JP2013164221A - フレキシブルダクト用接続部材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 フレキシブルダクト用接続部材50は、本体パーツ51にリングパーツ60を備える2部品構造である。本体パーツ51は、基部52を中心に、軸方向の一方側をダクト側接続部53及び同他方側を被接続体側接続部54としている。ダクト側接続部53には、周方向に4箇所係止突起57を設けている。フレキシブルダクトXから引き出した内層材X1とダクト側接続部53は、係止突起57と基部52の間に形成される溝に内層材X1の鋼線を収めるとともに、インシュロック55によって固定され、アルミテープ等で内層材X1と本体パーツ51を接着し、外層材及び保温材を基部52まで引き上げる。また、本体パーツ51と器具ボックス等Yはリングパーツ60を介して着脱自在に接続される。
【選択図】 図6−1
Description
1)フレキシブルダクトを必要寸法にて切断
2)フレキシブルダクトの端部(口先)をテープ等にて加工
3)器具ボックス等等のダクト接続口へフレキシブルダクトを挿し込む
4)フレキシブルダクトの口先を固定バンド等で締め込む
5)固定バンド部にビス打ち(数本)を実施
まず、施工性について説明する。
(1)通常、作業者が2人以上必要になる場合も多い。すなわち、「フレキシブルダクトを持つ人」と「固定バンドを締め込む人」が必要となる。
(2)固定バンドの締め付けが困難である。
(3)ビス打ちが狭い場所になると困難である。すなわち、図20(b)に示すように、フレキシブルダクト700の端部(口先)710を器具ボックス等800のダクト接続口820へ挿し込み、金属製の固定バンド790で締め込んだ状態で、固定バンド790へビス打ちを実施する場合、障害物890があることでビス打ちができないこともある。
(4)施工現場における作業工数が多く(上記[0002]1〜5工程が必要)、煩雑である。
(1)フレキシブルダクトの挿し込みが施工状況により斜めになる可能性を有している。具体的には、図20(a)に示すように、フレキシブルダクト700の端部(口先)710が器具ボックス等800のダクト接続口820へ斜めに挿し込まれるものである。このような状態では、接続部分からのリーク(漏洩)やダクト接続口820からフレキシブルダクト700脱落(外れ)の危険性もある。
(2)固定バンドの締め込み不足の可能性がある。
(3)固定バンドの使用品の品種・締付量・締付位置・締付方法等が作業者(施工業者)により異なる。
(4)ビス打ちをする場合、その本数が作業者により異なる。
(5)ビス打ち部が特に狭い部分だと斜めになる可能性を有している。
(6)施工完了時の確認が困難である。
また、メンテナンス性については、一旦取り付けたフレキシブルダクトを取り外すことが極めて困難となっている。
第2の発明は、フレキシブルダクトを被接続体へ接続するためのフレキシブルダクト用接続部材であって、フレキシブルダクト用接続部材は、筒状に形成された本体パーツと、その片側又は両側に環状に形成されたリングパーツとを備えてなり、本体パーツは、外周方向に形成された基部を中心に、軸方向の一方側をダクト側接続部及び同他方側を被接続体側接続部として、ダクト側接続部又は/及び被接続体側接続部にリングパーツを挿嵌するものとし、本体パーツとリングパーツは、凹凸の組み合わせによって容易に取り付け可能な又は着脱自在な構造となっていることを特徴とするものである。
第3の発明は、本体パーツ又は/及びリングパーツが軸方向又は/及び周方向に分割されていることを特徴とする同フレキシブルダクト用接続部材である。
ここで、本願発明における「フレキシブルダクト」には、保温材(グラスウール等)を備えるものの他に、保温材を備えないものも含まれる。
また、同「筒状の本体パーツ」及び「環状のリングパーツ」には、断面円形のものの他に、断面多角形のものや花形などその他の断面形状(外径及び内径)のものも含まれ、中空のものであればよい。
まず、フレキシブルダクトの器具ボックス等への施工性向上について説明する。
(1)作業者1名での施工が楽に行える。すなわち、フレキシブルダクトを持つ人がそのままフレキシブルダクトを接続できる。
