JP2013160479A - 熱交換器およびそれを用いたヒートポンプ式給湯機 - Google Patents

熱交換器およびそれを用いたヒートポンプ式給湯機 Download PDF

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【課題】本発明は、流路断面内の2次流れを促進し、且つ熱伝達率が特に高い部分を熱交換に用いることで、熱交換効率を向上させることができる熱交換器およびそれを用いたヒートポンプ式給湯機を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、伝熱管を曲げて形成された曲げ部を有する第1の伝熱部と、前記第1の伝熱部と熱交換する第2の伝熱部とを備え、前記曲げ部は、互いに直交する方向のうち一方向の流路幅が他方向の流路幅以上の寸法を有し、且つ、前記一方向に沿って対向する伝熱管の管壁部が曲げ部の外側と内側に位置するように構成され、前記外側に位置する管壁部の外側に前記第2の伝熱部が配置されることを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は熱交換器およびそれを用いたヒートポンプ式給湯機に関する。
従来、高温の流体を流通させる高温流路と、低温の流体を流通させる低温流路を共にらせん構造とし、高温流路と低温流路を交互に積層した熱交換器が提案されている(特許文献1参照)。また、給湯用熱交換器、膨張弁、蒸発器、圧縮機を冷媒配管で順次接続して構成されるヒートポンプ式給湯機において、らせん状の低温流路の外周に高温流路を巻きつけたものが提案されている(特許文献2参照)。
特開2006−125756号公報 特開2009−133530号公報
ところで、らせん状の流路で構成される熱交換器では、流路外側の流速が内側に比べて速くなるため、流路外周面の熱伝達率が他の面に比べて最も高くなる。しかしながら、特許文献1は流路の上下面で熱交換を行うものであって流路外周面を用いておらず、らせん状の熱交換器が本来発揮し得る性能を十分に引き出せない。
また特許文献2の従来技術では、低温流路の外側に高温流路を巻きつけることで、らせん構造の利点である内側流路の外周面の熱伝達率の高さを活用することでき得る。しかし低温流体が流通する内側流路は、らせん径方向の流路幅に比べてらせん高さ方向の流路幅が長くなっており、流路内の2次流れによる伝熱促進効果が充分ではない。
そこで本発明は、流路断面内の2次流れを促進し、且つ熱伝達率が特に高い部分を熱交換に用いることで、熱交換効率を向上させることができる熱交換器およびそれを用いたヒートポンプ式給湯機を提供することを目的とする。
本発明は、伝熱管を曲げて形成された曲げ部を有する第1の伝熱部と、前記第1の伝熱部と熱交換する第2の伝熱部とを備え、前記曲げ部は、互いに直交する方向のうち一方向の流路幅が他方向の流路幅以上の寸法を有し、且つ、前記一方向に沿って対向する伝熱管の管壁部が曲げ部の外側と内側に位置するように構成され、前記外側に位置する管壁部の外側に前記第2の伝熱部が配置されることを特徴とする。
本発明によれば、流路断面内の2次流れを促進し、且つ熱伝達率が特に高い部分を熱交換に用いることで、熱交換効率を向上させることができる。
本発明の実施形態に係るヒートポンプ式給湯機のシステム図である。 実施例1に係る熱交換器の斜視図である。 実施例1に係る熱交換器の部分断面図である。 実施例1に係る熱交換器の部分断面拡大図である。 実施例1に係るらせん構造内の流速分布の模式図である。 実施例1に係る内側流路断面内の2次流れの模式図である。 実施例1に係る内側流路のアスペクト比に対するDean数、流量、交換熱量の関係を示すグラフである。 実施例2に係る熱交換器の部分断面図である。 実施例3に係る熱交換器の部分断面図である。 