JP2012070569A - ワイヤハーネス用のコルゲートクランプ - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイヤハーネスに外装したコルゲートチューブに車体等の固定側から伝わる振動を緩和できるコルゲートクランプを提供する。
【解決手段】ヒンジ部で連結した両側部の一方部の半円弧状の内面に前記コルゲートチューブの谷部に嵌合する係止リブを突設する一方、前記両側部の他方部は上下枠と連結縦枠を有するコ字枠とし、該下枠および上枠の対向面にガイド溝を設け、かつ、前記上下枠を連結する前記連結縦枠の内面に弾性材を介してスライド部材を取り付け、該スライド部材の上下両端を前記上下枠のガイド溝に移動自在に嵌合すると共に該スライド部材の先端面を前記一方部の半円弧状内面と対向させ、該スライド部材の先端面を半円弧状とすると共に係止リブを突設し、該係止リブと前記一方部の係止リブを前記コルゲートチューブの谷部に嵌合し、前記コルゲートクランプの振動時に、前記コルゲートチューブが前記弾性材を押し戻してスライド部材を移動可能とし、該コルゲートチューブに伝わる振動を緩和できる構成としている。
【選択図】図5

Description

本発明はワイヤハーネス用のコルゲートクランプに関し、詳しくは、車両に配索されるワイヤハーネスに外装するコルゲートチューブに取り付けて、車体に固定するものであり、特に、ワイヤハーネスに負荷される車両振動により応力集中が発生しない構成とするものである。
自動車に配索されるワイヤハーネスを外部干渉材から保護するため、樹脂成形品からなるコルゲートチューブが外装材として用いられている場合が多い。該ワイヤハーネスを中空部に挿通したコルゲートチューブは、所要位置にクランプを取り付け、該クランプを介して車体に固定している。
このコルゲートチューブに取り付けるコルゲートクランプとして 例えば、図7(A)(B)に示すコルゲートクランプ100が用いられている。該コルゲートクランプ100はヒンジ101で開閉自在に連結した両側部102、103の円弧状の内面に係止リブ104、105を設けている。コルゲートチューブ2は環状の山部2aと谷部2bとを軸線方向に交互に設けた形状であり、前記コルゲートクランプ100の係止リブ104、105をコルゲートチューブ2の谷部2bに嵌合することでコルゲートチューブ2をコルゲートクランプ100内に位置決め保持できるようにしている。
該コルゲートクランプ100内にワイヤハーネス1を挿通したコルゲートチューブ2を通し、前記係止リブ104、105で位置決め保持した状態で、両側部102と103とに設けたロック部102aと103aとをロック結合している。
該コルゲートクランプ100の一側部103には、車体に突設したブラケット3が挿入係止される係止穴125を設けている。
この種のコルゲートクランプは、コルゲートチューブ2の谷部2bにコルゲートクランプに設けた係止リブ104、105を嵌合することにより、コルゲートクランプ内にコルゲートチューブを位置決め固定して保持する構成としている。そのため、従来、特許第4306601号公報や、特開2009−38899号公報には、コルゲートチューブの外径に対応させることができるコルゲートクランプが提供されている。
前記のようにワイヤハーネスに外装したコルゲートチューブにコルゲートクランプを取り付け、図8に示すように、自動車のエンジンルーム内において、第1コルゲートクランプ100−1をエンジンボデイP1に取り付け、第2コルゲートクランプ100−2を車体ボデイP2に取り付け、エンジンボデイP1と車体ボデイP2との間にコルゲートチューブ2で外装したワイヤハーネスを空中に渡り配索する場合がある。
前記図8に示す構成とすると、エンジンボデイP1には自動車走行時に大きなエンジン振動が発生し、該振動は第1コルゲートクランプ100ー1を通してコルゲートチューブ2に伝わり、車体ボデイP2と固定した第2コルゲートクランプ100−2の取付部分Xに応力集中が発生する。そのため、この応力集中部分のワイヤハーネス1に断線等の損傷が発生しやすくなる問題がある。
