JP2013160424A - 組込み型加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】使い勝手や清掃性に優れかつデザイン性を顕著に高め、システムキッチンのトータルコストを抑えること。
【解決手段】トッププレート5を、本体ケース2の内側に配設し、アンダーフレーム4の下面と本体ケース2の凸部12とのクリアランスを適宜設けた事で、想定外の重量物が調理面上に置かれた場合でも荷重を分散させる事により不測の事態を回避する作用があり、ガラストップで構成される略調理面とキッチンカウンターの天面との段差が極めて小さく、略同一面をなす構成とすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般家庭のキッチンカウンター内に組み込まれる組込み型加熱調理器に関するものである。
従来、キッチンカウンターと略同一面とする構成の組込み型加熱調理器は、キッチンカウンター開口部に段差を設け専用キッチンカウンターとし、略同一面を実現している(例えば、特許文献1参照)。
図5は、特許文献1に記載された従来の組込み型加熱調理器(誘導加熱調理器)を示すものである。
図5に示すように、キッチンカウンター16に設けられた開口部に嵌入する本体外郭と、前記上面の開口を覆うように前記本体外郭に固定され下面がキッチンカウンター16に載置されるトッププレートユニットとを有する本体を備えた組込み型加熱調理器であって、前記トッププレートユニットは、被加熱物を載置するトッププレートと、前記トッププレートを上面に載置して保持するとともに、前記キッチンカウンターの上面に周縁部が対向するアンダーフレームと、前記トッププレートの外周縁の上部を覆う飾り板とを有し、前記飾り板は、その外周縁部が前記アンダーフレームの外周縁部を挟み込むように前記アンダーフレームの下面側に折り曲げられて形成された折り合わせ部を有し、図5に示すように、組み込み型加熱調理器が嵌入する開口部が形成されたキッチンカウンター16が、前記組み込み型加熱調理器を載置する天面と、前記天面における前記開口部の周縁に前記天面より低くなるように形成された段部とを有し、前記折り合わせ部の下面を前記天面に当接させる一方、前記アンダーフレームの一部の下面と前記段部の上面との間に所定のクリアランスを設けた構成となっている。
特開2006−300382号公報
しかしながら、前記従来の図5に示される構成では汎用のキッチンカウンター(JIS
A0017に示される開口寸法)では設置する事が出来ず、トッププレートユニットの形状に合わせ、キッチンカウンターに段落ち面を適宜設けなければならないという課題を有していた。
また、トッププレートをキッチンカウンターの開口寸法内にした場合、本体を保持しているのがトッププレートユニットの折り合わせ部のみの為、想定外の重量物が調理面上に置かれた場合に、トッププレートユニットのみでは支えきれず、トッププレートが脱落してしまう可能性があるという課題を有していた。
本発明は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、JIS A0017に示される開口寸法で、キッチンカウンターを加工する事なく組込める、組込み型加熱調理器を提供することを目的としている。
上記従来の課題を解決するために、本発明の組込み型加熱調理器は、上面に開口を有し加熱源を収納するとともにキッチンカウンターに設けられた開口部に嵌入する本体ケースと、前記上面の開口を覆うように前記本体外郭に固定されたトッププレートユニットとを有する本体を備えた組込み型加熱調理器であって、トッププレートを前記キッチンカウンターの上面と略同一面になるように構成し、前記トッププレートまたはそれを保持するアンダーフレームの下面と、本体ケースの内側へ飛び出した凸部の上面との間に所定のクリアランスを確保したものである。
これによって、トッププレートの上面とキッチンカウンターの天面との段差を顕著に少なくし略同一面になるように構成するとともに、重量がかかり支えることができない事態が発生して調理面であるトッププレートが下方に沈み込むと、本体ケースの内側に飛び出した凸部の上面に当接して、重量を支えることができる。