実施例3に係る内側流路のアスペクト比に対するDean数、流量、交換熱量の関係を示すグラフである。 実施例4に係る熱交換器の部分断面図である。 実施例5に係る熱交換器の部分断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1に本実施形態に係る熱交換器10を搭載したヒートポンプ式給湯機の構成を示す。熱交換器10の第2の伝熱部2の一端は膨張弁13の入口側へと、膨張弁13の出口側は蒸発器12の入口側へと、蒸発器12の出口側は圧縮機11の吸込側へと、そして圧縮機11の吐出側は熱交換器10の第2の伝熱部2のもう一端へと接続されている。
本実施形態のヒートポンプ式給湯機の動作を説明する。ヒートポンプサイクルに封入された冷媒14は圧縮機11で圧縮されて高温・高圧状態になり、熱交換器10の第2の伝熱部2へと流入する。熱交換器10へと流入した冷媒14は第1の伝熱部1を流通する水15に熱を伝え、冷媒14自身は熱を失って熱交換器10から流出する。熱交換器10から流出した冷媒14は膨張弁13を通過することで減圧し、蒸発器12にて外気から熱が加えられた後、再度圧縮機11へと流入する。なお、熱交換器10の第1の伝熱部1内の水15は、冷媒14と対向する方向に流通している。
次に、実施例1について図2〜図7に従って説明する。熱交換器10は、図2に示すような外観を有する。そして、図3、図4に示すように、熱交換器10は、伝熱管Tを曲げて形成された曲げ部Rを有する第1の伝熱部1と、前記第1の伝熱部1と熱交換する第2の伝熱部2とを備える。本実施例では、伝熱管Tが全体的に曲げられており、第1の伝熱部1の全体に亘り流れ方向に沿って曲げ部が連続した状態となっている。前記曲げ部Rは、互いに直交する方向のうち一方向の流路幅Wが他方向の流路幅H以上の寸法を有し、且つ、前記一方向に沿って対向する伝熱管Tの管壁部4、5が曲げ部Rの外側と内側に位置するように構成されている。そして、外側に位置する管壁部4の外側に、第2の伝熱部2が配置されている。
また、第1の伝熱部1は、曲げ部Rが複数隣接して配置され、複数隣接して配置される各曲げ部Rの前記外側に位置する管壁部4によって外側伝熱領域Aが構成されている。そして、前記外側伝熱領域Aに前記第2の伝熱部2が配置されている。
具体的に説明すると、前記第1の伝熱部1は、らせん状に巻かれた伝熱管Tによって構成される。伝熱管Tをらせん状に巻くと、流れ方向に沿って曲げ部Rが連続する状態となると同時に、各層の同じ周方向位置にある曲げ部Rが高さ方向に沿って隣接する状態となる。即ち、第1の伝熱部1は、伝熱管をらせん状に巻くことで筒状となり、その外周面が外側伝熱領域Aとなる。
なお、本実施例では、流路幅Wを与える前記一方向をらせんの径方向とし、流路幅Hを与える前記他方向をらせんの高さ方向としているが、流路幅を決定する方向は、これに限定されず、任意の採り方が可能である。例えば、らせんの径方向と前記一方向又は高さ方向と他方向が一致しているか、傾斜しているかを問わない。
また、この熱交換器10は、らせん状の第1の伝熱部1外周に、第2の伝熱部2をらせん状に巻きつけた構造となっている。従って、第1の伝熱部1の流路を内側流路、第2の伝熱部2の流路を外側流路と呼ぶことができる。第2の伝熱部2の伝熱管は第1の伝熱部1の隣接する2ピッチ分の伝熱管と接触している。即ち、第2の伝熱部2の伝熱管は第1の伝熱部1の2ピッチ分の伝熱管の間に配置されている。第1の伝熱部1の断面は矩形状に形成されている。このようにすれば、熱伝導距離を短くすることができ、伝熱効率を向上させることができる。
らせん径方向の流路幅Wと高さ方向の流路幅Hは、2次流れの強さに関係する要素である。図3、図4では、らせん径方向の流路幅Wは高さ方向の流路幅Hの1.25倍となっている。また、第1の伝熱部1と接触する第2の伝熱部2の断面形状は円形である。なお、図3、図4では、流路幅W及び流路幅Hの寸法を流路断面の中心点を通る位置で採っているが、流路幅W及び流路幅Hの寸法は、必ずしも流路断面の中心点3を通る位置で採る必要はない。
