキャナモータは速度ディスクリにより等速に回転制
御することができる。そのため、位相比較器31は位相
差のみ検出できる位相比較器を使用しても、第1実施形
態と同様の効果を得ることができる。
【0069】〔第3実施形態〕上記第1,第2実施形態
では、各色の画像形成部のモータ制御部21a〜21d
に同一の回転基準信号S1を入力する場合について説明
した。本実施形態では、同一周期で位相が異なる複数の
回転基準信号の中から各色の画像形成部毎に選択した信
号をモータ制御部21a〜21dに入力する場合につい
て説明する。
【0070】図7は、本発明の第3実施形態を示す画像
形成装置のスキャナモータ制御部の構成を説明するブロ
ック図である。なお、図中のa,b,c,dはブラック
K,シアンC,マゼンタM,イエローYに対応してい
る。また、図1と同一のものには同一の符号を付してあ
る。
【0071】図において、41は位相回転基準信号発生
部で、回転基準信号の周期の1/nずつ位相をずらした
n個(nは自然数)の回転基準信号を発生する。42a
〜42dは位相回転基準信号選択信号発生部で、モータ
制御部21a〜21dに出力する位相回転基準信号S1
a〜S1dを上述したn個の回転基準信号から選択す
る。
【0072】図8は、図16に示した搬送ベルト3等に
転写される画像ずれ検出用パターンを説明する図であ
る。
【0073】図において、7a,7bは画像ずれ検出用
パターンで、ブラック画像形成部により搬送ベルト3に
転写された主走査方向と副走査方向に延びた直線パター
ンである。8a,8bは画像ずれ検出用パターンで、シ
アン画像形成部により搬送ベルト3に転写された主走査
方向と副走査方向に延びた直線パターンである。
【0074】9a,9bは画像ずれ検出用パターンで、
マゼンタ画像形成部により搬送ベルト3に転写された主
走査方向と副走査方向に延びた直線パターンである。1
0a,10bは画像ずれ検出用パターンで、イエロー画
像形成部により搬送ベルト3に転写された主走査方向と
副走査方向に延びた直線パターンである。
【0075】画像ずれを低減するため、図16に示した
搬送ベルト3上に図8に示した画像ずれ検出用パターン
を形成し、搬送ベルト3の両サイドに設けられた1対の
光センサ6a,6bで読取り、各色の画像ずれ量を検出
する。
【0076】なお、画像ずれ検出用パターン7a〜10
aは、図16に示した搬送ベルト3の手前側のパターン
であり、図16に示した光センサ6aで読み取られる。
画像ずれ検出用パターン7b〜10bは、図16に示し
た搬送ベルト3の奥側のパターンであり、図16に示し
た光センサ6bで読み取られる。
【0077】図16に示した光センサ6a,6bで読み
取られた画像ずれ検出用パターンにより、図16に示し
たコントローラ1000が主走査方向に延びた直線パタ
ーンから副走査方向の画像ずれ量を、副走査方向に延び
た直線パターンから主走査方向の画像ずれ量を検出す
る。なお、各色の走査幅は、搬送方向に延びた直線パタ
ーン7aと7b,8aと8b,9aと9b,10aと1
0b間の距離から算出される。
【0078】図9は、図7に示した位相回転基準信号発
生部41で発生するn個の位相回転基準信号を説明する
タイミングチャートである。なお、ここでは一例として
n=4の場合を説明する。
【0079】図において、回転基準信号SS0は、周期
がTであり、回転基準信号SS1〜SS3は回転基準信
号SS0の周期Tの1/4ずつ位相をずらしている。
【0080】以下、図7に示したスキャナモータ制御部
の動作について説明する。
【0081】副走査方向の画像書き出し位置の補正は図
7と図9に示したように、回転基準信号SS0の周期の
1/nずつ位相をずらしたn個(nは自然数)の回転基
準信号SS0〜SS3を発生する位相回転基準信号発生
部41と、各画像形成部毎に独立して位相回転基準信号
選択信号発生部42a〜42dを備え、図8に示した画
像ずれ検出用パターン7a,7b〜10a,10bを光
センサ6a,6bで読み取ることによりコントローラ1
000が検出した副走査方向の画像ずれが最も小さくな
るような前記n個の回転基準信号SS0〜SS4の中か
ら最適な位相回転基準信号S1a〜S1dを選択するこ
とで行うことができる。
【0082】例として、図7,図9,図10,図11を