(2)ワンタッチ施工で、スムーズな装着が可能になる。すなわち、差し込みのみの1工程で作業を完了できるとともに、スムーズな挿入施工が行える(挿入に係る抵抗を少なくして、回転したりもせず簡単に取付施工ができる)。
(3)作業工程の短縮になる。
(1)施工現場の状況にかかわらず、被接続体(器具ボックス等等)に対して垂直に挿入できる。
(2)挿入だけのワンタッチ機能で、作業者・施工状況等による品質のバラつきを無くすことができる。
(3)挿入不足などを防止する確認機能(ワンタッチの「クリック感」又は目視)を備えることで、施工確認を容易にする。
(4)製品を樹脂製にした場合、施工現場での器具ボックス等への施工がスムーズに行えるとともに、結露の発生を低減できる。
図1は、本願発明に係るフレキシブルダクト用接続部材の第1実施形態(1部品構造)を示す説明図である。
図1に示すように、フレキシブルダクト用接続部材10は、筒状に形成された本体パーツ11のみを備えてなる1部品構造である。本体パーツ11は、外周方向に形成された基部12を中心に、軸方向の一方側をダクト側接続部13及び同他方側を被接続体側接続部14としている。そして、ダクト側接続部13とフレキシブルダクトXは、ダクト側接続部13の周方向に設けられた接着部材15(なお、接着部材に代えて、弾性体や発泡体のようなものであってもよい)と溝部17によって固定されている(なお、接着部材15の位置は図1のようにフレキシブルダクトXを差し込む構造としての溝部17の外側にあってもよいし、溝部17内にあってもよい)。また、被接続体側接続部14と器具ボックス等Yは、凹凸の組み合わせによって容易に取り付け可能な構造となっている。すなわち、被接続体側接続部14に設けられた突起部16と基部12とによって形成された凹部へ器具ボックス等Yのダクト孔の外縁を凸部として差し込まれて容易に取り付け可能な構造となっている。
図2に示すように、フレキシブルダクト用接続部材20は、筒状に形成された本体パーツ21のみを備えてなる1部品構造である。本体パーツ21は、外周方向に形成された基部22を中心に、軸方向の一方側をダクト側接続部23及び同他方側を被接続体側接続部24としている。
そして、図3に示すように、ダクト側接続部23に形成された溝部25へフレキシブルダクトXの端部を挿入することによって固定されている。この時、本体パーツ21の外周面に設けられた係止片26を溝部25の内側へ折り返すことで、溝部25内でフレキシブルダクトXの端部を係止するとともに、フレキシブルダクトXの鋼線(スプリング)を係止している。また、被接続体側接続部24と器具ボックス等Yは、凹凸の組み合わせによって容易に取り付け可能な構造となっている。すなわち、被接続体側接続部24に設けられた突起部27と基部22とによって形成された凹部へ器具ボックス等Yのダクト孔の外縁を凸部として差し込まれて容易に取り付け可能な構造となっている。
図4−1に示すように、フレキシブルダクト用接続部材30は、略半円状に分割可能な筒状に形成された本体パーツ31のみを備えてなる1部品構造である。本体パーツ31の外周面には周方向に2本以上の外突起によって形成された凹部32と、同内周面には周方向に1本以上の内突起33,33を備える(内突起33はフレキシブルダクトXの抜けにくい形状となっている)。そして、内突起33,33はフレキシブルダクトXの鋼線に係止することで本体パーツ31とフレキシブルダクトXを接続する。また、凹部32は器具ボックス等Yのダクト孔の外縁を凸部として差し込まれて容易に取り付け可能な構造となっている。
図4−2(a)は、凹部32を3本の外突起36,34,36で構成している。ここで、真ん中の外突起34は、両端の外突起36,36よりも細く形成し、強度的に弱くなっている。そして、凹部32に器具ボックス等Yのダクト孔の外縁を凸部として差し込まれると横倒する。これによって、器具ボックス等Yのダクト孔の外縁に対して応力がかかり、器具ボックス等Yのダクト孔へ本体パーツ31を確実に取り付けることができる。
図4−2(b)は、図4−2(a)の外突起34に代えて、半円状の外突起35で構成しているものである。これによって、図4−2(a)の場合と同様に、器具ボックス等Yのダクト孔の外縁に対して応力がかかり、器具ボックス等Yのダクト孔へ本体パーツ31を確実に取り付けることができる。なお、外突起35は半円状のものに限らず、突起状のものであればその形状は問わない。