特許第4306601号公報 特開2009−38899号公報
前記のように、従来のコルゲートクランプは、ワイヤハーネスに外装したコルゲートチューブを位置決め保持してしっかりと固定する構成とされているため、コルゲートクランプに負荷された振動はコルゲートチューブおよび内部のワイヤハーネスに直接に伝わる。その結果、コルゲートクランプに大きな振動が負荷されると、コルゲートチューブも大きく振動し、振動が止められる箇所やワイヤハーネスの屈曲部に応力集中が発生することとなる。
本発明は前記問題に鑑みてなされたもので、コルゲートクランプがエンジンボデイ等の振動が発生する部材に固定された場合においても、コルゲートチューブに生じる応力集中を緩和し、屈曲性能の向上を図ることを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、ワイヤハーネスに外装するコルゲートチューブに取り付けるコルゲートクランプであって、
ヒンジ部で連結した両側部の先端に互いに係止するロック部を設け、かつ、該両側部の一方部の半円弧状の内面に前記コルゲートチューブの谷部に嵌合する係止リブを突設する一方、前記両側部の他方部は上下枠と連結縦枠を有するコ字枠とし、該下枠の先端を前記ヒンジ部に連結すると共に前記上枠にブラケット係止溝を設け、かつ、該下枠および上枠の対向面にガイド溝を設け、さらに、
前記上下枠を連結する前記連結縦枠の内面に弾性材を介してスライド部材を取り付け、該スライド部材の上下両端を前記上下枠のガイド溝に移動自在に嵌合すると共に該スライド部材の先端面を前記一方部の半円弧状内面と対向させ、該スライド部材の先端面を半円弧状とすると共に係止リブを突設し、該係止リブと前記一方部の係止リブを前記コルゲートチューブの谷部に嵌合し、
前記コルゲートクランプの振動時に、前記コルゲートチューブが前記弾性材を押し戻してスライド部材を移動可能とし、該コルゲートチューブに伝わる振動を緩和できる構成としていることを特徴とするワイヤハーネス用のコルゲートクランプを提供している。
前記コルゲートクランプのコ字枠の連結縦枠に固定する前記弾性材として、中央部をスライド部材側に向けて湾曲させた板バネを用い、該板バネの上下ベース部を連結縦枠に固定し、該板バネの中央部でスライド部材を突出方向に付勢している。あるいは前記連結縦枠に弾性を有する厚肉のゴム片を固定してもよい。
前記のように、板バネあるいはゴム片からなる弾性材を介してスライド部材をコ字枠にスライド自在に取り付けているため、ワイヤハーネスに外装したコルゲートチューブの力でスライド部材を弾性材の付勢力に抗して移動させることができる。その結果、コルゲートクランプがブラケットを介して固定したエンジンボデイの振動で移動しても、該コルゲートクランプで保持したスライド部材を移動させることでコルゲートクランプの振動にコルゲートチューブを追従させず、コルゲートチューブに伝わる振動を緩和することができる。よってコルゲートチューブの屈曲部や、共振しないボデイに固定している別のコルゲートクランプの取付部で発生する応力集中を緩和することができ、該応力集中部のワイヤハーネスの断線や損傷発生を防止することができる。
自動車のエンジンルーム内において、エンジンボデイと車体ボデイとの間に渡り配索するワイヤハーネスを前記コルゲートチューブで外装し、該コルゲートチューブの前記エンジンボデイへの固定位置に前記コルゲートクランプを取り付けることが好ましい。
前記したように、本発明のワイヤハーネス用のコルゲートクランプは、エンジンボデイ等の大きな振動が発生するボデイに好適に取り付けられるものであり、取り付けられるボデイが大きく振動してコルゲートクランプが振動しても、該コルゲートクランプの一方側の挟持片がスライド片であるため、コルゲートチューブは挿通しているワイヤハーネスの力でスライド部材を弾性材に抗して移動させ、コルゲートクランプの振動に追従させずに、コルゲートチューブおよびワイヤハーネスに伝わる振動を緩和することができる。その結果、コルゲートチューブおよびワイヤハーネスの屈曲部や他のコルゲートクランプ取付部分で生じる応力集中を緩和でき、ワイヤハーネスの損傷を防止できると共に屈曲性を向上させることができる。