参照して、ブラックKとイエローYの副走査方向の画像
ずれを補正する方法を詳細に説明する。
【0083】最初に位相回転基準信号S1a,S1dと
して、図9に示した回転基準信号SS0を選択してブラ
ックKおよびイエローYの各々のスキャナモータ24
a,24dを回転制御して図8に示したような画像ずれ
検出用パターン7a,7b,10a,10bを形成し、
ブラックKおよびイエローYの相対的な画像ずれ量を検
出する。
【0084】以下、図10を参照して、副走査方向の画
像ずれ量を説明する。
【0085】図10は、副走査方向の画像ずれ量を説明
する模式図である。
【0086】図において、11は用紙である。12はイ
エローYの書き出し位置、13はブラックKの書き出し
位置を示している。ブラックKとイエローYの副走査方
向の書き出し位置のずれ量はδsである。
【0087】δsは1画素の約1/4であり、この例で
は、ブラックKとイエローYのスキャナモータ24a,
24dの偏向反射面の面位相を揃えて画像形成をしたと
きにはイエローYの方が/BD信号S2の周期の約1/
4だけ早く書き出していることが分かる。
【0088】したがって、ブラックKとイエローYの副
走査方向の書き出し位置を正確に一致させるにはイエロ
ーYのスキャナモータ24dの偏向反射面の面位相を/
BD信号S2の周期の1/4だけ遅らせれば良い。よっ
て、ブラックKの位相回転基準信号S1aは図9の回転
基準信号SS0を選択したまま、イエローYの位相回転
基準信号S1dとして回転基準信号SS0より周期の1
/4だけ位相が遅れている回転基準信号SS1を選択す
ればよい。
【0089】以下、図11のタイミングチャートを参照
して、ブラックKの位相回転基準信号S1aとイエロー
Yの位相回転基準信号S1dを説明する。
【0090】図11は、ブラックKとイエローYの副走
査方向の書き出し位置を補正するべく選択された位相回
転基準信号S1a,S1dを説明するタイミングチャー
トである。
【0091】図において、ブラックKの位相回転基準信
号S1aは周期がTである。イエローYの位相回転基準
信号S1dはブラックKの位相回転基準信号S1aより
位相がT/4遅れている。
【0092】上述したように、位相回転基準信号選択信
号発生部42a,42dにより位相回転基準信号S1
a,S1dを選択してスキャナモータを回転制御すると
ブラックKのスキャナモータ24aと比較してイエロー
Yのスキャナモータ24dの偏向反射面は周期の1/4
だけ面位相がずれたまま等速回転することになり副走査
方向の画像ずれを低減することができる。
【0093】ブラックKを基準として他のシアンC,マ
ゼンタMも同様に最適な位相回転基準信号を選択するこ
とによって画像ずれを低減することができる。本実施形
態ではn=4の例を示した。nの値は4に限らず、他の
値に設定してもよい。nの値を大きくするほど精度良く
画像ずれを低減することができる。
【0094】このように、各画像形成部間の距離にばら
つきがある等により偏向反射面の面位相を合わせてスキ
ャナモータの回転制御を行ったときに副走査方向の画像
ずれが生じる場合も、画素ピッチの1/n以下の画像ず
れにすることができる。
【0095】〔第4実施形態〕上記第3実施形態では、
回転基準信号SS0の周期の1/nずつ位相をずらした
n個の回転基準信号SS0〜SS3を発生させ、検出さ
れた副走査方向の画像のずれに応じてモータ制御部21
a〜21dに出力する位相回転基準信号S1a〜S1d
を選択する場合について説明した。本実施形態では、複
数の光源を備え、基準となる色の画像に対する副走査方
向の画像ずれ量に応じて位相量制御手段が位相回転基準
信号と基準となる色の画像形成部に供給される回転基準
信号との位相差を制御する場合について説明する。
【0096】以下、図面を参照して、本発明の実施形態
について説明する。
【0097】本実施形態の画像形成装置では、図16に
示した斜視図のようにイエローY,マゼンタM,シアン
C,ブラックKの4色の画像形成部を有し、さらにスキ
ャナユニットは図17に示したように複数の光源21
0,211を備える4ドラム方式のカラープリンタ20
00等のカラー画像形成装置を一例に用いて説明する。
【0098】図12は、本発明の第4実施形態を示す画
像形成装置のスキャナモータ制御部の構成を説明するブ
