JP2013158861A - 工作機械のカバー構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】固定カバーに設置された電子機器の破損の恐れを低減することが可能な工作機械のカバー構造を提供すること。
【解決手段】スライドドア24の閉鎖方向側端面と固定カバー22の開口部のスライドドア閉鎖側端面との衝突による衝撃が発生しないように、スライドドア24に緩衝部材26が取り付けられ、スライドドア24を固定カバー22の開口部を閉鎖する方向に移動させた際に、緩衝部材26を含む制止構造部は、スライドドア24の閉鎖側端面を固定カバー22の開口部の閉鎖側端面から所定距離手前で停止させ、符号200で示される箇所でスライドドア24に取り付けられた緩衝部材26が固定カバー22の端面に接触するものの、符号210に示される箇所ではスライドドア24の閉鎖方向側端面と固定カバー22の開口部のスライドドア閉鎖側端面が接触しないため、固定カバー22に取り付けられている電子機器28の近傍で衝撃が発生しない。
【選択図】図3

Description

本発明は工作機械のカバー構造に関する。
工作機械では、作業者の安全のため、切粉・クーラントが周囲に飛散することを防止するため工作機械の加工空間をカバーで覆い、また加工物の出し入れ等のため、カバーの一部にスライドドアを設置する場合が多い。また、そのカバー、特にスライドドアが閉まる方向の固定カバーにCNC(工作機械を制御する制御装置)や操作盤等の電子機器を設置することが多い。
工作機械のスライドドアは、使用状況によっては、1日1000回以上の高い頻度で開閉する場合があり、また生産能率を上げるため、速い速度で開閉される場合もある。そのため、ドアの開閉による衝撃で、カバーに設置されたCNCや操作盤等の機器が破損しないように、衝撃を緩和する工夫が必要である。
そこで、例えば、特許文献1には、工作機械の加工領域を囲むスプラッシュガードの被加工物の搬出入のための開口部と、この開口部周囲に形成した固定カバーと、前記開口部を覆うように開閉するために移動自在に設けた第1および第2のスライドドアと、この第1のスライドドアまたは第2のスライドドアに取付け、第1のスライドドアまたは第2のスライドドアと常時摺接して、第1のスライドドアを移動させたとき第2のスライドドアを追従させて移動させ、第2のスライドドアが移動端に達したとき第1のスライドドアのみを移動させる摺接部材とからなる工作機械のカバー構造が開示されている。
また、従来から、スライドドアの閉まる方向の端面にクッションゴム等の緩衝材を取り付け、スライドドアが閉まる方向の固定カバーに衝突した際の衝撃を緩和する方法がとられる。図22は従来のカバー構造(スライドドアを機械内側に設置した構造であって、スライドドア開状態)を説明する図である。図23は図22においてスライドドア閉状態を説明する図である。図24は図23において工作機械のカバー構造の横断面を説明する図である。図25は従来のカバー構造(スライドドアを機械外側に設置した構造であって、スライドドア開状態)を説明する図である。図26は従来のカバー構造(スライドドアを機械外側に設置した構造であって、スライドドア閉状態)を説明する図である。図27は図26において工作機械のカバー構造の横断面を説明する図である。
図22に示されるように、工作機械の加工空間である機械内部を囲む固定カバー2に開口部が設けられ、該開口部に、加工空間に加工物の出し入れ等のためのスライドドア4が設置されている。固定カバー2の側面に数値制御装置(CNC)や操作盤などの電子機器8が取り付けられている。そして、図23,図24に示されるようにスライドドア4を閉めたとき、スライドドア4の閉鎖方向側端面と固定カバー2の開口部のスライドドア閉鎖側端面との衝突による衝撃を吸収するために、クッションゴムやクッションスポンジなどの緩衝部材6がスライドドア4の閉鎖方向側端面に取り付けられている。図24に示されるように、スライドドア4を閉鎖したとき、符号110に示されるように緩衝部材6によって固定カバー2の側端面に衝突した際の衝撃が緩和される。この場合、符号110の箇所において、緩衝部材6が取り付けられたスライドドア4の側端面が固定カバー2の側端面に‘先に接触’し、符号100に示される箇所では、スライドドア4の側端面が固定カバー2の側端面に‘後に接触’、または‘接触なし’となる。なお、図25〜図27では、スライドドア14が機械外側に設置した場合であって、図22〜図24を用いて説明したのと同様であるので、説明を略する。