本発明のコルゲートクランプを用いるワイヤハーネスの配索箇所を示す斜視図である。 第1実施形態のコルゲートクランプの断面図である。 図2のA矢視図である 図2のコルゲートクランプでワイヤハーネスに外装したコルゲートチューブを保持した状態の断面図である。 第1実施形態のコルゲートクランプの作用を示す説明図である。 第2実施形態のコルゲートクランプの作用を示す説明図である。 (A)(B)は従来のコルゲートクランプを示す図面である。 従来の問題点を説明する図面である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図5に第1実施形態を示す。
図1に示すように、前記図8と同様に、自動車のエンジンルーム内において、エンジンボデイP1と、該エンジンボデイP1を囲む車体ボデイP2との間に渡り配索するワイヤハーネス1にコルゲートチューブ2を外装している。該コルゲートチューブ2に所要間隔をあけて第1、第2のコルゲートクランプ10を取り付け、第1のコルゲートクランプ10−1をエンジンボデイP1に固定し、第2のコルゲートクランプ10−2を車体ボデイP2に固定している。
前記第1、第2のコルゲートクランプ10は同一形状とした樹脂成形品からなる。
該コルゲートクランプ10は、薄肉としたヒンジ部11を介して一方部12と他方部13とからなる両側部の一端を開閉自在に連結している。前記一方部12の他端側先端にロック爪14aを突設したロック片14を設ける一方、他方部13の他端側先端に前記ロック爪14aが係止し被ロック爪15aを突設した被ロック片15を設けている。
前記一方部12は半円環形状とし、その円弧状の内面12aにコルゲートチューブ2の2つの谷部2bに嵌合する2つの係止リブ16を軸線方向に間隔をあけて突設している。
他方部13は上枠13a、下枠13b、該上下枠13a、13bを連結する連結縦枠13cを有する断面コ字枠とし、かつ、図3に示すように、左右両側枠13e、13fを設けている。該下枠13bの先端を前記ヒンジ部11に連結すると共に上枠13aの外側面にブラケット係止溝17を設けている。該ブラケット係止溝17を囲む周面より係止爪17aを突設している。
コルゲートクランプ10を前記エンジンボデイP1あるいは車体ボデイP2に固定する時、これらボデイP1、P2から突設したブラケット3をブラケット係止溝17に挿入すると、ブラケット3に設けた係止穴3aに前記係止爪17aが挿入係止し、コルゲートクランプ10がエンジンボデイP1、車体ボデイP2に固定されるものとしている。
また、前記連結縦枠13cの内面に弾性材として板バネ18を介してスライド部材20を取り付け、前記上枠13aと下枠13bとの対向面にガイド溝19A、19Bを設け、スライド部材20の上下両端に突設したレール部20a、20bをガイド溝19A、19Bに移動自在に嵌合している。即ち、スライド部材20を上下枠13a、13b、左右両側枠13e、13fで囲む部分に移動自在に収容した構成としている。
前記板バネ18は、中央部18aをスライド部材20に向けて湾曲させた形状で、該板バネ18の上下ベース部18b、18cを連結縦枠13cで保持している。該板バネ18の中央部18aをスライド部材20の後端面に押し付け、前進側の突出方向にスライド部材20を付勢している。この板バネ18で押し出された位置が図4に示す位置であり、ガイド溝19A、19Bの前端でスライド部材20のレール部20a、20bが止められている。