ロック図である。なお、図中のa,b,c,dはブラッ
クK,シアンC,マゼンタM,イエローYに対応してい
る。また、図1と同一のものには同一の符号を付してあ
る。
【0099】図において、42b〜42dは位相量制御
手段で、回転基準信号発生部20から出力される回転基
準信号S1の位相を後述するように制御し、位相量が調
整された信号をモータ制御部21b〜21dに出力す
る。
【0100】また、モータ制御部21a〜21dは図
2,図5に示した構成を備え、上述した同様の動作を行
う。さらに、モータ制御部21a〜21dは図3,図4
のタイミングチャートに示したように入力される回転基
準信号と/BD信号S2とが一致するようにモータ制御
電圧S4a〜S4dを調整する。
【0101】各モータ制御部21a〜21d,モータ駆
動部22a〜22d,スキャナモータ24a〜24dは
上述した動作を行うので、各モータ制御部21a〜21
dに同一の回転基準信号を入力するとスキャナモータ2
4a〜24dの偏向反射面は各々の面位相をそろえて回
転する。
【0102】また、各モータ制御部21a〜21dに入
力する回転基準信号を基準となるモータ制御部、例えば
ブラックKのモータ制御部21aに入力する回転基準信
号と周期が同じで位相が異なる回転基準信号を入力する
ことで位相ずれ量に応じて偏向反射面の面位相もずれた
状態を保持して回転制御することができる。
【0103】以下、図8,図12,図13を参照して、
副走査方向の書き出し位置の補正方法について説明す
る。なお、ここでは、ブラックKとイエローYの副走査
方向の画像ずれを補正する場合を一例に挙げて説明す
る。
【0104】最初に、位相量制御手段42b〜42dの
位相量を0すなわち入力される回転基準信号S1と同位
相にして、ブラックKおよびイエローYの各々のスキャ
ナモータ24a,24dを回転制御して図8に示したよ
うな画像ずれ検出用パターン7a,7b,10a,10
bを搬送ベルト3上に形成し、コントローラ1000は
光センサ6a,6bの検出結果に基づいてブラックKと
イエローYとの相対的な画像ずれ量を検出する。
【0105】以下、図13を参照して、副走査方向の画
像ずれ量を説明する。
【0106】図13は、副走査方向の画像ずれ量を説明
する模式図である。
【0107】図において、11は用紙である。131は
イエローYの書き出し位置、132はブラックKの書き
出し位置を示している。なお、図13では2ビーム走査
系で走査したときの1回の走査で同時に引かれる2本の
ラインを示している。δsはブラックKとイエローYの
副走査方向の書き出し位置のずれ量である。
【0108】この例では、δsは1画素の約1/2であ
り、1回の走査によって同時に描かれる2本のラインを
基準に考えると偏向反射面の面位相のずれ量としては1
/(2×2)=1/4になる。この場合では、ブラック
KとイエローYのスキャナモータ24a,24dの偏向
反射面の面位相を揃えて画像形成をしたときにはイエロ
ーYの方が/BD信号S2の周期の約1/4だけ早く書
き出していることが分かる。
【0109】したがって、ブラックKとイエローYの副
走査方向の書き出し位置を正確に一致させるにはイエロ
ーYのスキャナモータ24dの偏向反射面の面位相を/
BD信号S2の周期の1/4だけ遅らせれば良い。よっ
て、イエローYの位相回転基準信号S1dとして回転基
準信号S1よりBD周期の1/4だけ位相が遅れている
回転基準信号をモータ制御部21dに入力すればよい。
この位相量を制御するのは位相量制御手段42であり、
各画像形成部の画像ずれ量に応じて位相量を制御する。
【0110】以下、図14のタイミングチャートを参照
して、ブラックKの回転基準信号S1とイエローYの位
相回転基準信号S1dを説明する。
【0111】図14は、イエローYの副走査方向の書き
出し位置をブラックKの書き出し位置に合わせるべく位
相を制御したイエローYの位相回転基準信号S1dを説
明する図である。
【0112】図において、ブラックKの回転基準信号S
1は周期がTである。イエローYの位相回転基準信号S
1dはブラックKの回転基準信号S1より位相がT/4
遅れている。
【0113】このように、入力される回転基準信号S1
と出力される位相回転基準信号S1b〜S1dとの位相
差を位相量制御手段42dが検出された副走査方向の画