本発明の組込み型加熱調理器は、アンダーフレームのトッププレート載置面が、飾り板が載置されるキッチンカウンターの上面より低くなるように設定しているので、トッププレートの上面とキッチンカウンターの天面との段差を顕著に少なくし略同一面になるように構成することができ、堅牢性、清掃性、使い勝手も向上し、システムキッチンのトータルデザイン性を向上、汎用のシステムキッチンにキッチンカウンターを加工する事なく組込めて設置する事が出来るので、トータルコストを抑える事も出来る。
本発明の実施の形態1における組込み型加熱調理器の要部断面図 本発明の実施の形態1における組込み型加熱調理器を構成する本体ケースおよびトッププレートユニットをそれぞれ示した斜視図 本発明の実施の形態1における組込み型加熱調理器を構成するトッププレートユニットの分解斜視図 本発明の実施の形態2における組込み型加熱調理器の要部断面図 従来の組込み型加熱調理器の要部断面図
第1の発明は、上面に開口を有し加熱源を収納するとともにキッチンカウンターに設けられた開口部に嵌入する本体ケースと、前記上面の開口を覆うように前記本体ケースに固定されたトッププレートユニットとを有する本体を備えた組込み型加熱調理器であって、トッププレートを前記キッチンカウンターの上面と略同一面になるように構成し、前記トッププレートまたはそれを保持するアンダーフレームの下面と、本体ケースの内側へ飛び出した凸部の上面との間に所定のクリアランスを確保したものである。
これによって、トッププレートの上面とキッチンカウンターの天面との段差を顕著に少なくし略同一面になるとともに、重量がかかり支えることができない事態が発生して調理面であるトッププレートが下方に沈み込むと、本体ケースの内側に飛び出した凸部の上面に当接して、重量を支えることができ、且つ、清掃性や使い勝手が向上し、システムキッチンのトータルデザイン性を向上、汎用のシステムキッチンに設置する事が出来るので、トータルコストを抑える事が出来る。
第2の発明は、特に、第1の発明の本体ケースの内側に飛び出した凸部を傾斜面にしたものである。
これによって、何らかの理由(例えば、想定外の重量物が調理面上に置かれる等)で誘導加熱調理器の全重量を折り合わせ部8の下面で支えることができない事態が発生して調
理面であるトッププレートが下方に沈み込むと、本体ケースの内側に飛び出した凸部の傾斜部に当接して、上方から受けた荷重は本体ケースを外周方向へ広げる荷重に変換する事になり、荷重を分散させることで加熱調理器全重量を支えることができ、不測の事態を回避することが可能となる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、組み込み型加熱調理器が嵌入する開口部が形成されたキッチンカウンターが、前記組み込み型加熱調理器を載置する天面と、前記折り合わせ部の下面を前記天面に当接させる一方、前記アンダーフレームの一部の下面と本体ケースより内側に飛び出した凸部との間に所定のクリアランスを確保し、前記アンダーフレームの下面であって前記所定のクリアランスが確保できる位置にシール材を配設したものである。
本体ケース2内部への水や汚れの浸入を防止することができる。
第4の発明は、特に、第1または第2の発明において、トッププレートユニットは、被加熱物を載置するトッププレートと、前記トッププレートを上面に載置して保持するとともに、前記キッチンカウンターの上面に周縁部下面が接して載置されるアンダーフレームと、前記トッププレートの外周縁の上部を覆う飾り板とを有し、前記飾り板は、その外周縁部が前記アンダーフレームの外周縁部を挟み込むように前記アンダーフレームの下面側に折り曲げられて形成された折り合わせ部を有したものである。
これによって、本体ケースとトッププレートユニットの折り合わせ部で堅牢性、デザイン性を向上することができる。
第4の発明は、特に、第3の発明において、前記折り合わせ部の少なくとも一部が前記アンダーフレームの外周縁部とキッチンカウンターの上面とで挟み込まれ、前記本体の全重量の一部又は全部が前記折り合わせ部の少なくとも一部に加わるように構成したものである。
これによって、仮に接着剤が劣化して接着力が弱くなったり、あるいは強い剥離力が働いたとしても、トッププレートが脱落したり、トッププレートと飾り板との間に隙間ができることがなく、調理面から本体ケース内部への水や汚れの浸入を防止することができる。
