JP2013158423A - 炊飯器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】課題を解決するには、炊飯器において、本体と蓋体と内鍋と、本体又は蓋体に設けられる表示部及び操作部及び音声報知部及び制御部と、制御部が実行する炊飯制御により内鍋を加熱する加熱手段を有し、制御部は、使用者が操作部を操作して、米飯の炊き上がり状態を調整する複数のパラメーターを設定することで、米飯の炊き上がり状態を調整するモードを実行可能であり、このモードの設定中に操作部からの入力に応じて操作音を報知し、このモードにおける設定に基づき加熱手段を制御して炊飯制御を実行し、表示部には、このモードを実行中に、パラメーターの設定する際の基準となる設定領域が表示され、設定領域内には、複数のパラメーターのそれぞれの設定値を、共通の表示で示す設定表示が表示する。
【選択図】図9
Description
このような炊飯器は、それぞれの炊き上がり状態のレベルを入力する設定ボタンと、この設定ボタンへの入力に応じてレベルを表示するレベル表示部が設けられている。このレベル表示部は、「かたさ」「ねばり」「こげめ」などの状態に対応して、それぞれ個別に独立して設けられている。
そしてユーザーは、レベル表示部を確認しながら、設定ボタンを操作して、米飯が好みの炊き上がりとなるように、各状態のレベル設定をそれぞれ1つずつ行い、米飯の炊き上がり状態を決定して炊飯を開始する。
特に視力が弱い使用者の場合、複数の設定操作を繰り返すことで、現状の設定値を把握することが困難となってしまうという課題があった。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係る炊飯器の構造を示す図であり、(a)が斜視図、(b)が蓋体を開放した状態を示す斜視図である。図2は、図1のA−A断面図である。図3はこの炊飯器の駆動回路の構成図である。図4はこの炊飯器の操作部及び表示手段を示す図である。尚、図1において、蓋体上面に設けられている表示部と操作部は、概略的に示してある。
ここで本体3には、内鍋2を出し入れする開口部3aが形成され、この開口部3aを開閉するように、蓋体4が回動自在に軸支される。また、本体3の内鍋2と対向する位置には、内鍋2を電磁誘導加熱するための加熱手段5である加熱コイルが設けられている。
この温度検出手段9は、後述する制御手段6と電気的に接続されており、検出する温度によって所定の信号を出力する。
尚、温度検知手段9は、蓋体4の下面に内鍋2に対向するように設けた赤外線センサーを用いて、内鍋2内の米飯の上面の温度を直接検知するようにしてもよい。
また、この制御手段6には、温度検知手段9が出力する検知信号、タイマーで構成される計時手段10が出力する計時信号、及び、後述する操作部11が出力する操作信号が入力される。
また制御手段6は、操作部11や各種検出手段からの入力や所定のシーケンスに基づき所定の信号を出力して、後述する表示部12や音を放出する音声報知手段7(例えば、ブザー素子やスピーカー)などの各電子部品を制御する。
次に操作部11は、使用者が押圧することにより操作信号を制御手段6に出力するスイッチからなり、複数の各種スイッチが蓋体4の上面に配置されている。
本実施の形態において十字キー11iは、上下左右の各入力キーを有し、このキーを用いた入力について、複数の形態を実現することができる。ここでいう形態とは、カーソルやマークの上下左右の移動や表示する数字の切り替えを言う。
これは、十字キー11iによって操作される表示画面上に示されたカーソルやマークの移動方向が上下左右であることから、この動きに直交する方向の位置に十字キー11iが配置されることにより、カーソルやマークと十字キー11iを使用者が認識しやすく操作しやすい。
また、表示部12の真下に十字キー11iを配置すれば、左右いずれの利き手の使用者が十字キー11iを操作しても、操作する手が表示部12を覆い難く構成することができる。
図5は、炊分けモードにおけるユーザーが条件を設定する際に表示部12の画面上に表示される設定表示20を示している。この設定表示20は、米飯の炊き上がり状態の「ねばり」と「かたさ」の2つの値(パラメーター)をそれぞれの基準となる設定軸21,22を用いて設定する場合の表示である。
また、縦軸22には、「ねばり」の値(パラメーター)の基準が割り当てられ、炊き上がりの米飯の状態が、図中下側に行くに従って「しゃっきり」になり、上側に行くに従って「もちもち」となるように、3段階に区切られている。