像ずれ量に応じて調整し、スキャナモータ24a,24
dを回転制御するとブラックKのスキャナモータ24a
と比較してイエローYのスキャナモータ24dは、ブラ
ックKの回転基準信号S1の周期の1/4だけ偏向反射
面の面位相がずれたまま回転することになり、副走査方
向の画像ずれ量を補正して、ブラックKとイエローYの
色ずれをなくすことができる。なお、ブラックKを基準
として他のシアンC、マゼンタMも同様に最適な位相ず
れ量に変化させることにをよって画像ずれを低減するこ
とができる。
【0114】このように、副走査方向の画像ずれを精度
良く補正することができるので、1ライン目の書き出し
の発光源を選択する手段を設ける必要がなく常に決まっ
たレーザから1ライン目を書き出すことができるうえに
1画素ピッチ以下の画像ずれも補正することができて画
質の向上を図れる。
【0115】なお、本実施形態では、複数の光源を備え
るレーザスキャナを一例に用いて説明したが、単数の光
源を備えるレーザスキャナでも同様に画像のずれを低減
することができる。
【0116】〔第5実施形態〕上記第4実施形態では、
レーザスキャナには複数の光源を備え、基準となる色の
画像に対する副走査方向の画像ずれ量に応じて位相量制
御手段が位相回転基準信号と基準となる色の画像形成部
に供給される回転基準信号との位相差を制御する場合に
ついて説明したが、本実施形態では、レーザスキャナに
は複数の光源を備え、同一周期で位相が異なる複数の回
転基準信号から各色の画像形成部毎に選択したものをモ
ータ制御部21a〜21dに入力する場合について説明
する。
【0117】以下、図9,図14,図15等を参照して
本発明の第5実施形態について説明する。
【0118】図15は、本発明の第5実施形態を示す画
像形成装置のスキャナモータ制御部の構成を説明するブ
ロック図である。なお、図中のa,b,c,dはブラッ
クK,シアンC,マゼンタM,イエローYに対応してい
る。また、図7と同一のものには同一の符号を付してあ
る。
【0119】位相回転基準信号発生部41では、図9の
タイミングチャートに示したように、所定のBD周期の
回転基準信号SS0と、回転基準信号SS0からBD周
期の1/4だけ位相が遅れた回転基準信号SS1、BD
周期の2/4だけ位相が遅れた回転基準信号SS2、B
D周期の3/4だけ位相が遅れた回転基準信号SS3を
発生する。
【0120】第5実施形態においては、図9,図14に
示したように回転基準信号SS0の周期の1/nずつ位
相をずらしたn個(nは自然数)の回転基準信号SS0
〜SS3を発生する位相回転基準信号発生部41と、各
画像形成部毎に独立して位相回転基準信号を選択するこ
とができる位相回転基準信号選択信号発生部42b〜4
2dを備え、図16に示した光センサ6a,6bおよび
コントローラ1000により検出した副走査方向の画像
ずれが最も小さくなるような前記n個の回転基準信号の
中から最適な位相回転基準信号を選択することによって
各画像形成部間の副走査方向の画像ずれを補正すること
ができる。
【0121】例としてブラックKの画像形成部が形成し
た画像を基準として、ブラックKとイエローYの副走査
方向の画像ずれを補正する方法を詳細に説明する。
【0122】最初に位相回転基準信号S1dとして、図
9に示した回転基準信号SS0を選択してブラックKお
よびイエローYの各々のスキャナモータ24a,24d
を回転制御して図8に示した画像ずれ検出用パターン7
a,7b,10a,10bを形成し、相対的な画像ずれ
量を検出する。なお、本実施形態では、ブラックKに対
応する位相回転基準信号選択信号発生部42aを備えて
おらず、位相回転基準信号S1aは基準回転信号SS0
と選択されている。
【0123】その時の副走査方向の画像ずれ量は図6に
示した模式図と同様のものとなる。この例では、δsは
1画素の約1/2であり、1回の走査によって同時に描
かれる2本のラインを基準に考えるとスキャナモータの
偏向反射面の面位相のずれ量としては1/(2×2)=
1/4になる。したがって、ブラックKとイエローYの
スキャナモータ24a,24dの偏向反射面の面位相を
揃えて画像形成をしたときにはイエローYの方が/BD
信号の周期の約1/4だけ早く書き出していることが分
かる。
【0124】したがって、ブラックKとイエローYの副