第5の発明は、特に、第3または第4の発明において、前記アンダーフレームは、前記トッププレートを載置する面が、前記飾り板が載置されるキッチンカウンターの上面より低くなるように構成したものである。
これによって、アンダーフレームのフランジ部の面の位置をトッププレートの上面に近い高さになるように配設することができるので、飾り板の上面の高さはトッププレートの肉厚を含まない寸法に設定することが可能となり、キッチンカウンターの上面からトッププレートユニットの上面までの高さ寸法を顕著に小さくすることができ、誘導加熱調理器1の天面の清掃性、調理時の使い勝手やデザイン性が向上する。
第6の発明は、特に、第3から第5のいずれか1つの発明において、前記トッププレートが入り込んだ、飾り板の折り合わせ部と重なる部分を除く前記アンダーフレームは本体ケースの内側に配設したものである。
これによって、アンダーフレームのフランジ部の位置をトッププレートの上面に近い高さになるように配設することができる。また、飾り板とキッチンカウンターの上面の隙間
をなくすことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における組込み型加熱調理器の要部断面図を示しており、図2は本発明の第1の実施の形態における組込み型加熱調理器を構成する本体ケースおよびトッププレートユニットをそれぞれ示した斜視図 、図3は本発明の第1の実施の形態における組込み型加熱調理器を構成するトッププレートユニットの分解斜視図である。
図1および図3に示すように、組込み型加熱調理器である誘導加熱調理器1の本体は、上面に開口を有する箱状の本体ケース2と本体ケース2の上面開口を覆うように、本体ケース2に固定されるトッププレートユニット3を有している。
トッププレートユニット3は、後方部において上方からねじ締めにより(例えば、3箇所)本体ケース2に設けられた固定片2aに固定するとともに、トッププレートユニット3の前部近傍の下面から略垂直に垂れ下がるように設けられた取付フック4aの先端を本体ケース2にビス締め固定(例えば、3箇所)する。
本体ケース2の内部には、トッププレートユニット3の上に載置された被加熱物(例えば金属鍋)を誘導加熱するための誘導加熱コイル1aと、誘導加熱コイル1aに高周波電流を供給するインバーター回路1bと、誘導加熱コイル1aやインバーター回路1bを含む内部部品を冷却するための冷却装置1cが配設されている。
また、トッププレートユニット3は、セラミックなどの電気絶縁板で形成されたトッププレート5が、ステンレス板で枠状に形成された飾り板6と鉄板などの剛性のある金属材料で形成されたアンダーフレーム4とで挟持されて一体となるように構成されている。
トッププレートユニット3には吸気口3aと排気口3bが形成され、飾り板6とアンダーフレーム4には対応した開口部が設けられている。
図3はトッププレートユニット3が組み立てられる前の状態を示しており、飾り板6の折り合わせ部8は、トッププレート5の上面に対して垂直下方に折り曲げられ、トッププレートユニット3が組み立てられた後にアンダーフレーム4の下面側に折り曲げられる。
また、アンダーフレーム4の上にトッププレート5を載置する際に、アンダーフレーム4のトッププレート側に位置する所定の部位に接着剤11を塗布して、アンダーフレーム4とトッププレート5を接着固定している。
また、アンダーフレーム4は、トッププレート5の外周縁より外方向に、全周にわたって張り出すように形成されている。
飾り板6は、その内周縁の端部がトッププレート5に接触し、内側に向かって下方斜めに傾斜するように折り曲げられ、さらに、外方向に向かって下るように傾斜し、アンダーフレーム4の端部で内側に折り込まれ、アンダーフレーム4の下面に沿うように、かしめられて形成されている。
また、飾り板6とトッププレート5の間には、トッププレート5の外周縁に沿ってその
上面に塗布された接着剤11が介在している。飾り板6のアンダーフレーム4の下面に折り込まれた部分とアンダーフレーム4のフランジ部7の面との間には隙間ができないようになっている。
