JP2013160569A - X線検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】X線発生器またはX線検出器のX線機器が性能不良によりX線検出器から所望の検出出力が得られないときに、性能不良であるX線機器を特定するX線検査装置を提供する。
【解決手段】X線検査装置1は、X線検出器7が受けるX線の検出面の一部に形成される基準領域に対して、照射されるX線が到達しないように当該基準領域を遮蔽解除可能に遮蔽するように設けられた遮蔽部材を備え、所定の条件でX線発生器5からX線を発生させたときにX線検出器7から出力される、基準領域外である検査領域における第1のX線検出信号と遮蔽部材による遮蔽を解除した基準領域における第2のX線検出信号に基づいてX線発生器5またはX線検出器7の少なくとも一方の性能不良を判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、製造ラインの一部に設けられ、順次搬送される被検査物に対しX線発生器からX線を照射し、被検査物中を透過したX線を検出するX線検出器の検出出力に基づいて被検査物への異物混入などの被検査物の不良を検査するX線検査装置に関し、特にX線発生器またはX線検出器のどのX線機器が性能不良であるかを特定する技術に関する。
X線検査装置は、搬送ライン上を順次搬送されてくる各品種の被検査物(生肉、魚、加工食品、医薬など)にX線を照射し、被検査物中を透過しX線の透過量から、被検査物中に含まれる金属、ガラス、石、骨などの異物混入、被検査物中の欠品等を検査する装置である。
従来のこの種のX線検査装置としては、例えばX線管の陰極のフィラメントからの熱電子をその陰極と陽極の間の高電圧により陽極ターゲットに衝突させてX線を発生させるX線発生器と、シンチレータによりX線を光に変換し、変換された光を電気信号に変換するフォトダイオードとを有するアレイ状のラインセンサからなるX線検出器とから、X線が照射される検査空間内を通過する被検査物について被検査物中を透過したX線の透過量を検出するX線検査部を構成している。
このX線検査部を構成するX線発生器のX線管やX線検出器には寿命があり、X線発生器またはX線検出器のX線機器に対して、X線機器を交換するメンテナンス作業が行われている。このメンテナンス作業はX線発生器への通電時間等を目安として行われている。(例えば、特許文献1参照)
また、X線検出器に関しては、X線の照射によりダメージを受けてラインセンサのフォトダイオードの暗電流(受光していない状態でも出力する電流)がX線照射時間により増大する傾向を利用し、実際のラインセンサの劣化状況をフォトダイオードの暗電流の変化により判定してラインセンサの寿命を予測するようなメンテナンス作業が行われている。(特許文献2参照)
特開2004−144572号公報 特開2002−168806号公報
しかしながら、X線発生器およびX線検出器は、寿命とは別に何らかの要因で、X線による検査に必要なX線透過量の感度が得られないことがある。その場合、例えば上述したX線検出器のラインセンサのフォトダイオードの暗電流の変化だけでは、その要因がX線発生器の性能不良によるものかX線検出器の性能不良によるものかを特定できず、検査を正常に行うためには、一方ずつ順番に交換していくか、一度に両方を交換するしかなかった。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、X線発生器に対して所定の条件でX線を発生させたとき、X線検出器から所望の検出出力が得られない場合に、それがX線発生器の性能不良によるものかX線検出器の性能不良によるものかを特定できるX線異物検出装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、請求項1に記載されたX線検査装置1は、搬送路上を搬送される被検査物に照射するX線を発生するX線発生器5と、前記被検査物を透過したX線を電気信号に変換してX線検出信号を出力するX線検出器7と、前記X線検出器の出力するX線検出信号に基づいて、前記被検査物を良否判定する良否判定手段22とを備えるX線検査装置において、前記X線検出器が受けるX線の検出面の一部に形成される基準領域に対して、照射されるX線が到達しないように当該基準領域を遮蔽解除可能に遮蔽するように設けられた遮蔽部材12と、所定の条件で前記X線発生器からX線を発生させたときに前記X線検出器から出力される、前記基準領域外である検査領域における第1のX線検出信号と前記遮蔽部材による遮蔽を解除した前記基準領域における第2のX線検出信号に基づいて前記X線発生器またはX線検出器の少なくとも一方が性能不良であるか否かを判定する性能不良判定手段24と、を備えたことを特徴としている。