スライド部材20が板バネ18の付勢力に抗して押し戻されると、図5の下段に示すように、板バネ18の中央部が偏平化し、ベース部18b、18cが上下離反方向に移動できるようにしている。また、スライド部材20による負荷が解かれると、中央部18aが突出する原状に復帰するものとしている。
前記スライド部材20の先端面、即ち、前記板バネ18との接触面と反対側面は前記一方部12の内面と同様な円弧面20fとし、該円弧面20fに係止リブ21を軸線方向に間隔をあけて突設している。該係止リブ21は前記一方部の係止リブ16と対向させ、コルゲートチューブ2の谷部2bに嵌合させ、同一周方向の谷部2bの半周部に係止リブ16、他半周部に係止リブ21を係止させるようにしている。
前記係止リブ16、21とも、周方向には上下2分割して設けると共に、軸線方向に所定間隔をあけて2個設けている。スライド部材20は樹脂成形品とし、板バネ18は鋼製としている。
前記構成からなるコルゲートクランプ10は、図1に示すように、ワイヤハーネス1に外装したコルゲートチューブ2の長さ方向の所要位置に取り付けている。即ち、環状の山部2aと谷部2bを軸線方向に交互に設けると共に、軸線方向に沿ってスリットを設けた樹脂成形品からなるコルゲートチューブ2にワイヤハーネス1をスリットを開いて挿通し、該コルゲートチューブ2のエンジンボデイP1への取付位置に第1のコルゲートクランプ10(10−1)を取り付け、車体ボデイP2への取付位置に第2のコルゲートクランプ10(10−2)を取り付けている。
前記コルゲートチューブ2へのコルゲートクランプ10の取り付けは、一方部12と他方部13とを開き、一方部12の係止リブ16の突設部分と、他方部13のスライド部材20の係止リブ21の突設部分の間にコルゲートチューブ2を位置させ、該コルゲートチューブ2の谷部2bの半周部を係止リブ16に対向させ、他半周部を係止リブ21に対向させ、この状態で一方部12と他方部13とを閉鎖し、谷部2bに係止リブ16、21を嵌合した状態でロック結合する。
この状態で、スライド部材20は板バネ18により付勢された位置にあり、該スライド部材20の係止リブ21はコルゲートチューブ2の谷部2bに嵌合している。この嵌合した係止リブ16、21でコルゲートチューブ2を軸線方向に移動不可に保持すると共に、コルゲートチューブ2とスライド部材20とが連動する関係となる。よって、スライド部材20が移動しようとしても、コルゲートチューブ2に移動しない力が作用すると、スライド部材20にも移動しない力が作用する。そのため、コルゲートクランプ10自体が振動で移動すると、スライド部材20がコルゲートクランプ10(具体的にはコ字枠の他方部13)に対して相対的に移動する関係となる。
前記コルゲートクランプ10を取り付けたワイヤハーネスを自動車のエンジンルームに配索し、第1のコルゲートクランプ10−1のブラケット係止溝17にエンジンボデイP1に突設したブラケット3を挿入係止して固定する。また、第2のコルゲートクランプ10−2のブラケット係止溝17に車体ボデイP2に突設したブラケット3を挿入係止して固定する。これにより、コルゲートクランプ10−1、10−2の間は空中を渡り配索された状態となる。
自動車走行時に、エンジンは駆動されるため、エンジンボデイP1に比較的大きな振動が発生し、エンジンボデイP1に固定した第1のコルゲートクランプ10−1はエンジンボデイP1の振動に追従して振動する。
前記のように、エンジン駆動により第1のコルゲートクランプ10ー1が振動すると、該振動は第1のコルゲートクランプ10−1で保持したコルゲートチューブ2に伝わる。一方、コルゲートチューブ2はエンジンボデイP1より振動しない車体ボデイP2に第2のコルゲートクランプ10−2を介して取り付けられているため、該第2のコルゲートクランプ10−2の取付側のコルゲートチューブ2は殆ど振動しない。よって、コルゲートクランプ10−1と10−2との間のコルゲートチューブ2にはコルゲートクランプ10−1の振動に追従する力と、追従せずに振動しない力とが作用する。