図5にらせん状流路内の流速分布を示す。らせん状流路のように旋回する流れ場では、内周側の流速に比べて外周側の流速が速くなるため、流速の高い外周側では内周側に比べて速度勾配および温度勾配が大きくなる。従って、らせん流路の外周面は内周面に比べて熱伝達率が高くなる。
図6に第1の伝熱部1の断面内の流れを示す。図5に示したような旋回する流れ場では、運動量保存の法則に従ってらせんの外周側の静圧が内周側の静圧に比べて低くなる。これにより図6に示すような、流路断面の中央部を通過して内周側から外周側へ向かう流れと、流路壁面に沿った外周側から内周側へと向かう流れで構成される渦状の2次流れが発生する。
流路断面内の2次流れによる伝熱促進効果の強さは下記に示すDean数に依存する。
ここで、Reは流路内のレイノルズ数、Wは流路断面のらせん径方向の流路幅、DSPはらせん巻き径である。なお、レイノルズ数は下記のように定義される。
ここで、Uは第1の伝熱部1の伝熱管内の平均流速、Dhは水力直径(=4×流路断面積/周長さ)、νは動粘度である。また、矩形断面の水力直径はDh=2WH/(W+H)で表される。
式(1)からわかる通り、Dean数は流路のらせん径方向の流路幅Wが大きいほど高くなる。ただし、同一の材料使用量で考えた場合、らせん径方向の流路幅Wを大きくすると、その分らせんの高さ方向の流路幅Hが小さくなるため、流路内に水を流すポンプの消費電力が増加し、熱交換器全体としてみた場合に性能が低下してしまう可能性がある。
上記に鑑み、流路内の圧力損失を保つ観点から流速Uを一定、材料使用量一定の観点かららせん巻き径DSPおよび流路断面の内周L=2(W+H)を一定とした場合について考える。らせん径方向の流路幅Wとらせん高さ方向の流路幅Hを用いて流路のアスペクト比をC=W/Hと定義すると、流量QとDean数は下記の式で表される。
式(3)と(4)をグラフ化したものを図7に示す。横軸は流路断面のアスペクト比、縦軸は流量、Dean数、交換熱量のそれぞれの最大値に対する比率である。
流量はアスペクト比が1.0の場合に最大化し、Dean数はアスペクト比が1.5の場合に最大化する。交換熱量は流量と熱伝達率の積であり、さらに熱伝達率はDean数に依存することから、流量とDean数の積は交換熱量に相当する。したがって図7から矩形断面について交換熱量が最大化するアスペクト比は1.25となることがわかる。本実施例ではこれに基づいて、らせん径方向の流路幅Wを高さ方向の流路幅Hの1.25倍としたが、流量が最大化するアスペクト比1.0からDean数が最大化するアスペクト比1.5の範囲であれば十分に性能向上を図ることができる。
次に、熱交換器10の製造方法について説明する。熱交換器10は、まず円管を矩形状に成形した後にらせん状に巻くことで第1の伝熱部1を形成し、その外周に円管を巻きつけて第2の伝熱部2を形成し、最後に第1の伝熱部1と第2の伝熱部2の伝熱管の接触部をろう材によって接合することで容易に成形できる。
以上のように、本実施例に係る熱交換器10は、従来のものに比べて一定の交換熱量を得るために必要な流路長さを短縮することができる。
なお、本実施例では第1の伝熱部1を流通する流体を水とし、第2の伝熱部2を流通する流体を冷媒としたが、本実施例の構造は、流体の種類にかかわらず適用可能である。
本実施例の熱交換器によれば、流路断面内の2次流れを促進し、且つ熱伝達率が特に高い部分を熱交換に用いることで、熱交換効率を向上させることができる。即ち、本実施例の熱交換器によれば、互いに直交する方向の流路幅のうち大きい方の流路幅で対向する伝熱管の管壁部が曲げ部の外側と内側に位置するように構成することで、流路断面内の2次流れを促進することができ、さらに、熱伝達率が特に高い部分である曲げ部の外側に位置する管壁部の外面に第2の伝熱部を配置させることで、熱交換器の性能を十分に活用することができ、熱伝達率を向上させることが可能となる。従って、一定量の交換熱量を得るために必要な流路長さを短縮することが可能となる。