図5に示すように、フレキシブルダクト用接続部材40は、第2実施形態の本体パーツ21にハット型のリングパーツ41を備えてなる2部品構造である。本体パーツ21とフレキシブルダクトXとの接続は第2実施形態と同じであるが、本体パーツ21と器具ボックス等Yはハット型のリングパーツ41を介して接続される。すなわち、器具ボックス等Yのダクト孔に予めリングパーツ41を取り付ける(図5(a))。なお、図5(a)では、器具ボックス等Yの外側からリングパーツ41を取り付けているが、これを器具ボックス等Yの内側から取り付けてもよい。そして、本体パーツ21の被接続体側接続部24をリングパーツ41へ挿入し、凹凸の組み合わせによって着脱自在な構造となっている(図5(b)及び図5(c))。すなわち、被接続体側接続部24に設けられた突起部27と基部22とによって形成された凹部へリングパーツの内壁に設けられた凸部42が差し込まれて着脱自在な構造となっている(本体パーツを回転することで、着脱可能になっている)。フレキシブルダクトXの着脱を可能にすることで、フレキシブルダクトのメンテナンス性の向上につながる。また、ハット型のリングパーツ41の使用に対して、器具ボックス等Yはグラスウール製のためにダクト孔の外縁が柔らかい場合には特に有効である。
図6−1に示すように、フレキシブルダクト用接続部材50は、筒状に形成された本体パーツ51に王冠型のリングパーツ60を備えてなる2部品構造である。本体パーツ51は、外周方向に形成された基部52を中心に、軸方向の一方側をダクト側接続部53及び同他方側を被接続体側接続部54としている。また、ダクト側接続部53には、周方向に4箇所係止突起57を設けている(図6−1(a))。なお、係止突起は周方向に連続に設けてもよいし、非連続に設けてもよい(非連続の場合は図6−1の4箇所に限定されるものではない)。そして、フレキシブルダクトXから引き出した内層材X1とダクト側接続部53は、係止突起57と基部52の間に形成される溝に内層材X1の鋼線(スプリング)を収めるとともに(例えば、鋼線2巻程度)、固定具55(例えば、図示するインシュロックの他に、輪ゴム、針金、板バンドなど)によって固定される(図6−1(b))。なお、固定具55の他にダクト側接続部53に接着部材を設けてもよい。その後、アルミテープ等で内層材X1と本体パーツ51を接着し、外層材と保温材を基部52まで引き上げる。次に、本体パーツ51と器具ボックス等Yは王冠型のリングパーツ60を介して接続される。すなわち、器具ボックス等Yのダクト孔に予めリングパーツ60を取り付ける(図6(c))。そして、本体パーツ51の被接続体側接続部54をリングパーツ60へ挿入し、凹凸の組み合わせによって着脱自在な構造となっている(図6(d))。すなわち、被接続体側接続部54に形成された凹部56にリングパーツ60の軸方向に延伸するL字形の爪部61(凸部)が係止して着脱自在な構造となっている(凹凸の組み合わせは逆であってもよい)。フレキシブルダクトXの着脱を可能にすることで、フレキシブルダクトのメンテナンス性の向上につながる。なお、本体パーツ51の器具ボックス等Yへの取り付け方は、リングパーツ60に限らず、その他の実施形態の取り付け方を採用してもよい(図6−2の場合も同様である)。
図7に示すように、フレキシブルダクト用接続部材70は、本体パーツ71のダクト側接続部73に形成された溝部75へフレキシブルダクトXの端部を挿入することによって固定されており、容易に取り付け可能な構造となっている。この時、図8の断面図に示すように、溝部75の開口部に設けられた返し76や絞り77によって溝部75内でフレキシブルダクトXの端部を係止している。また、溝部75の内周部に突起78を設けて、フレキシブルダクトXの鋼材と係止させてもよい。
なお、本体パーツ71の被接続体接続部74側は、第5実施形態(図6)のリングパーツ60を介して器具ボックス等Yと接続するとよい(フレキシブルダクトXの着脱を可能にすることで、フレキシブルダクトのメンテナンス性の向上につながる。)。但し、被接続体接続部74側の器具ボックス等Yとの接続はこれに限定されるものではない。