実開平5−340号公報
工作機械のスライドドアは、使用状況によっては、1日1000回以上の高い頻度で開閉する場合があり、また生産能率を上げるため、速い速度で開閉される場合もあるため、特許文献1に記載されたカバー構造では、前記摺接部材の損耗が激しく、また、速い速度でのスライドドアの開閉に対応できない。
また、図22〜図27を用いて説明したスライドドア4,14の閉鎖方向側端面と固定カバー2,12の開口部のスライドドア閉鎖側端面との衝突による衝撃を吸収するために、クッションゴムやクッションスポンジなどの緩衝部材6,16がスライドドア4,14の閉鎖方向側端面に取り付けられている工作機械のカバー構造では、クッションゴムやクッションスポンジなどの緩衝部材6,16に、スライドドア閉時の衝撃やクーラント及び切粉等の影響により、摩耗や脱落が発生する。その結果、スライドドア閉時に固定カバーへ衝突した際の衝撃は増大し、固定カバーに設置されたCNCや操作盤等の電子機器が破損する場合がある。
そこで、本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、固定カバーに設置された電子機器の破損の恐れを低減することが可能な工作機械のカバー構造を提供することを課題とする。
本願の請求項1に係る発明は、加工空間である機械内部を外部から隔離する固定カバーと、該固定カバーに形成された開口部と、該開口部を開閉する一枚または複数枚からなる片開き式のスライドドアを有する工作機械のカバー構造において、前記スライドドアを閉鎖方向に移動させた際に、前記スライドドアを前記固定カバーの開口部の端面から所定距離手前で停止させるための制止構造部を、前記スライドドアの閉鎖方向側端面以外の該スライドドアの部位、または、前記固定カバーの前記スライドドアの閉鎖方向側端面以外の該固定カバーの部位に備えたことを特徴とする工作機械のカバー構造である。
請求項2に係る発明は、前記制止構造部を、前記スライドドアの開閉方向と交差する前記固定カバーの開口部の端部の位置、上部の位置、または下部の位置に備えたことを特徴とする請求項1に記載の工作機械のカバー構造である。
請求項3に係る発明は、前記制止構造部は、緩衝部材を含んで構成されたことを特徴とする請求項1または2のいずれか1つに記載の工作機械のカバー構造である。
請求項4に係る発明は、前記緩衝部材が前記カバー構造の外側から着脱可能であることを特徴とする請求項3に記載の工作機械のカバー構造である。
請求項5に係る発明は、前記緩衝部材は、クッションゴム、クッションスポンジ、スプリング、ショックアブソーバ、該クッションゴムあるいは該クッションスポンジあるいは該スプリングあるいは該ショックアブソーバが固定された金属板のいずれかであることを特徴とする請求項3または4のいずれか1つに記載の工作機械のカバー構造である。
本発明により、固定カバーに設置された電子機器の破損の恐れを低減することが可能な工作機械のカバー構造を提供できる。
本発明においてスライドドアを機械内側に設置した実施形態であって、スライドドア開状態を説明する図である。 図1においてスライドドア閉状態を説明する図である。 図2において工作機械のカバー構造の横断面を説明する図である。 本発明においてスライドドアを機械外側に設置した実施形態であって、スライドドア開状態を説明する図である。 図4においてスライドドア閉状態を説明する図である。 図4において工作機械のカバー構造の横断面を説明する図である。 本発明において二枚のスライドドアを機械外側に設置した実施形態であって、スライドドア開状態を説明する図である。 図7において二枚のスライドドア閉状態を説明する図である。 図7において工作機械のカバー構造の横断面を説明する図である。 本発明において制止構造部をスライドドアの移動方向に対して垂直方向の固定カバーに取り付けた実施形態を説明する図である。 図10において工作機械のカバー構造の横断面を説明する図である。 本発明のスライドドアを機械内側に設置した実施形態において、機外から緩衝部材が着脱可能なことを説明する図である。 本発明のスライドドアを機械外側に設置した実施形態において、機外から緩衝部材が着脱可能なことを説明する図である。 