このように、横軸21が5段階、縦軸22が3段階に区切られることで、2つのパラメーターの組合せにより、規定される15パターンの米飯の炊き上がり状態を示す炊き上がり状態設定領域23が表示画面上に表示される。
この設定マーク24は、現在設定又は選択している炊き上がり状態の位置に表示されるものであり、使用者の設定操作により変化する2つの値(パラメーター)に応じて、炊き上がり状態設定領域23内の所定の場所に表示される設定表示である。
このように、使用者の操作により設定マーク24が炊き上がり状態設定領域23内部に表示されることから、見た目上、あたかも、設定マーク24が使用者の操作によって炊き上がり状態設定領域23内を移動するように表示される。
本実施の形態の場合、左右のキーを操作することで「かたさ」を調整することができ、上下のキーを操作することで「ねばり」を調整することができる。
つまり、使用者が設定する複数のパラメーターの変化を1つの設定マーク24で示すことで、設定の際の操作性が容易になり、米飯の炊き上がり状態を容易に想像しやすい表示となっている。
また、本実施の形態では、縦軸21及び横軸22をそれぞれ所定の段階で区切っているが、米飯の炊き上がり状態の設定を縦軸21及び横軸22で規定できれば、段階的な区切りは不要である。つまり、無段階に米飯の炊き上がり状態を設定可能としてもよい。
この操作音は、設定するパラメーターごとに音の種類を異ならせたり、操作部11を構成する各キー(例えば、十字キー11iの上下左右の各キー、等)への入力ごとに、音質(高音・低音)を異ならせたりするとよい。
また、炊き上がりの米飯のねばりを設定するパラメーターの場合、よりもちもちに炊き上がるように設定する操作の時(十字キー11iの上キーを操作する場合)は、高い音質の操作音をだし、また、よりしゃっきり炊き上がるように設定する操作の時(十字キー11iの下キーを操作する場合)は、上キーを操作する場合に出す操作音の音質よりも、低い操作音を出すように構成する。
つまり、表示部12に表示されている設定マーク24が基準位置に来た場合、初期値である旨を報知する基点音を出して使用者に初期値である旨を報知するようにしてもよい。
基準位置は、例えば、「かたさ」「ねばり」の設定幅の中間位置でもよく(図9(b)の設定マーク24の位置)、また、使用者が任意に設定するものでもよい。
例えば、炊き上がりのかたさを設定している場合において、基準位置より炊き上がりがやわらかく設定されている状態から、設定マークが基準位置にきた場合は、低い音質の基点音を出す。また、基準位置より炊き上がりがかために設定されている状態から、設定マークが基準位置にきた場合は、高い音質の基点音を出す、等、設定の方向や状況に応じて音を変えるように構成されている。
また、本実施の形態の炊飯器は、炊き分けモードにおける「かたさ」「ねばり」の各パラメーターの基準となる位置である起点は、それぞれの設定可能範囲の中心となる位置に設定され、制御手段6において記憶されている(図6(b)における設定マーク24の位置)。尚、この起点は、使用者が任意に設定可能としてもよい。
この状態は炊飯開始前に表示部で表示される内容であり、設定されている時間を表示する時計表示27a、炊飯後に自動的に保温工程に移行する保温モード表示27b、音声により操作をアシストする音声モード表示27c、予想される消費電力から節電度合いを示す節電表示27d、前回炊飯時に炊分けモードを用いた場合に表示される炊分け記憶表示27e、現在選択されているお米の種類を表示する米種表示27f、が表示されている。
この状態で炊分けキー11hを操作すると、炊分けモードに移行する。
この過程において、十字キー11iの左キーを使用者が操作すると、音声報知手段7より「ピッ」という1kHzの操作音が出されると共に、図6(c)に示す表示状態となる。
図6(c)の状態は、十字キー11iの左キーを1つ押下することで、前回の炊分けの設定より炊き上がり状態がかたくなるように、「かたさ」を規定する値(パラメーター)を1段階かため方向に変更したものである。
この過程において、十字キー11iの上キーを使用者が操作すると、音声報知手段7より「ピッ」という2kHzの操作音が出されると共に、図6(d)に示す表示状態となる。
図6(d)の状態は、更に十字キー11iの上キーを1つ押下することで、図6(c)の炊きわけの設定より炊き上がり状態がもちもちになるように、「ねばり」を規定する値(パラメーター)を1段階もちもちとなる方向に変更したものである。
この過程において、十字キー11iの右キーを使用者が操作すると、音声報知手段7より「ピッ」という2kHzの操作音が出されると共に、図6(e)に示す表示状態となる。