このX線検査装置では、遮蔽が解除されたときの基準領域に対応するX線検出信号と基準領域外である検査領域に対応するX線検出信号に基づいてX線発生器またはX線検出器の少なくとも一方の性能不良を判定している。したがって、基準領域におけるX線検出信号をX線照射によるダメージを受けていないX線検出器の初期の品質の基準値とすることができ、この基準値の大きさ及びこの基準値と被検査物を検査してX線照射によるダメージを受けている検査領域のX線検出信号との比較からX線発生器またはX線検出器の少なくとも一方が性能不良であるか否かを判定することができることになる。
請求項2に記載されたX線検査装置は、請求項1のX線検査装置において、前記性能不良判定手段は、前記第1のX線検出信号及び前記第2のX線検出信号から前記X線発生器がX線を発生していないときに前記X線検出器が出力するX線検出信号をそれぞれ差し引いて前記X線検出器がもつオフセット量を除いた第1のX線検出量及び前記第2のX線検出量を算出し、前記第2のX線検出量が所定の閾値に満たないときに前記X線発生器が性能不良であると判定し、前記第1のX線検出量と前記第2のX線検出量の差が所定の検出量差を超えたときに前記X線検出器が性能不良であると判定することを特徴としている。
これにより、X線検出信号からX線を照射しない状態で出力されるオフセット量を差し引いて得られるX線検出量を用いて判定するので、半導体部分による暗電流等の温度変化に起因するオフセット量の変動の影響を取り除くことができる。また、X線検出器がシンチレータを用いた間接変換方式の場合には、半導体部分であるフォトダイオードを除いたシンチレータの変換効率の劣化等の性能不良によるX線検出器の不良とX線発生器の性能不良とをX線検出器のオフセットの影響を受けずに容易に判定することができる。
請求項3に記載されたX線検査装置は、請求項1または2のX線検査装置において、前記性能不良判定手段は、前記X線発生器がX線を発生していないときに前記X線検出器が出力するX線検出信号から前記X線検出器の前記検査領域における第1のオフセット量と前記基準領域における第2のオフセット量を取得し、前記第1のオフセット量と前記第2のオフセット量の差が所定のオフセット差を越えたときに前記X線検出器が性能不良であると判定することを特徴としている。
これにより、X線検出器の半導体部分による暗電流等のX線を照射しない状態で出力されるオフセットについても判定するので、半導体部分の劣化等の性能不良によるX線検出器の性能不良を判定することができる。
請求項4に記載されたX線検査装置は、請求項1〜3の何れかのX線検査装置において、前記X線検出器は、複数のX線検出素子が直線的に配列された1つのラインセンサからなり、前記遮蔽部材が前記ラインセンサの一部を遮蔽することを特徴としている。
これにより、例えば、被検査物の良否判定検査の検出方向の幅が狭いときラインセンサを有効活用することができる。
請求項5に記載されたX線検査装置は、請求項1〜4の何れかのX線検査装置において、前記搬送路の搬送面を挟むように前記搬送面の下方に前記X線発生器と対向して前記X線検出器が配置され、前記遮蔽部材は、前記搬送面より上方に遮蔽解除可能に配設されていることを特徴としている。
これにより、搬送路の搬送面上を被検査物が搬送される空間に遮蔽部材が配設されるので、遮蔽部材による基準領域への遮蔽及び遮蔽解除を容易に行うことができる。
請求項6に記載されたX線検査装置は、請求項1〜5の何れかのX線検査装置において、被検査物の良否判定を行う通常動作の場合に、前記X線検出器から出力される前記基準領域におけるX線検出信号が所定の閾値以上のとき、前記遮蔽部材による遮蔽が解除されていると判断し、前記X線発生器からのX線照射を一時停止させるととともに前記遮蔽部材の遮蔽異常であることを報知する遮蔽異常制御手段25を有することを特徴としている。
この構成により、被検査物の良否判定を行う通常動作の場合、人手による遮蔽部材の基準領域への配設ミスがあってもX線検出器における基準領域に対応するX線検出器の一部の領域を保護することができる。
請求項7に記載されたX線検査装置は、請求項1〜5の何れかのX線検査装置において、前記遮蔽部材を電気的制御で移動させるアクチュエータを有し、該アクチュエータにより遮蔽解除可能とされていることを特徴としている。
この構成により、人手を介さず基準領域への遮蔽部材の配設または遮蔽解除をすることができる。