本発明の実施形態に用いられるクッションゴムやクッションスポンジからなる緩衝部材の例を説明する図である。 本発明の実施形態に用いられるクッションゴムあるいはクッションスポンジからなる緩衝部材の例を説明する図である。 本発明の実施形態に用いられるクッションゴムあるいはクッションスポンジが固定された金属板の例を説明する図である。 本発明の実施形態に用いられるスプリングからなる緩衝部材の例を説明する図である。 本発明の実施形態に用いられるネジ止め形式のクッションゴムあるいはクッションスポンジからなる緩衝部材の例を説明する図である。 本発明の実施形態に用いられるネジ止め形式のクッションゴムあるいはクッションスポンジからなる緩衝部材の例を説明する図である。 本発明の実施形態に用いられるネジ止め形式のスプリングからなる緩衝部材の例を説明する図である。 本発明の実施形態に用いられるショックアブソーバの例を説明する図である。 従来のカバー構造(スライドドアを機械内側に設置した構造であって、スライドドア開状態)を説明する図である。 図22においてスライドドア閉状態を説明する図である。 図23において工作機械のカバー構造の横断面を説明する図である。 従来のカバー構造(スライドドアを機械外側に設置した構造であって、スライドドア開状態)を説明する図である。 従来のカバー構造(スライドドアを機械外側に設置した構造であって、スライドドア閉状態)を説明する図である。 図26において工作機械のカバー構造の横断面を説明する図である。
以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。
<スライドドアを機械内側に設置した本発明の実施形態>
スライドドアを機械内側に設置した本発明の実施形態を説明する。図1は本発明においてスライドドアを機械内側に設置した実施形態であって、スライドドア開状態を説明する図である。図2は図1においてスライドドア閉状態を説明する図である。図3は図2において工作機械のカバー構造の横断面を説明する図である。図1に示されるように、工作機械の加工空間である機械内部を囲み外部から隔離する固定カバー22に開口部が設けられ、該開口部に、加工空間に加工物の出し入れ等のための片開きのスライドドア24が設置されている。固定カバー22の側面に数値制御装置(CNC)や操作盤などの電子機器28が取り付けられている。
そして、図2,図3に示されるようにスライドドア24を閉めたとき、スライドドア24の閉鎖方向側端面と固定カバー22の開口部のスライドドア閉鎖側端面との衝突による衝撃が発生しないように、工作機械のカバー構造に制止構造部を備えるために、スライドドア24に緩衝部材26が取り付けられている。制止構造部は、スライドドア24を固定カバー22の開口部を閉鎖するように閉めたとき、緩衝部材26を受ける固定カバー22の部位あるいは固定カバー22に設けられた部材を含んで構成される。例えば、図3において、固定カバー22の開口部の側端面とスライドドア24の側端面とはL字形状、逆L字形状をなしている。制止構造部は、スライドドア24を閉鎖方向に移動させた際に、スライドドア24の閉鎖側端面を固定カバー22の開口部の閉鎖側端面から所定距離手前で停止させる。
図1〜図3では緩衝部材26がスライドドア24に取り付けられているが、固定カバー22の開口部のスライドドア開放側端面に取り付けてもよい。あるいは、固定カバー22の開口部のスライドドア開放側端面とスライドドア24の開放側端面の両方に取り付けてもよい。
そして、スライドドア24によって固定カバー22の開口部を閉鎖したとき、図3に示されるように、符号200で示される箇所でスライドドア24に取り付けられた緩衝部材26が固定カバー22の端面に接触するものの、符号210に示される箇所ではスライドドア24の閉鎖方向側端面と固定カバー22の開口部のスライドドア閉鎖側端面が接触しない。
この構造により、スライドドア24を閉鎖するときに衝撃が発生する箇所を、電子機器28が取り付けられている箇所から遠ざけ、それらの電子機器28に伝わる衝撃を低減することができる。なお、符号210の箇所に生じる所定距離の隙間は、作業者の安全に影響を及ばさない、切粉・クーラントが周囲に飛散することを防止することに影響を及ぼさない、微小な値とする。