走査方向の書き出し位置を正確に一致させるにはイエロ
ーYのスキャナモータ24dの偏向反射面の面位相を/
BD信号S2の周期の1/4だけ遅らせればよい。よっ
て、ブラックKの位相回転基準信号は図9に示した回転
基準信号SS0を選択したまま、イエローYの位相回転
基準信号S1dとして回転基準信号SS0より周期の1
/4だけ位相が遅れている回転基準信号SS1を選択す
ればよい。
【0125】上述したように位相回転基準信号S1dを
選択することにより、ブラックKの位相回転基準信号S
1aとイエローYの位相回転基準信号S1dとの関係
は、図11に示したタイミングチャートのようになる。
【0126】このように、位相がずれた位相回転基準信
号S1a,S1dを選択してスキャナモータ24a,2
4dを回転制御するとブラックKのスキャナモータ24
aと比較してイエローYのスキャナモータ24dは1/
4だけ偏向反射面の面位相がずれたまま回転することに
なり、副走査方向の画像ずれ量を補正してブラックKと
イエローYの色ずれをなくすことができる。また、ブラ
ックKを基準としてシアンC、マゼンタMも同様に最適
な位相ずれ量の回転基準信号を選択することができる。
【0127】また、光ビームを発生する複数の発光源の
数をmとすると、基準とするスキャナモータとそれ以外
の各スキャナモータの相対的な偏向反射面の面位相のず
れをn段階で選択できるようにして、副走査方向の画像
のずれ量に応じて各スキャナモータの相対的な偏向反射
面の面位相をずらして回転制御することによって、1ラ
イン目を走査する発光源を選択する必要なく、副走査方
向の画像ずれを画素ピッチのm/n以下にすることがで
きる。
【0128】〔第6実施形態〕上記第5実施形態では、
ブラックKに対応する位相回転基準信号選択信号発生部
を備えない場合を説明したが、位相回転基準信号選択信
号発生部を備えるように構成していもよい。以下、その
実施形態について説明する。
【0129】なお、本実施形態の画像形成装置における
スキャナモータ制御部は図7に示したものと同様の構成
を有しているが、図17に示したように光源を複数備え
ている。
【0130】以下、図7を参照しながら動作等について
説明する。
【0131】第3実施形態では各々の画像形成部に位相
回転基準信号選択信号発生部42a〜42dを備えるこ
とによって、全ての画像形成部が同一の構成を備えるこ
とができ、部品の共通化を図ることができる。
【0132】動作については、基準となる画像形成部を
選択できる構成とする他は第5実施形態と同様であるの
で説明は省略する。基準となる画像形成部を選択可能な
構成にすることによって、記録媒体上の副走査方向の書
き出し位置を調整することができる。
【0133】すなわち、各画像形成部のスキャナモータ
24a〜24dを回転基準信号SS0で回転制御して画
像ずれ検出用パターン7a,7b〜10a,10bを搬
送ベルト3上に形成し、該形成された画像ずれ検出用パ
ターン7a,7b〜10a,10bを検知したときに、
副走査方向の画像書き出し位置として最も適切な色を基
準の画像形成部として選択し、その他の画像形成部にそ
れぞれの画像ずれ量に応じた位相回転基準信号を選択す
ればよい。そうすることによって、記録媒体上の所定の
位置から画像を書き出すことができる。
【0134】また、基準となる画像形成部の構成も他の
画像形成部の構成と同じにすることで部品の共通化を図
ることができる。また、基準の画像形成部を選択するこ
とができるようにしたため、副走査方向の画像書き出し
位置を画素ピッチのm/nの単位で調整することができ
る。
【0135】なお、上記各実施形態において、感光ドラ
ム1a〜1dを走査するレーザを発生させる光源は複数
でも単数でもよい。
【0136】また、上記各実施形態を組合せて実施する
ように構成してもよい。
【0137】さらに、上記各実施形態では、カラープリ
ンタを一例に挙げて説明しているが、種々の画像形成装
置、例えば電子写真装置,デジタル複写機,カラー複写
機,レーザビームプリンタ,カラーレーザプリンタ,フ
ァクシミリ装置,コピー機能および/またはプリント機
能および/またはファクシミリ機能等を備える複合複写
機等、および種々の画像形成装置を制御する制御装置等
に対し本実施形態で示した技術を適用するように構成し
てもよい。