図6(e)の状態は、更に十字キー11iの右キーを1つ押下することで、図9(d)の炊きわけの設定より炊き上がり状態よりやわらかくになるように、「かたさ」を規定する値(パラメーター)を1段階やわらかくなる方向に変更したものである。
この過程において、十字キー11iの下キーを使用者が操作すると、設定マーク24が起点に戻ることから、音声報知手段7より「ピピッ」という1kHzの起点音が出されると共に、図6(f)に示す表示状態となる。
図6(f)の状態は、更に十字キーの下キーを1つ押下することで、図6(e)の炊分けの設定より炊き上がり状態がしゃっきりとした食感になるように、「ねばり」を規定する値(パラメーター)を1段階しゃっきりとなる方向に変更したものである。
この過程において、十字キー11iの左キーを使用者が操作すると、音声報知手段7より「ピッ」という1kHzの操作音が出されると共に、図7(g)に示す表示状態となる。
図7(g)の状態は、十字キー11iの左キーを1つ押下することで、前回の炊分けの設定より炊き上がり状態がかたくなるように、「かたさ」を規定する値(パラメーター)を1段階かため方向に変更したものである。
この過程において、十字キー11iの右キーを使用者が操作すると、音声報知手段7より「ピピッ」という2kHzの起点音が出されると共に、図7(h)に示す表示状態となる。
特に、よりやわらかい設定にする操作やよりもちもちに設定する操作を行うときの操作音(2kHz)より、よりかための設定にする操作やよりしゃっきりとする設定の操作を行うときの操作音(1kHz)を低音となるように構成することで、十字キーの操作するキーと音質を対応させているので、操作音の音質で炊き上がり設定の方向性や現状の設定値を把握しやすい。
特に、起点に設定マーク24が来る際の十字キーの操作の方向に対応して、起点音の音質を高く(2kHz)したり、低く(1kHz)したりするので、十字キーでの設定操作の過程で、より炊き上がりの基準を把握しやすい。
次に、実施の形態2について図8を用い説明する。尚、実施の形態1と同一の構成については同一の符号を付し、説明を省略する。本実施の形態は、実施の形態1の2つの炊き上がり状態を設定する値である「かたさ」「ねばり」に加え、もう1つの値「焦げ目」が加わった形態である。
つまり、本実施の形態は、炊き上がり状態を設定する値(パラメーター)が、2つから3つに増えた形態となっている。
次に、所定のキー操作により、炊き上がり状態設定「焦げ目」を付ける設定にした状態を示す図8(b)を参照すると、設定マーク24bは、当初白抜きであった部分に着色することで、形態が変化して表現されている。
尚、本実施の形態において、設定マーク24の表示形態の変化を白抜きの設定マーク24の内部に着色することにより表現したが、この他の表現方法として、設定マーク24の色彩を値(パラメーター)の変化量に応じて変化させたり(例えば、「焦げ目」を表現するなら、焦げ目を強く付ける設定になるにつれて茶色が濃くなる)、設定マーク24の形状を変化させたり、設定マーク24自体を文字表記にして設定の変化に合せて表示を変化(例えば、「焦げ0」「焦げ1」「焦げ2」)させたりして表現しても良い。
次に、実施の形態3について、図9を用い説明する。尚、実施の形態1と同一の構成については同一の符号を付し、説明を省略する。
図8は、前回炊き上がり状態を設定して炊飯を行った炊飯器1において、新たに炊飯前に炊き上がり状態の設定を行っている表示部を示す図である。
この様に構成された炊飯器1は、制御手段6を構成する記憶部に記憶された前回の炊飯時の設定値と、新たな設定値を比較し、図に示すように、前回の炊き上がり状態の設定の位置に設定マーク24を位置させると、表示画面上に「前回と同じ食感で炊き上げます。」などのように表示(比較表示25)することで、使用者に対して報知を行う。
また、本実施の形態では、表示画面上に報知を表示するものであるが、音声により報知してもよい。音声により報知することにより、眼の不自由な使用者に対しても、適切に炊き上がりの状態を報知することができる。
次に、実施の形態4について、図10を用い説明する。尚、実施の形態1と同一の構成については同一の符号を付し、説明を省略する。
図10は、設定されている炊き上がり状態の設定値が、どの様な料理に適しているかを表示した状態を示す図である。
制御手段6を構成する記憶部には、各種メニュー(例えば、カレー用ご飯、丼ぶり用ご飯、すし飯、おにぎり、等)に対応して、適した炊き上がり状態となる「かたさ」や「ねばり」の設定値(パラメーター)であるメニュー設定値が複数パターン記憶されている。