なお、固定カバー22とスライドドア24に緩衝部材26を取り付けることなく、符号200で示される箇所で、固定カバー22の開口部の側端面とスライドドア24の側端面とが接触し、符号210で示される箇所で固定カバー22の側端面とスライドドア24の側端面とが接触しない工作機械のカバー構造とすることも可能である。ただし、この場合、緩衝部材26を用いる場合に比較して、符号200で示される箇所での固定カバー22の側端面とスライドドア24の側端面との衝突によって生じる騒音が大きくなる。
<スライドドアを機械外側に設置した本発明の実施形態>
次に、スライドドアを機械外側に設置した本発明の実施形態を説明する。図4は本発明においてスライドドアを機械外側に設置した実施形態であって、スライドドア開状態を説明する図である。図5は図4においてスライドドア閉状態を説明する図である。図6は図4において工作機械のカバー構造の横断面を説明する図である。
図4に示されるように、工作機械の加工空間である機械内部を囲み外部から隔離する固定カバー32に開口部が設けられ、該開口部に、加工空間に加工物の出し入れ等のための片開きのスライドドア34が設置されている。固定カバー32の側面に数値制御装置(CNC)や操作盤などの電子機器38が取り付けられている。
そして、図5,図6に示されるようにスライドドア34を閉めたとき、スライドドア34の閉鎖方向側端面と固定カバー32の開口部のスライドドア閉鎖側端面との衝突による衝撃が発生しないように、工作機械のカバー構造に制止構造部を備えるために、スライドドア34に緩衝部材36が取り付けられている。制止構造部は、スライドドア34を固定カバー32の開口部を閉鎖するように閉めたとき、緩衝部材36を受ける固定カバー32の部位あるいは固定カバー32に設けられた部材を含んで構成される。制止構造部は、スライドドア34を閉鎖方向に移動させた際に、スライドドア34の閉鎖側端面を固定カバー32の開口部の閉鎖側端面から所定距離手前で停止させる。
図4〜図6では緩衝部材36がスライドドア34に取り付けられているが、固定カバー32の開口部のスライドドア開放側端面に取り付けてもよい。あるいは、固定カバー32の開口部のスライドドア開放側端面とスライドドア34の開放側端面の両方に取り付けてもよい。
そして、スライドドア34によって固定カバー32の開口部を閉鎖したとき、図6に示されるように、符号300で示される箇所でスライドドア34に取り付けられた緩衝部材36が固定カバー32の端面に接触するものの、符号310に示される箇所ではスライドドア34の閉鎖方向側端面と固定カバー32の開口部のスライドドア閉鎖側端面が接触しない。
この構造により、スライドドア34を閉鎖するときに衝撃が発生する箇所を、電子機器38が取り付けられている箇所から遠ざけ、それらの電子機器38に伝わる衝撃を低減することができる。なお、符号310の箇所に生じる所定距離の隙間は、作業者の安全に影響を及ばさない、切粉・クーラントが周囲に飛散することを防止することに影響を及ぼさない、微小な値とする。
なお、固定カバー32とスライドドア34に緩衝部材36を取り付けることなく、符号300で示される箇所で、固定カバー32の開口部の側端面とスライドドア34の側端面とが接触し、符号310で示される箇所で固定カバー32の側端面とスライドドア34の側端面とが接触しない工作機械のカバー構造とすることも可能である。ただし、この場合、緩衝部材36を用いる場合に比較して、符号300で示される箇所での固定カバー32の側端面とスライドドア34の側端面との衝突によって生じる騒音が大きくなる。
<二枚のスライドドアを機械外側に設置した本発明の実施形態>
次に、二枚のスライドドアを機械外側に設置した本発明の実施形態を説明する。図7は本発明において二枚のスライドドアを機械外側に設置した実施形態であって、スライドドア開状態を説明する図である。図8は図7において二枚のスライドドア閉状態を説明する図である。図9は図7において工作機械のカバー構造の横断面を説明する図である。本実施形態の基本的な構造は、二枚のスライドドアを用いることを除いて図4,図5,図6を用いて説明したのと同様である。なお、ここでは二枚のスライドドア44a,44bを用いる片開き構成であるが、三枚あるいはそれ以上のスライドドアを用いる構成としてもよい。
図7に示されるように、工作機械の加工空間である機械内部を囲み外部から隔離する固定カバー42に開口部が設けられ、該開口部に、加工空間に加工物の出し入れ等のためのスライドドア44a,44bが設置されている。固定カバー42の側面に数値制御装置(CNC)や操作盤などの電子機器48が取り付けられている。