本発明によれば、X線発生器に対して所定の条件でX線を発生させたとき、X線検出器から所望の検出出力が得られない場合に、それがX線発生器の性能不良によるものかX線検出器の性能不良によるものかを特定できる
本発明の第1実施形態に係るX線検査装置の構成を模式的に示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係るX線検査装置の搬送手段とX線検査部の構成を示す斜視図である。 (a)は本発明の第1実施形態に係るX線検査装置の遮蔽部材の配置を示す側面図である。(b)、(c)は同遮蔽部材の配置の例を示す各平面図である。 本発明の第1実施形態に係るX線検査装置における性能不良判定の概略の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係るX線検査装置における他の性能不良判定の概略の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係るX線検査装置の遮蔽部材の配置を示す図である。 (a)、(b)は本発明の第2実施形態に係るX線検査装置のアクチュエータの例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
1.第1実施形態(図1) 図1は、本発明の第1実施形態を示す図である。まず、その構成について説明する。
図1に示すように、X線検査装置1は、搬送部2、X線検査部4、制御部20、操作部30、表示部31を備えている。
このX線検査装置1は、例えば生肉、魚、加工食品、医薬などの検査物対象となる被検査物Wが搬送される図示しない製造ラインに組み込まれ、被検査物WにX線を照射し、被検査物W中を透過するX線の透過量から、被検査物W中に含まれる異物の混入、被検査物Wの欠品等の検査を行う装置である。
搬送部2は、被検査物Wを搬送路上で順次搬送させてX線検査部4に被検査物Wを通過させるものである。図1に示すように、搬送方向の前後に配置されたローラに巻回された無端状の搬送ベルト3で被検査物Wを図1の矢印方向に搬送するようになっており、詳細を図示しない搬送駆動機構により同期してローラが回転駆動し、予め設定された一定の搬送速度で被検査物Wが搬送されるようになっている。
X線検査部4は、X線発生器5とX線検出器7を備えている。また、X線発生器5とX線検出器7の間には、X線検出器の検出面の一部を遮蔽する遮蔽部材12を備えている。
X線発生器5は、図2に示すように、金属製の箱体内部に設けられる円筒状のX線管6を不図示の絶縁油により浸漬した構成であり、X線管6の陰極のフィラメントからの熱電子をその陰極と陽極の間の高電圧により陽極ターゲットに衝突させてX線を発生させる。X線管6は、その長手方向が被検査物Wの搬送方向(X方向)となるように配置されている。X線管6により生成されたX線は、下方のX線検出器7に向けて、不図示のスリットにより略三角形状のスクリーン状となって搬送方向(X方向)を横切るように照射されるようになっている。
このような構成によるX線発生器5では、X線管6が発生するX線の強度は、X線管6の陽極と陰極との間に流す電流(管電流)に比例して変化するとともに、発生するX線の波長がX線管6の陽極と陰極との間に印加する電圧(管電圧)に応じて短くなり透過力が強くなる。したがって、X線管6への管電流および管電圧の設定により所望の線質のX線を発生させることができる。
X線検出器7は、図2に示すように、搬送部2による搬送路の搬送面を挟むように搬送面の下方にX線発生部3と対向して設けられ、被検査物WへのX線の照射領域平面上で被検査体Wの搬送方向Xと直交するY方向に複数のX線を検出する素子(X線検出素子)が一直線上に配置されたアレイ状のラインセンサで構成される。ラインセンサは、図3(a)に示すように、ライン状に整列して配設された複数のフォトダイオード11と、ライン状のフォトダイオード11上に設けられたシンチレータ10とからなり、被検査物WへのX線の照射に伴って被検査物Wを透過してくるX線をシンチレータ10で受けて光に変換し、この変換された光を対応するフォトダイオードで受光し、受光した光を電気信号に変換し、1ライン毎のX線濃度データ(X線透過量)としてX線検出信号を出力する。
すなわち、X線検出器7は、受けたX線の強さに対応したレベルを有する電気信号を出力するものであり、Y方向に直線状に配置された複数の素子を1ラインとして各素子で被検査物Wを透過するX線を検出し、各素子が検出したX線を1ラインのX線濃度データとして、被検査物Wの搬送に伴って1ライン毎に順次出力を繰り返している。