図9に示すように、フレキシブルダクト用接続部材80は、第3実施形態(図4)の本体パーツ31にハット型のリングパーツ81を備えてなる2部品構造である。本体パーツ31と器具ボックス等Yとの接続は第3実施形態(図4)と同じであるが、フレキシブルダクトXは、本体パーツ31とハット型のリングパーツ81に挟まれる状態で接続される(図9(d))。これによって、フレキシブルダクトXの端部が型崩れすることなく、本体パーツ31とフレキシブルダクトXを確実に接続できて、容易な取り付けを可能とする。また、ハット型のリングパーツ81の使用に対して、器具ボックス等Yはグラスウール製のためにダクト孔の外縁が柔らかい場合には特に有効である。
図10に示すように、フレキシブルダクト用接続部材90は、本体パーツ91にハット型のリングパーツ100を備えてなる2部品構造であり、第7実施形態(図9)と同旨の構造である。すなわち、フレキシブルダクトXは、略半円状に分割可能な筒状に形成された樹脂製の本体パーツ91とハット型のリングパーツ100に挟まれる状態で接続される(図10(a)及び図10(b))。これによって、フレキシブルダクトXの端部が型崩れすることなく、本体パーツ91とフレキシブルダクトXを確実に接続できる。その他は、第7実施形態(図9)と同様である。
なお、図11の断面図に示すように、本体パーツ91の外周面に設けられた係止片96を内側へ折り畳むことで、本体パーツ91とリングパーツ100の間でフレキシブルダクトXを確実に係止している。
図12(a)に示すように、フレキシブルダクト用接続部材101は、筒状に形成された本体パーツ102とリングパーツ106を備えてなる2部品構造である。ここで、本体パーツ102とリングパーツ106はフランジ部103、107を除き、同一の形状をしているが、必ずしも同一の形状に限定されず、本体パーツとリングパーツが外れない構造(形状)になっていればよい。
図12(b)に示すように、本体パーツ102をフレキシブルダクトXに取り付ける。この時、フレキシブルダクトXの端部は本体パーツ102のフランジ部103の溝部109に差し込む。なお、インシュロックなどの固定具で固定することにより、確実に取り付けることができる。
図12(c)に示すように、リングパーツ106を器具ボックス等Yに取り付ける。
図12(d)及び図12(e)に示すように、器具ボックス等Yに取り付けられたリングパーツ106へフレキシブルダクトXを取り付けた本体パーツ102を挿入する。例えば、本体パーツ102とリングパーツ106はフランジ部103、107を除き同一の形状をしているので、両者の突状部分104,108が重なり合い、確実に嵌合し、容易に取り付け可能な構造となっている。
図13に示すように、フレキシブルダクト用接続部材110は、筒状に形成された本体パーツ111に王冠型のリングパーツを備えてなる3部品以上の構造である。ここで、本体パーツ111と器具ボックス等Y側のリングパーツ(図示省略)は、第5実施形態(図6)のものと同じであるが、フレキシブルダクト側のリングパーツは、略半円状に分割可能な筒状に形成されたリングパーツ120となっている。リングパーツ120を略半円状に分割可能な構造としたことによって、リングパーツ120をフレキシブルダクトに簡単且つ確実に取り付けることができるとともに、メンテナンスをしやすくする。
図14に略半円状に分割可能なリングパーツ120の一例を示しているが、図14(a)はリングパーツ120の2箇所の接続部分をいずれも締結具(例えば、ボルト・ナット121など)で固定するものである。図14(b)は1箇所はバネや蝶番やばね等の回動部材122などで回動自在に接続されており、残りの1箇所はボルト・ナット121などで固定するものである。
図15に示すように、略半円状に分割可能なリングパーツ120は、器具ボックス等Y側のリングパーツとして使用してもよい。
このように、略半円状に分割可能なリングパーツ120を使いフレキシブルダクトXの着脱を可能にすることで、フレキシブルダクトのメンテナンス性の向上につながる。
図16(a)に示すように、フレキシブルダクト用接続部材130は、筒状の外周面にネジ山を備えた本体パーツ131とその両側にリングパーツ140,150を備えてなる3部品以上の構造である。
図16(b)及び図16(c)に示すように、フレキシブルダクトXをリングパーツ140に挿入し、さらに本体パーツ131をフレキシブルダクトXの鋼線(スプリング)に沿ってねじ込む。
図16(d)に示すように、リングパーツ150を器具ボックス等のダクト孔に取り付ける。