そして、図8,図9に示されるようにスライドドア44a,44bを閉めたとき、スライドドア44aの閉鎖方向側端面と固定カバー42の開口部のスライドドア閉鎖側端面との衝突による衝撃が発生しないように、工作機械のカバー構造に制止構造部を備えるために、スライドドア44aに緩衝部材46a、スライドドア44bに緩衝部材46bが取り付けられている。制止構造部は、スライドドア44a,44bを固定カバー42の開口部を閉鎖するように閉めたとき、緩衝部材46bを受けるスライドドア44aの部位あるいはスライドドア44aに取り付けられた部材、緩衝部材46bを受ける固定カバー42の部位あるいは固定カバー42に設けられた部材を含んで構成される。制止構造部は、スライドドア44a,44bを閉鎖方向に移動させた際に、スライドドア44aの閉鎖側端面を固定カバー42の開口部の閉鎖側端面から所定距離手前で停止させる。緩衝部材46a,46bとしては図14,図16,図15,図17が用いられる。
図7〜図9では緩衝部材46a,46bが、スライドドア44a,44bの閉鎖方向側端面以外の部位に取り付けられているが、緩衝部材46aをスライドドア44bの閉鎖方向側端面に取り付けたり、緩衝部材46bを固定カバー42の開口部のスライドドアの開放側端面に取り付けたりしてもよい。
そして、スライドドア44a,44bによって固定カバー42の開口部を閉鎖したとき、図9に示されるように、符号400で示される箇所でスライドドア44bに取り付けられた緩衝部材46bが固定カバー42の端面に接触するとともに、符号410で示される箇所でスライドドア44aに取り付けられた緩衝部材46aがスライドドア44bの閉鎖方向側端面に接触するものの、符号420に示される箇所ではスライドドア44aの閉鎖方向側端面と固定カバー42の開口部のスライドドア閉鎖側端面が接触しない。
この構造により、スライドドア44a,44bを閉鎖するときに衝撃が発生する箇所を、電子機器48が取り付けられている箇所から遠ざけ、それらの電子機器48に伝わる衝撃を低減することができる。なお、符号420の箇所に生じる所定距離の隙間は、作業者の安全に影響を及ばさない、切粉・クーラントが周囲に飛散することを防止することに影響を及ぼさない、微小な値とする。
なお、固定カバー42とスライドドア44a,44bに緩衝部材46a,46bを取り付けることなく、符号400で示される箇所で、固定カバー42の開口部の側端面とスライドドア44の側端面とが接触し、符号410で示される箇所でスライドドア44aの閉鎖方向側の側端面とスライドドア44bの開放方向側の側端面とが接触し、符号420で示される箇所で固定カバー42の側端面とスライドドア44aの側端面とが接触しない工作機械のカバー構造とすることも可能である。ただし、この場合、緩衝部材46a,46bを用いる場合に比較して、符号400で示される箇所での固定カバー42の側端面とスライドドア44bの側端面との衝突、および、符号410で示される箇所でのスライドドア44aの側端面とスライドドア44bの側端面によって生じる騒音が大きくなる。
<制止構造部を固定カバーの開口部の少なくとも上部の位置または下部の位置に設けた本発明の実施形態>
次に、制止構造部を固定カバーの開口部の少なくとも上部の位置または下部の位置に設けた実施形態を説明する。図10は本発明において緩衝材をスライドドアの移動方向に対して垂直方向の固定カバーに取り付けた実施形態を説明する図である。図11は図10において工作機械のカバー構造の横断面を説明する図である。
図10に示されるように、工作機械の加工空間である機械内部を囲み外部から隔離する固定カバー52に開口部が設けられ、該開口部に、加工空間に加工物の出し入れ等のためのスライドドア54が設置されている。固定カバー52の側面に数値制御装置(CNC)や操作盤などの電子機器58が取り付けられている。