なお、X線発生器5からX線が照射されないときには、X線検出器7のシンチレータ10で光に変換されないので、X線検出器7のオフセット量として、X線検出器7のフォトダイオード11の暗電流に対応する電気信号を出力するようになっている。
また、このような構成によるX線検出器7は、金属箱であるX線検出器収納ユニット13内に収容されている。X線検出器収納ユニット13は、略平坦に形成された上面にスリット14を有している。スリット14は、ライン状に配列されたシンチレータ10がX線を受ける検出面がX線遮蔽されないように、上面の板がY方向に延びるように穿設された長穴に、X線を透過させる樹脂材がシリコン材等で防水されて取り付けられている。
遮蔽部材12は、被検査物の不良を検査する通常動作のときに、X線照射によるダメージを受けないX線検出器における初期の品質の基準値を得るための基準領域をX線検出器7の検出面に形成するように、X線検出器7のX線を受ける検出面の一部を遮蔽するものである。図3(a)、(b)に示すように、遮蔽部材12は、X線検出ユニット13のスリット14の一部をX線遮蔽する。これにより、X線検出器7は、検出面の一部にX線を受けない基準領域が形成される。そして、検出面が基準領域外である検査領域にして、X線を受けて対応する電気信号を出力する第1のX線検出部8と、検出面が基準領域にして、X線が照射されているきに遮蔽され、フォトダイオード11の暗電流に対応する電気信号を出力する第2のX線検出部9と、に分割される。
遮蔽部材12によるX線遮蔽は、シンチレータ10の一部の領域に対して照射されるX線が到達しないように、X線発生器5とシンチレータ10の間のX線が通る軌跡上を遮蔽するものであり、本実施形態ではX線検出器7の検出面の一部を遮蔽することによって、シンチレータ10の一部の領域に向かうX線を遮断してシンチレータの一部の領域がX線を受けないようになっている。そして、搬送部2または搬送部2の側面に固設されるステー等に搬送ベルト3の上方側から遮蔽部材12をねじ止めしてX線検出器7の検出面の一部を遮蔽する。
なお、本実施形態では、X線検出器7は、1つのラインセンサからなり、その一部である検出幅方向(搬送方向と直交する方向)の隅に基準領域が形成されるように遮蔽部材12で遮蔽するようにしているが、図3(c)に示すように、遮蔽用のラインセンサをX線検査用のラインセンサとは別に設け、X線検査用のラインセンサの近傍で平行に並べて配置するようにしてもよい。この場合は、性能不良によるラインセンサの交換が、X線検査用のラインセンサだけの交換で済むようになる。
操作部30は、設定や指示のために操作する複数のキーやスイッチ等を有しており、搬送部2によって搬送させる被検査物Wの品種の設定操作や、被検査物Wの異物検出や欠品検査に関する各種設定操作や指示操作を行うようになっている。また、操作部30では、装置動作の動作モードとして、被検査物の良否判定(不良の検査)を行う通常動作の運転モードとX線機器の性能不良を判定する故障判定モードとを切り替える操作を行うようになっている。
表示部31は、例えば液晶表示器等を有しており、被検査物Wの品種の設定操作が行われるときの設定値、動作モードの切り替えに関する設定値、指示操作が行われるときの指示値、良否判定結果等、種々の表示を行うようになっている。また、表示部31では、性能不良判定手段24で判定した結果の性能不良のX線機器(X線発生器、X線検出器)を表示するようになっている。
制御部20は、X線検査装置1の全体の制御を行うものであり、X線検出器7が出力するX線検出信号(X線濃度データ)に基づいて各種検査処理を含む信号処理及び制御を行っており、図1に示すように、信号処理手段21、良否判定手段22、記憶手段23、性能不良判定手段25、遮蔽異常制御手段26を備えている。
信号処理手段21は、X線検出器7が出力するX線検出信号に基づいて、X線画像を生成し、さらに、被検査物Wの中に異物を強調するような異物強調画像をX線判定画像として生成するようになっている。
X線画像は、例えば、X線検出器7からのX線濃度データに対し、被検査物Wに吸収されたX線吸収量を示すデータに対数変換等の変換を行って、吸収量が大きいほど濃度が高くなる画像となるように生成している。
また、X線判定画像は、被検査物WのX線画像に対して所定のフィルタ処理を施して検出対象の異物情報をより強調して抽出し易くした画像を生成している。このフィルタ処理の際には、例えば微分フィルタ(Robertsフィルタ、Prewittフィルタ、Sobelフィルタ)やラプラシアンフィルタなどの特徴抽出フィルタが用いられる。これにより、全体画像を強調してエッジ検出し易くするとともに検出対象の異物情報をより強調している。
