JP2012157185A - クリップ - Google Patents
クリップ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012157185A JP2012157185A JP2011014931A JP2011014931A JP2012157185A JP 2012157185 A JP2012157185 A JP 2012157185A JP 2011014931 A JP2011014931 A JP 2011014931A JP 2011014931 A JP2011014931 A JP 2011014931A JP 2012157185 A JP2012157185 A JP 2012157185A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clip
- engaging
- fixing member
- linear member
- gripping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
【解決手段】線状部材(P)の外周に沿って把持する把持部(1)と、その把持部(1)の両端部に形成されて固定部材(F)に係着する係着部(5)が一体に形成されており、当該一体に形成された把持部(1)と係着部(5)は樹脂で構成されており、係着部(5)の先端部には爪部(6)が形成され、爪部(6)は固定部材(F)に穿設された係着孔(H)に挿入された際には抜け止めとなる機能を有している。
【選択図】図1
Description
当該専用のクリップとして、帯状の金属板を円形状に曲げ、当該円形状を把持するべき配線・配管に対応せしめ、円形状に曲げられた帯状の金属板の両端部を重ねて、固定部材にボルト付けしたものが存在する。係るクリップでは、円形状の把持部分の内周側に弾性材を溶着して、配線・配管と金属部との接触を防止している。
また、金属部分とプラスチック製の部分とを有しているので、製造が困難であるという問題を有している。
これに対して、金属部分を廃してプラスチックのみで成形し、ボルトにより締結される部分を無くすることが望まれていたが、配管をフレーム等に確実に取り付けられることや、フレームから抜け出さないこと等の要請について、十分に応えることが出来るクリップは、未だに提供されてない。
しかし、係るクリップも金属部分が存在するので、上述した問題は解消することができない。
そして、線状部材(P)が把持部(1)に係着した状態で、クリップ(C)の係着部(5、5)同士を接触して(閉じて)、固定部材(F)に穿設された係着孔(H)に挿入することにより、線状部材(P)を固定部材(F)に対して容易に組み付けることが出来る。
その一方で、当該突起(2)間は凹部状に形成されるので、可撓性に富んだ状態であり、容易に湾曲することが出来る。そのため、把持部(1)は、把持するべき線状部材(P)の形状に対応して容易に弾性変形することができる。そのため、線状部材(P)を固定部材(F)に対して取り付ける作業が、行ない易くなる。
一方、固定部材(F)の係着孔(H)の形状に対応する様に、係着部(5、5)及び/又は爪部(6、6)の形状を設定すれば、特定の固定部材(F)についてのみ、本発明のクリップ(C)によって線状部材(P)が取り付けられる様にすることも出来る。
図1および図2は、本発明のクリップCの側面から見た状態と、斜めから見た状態を、それぞれ、示している。
なお、図示の実施形態では、クリップCは配線、配管、ケーブル等を、例えば自動車のフレームに取り付けるのに用いられている。
なお、図示の実施形態では、固定部材として自動車等のフレームが用いられているが、フレームに限らず、各種の部材やブラケット等であっても良い。
図1において、係着部5、5は、当接面5a、5aは相互に離隔しているが、当接面5a、5aの延長部分が形成する角度は鋭角となる様に開いている。
これに対して、図4で示すように、クリップCをフレームFの係着孔Hに挿着する際には、係着部5、5の当接面5a、5a(図1参照)同士が当接(面接触)した状態に閉じている。当接面5a、5aが互いに当接した状態(係着部5、5が閉じた状態)では、把持部1の内径寸法が減少し(把持部1の内径が収縮し)、以って、把持部1の内部に位置している配管Pが(把持部1によって)確実に把持される。
爪部6は、係着部5、5の当接面5a、5aが互いに当接した状態で、(爪部6が)フレームFに穿設された係着孔Hに挿入された際に、クリップCに反対方向(係着孔Hへの挿入方向と反対側の方向)の力が作用しても、クリップCが係着孔Hから抜け出さない様に、抜け止めとして機能する。
係着部5の両側(配管Pが延長する方向:配管Pの中心軸方向)の側面には、爪部6が形成されており、爪部6は、係着部5の先端から、後方(図2、図4の矢印R方向)に向って拡がる(或いは開く:図2、図4における矢印W方向の寸法が大きくなる)様に、換言すれば、後方に開く様な形状であり、爪部6が後方に開く方向は、クリップCの中心軸(図2の符合AC)に対して鋭角を為す様な方向である。
基本的に、挿入孔Hに挿入したクリップCをフレームFから外すことはない。仮に、クリップCを係着孔Hから外すのであれば、フレームFの裏面で、先端部6aを矢印CW(図2参照)方向に押圧して、先端部6aを中心軸AC方向に移動させ、その状態でクリップCを後方(図2の矢印R方向)に引き抜けば良い。
係着部5を係着孔Hに挿入する際には、鍔部7がストッパとして作用し、クリップCの鍔部7よりも後方(図2、図4の矢印R方向:把持部1側)の領域が、係着孔Hに挿入されない様にせしめている。
そして、鍔部7と爪部6で板状の固定部材Fを挟む様に、クリップCがフレームFに取り付けられる。
最初に、図3で示すように、フレームFで指示するべき配管Pを把持部1の内周面側に位置させる。
そして、図4で示す様に、係着部5、5の当接面5a、5a(図1参照)同士を当接(面接触)させて、把持部1の内径寸法を減少させると共に、爪部6を係着孔Hに進入可能にせしめている。
図4の状態で、爪部6を係着孔Hに挿入して、鍔部7がフレームFと当接してストッパとしての機能を発揮するまで押し込む(図5)。これにより、配管PはフレームFに取り付けられる。
ここで、図3〜図5で施工手順毎に説明した作業においては、特別な工具は使用する必要がない。何らの工具を用いずに、作業者の手のみで作業ができる。
また、把持部1の内周面に配管Pを位置させて、係着部5、5同士を当接させて、爪部6をフレームFの係着孔Hに挿入すれば、配管PがフレームFに確実に取り付けられる。
ここで、爪部6の先端部6aに形成された凹凸がフレームFの裏側(図3〜図5で見えている側の反対側)表面に当接することにより、爪部6が抜け止め機能を発揮する。そのため、図示の実施形態によれば、爪部6をフレームFの係着孔Hに挿入した後、クリップCを係着孔Hから抜き取ろうとする力が作用したとしても、クリップCがフレームFから外れてしまうことはない。