そして、図11に示されるようにスライドドア54を閉めたとき、スライドドア54の閉鎖方向側端面と固定カバー52の開口部のスライドドア閉鎖側端面との衝突による衝撃が発生しないように、工作機械のカバー構造に制止構造部を備えるために、固定カバー52に緩衝部材56が取り付けられている。制止構造部はスライドドア54の移動方向(開閉方向)と交差する方向に配設される。本実施形態では、固定カバー52の開口部の上,下部の位置から立設する金具に緩衝部材56が固定されている。また、スライドドア54には緩衝部材56を受ける金具が取り付けられている。制止構造部は図10,図11に示されるように固定カバー52の開口部の少なくとも上部の位置または下部の位置に設けられる。制止構造部は、スライドドア54を固定カバー52の開口部を閉鎖するように閉めたとき、緩衝部材56を受けるスライドドア54の部位あるいはスライドドア54に設けられた部材を含んで構成される。制止構造部は、スライドドア54を閉鎖方向に移動させた際に、スライドドア54の閉鎖側端面を固定カバー52の開口部の閉鎖側端面から所定距離手前で停止させる。緩衝部材56としては図14,図16,図15,図17が用いられる。図10,図11では緩衝部材56が固定カバー52に取り付けられているが、スライドドア54に取り付けてもよい。あるいは、固定カバー52とスライドドア54の両方に取り付けてもよい。
そして、スライドドア54によって固定カバー52の開口部を閉鎖したとき、図11に示されるように、符号510で示される箇所で固定カバー52に取り付けられた緩衝部材56がスライドドア52に取り付けられた部材に接触するものの、符号500に示される箇所ではスライドドア54の開放方向側端面と固定カバー52のスライドドアの開放方向側端面が接触しないし、符号520に示される箇所ではスライドドア54の閉鎖方向側端面と固定カバー52の開口部のスライドドア閉鎖側端面が接触しない。
この構造により、スライドドア54を閉鎖するときに衝撃が発生する箇所を、電子機器58が取り付けられている箇所から遠ざけ、それらの電子機器58に伝わる衝撃を低減することができる。なお、符号520の箇所に生じる所定距離の隙間は、作業者の安全に影響を及ばさない、切粉・クーラントが周囲に飛散することを防止することに影響を及ぼさない、微小な値とする。
<緩衝部材を機外から着脱可能な本発明の実施形態>
次に、本発明の実施形態において、緩衝部材を機外から着脱可能な構成となし得ることを説明する。
図12は本発明のスライドドアを機械内側に設置した実施形態において、機外から緩衝部材が着脱可能なことを説明する図である。図12に示されるように、工作機械の加工空間である機械内部を囲む固定カバー62に開口部が設けられ、該開口部に、加工空間に加工物の出し入れ等のためのスライドドア64が設置されている。固定カバー62の側面に数値制御装置(CNC)や操作盤などの電子機器68が取り付けられている。
そして、開口部を閉鎖するためスライドドア64を閉めたとき、スライドドア64の閉鎖方向側端面と固定カバー62の開口部のスライドドア閉鎖側端面との衝突による衝撃が発生しないように、工作機械のカバー構造に制止構造部を備えるために、固定カバー62の開口部のスライドドア64の開放方向側の側面部(符号600で示される箇所)に緩衝部材66が取り付けられている。緩衝部材66は矢印で示されるように、固定カバー62に機外から着脱可能である。緩衝部材66としては例えば図14,図15が用いられる。
図13は本発明のスライドドアを機械外側に設置した実施形態において、機外から緩衝部材が着脱可能なことを説明する図である。図13に示されるように、工作機械の加工空間である機械内部を囲む固定カバー72に開口部が設けられ、該開口部に、加工空間に加工物の出し入れ等のためのスライドドア74が設置されている。固定カバー72の側面に数値制御装置(CNC)や操作盤などの電子機器78が取り付けられている。
そして開口部を閉鎖するためスライドドア74を閉めたとき、スライドドア74の閉鎖方向側端面と固定カバー72の開口部のスライドドア閉鎖側端面との衝突による衝撃が発生しないように、工作機械のカバー構造に制止構造部を備えるために、スライドドア74の開放方向側の側面部(符号700で示される箇所)に緩衝部材76が取り付けられている。緩衝部材76は矢印で示されるように、固定カバー72に機外から着脱可能である。緩衝部材76としては例えば図14,図15が用いられる。
この構造により、スライドドア64,74と固定カバー62,72が衝突する個所を、CNCや操作盤等の電子機器68,78から遠ざけ、それらの電子機器68,78に伝わる衝撃を低減することができる。また、従来技術では一般的に、スライドドアの閉まる方向の端面に取り付けるクッションゴム等の緩衝部材は、機内に近いため、クーラントや切粉等の影響を受け、早期に摩耗や脱落が発生する。しかし、本発明により、クッションゴムあるいはクッションスポンジ等の緩衝部材を切粉やクーラントの影響が無い機外に取り付けることも可能となり、また、緩衝部材の交換も機外から容易に行うことができる。