良否判定手段22は、X線検出器7が出力するX線検出信号から信号処理手段21により生成されたX線判定画像(異物強調画像)に基づいて、被検査物Wの中に異物が含まれているか否か等の良否判定を行うとともに、判定結果を表示部31に表示させるようになっている。
記憶手段23は、被検査物Wの検査に用いる検査条件が品種ごとに記憶している。また、性能不良判定手段24で判定するときのX線発生器5のX線出力条件(管電流及び管電圧)と判定の各閾値を記憶している。
性能不良判定手段24は、X線発生器5のX線出力条件である管電流及び管電圧について所定の設定をしてX線を発生させたときにX線検出器7から出力される、検査領域におけるX線検出信号(第1のX線検出信号)と遮蔽解除された基準領域におけるX線検出信号(第2のX線検出信号)に基づいてX線発生器5またはX線検出器7の少なくとも一方の性能不良を判定するようになっている。具体的には、動作モードが運転モードのときに遮蔽部材12によってX線を受けず、X線照射の影響による劣化が少ない基準領域の第2のX線検出信号が所定の基準値に満たなければX線発生器5からの出力が弱いと判断してX線発生器5が性能不良であると判定し、この基準領域の第2のX線検出信号と被検査物の検査に用いられている検査領域の第1のX線検出信号との差が所定の基準差を超えていれば、検査領域の第1のX線検出信号を出力するX線検出器7が劣化等の原因で性能を満たしていないと判断してX線検出器7が性能不良であると判定している。
なお、性能不良の判断には、X線検出信号からX線発生器5がX線を発生していないときに前記X線検出器7が出力するX線検出信号を差し引いて得られる値、すなわち、X線検出器がもつオフセット量を除いたX線検出量を用いて判定するようにしてもよい。この場合、X線検出器7がもつオフセット量はX線検出器7がX線を検出しない状態で出力されるフォトダイオード11の暗電流に起因するものであるから、X線検出量を用いて判定したときのX線検出器7の性能不良は、シンチレータ10の変換効率の劣化等の性能不良によるものと判断することができる。
また、性能不良の判断には、X線検出器がもつオフセット量(X線発生器5がX線を発生していないときに前記X線検出器7が出力するX線検出信号)について、検査領域の第1のオフセット量と基準領域の第2のオフセット量を比較して、その差が所定のオフセット差を超えていれば、さらに、被検査物の検査に用いられている第1のX線検出信号を出力するX線検出器が性能を満たしていないと判断してX線検出器7が性能不良であると判定を加えるようにしてもよい。この場合、X線検出器7がもつオフセット量はフォトダイオード11の暗電流に起因するものであるから、X線検出量を用いて判定したときのX線検出器7の性能不良は、フォトダイオード11の劣化等の性能不良によるものと判断することができる。
遮蔽異常制御手段25は、装置の動作モードが被検査物Wの良否判定を行う通常動作の運転モードにおいて、X線発生器5からX線の照射が開始したときに、X線検出器7から出力される基準領域におけるX線検出信号(X線検出器7の基準領域に対応するX線検出部9が出力するX線検出信号)が所定の閾値以上のとき、前記遮蔽部材12による遮蔽が解除されていると判断し、X線発生器5への電源供給を遮断して前記X線発生器5からのX線照射を一時停止させ、遮蔽部材12での遮蔽異常であること表示部31に表示するようになっている。
これにより、動作モードが故障判定モードから運転モードに切替えられて被検査物の良否判定を行う際に、故障判定モード時に基準領域から外された遮蔽部材12について、操作者による戻し忘れ等による基準領域への配設ミスがあっても、基準領域に対応するX線検出器の一部の領域を保護することができるようになっている。なお、X線照射の一時停止は、電源供給を遮断せずに、X線管6がX線を発生しない電圧以下の電圧を前記X線管6に印加することによってX線照射を一時停止させるようにしてもよい。また、遮蔽異常であることを示す信号を外部に出力して報知するようにしてもよい。
次に、本実施形態のX線検査装置1において、遮蔽部材12が基準領域から移動されて遮蔽が解除され、装置動作の動作モードが故障判定モードに切替えられた後に実施される性能不良判定の動作について説明する。図4は、X線検出出力を用いて性能不良判定する概略の流れを示すフローチャートである。