つまり制御手段6は、設定されている炊き上がり状態の設定値が、どの様な料理に適しているかを判断して表示(適合調理表示26)する。
次に、実施の形態5について、図11及び図12を用い説明する。尚、他の実施の形態と同一の構成については同一の符号を付し、説明を省略する。
本実施の形態は、実施の形態1、実施の形態3及び実施の形態4を1つの表示部12に複合的に表示可能に構成したものである。また、図11及び図12は、表示部12において、図11(a)から図12(i)向かって、炊分け設定から炊飯に至る過程の一例を示した図である。
また、本実施の形態の炊飯器は、炊き分けモードにおける「かたさ」「ねばり」の各パラメーターの基準となる位置である起点は、それぞれの設定可能範囲の中心となる位置に設定されている(図11(b)における設定マーク24の位置)。
この状態は炊飯開始前に表示部で表示される内容であり、設定されている時間を表示する時計表示27a、炊飯後に自動的に保温工程に移行する保温モード表示27b、音声により操作をアシストする音声モード表示27c、予想される消費電力から節電度合いを示す節電表示27d、前回炊飯時に炊分けモードを用いた場合に表示される炊分け記憶表示27e、現在選択されているお米の種類を表示する米種表示27f、が表示されている。
この状態で炊分けキー11hを操作すると、炊分けモードに移行する。
また、この表示に加えて、「前回と同じ食感で炊き上げます。」と表示(比較表示25)することで、現在の設定マーク24の位置で炊飯した場合の炊き上がり状態が、前回の炊飯時の炊き上がり状態と同じ仕上がりになる旨を報知する。
尚、前回の炊飯時に炊分けモードで炊飯を行わなかった場合でも、前回の炊飯時の炊き上がり状態と選択中又は設定中の炊き分け状態を比較して、前回との炊き上がり状態の違い(又は炊き上がり状態が同じである旨)を報知してもよい。
この過程において、十字キー11iの左キーを使用者が操作すると、音声報知手段7より「ピッ」という1kHzの操作音が出されると共に、図11(c)に示す表示状態となる。
図11(c)の状態は、十字キー11iの左キーを1つ押下することで、前回の炊分けの設定より炊き上がり状態がかたくなるように、「かたさ」を規定する値(パラメーター)を1段階かため方向に変更したものである。
この場合のメニューに適した表示は、図11(b)の状態から「おにぎり」が消去され、「カレー」「丼ぶり」が適したメニューである旨を表示している。
この過程において、十字キー11iの上キーを使用者が操作すると、音声報知手段7より「ピッ」という2kHzの操作音が出されると共に、図11(d)に示す表示状態となる。
図11(d)の状態は、更に十字キー11iの上キーを1つ押下することで、図11(c)の炊きわけの設定より炊き上がり状態がもちもちになるように、「ねばり」を規定する値(パラメーター)を1段階もちもちとなる方向に変更したものである。
この場合のメニューに適した表示は、図11(c)の状態から「カレー」が消去され、「丼ぶり」が適したメニューである旨を表示している。
この過程において、十字キー11iの右キーを使用者が操作すると、音声報知手段7より「ピッ」という2kHzの操作音が出されると共に、図11(e)に示す表示状態となる。
図11(e)の状態は、更に十字キー11iの右キーを1つ押下することで、図9(d)の炊きわけの設定より炊き上がり状態よりやわらかくになるように、「かたさ」を規定する値(パラメーター)を1段階やわらかくなる方向に変更したものである。
この場合のメニューに適した表示は、図11(d)の状態から「おにぎり」が加えられ、「丼ぶり」と「おにぎり」が適したメニューである旨を表示している。
この過程において、十字キー11iの下キーを使用者が操作すると、設定マーク24が起点に戻ることから、音声報知手段7より「ピピッ」という1kHzの起点音が出されると共に、図11(f)に示す表示状態となる。
図11(f)の状態は、更に十字キーの下キーを1つ押下することで、図11(e)の炊分けの設定より炊き上がり状態がしゃっきりとした食感になるように、「ねばり」を規定する値(パラメーター)を1段階しゃっきりとなる方向に変更したものである。
この場合のメニューに適した表示は、図11(d)の状態から「カレー」が加えられ、「丼ぶり」と「おにぎり」と「カレー」が適したメニューである旨を表示している。
尚、このように設定されることで、前回行った炊分け設定と同じになったことから、「前回と同じ食感で炊き上げます。」と表示(比較表示25)することで、現在の設定マーク24の位置での炊き上がり状態が、前回の炊飯時の炊き上がり状態と同じ仕上がりになる旨を報知する。