<本発明の実施形態に用いられる緩衝部材の例>
次に、上記本発明の実施形態において用いられる緩衝部材の例を説明する。
図14に示される緩衝部材90はクッションゴムやクッションスポンジからなり、中央部分が括れた略ひょうたん型の形状を有する。また、図15に示される緩衝材もクッションゴムやクッションスポンジからなり、中央部分が括れた略ひょうたん型の形状を有する。これらの緩衝部材90,91を図12,図13に示される実施形態における緩衝部材66,76として用いる場合を説明する。図12においては、固定カバー62の符号600に示される側端部に、機外から緩衝部材90あるいは緩衝部材91を押し込める貫通孔を設ける。緩衝部材90あるいは緩衝部材91が劣化して交換の必要がある場合には機外から緩衝部材90あるいは緩衝部材91を引っ張り出すことが可能である。
図16に示される緩衝部材92はクッションゴムあるいはクッションスポンジが金属板に固定されている緩衝部材である。図17に示される緩衝部材93はスプリングからなる緩衝部材である。図18,図19に示される緩衝部材94,95はクッションゴムあるいはクッションスポンジが金属板に固定され、両端を固定カバーあるいはスライドドアの所定箇所にネジ止め可能な緩衝部材である。図20に示される緩衝部材96はスプリング一端部に固定カバーあるいはスライドドアに固定するためのネジ止め用の金具を取り付けた構造の緩衝部材である。
図21に示される緩衝部材97は本発明の実施形態に用いられるショックアブソーバである。緩衝部材97であるショックアブソーバは固定カバーあるいはスライドドアのいずれか一方に取り付けられるように金具(図示せず)を備えている。
2,12,22,32,42,52,62,72 固定カバー
4,14,24,34,44a,44b,54,64,74 スライドドア
6,16,26,36,46a,46b,56,66,76 緩衝部材
8,18,28,38,48,58,68,78 電子機器
90,91,92,93,94,95,96,97 緩衝部材
本願の請求項1に係る発明は、加工空間である機械内部を外部から隔離する固定カバーと、該固定カバーに形成された開口部と、該開口部を開閉する一枚または複数枚からなる片開き式のスライドドアを有する工作機械のカバー構造において、前記スライドドアを閉鎖方向に移動させた際に、前記スライドドアを前記固定カバーの開口部の端面から所定距離手前で停止させ前記スライドドアの閉状態とするための制止構造部を、前記スライドドアの閉鎖方向側端面以外の該スライドドアの部位、または、前記固定カバーの前記開口部のスライドドア閉鎖側端面以外の該固定カバーの部位に備えたことを特徴とする工作機械のカバー構造である。
そして、図2,図3に示されるようにスライドドア24を閉めたとき、スライドドア24の閉鎖方向側端面と固定カバー22の開口部のスライドドア閉鎖側端面との衝突による衝撃が発生しないように、工作機械のカバー構造に制止構造部を備えるために、スライドドア24に緩衝部材26が取り付けられている。制止構造部は、スライドドア24を固定カバー22の開口部を閉鎖するように閉めたとき、緩衝部材26を受ける固定カバー22の部位あるいは固定カバー22に設けられた部材を含んで構成される。例えば、図3において、固定カバー22の開口部の側端面とスライドドア24の側端面とはL字形状、逆L字形状をなしている。制止構造部は、スライドドア24を閉鎖方向に移動させた際に、スライドドア24の閉鎖方向側端面を固定カバー22の開口部の閉鎖側端面から所定距離手前で停止させる。
図1〜図3では緩衝部材26がスライドドア24に取り付けられているが、固定カバー22の開口部のスライドドア開放側端面に取り付けてもよい。あるいは、固定カバー22の開口部のスライドドア開放方向側端面とスライドドア24の開放側端面の両方に取り付けてもよい。