【0138】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
て実行することによっても、本発明の目的が達成される
ことは言うまでもない。
【0139】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0140】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0141】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0142】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0143】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステム、例えば情報処理システム,印刷システム,
画像処理システム,画像形成システム,制御システム,
印刷制御システム,画像処理制御システム,画像形成制
御システム等に適用しても、1つの機器からなる装置,
例えば情報処理装置,印刷装置,画像処理装置,画像形
成装置,制御装置,印刷制御装置,画像処理制御装置,
画像形成制御装置等に適用してもよい。また、本発明
は、システムあるいは装置にプログラムを供給すること
によって達成される場合にも適応できることは言うまで
もない。この場合、本発明を達成するためのソフトウエ
アによって表されるプログラムを格納した記憶媒体を該
システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシ
ステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが
可能となる。
【0144】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0145】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、画像信号に応じた光ビームを発生する
第1発生手段と、前記光ビームを像担持体上に偏向走査
する回転多面体と、前記回転多面体を回転駆動する駆動
手段と、前記回転多面体により偏向走査された光ビーム
を所定位置で受光して水平同期信号を出力する検出手段
とを備える複数の画像形成手段を有する画像形成装置で
あって、前記各画像形成手段に前記回転多面体の回転基
準信号を発生する第2発生手段と、前記各水平同期信号
と前記回転基準信号との位相差に応じて前記各回転多面
体の回転を制御する駆動制御手段とを有するので、安価
な構成でポリゴンミラーの面位相を正確に揃えて回転さ
せることができる。
【0146】第2の発明によれば、いずれかの画像形成
手段により形成された画像と他の画像形成手段により形
成された画像の副走査方向のずれ量を測定する測定手段
と、前記測定手段により測定された画像の副走査方向の
ずれ量に応じていずれかの画像形成手段に供給される回
転基準信号と前記他の画像形成手段に供給される回転基
準信号との位相差を調整する位相制御手段とを有し、前
記駆動制御手段は、前記位相制御手段により位相差が調
整された回転基準信号と前記各水平同期信号との位相差
に応じて前記各回転多面体の回転を制御するので、安価
な構成で面位相を画像ずれに応じた位相差を保ったまま
各回転多面体を回転させることができ、回転多面体の回
転を精度良く制御することができるとともに、画像のず
れを正確に補正することができる。
【0147】第3の発明によれば、前記第2発生手段
は、位相の異なる複数の回転基準信号を発生し、前記位
相制御手段は、前記測定手段により測定された画像の副
走査方向のずれ量に応じて前記複数の回転基準信号の中
から前記他の画像形成手段に供給する回転基準信号を選
択するので、画像のずれを補正するために最適な回転基
準信号を選択することができる。
【0148】第4の発明によれば、前記位相制御手段
は、前記各画像形成手段により形成される画像の副走査
方向のずれ量が最小となる回転基準信号を選択するの
で、画像のずれを最小にする回転基準信号を選択でき
る。
【0149】第5の発明によれば、前記第2発生手段
は、位相が1/nずつずれたn個の信号(nは自然数)
を発生するので、副走査方向の画像のずれを画素ピッチ