次に、実施例2について図8に従って説明する。なお、他の実施例と共通する構成については説明を省略する。実施例2は実施例1と異なり、第2の伝熱部2の伝熱管を第1の伝熱部1の1ピッチ分の伝熱管と接触させたものになっている。
ここで、伝熱管をらせん状に形成した場合、流体の温度は厳密には伝熱管の段ごとに異なるため、一方の伝熱部の伝熱管が他方の伝熱部の伝熱管と複数の段に跨って接触すると、段ごとの流体温度が平均化されてしまい、使用方法によっては熱交換効率が低下する場合もあり得る。この点、実施例2の構造とすれば、第1の伝熱部1の伝熱管と第2の伝熱部2の伝熱管とを1ピッチのみで接触するため、熱交換効率の低下を防ぐことが可能となる。
次に、実施例3について図9、図10に従って説明する。なお、他の実施例と共通する構成については説明を省略する。図9に示すとおり本実施例は第1の伝熱部1に断面が円形状の伝熱管を採用した構造である。なお、第1の伝熱部1のアスペクト比が1.0の場合は伝熱管は円管となり、それ以外の場合は楕円管となる。
本実施例のアスペクト比に対する流量およびDean数の関係を図10に示す。横軸は流路断面のアスペクト比、縦軸はそれぞれの項目の最大値に対する比率である。流量は断面が円形状の場合に最大化し、Dean数はらせん径方向の内径4が高さ方向の内径5の1.31倍の場合に最大化する。従ってアスペクト比を1.0〜1.31の範囲とすれば効率よく交換熱量を得ることができ、特にアスペクト比が1.15の場合に最大の効果が得られる。
本実施例のような断面円形状の伝熱管を用いた場合、Dean数、流量の絶対値は種々の断面に対して最も高い値となる。したがって、実施例1や2よりもさらに高い性能を得ることが可能である。
次に、実施例4について図11に従って説明する。なお、他の実施例と共通する構成については説明を省略する。本実施例の熱交換器10は、第2の伝熱部2が伝熱管によって構成されるものではなく、第1の伝熱部1の外側に、らせんの高さ方向に沿って流れる流路が形成されている。このようにすれば、第1の伝熱部1と第2の伝熱部2とが熱交換する領域を大きく確保することができる。なお、第2の伝熱部2は、第1の伝熱部1の外周面との間に流路を形成するものであってもよく、内側管と外側管を有する二重管構造を有し、内側管の径方向内側に第1の伝熱部1が配置されるものであっても良い。
次に、実施例5について図12に従って説明する。なお、他の実施例と共通する構成については説明を省略する。本実施例の熱交換器10は、第2の伝熱部2が第1の伝熱部1の外側においてらせんの高さ方向に沿って配置される伝熱管によって構成される。このようにすれば、第2の伝熱部2の伝熱管をらせん状に巻く手間がかからず、熱交換効率の良い熱交換器を容易に作成することができる。
なお、本発明に係る熱交換器は、上記実施形態の構成に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態では第1の伝熱部1および第2の伝熱部2として円形状または矩形状の断面形状を有する流路を想定しているが、これらを組み合わせたような一部に曲率を持つ断面形状であってもよい。例えば、円弧状部分と直線状部分とが連続した外周形状(いわゆるトラック形状)を有するものであってもよい。また、流路内面は平滑であることを想定しているが、内面に連続的または間欠的な溝や突起を設けた構造であってもよい。さらに、らせん巻き径DSPがらせん構造の積層方向に変化してテーパ状に形成されたものであってもよい。