エンジンボデイP1の振動に追従しない力が前記スライド部材20を付勢する板バネ18のバネ力よりも大きいと、コルゲートチューブ2により係止リブ21を介してスライド部材20を板バネ18のバネ力に抗して押し戻す。これにより、第1のコルゲートクランプ10−1がエンジン振動で移動しても、コルゲートチューブ2の振動による移動が殆ど生じない程度に小さくできる。
その結果、図5の上下段に示すように、コルゲートクランプ10−1が振動で距離(S)移動しても、コルゲートチューブ2およびワイヤハーネス1の中心Woは同一線L上にあって移動しない。よって、第2のコルゲートクランプ10−2の取付側やコルゲートチューブ2の屈曲部に発生しやすい応力集中を緩和あるいは無くすことができ、コルゲートチューブの屈曲性能を高めることができる。
なお、前記板バネ18に付勢されたスライド部材を設けた本発明のコルゲートクランプ10はエンジンボデイP1への固定側に取り付け、車体ボデイP2への固定側に前記図7に示されている汎用のコルゲートクランプを用いてもよい。
図6に第2実施形態のコルゲートクランプを示す。
該コルゲートクランプはスライド部材20を付勢する弾性材として板バネに代えてゴム板30を用いている。即ち、コルゲートクランプ10の他方部13の連結縦枠13cに厚肉としたゴム板30を固着し、該ゴム板30の前面をスライド部材20の後端面に押し当てている。
該構成とした場合も、ゴム板30を圧縮することでスライド部材20を後退させて、前記第1実施形態の図5と同様に、コルゲートチューブ2およびワイヤハーネス1の中心Woを同一線L上に位置させて移動させない。あるいは、移動量を抑制することができる。
1 ワイヤハーネス
2 コルゲートチューブ
2a 山部
2b 谷部
3 ブラケット
10 コルゲートクランプ
10−1 第1のコルゲートクランプ
10−2 第2のコルゲートクランプ
11 ヒンジ部
12 一方部
13 他方部
16、21 係止リブ
18 板バネ
20 スライド部材
P1 エンジンボデイ
P2 車体ボデイ

Claims (3)

  1. ワイヤハーネスに外装するコルゲートチューブに取り付けるコルゲートクランプであって、
    ヒンジ部で連結した両側部の先端に互いに係止するロック部を設け、かつ、該両側部の一方部の半円弧状の内面に前記コルゲートチューブの谷部に嵌合する係止リブを突設する一方、前記両側部の他方部は上下枠と連結縦枠を有するコ字枠とし、該下枠の先端を前記ヒンジ部に連結すると共に前記上枠にブラケット係止溝を設け、かつ、該下枠および上枠の対向面にガイド溝を設け、さらに、
    前記上下枠を連結する前記連結縦枠の内面に弾性材を介してスライド部材を取り付け、該スライド部材の上下両端を前記上下枠のガイド溝に移動自在に嵌合すると共に該スライド部材の先端面を前記一方部の半円弧状内面と対向させ、該スライド部材の先端面を半円弧状とすると共に係止リブを突設し、該係止リブと前記一方部の係止リブを前記コルゲートチューブの谷部に嵌合し、
    前記コルゲートクランプの振動時に、前記コルゲートチューブが前記弾性材を押し戻してスライド部材を移動可能とし、該コルゲートチューブに伝わる振動を緩和できる構成としていることを特徴とするワイヤハーネス用のコルゲートクランプ。
  2. 前記コルゲートクランプのコ字枠の連結縦枠に固定する前記弾性材として、中央部をスライド部材側に向けて湾曲させた板バネを用い、該板バネの上下ベース部を前記連結縦枠で保持し、該板バネの中央部でスライド部材を押し出している請求項1に記載のワイヤハーネス用のコルゲートクランプ。
  3. 自動車のエンジンルーム内において、エンジンボデイと車体ボデイとの間に渡り配索するワイヤハーネスを前記コルゲートチューブで外装し、該コルゲートチューブの前記エンジンボデイへの固定位置に取り付けている請求項1または請求項2に記載のワイヤハーネス用のコルゲートクランプ。
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