の1/n以下に抑えることができる。
【0150】第6の発明によれば、前記位相制御手段
は、前記他の画像形成手段に供給される回転基準信号の
位相を調整するので、基準となるいずれかの画像形成部
により形成された画像の位置に合うよう他の画像形成手
段に供給される回転基準信号の位相を調整できる。
【0151】第7の発明によれば、前記位相制御手段
は、前記各画像形成手段に供給される回転基準信号の位
相を調整可能であるので、形成される画像のずれを補正
するために各画像形成部に供給される回転基準信号の位
相を調整できる。
【0152】第8の発明によれば、前記いずれかの画像
形成手段は、前記複数の画像形成手段の中から選択可能
であるので、一致させるべき基準となる画像を形成する
画像形成部を任意に選択できる。
【0153】第9の発明によれば、前記第1発生手段
は、光ビームを発光する複数の発光源を備えるので、複
数の光ビームで像担持体を偏向走査できる。
【0154】第10の発明によれば、前記駆動制御手段
は、前記水平同期信号が入力される速度ディスクリと前
記水平同期信号と前記回転基準信号の位相を比較する位
相比較器と、前記速度ディスクリと前記位相比較器の出
力を積分する積分器とを備え、前記積分器の出力電圧に
応じて前記駆動手段を制御するので、入力される信号の
周波数を検出しない位相比較器を用いて回転多面体の回
転を精度良く制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す画像形成装置のス
キャナモータ制御部の構成を説明するブロック図であ
る。
【図2】図1に示したモータ制御部の構成を説明するブ
ロック図である。
【図3】図2に示した各出力の変化の一例を説明するタ
イミングチャートである。
【図4】本発明の実施形態を示す画像形成装置における
スキャナモータ制御の実行結果を説明するタイミングチ
ャートである。
【図5】図1に示したモータ制御部の構成を説明するブ
ロック図である。
【図6】図5に示した速度ディスクリの詳細構成を説明
するブロック図である。
【図7】本発明の第3実施形態を示す画像形成装置のス
キャナモータ制御部の構成を説明するブロック図であ
る。
【図8】図16に示した搬送ベルト等に転写される画像
ずれ検出用パターンを説明する図である。
【図9】図7に示した位相回転基準信号発生部で発生す
るn個の位相回転基準信号を説明するタイミングチャー
トである。
【図10】副走査方向の画像ずれ量を説明する模式図で
ある。
【図11】ブラックとイエローの副走査方向の書き出し
位置を補正するべく選択された位相回転基準信号を説明
するタイミングチャートである。
【図12】本発明の第4実施形態を示す画像形成装置の
スキャナモータ制御部の構成を説明するブロック図であ
る。
【図13】副走査方向の画像ずれ量を説明する模式図で
ある。
【図14】イエローの副走査方向の書き出し位置をブラ
ックKの書き出し位置に合わせるべく位相を制御したイ
エローの位相回転基準信号を説明する図である。
【図15】本発明の第3実施形態を示す画像形成装置の
スキャナモータ制御部の構成を説明するブロック図であ
る。
【図16】従来の画像形成装置の概略構成を説明する図
である。
【図17】図16に示したレーザスキャナの構成を説明
する図である。
【図18】図16に示した感光ドラム上に照射されるレ
ーザスポットの配置の一例を説明する模式図である。
【符号の説明】
20 回転基準信号発生部 21a〜21d モータ制御部 22a〜22d モータ駆動部 23a〜23b 水平同期信号検出部 24a〜24d スキャナモータ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号に応じた光ビームを発生する第
    1発生手段と、前記光ビームを像担持体上に偏向走査す
    る回転多面体と、前記回転多面体を回転駆動する駆動手
    段と、前記回転多面体により偏向走査された光ビームを
    所定位置で受光して水平同期信号を出力する検出手段と
    を備える複数の画像形成手段を有する画像形成装置であ
    って、 前記各画像形成手段に前記回転多面体の回転基準信号を
    発生する第2発生手段と、 前記各水平同期信号と前記回転基準信号との位相差に応
    じて前記各回転多面体の回転を制御する駆動制御手段