まず、X線発生器5のX線出力条件である管電流及び管電圧について所定の設定をしてX線照射を開始し(ステップS10)、このときX線検出器7から出力されるX線検出信号について、検査領域におけるX線検出信号である第1のX線検出信号D1と遮蔽解除された基準領域におけるX線検出信号である第2のX線検出信号D2を取得する(ステップS11)。このときの第1のX線検出信号D1と第2のX線検出信号D2は、X線検出器7から出力される各素子の所定ライン数の出力値を各領域内のすべて、または所定範囲でそれぞれ平均したものを取得する。そして、X線照射を停止させる(ステップS12)。
次いで、基準領域の第2のX線検出信号D2と所定の基準値J1を比較し(ステップS13)、X線検出信号D2が基準値J1未満であれば(ステップS13がYESの場合)、X線発生器が性能不良でると判定する(ステップS14)。
次いで、検査領域の第1のX線検出信号D1と基準領域の第2のX線検出信号D2を差分した値と所定の基準差分値J2を比較し(ステップS15)、差分した値が所定の基準差分値J2を超えていれば(ステップS15がYESの場合)、X線検出器が性能不良であると判定する(ステップS16)。
このように、X線発生器に対して所定の条件でX線を発生させたときの遮蔽解除された基準領域と検査領域のX線検出信号を用いて、どのX線機器が性能不良であるかを判定して交換すべきX線機器を特定するようになっている。
次に、本実施形態のX線検査装置の他の性能不良判定の動作について説明する。図5は、X線検出信号からX線検出器のオフセット量を除いたX線検出量を用いて性能不良判定する概略の流れを示すフローチャートである。
まず、X線照射が停止している状態のX線検出器7から出力されるX線検出器7がもつオフセット量としてのX線検出信号について、検査領域における第1のオフセット量Z1と基準領域における第2のオフセット量Z2を取得する(ステップS20)。このときの第1のオフセット量Z1と第2のオフセット量Z2は、X線検出器7から出力される各素子の所定ライン数の出力値を各領域内のすべて、または所定範囲でそれぞれ平均したものを取得する。
次いで、X線発生器5のX線出力条件である管電流及び管電圧について所定の設定をしてX線照射を開始し(ステップS21)、このときX線検出器7から出力されるX線検出信号について、検査領域におけるX線検出信号である第1のX線検出信号D1と遮蔽解除された基準領域におけるX線検出信号である第2のX線検出信号D2を取得する(ステップS22)。このときの第1のX線検出信号D1と第2のX線検出信号D2は、X線検出器7から出力される各素子の所定ライン数の出力値を各領域内のすべて、または所定範囲でそれぞれ平均したものを取得する。そして、X線照射を停止させる(ステップS23)。
次いで、取得したX線検出信号からオフセット信号を差し引いてそれぞれ第1のX線検出量M1(D1−Z1)と第2のX線検出量M2(D2−Z2)を算出する(ステップS24)。
次いで、基準領域の第2のX線検出量M2と所定の基準検出量J3(閾値)を比較し(ステップS25)、X線検出量M2が基準検出量J3未満であれば(ステップS25がYESの場合)、X線発生器が性能不良でると判定する(ステップS26)。
次いで、検査領域の第1のX線検出量M1と基準領域の第2のX線検出量M2を差分した値と所定の基準差分値J4(検出量差)を比較し(ステップS27)、差分した値が所定の基準差分値J4を超えていれば(ステップS27がYESの場合)、X線検出器が性能不良であると判定する(ステップS28)。
次いで、検査領域の第1のX線検出信号Z1と基準領域の第2のX線検出信号Z2を差分した値と所定の基準差分値J5(オフセット差)を比較し(ステップS29)、差分した値が所定の基準差分値J5を超えていれば(ステップS29がYESの場合)、X線検出器が性能不良であると判定する(ステップS30)。
このように、X線発生器に対して所定の条件でX線を発生させたときの遮蔽解除された基準領域と検査領域のX線検出量を用いて、どのX線機器が性能不良であるかを判定して交換すべきX線機器を特定するようになっている。
以上説明したように、本実施の形態に係るX線検査装置1は、搬送路上を搬送される被検査物に照射するX線を発生するX線発生器5と、被検査物Wを透過したX線を電気信号に変換してX線検出信号を出力するX線検出器7と、X線検出器7の出力するX線検出信号に基づいて、被検査物Wを良否判定する良否判定手段22とを備えるX線検査装置1において、X線検出器7が受けるX線の検出面の一部に形成される基準領域に対して、照射されるX線が到達しないように当該基準領域を遮蔽解除可能に遮蔽するように設けられた遮蔽部材12と、所定の条件でX線発生器からX線を発生させたときにX線検出器7から出力される、基準領域から外れる検査領域における第1のX線検出信号と遮蔽部材12による遮蔽を解除した基準領域における第2のX線検出信号に基づいてX線発生器またはX線検出器の少なくとも一方の性能不良を判定する性能不良判定手段24と、を備えたことを特徴としている。