F・・・フレーム(固定部材)
H・・・係着孔
P・・・配管
1・・・把持部
2・・・凸部
5・・・係着部
6・・・爪部
7・・・鍔部
Claims (1)
- 支持するべき線状部材をその中間部で把持し、固定部材に係止するクリップにおいて、線状部材の外周に沿って把持する把持部と、その把持部の両端部に形成されて固定部材に係着する係着部が一体に形成されており、当該一体に形成された把持部と係着部は樹脂で構成されており、把持部の内周および外周には把持される線状部材と平行な方向に延在する複数の凸部が形成され、係着部は把持部の半径方向外方に延在して設けられており、係着部の先端部には爪部が形成され、爪部は固定部材に穿設された係着孔に挿入された際には抜け止めとなる機能を有しており、把持部の両端部に形成された係着部は自由状態では相互に離隔しており、把持部の両端部に形成された係着部同士を当接した際には把持部の内径が収縮する様に形成されていることを特徴とする配線配管用クリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011014931A JP2012157185A (ja) | 2011-01-27 | 2011-01-27 | クリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011014931A JP2012157185A (ja) | 2011-01-27 | 2011-01-27 | クリップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012157185A true JP2012157185A (ja) | 2012-08-16 |
Family
ID=46838298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011014931A Pending JP2012157185A (ja) | 2011-01-27 | 2011-01-27 | クリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012157185A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110392762A (zh) * | 2017-04-28 | 2019-10-29 | Gn 奥迪欧有限公司 | 连接装置 |
CN114025995A (zh) * | 2019-06-18 | 2022-02-08 | 沃尔沃卡车集团 | 安装支架 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5716618U (ja) * | 1980-07-03 | 1982-01-28 | ||
JP3101873U (ja) * | 2003-11-25 | 2004-06-24 | 東京ガスケット工業株式会社 | 配線配管用クリップ |
-
2011
- 2011-01-27 JP JP2011014931A patent/JP2012157185A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5716618U (ja) * | 1980-07-03 | 1982-01-28 | ||
JP3101873U (ja) * | 2003-11-25 | 2004-06-24 | 東京ガスケット工業株式会社 | 配線配管用クリップ |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110392762A (zh) * | 2017-04-28 | 2019-10-29 | Gn 奥迪欧有限公司 | 连接装置 |
CN114025995A (zh) * | 2019-06-18 | 2022-02-08 | 沃尔沃卡车集团 | 安装支架 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2584206B1 (en) | Clamp | |
CN100591966C (zh) | 用于紧固至软管上的软管夹 | |
JP5822832B2 (ja) | 導管用クリップ | |
US20170152974A1 (en) | Hose-line connector and line assembly | |
JP5060362B2 (ja) | 配線・配管材引出具 | |
US10710528B2 (en) | Bracket and bracket assembly | |
JP2005024097A (ja) | 燃料及びブレーキライン用二部品クリップ | |
JP2009273209A (ja) | ワイヤーハーネス用ファスナー | |
JP2014190539A (ja) | 長尺材固定金具 | |
JP2014190538A (ja) | 長尺材固定金具 | |
JP2012157185A (ja) | クリップ | |
JP2011091948A (ja) | コルゲートクランプ | |
JP6090141B2 (ja) | 固定部材付ワイヤーハーネス | |
JP2012070569A (ja) | ワイヤハーネス用のコルゲートクランプ | |
JP5453166B2 (ja) | グロメット | |
JP2014051214A (ja) | インレットパイプの取付構造 | |
JP5385678B2 (ja) | グロメット | |
JPH08210560A (ja) | 管の保持具 | |
JP4191083B2 (ja) | ベルトクランプ | |
JPH0659685U (ja) | クランプ | |
KR200399658Y1 (ko) | 케이블 고정용 브라켓 구조 | |
JP2015218768A (ja) | 取付具 | |
JP5185166B2 (ja) | 管接続具 | |
JP2011112079A (ja) | 配管用カバーの抜け止めクリップ | |
JP2012067810A (ja) | 部品の取付構造及びプッシュナット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131115 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140811 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140929 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141114 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20150410 |