例えば、上記実施形態では、第1の伝熱部1がらせん状に巻かれるものを例に説明したが、第1の伝熱部は、伝熱管を曲げて形成された曲げ部を有するものであればその形状は特に限定されるものではない。例えば、第1の伝熱部1の全体ではなく一部に曲げ部が設けられ、他部は直線部などの他の形状で構成される構造が考えられる。このような構造であっても、曲げ部の外側に位置する管壁部と前記第2の伝熱部との間の熱交換効率を向上させることができるで効果を奏する。また、第1の伝熱部1の構造に関する他の例としては、例えば、曲げ部の外側又は内側が交互に入れ替わるように蛇行する形状であってもよい。
1 第1の伝熱部
2 第2の伝熱部
3 中心点
4、5 管壁部
10 熱交換器
11 圧縮機
12 蒸発器
13 膨張弁
14 冷媒
15 水
A 外側伝熱領域
SP らせん巻き径
H、W 流路幅
R 曲げ部
T 伝熱管

Claims (10)

  1. 伝熱管を曲げて形成された曲げ部を有する第1の伝熱部と、
    前記第1の伝熱部と熱交換する第2の伝熱部とを備え、
    前記曲げ部は、互いに直交する方向のうち一方向の流路幅が他方向の流路幅以上の寸法を有し、且つ、前記一方向に沿って対向する伝熱管の管壁部が曲げ部の外側と内側に位置するように構成され、
    前記外側に位置する管壁部の外側に前記第2の伝熱部が配置されることを特徴とする熱交換器。
  2. 請求項1に記載の熱交換器において、
    前記第1の伝熱部は、前記曲げ部が複数隣接して配置され、複数隣接して配置される各曲げ部の前記外側に位置する管壁部によって外側伝熱領域が構成され、
    前記外側伝熱領域に前記第2の伝熱部が配置されることを特徴とする熱交換器。
  3. 請求項1に記載の熱交換器において、
    前記第1の伝熱部は、らせん状に巻かれた伝熱管によって構成されることを特徴とする熱交換器。
  4. 請求項1に記載の熱交換器において、
    前記第1の伝熱部の曲げ部は、前記一方向の流路幅(W)と他方向の流路幅(H)とのアスペクト比(W/H)が、レイノルズ数Reと、伝熱管のらせん巻き径(DSP)を用いて表されるDean数
    が最大となる値よりも小さく設定されることを特徴とする熱交換器。
  5. 請求項1に記載の熱交換器において、
    前記第1の伝熱部の曲げ部は、断面が矩形状に形成され、
    前記一方向の流路幅は、前記他方向の流路幅の1.0倍から1.5倍の寸法に設定されることを特徴とする熱交換器。
  6. 請求項5に記載の熱交換器において、
    前記一方向の流路幅は、前記他方向の流路幅の1.25倍の寸法に設定されることを特徴とする熱交換器。
  7. 請求項1に記載の熱交換器において、
    前記第1の伝熱部の曲げ部は、断面が円形状に形成され、
    前記一方向の流路幅は、前記他方向の流路幅の1.0倍から1.31倍の寸法に設定されることを特徴とする熱交換器。
  8. 請求項7に記載の熱交換器において、
    前記一方向の流路幅は、前記他方向の流路幅の1.15倍の寸法に設定されることを特徴とする熱交換器。
  9. 請求項2に記載の熱交換器において、
    前記第2の伝熱部は、らせん状に巻かれた伝熱管によって構成され、前記第1の伝熱部の曲げ部の外周側に接触させて配置されることを特徴とする熱交換器。
  10. 請求項1に記載の熱交換器と、前記熱交換器に流入する冷媒を圧縮する圧縮機と、前記熱交換器から排出された前記冷媒を膨張させる膨張機構と、前記膨張機構から排出された前記冷媒と外気とを熱交換させる蒸発器とを備え、
    前記熱交換器の第1の伝熱部に水を流通させ、第2の伝熱部に冷媒を流通させることを特徴とするヒートポンプ式給湯機。
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