そして、図5,図6に示されるようにスライドドア34を閉めたとき、スライドドア34の閉鎖方向側端面と固定カバー32の開口部のスライドドア閉鎖側端面との衝突による衝撃が発生しないように、工作機械のカバー構造に制止構造部を備えるために、スライドドア34に緩衝部材36が取り付けられている。制止構造部は、スライドドア34を固定カバー32の開口部を閉鎖するように閉めたとき、緩衝部材36を受ける固定カバー32の部位あるいは固定カバー32に設けられた部材を含んで構成される。制止構造部は、スライドドア34を閉鎖方向に移動させた際に、スライドドア34の閉鎖方向側端面を固定カバー32の開口部の閉鎖側端面から所定距離手前で停止させる。
そして、図8,図9に示されるようにスライドドア44a,44bを閉めたとき、スライドドア44aの閉鎖方向側端面と固定カバー42の開口部のスライドドア閉鎖側端面との衝突による衝撃が発生しないように、工作機械のカバー構造に制止構造部を備えるために、スライドドア44aに緩衝部材46a、スライドドア44bに緩衝部材46bが取り付けられている。制止構造部は、スライドドア44a,44bを固定カバー42の開口部を閉鎖するように閉めたとき、緩衝部材46bを受けるスライドドア44aの部位あるいはスライドドア44aに取り付けられた部材、緩衝部材46bを受ける固定カバー42の部位あるいは固定カバー42に設けられた部材を含んで構成される。制止構造部は、スライドドア44a,44bを閉鎖方向に移動させた際に、スライドドア44aの閉鎖方向側端面を固定カバー42の開口部の閉鎖側端面から所定距離手前で停止させる。緩衝部材46a,46bとしては図14,図16,図15,図17が用いられる。
そして、図11に示されるようにスライドドア54を閉めたとき、スライドドア54の閉鎖方向側端面と固定カバー52の開口部のスライドドア閉鎖側端面との衝突による衝撃が発生しないように、工作機械のカバー構造に制止構造部を備えるために、固定カバー52に緩衝部材56が取り付けられている。制止構造部はスライドドア54の移動方向(開閉方向)と交差する方向に配設される。本実施形態では、固定カバー52の開口部の上,下部の位置から立設する金具に緩衝部材56が固定されている。また、スライドドア54には緩衝部材56を受ける金具が取り付けられている。制止構造部は図10,図11に示されるように固定カバー52の開口部の少なくとも上部の位置または下部の位置に設けられる。制止構造部は、スライドドア54を固定カバー52の開口部を閉鎖するように閉めたとき、緩衝部材56を受けるスライドドア54の部位あるいはスライドドア54に設けられた部材を含んで構成される。制止構造部は、スライドドア54を閉鎖方向に移動させた際に、スライドドア54の閉鎖方向側端面を固定カバー52の開口部の閉鎖側端面から所定距離手前で停止させる。緩衝部材56としては図14,図16,図15,図17が用いられる。図10,図11では緩衝部材56が固定カバー52に取り付けられているが、スライドドア54に取り付けてもよい。あるいは、固定カバー52とスライドドア54の両方に取り付けてもよい。

Claims (5)

  1. 加工空間である機械内部を外部から隔離する固定カバーと、該固定カバーに形成された開口部と、該開口部を開閉する一枚または複数枚からなる片開き式のスライドドアを有する工作機械のカバー構造において、
    前記スライドドアを閉鎖方向に移動させた際に、前記スライドドアを前記固定カバーの開口部の端面から所定距離手前で停止させるための制止構造部を、前記スライドドアの閉鎖方向側端面以外の該スライドドアの部位、または、前記固定カバーの前記開口部のスライドドア閉鎖側端面以外の該固定カバーの部位に備えたことを特徴とする工作機械のカバー構造。
  2. 前記制止構造部を、前記スライドドアの開閉方向と交差する前記固定カバーの開口部の端部の位置、上部の位置、または下部の位置に備えたことを特徴とする請求項1に記載の工作機械のカバー構造。
  3. 前記制止構造部は、緩衝部材を含んで構成されたことを特徴とする請求項1または2のいずれか1つに記載の工作機械のカバー構造。
  4. 前記緩衝部材が前記カバー構造の外側から着脱可能であることを特徴とする請求項3に記載の工作機械のカバー構造。
  5. 前記緩衝部材は、クッションゴム、クッションスポンジ、スプリング、ショックアブソーバ、該クッションゴムあるいは該クッションスポンジあるいは該スプリングあるいは該ショックアブソーバが固定された金属板のいずれかであることを特徴とする請求項3または4のいずれか1つに記載の工作機械のカバー構造。
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