    と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 いずれかの画像形成手段により形成され
    た画像と他の画像形成手段により形成された画像の副走
    査方向のずれ量を測定する測定手段と、 前記測定手段により測定された画像の副走査方向のずれ
    量に応じていずれかの画像形成手段に供給される回転基
    準信号と前記他の画像形成手段に供給される回転基準信
    号との位相差を調整する位相制御手段と、を有し、 前記駆動制御手段は、前記位相制御手段により位相差が
    調整された回転基準信号と前記各水平同期信号との位相
    差に応じて前記各回転多面体の回転を制御することを特
    徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記第2発生手段は、位相の異なる複数
    の回転基準信号を発生し、 前記位相制御手段は、前記測定手段により測定された画
    像の副走査方向のずれ量に応じて前記複数の回転基準信
    号の中から前記他の画像形成手段に供給する回転基準信
    号を選択することを特徴とする請求項2記載の画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】 前記位相制御手段は、前記各画像形成手
    段により形成される画像の副走査方向のずれ量が最小と
    なる回転基準信号を選択することを特徴とする請求項3
    記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記第2発生手段は、位相が1/nずつ
    ずれたn個の信号(nは自然数)を発生するものである
    ことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記位相制御手段は、前記他の画像形成
    手段に供給される回転基準信号の位相を調整することを
    特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記位相制御手段は、前記各画像形成手
    段に供給される回転基準信号の位相を調整可能であるこ
    とを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記いずれかの画像形成手段は、前記複
    数の画像形成手段の中から選択可能であることを特徴と
    する請求項2記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記第1発生手段は、光ビームを発光す
    る複数の発光源を備えることを特徴とする請求項1又は
    2記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記駆動制御手段は、前記水平同期信
    号が入力される速度ディスクリと前記水平同期信号と前
    記回転基準信号の位相を比較する位相比較器と、前記速
    度ディスクリと前記位相比較器の出力を積分する積分器
    とを備え、前記積分器の出力電圧に応じて前記駆動手段
    を制御することを特徴とする請求項1又は2記載の画像
    形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007245705A (ja) * 2006-02-16 2007-09-27 Canon Inc 光走査装置及びそれを用いたカラー画像形成装置
US7499072B2 (en) * 2004-05-28 2009-03-03 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Color image forming apparatus and image forming system therewith
JP2011048370A (ja) * 2009-08-27 2011-03-10 Xerox Corp 知覚可能な画質欠陥を軽減するためのコンポーネントのばらつきの同期化

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Effective date: 20040406