この過程において、十字キー11iの左キーを使用者が操作すると、音声報知手段7より「ピッ」という1kHzの操作音が出されると共に、図12(g)に示す表示状態となる。
図12(g)の状態は、十字キー11iの左キーを1つ押下することで、前回の炊分けの設定より炊き上がり状態がかたくなるように、「かたさ」を規定する値(パラメーター)を1段階かため方向に変更したものである。
この場合のメニューに適した表示は、図11(f)の状態から「おにぎり」が消去され、「カレー」「丼ぶり」が適したメニューである旨を表示している。
この過程において、十字キー11iの右キーを使用者が操作すると、音声報知手段7より「ピピッ」という2kHzの起点音が出されると共に、図12(h)に示す表示状態となる。
更に、炊き上がり設定を行う際に、前回行った炊き上がり設定情報を比較することができるので、使用者の好みや時と場合に応じた炊き上がりを実現することができる。
特に、よりやわらかい設定にする操作やよりもちもちに設定する操作を行うときの操作音(2kHz)より、よりかための設定にする操作やよりしゃっきりとする設定の操作を行うときの操作音(1kHz)を低音となるように構成することで、十字キーの操作するキーと音質を対応させているので、操作音の音質で炊き上がり設定の方向性や現状の設定値を把握しやすい。
特に、起点に設定マーク24が来る際の十字キーの操作の方向に対応して、起点音の音質を高く(2kHz)したり、低く(1kHz)したりするので、十字キーでの設定操作の過程で、より炊き上がりの基準を把握しやすい。
7 音声報知手段、9温度検知手段、10 計時手段、11 操作部、12 表示部。
Claims (9)
- 本体と、
該本体の上部を開閉する蓋体と、
前記本体に備えられる内鍋と、
前記本体又は前記蓋体に設けられる表示部及び操作部及び音声報知部及び制御部と、
前記制御部が実行する炊飯制御により前記内鍋を加熱する加熱手段を有し、
前記制御部は、使用者が前記操作部を操作して、米飯の炊き上がり状態を調整する複数のパラメーターを設定することにより、米飯の炊き上がり状態を調整することができるモードを実行可能に構成され、該モードにおいて前記操作部からの入力に応じて前記音声報知部から操作音を報知し、該モードにおける設定に基づき前記加熱手段を制御して前記炊飯制御を実行するものであり、
前記表示部には、前記モードを実行中に、前記複数のパラメーターの設定する際の基準となる設定領域が表示され、
該設定領域内には、複数の前記パラメーターのそれぞれの設定値を、共通の表示で示す設定表示が表示されることを特徴とする炊飯器。 - 前記操作音は、前記操作部を構成する各キーへの入力ごとに音質を異ならせることを特徴とする請求項1に記載の炊飯器。
- 前記制御部は、前記各パラメーターの基準となる値を記憶する記憶部を有し、該基準となる値に前記各パラメーターの設定が一致した場合、前記音声報知部より起点音を報知することを特徴とする請求項1に記載の炊飯器。
- 前記起点音は、前記操作部を構成する各キーへの入力ごとに音質を異ならせることを特徴とする請求項3に記載の炊飯器。
- 前記設定表示は、前記パラメーターの変化に伴い、表示形態を変化して表示されることを特徴とする請求項1に記載の炊飯器。
- 前記制御部は、過去に設定した前記パラメーターの設定値を記憶する記憶部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の炊飯器。
- 前記制御部は、過去に設定した前記パラメーターの設定値と新たに設定を行った前記パラメーターの設定値を比較し、過去に設定した前記パラメーターの設定値に基づき炊飯を行った場合の米飯の炊き上がり状態と、新たに行った前記パラメーターの設定値に基づき炊飯を行った場合の米飯の炊き上がり状態との違いを報知することを特徴とする請求項6に記載の炊飯器。
- 前記制御部は、所定の調理メニューに適した米飯の炊き上がり状態を可能とする前記パラメーターの設定値であるメニュー設定値を複数パターン記憶する記憶部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の炊飯器。
- 前記制御部は、前記メニュー設定値と新たに設定を行った前記パラメーターの設定値を比較し、新たに設定を行ったパラメーターの設定値が適した調理メニューを報知することを特徴とする請求項8に記載の炊飯器。
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