また、アンダーフレーム4をトッププレート5の端縁部の外側で上方に立ち上げ、トッププレート5の上面より高い位置で外側に向かって略水平に折り曲げてフランジ部7を形成し、フランジ部7をキッチンカウンター9に載置することにより、アンダーフレーム4は、トッププレート5を載置する面より、飾り板6の折り曲げた部分が載置されるキッチンカウンター9の上面より低くなるように構成される。
さらに、本体ケース2に内側に飛び出した凸部12を設け、アンダーフレーム4の一部の下面と凸部12の上面に略0.5mmのクリアランスを設けるよう構成される。
以上のように構成された誘導加熱調理器について、以下、その作用、効果を説明する。
まず、トッププレート5は飾り板6との間を全周にわたって接着剤11でシールされているので、調理面から本体ケース2内部への水や汚れた液体が侵入するのを防止する。
トッププレート5とアンダーフレーム4との間は、所定の部位に設けられた接着剤11により両者が相互に固定されるとともに、飾り板6が、枠状になっており、その内縁先端部でトッププレート5を上から押さえ、アンダーフレーム4の先端部で全周に渡って内側に折り曲げられて折り合わせ部(折曲部)8が形成され、飾り板6がアンダーフレーム4の外周端部全周を包み込むように、かしめられている。
したがって、トッププレート5は、アンダーフレーム4に機械的にも固定されるため、仮に接着剤が劣化して接着力が弱くなったり、あるいは強い剥離力が働いたとしても、トッププレート5がアンダーフレーム4から脱落したり、トッププレート5と飾り板6との間に隙間ができることがなく、調理面から本体ケース2内部への水や汚れの浸入を防止する。
特に、プレス加工などによる金属部品の接着は表面に付着した加工油を完全に脱脂しなければ接着性能に大きく影響するため、従来の接着のみに頼る構成と異なりトッププレートユニット3の堅牢性やシール性を高め、品質を安定させることができる。
また、アンダーフレーム4は、トッププレート5を載置する面の位置より、飾り板6の折り合わせ部8が載置されるキッチンカウンター9の上面より低くなるように構成されていることにより、図1に示すように、アンダーフレーム4のフランジ部7の面の位置をトッププレート5の上面に近い高さになるように配設することができる。
飾り板6の上面の高さはトッププレート5の肉厚を含まない寸法に設定できるため、キッチンカウンター9の上面からトッププレートユニット3の上面までの高さ寸法を顕著に小さくすることができ、誘導加熱調理器1の天面の清掃性、調理時の使い勝手やデザイン性が向上する。
加えて、アンダーフレーム4の底面と本体ケース2の内側に飛び出した凸部12の上面とのクリアランスを所定の値に設定すると、折り合わせ部8の下面で誘導加熱調理器1の全重量を通常支えているものの、何らかの理由(例えば、想定外の重量物が調理面上に置かれる等)で誘導加熱調理器1の全重量を折り合わせ部8の下面で支えることができない事態が発生して、調理面であるトッププレート5が下方に沈み込むと、本体ケース2の内側に飛び出した凸部12の上面に当接して、本体ケースのフランジ10へと荷重が伝わり
、本体ケース2と折り合わせ部8の下面で誘導加熱調理器1の全重量を支えることができ、不測の事態を回避することができ、補強部品を追加する事なく、汎用キッチンに設置出来るので、トータルコストを抑える事が出来る。
なお、本実施の形態1では、組込み型の誘導加熱調理器で説明したが、本実施の形態で示したトッププレートユニットの構成は、例えば、ラジエントヒーターやガスを熱源とする加熱調理器であって、耐熱ガラスなどを天面に有する組込み型の加熱調理器に適用しても同様の作用、効果を奏する。
なお、アンダーフレーム4と飾り板6の形状は、本実施の形態1に記載された構成に限定されるものではなく、本実施の形態の意図する範囲で適宜変更してもよい。
(実施の形態2)
図4は、本発明の第2の実施の形態における組込み型加熱調理器の要部断面図である。なお、本実施の形態2の基本構成は実施の形態1と同様であるので、その説明は省略し、相違点を中心に説明する。また実施の形態1と同じ機能には同じ符号を付してその説明を省略する。
図1に示した実施の形態1のアンダーフレーム4の下面と所定のクリアランスを設けた、本体ケース2の凸部12の上面の形状は、略水平の角度で飛び出した形状であるのに対し、本実施の形態においては、図4に示すように、アンダーフレーム4の下面と略0.5mmのクリアランスを設け、本体ケース2の内側に飛び出した凸部のアンダーフレーム4に当接する面を約45度の傾斜面にしている。