図16(e)及び図16(f)に示すように、フレキシブルダクトXに取り付けた本体パーツ131及びリングパーツ140をダクト孔に取り付けたリングパーツ150に挿入する。この時、リングパーツ140とリングパーツ150に設けている凹凸141,151どうしが嵌合して、挿入確認ができる(カチッという音又はクリック感などによって)。
図17(a)に示すように、フレキシブルダクトXを周方向に回転させる。
図17(b)に示すように、フレキシブルダクトXの回転によってリングパーツの凹凸141,151の嵌合状態が解消されるので、フレキシブルダクトXを引き抜くことでフレキシブルダクトXを取り外すことができる。そして、フレキシブルダクトXの着脱を可能にすることで、フレキシブルダクトのメンテナンス性の向上につながる。
図17(c)に示すように、リングパーツの凸部の形状は、なだらかに傾斜する一端と略垂直方向に起立する他端を備えているので(なお、なだらかに傾斜する両端であってもよい)、フレキシブルダクトXを回転させることで、リングパーツの凹部がなだらかに傾斜する凸部を乗り超えて嵌合状態が解消される(凹凸は逆にあってもよい)。
図18(a)に示すように、フレキシブルダクト用接続部材160は、器具ボックス等Yに取り付ける樹脂製の本体パーツ161とフレキシブルダクトXに取り付けるリングパーツ170を備えてなる3部品以上の構造である。
図18(b)に示すように、まずリングパーツ170の溝部171にフレキシブルダクトXの端部を挿入し固定する。次にこのリングパーツ170を本体パーツ161の開口孔162に差し込む。本体パーツ161の中には縦断面C字型の係止部材163が挿入されており、リングパーツ170はこの係止部材163(C字型の内側又は外側に設けられた係止部、例えば「歯(挿入方向に傾く歯=戻るときには返しになる)」など)によって係止されると、周方向に設けたライン172が本体パーツ161の窓164から視認できて、本体パーツ161とリングパーツ170の取付を確認できる。
図19(a)に示すように、フレキシブルダクト用接続部材180は、フレキシブルダクトXの端部に取り付けるために、円環部181から軸方向に延伸する取付片182を備える。なお、符号183は、フレキシブルダクトXの端部を当接して位置決めをするための当接片である(但し、当接片183は必須のものではない)。
図19(b)及び図19(c)に示すように、この取付片182を折り曲げてフレキシブルダクトXの端部を固定する。
そして、器具ボックス等(図示省略)への取り付け方は、その他の実施形態のものを適宜採用すればよい。
11 本体パーツ
12 基部
13 ダクト側接続部
14 被接続体側接続部
15 接着部材
16 突起部
17 溝部
X フレキシブルダクト
Y 器具ボックス等(被接続体)
Claims (3)
- フレキシブルダクトを被接続体へ接続するためのフレキシブルダクト用接続部材であって、
フレキシブルダクト用接続部材は、筒状に形成された本体パーツを備えてなり、
本体パーツは、外周方向に形成された基部を中心に、軸方向の一方側をダクト側接続部及び同他方側を被接続体側接続部として、ダクト側接続部とフレキシブルダクト又は/及び被接続体側接続部と被接続体を凹凸の組み合わせによって容易に取り付け可能な構造となっていることを特徴とするフレキシブルダクト用接続部材。 - フレキシブルダクトを被接続体へ接続するためのフレキシブルダクト用接続部材であって、
フレキシブルダクト用接続部材は、筒状に形成された本体パーツと、その片側又は両側に環状に形成されたリングパーツとを備えてなり、
本体パーツは、外周方向に形成された基部を中心に、軸方向の一方側をダクト側接続部及び同他方側を被接続体側接続部として、ダクト側接続部又は/及び被接続体側接続部にリングパーツを挿嵌するものとし、
本体パーツとリングパーツは、凹凸の組み合わせによって容易に取り付け可能な又は着脱自在な構造となっていることを特徴とするフレキシブルダクト用接続部材。 - 本体パーツ又は/及びリングパーツは軸方向又は/及び周方向に分割されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のフレキシブルダクト用接続部材。
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