この構成により、基準領域のX線検出信号を照射初期の基準値とすることができ、この基準値の大きさ及びこの基準値と遮蔽されない検査領域のX線検出信号との比較からX線発生器またはX線検出器の少なくとも一方が性能不良であるかを判定することができる。
また、本実施の形態に係るX線検査装置1は、被検査物Wの良否判定を行う通常動作の場合に、X線検出器7から出力される基準領域におけるX線検出信号が所定の閾値以上のとき、前記遮蔽部材による遮蔽が解除されていると判断し、X線発生器5からのX線照射を一時停止させるととともに遮蔽部材12の遮蔽異常であることを報知する遮蔽異常制御手段25を有することを特徴としている。
この構成により、人手による遮蔽部材の基準領域への配設ミスがあってもX線検出器7における基準領域に対応するX線検出器の一部の領域を保護することができる。
なお、X線検出器7は、シンチレータとフォトダイオードを用いた間接変換方式のラインセンサについて説明したが、直接変換方式のX線変換膜を用いた半導体センサを使用してもよい。また、X線検出器7がラインセンサではなくエリアセンサであっても同様の効果が得られることは言うまでもない。
2.第2実施形態
本例のX線検査装置1は、第1実施形態の構成の他に、遮蔽部材12を電気的制御で移動させるアクチュエータ14を備えていることが異なっているものであり、その他の構成は第1実施形態と同様なので、第1実施形態の構成と異なる部分について説明し、その他の構成に関しては、第1実施形態の構成と対応する部分には図中に第1実施形態と同様の符号を付し、第1実施形態の説明を矛盾のない範囲で適宜援用して再度の説明を省略するものとする。
本実施の形態では、図6に示すように遮蔽部材12を移動させるアクチュエータ15を備えている。アクチュエータ15は、通常状態(電源OFF)で遮蔽部材12が基準領域を遮蔽するように構成されており、X線機器の性能不良判定を行うとき、アクチュエータ15を作動させて基準領域の遮蔽が解除され、X線機器の性能不良判定が終了すると、アクチュエータ15の作動部位を元に戻して基準領域を遮蔽するように制御部20によって制御するようになっている。
具体的には、例えば、操作部30からの指示によって装置動作の動作モードが故障判定モードに切替えられた後、制御部20は、アクチュエータ15を作動させて基準領域の遮蔽を解除し、性能不良判定手段24による性能不良の判定処理が実施される。そして、性能不良の判定処理が終了すると、制御部20はアクチュエータ15の作動部位を元に戻して基準領域を遮蔽し、判定結果が表示部31に表示されるとともに動作モードが故障判定モードから通常動作の運転モードに切り替わる。
アクチュエータ15としては、図7(a)に示すようにステッピングモータ15a等を用い、モータの回転角度、回転数に応じて遮蔽部材12を要移動量だけ移動する。そして、遮蔽部材12は、アクチュエータ15の作動により図示しないガイド部材に沿って搬送方向または搬送方向と直交する方向にスライドして基準領域の遮蔽を解除する。
また、アクチュエータ15としては、図7(b)に示すように、シリンダ15b等を用いて遮蔽蔽部材12を搬送方向または搬送方向と直交する方向にスライドさせて基準領域の遮蔽を解除するようにしてもよい。
なお、遮蔽部材12は第1実施形態と同様に搬送コンベアの上方設けるようにしてアクチュエータ15を作動させるようにしてもよいが、図6に示すように、遮蔽部材12とともにX線検出器収納ユニット13内に配設するようにしてもよい。このようにアクチュエータ15と遮蔽部材12をX線検出器収納ユニット13内に配置するようにすれば、搬送部2の側面等には遮蔽部材12とアクチュエータ14を取り付けるためのステー等が不要になり、被検査物が搬送される搬送路の安全性や清掃性を高めることができる。
また、このようにアクチュエータ15を備えた場合には、X線機器の性能不良を判定するときに遮蔽部材12の移動が行われるように制御されるので、装置の動作モードが被検査物Wの良否判定を行う通常動作の運転モードのときには、遮蔽部材12は常に基準領域を遮蔽するようになり、第1実施形態の構成の中の遮蔽異常制御手段25を不要とすることができる。
以上説明したように、本発明の第2実施形態に係る放射線検査装置1は、遮蔽部材12を移動させるアクチュエータ15を備えたことを特徴としており、人手を介さず基準領域への遮蔽部材12の配設または遮蔽解除をすることができる。