以上のように構成された誘導加熱調理器について、以下、その作用、効果を説明する。
傾斜部13の上面とアンダーフレーム4の下面R部分とのクリアランスを所定の値に設定すると、折り合わせ部8の下面で誘導加熱調理器1の全重量を通常支えているものの、何らかの理由(例えば、想定外の重量物が調理面上に置かれる等)で誘導加熱調理器1の全重量を折り合わせ部8の下面で支えることができない事態が発生して調理面であるトッププレート5が下方に沈み込むと、本体ケース2の内側に飛び出した傾斜部13に当接して、本体ケース2のフランジ10へと荷重が伝わると共に、上方から受けた荷重は本体ケース2を外周方向へ広げる荷重、すなわち本体ケース2のフランジ10のキッチンカウンターへの架かり代を増やす方向の荷重へ最大50%変換する事により、実施の形態1よりも、さらに、荷重を分散させ、本体ケース2と折り合わせ部8の下面で誘導加熱調理器1の全重量を支えることができ、不測の事態を回避することができる。
なお、本実施の形態2では、組込み型の誘導加熱調理器で説明したが、本実施の形態で示したトッププレートユニットの構成は、例えば、ラジエントヒーターやガスを熱源とする加熱調理器であって、耐熱ガラスなどを天面に有する組込み型の加熱調理器に適用しても同様の作用、効果を奏する。
なお、アンダーフレーム4と飾り板6の形状は、本実施の形態2に記載された構成に限定されるものではなく、本実施の形態の意図する範囲で適宜変更してもよい。
以上のように、本発明にかかる組込み型加熱調理器は、キッチンカウンターの天面と略同一面に構成でき、トータルコストを抑える事が出来るので、調理面もしくは略調理面に耐熱ガラス製のフラットデザインを有した全ての組込み型加熱調理器に有効である。
1 誘導加熱調理器
1a 誘導加熱コイル
1b インバーター回路
1c 冷却装置
2 本体ケース
2a 固定片
3 トッププレートユニット
3a 吸気口
3b 排気口
4 アンダーフレーム
4a 取付フック
5 トッププレート
6 飾り板
7 フランジ部
8 折り合わせ部
9、16 キッチンカウンター
10 フランジ
11 接着剤
12 凸部
13 傾斜部

Claims (6)

  1. 上面に開口を有し加熱源を収納するとともにキッチンカウンターに設けられた開口部に嵌入する本体ケースと、前記上面の開口を覆うように前記本体ケースに固定されたトッププレートユニットとを有する本体を備えた組込み型加熱調理器であって、トッププレートを前記キッチンカウンターの上面と略同一面になるように構成し、前記トッププレートまたはそれを保持するアンダーフレームの下面と、本体ケースの内側へ飛び出した凸部の上面との間に所定のクリアランスを確保した組込み型加熱調理器。
  2. 前記本体ケースの内側に飛び出した凸部を傾斜面にした請求項1に記載の組込み型加熱調理器。
  3. 前記トッププレートユニットは、被加熱物を載置するトッププレートと、前記トッププレートを上面に載置して保持するとともに、前記キッチンカウンターの上面に周縁部下面が接して載置されるアンダーフレームと、前記トッププレートの外周縁の上部を覆う飾り板とを有し、前記飾り板は、その外周縁部が前記アンダーフレームの外周縁部を挟み込むように前記アンダーフレームの下面側に折り曲げられて形成された折り合わせ部を有した請求項1または2に記載の組込み型加熱調理器。
  4. 前記折り合わせ部の少なくとも一部が前記アンダーフレームの外周縁部とキッチンカウンターの上面とで挟み込まれ、前記本体の全重量の一部又は全部が前記折り合わせ部の少なくとも一部に加わるように構成した請求項3に記載の組込み型加熱調理器。
  5. 前記アンダーフレームは、前記トッププレートを載置する面が、前記飾り板が載置されるキッチンカウンターの上面より低くなるように構成した請求項3または4に記載の組込み型加熱調理器。
  6. 前記トッププレートが入り込んだ、飾り板の折り合わせ部と重なる部分を除く前記アンダーフレームは本体ケースの内側に配設した請求項3から5のいずれか1項に記載の組込み型加熱調理器。
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