以上説明したように本発明のX線検査装置は、X線発生器に対して所定の条件でX線を発生させたときに、X線を電気信号に変換してX線検出信号を出力するX線検出器から出力される、検査領域おけるX線検出信号と遮蔽部材による遮蔽を解除した基準領域におけるX線検出信号に基づいてX線発生器またはX線検出器の性能不良を判定するので、X線検出器を用いたX線検査装置、X線質量測定装置に有用である。
1…X線検査装置
2…搬送部
4…X線検査部
5…X線発生器
7…X線検出器
10…シンチレータ
11…フォトダイオード
12…遮蔽部材
13…X線検出器収納ユニット
14…スリット
15…アクチュエータ
20…制御部
21…信号処理手段
22…良否判定手段
23…記憶手段
24…性能不良判定手段
25…遮蔽異常制御手段
30…操作部
31…表示部

Claims (7)

  1. 搬送路上を搬送される被検査物に照射するX線を発生するX線発生器(5)と、前記被検査物を透過したX線を電気信号に変換してX線検出信号を出力するX線検出器(7)と、前記X線検出器の出力するX線検出信号に基づいて、前記被検査物を良否判定する良否判定手段(22)とを備えるX線検査装置において、
    前記X線検出器が受けるX線の検出面の一部に形成される基準領域に対して、照射されるX線が到達しないように当該基準領域を遮蔽解除可能に遮蔽するように設けられた遮蔽部材(12)と、
    所定の条件で前記X線発生器からX線を発生させたときに前記X線検出器から出力される、前記基準領域外である検査領域における第1のX線検出信号と前記遮蔽部材による遮蔽を解除した前記基準領域における第2のX線検出信号に基づいて前記X線発生器またはX線検出器の少なくとも一方が性能不良であるか否かを判定する性能不良判定手段(24)と、を備えたことを特徴とするX線検査装置。
  2. 前記性能不良判定手段は、前記第1のX線検出信号及び前記第2のX線検出信号から前記X線発生器がX線を発生していないときに前記X線検出器が出力するX線検出信号をそれぞれ差し引いて前記X線検出器がもつオフセット量を除いた第1のX線検出量及び前記第2のX線検出量を算出し、前記第2のX線検出量が所定の閾値に満たないときに前記X線発生器が性能不良であると判定し、前記第1のX線検出量と前記第2のX線検出量の差が所定の検出量差を超えたときに前記X線検出器が性能不良であると判定することを特徴とする請求項1に記載のX線検査装置。
  3. 前記性能不良判定手段は、前記X線発生器がX線を発生していないときに前記X線検出器が出力するX線検出信号から前記X線検出器の前記検査領域における第1のオフセット量と前記基準領域における第2のオフセット量を取得し、前記第1のオフセット量と前記第2のオフセット量の差が所定のオフセット差を越えたときに前記X線検出器が性能不良であると判定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のX線検査装置。
  4. 前記X線検出器は、複数のX線検出素子が直線的に配列された1つのラインセンサからなり、前記遮蔽部材が前記ラインセンサの一部を遮蔽することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のX線検査装置。
  5. 前記搬送路の搬送面を挟むように前記搬送面の下方に前記X線発生器と対向して前記X線検出器が配置され、前記遮蔽部材は、前記搬送面より上方に遮蔽解除可能に配設されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のX線検査装置。
  6. 前記被検査物の良否判定を行う通常動作の場合に、前記X線検出器から出力される前記基準領域におけるX線検出信号が所定の閾値以上のとき、前記遮蔽部材による遮蔽が解除されていると判断し、前記X線発生器からのX線照射を一時停止させるととともに前記遮蔽部材の遮蔽異常であることを報知する遮蔽異常制御手段(25)を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のX線検査装置。
  7. 前記遮蔽部材を電気的制御で移動させるアクチュエータ(15)を有し、該アクチュエータにより遮蔽解除可能とされていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のX線検査装置。
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